最近のいずみ

Last Update:2008/1/31

パートタイムアスリートいずみ 8年目に突入!! 


■2008年1月31日(木曜日)
 ケニアでは、年末の大統領選挙をきっかけに民族対立が絡んで暴動が続き、 ケニアの選手たちは、国際大会への参加が困難な状況らしい。ニュースでも 教会に避難した子供たちが焼き殺されるなど、暴動が始まって以来の 死者は800人を越えたと報道されている。
 ちょうと友達がケニアで働いているので、状況を聞いてみたところ、 ナイロビでは何もなければ平穏だが、いったんことが起こると大変な状況で、 住んでいるアパートから100mほどしか離れていないところでも略奪や 破壊が起こって、非常に危ない状況だったと言っていた。また、野党の支持 基盤のあるケニア西部は特にひどく、軍が治安維持にあたり、夜間外出 禁止令が発令されているらしい。
 とても陽気で人なつっこいケニアの人たちが、暴動を起こすということが あまりイメージできないのだが、多民族で形成された国では、民族対立は 必然なもなのかもしれない。前国連事務総長が仲介に入ったようだが、 暴動が治まり、これ以上犠牲者が増えないよう願う。

■2008年1月30日(水曜日)
 生協で販売されている中国製の冷凍餃子を食べた家族が食中毒を起こし、 5歳の子供が意識不明の重体になったらしい。食べた餃子からは有機リン系 殺虫剤が混入していて、食中毒は別の場所でも報告されているという。
 昨夜、我が家では、生協で購入した餃子をスープに入れて食べていた。大丈夫 だろうか?と妻に聞いたところ、日本製だったので問題の商品とは違い、ホッとした。 中国製がすべて悪いと考えてはいけないが、すばらしい商品もあれば、 本当にひどい商品もあるという認識はしなければならない。日本製であっても、 昨年は、人に害を与えるほどの影響はなかったが、食品偽装が頻発した。 橋本聖子さんが言っていたように、フードマイルの低い食品を食べ、安全な 食生活を送ることが最良の選択なのではないかと再認識させられた。

■2008年1月29日(火曜日)


我が家から見える削られた山
 職場や住まいの周辺は、山や海や美術館や博物館のある大きな公園があり、 家のベランダからは、その公園の山が目の前に見える。最近その山の景観が とても気になっている。1月に入ってから、毎日チェーンソーが作動する音が 山の方から聞こえてきて、休日でも朝から聞こえてくる。山の木々を次々と 切り落とし、2週間くらいで、木の茂っていた山が岩山に変わってしまった。
 久しぶりに公園内をジョギングしたところ、公園内の別の急斜面でも同じ ように木が伐採され、注意の看板には、崖崩れのための作業だと書かれていた。 木の伐採が、本当に崖崩れの防止になるのだろうか?と思った。特にベランダから 見える山は、岩山なので、水を多く含んで崖崩れが起きることはあまり考えられない。 小さな崖崩れであれば、たくさんの木があった方が、崖崩れを防止できるような 気がしてしまう。何十年もかかって育ってきた木々が一瞬にして命を失ってしまう のがなんとも気の毒でならない。

■2008年1月28日(月曜日)
 常用漢字を見直すというニュースがあった。常用漢字は、日頃よく利用する漢字が 選ばれているものだと思っていたが、県名に出てくる「埼」、「媛」、「奈」、「梨」、 「熊」などは、常用漢字ではないらしい。NHKでは常用漢字をできるだけ意識して 字幕を表示しており、「鹿」、「虎」、「熊」などの動物を現す漢字は、常用漢字では ないということで、ひらがな表示をしていた。
 携帯電話やパソコンで、変換すれば知らない漢字でもすぐに出てくるので、ワープロや パソコンのない時代とは、言葉の使い方は大きく違ってきているのかもしれない。
 今日は、携帯電話の会社が春のシーズンへむけ新しい機種を発表したらしいが、 新機種には、電子辞書が組み込まれているものもあった。もう自分で辞書を引くという ことはなくなりそうだ。辞書を引くときには、目的の文字へたどり着くまでに、 いろいろと寄り道ができて、なかなか楽しいものだが、これからの世の中は、スピードが 勝負で、そういう寄り道はさせないような機能が好まれるのかもしれない。とても せわしない世の中になってきた。

■2008年1月27日(日曜日)


実技講習
 エアロビクスセンターの朝食は、食べ放題だったが、食事の1つ1つにカロリー 表示がついていた。カロリーを気にしていたら何も食べられなくなるような気が するが、気にしなければならない人にとっては、とても有り難いサービスなのだと思う。
 講習は、中国珠海市の体育学校で副校長をされている戴(ダイ)先生による ハードルの専門トレーニングの講義と実技が行われた。講義のパワーポイントが 中国語だったので、わかりづらかったが、通訳がいたので、理解は出来た。
 戴先生は、男子110mH世界記録保持者劉翔のコーチと同級生らしく、共通の トレーニングをいくつか取り入れて指導しているとのことだった。劉翔は、 もともと走り高跳びの選手として選抜されたが、頭が大きく、脚も長くなかったため ハードルへ転向することになったということで、中国では、選抜されなければ、 競技ができず、自分では種目を選べないが、種目の向き不向きをしっかりと見極める 基準をもっているところがすばらしいと思った。
 実技では、ハードルと砂場を用いた補強を次々と紹介してくれた。日本の 全国レベルにある女子選手が、戴先生の指示により見本を見せていたが、 あまり指示通り動けていなかった。単純な動きだが難しいようだった。
 年間の計画にの話もあり、年間を通して、専門的パワートレーニングと 基本練習が多く、走りと技術トレーニングは少ないというのが印象に残った。

■2008年1月26日(土曜日)


マリオン・ジョーンズのサイン





ジョイナーのサイン
 日本エアロビクスセンターで行われた日本陸連のコーチングクリニックに参加。 前半は走り高跳びのコーチングの講義と実技があり、後半は、やり投げのコーチングの 講義と実技があった。
 走り高跳びの講師は吉田孝久さんだった。講義では、走り高跳び選手の跳躍タイプ 、走り高跳びの局面構造、選手の体力要素などの話があった。実技では、実際の 競技動作に結びつけるためのドリルを中心に、専門的トレーニングも含めた動きを 見ることができた。
 やり投げの講師は、真岡女子高の渡辺先生だった。競技者として成功する 生徒はどういう生徒かということなど現場の経験から言える話や、初心者からの 段階的な指導法についての説明を講義で聴き、実技では、講義で説明の あった動きを実際に見ることができた。やり投げの講習は、我が校の ソフトボール投げに応用できそうで、使ってみたいと思った。
 夜はレセプションがあり、参加者相互の交流が行われたが、参加者が、 以前からこのクリニック参加されている中学や高校の先生ばかりで、 なかなか話に入っていくことができなかった。
 宿泊は、2棟続きのコテージで、4人が宿泊し、自分を含め全員が 神奈川県の先生だった。レセプション後、4人で飲みながら話をすることができた。 3人とも横浜の先生で、1人は70歳を越える大先生だった。100人の生徒が 指導の対象でも一人で指導できるという話を聞きすごいと思った。

■2008年1月25日(金曜日)


富士山がきれいでした
 大学院の授業で古武術について講義をしてくれた当時博士課程に在籍されていた方が 来校され、いろいろな動きについての話を聞くことができた。
 自分がずっと気になっているスタンディングスタートの素早いスタート方法についても 参考になる話を聞け、動作が遅くなる原因を逆にうまく使うことができるのではないかと 思えるようになり、今までとは全く逆の発想があり、違った視野をもつ必要性を感じた。

■2008年1月24日(木曜日)


