最近のいずみ

Last Update:2003/12/31

パートタイムアスリートいずみ 4年目に突入!! 


■2000年12月31日(水曜日)
 吉野家の牛丼がなくなるという記事を見た。アメリカのBSE発生によってアメリカ産 牛肉の輸入が禁止になるため。吉野家は牛肉の99%をアメリカ産に頼っているという ことで、禁輸によって、調達が困難になり、来月で在庫が底をついてしまうらしい。 新商品としてカレー丼、焼鶏丼、いくら鮭丼などを用意しているとか。
 他の牛丼屋さんも同様で、すき家は、すでに新メニューを販売を始めているらしい。 ついこの間まで値段を下げて、吉野家は景気がいいなぁなんて思っていたが、一寸先は 闇だった。誰にとっても同じで、明日は自分に何が起こるかわからない。毎日、今できる ことをしっかりやって明日を迎えるという気持ちを持って、新しい年を迎えようと思う。

■2000年12月30日(火曜日)
 最近NHKでは深夜番組で「映像の20世紀」を再放送している。今日は難民の時代と いうような内容で、第2次世界大戦後のベトナム、カンボジア、ハンガリー、ユダヤ、 パレスチナの難民についてやっているときにちょうど見ていた。どこの難民も、 大きな国の介入が原因の一つになっているような気がした。パレスチナ難民は、無理矢理 自分たちの住みかを追い出されて、本当に気の毒な人たちだった。1930年くらい までは、ユダヤの人もアラブの人もうまく共存していたということを知った。宗教や民族 が違っても人間はうまくやっていくことができるように思えた。今の中東は、そういう 雰囲気が全くない。昔のように戻れないのだろうか?

■2000年12月29日(月曜日)


じいちゃんと孫
 両親に、子供が泣いてすぐに抱いてやると、子供に抱き癖がついてよくない、と 言われたため教育方針を変えて、泣いてもある程度放っておくことにした。腹が 空いていなくて、オムツも替えたばかりの状態で泣くのは、だいたいがだっこのおねだり。
 今日は、泣いて放っておいたら、だんだん怒った顔になってきた。ほっぺたを 脹らませて、目をつり上がらせ、明らかに怒っているという顔。その顔を見て、 みんなで大笑いしてしまった。本人は本気だろうに、見ている側は、赤ん坊なのに 顔の表情だけは完全に大人と同じなのが笑えて仕方なかった。

■2000年12月28日(日曜日)
 昨日の疲れのためか、朝起きたのは10時近くだった。食事をしたらこたつに 入って横になりずっとテレビを見ていた。気が付いたら寝ていた。昼ご飯を 食べた後も、同じようにこたつの中で寝てしまい、気が付けば夕方。夜になるまで朝 起きたままの格好で過ごしてしまった。天気も良かったのに、もったいない休日の 使い方をしてしまった。明日は何かしよう。

■2000年12月27日(土曜日)


足柄から見えた富士山



チャイルドシートにくくられて
 初めて車で実家へ帰省した。だいたい5〜6時間で帰れるだろうと時間を見積もって いたが、実際はそんなに甘くなかった。
 時間のかかった原因は、夜の間に降った雪。東名高速道路は大井松田から御殿場の間が 雪のため通行止めになり、その上、その区間で事故があったため上りが開通しても 下りは通行止めのまま。いつ解除されるかわからず、海老名でずっと足止めをくらっていた。 3時間くらい休憩したころに開通の知らせが入り、すぐに車に乗って出発したが、 時すでに遅し・・・サービスエリア内で渋滞になり、1時間過ぎてもサービスエリアから は出られなかった。
 その後、足柄で休憩をとっている間に、裾野から富士までが渋滞になってしまい、 なかなか進まなかった。
 富士を抜けてからはスムーズに走れるようになったが、子供が泣き出してしまった。 だいたい3時間ごとに授乳が必要なので、そのたびに休憩が必要になる。
 朝の7時過ぎに和光を出て、岡崎に着いたのは夜の7時過ぎだった。こんなに 時間がかかるとは思わなかった。でも事故なく無事に実家まで行くことができてよかった。

