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3台目のデジカメ P1
2001年04月20日 作成
2001年04月22日 改訂

3代目のデジカメ SONYのP1を購入 (2001年04月20日)

初代の カシオ、 2代目のシャープに続いて3代目のデジカメを購入しました。 今回はSONYのサイバーショット『P1』と言う機種です。 FUJIの『Finepix4500』にしようか、SONYにしようかと、ずいぶん迷いました。 価格面ではFUJIの方が有利です。 しかし、私が最も気にしている点は光学式ズーム(末尾参照)です。 FUJIは固定焦点、SONYは光学3倍ズームです。 2割ほど価格が高いのですが光学ズームを選びました。


←正面

上からみると
こんな感じ。
 ↓

←裏側

購入理由その1 色の再現性

左右の画像のを比較してください
ビデオ(PC-1)で撮影

デジカメ(P1)で撮影

2つの画像のの違いがおわかり頂けますか? この2つの画像はどちらも640×480の解像度で撮影して320ドットへ縮小した結果です。 ビデオは画像全体がくすんでいるのに対して、デジカメは色が鮮やかに表現されています。

購入理由その2 解像度

上の写真の手前の部分
右の写真の緑の○です
を拡大してみると下の
ようになります。
ビデオ(640×480)で撮影

デジカメ(2048×1536)で撮影


違いがおわかり頂けますか?
パソコンの画面では、違いはわかり難いかもしれません。

でも、印刷すると、この違いは歴然。ビデオは名刺サイズ以下の印刷にしか耐えません。画像の解像度が低いため、拡大するとボケます。印刷すると違いがわかります。

印刷可能な
サイズの目安
(人によって異なります)
ビデオは、名刺サイズより小さな物。
100万画素で写真のサービスサイズ程度。
200万画素以上でA4サイズ程度

印刷の仕上がりは、人によって感じ方が大きく異なります。 カメラを買う前に、インターネットや CD-ROM などで画像データを入手して、 実際に自分のプリンタで打ち出して感触を掴んでください。 仕上がりは、プリンタの性能や、使い方などによって、大きく左右されます。

購入のポイント 目的に合わせて買いましょう。
サイズ 私は、旅先や、普段出歩くときに持ち歩いてスナップ撮影したい。 とにかく小さくてズーム付きの製品を選びました。 一方、高性能のカメラを求めたい人には『P1』は小さすぎます。 『P1』は超小型にしたためにレンズ口径が小さくなっています。 ズームの速度やピント合わせなどに甘さがあると聞いています。 もう少し大きくて性能のいいカメラが沢山あります。
電池 『P1』は専用バッテリーを使います。この電池が大変高価です。 定価7500円(実売6000円)もするのです。実際に使うとわかるはずですが、電池の予備はどうしても欲しくなります。撮りたいときに電池切れで悔しい思いをすると予備電池が必須だと思うはず。
私は、たまたまSONYのPC-1というビデオカメラを使っています。この電池と『P1』の電池が同じなので私には都合が良いのです。もしそうでない方にはお薦めできません。複数の種類の電池を持ち歩くのは大変不便です。充電器も別々だからです。逆に私の場合はビデオと同じ電池なので、とても便利なのです。
メモリ 『P1』はメモリスティックを使います。SONY以外のメーカーはスマートカードと言うメモリを使っています。メモリスティックはスマートカードより15%ほど割高です。旅に出る際は何個かのメモリが必要となるはず、メモリは32メガで5000円前後です。2〜3個買うごとに2000円ほどの価格差が出ます。
光学式
ズーム
解像度を左右するのはCCDの画素数です。ズームにはデジタルズームと光学式のズームがあります。デジタルズームはCCDの画素数を有効に利用できないためズーム撮影した画像の解像度が落ちます。1代目、2代目ともにズームはありませんでした。そのためにビデオを購入したのです。SONYのビデオPC-1には10倍の光学式ズームがあるからです。ズームさえ備えていれば130万画素で十分だと思います。
以上を総括すると、小型で130万画素、光学ズームの商品があれば私はOKなのです。
Canon 小さいと言う点では『IXY』が良いのです。
しかし、電池が特殊なのでダメ。
FUJI 『FinePix4500』も小型で電池の単3でOKなのです。
ところが光学ズームでないからダメ。
SONY P30は電池(単3)、画素(130万画素)ともにOKです。
ところが、ほんのわずかだけど大きい。
レンズ部分にほんの少しだけど出っ張りがあるのでダメ。
といった具合で消去していったら、最後に『P1』だけが残りました。 『P1』は画素数が私の望む物より高画素数となっている分値段が高くなってしまいました。 SONYのP30(130万画素)なら実売価格も3万円前後(もっと安いかも?)と安価だと思います。

