夏が巡って
夏を想う

四角い小屋を
雨が静かに打って


あの歌が
この部屋に満ちている

いくつかの試みは
もう無駄になったのだという思いと
少しの希望と
罪悪感と

その声を追ってはならない
その笑顔を曇らすということ

四角い小屋を
雨が静かに打って


あの歌が
この部屋に満ちている