■2000年12月26日(金曜日)
 久しぶりにサーキットトレーニングをやった。3セット目の後半には、吐き気で 苦しみ、終わった直後の脈は210/分。タイムは遅く、全然からだが動かなかった という感覚だったが、追い込めたみたい。
 サーキットが終わって30分後に8000mのペース走。ペースは3分20秒/km。 サーキットが終わった後は、気持ち悪くて動けず、歩くのも辛かったので、8000m の始まりはかなりきつかった。2000mまでがまんして付いてゆくうちに呼吸が楽に なり、リズムも良くなって、8000mまで走り切れた。今日は、練習をすべて やりきって、それだけで満足だった。

■2000年12月25日(木曜日)


牛の着ぐるみで
 ここ1週間くらいで子供がよく笑うようになった。今までは笑う顔をしても ただ、顔が引きつっているだけだったが、最近は、明らかに目で何かを見て、 それに対して笑っている。思いがけないときに笑ったりして、夫婦2人で 大喜びしている。散々泣いていても、笑顔を一度見るだけで、なだめていた 苦労が吹っ飛んでしまう。日に日にかわいさが増してくるなんていうと、 親バカだといわれるが、そういうものだと思う。

■2000年12月24日(水曜日)
 アンビバレンス練習会に参加。今日はクリスマスということで、競技場には 外国人の姿がほとんどなく、全体的に人の少ない寂しい競技場だった。我が アンビバレンスは、クリスマスにもかかわらず、全く関係なく、いつも通りの 人数で練習に精を出していた。
 自分は8000mビルドアップ走と200mとウィンドスプリントを5本。 8000mが終わった直後に吐きそうになり、200mも気持ちよく走っている はずだったが、走り終わった後のきつさはインターバルと変わらなかった。

■2000年12月23日(火曜日)


岡田夫妻と
 家にたくさんの人が来てくれた。まず、体育学校で近代五種をやっている岡田くん。 奥さんと子供を連れて来てくれた。出産祝いとクリスマスプレゼントをもらってしまった。 彼の子供は1歳になったばかりの女の子。やっと立てるようになって、いろいろな物に 興味を示し、どんどん歩いていってしまう。何もかもが興味の対象であって障害物でも あるという感じ。机や柱の角に頭をぶつけそうになるので、親は目を離すことが出来ない。 トイレに行くときには子供がついてくるので大変らしい。我が子もあと1年もすれば、 同じようになると思うと、いろいろ準備をしておかなければ・・・と思った。
 岡田夫妻が帰った後は、妻の家族とおじさんが遊びに来てくれた。お客さんが来ると 子供は泣きやみ、おとなしくなる。いつもお客さんが来れば、いいのに・・・なんて 思ってしまう。

■2000年12月22日(月曜日)
 休みを取って家の掃除をした。普段はなかなか掃除をしないので、押し入れや 物置もぐちゃぐちゃに詰めてあり、捨ててもいい物までたくさんあった。 捨ててもいい物を集めるとかなりの量になり、掃除をしたあとは、物置の中は かなりスッキリした。

■2000年12月21日(日曜日)
 バランスボールの講習会が自由が丘で行われた。バランスボールでの トレーニングは、アクロバット的な動きをする激しい運動なのかと思って いたが、とても地味でゆっくりとした運動だった。
 立った状態ややイスに座る状態では、自分のバランスがどうなっているか はわかりづらいが、ボールに座ることで簡単に自分のバランスがわかる。 また、ボールを使うことで多くの部位をストレッチすることが出来る。 身体の連動を意識しながらトレーニングが出来るので、通常行われる単関節 でのウェイトトレーニングよりはより実際の運動に近づけることが出来る。
 講義は5時間あり、その内容を1回で理解するのは難しい。学んだことを 出来るだけ日常で使うようにしたい。
 夜にはアンビバレンスの納会が行われた。講習会が終わる時間が遅く、 1時間くらい遅れて参加したため、食べるものがなかったのが残念。 その後、陸上競技オタクのマスターがいるという居酒屋で2次会があった。 そのマスターが今年頑張った人ということで、メンバーの中の3人に プレゼントをくれ、自分が選ばれた。思いもよらない突然のプレゼントだった のでうれしかった。

