最近のいずみ

Last Update:2005/10/31

パートタイムアスリートいずみ 5年目もあとわずか!! 


■2005年10月31日(月曜日)
 今日でパートタイムアスリートとしての5年間が終了した。自己ベストを出してから、 7年が経ったが、いまだにそのときの感覚は覚えていて、その走りが、自分の理想と なってしまっている。理想の走りというのは、そのときの体力や心理などの違いにより、 常に変化するはずなのに、パートタイムアスリートとなってからは、特に、自己ベストを 出したときの走りに固執してしまっている感じがする。
 5年目の今年は、固執したところから、出られそうな雰囲気が出てきた1年だった。 その結果、前年度の記録を7年ぶりに上回ることができたのではないかと思う。
 トレーニング時間はいろいろな制約でかなり削られ、体力は当然落ちているが、 大学院の授業を通して精神面について考えるようになり、理想の走りというよりも、 今の体力にあった最高の走りをすればいいという気持ちに変わってきたことが 1つの要因ではないかと思う。
 前年よりも向上するということは、自分が前に向かって進歩しているという 気持ちになれ、さらにがんばろうというモチベーションにもなる。
 次の1年が、明日から始まる。さらにトレーニングには制約が重なってくることが 予想されるが、それにも関わらず、さらなる向上を目指したい。

■2005年10月30日(日曜日)
 午前中は、英語の論文をひたすら訳し、午後は、1ヶ月くらい前に借りた 本を図書館に返しに行くことを除けば、ずっと肩関節障害の発表資料作り。 1日家にいて、家族に対しては何もできなかった。
 パソコンに向かっているときには、何度も子供がまとわりついてきた。 子供は当然遊んでくれると思って近づいて来るのだろうが、こちらは、 課題に精一杯で遊んでやれず、ほとんど無視をしている状態。さらに 子供にさわられたくないようなデータDVDを自分の手の届くところに 置いてあるので、当然子供の手の届くところにあり、子供が興味を示して さわったところで、「こらっ!!」と声を出したら、泣き出してしまった。 後になって考えてみると、悪いことしたなぁと思う。親が注意していれば、 防げる子供の失敗というものはたくさんあると思う。今回は、子供の手の 届くところに、さわってほしくないものを置いておいた親が悪い。
 遊んでくれるはずの親が無視するのだから、こんなことを続けていれば、 逆に親が無視されるようになるかもしれない。子供と遊んでやれないので あれば、家から出てやることをやるべきなのかもしれない。反省の1日だった。

■2005年10月29日(土曜日)
 体育学校の選手と一緒に練習。メニューは200m×10。休息が200mジョッグで 走る距離はトータル4000m。設定は、32秒。休息が50秒。先頭がうまく ペースを作ってくれたので、気持ちよく走れた。8本目から急にきつくなったが、 残り2本なので気持ちで乗り切った。1人で4000mのペース走を走るより、 トータルタイムが速かった。やればできるという感じだが、1人のときはやれない。

■2005年10月28日(金曜日)
 社会人入試で入学した人の中には、職場との両立が難しく、退学するか退職するか の選択を迫られている人がいる。自分たちが受験の時に得ていた情報では、社会人の ための授業は、夜間で充実しているので、夜間を利用してなんとか単位の取得は可能 ということだったが、入学してみると、今年からカリキュラムが大幅に変わり、 社会人のための授業が大幅に削減され、社会人であっても日中の授業に出なければ、 単位の取得ができない状態になってしまった。
 自分も仕事が終わって、夜の授業で単位を取るつもりだったが、予定通りにはいかず、 今は、1週間の内2日は休みを取って、週休4日という普通の会社では考えられない ようなことをして授業へ行っている。休みにも限りがあるので、夏休みなど、周りの人が あまり勤務をしたくない時期の当直に進んでつくことで、いくらか代休をためて なんとかやりくりしている。退学か、退職かの選択をしなければならない人の 話を聞いて、なんとか学校へ通えている自分は、かなり恵まれていると感じた。
 社会人入試ということで、わざわざ社会人を入学させるのだから、学校側には もう少し配慮があってもいいのではないかと思った。

