おくすり110番
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成分(一般名) リファブチン
製品例 ミコブティンカプセル150mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 主に抗酸性菌用剤/その他/抗酸菌症治療薬

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 細菌を殺菌するお薬です。結核など抗酸菌症の治療に用います。
作用抗酸菌症は、抗酸菌(マイコバクテリウム)という種類の細菌が体に侵入し悪さをする病気です。抗酸菌の代表が結核菌で、ほかにもマイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症などを起こす非結核性抗酸菌が知られています。おもな病変部位は肺で、咳や痰など呼吸器症状が長引くことが多いです。一般的な抗生物質の効き目はよくなくありません。

このお薬は、そのような抗酸菌症の治療薬です。細菌の遺伝情報物質(RNA・DNA)の合成を阻害することで抗菌作用を発揮します。適応となるのは、標準薬のリファンピシンによる治療が不適当な結核症、あるいはマイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症に対してです。また、エイズの人がかかりやすい特殊な病型の播種性MAC症の発症予防のためにも使います。
特徴
  • リファマイシン系抗生物質の抗酸菌症治療薬です。エイズでない人の非結核性抗酸菌症に効能をもつ国内初の抗菌薬になります。従来品のリファンピシン(リファジン)と同一系統ですが、リファンピシンで問題となる薬物間相互作用(CYP3A4誘導)がそれほど強くなく、併用薬の制約が少ないことが利点としてあげられます。抗エイズウイルス薬との併用も可能です。略号はRBT。
  • 標準的な抗結核薬が効きにくい多剤耐性結核に対してもある程度の有効性が認められています。類似薬のリファンピシンに比べ細胞移行性が高く、リファンピシン耐性結核菌の約30%に効果が期待できます。抗結核薬としては第二線薬の位置付けで、リファンピシンが副作用や薬物間相互作用で使いにくいとき、あるいはリファンピシン耐性で十分な効果が得られない場合に第二選択されます。
  • 播種性MAC症の発症抑制においても、マクロライド系薬のクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)またはアジスロマイシン(ジスロマック)に次ぐ第二選択薬となります。
注意
【診察で】
  • アレルギーを起こしやすい人は、医師に伝えておきましょう。
  • 肝臓病など持病のある人、また、妊娠中の人は医師に伝えてください。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。

【注意する人】
  • 以前に同類薬のリファンピシン(リファジン)でアレルギーを起こしたことのある人は使用できません。
  • 重い肝臓病や腎臓病のある人は、服用量に注意するなど慎重に用いる必要があります。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

いろいろな薬と相互作用を起こしやすい性質があります。とくに併用薬の効果減弱に注意が必要です。この薬の影響で、併用薬の代謝が促進され血中濃度が低下しやすいためです。服用中の薬は必ず医師に報告しておきましょう。また、別の病院で診察を受けるときも、この薬を飲んでいることを伝えてください。

  • 抗真菌薬のボリコナゾール(ブイフェンド)との併用は禁止されています。この薬の副作用が出やすくなる一方で、ボリコナゾールの血中濃度を低下させ作用を弱めるおそれがあるためです。
  • 併用薬の効果減弱により禁止されるのが、C型慢性肝炎治療薬のグラゾプレビル(グラジナ)、エルバスビル(エレルサ)、ダクラタスビル(ダクルインザ、ジメンシー)やアスナプレビル(スンベプラ、ジメンシー)、抗血栓薬のチカグレロル(ブリリンタ)などです。
  • ほとんどの抗エイズ薬と併用可能ですが、併用するさいは服用量に配慮が必要です。プロテアーゼ阻害薬など 多くの場合は、この薬の血中濃度が上昇するので減量を要します。逆に、エトラビリン(インテレンス)のように、血中濃度が低下する飲み合わせもあります。
  • アゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)やフルコナゾール(ジフルカン)、あるいはマクロライド系抗生物質のエリスロマイシン(エリスロシン)やクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)と併用する場合は、この薬の半減を考慮します。併用により、血中濃度が上昇するためです。

【使用にあたり】
  • ふつう、1日1回だけ飲みます。服用量は症状によって違いますから、指示どおりに正しくお飲みください。
  • 結核症では複数の抗結核薬と併用する必要があります。MAC症の場合は、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)またはアジスロマイシン(ジスロマック)、それとエタンブトール(エタンブトール)といっしょに飲むことがあります。
  • 決められた期間続けることが重要です。自分だけの判断で止めてしまうと、再発したり治りにくくなります。
  • 尿や便、唾液、痰、汗、涙など体液の色が赤みがかることがあります。これは、薬の代謝物の色ですので心配いりません。
  • ソフトコンタクトレンズが変色することがありますから、事前に医師と相談してください。  

【検査】

定期的に検査をおこない、副作用をチェックするようにします。とくに血液検査と肝機能検査が重要です。
効能

【適応菌種】

本剤に感性のマイコバクテリウム属

【効能A】

結核症

【効能B】

マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症

【効能C】

HIV感染患者における播種性MAC症の発症抑制

【注意】

本剤は、リファンピシンの使用が困難な場合に使用すること。
用法

【効能A】

通常、成人はリファブチンとして150mg〜300mgを1日1回経口服用する。多剤耐性結核症にはリファブチンとして300mg〜450mgを1日1回経口服用する。

【効能BC】

通常、成人はリファブチンとして300mgを1日1回経口服用する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 飲み始めに、発疹やじん麻疹などアレルギー症状が現れたら、医師と連絡をとり適切な指示を受けてください。尿や体液の変色は、薬の色ですので心配ないでしょう。

人によっては、吐き気や嘔吐、腹痛などを起こし胃腸の調子が悪くなることがあります。ひどい腹痛や下痢が続くようでしたら、医師と連絡を取るか受診するようにしてください。

重症化することはまれですが、白血球減少や肝機能異常が現れることがあります。とくに大量服用時(300mg以上)、あるいは併用薬との相互作用で血中濃度上昇の可能性がある場合には十分な注意が必要です。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー様症状..気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 血液障害、溶血性貧血..発熱、喉の痛み、だるい、出血傾向(血豆・青あざ、歯肉出血、鼻血、血尿)、息切れ、動悸、黄疸(皮膚や白目が黄色)、むくみ、尿量減少。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 大腸炎..激しい腹痛、頻回な下痢、発熱、血液便、下血。
  • ブドウ膜炎..目の痛み、充血。

【その他】
  • 食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢
  • 発疹、かゆみ、発熱
  • 尿・便・皮膚・唾液・涙・汗の変色(橙赤色)
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye