四辻分教会長夫人   松尾豊子

 日々教会生活を歩ませて頂く中に、喜ばしい時は、「余れば返す」と仰せ下さるの
で、そのことを素直に喜ばせて頂き、その反対に喜べぬ事が起きて着た時には、「足
らねば貰う」と仰せ下さるように、伏せ込みの心で先の楽しみと心に浮かべ、たんの
うさせて頂いて「八方ふさがりでも、天が開いている」事を望みとして「平均勘定
ちゃんと付く」のお言葉を信じて、今日まで結構にお連れ通り頂いてまいりました。
 旬のお声に充分添わせて頂けるような働きが出来ぬ乍ら、数えてみればやはり喜び
の姿をたくさん頂戴しているように思えてなりません。この様な通り方の私にでも親
神様・教祖は、いつも大きな親心でお見守り下さり、私の後押しをして下さっている
事を、強く感じさせて頂いる昨今です。
 充分な丹精の行き届かない信者さん達にも又、遠く異国の地アルゼンチンで頑張っ
ている聖子ちゃんにも、励み心が届くようますます喜び勇んで前進したいと思いま
す。 
 「善い事をすれば善い理が回る、悪しきは悪しきの理が回る。善い事も切りが無け
ねば、悪しき事も切りが無い。・・・・・。
 ・・・理は見えねど、皆帳面に付けてあるも同じ事、月々年々余れば返やす、足ら
ねば貰う。平均勘定はちゃんと付く。                   (おさしづより)