■2005年10月27日(木曜日)
 岡山国体のハーフマラソンがインターネットで6元生中継をしていた。たまたま 国体の結果を見ようと思って国体のページへいったところ、発見した。 中継を見始めたときにはすでに15kmの通過が迫ったところで、先頭集団に、 我が社の選手が入っていたのがうれしかった。しかし15kmを通過したところで、 急激に画面から遠ざかり見えなくなってしまった。
 先頭は、埼玉県の選手が引っ張り、20km過ぎに別の県の選手が スパートし、競技場へ入っていった。競技場の映像を見ようと思い、 競技場のカメラへ切り替えたが接続できず、結果はわからなかった。
 動画は、荒く、動きはっきりと選手を見ることができず、どの県の代表選手かも よくわからない。わかるのは、知り合いと自分の関わったことのある県の ユニフォームだけ。肝心なゴールの映像が見られず、消化不良だった。

■2005年10月26日(水曜日)
 7月にやった自分自身の栄養状態をチェックできるバイオフォトニックスキャナー の測定をする機会があった。前回はひどい結果が返ってきたが、今回は、意外な結果が 返ってきた。
 この機械の測定は、1ヶ月くらい前までの栄養状態を示すということだったので、 この1ヶ月くらいの生活を見直してみた。外食が多く、常に睡眠不足で、とても 疲れやすいという特徴が上げられる。どう考えても前回よりひどい結果になるしかない と思った。
 実際の結果は、前回(15段階中11番目)よりランクが上がり、ちょうど 真ん中だった(15段階中8番目)。意外な結果が出てしまい戸惑った。下がる 要素しかないのに、上がってしまったので、納得できる理由付けがしたくなり、 最近までの食生活をもう1度考えてみた。
 確かに外食が多くなったが、運動もあまりしていないため、食事の量が減り、 肉を食べることが少なくなった。外食では野菜が少ないと思っているので、できるだけ 野菜がとれるメニューにしているような気がしている。これくらいしか、理由付けが できなかった。とにかく栄養状態は改善したのだから、素直に喜ぼう。

■2005年10月25日(火曜日)
 一人で暗くなってから練習。誰もいない明かりのないグランドは、モチベーションの 高まる要素はなく、ただ走るだけになりがち。目安のタイムというものはあるが、 暗いためにスピードの感覚は変わるので、実際に走ってみると感覚と違った タイムが出てくる。自分の感覚では、結構走れたという感触でも、実際は遅い 場合がほとんど。
 今日は600mを2本と1200mを2本やったが、満足できる感覚とタイム では走れなかった。こんなことを5年もやっているのだから、慣れてきて、 感覚やタイムも合えばいいのだが、全く慣れることもなく、一人で練習を すると、いつも消化不良のような感じになる。今後も、まだまだこんな自分と つきあいながら、少しでも自分の能力の向上を目指そうと思う。

■2005年10月24日(月曜日)
 最近は、医療の現場を中心に遺伝子というものが浸透してきている。スポーツの世界でも いくらか研究が進み、遺伝子の世界は、倫理と密接に絡み合いながら発展している。
 人によって遺伝子というものは少しずつ違い、例えば、舌が縦に丸められるかどうか というのも遺伝子によって決まっているらしい。人口の15%の人は、遺伝子の関係で 舌が丸められない。どんなに練習しても一生丸めることができないという。また、 アルコールの体内での分解や、苦みを感じる感じ方も遺伝子によって決まっている。
 遺伝子によっていくつかの大きなグループに分けられる場合は、遺伝子多型と言い、 人口の1%にも満たない人がある遺伝子を持つ場合は、遺伝子の変異と言う。
 スポーツでは、ミオスタチン遺伝子の変異が注目され、これが欠落した人は、 筋肉の発達に制限がかからず、赤ん坊の頃からムキムキな筋肉で、力も強いという 報告がある。また、遺伝子を商売として始めている企業では、スポーツ種目への 適合性を調べることができるキットを売り出している。
 今後は、遺伝子がわかれば、競技適性がわかり、適性のない人が阻害されて しまう可能性もあり、スポーツの振興にマイナスになるのではという意見も 出されている。使う人の使い方次第でプラスにもマイナスにもなるものだと 考えるが、自分たちの目には見えないところで、どんどん研究が進んでいることを 認識して、スポーツを指導する場合にも考慮していかなけばならなくなると思う。