最近よくモノを口に入れます
 警察の不当な取り調べが相次いでいるらしく、警察はマニュアルを作成した。 不当な取り調べについてはよくわからないが、警察の車の取り締まりには、腹が 立つことがある。時間によって一方通行になり標識の見づらい場所で、警察は よく取り締まっている。標識のあるところで待機していて、入らないように 注意してくれれば、過ちを犯さずに済むところを、わざわざ進入禁止の道路を 曲がってきたところに隠れていて、車が進入してきたら捕まえるという ことをしている。ノルマがあるのかもしれないが、過ちを未然に防ぐ手だてが あるのに、それをわざと見過ごしているようにしか思えない。交通ルールが 守られるよう導くはずの人たちが、交通ルールを守らせないようにしている。 何のためにやっているのか?と疑問に思う。

■2008年1月23日(水曜日)
 久しぶりにハイクリーンとスナッチの練習をした。40kgでのリフティングを 中心に行ったが、最後は、60kgまでやってみた。ハイクリーンは、挙げることが できたが、スナッチはできなかった。長い間やっていない動作なので、挙げられなく なるのは当たり前だが、思っていた以上に挙げられなくなっていることがわかった。
 ランニングにも重要な股関節の運動になっているので、素早く大きな力が発揮できるよう 継続して行かなければならないと思った。

■2008年1月22日(火曜日)
 七田眞の実践「超感覚開発法」セミナーに参加した。七田眞さんは、以前 長男が通っていた七田チャイルドアカデミーの校長で、子供達のすばらしい 能力を引き出し、子供達が次々と超能力ではないかというような力を発揮させている。
 話の内容は、不思議な能力を発揮する人の実話らしく、新興宗教に近い、 信じられない様な話ばかりだった。例えば、10年間、1日に青汁一杯のみで 生き続けている森美智代さんの話があり、体を悪くした時に断食をする治療法が あり、それを実践しているうちに、そのような体になってしまい、青汁だけで、 必要な栄養素が体のなかで作られてしまうという。ヨーロッパでは断食セミナーが 行われているなど、体の機能を高めるのに断食はかなり有効だとのことだった。 断食は、24日間ほどすれば効果があるらしいが、普通の人は、なかなかそこまで できないので、今回は別のことで自分の能力を高められる方法について時間を 割いて話があった。
 何をするかというと、呼吸。宇宙のエネルギーを体に取り込むというイメージで、 足と頭からエネルギーを吸い上げるようにして、丹田呼吸をするという感じだった。 この呼吸に似たようなことを、大学院の授業で半年やってきたので、理解はできた。 単純にその呼吸を繰り返しながら、そのときに、例えば、体の中で悪い部分を 黒い霧にして呼気とともに体の外に出してしまうイメージをするだけで、体の 悪い部分は改善するとのことだった。実践している人の中では、ガンが治ったり したひともいたとか・・・信じられない話だが、自分の体に副作用があるわけでも ないし、信じてやった者勝ちなのではないかと思った。病は気からというが、 全くその通りかもしれない。
 七田チャイルドアカデミーの子供達は、レッスンのはじめにやはりこの深呼吸を 行い、レッスンに入るそうで、集中力が高まり、イメージで透視ができるように なったり、本を開かなくても、本から出される波動で本の内容がわかってしまうと いう超能力ともいうべき能力が備わってしまう子供が次々と出てきているという。 長男も通っていたときには、記憶力がとても高まったように感じたが、幼稚園に 通うようになって辞めてしまったのがとても残念に思った。

■2008年1月21日(月曜日)
 日経新聞に『「耳で読む」本 携帯でも配信』という記事を見つけた。朗読を 聞くというのは、大事なことだが、これが商売になってしまうのかと驚いた。
 携帯電話の音楽再生機能で朗読音声を聞くということで、ビジネス書や語学・ 資格試験書・小説など約三千冊の音声データが販売されるという。自分の目で 確認しなくても聞くだけいいというのは、BGMがわりに使うといいかもしれない と思う反面、人間はどこまで楽を追求するのだろう?と思ったりもする。 今のところ、本くらいは、自分で読みたいという気持ちの方が強いが、 本を耳から聞くということが当たり前になるのは、時間の問題かもしれない。

■2008年1月20日(日曜日)


