詩(うた)

僕が詩を語り始めたのは
いつ頃からだったろうか

照れ性だった僕の心に
突然与えられた一筋の輝き

僕はその真白なる空間を
縦横無尽に飛び回り

拳をぶつけ
頭をぶつけ
心をぶつけて
散らばった傷ついた言葉を拾って
不器用な手で織っていきます

そこには
僕にも知らない
僕の姿があるのです