蒼く 蒼く
そして 蒼く

深緑色の小瓶の中に
写った映像は
確かに僕の深層に眠る
ビリビリ震える そんな姿で

幾重にも重なり合った
一枚一枚のネガフィルムは
その度に感じた現在で

僕はただ
蒼く 蒼く
そして 蒼く

衝撃にも似た感覚を
ただ 受身に成って
総ベてを受け入れようとする純真な姿で
その時を
その一瞬をまっています