最近のいずみ

Last Update:2008/11/30

パートタイムアスリートいずみ 9年目に突入!! 


■2008年11月30日(日曜日)


朝焼け空





宮益坂下
 日体協公認アスレティックトレーナーの試験を受験。客観式基礎試験が午前中2時間半、客観式応用試験が午後2時間半、その後総合論述試験が2時間あった。昨年は、新しいテキストになってからの第1回目の試験ということもあり、客観式テストでは、何度も同じ文章や似た文章が使い回されたり、文章の語尾だけが微妙に違う文章が使われたり、次々と問題の訂正があるなど、受験生は、非常にやりづらかった。また、投球に関する項目が多く、問題に偏りがあるような印象があった。しかし、今年度の客観式試験は、問題の偏りが少なくなり、広く浅く出題され、同じ文章が使い回されることが少なくなり、昨年よりは取り組みやすい内容だった。昨年は、テキストが届いたばかりで、旧テキストでの勉強したため全くできなかったが、今年は、昨年よりはまともに回答できた。合格ラインは7割程度の正解らしい。
 総合論述試験は、昨年は免除だったため、今年が初めての受験だった。スポーツ傷害に関する出題が1題のみで、2時間の回答時間がある。自分の分かっている範囲であればよいが、自分の苦手な範囲であった場合は、どうしようという不安があった。今年の出題は、高校ラグビー選手(ポジションがフォアード)が足関節内半捻挫をしたので、発生要因、症状、測定と評価、応急処置、アスレティックリハビリテーション(ランニング開始前とランニング開始後)、復帰後のリハビリテーション、その他必要なこと(健康管理や組織運営)について述べるという問題だった。先週捻挫したばかりで、現在リハビリ中だったので、自分のリハビリと今後の予定について記述するようなものだった。とにかく、知っていることやっていること、これからやりたいことなどについて必死に書いた。解答用紙は5000字のマス目があり、結局3400字程度記述したところで終了時間になってしまった。先週の捻挫は、年末までの駅伝などすべてのレースをキャンセルしなければならず、関係者にとても迷惑をかけてしまったが、この試験のために捻挫したのではないかと思えた。怪我の功名と言ってもいいくらい。捻挫に感謝したくなった。

■2008年11月29日(土曜日)


題:おとうさんのかお
 長男の幼稚園で、子供たちが今年に入って作った工作や絵を展示する作品展があった。習字の展示もあり、年中の長男も字を上手に書いていて驚いた。
 長男は、家では、なかなか幼稚園の話をしてくれず、その他のことについてもあまり語らないので、幼稚園では大丈夫だろうか?と思っていたが、先生の話によると、意外と先生や友達には話をしているようだった。
 長男の絵は、画用紙の真ん中に小さく描いてあることが多かった。昨年は、画用紙一杯に描いていたので、ちょっと寂しい気がした。最近の長男は、食事、歯磨き、風呂などやるべきことをやってしまえば、自分のやりたいことはできるのに、なかなかやらず、こちらが何度話しても行動に移さないので、妻と2人で毎日のように怒られている。長男の絵を見て、自分のやりたいことが表に出せなくなっているのかなぁと思い、怒っていた自分を反省したが、結局家に帰ってきたらいつもの繰り返しで、また怒鳴り散らしていた。言えば言うほどどんどん子供は聞かなくなっていく気がする。しかし、言わなければ、彼は何もせず、それ以上先には進まない。妻は、子供を置いて実家に帰りたい心境だと言っていた。分かる気がする・・・

■2008年11月28日(金曜日)


富士山
 昨日から、捻挫の回復が足踏み状態のように感じる。外果(外くるぶし)の腫れは引かず、外果の下辺りが痛む。昨日は、受傷したときに出血した血が外果から降りてきて下で溜まり、足裏に近いところで、アザのように青く広がっている。外果下の痛みで、歩行にもスムーズさがなくなり、リズムが悪い。今後は、波のように、良くなったり悪くなったりしながら少しずつ回復に向かっていくのだろう。今やっている治療を続けていくしかない。

