素直な心で喜びの日々を            京四條分教会委員部長 大下八千代  

私は、心臓弁膜症という病気を持ちながら今日までたいした病気もなくおつれ通り頂
いて来ましたが、昨年一月、入院という節をお見せ頂きました。「おせち」の頃より
体調が悪く風位に思い無理をしたのが悪かったのでしょうか、だるさで寝込んでしま
いました。検査の結果は「A型肝炎」でした。会長も三年程前より身上を頂いてお
り、ずいぶんご守護を頂いていたとはいえ、一人残してという心配と、自分の病気の
ことで大変不安でしたが、お見舞いに来て下さる方々の「おさづけ」と優しい言葉に
励まされ前向きな気持ちにならせて頂きました。病院内には痛み苦しんでいる人、検
査結果に怯える人、又、辛い治療を受けている人と色々な方がおられますが、薬も点
滴もなく、ただひたすら安静にしていれば必ず治ると言われた自分の身上を本当に有
難く親神様にお礼申し上げました。
朝夕のおつとめ、又、月次祭日にはベッドの上ではありましたが、十二下りをつとめ
させて頂き、色々と思案させて頂きました。
 以前、ひのきしんに対しての人の姿勢にずっと不満を持っていた私は、ある時、些
細な事から爆発し、その時言われた言葉に開き直ったような気持ちで「人に言われた
くないからしている!」というような高慢な心で通っていた事、そして、一生懸命の
あまり、させて頂けるという喜びと謙虚な気持ちが薄れ、不足の多かった事を反省
し、元気な身体と上級教会の近くに置いて頂いている事を有難く思い、少しでも奥様
の使い易い委員部長にならせて頂こうと思わせて頂きました。
 日々親神様のご守護を信じ、与えられた姿を良い事も悪い事も全て受けさせて頂く
という素直な心で、そして、皆様と一手一つに心を合わさせて頂き、日々を勇んでつ
とめさせて頂きたいと思います。