おくすり110番
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成分(一般名) イソニアジド メタンスルホン酸ナトリウム
製品例 ネオイスコチン錠100mg、ネオイスコチン原末 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 抗結核剤/イソニアジド系/結核化学療法剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 結核菌を死滅させるお薬です。結核の治療に用います。
作用結核は、結核菌が肺など人の体のなかで増殖し、体をむしばんでいく病気です。かつては国民病とも呼ばれ、たいへん多くの人がこの病気に苦しみました。

このお薬には、結核菌を殺菌する強い作用があります。病巣内に潜んで生き残っている結核菌(persister)に対しても効果があります。菌が死滅すれば、結核の病気も治ります。結核の治療に用いるほか、感染が疑われる場合の発症予防薬とすることがあります。
特徴
  • 基本的な結核治療薬で、第一線薬の位置付けです。抗菌力が非常に強く殺菌的に作用します。一方で、この薬に抵抗力をもつ耐性菌が出現しやすいという弱点もあります。略号はINH。
  • 軽症から重症例まで、リファンピシン(RFP)など他の抗結核薬と併用して用います。また、感染リスクの高い人に対し、予防的に単独で用いることがあります。
注意
【診察で】
  • 肝臓病など持病のある人、また、妊娠中の人は医師に伝えてください。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。

【注意する人】

肝臓病など病気によっては、その病状を悪化させるおそれがあります。持病のある人は、医師に伝えておきましょう。

  • 適さないケース..重い肝臓病。
  • 注意が必要なケース..肝臓病、腎臓病、精神障害、アルコール中毒、てんかん、けいれん性の病気、血液の病気、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • いろいろな薬と相互作用を起こしやすい性質があります。たとえば、血栓の薬のワーファリン、抗けいれん薬のフェニトイン(ヒダントール、アレビアチン)、カルバマゼピン(テグレトール)、血糖降下薬のSU薬やインスリン、抗酒薬(シアナマイド)・・これらの薬の作用や副作用を強める可能性があります。逆に、免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)や抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)、パーキンソン病治療薬のレボドパ製剤の作用を弱めてしまうかもしれません。服用中の薬は、必ず医師に報告しておきましょう。また、別の病院で診察を受けるときも、この薬を飲んでいることを伝えてください。
  • アルコールは病気の治りを悪くしますし、肝臓や神経の副作用を起こしやすくします。飲酒は、できるだけ控えましょう。
  • チーズ、赤ワイン、ビール、レバーなどチラミン含有食品は控えめにしましょう。たくさん食べると、血圧が上がったり動悸を起こすおそれがあります。この薬の影響で、チラミンの分解が悪くなるためです。
  • マグロやカツオなどヒスチジンを多く含有する魚類にも注意が必要です。まれなケースですが、頭痛や吐き気など魚の中毒症状がみられたという報告があります。

【使用にあたり】
  • 症状や治療方針によって、飲む量や飲み方が違います。指示どおりに正しくお飲みください。
  • 指示された期間続けることが重要です。ふつう、半年〜1年ほどですが、場合によってはもう少し長くなります。自分だけの判断で止めてしまうと、再発したり治りにくくなります。

【検査】

必要な検査を受けて、副作用や効果をチェックするようにしましょう。とくに肝機能検査が重要です。

【その他】
  • 副作用の予防にヒダミン剤(V.B6)と併用することがあります。
  • めまいやフラフラ感がするかもしれません。車の運転や高所での危険な作業には十分注意しましょう。

【備考】
  • 結核は昔と比べればずっと少ないです。けれど、ときどきはあります。とくに、学校や老人ホームでの集団感染、あるいは病院での院内感染が目立ちます。若い人では結核菌に対する免疫が弱いこと、またお年寄りでは免疫力の低下にともない体の中に潜んでいた結核菌が再増殖することが要因とされます。
  • 結核の治療では、3〜4種類の薬を併用します。いっしょに飲むことで治療効果を高め、耐性出現を防ぐことができます。基本的な組み合わせは、イソニアジド(この薬)とリファンピシンです。これに、ピラジナミドやエタンブトール、ストマイ(注射)などを加えて更に補強します。
効能

【適応菌種】

本剤に感性の結核菌

【適応症】

肺結核、その他の結核症
用法 通常成人は、イソニアジドメタンスルホン酸ナトリウムとして1日量0.4〜1.0g(8〜20mg/kg)[4〜10錠]を1〜3回に分けて毎日または週2日経口服用する。必要な場合には、1日量1.5g[15錠]まで増量してもよい。年齢、症状により適宜増減する。なお、他の抗結核薬と併用することが望ましい。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 体質により、末梢神経炎や視神経炎など神経系に悪い影響をすることがあります。手足のしびれ、筋力低下、視力低下などの症状に注意し、もし異常を感じたなら、すぐ医師に連絡してください。

そのほか、肝臓が悪くなることがあります。とくに他の抗結核薬と併用しているときや、酒量の多い人、また高齢の人など注意が必要です。重症化することはまれですが、定期的に肝機能検査を受けるようにしてください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 末梢神経炎..手足のしびれ、感覚が鈍い、灼熱感、ピリピリ痛む、力が入らない。
  • 視神経炎..視力低下、見えにくい。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • けいれん..めまい、頭痛、ふるえ、手足のしびれ感、筋肉のぴくつき、意識低下、全身けいれん。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 遅発性の重い過敏症状..発疹、発熱、だるい、吐き気、リンパ節の腫れ、皮膚や白目が黄色くなる。
  • SLE様症状..筋肉や関節が痛む、体や顔が赤くなる、赤い斑点ができる、発熱、手足や首の付け根のリンパ節が腫れる。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。

【その他】
  • 食欲不振、吐き気
  • 発疹、発熱
  • 頭痛、めまい、けん怠感
  • 出血傾向(血痰、鼻血、眼底出血)
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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