■2008年11月27日(木曜日)
 ねんきん特別便が手元に届いた。高校卒業して以来、転職をしたことがなく、自動的に手続きをしてもらっているため、大学に入校した日から年金に加入したことになっていた。当然もれもなく、そのまま名前や連絡先を記入し、返信用封筒にいれるだけで済んだ。
 妻は、転職をいくつかしていたため、年金手帳も複数あり、働いていたにもかかわらず、会社が手続きをしていなかったため、10ヶ月間どこにも加入していないという空白期間があることがわかった。雇用する側の責任なのか、雇用された側の責任なのかよくわからないが、中小企業は、なかなかそういうところまで手が回らない状態というところが多いのかもしれない。仕方のないことなのだろうか。さかのぼって手続きができないものかと思った。

■2008年11月26日(水曜日)
 足首の底背屈(曲げ伸ばし)の制限もほぼなくなり、昨日よりも歩行がスムーズに行えるようになった。30分のウォーキングを行っても患部は痛むことはなく、日常生活であれば、問題がなくなり安心した。しかし、外果(外くるぶし)の前面には、腫れが残り押すと痛みがある。
 久しぶりに体幹部のトレーニングを行った。ただ静止しているだけのトレーニングだが、以前は何でもなかったのに、今日はかなり辛かった。明日は久々に筋肉痛になることだろう。

■2008年11月25日(火曜日)
 右足首の可動域には相変わらず制限があるが、日中は、荷重による痛みもほとんどなくなり、だんだんスムーズな歩行ができるようになってきたので、30分ほど歩行訓練をした。意識しないと無意識に力が入り、ぎこちない動きになるが、うまく脱力ができると自分では自然な動きになっているように感じた。日々回復が実感できているので、リハビリもやりがいがある。
 今日は、8月に投稿していた論文が、学会誌へ掲載されることが決まった。初めての投稿で、周りの先生たちよりも査読結果が戻ってくるのが1ヶ月以上遅かったので、不掲載になるのではないかと、ドキドキしていたので、本当にホッとした。

■2008年11月24日(月曜日)
 右足首の捻挫は、受傷日から、微弱電流を流し続け、昨日は、超音波もかけ、思っていたよりも痛みの引きが早い。足首を動かすと痛みはあるが、昨日、一昨日よりは、少し歩きも楽になってきた。超音波と微弱電流を併用すると効果があるという話を聞いたことがあったが、今回の経験から、この説に賛成したい。
 国際千葉駅伝が放送されていたが、優勝したエチオピアチームは、10代のランナーばかりで、アンカーは、海外遠征が初めてで、平地ではタイムを計ったことがないという選手だった。これから伸びてくるであろう若手のランーナーでもこれだけの力があるとすると、この国に潜在する若い力というのは底知れないと思った。

■2008年11月23日(日曜日)


小原台



猿島
 よこすかシーサイドマラソンを棄権し、学生たちの荷物番をした。学生たちは、ハーフマラソンの申込み定員で締め切られ、5kmと10kmの部への出場となった。男子5kmで6位、男子10kmで1、2、6位、女子10kmで4位となった。自分が出場予定だった男子5kmは、優勝が16分10秒台だったため、出場していれば優勝争いができた。ハーフマラソンについても6位までを学生たちが独占できた。来年以降は、このようなミスがないようお互い気をつけていければと思う。
 レース後は、学生たちとバーベキューをした。食材を購入し、バーベキューを始めるまでに、火種を作るのにかなり苦労し、時間がかかった。レース後なので、誰もがお腹をすかせていたが、食事ができたのは、15時近かった。目の前が海ということもあり、夕日に照らされた海は、本当にきれいだった。天気はよく、最近では最も暖かい日だったので、久しぶりに外でゆったりと過ごすことができた。

