立教百六十三年の新春を迎え、おめでとうございます。二000年の新しい年を恙なく大きな希望をもって歩みだされた事と心よりお慶び申し上げます。 私達は新しい真柱様をお迎えし諭達第一号のご発布と共に、その精神を受けて一手一つに世界たすけに邁進させて頂くよう昨年は、ようぼく躍進地方講習会が行われ、一人ひとりが心も新たに御教を素直に実行し誠真実の心を尽し切ってつとめさせて頂こうとお誓いさせて頂きました。本年はその活動の年として親の思いを自覚し、いよいよ世界たすけに真実を伏せ込み勇躍前進して行かねばならない大切な旬であります。おやさまが、お待ち望み下されている陽気ぐらし世界の建設に向って、私達よふぼくは、今この時につとめさせて頂ける身の幸せを思い親神様の御守護への感謝と親心の有難さを深く心に治め誠真実でもって御恩報じの道に慎みとたすけ合いの心で日々を歩ませていただきたいと思います。尚、平安西分教会は、明治三十六年設立名称のお許しを戴いて、年限の理を重ねて今年で九十七歳となり、あと三ヶ年にて(立教百六十六年)創立百周年の記念すべき慶びの旬を迎えることとなりました。初代先人達が堅い決心と誠真実の心で道を通られた苦労の道があってこそ、今日の結構な姿を御守護戴いている。大きな親心と数々の御守護の喜びを忘れる事なく、今この旬にあって私達はお互いの心の絆を深め、心を揃えて記念祭に向けて各教会の進展と内容充実の上に努力を重ね、心の成人を目指して親の道に一層の光が出るように、私達一手一つに真実の道を勇んで勤めさせていただきましょう。