■2005年10月23日(日曜日)


芋を掘ってるようです



清々しい1日でした
 友達の職場の関係で行われた、芋掘りイベントに参加させてもらった。 さつまいもを自分で掘り出すのは、小学生以来。妻も久しぶりで、 子供は初めて。さつまいもは子供の好きな食べ物なので、さつまいも がどういうものかは知っていたはず。しかし、実際に掘り出すところを 見せると、まねをして土のかたまりを持って「いもぉ〜」と叫んだ。 わかっているようでわかっていない。その後も子供は、土のかたまりを 持っては「いもぉ〜」と言っていた。30分くらいで、与えられた範囲を 掘り起こしてさつまいもの山をこしらえた。
 大量のさつまいもを掘り出したが、自分の家だけでは処理できないほどの 量で、かなりの重さがあった。周りの人たちは、毎年参加しているためか 準備がよく、さつまいもを持って帰るための道具をいろいろと持っていた。 我が家は、何もなく、持っていたビニール袋と、新たにもらったビニール袋 に入れて対処するしかなかった。
 芋掘り後は、昼食の弁当が出て、みんなで食べた。子供食欲は旺盛で、 妻の弁当はかなり食べられてしまった。
 食後は、芝生の上で子供と一緒に走り回り、子供は大喜び。久しぶりに 子供と遊ぶことができ、とても癒された。

■2005年10月22日(土曜日)
 先月蒲郡で行われたトライアスロン世界選手権がNHKBSで放送されていた。 テレビをつけたときには、女子のバイクが行われているところで、先頭集団は 5人に絞られ、国籍はアメリカとオーストラリアだけ。日本人は、大人数の 第2集団にかたまり、ペースが上がらず、先頭からの距離が開いていた。ランに 入るとオーストラリアの選手が暑い環境の中でも積極的に走り、前半からトップの 位置を確定させ、そのままゴールした。日本人は、庭田選手がトップで、 日本人トップを走っていた関根選手が脱水で棄権してしまった。
 男子も、スイムでは下位につけていたロバートソン選手が、バイクとランで 逆転し、ランでは女子と同じく積極的に飛ばし、最後は失速しながらも、 トップを守り抜いてゴールした。彼は、世界選手権で2度優勝経験が あったが、今回はオーストラリアの補欠の選手で、直前に出場が決まり、出場した という。それでも、コンディションをしっかりと整え、優勝してしまった。 補欠という微妙な立場にいながらも最善を尽くし、チャンスをものにするという 精神がすばらしいと思った。
 自分が個人的に応援していた山本淳一さんは、日本人トップでのゴールだった ようだが、上位には入ることができなかった。地元開催だったわりには、 トライアスロン協会では、選手強化が不足していたのだろうか?もう少し 日本人選手の活躍があればいいのに、と思った。

■2005年10月21日(金曜日)
 最近毎朝起きられない。睡眠時間は6〜7時間。十分な睡眠時間なのに、 疲れがとれず、逆に疲れている時もある。今までは夢を見ることが少なかったが、 最近は、いくつも見ているような気がする。また、朝、気がつくと肩に力が入って いたりもする。夜も食事をすると眠くなり、それに耐えながら、課題をやろうと するが、全く集中できず。高校生くらいの頃と比べると、ずいぶん自分の体が 言うことを聞かなくなってきたなぁと思う。

■2005年10月20日(木曜日)
 筑波大学大学院体育研究科の入学試験の日。自分の受験から1年が経った。 初めての受験からはもう2年。時の流れは速い。この1年で何が成長できたか 考えてみたが、知識が多少増えたくらいで、残りは精神面の成長があったように 感じる。大学院へ入って、自分の体と対話するということを教えてもらい、 一気に精神面が強くなった。
 トレーニングの量は極端に減り、高校以来16年間で最も少なかったはず。 この7年間は、ずっと前年の記録を上回れない状態が続いていたが、今年は、 久しぶりに前年の記録を上回ることができた。トレーニングができていないと、 それだけで不安になるが、今年は、全くトレーニングをしていないのに、 そういった不安がほとんどなかった。少ない練習で、最大限の効果を出すと いうことを考えると、陸上を始めて以来最も効果的なトレーニングができた1年で あったのかもしれない。メニューには、全く計画性がなく、そのときの流れに 任せてその場で決めるというもの。練習計画では、理論とは全く逆のことを やっているが、自分にはそれが合っていたのかもしれない。何事もプラスに 考えれば、悪いことはないのかもしれない。