■2008年11月22日(土曜日)
 昨夜のうちに熱は下がり、日体大長距離競技会5000mに出場することにした。5000mの公認レースに出場するのは3年ぶり。天気は晴れ、比較的温かく、風もなく走りやすい気候だった。
 目標は15分台だったが、15分00秒で申請していた。先頭は、その申請タイム通り3分/kmを切るくらいのペースでの展開となった。、自分は、集団の最後方で、落ちてきた人を一人ずつ拾っていく作戦で、1000mを3分02秒、2000mを6分07秒で通過し、余裕を持って走ることができた。しかし、残り半分を過ぎた頃から、動きが鈍くなり、3000m手前で集団から離れ、一人旅になった。3000m通過が9分17秒。これ以上のペースダウンをすると目標が達成できないので、なんとかこらえたかったが、3000m〜4000mは3分24秒かかってしまった。残り1000mでペースアップしなければならなかったが、なかなか上がらず、残り500mを通過したところで、掲示を見ると14分30秒を過ぎたところだった。何とか頑張れば16分は切れそうだと思った瞬間、突然視界が斜めになり、体が一回転して、気が付くとフィールド内で倒れていた。何が起こったかさっぱり分からず、立ち上がってもう一度走ろうと思ったが、右足は捻挫をしていて動けなかった。
 なんとかトラックの外に出て、学生トレーナーに氷をお願いしてアイシングした。右足を接地すると激痛が走り、まともに歩けなかった。痛みは、足首だけでなく、前足部に体重がかかると第4趾と第5趾の中足骨辺りに激痛があった。今まで経験した捻挫の中でも最も重傷に思えた。
 アイシングしながら呆然とした。一人で走っていて、第4コーナーを抜け直線を走っていただけなのに、なぜ転んでしまったのか・・・倒れたのは、左側なのに、怪我をしたのは右足の外側で、何の整理もつかなかった。アイシングを継続しながら、帰りたかったが、帰りの電車は、全く座れずアイシングはできなかった。どうやって転んだのだろう?ということばかりが頭の中を巡っていた。
 横須賀へ戻った後、すぐに病院へ電話した。整形外科の先生はいなかったが、レントゲンは撮ってもらえるとのことで、受診した。骨には異常がなさそうだったが、右足の舟状骨も左足と同様に、完全に分離した外けい骨があり、もともとそういう骨だったということがわかった。
 歩くこともままならないので、明日のレースは棄権するしかなくなった。原因を追及しなければならないが、とにかく早期回復できるよう努めていきたい。

■2008年11月21日(金曜日)
 昨夜から、首周りが何となく熱っぽく、頭痛もあり、あまり良い感じがしていなかった。就寝後、1から2時間起きに尿意があり、そのたびにトイレに行き、その後水を飲むということを繰り返し朝が来た。深夜に熱を測ったところ38.0度で、今朝も同様の体温だった。
 朝最初の授業時間から、学生との約束があったので、出勤しなければならず、学生との用事が終わった後医務室に受診し、薬をもらってきた。医務室で体温を測ったときには37.3度まで下がっていた。
 部屋の暖房は12月1日からということで、部屋の中はかなり寒い。特に足下が寒い。とりあえず定時までは職場で過ごし、すぐに家に帰った。
 明日と明後日は、試合を予定しているが、出場できるかどうかは今晩次第。調子は悪くないので、しっかり休み明日に備えたい。

■2008年11月20日(木曜日)


富士山
 妊娠中の喫煙により子どもの動脈に損傷が生じる確率が高まり、心臓発作や卒中になりやすくする可能性があるとの研究結果が報告された。研究結果が報告されなくても、たばこは、元々体にはいいものではないのだから、何らかの悪影響があっても当然な気はする。
 妊娠中に朝晩のシャンプーを欠かさなかった母親から生まれた子供が、お腹の中にいたときに感じた匂いがシャンプーの匂いだったと言ったという話を先週聞いたばかりで、シャンプーであっても体にしみこむ可能性があるのだから、母親が口から入れるものは、間違いなく子供には影響があると思っていた。
 昨日同僚の先生から、関わってきた研究について発表があり、妊娠初期に飲酒した母親の小中生は、抑うつ確率が飲酒していない母親の2.2倍だったという話を聞いた。
 この1週間で、妊娠中の母親は、子供の人生にかなり影響を及ぼすとても大事な期間を過ごしているのだということを改めて認識させられた。 