出走前





中学生と競っています





チームのメンバーと
琴光喜の前で
 地元の市民駅伝に高校のOBチームの一員として出場。1区で6.3kmを 走った。今回もスタート前にベンチにタスキを忘れ、スタート地点に向かう 途中で気がつき、焦ってタスキを取りに帰り大汗をかいてしまった。いつも 通りアップをしていると、どうしても通常の試合の感覚になり、駅伝である ことを忘れてしまう。
 この大会は、中学、高校、一般チームが一斉にスタートすることになっているが、 中学生の男女が一番前からスタートするため、最も力のある高校一般の選手たちは、 スタート直後に蛇行しながら中学生を抜いていかなければならない。特に女子の 選手が前にいると、壁があるような感じになる。ここでいかに無駄な力を使わずに 前の方に出るかというのが1つの課題なのだが、スタートしてしまうと、中学生を 抜かなければならないという意識が働き、無駄な力を使って走ることになってしまった。
 前半は、県高校駅伝で3位だったという高校生チームを中心に、先頭集団が 形成され、自分は、その集団から少し後れて一人旅という感じだった。しかし、 1区の中間点を過ぎるころに中学生の第1中継所があるため、中学生たちに 次々と抜かれてしまった。そして中学生は2区にタスキがわたると、勢いよく 走り出すため、次々と自分を抜いていったが、彼らの勢いは、あっという間に なくなり、次々と失速し、また壁となって目の前に現れるという感じだった。
 中学生に気をとられているうちに、先頭集団は、見えなくなり、自分の近辺で 走っている一般チームは、併走している電力会社チーム、20mほど前に走っている 大学生チーム、後ろから追ってくる走友会チームと我がチームでの5位争いとなった。
 残り1kmを切った頃に走友会チームがスパートし、なんとかそれにくっつきながら、 大学生チームを追ったところ、だんだん吐き気が強くなってきた。なんとか中継点 までは吐かないようにするには、早く中継点へ向かうしかなく、必死に吐き気を こらえ中継点を目指したところ、なんとなくストライドが伸び、スパートとなり、 一気に2チームを引き離し、吐くことなく中継点まで走りきることが出来た。
 タスキをわたした直後に吐き、その後は呼吸が苦しくて動けなかった。タイムは 20分10秒で区間順位は5位だった。6kmを走りきる練習はできていなかった ので、思ったよりもよく走れ、満足。
 我がチームはその後、4区で順位が18位まで落ちたが、最終的に16位での フィニッシュとなった。昨年が18位だったので、2つ順位を上げることができ、 まずまずの結果だった。

■2008年1月19日(土曜日)
 叔母の家へ遊びに行った。叔母の家には、祖母ともう一人の叔母も来てくれ、 長男にはお年玉に加えてお小遣いまでいただいてしまった。長男は、ポチ袋を 見て、中身を確認し、「パパ、お金ないからあげるね」と言い、僕にポチ袋ごと お金をくれた。
 普段、財布にお金がなく、妻からお金を借りることがあるが、長男は、その 会話をしっかりと聞いていて、父親はいつもお金がないと思っていたようだ。 子供の前では、話す内容も考えなければまずいなぁと思う出来事だった。

■2008年1月18日(金曜日)


陸上競技部の4年生と
 仕事が終わった後、実家に帰省。年末年始は、自分の出張や子供たちの 水疱瘡があったため帰省できなかった。実家に帰るときには、いつも自分の 競技が関わっていて、今回は地元の駅伝に出場するための帰省。土日という 短い期間での滞在で、子供たちも祖父母や妹の子供たちに慣れた頃には、 帰らなければならない。
 昨年、車を軽自動車から普通車に替えたため、高速道路の運転は、とても 楽になった。夜の運転のため、子供もよく眠ってくれ、とてもスムーズに 移動できた。