■2005年10月19日(水曜日)
 昨夜はグループの発表ミーティングが22時半からあり、次の日は朝から 出勤できないかもしれないので、休みをとって、研究室にお泊まりした。 夜の授業までは時間があるので、久しぶりにゆっくりできた。遅めの朝食をしながら 新聞や発表準備のための文献を読み、来月から希望している学校の宿舎の書類を もらいに行くなどした。夕方には学生と練習でき、夜はアスレチックトレーナー関係の 授業。1日自分の思い通りの生活ができて満足。

■2005年10月18日(火曜日)
 毎日子供の歯磨きに苦戦している。まだ子供が一人で歯を磨くことが できないので、親が歯磨きをすることになる。機嫌のいいときは、口を開けてくれる ので、スムーズにできるが、だいたい歯磨きになると機嫌が悪くなり、最後は 泣き出し、声を出すときに口を開けるので、そのタイミングで無理矢理磨くことになる。 子供も学習し、泣かずに、口を閉じるという作戦を取り出すと、お手上げになる。
 普段は妻が磨いているので、たまに自分がやると、意外と言うことを聞いてくれるので、 妻は納得がいかない。子供の行動にもそれなりの理由があって動いているのだろう。 子供の気持ちを探るのは難しい。

■2005年10月17日(月曜日)
 来年度体育学校の選手を希望している、新隊員教育を出たばかりの選手の 卵たちを対象に、「意識と力の発揮」をテーマに講義をした。この講義の 直前まで2時間ほど運動生理学の講義を座って聞いているので、腰が痛いとか、 眠いという声もあったため、すべてを実技にして体を動かしてもらった。
 一歩間違うと宗教のような話と勘違いされるので、初めは、この人何 言ってるんだろう?という感じでとても冷めた雰囲気だったが、意識する 部位を示して、実際に力を発揮してもらうと、力の発揮の違いを感じた人が 多く、かなりにぎやかになり、話も聞いてもらえるようになった。
 大勢の人を前に話すときは、2割くらいの人が聞いていれば、十分 聞いてもらったと考えればいいと思っていたが、話を聞いていた割合は、 自分の感覚としては7割以上。自衛隊だからよく聞いてくれるのかなぁと 思った。

■2005年10月16日(日曜日)


優勝は早稲田の下平くん
 かわさき陸上競技フェスティバル招待800mに出場。先週のレースがまずまず の走りだったので、今週もうまくいけばシーズンベストの更新ができるだろうと 考えていた。1レーンに2人が入るレースで、スタートで出遅れたが、200mの通過 までに2番手に入り、ベストポジションを確保。1周目を56秒台で通過し、ペースは 速くなかったが、タイムの割には疲労が大きく、500m通過あたりから先頭のペースが 上がり、そのまま自分はズルズルと後退。600m通過が1分24秒台。さらに抜かれ 続け、ゴールは10人中9番目だった。タイムは1分55秒20。
 自分のチームの大会なので、応援してくれる人は多く、この大会こそはみんなに いい走りを見せなければならないと思っているのに、毎回撃沈レースばかりしている。 結局今回も撃沈レースを披露してしまった。今シーズンの800mはこれで終了。 来シーズンへ不安の残るレースとなってしまった。
 レース後は、中学生から大学生までを対象にした陸上教室の手伝い。中距離についての 講習会はなかなかないので、中距離の普及には良い機会だった。しかし自分が担当した 中学生は、こちらがやってもらいたい動作を行うのが難しいらしく、いろいろと 表現を変えて教えてみたが、最後までできなかった。お互い消化不良に 終わってしまい、とても残念だった。学校の先生が動作については見ていたので、 あとは、学校の先生にお任せするしかない。

■2005年10月15日(土曜日)
 明日の試合の最終調整。今週は全く練習ができず、トラックで走るのは、先週の 記録会以来。1週間走らないと、自分がどうやって走っていたかわからなくなる。 メニューは体育学校の三澤くんの後ろにつかせてもらって、200mと150m。 どうやって走っていたかわからなくなった割にはタイムは悪くなく、なんとか なりそうな感覚で終わることができた。目指せシーズンベスト更新!!

