ずんずん教の野望(セガ/港技研 1994)
「ずんずん教だ!」「ずんずん教だ!」
1994年、セガは世界で最も出回った大型筐体ゲーム、「デイトナUSA」を
発売した。そんな栄光の裏側、そう、まさに裏側で、このようなゲームがリリースされていようとはっ!!
仏像をあやつり、ずんずん教の支部を壊滅させて回る危険な香り漂うゲーム。
見た目がコミカルなだけになんとか無事に済んでいるが…。
8方向レバーとショット、ボンバーによる、まっとうな仕様。ゲーム形態はステージ内の敵を
全滅させればクリアという、インベーダー辺りの初期のシューティンを彷彿とさせる
システム。8方向移動+パワーアップという点からは、ギャプラスとの関連も否定できまい(だれも肯定
しません)。
まぁ知っている人は知っているだけに、今更何を…という感じであるが、一応。
ステージは4つの支部と本部の5つに大きく分かれており、各支部はザコを相手にする4ステージが
続いた後、その支部を統括するボスと戦う。
- 日本支部
- ジュリバナ派という表現が5年の歳月を感じさせるステージ1に始まり、
伝統的泥酔オヤジどもとの戦いなど、(当時の)現代日本の縮図がそこに展開!(← 結構なげやりな解説)
ボスは般若面を被った歌舞伎役者みてぇな奴(名前忘れた)。張り手が結構強い。
- アジア支部
- 「ヨガで健康派」「朝から太極拳派」など、メリケン人の東洋理解並にいっしょくたに されているステージ構成。
ボスはラーメンマン(見た目がただの中華料理屋のオヤジとは言え、いいのか?)。 割と弱かった覚えあり。
- ヨーロッパ支部
- ここも結構いっしょくた扱い。どんな奴らがいたか忘れちまったなぁ。
ボスは甲冑を着た中世の騎士みてぇな奴。途中で分身するが、深追いしなけりゃまず 死なない。
- アメリカ支部
- 「ウエストサイド派」とかがいる。そろそろ分かってきたかと思うが、このゲームの ステージは小学生並のイメージによって構成されている。
ボスはゲームやマンガ業界に多い、キャプテンアメリカのパチもんみたいな奴。 「JUSTICE」という字を飛ばして攻撃してきたりする。
- 総本部
- ここまで行ったことはないのだが、ラスボスがアースノイドとかいう、地球に目ん玉が
ついたような奴だということは昔のゲーメストの記事で見て覚えている。
4つの支部は攻略順を好きなように選べるという親切っぽいシステムだが、結局左から順に
プレイしていった方が楽だとかいう話だったような…。
パワーアップは、高速化、一定時間無敵、ショットの幅が広がる、ショット速度アップ、とか
いった感じで(だいたい時間制だったと記憶)あるが、訳の分からん梵字が書かれたアイテム
ゆえ、ほとんど取ってみるまで効果が分からない。ひでぇ!
ボンバーを使うと、ラスタースクロールによってまさにバグったかのような画面になる。
なるのだが、敵にダメージを与えた気がしない。もっとも、ザコがボンバー1発で全滅と
なると使いやすすぎる気もするが、これでは使っても嬉しくもなんともない。
このゲームでは、ボスでの死因は、攻撃パターンを覚えていないことに由来するものが
ほとんど。それ以外ではザコの攻撃に何時の間にか当ってしまっていた、というくらいか。
ゆえに、ザコとの戦いでボンバーを使う、というシーンすらなくなってしまうと、存在意義が
疑われようというものだ(実際、意識して使った覚えがないし…)。
まさに雰囲気だけのゲーム。それが即ちずんずん教の野望だ。
因みにクリアすると、
「2周目は地獄の一丁目」
という表示が出て、2周目に突入するって話。
だからどうした?やる?話のネタにするなら1周目で十分っすよ。
なんか書いてて脱力感が…。あ、永久パターンがあるらしいっす。多分ザコを残したまま
粘るとか、そういう奴だろうな。