■2000年12月20日(土曜日)


実技指導中



小林先生と友岡コーチ
 「バランス能力を高める」という内容のバランストレーニングセミナーが 東京体育館で行われ、昨日に続いてまた千駄ヶ谷まで出かけた。
 内容はスタビライゼーションの専門家とメジャーリーグの現役ストレングスコーチ を迎えて、バランス能力向上のためのトレーニングについて、理論と実技を紹介する というもの。
 一番印象に残ったのは、運動は安定したバランスを自ら崩さないと始まらないという 言葉。また、人間の体の仕組みをよく理解していないとトレーニングを指導することは 出来ないし、どんなにハードトレーニングをしても、知識を詰め込んでも、態度やそれを 行おうとする姿勢がしっかりしていなければ、なかなか成功はしないという言葉だった。
 セミナーが終わった後、スタビライゼーションの講師であった小林先生と目が合い、 先生が「800mの和泉くんだよねぇ?」と声をかけてくれた。面識は全くなかった ので驚いた。小林先生は、十種競技で日本選手権で2連覇しており、陸連でも活躍 されているので、陸上をやっていれば、名前を知ってもらえることもあるんだなぁと 思った。
 トレーニングは指導する人が自ら考え出してゆくもので、そのための材料を与えて くれるようなセミナーだった。今後指導するときにはこのセミナーで学んだことを 活かしていきたい。

■2000年12月19日(金曜日)
 「スポーツ栄養の理論と調理」という講習会が東京体育館で行われた。栄養に興味が あったので参加したが、20人くらいの参加者の内、男はたった2人しかいなかった。
 内容は管理栄養士の仕事についての概要という感じで、その仕事に使うための基礎知識 として、エネルギー消費や摂取、、タンパク質・脂質・炭水化物の説明、最後に具体的な 調理法が紹介された。
 管理栄養士の仕事は、食事のメニューを考えて料理するくらいなのかと思っていたが、 それだけでなく、運動を処方するのと同じで、人それぞれに栄養を考えなければならず、 細かくやっていくと、とても大変な仕事だった。
 例えば、サッカーの選手については、試合が終わったらロッカールームに一人一人 それぞれ処方されたサプリメントが置いてあって、それを飲めばいいという状態にしておく。 量も全部管理栄養士が管理している。選手は何も考えなくても最適な栄養を摂ることがで き、至れり尽くせり状態。選手が嫌いな食べ物をいかに食べさせるようにするか、とか チームの上層部に栄養の必要性を認識してもらうようにするのも仕事の一つであったりする。
 話を聞いていて、あまりにも過保護すぎるので、もう少し選手に考えさせたほうが 良いのではないかと思った。外国ではどうなのだろうか?選手が自分で勉強すべき ところまで管理栄養士が入っていかなければならないので、仕事の負担が大きい。
 逆に、スポーツ選手はここまでやらないと強くはならないと考えると、今の体育学校での 栄養指導というのは、全くないといってもいいくらい。選手の悩みには栄養で対処できる ことも多いが、相談できる人がいない。食事は選手が勝手に好きなだけ食べる。朝起きて 眠かったら朝食を食べに行かない者までいる。
 スポーツ選手への指導といえば、トレーニングやコンディショニングについてばかりが 注目されるが、栄養からのアプローチも大事だということが認識できた。

■2000年12月18日(木曜日)
 台湾でSARSが確認された。シンガポールを旅行したあと発症したということで、 接触のあった70人も隔離されたらしい。まだ感染が確認されたのは台湾の研究員で、 防護服や手袋をつけず、素手でSARSのサンプルを取り扱っていた疑いがあるという ことだった。
 ちょっとだけなら大丈夫だろう、というような人間のちょっとした油断が、世界を 動かすような大きな出来事に発展してしまうこともある。日常生活ではちょっとだけ なら大丈夫だろう、という考えで行動することが良くある。リスクをよく考えなければ ならない。

