ぼくの地球を守って オリジナル・サウンドトラックVol.1
1994.01.21 リリース
ビクターエンターテイメント VICL-446
(C)1994 VICTOR ENTERTAIMENT.INC
日本を代表するセリスト、溝口肇さんが制作に加わった
大変味わい深いサントラシリーズです。
全体的にややシンセに頼った感が否めませんが、
アクションの多い作品なのでポップな音楽は必須なのでしょう。
繊細な場面では溝口さん、アクションは菅野さんという
パートタイムがまた魅力的です。
スピード感あふれるサウンドも堪能できる1枚です。
1. 三日月の寝台
なんだか謎めかしくて、とてもいとおしくなってくる曲です。
ヴァイオリンソロに入るタイミングがまたお見事。
新居さんの透明感ある声質でなければきっと
違和感を覚えるのではと感じます。
2. ノスタルジア
長らく続く(はずだった)、ビデオシリーズのオープニングに
ふさわしい、大変素晴らしい曲です。
溝口さんのファンもこの曲が好きな方は多いはず。
8. 時の記憶
シンセサイザーを駆使した音楽というのはどうも苦手なのですが、
SEIKAさんの独創的なヴォーカル、ストリングスのまとめ方、
周到に計算された”技”に改めて、菅野さんの実力を感じました。
各ビデオシリーズのエンディングに使われ、このエンディングで
感動された方も多いのではないでしょうか。
新世紀にぜひ残したい1曲です(ちょっとオーバーかな)。
15. 遠い日の歌
よく晴れた冬の日、日だまりの中で静かにたたずんで
いたくなる、そんな曲です。
18. ムーン・パラダイス
CDが発売された時、一体、どこでこの曲が使われるのか、
皆目見当がつかなかったのですが、実際に使われたシーンを見て
思わず、微笑んでしまいました(^o^)
この前の曲、レベルがやや小さめなので、ボリュームが
上がり気味だったところにこの曲が・・・、びっくりしません?
19. 沐浴の日
ドラマティックな曲調はとても印象的で、
意味深なシナリオが頭をよぎります。
ただ、今一つ、タイトルの意味が理解できません。
23. 月齢樹
なんだか、さだまさしの曲のようなタイトルですが、
曲自体もそんな感じがしないでもないです(^^
きっと、どのシーンで使うのか、あらかじめ予想して作られたのでしょう。
この曲が使われたシーンも、涙無しでは語れそうにはありません。
24. 祈り
重厚感あふれるこの曲は、転落した輪が奇跡的に助かり、
その知らせを聞いた亜梨子が神様に感謝するというシーンで使われていました。
今でも、澄みきった秋空を見るたび、この曲をよく思い出します。
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