■2005年10月14日(金曜日)
 子供の語彙が少しずつ増えてきて、自分の思ったことを一生懸命表現しようと する姿が可愛らしい。食事のときに、料理からでる湯気をみてモワモワと言ったり、 雲と言ったりする。湯気のような水蒸気が雲の元になっているというこが 感覚的にわかっているということに驚いた。何もわかっていないようで、 いろんなことを知っている。子供の想像力は、大人が想像するよりも上を 行っているのかもしれない。

■2005年10月13日(木曜日)
 自宅から学校へ通うと、朝の通学は90分くらいはかかる。昨夜は研究室に お泊まりし、通学がない分、朝の90分を昨日からやっている課題の時間に あてることができ、かなり有意義な朝を過ごせた。昨日からずっと英語漬け で、論文も後半になり、前半に調べた単語が頻発するため、少し訳すスピードが 上がってきた。1時間目の授業が始まるまでに、3分の2まで訳すことができた。
 夜は、7時過ぎまで授業に出て、その後、食事と風呂を済ませ、9時過ぎ から昨日と同様、朝の続きをした。一通り、訳し終わり、もう一度読み返して みたが、日本語になっていないところがたくさんあった。英語のまま訳すと 訳がわからないので、自分の想像力を働かせて、意訳し、正しいかどうか わからないが、なんとなく日本語らしくした。
 英語の論文をスラスラと読めるようにならないと、論文を読むたびに 大きな負担になる。当分は、大きな負担を背負いながら読んでいくしかない。 なんとか明日の発表に間に合って良かった。

■2005年10月12日(水曜日)
 夜の授業が9時前くらいに終わり、食事をした後そのまま研究室へ行って、 課題に取り組んだ。課題の発表が迫っているのに、なかなか進まない。英語の 論文を訳すということなので、日本語のようにはいかないのは当然だが、 本当にもどかしい。先週はドイツ語を訳さなければならなかったので、 それよりは、楽だと思えば、少しは気が楽になるが、そんなことで気が 楽になってもそれで英語がスラスラと訳せるわけではないのが残念。 深夜1時までやったが、半分くらいは訳せた。先週末から取り組んで、 やっと半分。道のりは長い・・・

■2005年10月11日(火曜日)
 ラジオを聞いていたら、ある歌手が、虫が好きだという話をしていて、 なぜ虫が好きかというと、脱皮をするからだと言っていた。これを 聞いて、変わった人だなぁと思ったが、脱皮は、新しい肉体に生まれ 変わったり、成長という意味合いを持っているのではないかという考えでの 発言だった。そして人間は、見た目は脱皮ということをしないが、精神的な 脱皮をして成長して行くのではないか、と。そういう考え方もあるのか、と 感心した。そう考えると、姿形の変化する脱皮を行う虫たちは、、人間の 及びもしない、すごいことをやっているんだなぁという気がしてきた。

■2005年10月10日(月曜日)
 インターネットに接続できる環境、マイク、そしてソフトがインストールされていれば、 無料で電話できるという「livedoor スカイプ」を始めた。一般電話や携帯電話への 通話料がNTTなどと比べると格段に安いということを聞いて、ずっと気になって いたが、パソコン同士であれば、無料でできるということでやってみる気になった。
 ソフトをインストールし、職場の人たちと早速電話してみた。我が家にはマイクが なく、ヘッドホンをマイク端子へ入れてヘッドホンで話したので、こもったような 音が出て、声は聞きづらかったようだが、こちらの受信音は、パソコンのスピーカー から音が出て、電話の音声よりもいい音質で会話ができた。最大5人まで同時通話のできる 会議通話のモードも試したが、タイムラグもなく、普通に話すことができた。 お互いブロードバンドに接続しているため、何の支障もなく、会話できたが、 ノートパソコンからPHSでネットに接続し、ブロードバンドのパソコンと 通信した場合は、音声がとぎれとぎれで、タイムラグがあり、まったく会話に ならなかった。チャットの機能もあるので、PHSでは音声ではなく、チャットで 交信するしかない。
 こうやって電話がタダでできるようになると、電話代を払うということがアホらしく なってくる。一般電話への通話代は1分2円かかるが、それでも普通の電話と比べると かなり安い。この電話を使うためにマイクを購入してもいいかなぁという気になった。