■2000年12月17日(水曜日)
 職場の歓迎会、お別れ会、忘年会が一緒に行われた。武道系の人たちは、大半が タバコを吸うため、会場はとても煙たくて、苦しかった。髪の毛や服も全部タバコの 臭いになり、行く前に風呂に入っていたが、帰ってからもまた入らなければならなかった。 こういう場ではどうもタバコを吸わない人への配慮がないなぁと思う。
 毎朝、出勤するときにも自分の住んでいる階よりも上の人が、玄関を出た後にタバコを 吸いながら階段を下りてゆくため、自分はいつもその煙を吸うことになり、朝から 不快になる。時間を変えればいいという考えはあるが、ラジオでNHKの語学講座を聴いて から出勤するため、いつもタバコを吸う住人の直後になってしまう。どうにかならない ものか・・・

■2000年12月16日(火曜日)
 子供が昨日よりもさらに成長した。昨日は動いているものに反応していたが、 今度は自分から首をまわしていろいろな方向を見るようになった。だっこをしてやると その動きが特に激しい。いろいろなものが見えて、何を見ても新しい発見なのだと思う。 なんでも新鮮に見えるという世界は、今の大人にはなかなか考えられないが、そういう 気持ちで過ごすということは大事なような気がする。

■2000年12月15日(月曜日)


動くものを追跡中
 子供が動くものを目で追うようになった。今までは自分をじっと見てるように見えた ことはあったが、少しずつ見える位置をずらしてゆくと、全く反応がなかった。音を追って、 首を動かすことはあったが、目が見えているかどうか確信がもてなかった。やっと目が 見えていることがわかってうれしかった。
 赤ん坊は毎日少しずつ進歩していくのがわかり、見ていて楽しく、飽きることがない。
 腹が減ったり、オムツを替えて欲しかったり、だっこして欲しかったりして、よく 泣くところが少々辛いところか・・・

■2000年12月14日(日曜日)


駅の看板(3才〜103才まで?)
 日体大長距離競技会に参加。種目は5000m。申請タイムが昨年の15分13秒5だったので、 速い組には入れなかった。競技会は朝9時過ぎから始まり、走る時間はタイムが速い選手ほど、 遅くなり最終組は20時過ぎだった。自分は15時30分で、速い組には入れなかったが、 走るにはちょうどいい時間帯にあたった。
 今日の目標は15分30秒。ずっと捻挫で走っていなかったので、それ程気張らないよう、 集団の後ろから少しずつ落ちてくる選手を拾って順位を上げるイメージで走った。
 1000mごとに3分03秒6、3分04秒8、3分07秒0、3分05秒8という感じで、 予定よりも遅いタイムで4000mを通過したため、足への疲労も少なく、最後の1000m のペースアップにもほぼ対応でき、残り300mから3位へ上がり、残り100mでスパートし、 先頭の2人を抜いてトップでゴールした。タイムは15分12秒60。このタイムは5000m で初めての電気掲示。昨年よりは1秒ほどタイムはよく、セカンド記録。最後の1000mは 2分51秒0。気持ちよくペースが上がって終われた。

■2000年12月13日(土曜日)
 明日の記録会へ向け最終調整。内容は、1000m。長距離の選手が調整をするので 一緒に走らせてもらった。タイムは2分50秒の設定。実際に走って2分48秒台。 走ってみて。きついという感覚。このまま残り4000mは走れない。明日は3分を 目安に走ればちょうどいいと思った。

■2000年12月12日(金曜日)
 ハワイでは毎年ホノルルマラソンが行われ、たくさんの日本人が走りに行く。 今年もそろそろその時期になり、今年の参加者は約3万人だという。そのうち 日本人はなんと約2万人が参加するらしい。ということは走っている2/3の人は 日本人。外国のレースなのに、日本人の方が多い。
 昔は日本人にとってハワイがあこがれの地であり、今では国内旅行よりも手軽に 出かけられるようになったためなのか、また、このマラソンが特に標準タイムを 設定せず、誰でも参加できるようになっているからなのか、いろいろ要因はある だろうが、とにかく驚きの数字だと思った。