■2008年11月19日(水曜日)
 元厚生事務次官の自宅が相次いで襲われている。犯人は、両事件とも宅配を装って進入し、玄関付近で、刃物を使い犯行に及んでいる。埼玉の事件では、夫妻が刺殺され、東京では、家族が刺された。
 宅配業者の服を着て、宅配便だと言われれば、誰でも疑わずに玄関を開けてしまう。厚労省関係者が狙われているということで、関係者の警備が厳重に行われているようだが、この事件を見て、厚労省とは関係ない人をターゲットに同じような事件を起こそうとする人がいてもおかしくない。そう考えると、人ごとではない。予防法を考えると、宅配便が来ても居留守を使い、時間を決めて後ほど受け取るくらいか・・・
 「自分がされてイヤなことは、人にはしないようにね」と、子供には、頻繁に話をしている。子供は、その場では分かってくれるが、すぐに忘れてしまい、同じことを繰り返し、親に叱られることが多い。犯行をする人は、子供と同じで、自分が逆の立場になったことは考えられないのかもしれない。大人になるということは、自分の立場だけでなく、別の立場になってものが考えられることだと思った。そう考えると、自分も完全には大人になりきれていないような気がしてきた。

■2008年11月18日(火曜日)
 次男と横須賀美術館を散歩。美術館は、彫刻が主の展示となっている。先週は、長男と一緒だったため、じっくりと作品を見ることができなかったが、今日は、閉館30分前ではあったが、前回よりはゆっくりと作品を見ることができた。彫刻の多くは、生きていない置物が生きているように見え、静の中に動があるという感じで、すばらしいと思った。しかし、一部、この彫刻は何なのか?と思う、理解できないものもあった。年間パスポートを手にしているので、ちょっとした時間でも入館し、隅から隅まで見尽くしたいと思う。

■2008年11月17日(月曜日)
 高校入試では、推薦合格が増加し、学力を伸ばす芽を摘んでいるのではないかという記事を読んだ。
 神奈川県の公立高校では、昨年、推薦など、おもに調査書や面接によるいわるゆ試験を受けないで入学する生徒の割合が、45%と半数近くだったという。一般を受ける生徒が入試前の1ヶ月で、それまでの3,4ヶ月分の学習量をこなし、理解を深めているが、推薦で合格した生徒は、一般入試よりも1ヶ月早く開放され、同じ質の学習ができていないため、入学後、本人は当然のことながら、先生たちにとっても頭の痛い問題となっているらしい。
 自分は、国公立大入試でA日程と後期に出願していたが、A日程での合格を知った後は、後期を受けるため勉強はしてみたものの、集中できず、結局受験しなかった。合格をもらうと、一般的には入学まで勉強せず遊びたいと考える生徒の方が多いはず。
 私立大学の定員800名以下の大学では、半数近くが定員割れを起こしているという調査もあり、学校存続のため、推薦でなんとか学生を獲得しようという動きがある。推薦入試の影響は、高校だけでなく大学においても同様であり、大学生の学力低下につながっていると思う。
 我が校は、今年度、推薦での採用数を増やしたと聞いている。我が校も、毎年受験生の獲得には苦労しているように見える。将来、国にとってとても重要な仕事をする人材を育成する学校ということからも、他校以上にとても重要な問題ではないかと思った。

■2008年11月16日(日曜日)