■2005年10月9日(日曜日)
 昨日に引き続き筑波大学競技会。今日はコール漏れしないように2時間前には 競技場へ着き、1次コールを確認し、研究室で課題をしながら時間をつぶし、 その後ウォーミングアップ。
 午前中は雨が降り、コンディションは悪かったが、午後からは雨が上がり、 コンディションは良くなった。
 800mは6組あり、自分は2組。1組は、田口くん(中大)が1分50秒44の 好記録でトップ。3着くらいまでが1分50秒台を出していた。2組は、先月の 実業団と同じ展開で、500mまで東原くん(井原高校教員)が先頭を引っ張った。 後半は泉くん(筑波大)が先頭に出て、残り200mで自分は3番手。最終コーナーで 2番手に上がり、最後の直線で泉くんに並びかけたが、並んだとたん、体が動かなく なり、急激にペースダウン。しかし周りの選手も同じようにペースダウンし、 そのままの順位でゴール。トップは泉くんで1分53秒69。2着の自分は 1分53秒91だった。タイムは今シーズンのセカンド記録で、レース内容も 最後の直線をのぞけば、悪くなかった。
 来週は、かわさき陸上競技フェスティバル。一緒に走るメンバーは ほとんど今日と変わらないので、ペースも変わらないはず。シーズンベストを 狙っていきたい。

■2005年10月8日(土曜日)
 筑波大学競技会へ出場するため、いつも通り車で学校へ向かったが、高速道路を 運転中に眠気が強くなり、守谷サービスエリアで一眠りしてから学校へ行った。 学校へ着いたのはちょうど11時くらい。競技が12時からなので、ギリギリ 間に合ったと思い、ホッとしていたが、招集があるので、競技開始何分前までに 招集所へ行かなければならないかプログラムで確認したところ、1次招集が 1時間前までになっていた。時間を見ると11時10分。1次招集所へ 行ってみると、すでに男子1500mの紙は外されていた。すぐに本部へ行って、 競技へ出場できるように頼みに行ったが、全く取り合ってもらえず、陸上人生 初めてのコール漏れを体験した。走る意志があるのに走れないという、何とも いえない悲しい気分になっているところへ、競技の申し込み担当者が 申し込み料の回収に来て、更に落ち込んだ。

■2005年10月7日(金曜日)
 筑波大学は明日から学園祭ということで、午後からは、学園祭準備のため、 授業は休講になった。教室のイスや机が移動され、飾り付けをしたり、テントを 立てたり、いろいろなところで大きな音楽が鳴り出し、かなり騒がしかったが、 お祭りの前の準備ということで、自分が準備しているわけでもないのに、ワクワク してきた。

■2005年10月6日(木曜日)
 筑波大学の学生宿舎にある風呂に行った。料金が170円とお値打ちだったが、 中はタイルがはがれ、かなりボロボロだった。値段が安いのだから、 体が洗えて、湯船につかれればいいという感じで、雰囲気は考えてはいけない のかもしれないが、それにしてもひどすぎると思った。
 筑波大学の風呂と比べると防大の風呂はかなりきれいで料金はかからなかった。 当時は何も思わなかったが、なかなか恵まれた環境だったのかもしれないと思えてきた。

■2005年10月5日(水曜日)
 大学院の授業は、学生が調べてきたことを発表する機会が多く、先生が講義をする という今までの授業のイメージがだんだん薄れてきた。授業では学生が発表する 内容について、先生が補足やコメントをするという感じで、学生が授業を進めていく という雰囲気。勉強は、人から教えてもらうことは少なく、自分で調べ、 それについて考えることで進めていくものなのだろうという認識に変わってきた。