■2000年12月11日(木曜日)
 昔と比べ、肥満についての考え方が変わってきているという話を聞いた。
 昔は単に太っている人が肥満と言われていたが、それは、ただ体質的に 太りやすい人で、健康上はそれ程問題はなく、問題が起こるとしたら膝痛など 整形外科的な疾患が多い。
 それに比べ、20年ほど前は太っていなかったが、最近太ってきた人や、 見た目は太っていないが、なぜか腹だけが出ているような人は、肥満症の 発生率が高く、心臓や脳の疾患を起こしやすくなるというデータが出ている。 こういう人たちは内蔵脂肪型肥満(隠れ肥満)と呼ばれる。20才から 50才になった時に体重が17kg以上増加したの人に肥満症の発生が高い というデータもある。
 脂肪を燃焼させるには、酸素の消費量が増えなければならない。部分やせを しようとして、お腹や腕にラップを巻いて寝るダイエットがあるが、それを することによって、酸素の消費量が上がるようには考えられない。また、 2,3年前から腹筋を電気刺激で動かして筋肉を作るという器材が流行って いるが、筋肉は最大筋力の30%以上の抵抗がないと発達しないので、 電気刺激で動かしてもあまり意味がないらしい。

■2000年12月10日(水曜日)
 山手線に乗って原宿へ向かう途中、近くにいた女性とたまたま別の駅から列車に 乗ってきた女性が大声で話し始めた。「久しぶり〜」。目の前に話す相手がいるのだから、 そんな大声で話さなくても良いんじゃないかなぁと思っていたら、「その髪型 くそかわいいねぇ〜」という言葉が聞こえた。「くそかわいい」って何だろう?と思った。 褒めてるのか?けなしているのか?しばらくしてまた会話の中に「鼻水がくそ出て きそう〜」。「とても」っていう意味で使っているらしい。聞いていて違和感を覚えてた。 話し言葉というのは、時が経つに連れどんどん変わっていくのだろうが、これで いいのか?
 原宿の駅を降りて、明治神宮前を通過しようとした時に、1人のおねぇちゃんが いきなり大声で叫びだした。「最高ですカァー!!」「はんにゃーはーらーみーたー」。 びっくりした。どこかの宗教団体の残党か?都心は人が多いだけあって、訳の わからない人も多い。

■2000年12月9日(火曜日)
 自衛隊のイラク派遣が閣議で決まった。テレビではこの話題で持ちきり。 国会議事堂前でデモをする人たち、直接自衛官や自衛官の妻へのインタビュー、 野党党首の会見を競うように映し出していた。自衛官は命令ですからとか コメントは控えたいと話すが、自衛官の妻は心配ですとか、反対ですと話し、 野党はそろって納得できないと言っていた。それぞれの立場があり、それぞれ 言わなければならないコメントは決まっている。本音というのは別にあるのでは ないかと思う。社会に出た瞬間自分の立場というものが発生し、その立場に あったコメントをしなければならない。それが社会生活なんだなぁと思った。

■2000年12月8日(月曜日)
 10000mビルドアップ走をした。入りは4分/km切りぐらいから。 4000mまでは3分50秒/kmくらいで、ビルドアップにならず、その後 徐々にペースが上がっていった。夜になると昼間と同じペースで走っていても、 ものすごく速いペースで走っている感覚になる。トラックは体育館の光しか 明かりがないのでペース感覚がない。最後の1000mはかなりペースを上げたが、 3分15秒。頑張った割には全く上がっていなかった。
 終わった後は、下肢が張って筋肉痛に近い痛みもあった。すぐにこういう痛みが 出るということは、まだまだ若いのだと自分に言い聞かせたが、こんなペースで 疲れが出るというのは、力が落ちてきているということ。なんか複雑・・・

■2000年12月7日(日曜日)


スタート前(受講者全員)