みなさんの目的は、私と違うはず。 『P1』はちょっと撮りたいだけの人には高すぎます。 ちょっと撮るには130万画素(2万円前後)のカメラで十分です。 100万画素クラスのデジカメは、ビデオより3倍も解像度が高いのです。

みなさん、私の真似をして買わないように、賢い消費者になってくださいね〜。

アクシデント発生 1時間で壊れた。  なんなんだぁ?

購入したのは JR南武線の武蔵溝ノ口に新たにオープンした
ベスト電機(九州出身)と言う大型の電気店です。
価格は 税込みで7万円ジャスト。(6万6667円+消費税3333円)
実質6万円ジャストです。(10%のポイント還元がある)
なお、定価は9万9800円(約10万円)です。

金曜日の夜、9時頃自宅に到着、部屋の中をテスト撮影していたら、1時間ほどで液晶モニタが壊れました。

他には問題なく、撮影、パソコンへの転送などは出来ます。 バックライトのオン、オフは出来ますが、肝心の表示ドライバへ信号が来ていないらしく、 な〜んにも表示されません。液晶は全面が暗いだけ〜

土曜日の朝もダメ、そこでベスト電機へ電話したら、店で確認後、初期不良なら交換します。との事。

土曜日の午後2時、電気屋さんへ出かける前に動作確認のため電源を入れたら、 なんの問題もなく液晶に表示が出ます。 これにはビックリ、しばらく様子をみましたが、問題はありません。 そこで電気屋さんへ電話して、直った、といったら電気屋さんも怪訝(けげん)そうな声です。 そりゃそうでしょう、当の私がチンプンカンプンなんですから。

いずれにしても、問題なさそうなので、このまま様子をみることにしました。

SONY製品はいくつも持っていますが、アフターサービスには定評があります。 今回発生した問題は現象から内部ロジックの問題と推測出来ます。 この問題が再発すれば、おそらくSONYはキチンと対応してくれると思います。 でも、液晶表示が出なくなることがありそうだ、と言う不安は残りますけど、、

私が確認したい事は、パソコンに接続中、内蔵電池を抜いてください、と言う注意書きがある点です。 今回のトラブルは内蔵電池を入れたままパソコンに接続していて起きました。 電池を入れたままパソコンに接続すると発生する、と言う事であれば実用上問題ありません。 そのうちに、このトラブルが再現するのかどうかを試してみたいと思います。

使ってみて

ACアダプタの比較です。
右は『P1』本体、中央が付属のACアダプタ、左がビデオのACアダプタです。

付属のACアダプタは充電時間が2〜3時間、となっています。 充電器の性能はビデオよりやや劣るのに、形が大きいですよね。 しかもビデオの充電器は急速充電が可能ですが『P1』のアダプタはやや時間が掛かります。 原因はアダプタで本体を動作させた時に、カメラ本体へ及ぼすノイズを減らすためであろうと推測されます。

本体をここまで小さくしたのだから充電器も小さくした方が便利でしょう。 さらに、ビデオの充電器は全てのケーブルを抜いて持ち運びが便利なように工夫されているのに対して 『P1』のアダプタはカメラ側のケーブルを外すことが出来ないので持ち運ぶ際には不便だと思います。

ただし、私はビデオの電池を利用するので『P1』付属の充電器は使いません。 ですから実質的には問題ありません。

ケース

純正のケースは2種類あり、それぞれ3000円、5000円ほどします。 私は腰につけるウオークマンのケース(1200円)を使ってズボンのベルトにつけています。 また、外出する際、肩に掛けて持ち歩きたいので 100円ショップからショルダータイプのカメラ用ポシェットを買ってきました。 まだ使っていませんが、純正のケースより使い勝手が良さそうです。

メモリ

付属品のメモリスティックは8MByteしかありません。 これは単に撮れるかどうかをテストするために付属している最低の物です。 これだと、2048モードでは5枚ほどしか撮れず、使い物になりません。 そこで64Mのスティックを購入しました。(価格1万円)
ホントは 128M程度の物を欲しいのですが、2万円は高すぎ。 今年の夏以降、価格が下落する事がわかっています。 もう少し価格が下がってから買い足すことにします。
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