玄関を荒らす次男
 車に乗っているときに、妻が大きなクリスマスツリーを見つけたらしく、指を指して長男に教えたところ、長男は、「世界よりも大きい?」と聞き、妻は返答に困っていた。最近長男は、世界の国旗が好きで、いろいろな場所へ行くたびに、「どっちが日本?」と聞いてくる。日本にいるので、どっちが日本ということはないが、長男にとっての世界は地図上でのことだから、ちょっと移動すると別の国になっているようだ。
 今日は、しきりに足し算の問題を出してきた。ほとんどの問題は100が絡んでいて、100足す何かという感じなので、答えるのも難しくはない。長男の認識する最大の数がおよそ100なので、電車がたくさん並んでいて、車両がいくつあるか聞くと100とか110と答える。自分が見聞きしてきた知識を総動員して一生懸命答えようとしている姿は、本当にけなげでかわいい。

■2008年11月15日(土曜日)


走高跳のドリル



練習用の坂



JISSとNTC
 ナショナルトレーニングセンターで行われた日本陸連のコーチングクリニックに参加。内容は、「走高跳のトレーニング」、「円盤投げのトレーニング」と「食事と栄養について」だった。
 走高跳は、2名の日本記録保持者を育ててきた福間先生による指導で、2m00cmの障害者日本記録保持者の鈴木徹さんが、さまざまなドリルの手本を見せてくれた。両脚を地面につけて、大臀筋をしめることが、踏切練習での基本となるようで、うまくできると、自然と踵が上がってくるとのことだった。イメージはできるが、実際に体を動かしてみるとうまく力を入れられず、下肢にもかなり力が入ってしまい、自然に踵が上がることはなかった。この動作は、走りにも関係してくるように感じ、今後、練習で取り入れていく必要性を感じた。
 円盤投げは、インターハイ女子円盤投げで優勝した生徒が手本で、いろいろなトレーニング方法が学べた。特に立投げの重要性を感じた。指導した山崎先生は、現在もマスターズに出場しているらしく、体をしめる筋肉が年齢とともに衰えると、経験を元に話をされていることがとても印象的だった。
 栄養の講義については、あまり新しい情報を得ることはなかった。
 昼食は、ナショナルトレーニングセンターのレストランで食べることができた。主食や主菜は、何種類もあり、注文したものをその場で調理し提供してくれるなど、ナショナルチームで合宿をする選手たちの生活環境のすばらしさを実感した。

■2008年11月14日(金曜日)


長男の描いた絵
 車で通勤するときに使う道で自動車の事故があった。水平に近い道から急に90度近くカーブして上りになる坂での事故だった。ちょうどカーブをしているところで、中央分離帯を突破し車体が回転したためか、事故現場では、車体は完全にひっくり返った状態になっていた。車は、市内のタクシーだった。自分が現場を通過するときには、警察や消防が事故の処理を始め、渋滞になっているところだった。ちょうどその時間帯に帰宅途中にあった我が校の職員も何人か交通整理を手伝っていた。こういうときに、すぐに行動に移せるところが、さすが自衛隊だと思った。

■2008年11月13日(木曜日)


満月
 次男が、少しずつ歩くようになり、立ち姿も安定してきた。先日風呂に入ったときに、こちらの体を洗うため、彼をイスに座らせていたところ、彼の目の前が、ちょうどこちらの股間だったらしく、無造作に股間を捕まれた。本人にも付いていることを教えてやると、その存在に気が付いたらしく、それ以来、風呂にはいると触れるようになってしまった。
 今日は、彼をこちらの膝に乗せ体を拭いていたところ、突然こちらのへそに指を突っ込まれた。本人にもあることを教えてあげると、自分のへそに指を突っ込んでいた。赤ん坊には、毎日新しい発見があるのだと思う。同じように、大人でも、当たり前すぎて気が付かないことはいくらでもあるような気がする。毎日が新しい発見をするようなワクワクする毎日が過ごせたらいいなぁと思う。