歩測中(バーン・O)
 講習会3日目。午前中は実技でバーンオリエンテーリング。バーンオリエンテーリングは、 地形上の特徴物の位置を地図上に正確に求めるもの。進むルートはラインが引いてあり、 進む途中に旗が立っていて、それを地図上に正確に書き込む。正確に書き込むには、コンパスと 歩測を利用しなければならない。地形の観察や、読図力、競技時間内に帰ってくる 時間感覚も必要となる。今回のバーンオリエンテーリングの課題は3つあり、90分以内で ゴールに戻ればよかった。
 1つ目の課題は、岩の山の上に旗が合ったので、すぐに地図上でも位置がわかった。
 2つ目の課題は、道の上に置かれた旗の正確な位置把握。道の交差点から歩測で距離を 測り、地図上に書き込むだけだったが、歩測では23メートルで、地図上に書き込むと、 全く違う位置になってしまい、混乱した。結局地図と現実の狭間で葛藤し、それらしい ところに位置を書き込んだ。
 3つ目の課題は、特徴物のないところの位置把握。植生の違うところや、道の交差点から コンパスを使って角度、歩測で距離を把握しなければならなかった。しかし、道の交差点から は目標が見えず、地図上にある植生の境目もはっきりせず、困った。先生が競技の様子を 見に来て、先生も把握しづらいと困っていた。結局先生がチェックするポイントを示してくれ、 なんとか地図上に書き込めた。
 ゴールした時間は1時間29分48秒。90分まで残り12秒だった。
 混乱した2つの課題は、2つとも地図の表記が悪く、正確な確認方法をしていたので、 どちらも得点をもらうことが出来た。地図が正確でないとバーンオリエンテーリング では命取りとなる。オリエンテーリングの運営側の大変さがわかった。
 午後からは基礎実技の指導(体力・走力)となっていたが、昨日できなかった内容の 講義があり、体力・走力については5分も触れられなかった。テキストを読んでくださいと いう結論になったが、テキストの内容は、専門用語が多く、初心者には全くわからない のではないかと思った。
 3日間を通して、オリエンテーリングをする人は、競技では、ミリミリと正確性を求める ためか、講義も予定通りに進まないなど、普段はかなりアバウトだという印象を持った。

■2000年12月6日(土曜日)


ポイントオリエンテーリング



夜の懇親会
 午前中から実技で外に出た。群馬県といえば、有名な赤城おろし。今日は風はなかったが、 天候は曇りで寒かった。雨が降らなかっただけよかった。
 実技では歩測で自分の歩数を距離に直すことをした。登りにおける歩数と下りの歩数では 数が違うので、実際山の中で距離を測ることは難しい。何度も繰り返し、自分の歩きでは 7歩で10mが目安となった。走りながら距離を測ることもやったが、わかりづらかった。
 歩測の後は、コンパスを使った移動の方法や、位置の把握の仕方を学んだ。コンパスの 使い方は何度も繰り返したためよく身に付いた。
 最後は通常競技オリエンテーリングで行われるポイントオリエンテーリングをやった。 1人ずつ2分おきにスタートして、地図上のコントロールを番号順に回り、ゴールするという 内容。距離が2.9kmと短いため、それほど迷子になることなく、無事にゴールした。 オリエンテーリングを中学時代からやっている学生には勝てないかなぁっと思ったが、 走力は自分のほうが上だっためか勝つことが出来た。オリエンテーリングを久しぶりにやった 人は、地図の外に出てたり、自分の位置がわからなくなったりして、苦労していた。
 午後からは、昨日の続きで講義を行い、最後にオリエンテーリングのルートを設定する 課題が与えられた。
 夜は懇親会。お酒を飲んで騒ぐのかなぁと思ったら、午後にやったルート設定の検討会 になった。途中、先生達だけの話しになって受講者はついて行けなかった。こういう懇親会 もあるんだなぁと思った。

■2000年12月5日(金曜日)
 平成15年度オリエンテーリングインストラクター養成講習会が群馬県にある 国立赤城青年の家で行われた。今回は埼玉県と群馬県の協会で合同に行う講習会で、 定員は30人と聞いていたが、参加者はたった8人だった。
 受付・開講式時間に行ってみると関係者のいる気配はなく、協会の人が来たのは 受付・開講式が終わる予定の時刻になってからだった。オリエンテーリング 協会はかなり適当な協会だという印象をもった。
 講義が始まって、理論がたくさんあり、テキストにそって項目が並んでいたが、 先生は、テキストとは関係なく講義を進めていった。テキストは最近編集されたもの らしいが、文部大臣認定「社会体育指導者の知識・技能審査事業」と書いてあり、 少し古かった。中身については、それぞれの先生が書いたものを寄せ集めただけ ということで、一貫性がないらしい。
 夜の8時半まで講義は行われたが、講義の始まる時間が遅れたため、必要な 内容をその日のうちに終えることが出来なかった。明日にまわすということで 講義は終わった。なんと適当な協会なんだとあらためて思った。