■2008年1月17日(木曜日)
 石破防衛大臣の講話があった。内容は、防衛省で行った年頭の訓辞を詳しく 説明したような感じだったが、自身がプラモデルを作る理由など、ところどころで 脱線し、とても聴衆の注意を引く講話だった。
 日本の大臣の在任期間はとても短く、防衛省(庁)ではこの48年間で 65人が長官または大臣となり、この1年では3回も代わり石破大臣で 4人目となっている。大臣が頻繁に交替して、この組織が統制できるの だろうか?という疑問があり、解決方法を考えているとのことだった。
 自衛官には、与えられた法、権限、装備などで全力を尽くすことは当然だが、 その法、権限、装備などの問題点を挙げることも仕事であるという言葉が 最も印象的だった。

■2008年1月16日(水曜日)
 年が明けてから、頻繁に家庭内での殺人や殺人未遂事件が起きている。 特に親から幼児や乳児への犯行が行われていて、親が自分たちと同じ 30代の世代ということが多い。泣きやまないからとか、ふてくされたから とかいう理由で犯行が行われている。自分も子供に対し腹の立つことは 頻繁にあり、その気持ちもわからないではないが、それを温かく見守り、 やさしく諭せなければ、子供の大泣きやふてくされ方がどんどん エスカレートして修復できなくなるのではないかと思う。
 核家族化が進み、家の中に子供の面倒を見てくれる祖父母は いるわけもなく、近所づきあいも乏しく、外に子供を預けられる 環境がなければ、親子の関係のみで、何でもやっていかなければならない。 核家族化が進む現代こそ、他人を家族と思えるほどの近所づきあいが 必要なのかなぁと思う。

■2008年1月15日(火曜日)
 NHKで放映されている「爆笑問題のニッポンの教養」という番組を見た。 今回のテーマは、平和構築学。登場した先生は、シエラレオネの内戦を 収束させたり、アフガニスタンで6万人におよぶ人々の武装解除に成功したり、 いろいろな国々で紛争屋として活躍されている。この先生が活躍できるのは、 そういう紛争があるからで、紛争を食い物にすることで生きているのだから、 先生は、実は平和を求めていないのではないかという質問を受けて いたが、紛争解決にも、背景には武力があるなど、平和を構築するということは、 矛盾をどうしても含まなければ成立しないものだということがよくわかった。 紛争は、お互いの利害関係が一致して解決に向かうもので、お互いが 平和にしたいという一心で解決するものではないという話は印象的だった。 その利害調整をするのが、この先生の仕事で、自分の命がどうなるかわからない 状況で調整をしなければならず、本当に危険な仕事だと思った。
 我が社も平和のためにいるわけだが、平和であればいる必要はないじゃんと 思っている人はたくさんいるはず。最近は、いろいろな不祥事があり、目立つ 必要のないところで目立っている。いざというときは、戦うという集団だが、 有事にならず、目立たぬ存在としていられることが、日本が平和であるという ことなので、我が社が目立たぬ存在としていられることを願いたい。

■2008年1月14日(月曜日)
 昨夜、寝る前に歯を磨いていたとき、ふと鏡を見た。鏡に映る自分の顔が もの凄く疲れていて、目の下のクマがひどかった。あまり体調が良くない のかなぁと思いながら、床についた。
 朝方、朝練をしようと思っていったん起きてみたが、吐き気があり、走る ことができず、そのまままた寝込んだ。その後、家族みんなが起きた後も、 起きることができず、吐き気が止まらなかった。食欲もなく、下痢にもなり、 夕方までずっと寝ていた。熱を測ってみると38度台の熱があった。すぐに 救急医療センターへ行ったが、そこでまた熱を測ってみると37度台に 下がっていた。
 診察で症状を聞かれ、話をすると、最近内科で受診する人の半分は、 この症状だと言われ、尿検査をすることになった。結果は、ケトン体という 数値が大きく、脱水症状になっているということだった。喉が渇いている わけでもないので、自分では脱水という感覚は全くなかった。脱水のイメージは、 駅伝やマラソンで、選手がフラフラになってもう動けないという状態なのだと 思っていたが、そうではないようだ。そう考えると、競技中の脱水症状と いうのは、元気に動き回っているときにすでに起きていて、それを放置した 結果が、あのような動けない状態なのだということがわかった。
 結果が脱水症状ということで、点滴を1時間半ほどして帰宅した。

