おくすり110番
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成分(一般名) バラシクロビル塩酸塩
製品例 バルトレックス錠500、バルトレックス顆粒50% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 抗ウイルス剤/アシクロビル系/抗ウイルス化学療法剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 ヘルペスウイルスの増殖をおさえるお薬です。単純疱疹や帯状疱疹、性器ヘルペス、水痘(水ぼうそう)の治療に用います。
作用

【働き】

ウイルスは、細菌とは別の微生物です。細菌より小さく、他の生物の細胞内で増殖します。このうち、ヘルペスウイルスの仲間は、皮膚や粘膜に水ぶくれを作るのが特徴的です。単純ヘルペスウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルスがその代表です。単純疱疹や帯状疱疹は、そのウイルスが皮膚や粘膜で暴れたし、水ぶくれや発赤を生じ、ピリピリと痛む病気です。

このお薬は、そのような悪さをするヘルペスウイルスに効く抗ウイルス薬です。この種のウイルスが原因の単純疱疹や帯状疱疹、性器ヘルペス、水痘(水ぼうそう)などの治療に用います。ヘルペスウイルスの増殖をおさえますので、ウイルスの少ない発症初期に用いると効果的です。初期治療により 病状の悪化がおさえられ、治癒が早まります。

【薬理】

ウイルス感染細胞内で活性化し、ウイルスDNA鎖の伸長を停止、ウイルスDNAの複製を阻害します。

【臨床試験】

同類薬のアシクロビルにおいて、帯状疱疹の患者さんを対象にしたプラセボ(にせ薬)との比較試験がおこなわれています。半年後に痛みが残っている人の割合は、アシクロビルで治療していた場合、約半数に減ることが示されています。
特徴
  • アシクロビル(ゾビラックス)のプロドラッグです。すなわち、体内で抗ウイルス作用を持つアシクロビルに変換されて効果を発揮します。
  • 吸収効率がよく、1日1〜3回の服用で済みます(アシクロビルは1日5回)。第2世代抗ウィルス薬とされます。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。
  • 妊娠中や、その可能性のある人は申し出てください。

【注意する人】

腎臓の悪い人や高齢の人は、薬の排泄が遅れがちです。投与間隔を延長するなど慎重に用いるようにします。

  • 注意が必要なケース..腎臓病、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

薬の飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。痛風の薬のプロベネシド(ベネシッド)、胃の薬のシメチジン(タガメット)、免疫抑制薬のモフェチル(セルセプト)、喘息の薬のテオフィリン(テオドール)などとの併用に注意します。

【使用にあたり】
  • 診察後、すぐに服用を開始してください。早期服用により、よい効果を発揮します。
  • 5日間くらい飲んでも、症状が少しもよくならないときは、医師と相談してみてください。
  • 指示された期間続けてください。症状によっては、少し長めになります。途中でやめると、治りが遅れたり、再燃するおそれがあります。
  • 性器ヘルペスの再発抑制療法では、長期の予防服用になります。この場合、パートナーへの感染抑制効果も期待できますが、完全ではありません。コンドームの使用等が推奨されています。
  • とくに高齢の人は、水分を適切にとるようにしましょう。

【食生活】

車の運転をふくめ危険をともなう機械の操作、高所での作業のさいは十分に注意してください。多くはありませんが、まれに精神変調や意識障害を起こすことがあるためです。とくに高齢の人や腎臓病のある人は、自動車運転の可否について医師とよく相談してください。

【備考】

子供の水痘(水ぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。治癒後、このウイルスは、体の中に静かに潜んでいます。ところが、年齢をかさねて体の抵抗力が弱ってくると、再び増えだし帯状疱疹を引き起こすことがあります。

一方、口唇ヘルペスや性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスによるものです。口唇ヘルペスは、カゼなどで体調の悪いときによくでてきます。ごくまれですが、単純ヘルペスウイルスは角膜炎や脳炎を起こすことがあります。

治療薬には、飲み薬のほか塗り薬や注射薬があります。症状によって、それらを使い分けします。帯状疱疹や水痘、性器ヘルペスには飲み薬を、唇にできる口唇ヘルペスには軟膏が使われます。ヘルペス角膜炎には、専用の眼軟膏があります。ヘルペス脳炎など重症例では、点滴による治療が必要です。
効能
  • 単純疱疹
  • 帯状疱疹
  • 性器ヘルペスの再発抑制
  • 水痘
用法
  • 単純疱疹..通常、成人はバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口服用する。
  • 帯状疱疹..通常、成人はバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回服用する。
  • 性器ヘルペスの再発抑制..通常、成人はバラシクロビルとして1回500mgを1日1回経口服用する。なお、HIV感染症の成人(CD4リンパ球数100/mm3以上)にはバラシクロビルとして1回500mgを1日2回経口服用する。
  • 水痘..通常、成人および体重40kg以上の小児はバラシクロビルとして1回1000mgを1日3回経口服用する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用は少ないほうです。あるとすれば、下痢や吐き気などの胃腸症状、発疹などの皮膚症状、めまいや眠気、頭痛などです。

ただし、過量になると、意識障害や精神変調を起こしやすくなります。とくに、もともと腎臓の働きが落ちている人や高齢の人など十分な注意が必要です。

重い副作用は頻度的にほとんどありませんが、腎障害や意識障害など、以下のような症状に念のため注意してください。万一、重い症状が現れた場合は、すぐに受診するか医師と連絡を取るようにしましょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 急性腎不全..だるい、吐き気、むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない。
  • 重い精神神経症状..妄想、もうろう状態、混乱・興奮状態、けいれん、意識がうすれる。
  • アナフィラキシー様症状..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、息苦しい(ゼーゼー)。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や歯肉出血など出血傾向。
  • 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)..発疹・発赤、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 呼吸抑制..呼吸が弱い、息苦しい
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 膵炎..上腹部〜背中の強い痛み、吐き気、吐く。

【その他】
  • 下痢、軟便、吐き気、腹痛
  • めまい、ふらつき、眠気、頭痛
  • 発疹、かゆみ
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye