昔の想いで宮交日産ディーゼル大型車編
現在は見ることのできない引退した車両の現役時代の姿を紹介いたします.
こちらでは日産ディーゼル大型車の車両をご紹介いたします.

更新内容
U-UA510LAN(1991年)の画像をUPしました.


形式 4R104
導入年 1967
車番 宮2く2639
所属 --
画像提供:羽田 貞浩様
(ありがとうございます)
北村ボディの日産デ車です.2灯式のライトや速度表示灯などを見ることができます.中扉は増設となっています.所属は不明ですが,元は宮城バスの車両でした.
仙台駅前にて
形式 4RA95
導入年 1970
車番 425
所属 仙台
画像提供:金子 賢樹様
(ありがとうございます)
こちらは山形で貸切に使用された後,路線に転用された車両です.中ドアと側面方向幕が増設されています.このような路線車が多数登場したのが当時の特徴でした.
形式 4R106
導入年 1969
車番 宮2く2712
所属 --
画像提供:羽田 貞浩様
(ありがとうございます)
北村ボディの日産デ車です.所属の方は不明です.元は宮城バスの車両で,同形式で3台ほどが在籍していたようです.こちらの車両も中扉増設車です.宮城バスではこのような北村ボディ車を継続的に数台ずつ導入していたようです.
形式 4R106
導入年 1973
車番 663
所属 吉岡
画像提供:羽田 貞浩様
(ありがとうございます)
北村ボディの日産デ車です.中扉は増設となっています.年式と登録番号から中古か再登録のような感じもしますが,詳細は不明です.
富谷(営)にて
形式 K-U31L
製造年 1981
導入年 1989
車番 5210
所属 富谷
画像提供:長谷川 東様
(ありがとうございます)
富士重3Eボディー時代のUD車です.これは西武バスからの転属車ですが,自社発注車も含めて既に3Eボディーは見ることができなくなっています.
富谷(営)にて
形式 K-U31L
製造年 1982
導入年 1989
車番 5445
所属 富谷
画像提供:佐々木 慶治様
(ありがとうございます)
こちらも神奈川中央交通から来た車両です.方向幕は横長だったものをさらに幅を狭めて使用しています.ライトベゼルをはじめとする各所に担当者の方の思い入れが伝わる車両となっています.また,方向幕もこの車両が活躍していた頃には掲出されなかったものです.1998年に廃車となっています.
川内回転場にて
形式 K-U31L
導入年 1983
車番 2179
所属 仙台
最後まで仙台市内に顔を見せたリベットボディー車です.こちらは下の2180とは異なり,現行塗装です.1999年に廃車となりました.
村田(営)にて
形式 K-U31L
導入年 1983
車番 2180
所属 村田
 この車両は現行塗装となる前の試験塗装で赤帯が1本多いのが特徴です.現在はみることができなくなっています.
長町南車庫にて
形式 P-U32K
製造年 1984
導入年 1991
車番 5801
所属 仙台
西武バスからの転入車です.ヘッドライト周りが西武バス時代の"パンダ"となっている車両はごくわずかでした.
富谷(営)にて
形式 P-U32L
導入年 1986
車番 2840
所属 富谷
西武バスからの転入車が圧倒的多数を占めているU32Lですが,わずかながら自社発注車が在籍していました,珍しく角目ヘッドライトとなっています.配置は全車仙台圏となっていましたが2007年までに全廃となっています.
村田(営)にて
形式 P-U32L
製造年 1984
導入年 1993
車番 6177
所属 村田
西武バスからの転入車で最後まで残っていた前期型です.後面にルーバーがあり,右側面のルーバーおよび運転席インパネ形状がその後の仕様と異なっていました.
仙台(営)にて
仙台(営)にて
形式 P-U32L
製造年 1987
導入年 1997
車番 6627
所属 仙台
西武バスからの転入車です.こちらの車両は後期型で後部のルーバー等が異なります.この車両は西武時代に都区内で前乗り仕様として使用されていたため車外スピーカーの位置や側面方向幕の車内側にも案内用の窓がついていました.
吉岡(営)にて
形式 P-U32L
製造年 1987
導入年 1997
車番 6640
所属 吉岡
西武バスからの転入車です.1990年代には西武バスからも様々な種類のU32が導入されましたが,自社発注も含め5Eボディの最後の車両でしたが2008年に廃車となりました.
泉中央車庫にて
形式 P-U32N
製造年 1986
導入年 1994
車番 6303
所属 富谷
西武バスからのU32は埼玉地区の長尺車も転入していましたが,他の車両に先駆けて全廃となりました.
吉岡案内所にて
形式 P-U32N
製造年 1984
導入年 1992
車番 6029
所属 富谷
神奈川中央交通からやってきた長尺車で,方向幕は横長のものをそのまま使用しています.同型車は仙台(営)にも1台いました.
形式 P-U33K
導入年 1988
車番 5165
所属 富谷
元日産ディーゼルの形式認定受審用車で審査後に宮交へやってきました.側面方向幕が前扉直後にあるのが特徴でした.泉中央車庫に常駐していましたが2002年に廃車となりました.
八乙女駅にて
形式 P-U33K
製造年 1989
導入年 1999
車番 100
所属 富谷
画像提供:かんすけ様
(ありがとうございます)
西武バスからの転入車です.短尺車も西武バスからまとまった数が導入されていました.吉岡からの快速仙台行きの時の画像で,方向幕と前,側面の快速札が特徴です.