■2008年1月13日(日曜日)
 長男と長男の友達とボール遊びをした。始めはボールをパスするだけで、 あまり動きがなかったので、子供たちを走り回らせるため、ボールを奪ったり 奪い返したりするゲームにした。しかし、ボールは必要なく、最後は鬼ごっこに なってしまった。いろいろと、やり方を変えて飽きないように走り回らせ たかったが、長男の友達は、一つのやり方に固執してどうしてもそれが やりたいというので、それにつきあったが、同じ子供でも、遊びでの楽しみ方は いろいろで、それぞれの性格が出るのだなぁと思った。

■2008年1月12日(土曜日)


お好み焼き 火の車
店の名前がちょっと・・・
現在入居者募集だそうです
 日経新聞の土曜版に縦縞と横縞の特性についての記事があった。縦縞は軽快感や 機敏な印象を、横縞は太く見え重量感を与えるという。シマウマは、縦縞で一見 目立ちそうだが、実は目立ちにくく、集団でいると、一頭ごとを識別しづらく ライオンなどに襲われにくいというメリットがあり、同様に虎の縦縞は、襲われる 側からするととてもやっかいな縞ということになる。妻は、子供に横縞の服を よく着せている。意図的に自分の子供が目立つようにというつもりはないだろうが、 外で遊ばせていて、子供を見失わないようにするには、有効な方法かもしれないと 思った。

■2008年1月11日(金曜日)


馬堀海岸
 久しぶりにインターバルを行った。メニューは400m×10。71秒前後の 設定だったが、前半は70秒を切り、後半はほぼ設定通りで走った。 8本目あたりから、吐き気が強くなり必死にこらえながらなんとか10本を こなした。
 ジョギングの延長のような感覚で走れていたペースが、今では、必死に ならないと維持できなくなっている。11月のよこすかシーサイドマラソンの 時には、5000mで15分台は、すぐに出るだろうと思っていたが、 今のままでは、5000mで16分を切るのは、かなり厳しい状況だということが 今日はよくわかった。

■2008年1月10日(木曜日)
 長男は、幼稚園から絵日記をわたされ、気が向いたときに絵日記を書いている。 昨年は、まだ絵が主で、文字は、親が手伝わないと読める文字を書くことが 出来なかったが、最近は、なんと自分で文字まで書くようになり、なんとか 読める文章になってきた。さらに、4ヶ月の次男に絵本を読んでやることもあり、 次男はそれをじっと聞いていたりする。幼稚園の年少の子が、ここまでするとは、 ほんとうに驚いた。

■2008年1月9日(水曜日)
 ハンドボールのオリンピックアジア予選で、審判が中東のチームよりの審判をし、 日本や韓国が不利な判定を受けた問題で、昨年末に、国際ハンドボール連盟が 予選のやり直しを命じ、アジアハンドボール連盟がそれを拒否していたが、 国際ハンドボール連盟がどうやら動き出すことになった。
 何も間違ったことをしていないというのが、クウェートの人たちが中心に 組織されているアジアハンドボール連盟の言い分らしい。中東の常識は、 他の国々の常識とは違うようだ。上位組織からの命令を無視しようとする アジアハンドボール連盟のやり方では、組織が成り立たなくなるし、 ルールに則って競技ができないのであれば、競技としても成り立たなく なるのではないかと思う。

■2008年1月8日(火曜日)
 プロ野球の選手たちが続々とチーム合宿前の体作りのトレーニングを 行っている映像が流れている。彼らの多くは、シーズン終了後、あまり トレーニングを行っていないのではないかと思えるほど、顔がふっくらして いる。昨日まで参加していた研修会で、先生たちが口をそろえて言っていた ことは、野球選手は、運動能力はとても高いが、自分の体について真剣に 考える人が少ないということだった。イチローは、常にシャープな体を 維持し、常に自分の体との対話をし、感覚を磨いているように見えるが、 プロの選手の多くは、年々体が大きくなり、顔がふくっらとなってきている ように見える。それでも競技が続けられ、活躍できるのだから、問題ない のかもしれないが、自分の体に気を配る選手が増えるといいなぁと思う。