■2008年11月12日(水曜日)
 先週、録画したビデオを再生していた際、ビデオデッキの調子が悪かったためか、再生していたビデオテープが途中で引っかかって電源がオフになってしまった。何とかテープをデッキから取り出したが、テープがシワシワになり、一部切れかかってしまった。テープの中身は、自分のレース映像だった。2度と放送されないもので、大事にしなければならなかったのに、それを台無しにしてしまった。切れたところをセロテープで繋げば、再生ができるようだが、失敗したらマズイので、業者に頼んで修復してもらった。切れかかったところやしわになったところは、すべてカットされ、正常な部分を繋ぐということで、テープの一部がカットされて今日戻ってきた。レースの途中で画像が別のレースに替わりカットされた部分もよく分かった。学生時代のレース映像が途中でカットされていた。とりあえずすべてが再生不能にならなくてよかった。また、同じことが起こらないよう、DVDにダビングするなどしてコピーを残しておこうと思った。

■2008年11月11日(火曜日)


木々の紅葉
 アスレティックトレーナー試験が月末にあるため、今必死にテキストを読んでいる。テキストには常にEBMという言葉が出てくる。evidence-based medicineという言葉の略語で、根拠に基づいた医療という訳がついている。その割には、「○○かもしれない」、「○○であることが多い」など、はっきりしていないことがテキストには載っていて、説得力に欠ける。
 テキストは、いろいろな項目別に本が分けられ、章ごとに筆者が違うなど、筆者が大勢いて、筆者同士のつながりがないためか、項目分けされているはずなのに同じ内容や似たような図が重複して出てくる。重複している部分が重要な所と見ればいいのかもしれないが、勉強するための読み物としては効率が悪い。また、誤字など間違いが多く、間違ったことを覚えることになるのではないかと不安になる。本当にこのテキストを信頼してよいのだろうか・・・

■2008年11月10日(月曜日)
 週末から、気温が下がり、東京湾からの北風が強く、急に冬らしくなってきた。久しぶりに富士山も見ることができた。外が寒くて風が吹いているだけで、練習をするモチベーションが下がってしまうので、自分自身との戦いの季節がやってきたような気がする。

■2008年11月9日(日曜日)
 神奈川体育学会に参加。今回は、実行委員の一人として名前を入れて頂き、受付のお手伝いをした。学会のスタッフの方々と会うのは初めてで、名前と顔を覚えるのが大変だった。自分が自衛官ということもあり、いろいろな先生が興味を持って声をかけてくれた。
 「メタボリック・シンドロームに関した教育講演」を聞くことができた。日本では、チェック項目の腹囲が、男性85cm以上、女性90cm以上となっているが、海外では、女性の腹囲の方が低く設定されているということを知った。その理由については、講演していた先生もはっきりとは説明できず、ちょっと消化不良な感じがあった。

■2008年11月8日(土曜日)


ジオラマと対峙中





パラシュート降下
 職場では、「開校祭」という学祭があったので、長男を連れ様子を見に行った。天気があまり良くなく、多少雨も降り、陸上競技場内で行われるメインイベントでもある実際の訓練の状況を見せる訓練展示をする学生たちには、気の毒な天候だった。陸上競技場を仕事場にしている自分にしてみれば、陸上競技場が荒らされるので、特にこんな天気の日にはやって欲しくないと思うばかりだった。
 自分は、どんなイベントがあってどんなことをやっているかはほぼ分かっているので、長男が行きたいところに連れて行くことにした。長男が一番気に入ったのは、飛行場のジオラマだった。臨場感を得るためか、ジオラマの地面の高さにまで目線を落とし、下から上を見上げ、食い入るように見ていた。その姿は、まさに電車マニアという雰囲気だった。
 長男は、ここぞとばかりに、販売しているいろいろな食べ物を欲しがった。普段あまり子供の要求を呑んでいないので、こういうときくらいは、気前よくいこうと思い、食べたいものを食べさせてやった。帰るときに、何が一番おいしかったかを聞いたところ綿菓子だと言っていた。もう少しおいしいモノがあっただろうに・・・と思う。
 開校祭から帰ったあと、年間パスポートを使うため横須賀美術館へ行った。子供2人を連れて行ったので、館内がうるさくなり、ゆっくりと作品を見ることができなかった。今回は、彫刻などが中心で、理解できる作品が多かったが、抽象画は、全く価値が理解できなかった。以前も思ったことだが、1回行けば、もう十分という感じだった。

