おくすり110番
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成分(一般名) ミコナゾール
製品例 フロリードゲル経口用2% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他の化学療法剤/その他(抗真菌剤)/口腔・食道カンジダ症治療剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 真菌(カビ)を殺菌するお薬です。カンジダという真菌が原因の病気に用います。
作用カビの仲間を専門的に“真菌”といいます。カンジダは人の体に住み着く代表的な真菌です。唾液の分泌低下や体の抵抗力が落ちている人では、口内や食道でカンジダが異常増殖することがあります。

このお薬は、カンジダに効く抗真菌薬です。真菌の細胞膜の生合成を阻害して殺菌する作用があります。口腔カンジダ症や食道カンジダ症の治療に用います。
特徴
  • アゾール系抗真菌薬です。薬に抵抗力をもつ耐性菌の出現が少ないとされます。
  • 飲んでも、肝臓ですぐに代謝され、体内にほとんど残りません。そのため、口内や消化管以外の真菌症には同成分の注射薬が用いられます。
  • 他の薬と相互作用を起こしやすいのが欠点です。
注意
【診察で】
  • 妊娠中、またその予定のある人は医師に話しておきましょう。
  • 飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。飲み合わせによっては、薬の作用に悪い影響をしたり、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、忘れずに報告しておきましょう。また、別の病院で診察を受けるときも、この薬を飲んでいることを伝えてください。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

さまざまな薬の分解をじゃまする性質があります。そのため、併用薬の血中濃度が上昇し副作用がでやすくなります。服用中の薬は、忘れずに報告しておきましょう。また、別の病院で診察を受けるときも、この薬を飲んでいることを伝えてください。

  • ワルファリン(ワーファリン)による抗凝固療法をおこなっている場合は、この薬を飲まないでください。いっしょに飲むと出血を起こしやすくなり危険です。ほかにも禁止されている薬剤があります。睡眠薬のトリアゾラム(ハルシオン)、コレステロール低下薬のシンバスタチン(リポバス)やロミタピド(ジャクスタピッド)、安定薬のピモジド(オーラップ)やブロナンセリン(ロナセン)、ルラシドン(ラツーダ)、抗不整脈薬のキニジン、高血圧の薬のアゼルニジピン(カルブロック、レザルタス)やニソルジピン(バイミカード)、頭痛薬のエルゴタミン系薬剤(クリアミン)、抗血栓薬れのリバーロキサバン(イグザレルト)、C型慢性肝炎治療薬のアスナプレビル(スンベプラ、ジメンシー)などです。併用により、これらの血中濃度が上昇し重篤な副作用が発現するおそれがあります。
  • 禁止ではありませんが、同様の理由で注意が必要なのが血糖降下薬(SU薬)のグリベンクラミド(オイグルコン、ダオニール)やグリクラジド(グリミクロン)などです。併用する場合は、効きすぎによる低血糖に十分注意しなければなりません。ほかにも、高血圧の薬のカルシウム拮抗薬、免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)やタクロリムス(プログラフ)、抗がん薬のイマチニブ(グリベック)など注意を要する薬がいろいろとあります。併用により、これらの血中濃度を上昇するおそれがあります。

【使用にあたり】
  • 決められた用法を守ってください。使用前によくうがいをして、口内を清潔にしておきましょう。できるだけ長く患部に薬を接触させることが治療効果を上げるコツです。
  • 使用後1時間くらいは、うがいや歯磨き、また飲食を避けてください。
  • 飲み込みが弱っている人、小さな子供、高齢の人、喘息のある人や咳の多い人は、誤嚥に注意してください。のざえて肺に吸い込まないようにしましょう。
  • 指示された期間きちんと続けましょう。使用期間は原則14日間です。
効能 カンジダ属による次の感染症。
  • 口腔カンジダ症
  • 食道カンジダ症
用法
  • 口腔カンジダ症..通常、成人はミコナゾールとして1日200〜400mg(ミコナゾールゲル10〜20g)を4回(毎食後及び就寝前)に分け、口腔内にまんべんなく塗布する。なお、病巣が広範囲に存在する場合には、口腔内にできるだけ長く含んだ後、嚥下する。
  • 食道カンジダ症..通常、成人はミコナゾールとして1日200〜400mg(ミコナゾールゲル10〜20g)を4回(毎食後及び就寝前)に分け、口腔内に含んだ後、少量ずつ嚥下する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 体内にほとんど吸収されないので、副作用は少ないです。人によっては、吐き気や食欲不振などの胃腸症状がみられます。もし、発疹がでたときは、いったん中止し医師に連絡してください。

  • 吐き気、食欲不振
  • 口内の違和感・痛み、味覚異常
  • 肝機能値の異常
  • 発疹
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye