最近のいずみ

Last Update：2002/6/30

パートタイムアスリートいずみ　２年目に突入！！　

■2002年6月30日(日曜日)

　神奈川県選手権最終日。レースは１５００ｍの予選、決勝と、４×４００ｍリレーの準決勝。昨日の疲れは少し残っていて、アップでもあまり動きはよくなかった。
　１５００ｍ予選は高校生が積極的に走り、最後の方まで引っ張ったが、あまりペースは速くなく、残り１００ｍで先頭に出て１位でゴール。タイムは４分０３秒４０。
　１５００ｍ予選の次は、４×４００ｍリレー準決勝。１５００ｍであまり調子に乗れず、中途半端に疲れが残り、全く切れがなかった。１走で出遅れたため、２走の自分も、うまく波に乗れず、前との差を詰められなかった。３走、４走もそのままの状態で、ゴールは５着。自分のラップタイムは５０秒２。全体としては３分２４秒４８。２着までが決勝進出のため、リレーはここで終了。
　最後は１５００ｍ決勝。リレーで疲れ、身体は動かなかった。スタートから足立原くん（法政大）が１周６０秒のペースで引っ張り、ついていったのは自分だけ。しかし、体調を考えると明らかなオーバーペース。６００ｍ過ぎから遅れだし、足立原くんの独走になるかと思ったら、彼はどんどんペースを落とし、１０００ｍで棄権。その後は青学大の学生が先頭に出た。自分はどんどん遅れてゆき、高校生とアンビバレンスの飯島さんにも抜かれた。「もう６位でいいや」と思ったが、飯島さんに抜かれたのが、どうしてもイヤで、残りの１５０ｍからまた頑張りだした。最後の直線で飯島さんを追い越し、青学大生も追い越し、２位でゴール。タイムは３分５６秒２４。１位はなんと高校生。もっと早く仕掛けていれば、彼にも負けることはなかった。
　走っている最中に、もう走りたくないと思ったのは初めてだと思う。１日３本走るということは、今の自分にとってはかなりの負荷だった。

１５００ｍゴール手前

■2002年6月29日(土曜日)

８００ｍゴール手前

表彰

　神奈川県選手権２日目。レースは８００ｍの準決勝と決勝。１日１本走るのが限度だとわかっているので、準決勝も決勝も控えめに走り、最後の直線で先頭に立つという感じでいこうと決めていた。
　準決勝は荒井くん（東海大）が積極的に先頭を走り、２番手に自分がつき、１周目は５６秒０。その後、徐々にペースが落ちてきて、残り１５０ｍ辺りで、彼を抜き、後はリラックスを心がけ、気持ちよくゴール。タイムは１分５４秒５２。久しぶりに気持ちよく走れた。
　決勝は、１周目のペースが準決勝よりも遅かったが、誰もつかず、日大の選手が一人で走る展開。１周目は５７秒５。残り２００ｍくらいから我慢できず、先頭に立ち、そのまま逃げ切ってゴール。タイムは１分５４秒９５。いつもだったら抜かれるはずなのに、誰にも抜かれることがなく、拍子抜けだった。
　県選手権は初優勝。初めて神奈川県選手権に出てから８年目にしてやっと優勝できた。今回は勝つことが優先だったが、もう少しタイムがでてもいいかなぁと思った。気持ちよく走れ、明日につながるレースになったと思う。

■2002年6月28日(金曜日)

　環境省が低周波音の健康への影響についての実態調査を行い結果を公表したという記事を読んだ。低周波音は人の耳では聞き取りにくい１００ヘルツ以下の音で、頭痛、不眠、いらいらなどの症状を引き起こすと指摘されており、調査結果は、金属加工の工場付近や採石場付近などでは影響があるというものだった。
　これを見た限りでは、特殊な場所にいる人たちだけに関係があるような印象しかもてないが、実際は、もっと身近な場所でも起こっているのではないかと思う。低周波音ではないだろうが、電化製品を利用していれば、何らかの音が出ている。電気を使いすぎて、ブレーカーが落ちたときには、音が全くなくなり本当に静かだと思う。その状態が身体にとっては一番いいのではないか？

■2002年6月27日(木曜日)

　月曜日から職場ではずっと長袖の制服を着ている。最近はずっと寒い。寝るときは布団をかぶっているし、妻は冬用の毛布まで使っている。２週間くらい前には、蒸し暑くて寝られない日々が続き、我慢できず、張り切ってマイナスイオンの出る扇風機まで買ったというのに、まだ１度も使ったことがない。無駄に電気代がかからないからいいのだが、部屋の隅で埃をかぶっている扇風機を見ると、可哀想な気がした。

■2002年6月26日(水曜日)

　アンビバレンス練習会で、週末のレースのための最終調整。メニューは８００ｍ×３。３本はそれぞれ、残り１５０ｍ、３００ｍ、４００ｍのダッシュ。練習は、メンバーの飯島さんと２人でやった。
　１，２本目は予定通り走りきることができたが、３本目は残り１５０ｍから身体が徐々に沈んでゆくような感覚になり、足が前に出なくなった。あっという間に飯島さんに引き離されて、最後はジョギング状態でゴール。レースの最終調整としては、後味のよくない終わり方だった。レースには飯島さんも出場する。ライバルになりそうだ。

■2002年6月25日(火曜日)

　ワールドカップ準決勝で韓国がドイツに敗れた。ほんの一瞬の隙をつかれたような感じで得点された。初めて、テレビでワールドカップの中継を１試合、すべて見た。といってもテレビをつけながら別のことをしていただけで、たまたまドイツの得点したところだけは見ていた。
　自分は韓国を応援し、妻はドイツを応援していたので、妻が一方的に盛り上がった。応援する国が違うので、妻とは険悪なムードになるかと思ったが、そこまでの思い入れがないので、熱くなることはなく、負けてしまってあ～あという感じだった。
陸上競技で競技場にこれだけのお客が入ることはないだろうなぁと思った。

■2002年6月24日(月曜日)
	昨日は１本しか走らなかったのに、今日は朝から筋肉痛。左右の足の筋力差があるため、筋力のない左足は特にひどく、またのどのも筋肉痛になっていた。なんで、のどの筋肉が筋肉痛なのかわからない。応援でで声を出したためか、走っている時に力が入っていたくらいしか考えられない。

■2002年6月23日(日曜日)

等々力競技場

　神奈川県選手権初日。この県選は３日間あり、800m、1500m、4×400mリレーへの出場を予定している。本日の会場は川崎の等々力競技場。レースは８００ｍ予選だけ。
　来年度日本選手権の標準記録を突破できていないため、タイムねらいで積極的に走った。アップの時点で、体の状態は今年最高。天気も曇りで暑くなく風もない。条件は非常によかった。
　２００ｍの通過は２５秒９、４００ｍは５４秒１。あと１周をうまく回れば、自己ベストも可能なくらいのペースだった。しかし、２周目に入り、急に腕も足も動かなくなり、ペースダウン。６００ｍ通過は１分２３秒。懸命にゴールまでもがいて走り、１分５３秒７２でゴール。１着で予選を通過したが、急激なペースダウンで後味の悪いレースだった。
　辛くなってからの練習ができていないので、２周目をもたせるのが難しい。また来週、気持ちが乗れば狙ってゆきたい。

■2002年6月22日(土曜日)

　韓国がワールドカップのベスト４に進出した。イタリアとスペインに勝っているのだからすばらしいとしか言いようがない。テレビを見ていると、各国のサッカーに対する反応も尋常でない気がした。唯一アメリカだけはそれほど盛り上がっていないようだった。国によっては審判を批判したり、選手を批判したりしている。人間性が出るというか、国民性が丸出しになるイベントだなぁと思う。

■2002年6月21日(金曜日)

　梅雨だというのに、天気はよく、気持ちのいい１日だった。今日は昼が１年で最も長い夏至だったとＮＨＫの天気予報で言っていた。日の入り時間が最も遅くなるのは、夏至の前か後かという質問があったが、その答えを見なかったので気になって仕方ない。自分では夏至の後だと思っているが、正解はどちらなのだろう？

■2002年6月20日(木曜日)

盛り上がらない８回裏

　西武ドームへ西武ＶＳダイエー戦を見に行った。妻の仕事が終わって帰ってくるのを待ってから見に行ったため、ドームへ着いたのは２０時半。８回裏になっていた。
　８回裏が終わって４対１でダイエーがリードし、このまま西武が負けてしまうのかぁというムードだった。しかし、エバンスのファーボールをきっかけにしてランナーが１，３塁まで出塁し、代打犬伏がなんとさよならホームラン。お客の盛り上がりはすごかった。これだけお客が少なくてもこれほど盛り上がるとすれば、ワールドカップの盛り上がりは想像できないほどすごいのだろうと思った。
　今回はライオンズ応援の１塁側内野席で見ていた。やっぱり勝つ側の応援席で見ると終わったあとの気分がいい。前回見に行ったときもライオンズが勝ち、これで見に行った試合は２連勝。また来月もチャンスがあれば応援に行きたい。

■2002年6月19日(水曜日)

　体力測定をした。自衛隊では、年に１度、体力測定をすることになっていて、入隊したばかりの若い子から定年前の人まで、基本的には全員している。種目は、５０ｍ走、ジグザグドリブル、懸垂、走り幅跳び、ハンドボール投げ、反復横跳び、立位体前屈、１５００ｍ。４０歳以上の人たちは種目数が少なくなり、１５００ｍは早足で歩くことになっている。一番辛いのは４０歳手前の人たち。今回は３９歳の人が２人いて、４０代に入れてくれぃ！！と言いながら苦しんでいた。
　自分はまだまだ２０代だが、それでも辛い。懸垂では途中で握力がなくなって、鉄棒から手が滑り落ちた。１５００ｍも普通のトラックで走るわけではなく、しかも最終種目なので疲れもあって、まともに走れない。満点が４分２０秒で、ほぼ全力で走り、やっとのことで４分２０秒を出した。明日以降、きっと筋肉痛が来ることだろう。

■2002年6月18日(火曜日)

　ワールドカップ日本対トルコ戦が終わった。この試合も都合の悪いことに仕事中。結果は家に帰ってテレビをつけて知った。いい試合をして選手はみんなすばらしかったが、結果が出なければやっぱりちょっと盛り上がらない。対照的に韓国はイタリアに勝ったので、とんでもない盛り上がりをしていた。しかもこちらは夜の試合なのでテレビで観戦もできた。共催国の韓国が勝ってうれしいが、日本が負けてしまったので複雑な気分。
　日本が決勝トーナメントに残ったことでテレビの話題はサッカー一色で、不景気な世の中を明るくし、きっとスポーツファンも拡大できた。日本の企業スポーツがどんどん衰退しているこの時期に、スポーツへの理解を広げることができたこのワールドカップはとても意味のあるイベントだったと思う。

■2002年6月17日(月曜日)

　先週、足立区で、中国人の男の子が誘拐される事件があった。子供は無事に保護され、知り合いの中国人が容疑者として捕まえられ、事件は解決し、めでたしめでたしのはずだった。
　しかし、事件の影響が思わぬ方向に動いた。なんとその男の子の両親が、不法残留で逮捕されてしまった。両親は２人とも就学ビザで来日し、ビザ切れでそのままにしてあった。
　男の子にとっては何で両親が逮捕されたのか全然わからないだろうし、両親はどうやって説明するのだろうか？男の子は２重の被害者になってしまった。

■2002年6月16日(日曜日)

マイナスイオン扇風機

　先週、夜は暑くて眠れない日が続いたため、週末にはクーラーか扇風機を必ず手に入れようと決めていた。そのため今日は近くのヤマダ電気へ買い物に出かけた。
　クーラーの値段は高く、今の財布の状態を考えるとちょっと手が届かないので、結局扇風機だけを選んだ。扇風機といっても、今はいろんな機能があり、ただ風を作れれば良いというものでもなかった。１／ｆの揺らぎのある風だとか、マイナスイオンが出てくるものだとか、首が立体的に動くものだとか、見だすとどれにしたらいいのかわからない。１９８０円～１５０００円以上するものもある。店には何十台と扇風機が置いてあったが、ほとんどが外国製。特に中国、台湾、タイ、マレーシアが多かった。日本製はサンヨーの最高級品１台だけだった。
　最終的に買ったのは値段が中間のもので、流行のマイナスイオンの出るという扇風機。これで今晩からは快適に眠れるとがいいなぁ。

■2002年6月15日(土曜日)

　自衛隊体育学校で練習。メニューは１０００ｍ＋４００ｍ×２＋２００ｍ ×４。設定タイムはそれほど早くなく、練習はこなせるだろうと思っていた。しかし２００ｍに入って１本目のスタートでふくらはぎの痙攣で走るのを止め、２本目からやり直し。２本目も痙攣気味だったが走りきり、３本目も痙攣で止め、４本目は問題なく走りきった。
　ずっと実感していることだが、筋力が落ちている。今までは何でもない練習がこなせない。現状をふまえて体育学校でやる練習も少し落としてゆかないと自分が壊れると思った。

■2002年6月14日(金曜日)

　世の中はワールドカップ予選、日本対チュニジアの話題ばかり。試合の時間が昼間のため、普通に働いている人は試合を見ることができない。会社によっては仕事をせずに応援するところもあると聞いた。我が社ではさすがにそんなことはなかったが、勤務時間終了の夕方５時が過ぎたとたん、テレビのスイッチが入った。ちょうど日本が得点した頃で、あっという間に仕事から応援モードになった。
　自分は用事があったので、試合を最後まで見ずに職場を出てた。いつもなら帰りの道は混んでいるのに、今日は走っている車が少なく、帰路は渋滞がなく快適だった。みんなサッカーを見ていたのだろうか？

■2002年6月13日(木曜日)

　所沢スポーツケアセンターへ行った。今日もトレーニングではなくマッサージ。先生からは、本当に大腿部の左右差が大きいねぇと言われた。通院する度に言われることだが、それが毎回辛い。先週以前よりは筋肉の疲労は取れていたので安心。日本選手権の時にトレーナールームでよくケアをしてもらったお陰だ。

■2002年6月12日(水曜日)

　アンビバレンス練習会。メニューは２０００ｍ、１０００ｍ、６００ｍ。まともなトラック練習をするのは久しぶり。張り切って走ると、また疲労がたまるので、走りたい気持ちを抑えて走ることを心がけた。しかし先頭を走る飯島さんについてゆくと予定よりもペースは速く、２０００ｍは６分でいいのに５分４５秒まで上がってしまった。１０００ｍは飯島さんについてゆくのをやめて予定通り２分５０秒。６００ｍは残り１５０ｍで足を攣り、完走するだけだったが１分３２秒で、速く走りすぎた。トラック練習初日としては強度が高すぎて、最初の目標を何も考慮せず反省。

■2002年6月11日(火曜日)

　昨日に引き続き、入間駅前のスポーツクラブへ行った。法人会員も一般会員と同じようにエアロビクスのような各種プログラムに参加することができるので、アップがてら、３０分間の短いプログラムに参加してみた。
　プログラム名はボディコンバットショート。内容は格闘技の動きが中心のエクササイズ。初めに基本的な動きを教えてもらい、音楽に乗って動作をしてゆく。ボクシングの、ジャブ、フック、アッパー、ボディーといった上半身の動きから入ってゆき、途中で蹴りが入り、だんだん動きが複雑になり、最後は回し蹴りまでやった。
　３分の２は女性で、中には息を切らす人もいたが、手軽なエクササイズという感じだった。
　スポーツクラブのエクササイズプログラムにはずっと興味があって、やってみたいと思っていた。値段が高いというイメージが強く、近づけない存在だった。これらのプログラムは、いろいろな動きができ、普段一人でやる練習と比べるとかなり楽しい。最近は思うように走れなかったし、運動していて楽しいと思うことがなかったが、久しぶりに楽しいと感じることができた。気分転換には丁度よく、はまってしまいそう。　

■2002年6月10日(月曜日)

　入間駅前にあるスポーツクラブへ行った。防衛庁が法人会員になっているということで格安で、施設のすべてが利用できる。
　まずはウェイトマシンのあるトレーニング場でアップのバイク。自転車で来てるから十分アップはできているのに、条件反射的にバイクをこいでしまう。気がついたのがバイクをこぎ終わってからなので、どうしようもない。時間を少し損した気分。
　トレーニング場内には５，６台のテレビがあって、ワールドカップを見ながらトレーニングができる。テレビを見ていると回数を間違えそうになるので、テレビを見ないようにしていたが、テレビに目がいって、全くトレーニングができないでいる人もいた。
　スポーツクラブには、動きが固定されるウェイトマシンが多く、バーベルのような自由な動きができるフリーウェイトが少ない。常に使っている人がいるため、自分が使おうとしても使うことができない。安全を考えると仕方のないことだが、その辺が少し物足りなかった。

■2002年6月9日(日曜日)

　午前中は兼六園を見に行った。たまたま無料開放で、得した気分になった。
昼に、防大陸上部の後輩が迎えに来て、一緒に食事をした。金沢の回転寿司はけっこうレベルが高いということで回転ずしでのお昼。確かにおいしかったが一皿１００円から９００円もする皿まであり、ちょっと高いなぁという気がした。
　午後からは競技場で日本選手権最終日を見た。女子４００ｍハードルでは、日本新記録が出たり、室伏のハンマー投げが見られたり充実していた。800mはスタートからハイペースで進み、残り300mから体育学校の森が逃げたが、最後に捕まり、富士通の笹野が優勝した。来年もこの大会に戻ってきて決勝で走りたい。
　帰りは空港まで防大の後輩に送ってもらった。途中の松任海浜公園により海を見ながらわずかの時間ボーっとした。海の音はとても癒される。

金沢城公園三の丸広場

松任海浜公園

■2002年6月8日(土曜日)
トレーナーの後藤くんマッサージ中	日本選手権２日目。８００予選は３組あり、２着までと３着以降タイムで上位２名が決勝進出。昨日は失敗したが妻も応援に来るし、今日はそういうわけにはいかないということで、レース前には念入りにトレーナールームで身体をみてもらった。そのあとにはチタンテープの販売をしているお兄さんにチタンテープを貼ってもらい、体中がチタンテープだらけになった。　レースは１周目がスローペースで、体育学校の森を先頭で、自分が２番手。通過は５８秒。残り３００ｍくらいから少しずつペースは上がったが、誰も離れず、残り１００ｍまで来た。今日はいろいろなケアやチタンテープのおかげで、よく走れていたので勝負ができると確信して走っていたが、最後の直線では、離されるばかりで、やはり練習していなかった結果が出てしまった。タイムは１分５５秒１２で６位。　昨年まではずっとあと一人で決勝という悔しい状態が続いていたが、今回は全く惜しくなく、完敗。泣くこともできなかった。　今日は高校の陸上部の友達がわざわざ福井から応援に来てくれていた。結果はよくなかったが、来てくれたことがうれしかった。
800m予選残り80m付近（真ん中が私です）

■2002年6月7日(金曜日)

平日でお客がいません

金沢城公園三の丸広場

　日本選手権初日。平日のため年次休暇を取っての出場。他の選手は実業団であったり、学生であったりするので、平日がどうのこうのと考える必要はないだろうが、自分にとっては平日に休みをとることはけっこうエネルギーがいる。
　今日は1500m予選。４着までと４着以降タイムのいい者が４名決勝進出。ずっと走っていなかったので、決勝に行くことなどは考えていなかったが、今シーズンベストくらいは欲しいと思ってレースに臨んだ。
　１周目は６７秒。２周目は６５秒。はっきり言って5000mのレースより遅い。 10000mのレースより遅いかもしれない。残り１周になってペースが急激に上がり、３周目は先頭が５９秒。自分は６０秒。あとは踏ん張ることができず離れるだけ。ゴールは４分０２秒９１で１１位。自己ベストどころではなかった。明日走れればいいので、大してショックはなかった。
　日本陸連のトレーナールームには小・中・高校までずっと一緒だった友達がいて、いろいろと自分のケアをしてくれた。高校卒業以来、大きな大会で彼に身体をみてもらうという約束をしていたので、やっとそれがかない、うれしかった。
　夜は金沢城公園で散歩。公園内では中国の楽器「二胡」演奏会があり、ライトアップされた金沢城をバックに多くの人が聞き入り、とても幻想的だった。

■2002年6月6日(木曜日)

　朝は当直室にある電話に起こされた。普通は電話のかからないような時間にかかってくるのだから、いいことはなく、内容は機材のトラブルだった。誰かが外で事故を起こしたものではなかったのでよかった。
　自分の部下を起こしてすぐに現場へ向かってもらった。１時間半ほどで機材は復旧し、ホッとしたが、上の組織からは、原因を探るようにしつこく言われる。もちろん現場では真っ先に原因を探ろうとしている。普段から整備しているものがトラブルを起こすのだから、現場の者も頭を悩ます。上から言われれば言われるほど、余計に混乱してくる。
　子供は一生懸命勉強しているのに、親が「勉強しろ、勉強しろ」と一方的に言うのと似ている。家族というのは組織の縮図なのだと思った。

■2002年6月5日(水曜日)

　本日は２ヶ月ぶりの当直。夜、アンビバレンスの練習会に行けないのが辛い。しかし、基地の大きな風呂で足を伸ばしてゆっくり入れるのがいい。
　東京都心は３０度を超えて夏日になったとか。名古屋、大阪、京都も３３度くらいだったらしい。日中は暑く、よく晴れているのに、夕方になると毎日のように夕立が来る。基地内では「雷雨が予想される」という放送が流れる。その予報は本当によく当たる。基地の気象が予報しているのだろうが、すばらしい。

■2002年6月4日(火曜日)

　岐阜から防大の同期が入間に来ていた。たまたま入間基地にお泊まりで、一緒に走ってもいいよと言うので、仕事が終わったあと、早稲田大学のトラックまで連れて行って一緒に走った。トラックで走るのは先月の東日本実業団以来。スパイクを履くのももちろんそれ以来。アップでジョッグをするだけで、同期は息が上がり終了。あとは自分の練習で、４００ｍ＋３００ｍ＋２００ｍ。久しぶりに走るので、自分の感覚と実際のタイムがかなりずれていた。今週末は日本選手権なので、今更何をしても仕方がないので、疲れを残さないような生活をするだけだ。

■2002年6月3日(月曜日)

　昨日、小手指で１個１００円のグレープフルーツを買った。そして今日それを冷やして食べた。水分が少なくて、ひからびそうな部分があったり、必要以上に苦く、味も変だった。おかしいと思って種をよく見ると、種から芽が出ている。しかも芽はけっこう大きくなっている。お店で売っている新鮮なものだったら絶対にそんなことはないはず。
　一緒に買ったアボガドも中身が熟しすぎてぐちゃぐちゃになっていた。これもたぶん新鮮ではない。こんなに新鮮でないものばかりを商品として置いている店が信じられなかった。新鮮でないことを見破れなかった自分たちも失敗だった。もうあの店では２度とフルーツや野菜を買うことはないだろう。

■2002年6月2日(日曜日)

　２日連続の休日出勤。業者の監督という役目なので、自分が何かをすることはないのだが、やっぱり仕事で職場に行くだけで疲れは出る。そのまま月曜日に突入するので、精神的にも辛い。
　世の中はワールドカップで盛り上がっているようだが、あまり興味がないのでハイライトで結果だけ見られればいいという感じ。
　同じような世界が近所にもあった。夜、家から歩いて５分の居酒屋へ行った。入ってみると酔っぱらったおっちゃんたちがいて、巨人が勝ったとゴキゲンだった。彼らもワールドカップは関係ない。お店は巨人が勝てば安くなるとかならないとか・・・お客が話していたことなので、その辺ははっきりしなかったが、とりあえずテレビは巨人戦だった。
　マスコミが一生懸命盛り上げているだけの気もするが、いろんな人に少しでもスポーツへの理解が広まればいいと思う。

■2002年6月1日(土曜日)

　五反田のプレシャスプレイスで治療。施術は運動療法中心で、片足ずつ行うため、片足の痛みが緩和すると、もう一方はひどい痛みに感じてしまう。そして痛みのひどい方の施術をすれば、また反対側の痛みを強く感じてしまうという状態の繰り返し。最終的に両足の痛みは同じくらいになり、全体としては緩和した。いつもよりは疲労のとれ方がよかった。明日は少し走れそう。

[昔のいずみ]