■2005年10月4日(火曜日)
 1日に国勢調査があり、今はちょうど調査票の回収時期。全国各地で、 偽調査員が回収に訪れ、記入した調査票をだまし取っているという事件が 起こっている。我が家でもちょっとおかしなことがあった。
 調査員の人が明日調査票の回収を取りに来るということで約束していた のに、今日の時点で、「今日は調査票を取りに行くことができず、明日 回収にいくので、調査票を新聞受けにでも入れておいてください」という ような内容の紙が新聞受けに入れてあった。妻は、個人情報が入っていて 大事なものなのに、新聞受けに入れておけというのはおかしいと感じ、 すぐに調査員へ電話したところ、「今日は膝が痛くて取りに行けないので、新聞受けに 入れておいてもらえば明日受け取りに行く」という紙に書いてあることと 同じ返答が返ってきた。妻は、個人情報の入った大事な票を、新聞受けに入れておく というのは、おかしいといと調査員へ返したところ、調査員も納得し、直接取りに 行くということで決着がついた。
 妻からこの話を聞かされ、この調査員だけなのかもしれないが、あまりにも 調査員の意識が低すぎるのではないかと思った。調査票を配りに来た人が必ず 回収することになっているのだから、調査員がしっかりと自分が取りに来るという ことを受け取る人に言えば、偽調査員が来てもだまし取られることがなかったのでは ないか。これは、調査員の教育をしっかりしていなかったというのが原因の一つに なるのではないかと思う。次の時にはしっかりしてくれ!!

■2005年10月3日(月曜日)
 学校の授業が終わったのが23時前。ずいぶん遅くなったなぁと思いながら、 常磐高速を走っていたら、よく事故のある場所で、また渋滞になっていた。 事故現場では、トラックの横へトレーラーが突っ込み、少し離れたところでは、 トラック2台が横倒しで、ボロボロになっていた。高速で運転していて事故に 巻き込まれると大変なことになるなぁと改めて認識させられた。
しかし、事故の起きた場所は、見通しのいい直線道路。なぜ?という 場所でいつも事故が起きている。普段運転している時には何も気にすることなく 通過しているが、なにか事故の起きやすい原因があるのだろう。とにかく、 気をつけて運転するしかない。

■2005年10月2日(日曜日)
 全日本ソフトテニス選手権の中継を見た。中学時代は軟式テニス部に所属していたが、 一度もテレビで試合の中継を見たことがなかった。軟式テニスは知らないうちに ソフトテニスと呼ばれるようになってしまい、全日本の大会は、テレビでも 中継されるようになっていて驚いた。
 ソフトテニスは、ボールがゴムボールなので、球筋がいろいろと変化し、スピードの 変化も大きくおもしろい。また、ソフトテニスは、ダブルスだけなので、4人の 選手の位置がめまぐるしく変化するところも見所。自分が経験したことのある 競技なので、選手がミスした時の感覚や成功した時の感覚が伝わってきて、まるで 自分がプレーしているような気分になれた。
 全日本のベスト8に残れるペアは、実業団の選手が多いが、男子では高校生が2組、 大学生が3組も残り、かなり若い人たちの成長が見られた。しかし、優勝は、ベテランの ペアで、圧倒的な強さで1セットもとられることなく5−0で史上初の6度目の優勝を 飾った。女子は接戦で昨年のチャンピオンが2連覇した。テニスと比べると地味な スポーツというイメージがあるが、今日の放送を見て、テニスよりもソフトテニスの 方がおもしろいという考えに変わった。

■2005年10月1日(土曜日)
 体育学校の選手と練習。メニューは300m+200m+300m+200m+ 100mを2セット。設定が300mが38秒200mが24秒台という設定で、 強度が高すぎ、自分のレベルでは走りきれないことがはわかっていたが、一番 後ろでできる限りの力で走った。
 1セット目は、先頭から少し離れるだけで、それほどタイム差はなくゴール できたが、2セット目はジョッグの延長のようになり、ただメニューをこなすだけに なってしまった。この練習は強度が高く、最後までやったのは、自分を含めて2人。 すべてをこなしただけで、よくやったと思ったほうがいいのかもしれない。
 これだけ強度の高い練習をして、吐くことがなかった。3週間前だったら、必ず 吐いていたはず。それを考えると、かなり体調は戻ってきたのではないかと思う。



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