■2000年12月4日(木曜日)
 筆記具メーカーの年賀状アンケートで、年賀状を出すと答えた人が全体の91.5% となり前年より1.4ポイント増加し、一人当たりの平均発送枚数も前年より8枚増えて、 69枚という結果が出た。
 最近はプリントゴッコでも写真が擦れるようになったし、パソコンのソフトも種類が増え、 手で書かなくてもボタン一つで印刷が出来るようになったので、枚数が増えてもあまり 負担にならず、年賀状を出そうという気になるのかなぁと思う。自分もだいたい今回の結果 で出た平均枚数を出す予定。毎年知り合いは増えていくので、年賀状を書くことを やめない限り枚数はずっと増えてゆく。
 ここまで習慣化すれば、なくなることはなく増えていくばかりのように思う。少なく なるとすれば、もっと電子メールが発達することくらいか?郵便局は結構儲かっている のかなぁと思うが、増えれば、アルバイトも増やさなければいけないし、何とも 言えないか・・・

■2000年12月3日(水曜日)
 1ヶ月ぶりにアンビバレンス練習会に参加した。長距離メニューは400m×15。 ペースは若手の5000mの調整に合わせて82秒くらい。このペースならば、 ジョギング程度だろうという認識で走り始めたが、すぐに認識を誤っていたことに 気がついた。ペース走よりも遅いペースがきつい。
 ベテラン組が徐々にペースを上げてきて80秒を切るようになってくると、息も 切れて本当に辛くなってきた。みんながしっかりと集団を作って走っているので、 自分も離れることなく我慢できて走れた。最後はひとりスパートをかけて66秒台で 走ったが、ゴール直後に吐きそうになった。最近追い込んだ練習を全くしていない というのが原因。日々妥協の練習をしていることに反省した。

■2000年12月2日(火曜日)
 宝くじで1億円が当選する確率は0.0000001だそうだ。交通事故で 救急車とパトカーがやってくる確立の方が約9万倍高いという計算がされている。 それでも東京都心では、当たりやすいお店があるということで宝くじを買う人が 集まる。売り上げが多ければ、それだけ当選する人も多いだけ。確率は、 みな均等なのに、噂はすごい。
 今回は1等に支払われる総額が減って、1万円の当たる数が増えたらしい。 みんな1等を夢見て買って、1万円が当たっても複雑な感じで、こんな小さな 金額で運を使い果たしてしまうのではないかと思う人もいるような気がする。
 外国では宝くじは寄付のようなものと聞く。何かの役に立つのだから、別に くじが当たらなくても自分たちに戻ってくるという気持ちが大事なように思う。 宝くじなんてほとんどやっていないが、世の中に寄付する気持ちで買ってみよう かなぁ、なんて最近考えている。

■2000年12月1日(月曜日)
 足の裏がまだ痛く、走るのがつらいので体幹を中心としたトレーニングをした。 腹筋を細かく分け、腹直筋上部・下部、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、深腹筋など をピンポイントで負荷をかけた。パートナーに徒手抵抗で負荷を作ってもらうため、 厳しくできるかどうかはパートナー次第。
 腹の横の筋肉(腹横筋)は特に力が入りづらく、ちょっとした負荷でダウンして しまった。他の筋肉も動かなくなる寸前まで追い込んだが、必要としない筋肉にまで 力が入ってしまい、本当に正しい動作ができているかどうか自分でやっていて 疑問だった。明日以降、筋肉痛が出てくるはずだが、狙ったところに筋肉痛が こないで、関係ないところに筋肉痛がくるんじゃないかと不安な気分になっている。


[昔のいずみ]