■2008年1月7日(月曜日)
 研修最終日。昨夜の首周りの重苦しさは、今朝になって、さらに悪化した。 完全なむち打ち症状だと実感した。
 最終日も、むち打ちとは関係なく、昨日午前の続きが行われ、2名の先生が 帰られたため、今日は、指導の先生が1名、生徒となる先生が2名という とても中身の濃い指導が受けられた。昨日の指導から、携帯無線を通して、 指導の先生が遠くにいても、自分の滑っている間にリアルタイムに指導が受けられ、 滑りながら自分の動きを修正できるというのは、とても良かった。

■2008年1月6日(日曜日)


ボード研修(山崎さんと)
 午前中は、昨日の復習から始まりパラレルターンへ向けての練習となった。 午後は選択プログラムということで、自分はスノーボードを選択した。 スキー場では、スノーボーダーが斜面に横たわって、スキーを滑るときは、 とても邪魔な気がしていたが、今回スノーボードを体験することにより、 スノーボーダーがなぜ、斜面に横たわっているかということが理解できた。
 最初はちょっとした坂で、横滑りや左右のターン練習を行い、すぐに 完全な斜面で滑り始めた。スキーよりもエッジに乗る感覚がわかりやすく、 スピードが出たときの恐怖感はスキーよりも強く、スピードを緩めることが できず、転んで止まるしかなかった。ターンでのエッジの切り替えが うまくいったときの気持ちよさや喜びは、スキーのターンよりも大きかった。 半日で、ある程度、滑ることができそうだという感覚にはなったが、数え 切れないほどしりもちをつき、1,2度後頭部を打ちつけ、尻はアザができ、 夜になると首周りがかなり重苦しくなってきた。

■2008年1月5日(土曜日)


景色は最高でした



初心者グループです
 2日目は、シュテムターンからパラレルターンへの移行のための練習を いろいろな方法を用いて指導してもらった。頭では理解したが、実際には 体が思うようには動かないことが多い。指導の先生は簡単に見本を見せてくれる ので、簡単にできるのではないかと思えてしまうが、実際はそう甘くはない。 こういうことが、これから自分たちが直面する指導現場で出てくるのだろうから、 指導する側とされる側の両方の立場を考えながら、明日以降も学んでいきたいと 思った。
 夜は、スキーロボットを研究されている福井大学の清水先生の講義があった。 スキーの初心者には、脚の開閉(股関節の外転・内転)と脚の内ひねり (股関節の回旋)によるターンが有効ということで、実際に簡単な模型を 使っての説明があり、本当に説得力があった。現実の人間の動作には、 模型とは違い、膝の曲げ伸ばしが加わるなど、複雑になるかもしれないが、 スキーの回転技術のほとんどは、この脚のひねりと曲げ伸ばしによって説明が つくとのことだった。体で覚えるだけでなく、理論を講義で学ぶことも 必要なことだと思った。

■2008年1月4日(金曜日)


ホテル前の道路
 長野県の菅平高原で行われる大学スキー研究会主催のスキー研修に参加。 スキーをするのは、2000年以来。ずいぶん時間が空き、完全に初心者なので、 初心者コースを選択した。
 スキー板の扱いから始まり、プルークターンを中心に、学生へ指導する 際に必要な注意事項等をたくさん学んだ。初日から、多くのことを学び、 頭の中が整理できないでいる。
 今回の研修は、5人1部屋で、他の学校の先生方といろいろと話をする 機会がもてた。あこがれの選手だった400mHの山崎先生や、110mHで トップクラスの選手だった金子先生が同部屋だったのが、とても刺激的だった。
 夜は、顔合わせのパーティーがあり、多くの先生たちと話ができた。 役員と参加者を含めて50人くらいの集団だったが、話をした人の多くが 筑波大学や大学院出身の人だったのには驚き、筑波の体育の影響力はすごいと 思った。 

