最終日、きょうは帰るだけです。実は、最終日は大失敗。
なんと朝、誰かが起こしに来たのです。
なんで?と思ったら『出発時間を過ぎています』との事、時計が止まっていました。大急ぎで荷物をまとめてチェックアウト。目覚めて10分後にはホテルを出ていました。でも他の方を15分ほど待たせたようです。ゴメンナサ〜イ。
朝のトロントへ向かう道路は通勤で渋滞するので早めに出る、と聞いていました。空港到着は定刻2時間前の予定です。アッシの寝坊で飛行機に間に合わない、なぁんて事になったら大変です。
気まずい思いをしながら小型のバンに乗りこみ、おとなしくしていました。どうやらひどい渋滞もなく、かなり早めに空港へ到着、無事帰国できそうです。やれやれ一安心しです。
空港でおみやげにチョコレートを買い込みました。税関で、大きな荷物のおばさんの後ろに並んだのが失敗。このおばさんで引っかかって、ちっとも進みません。ようやく私の番になったら税関のお姉さんが『ずいぶんチョコレートを買ったね?』と声を掛けてくれました。日本人のあたしゃ、それだけ言われて、あっさり通過。
シカゴで日本行きの飛行機に乗り換え、隣の席には女子大生が乗り込んできました。アメリカで2年間留学してコンピュータの勉強をしたそうな。そこでいくつか質問して見ました。
私 『どんな言語を習ったの?』
彼女『英語ですけど?』
私 『へっ? C言語とか、COBOLとか、、』
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私 『E-mailはどう?』
彼女『やったことはありますけど、、』
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この会話で、彼女はコンピュータの言語の事がま〜ったく分かっていない、と言う事が分かりました。つまりコンピュータの勉強をしたことがないらしい。と言うことが分かります。
いったい何を習ったの?とたずねると、Windowsって分かります?との事、、アメリカでWindowsを習ってきたらしい。
しばらく会話して分かったことは、EXELの基礎は分かるらしい。2年間のアメリカ留学で習ったのは、EXELの基礎だけ? あたしゃ、びっくりしてしまいました。EXELが分かれば日本で良い仕事を探す事が出来ますか?と言うのです。EXELって、職場では誰でも使えるけど、、と言うと、彼女はキョトンとしていました。
シカゴから成田までの9時間の旅は、こんな感じで、ほとんど通じない会話が続いて、旅の疲れがどっとでそうでした。あの子は、その後、ちゃんと就職できたのだろうか? 新潟ではそれなりのおうちのお子さんかと思うので、どこかの会社の社長秘書にでもなっているんでしょうが、、