形式 P-UA33K
製造年 1989
導入年 1997
車番 6755
所属
こちらは自家用からの転入車です.貸切車でオーディオ,補助席付きです.当初は宮交大崎バスで契約輸送に使用されていましたが,後に泉営業所で契約輸送用の予備車となっていました.運賃箱は装備されていませんでした.
泉(営)にて
形式 P-U33L
導入年 1990
車番 5497
所属
宮城交通で大多数を占めているU33のほとんどは西武バスからの転入車ですが,その中でこの車両は生え抜きの自社発注車でした.この年と前年に2台ずつが入っていました.
石巻駅前にて
形式 P-U33L
製造年 1990
導入年 1999
車番 98
所属 石巻
画像提供:かんすけ様
(ありがとうございます)
西武総合企画からの転入車です.西武バスとは側面方向幕の増設とマーカーランプの色が異なっていました.2008年に廃車となりました.
飯田団地にて
形式 P-U33L
製造年 1990
導入年 2001
車番 412
所属 村田
こちらも西武総合企画からの転入車です.上の車両とは後付けの側面方向幕の位置が異なりました.2008年に廃車となりました.
小田原車庫にて
形式 P-U33L
製造年 1989
導入年 1997
車番 6798
所属 古川
西武バスからの転入車です.富士重の7Eボディー車は転入当初はバンパーが銀色になってましたが,後には西武時代の黒色のまま使用されていました.
気仙沼(営)にて
形式 P-U33L
製造年 1989
導入年 1998
車番 4
所属 気仙沼
西武バスからの転入車は都区内用のワイドドア車も転入していました.ワイドドアの前半分は締め切りにしていました.富谷,塩釜,仙台にも配置されていました.
泉中央駅にて
形式 P-U33N
製造年 1989
導入年 1998
車番 89
所属 富谷
N尺車です.西武バスでも埼玉県内の一部営業所での所属だったようですが,7台が宮城交通に転入していました.
富谷(営)にて
形式 U-UA440HSN
製造年 1990
導入年 1991
車番 5793
所属 富谷
U-UA510LANの受審車と同時に入った形式認定受審車です.この車両はAT車ですが,その変速時のショックの大きさから末期にはほとんど活躍することがなく,10年という極めて若い車齡ながらも2000年に廃車となってしまいました.
仙台(営)にて
形式 U-UA440HSN
製造年 1990
導入年 2001
車番 486
所属 仙台
1台のみ仙台営業所に配置された元都営バス車です.もと西武車同様ワイドドアの前半分は閉め切られ,車外灯も合わせて改造されています.
仙台駅前にて
形式 U-UA440LSN
導入年 1991
車番 5699
所属 富谷
93年からはエアサスが採用されたため自社発注のリーフサス車はこの年と翌年のみの導入でした.2台が富谷に配置されていました.
白石(営)にて
白石(営)にて
形式 U-UA510LAN
導入年 1991
車番 5794
所属 宮交仙南バス
元形式認定受審車です.当初は仙台(営)に配置されていましたが,高出力エンジンを買われて白石(営)に転属となり高速道経由の路線に充当されました.その後は一般道のみの運用となり2008年に廃車となりました.

白石(営)にて
形式 U-UA440NSN
製造年 1992
導入年 1997
車番 6748
所属 白石
もと自家用の車両です.蔵王刈田山頂から仙台への定期路線があった時期には東北自動車道を走行することもありました.

形式 U-UA520RAN
製造年 1992
導入年 1998
車番 23
所属 宮交バスシステム
下段画像提供:574様
(ありがとうございます)
滋賀県で自家用として使用されていました.村田および仙台南で山形特急に使用された後にバスシステムに転属し泉中央-仙台空港の予備車となりましたが,2005年の路線廃止を前に廃車となりました.
名取(営)にて
名取(営)にて
形式 KC-JP250NTN改
製造年 1996
導入年 1999
車番 155
所属 名取
日産ディーゼルのキャラバンカーとして用いられていたJPです.宮城交通で大型路線車としては初のワンステップ車です.東京の関東バスで使用されているものと同様に長さが40cm短いため"改"となっています.富谷→吉岡と転属した後,名取に配置されたときにLED表示器に変更されました.津波による被災により廃車となっています.