■2008年1月3日(木曜日)
 箱根駅伝は復路でも途中棄権する学校が出た。9区で大東大が途中棄権し、 さらに10区では、東洋大と日大が残り3kmくらいでシード権争い をしていておもしろくなってきたところで、突然目の前に東海大の選手が 立ち止まっている映像が入り、途中棄権となってしまった。原因は、 蒲田の踏切で捻挫をしたということらしい。ランナーは、走行中いろいろな ことに気を配らなければゴールにたどり着けないのだと思った。
 結局2日間で3校も途中棄権となった。途中棄権の学校を含め、 今大会でシード権を持っていた学校が4校もシード権を失った。 関東学連選抜は、過去最高順位の4位に入り、予選会での本戦出場校の数を 1つ増やしたが、シードの常連校が4校もいることを考えると、来年も 厳しい予選会になることが予想される。しかし、関東学連選抜は各校の エース選手がそろうチームなので、近いうちに選抜が優勝することも 考えられる。選抜が優勝するようになると、対抗戦の意味合いが薄くなり、 面白味に欠けるレースになるかもしれない。
 応援していた平塚監督の城西大は3年連続の11位で、シード権が 得られなかった。しかし、10区でも区間賞を獲得し、往路とあわせて 2つの区間賞というのはすばらしいことではないかと思った。来年こそは、 10位以内に入って欲しい。

■2008年1月2日(水曜日)


妻の実家にて
 昨日に続き、今日は箱根駅伝に釘付け。1区で城西大が区間賞を取ったり、 4区で最下位を走っていた国士舘大学が一つも順位を上げることなく 区間賞を取るなど、かなりおもしろい展開で5区に入った。そして、 5区でも6位でタスキを中継した早稲田が山登りで大逆転して盛り上がった。 最近の箱根は山での順位変動が激しく、選手たちは大変だが、放送を見ている こちら側は、とても楽しませてもらっている。
 最後の最後で驚いたのは、前回チャンピオンの順大。1区で出遅れ、 なんと5区で棄権。選手のコンディションを把握するということは、難しい ことなのだと思う。
 昨年から応援している城西大は、1区はトップ通過だったが、残念ながら 明日は一斉スタート。何とかシード権に絡んで欲しい。また、来年度の予選会の 出場枠を賭ける学連選抜は、なんと4位で復路を迎えることになった。予選会を 突破できなかった学校のエースが集まったのだから、当然の結果かもしれないが、 過去の成績は芳しくなく、チームワークの重要性を認識させられたが、今年は、 違ったレースを見せてくれそうで楽しみになってきた。

■2008年1月1日(火曜日)


走水神社へ初詣
 全日本実業団駅伝のテレビ放送に釘付けになった。1区で、自衛隊体育学校は 室塚くんが、昨年と同じく、日本人選手の中ではトップに近い順位でタスキを渡し、 2区の松村さんが順位を少し上げ、途中までは5位という順位をキープしていた。 しかし、今年は、後ろから追い上げていた大集団に吸収され、離されてしまい、 3区の中継で18位になってしまった。2区では、有力チームだったカネボウの 瀬戸くんが一気に順位を落とし、立ち止まりそうになりながらもなんとかタスキを 渡したのが印象的だった。また、同じ2区で、区間賞候補にあげられていた日清の 徳本くんも、1区の順位が思ったよりも悪かったためか、あまりいい走りができて いなかった。あれだけの大選手たちでも、スタート後に急にコンディションを 崩すこともあるのだと驚いた。旭化成も同様に順位を落としていたが、箱根駅伝の ように棄権する人は一人もいなかった。箱根と比べると距離が短く、なんとか がんばれたということなのかもしれない。
 3区以降の体育学校は、テレビに映ることなく、中盤区間で順位を落とし、後半区で 少し盛り返し22位でのフィニッシュとなった。昨年は、シード権獲得争いを していたので、今年も楽しみにしていたが、残念な結果だった。また来年がんばって欲しい。



[昔のいずみ]