■2008年11月7日(金曜日)


中央にグランプリ作品
 観音崎ビジターセンターで行われている写真コンテストを家族で見に行った。グランプリが自分の作品というのが何とも不思議な感じだった。展示されている作品は、賞を獲得したグランプリ、準グランプリ、審査委員賞5点が中央に、その周りに入選したすべての写真が部屋中に飾られていた。
 昨年の応募数は120点くらいで、今年は、200点以上の応募があったと聞いた。しかし入選している作品が100点以上あったことを考えると応募した半分以上の人は入選ということになる。賞を獲得した場合には、副賞がもらえるが、入選には何もない。入賞・入選した写真は、著作権が観音崎公園に属すことになってしまうということで、入選は、なんだか損をした気分になる。賞は、グランプリの他に準グランプリ1点と、審査委員賞が5点選ばれた。審査委員賞の中にはよく知っている学生の写真もあり、自分の写真よりも評価が高くてもいいのではないかと思える作品だった。
 副賞では、横須賀美術館年間パスポートが頂けるとのことだったが、中身を見ると、年間パスポートとは、書いてあったが、有効期限が来年の3月31日までとなっていた。1年間有効のものだとおもっていたので、5ヶ月しか使えないパスポートにはがっかりした。  今日は、34回目の誕生日。グランプリをいただいたことが誕生日プレゼントになり、良い記念になった。

■2008年11月6日(木曜日)
 1週間ぶりにジョギングを再開。ジョギングを始めて20分くらいは、下腿が軽くかなり調子よかったが、その後は、急激に脚が重く感じられ、左のハムストリングスが痛み出し、後半は、右のハムストリングスにも痛みが出て、結局気持ちよく終わることはできなかった。1週間ほど休んでも脚の疲労が取れていない感じ。しかし、シンスプリントや有痛性外けい骨の痛みはなくなった。練習への復帰は可能になり、安心した。

■2008年11月5日(水曜日)
 音楽プロデューサーの小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕され、大きく報道されている。一時期あれだけ騒がれてマスコミで持ち上げられた人が逮捕され、元ライブドア社長の堀江氏みたいだと思っていたら、彼がテレビに出演していて驚いた。
 内田樹氏は、著書の「ひとりでは生きられないのも芸のうち」の中で、「メディアが人を持ち上げるのは、「落とす」ときの高度差を稼ぐためである。そんなことはニッポンの常識である。」と述べ、メディアの情報を適正に補正して認識する「メディア・リテラシー」について言及していた。今回の事件は、マスコミの作り上げた人物評が一気に落とされ、この本で述べられている通りだと思ってしまった。
 今日の番組の中では、東国原知事と堀江氏が、週刊誌はウソばかりを書いていて、その反論のためにブログを利用していると言っていた。そして司会の久米宏氏は、週刊誌が自分のことについて述べることはほとんどがウソだとわかるが、人のことが書いてあるとついつい見入ってしまうというと言い、他のゲストも納得していた。そう考えると、マスコミが流す他人の評価は意外とまじめに受け取ってしまい、情報を適正に補正できていない傾向があるのかもしれない。人を信用するなという訳ではないが、人の話はある程度疑いながら聞く必要があることを認識させられる番組だった。

■2008年11月4日(火曜日)
 昨日は、埼玉で東日本実業団駅伝が行われ、自衛隊体育学校チームが出場していた。今日、職場で、体育学校は14位だったという話を聞いて、試合があったことを知った。
 今年は、ニューイヤー駅伝への出場権の枠が増えたようで14位までが権利を獲得できることになっていた。体育学校は、昨年この大会で13位となり、ギリギリでニューイヤー駅伝の出場権を獲得したが、今年は、昨年14位だった東京世界選手権マラソン金メダリストの谷口監督率いる東京電力にかわされ14位となり、またしてもギリギリの出場権獲得となってしまった。今の状況はあまり良くないかもしれないが、毎年全日本では、前半区間で必ず上位でタスキを渡している。次こそシード権のある15位以内のフィニッシュをして欲しい。

