航海

僕は
ある船に乗って
遠い国へと航海に出かけます

ひたすらに青い海と
ひたすらに青い空に囲まれて

僕を包む風は
んと心地よいのでしょう

白い港に向かって
晴れたる街に向かって
僕は
船を進めています

優しく包まれていた僕は
やはり この絵を求めていたのでしょう

遠い昔
やはり
一人の少年でした