■2008年11月3日(月曜日)


紅葉
 高速道路を利用した。高い料金を払うのがイヤで、時間の許す限り一般道で走り、最終的に高速道路に入った。高速道路料金が近々1000円になるという話だが、利用してみるととても待ち遠しい。走ったことのない一般道を走るのはとても新鮮で、いろいろな風景を楽しむことができ、飽きなかった。高速道路に入ると、とても単調で、眠くなる。高速道路は、事故があると、すぐに渋滞になり、ますます退屈になり、渋滞が分かった時点で、手前のインターで降りておくべきだったと後悔し、時間とお金の両方を浪費した気分になる。高速道路に乗ると、楽しみはサービスエリアで何か食べるものを買うときくらいで、食べているときは気分が良いが、体を全く動かさないのに食事ばかりをしている気がして、最終的には罪悪感に駆られる。高速道路の運転は、自分にとっては、あまり良いことはない。 

■2008年11月2日(日曜日)


ほうきを使って講習
 名古屋の瑞穂陸上競技場で行われた女子普及種目クリニックに参加。3000m障害、棒高跳び、ハンマー投げ、競歩をそれぞれ専門とされる講師による講習を含めた記録会が行われた。
 最初に棒高跳びのクリニックを見たが、記録会がメインで、最初のウォーミングアップの部分だけが講習会という感じだった。跳躍前の足あわせとポールをボックスに持って行くタイミングの練習をどうするかというヒントは得られた。
 次にハンマー投げのクリニックの様子を見に行った。最初に記録会を行い、その後講師の室伏重信さんと由佳さんによる講習が始まった。ハンマー投げで何が最も重要であり基本なのかということを繰り返し話されていた。スイングの基本から、3回転ターンまでの習得過程を、ハンマーを持たなかったが、実際に体を動かしながら体験でき、本当にこの講習に来て良かったと思った。ハンマーを持つとつい腕に力が入ってしまうが、腕に力が入ることはなく、回転はハンマーの回転に任せ、体幹部をうまく使う必要性を実感できた。
 3000m障害は、広島アジア大会金メダルの内富さんと女子日本記録保持者の早狩さんが講師となり、特にハードリングの恐怖感をどうぬぐいながら練習をするかということについて話をしたという。 棒高跳びとハンマー投げの講習を見ていたため、3000m障害については、見ることができなかったが、講習か終了後、お二人から話を聞くことができた。内富さんは、2年前に引退され、今は、普通の会社員として働いているそうで、引退後、体の具合が悪くなり、医者に行ったところ、急に運動をやめたのが原因だと言われたそうで、その後適度に運動をしながら、運動量を落とし、現在は全く運動をしていないとのことだった。2人とも練習で水壕を越えたことがなかったという話には驚いた。今日の講習では水壕の練習についても実際にやってみたそうで、練習で越えるのは初めてということで、かなりの恐怖感があったと話していた。ひさしぶりにお二人とゆっくり話をする事ができ、講習に来て良かったと、また思った。

■2008年11月1日(土曜日)


富士山
 長男と近所の交通公園へ行き、長男が自転車に乗る練習をした。1回乗れてしまえば、その後は何も考えなくても自然と乗れてしまうが、そこまでたどり着くにはかなりの時間がかかる。
 今日は、長男の腰周りを両手で支え、バランスが崩れるたびにバランスを修正してやりながら自転車のペダルを踏ませた。何度が乗っているという瞬間があったが、なかなか続かなかった。しかし、以前よりは、自転車に乗るという感じになってきた。一緒にサイクリングできる日を楽しみにしているが、もう少し練習に付き合わなければならない。
 一人で陸上をするようになって今日から9年目に突入。練習量は、年々減少し、最近は、たまにしか練習せず試合にだけはいつも通り出ているという感じになっている。来年度こそ、復活できるように練習をやっていきたいが、ジョギングを再開するにもちょっと時間がかかりそうだ。



[昔のいずみ]