最近のいずみ

Last Update:2009/10/31

パートタイムアスリートいずみ 9年目に突入!! 


■2009年10月31日(土曜日)
 陸上競技場が改修され、改修後最初の練習となった。メニューは、1000m×7のインターバル。設定は3分05秒。学生たちの後ろについて走ったので、ペースは安定すると思っていたが、学生たちは昨日体力測定をしていて疲れがあるようで、設定よりも遅かった。
 タイムは遅いのにとても辛く、4本目には、何度も吐き、姿勢を崩しながら走った。4本目が終了した時点で倒れ込んでしまい、そのまま動けなくなったため終了した。練習メニューがすべてこなせなかったことで、後味が悪かったが、吐いてしまったらどうすることもできない。一昨日よりも、ペースを上げて走ることができたということで、進歩したと自分に言い聞かせた。最後に300mを気持ちよく走った。39秒9で、思ったよりもタイムは良かった。
 今日で、フルタイムのランナーをやめて9年目が終した。フルタイムの選手として競技ができない悔しさは、競技力が低下したこともあって全くなくなってしまった。そして後輩たちの活躍を応援するような気持ちが強くなり、彼らと一緒に走れるだけで満足できるようになってきた。今シーズンは、トラックでの練習はほとんどできなかった割には、ジョギングを中心に、距離は踏むことができた。シーズン中盤に手首の骨折で、全く運動ができなかったが、復帰後に1500mでシーズン記録が出るなど、故障前の状態になんとか戻すことができ、なんとかつじつま合わせができた。11月にはいるといよいよ35歳になる。来年度は、年齢別日本記録に挑戦していきたい。

■2009年10月30日(金曜日)
 帰宅したときに、布団が干したままだったので、布団をしまおうと、窓側へ移動した際、網戸を通してたばこの匂いが漂ってきた。網戸を開けてベランダに出るとさらに、強い匂いに囲まれた。明らかに、下の階の誰かがたばこをベランダで吸っている。煙の多くは、上に上がってきて、布団に匂いがつき、その後網戸を通して我が家にも入ってくる。
 たばこを吸っている人の家族に煙が降りかからない変わりに、なぜ我が家がかぶらなければならないのか?ベランダで平気でたばこを吸うということは、上の階の人に迷惑がかかるということについて、まったく考えていないということなのだろう。最近では、路上でも禁煙しなければならないエリアが次々と作られているので、たばこを吸う人も、少しは吸わない人の気持ちを考えるようにはなっていると思うが、まだまだ甘い。健康に良くないということは誰もがわかっているので、あえて健康に良くないことをして、国の医療費負担を増やす可能性を高めるたばこには、どんどん増税して、購入しづらい環境を作ってほしいと思った。

■2009年10月29日(木曜日)
 1.5kmの周回コースを4周する6kmのペース走と、1kmのタイムトライアルを行った。6kmのペース走は、1周が5分の設定だった。一昨日の15kmよりも距離が短いので、ペースも速かったが、なんとかこなせた。その後の、1000mでは、2分58秒台。思っていたよりもタイムは良かったが、切れがなく、何となく走る感じで、後味は悪かった。
 横須賀市民大会の5000mでは、16分26秒99で走ったが、今日は、5kmの通過が16分30秒。ペースが一定だったこともあり、かなり余裕があり、5000mでの16分前半の記録が見えてきた。この冬は、何とか15分台に戻れるようにがんばりたい。

■2009年10月28日(水曜日)
 妻の祖母が亡くなり、妻が葬儀へ行くことになったため、半日休暇を取って次男と過ごした。次男は以前からバスに乗りたいと言っていたので、たまたまバスに乗っていける場所に用事があったこともあり、次男とバスに乗った。
 バスに乗っている最中に、反対車線からバスが来たため、次男は「バス!!」と教えてくれたが、次に出た言葉は「バスに乗りたい」。バスに乗ってるのに・・・用事が済んでバスに乗って帰っているときにも、同じ言葉が出てきた。いったい何に乗っていたと思っていたのだろうか。心和むひとときだった。

■2009年10月27日(火曜日)
 1.5kmの周回コースを10周する15kmのペース走を行った。1周を5分15秒のペース設定で、前半は気持ちよく設定通り走れていたが、9kmを過ぎたところから急に苦しくなり、2,3度吐いた。その後は、6分までペースは落ちたが、最後は、5分30秒まで戻して終了した。
 12kmという距離のペース走は、ここ何年かこなせていないので、15kmを走るということは、大きな挑戦だった。夏合宿では、1000mを3分30秒のペースで3000mまでしか走れなかったので、気候が違うとはいえ、同じペースで9kmまで走れたことは、大きな自信となった。

■2009年10月26日(月曜日)
 テレビのニュース番組では、今日行われた酒井法子の裁判の様子が大きく報道されていた。長男は、なんで彼女が警察に逮捕されたかわからないと言うので、薬が捕まった理由だと説明した。「薬をすうとどうなるの?」「どうしてそんなことをしたんだろうね?」「薬は何色?」「なんでそんな薬を作るの?」など、次々と質問が出てきた。こちらもわからないことだらけで、答えられないことがいくつもあった。大人は、子供に、やってはいけないことをいろいろと教える。その大人が、やってはいけないことをやってしまうというのは、やっぱり理解できないことなのだと思う。自分も子供と同じくやっぱり理解できない。

■2009年10月25日(日曜日)
 近所の小学校へ選挙に行った。駐車場がないと思ったので、妻と歩いていったのだが、横断歩道で道を横断しようと、車が止まってくれるのを待っていたが、スピードを落とす車は全くなく、1台も止まってくれなかった。横断歩道で車の停止を待つ度に、自動車学校では、歩行者優先と習ったはずなのに、と思う。
 あまりにも待たされたので、車は近づいてきていたが、強行に道を横断することにした。それでも近づいてくる車はスピードを落とさなかった。するとタイミング良くその車の後ろから警察のバイクが追いかけてきて、こちらが道を横断し終えたときに、車は停止させられた。停止させられた理由は、おそらくスピード違反。捕まったのは子供連れの家族だった。自分たちが横断歩道で見送った車のなかでは、スピードは遅い方だったので、ちょっと気の毒に思いつつも、歩行者を無視するような運転をしたことで罰が下ったようにも見え、それまでのストレスが解消された気分にもなった。
 選挙が終わって同じ横断歩道にさしかかったときに、捕まった車は解放され走り出した。15分くらいは拘束されていたと思う。物事は、あわてずに着実に進める方が結果は良い。急がば回れということわざが頭に浮かんだ。

■2009年10月24日(土曜日)
 日体大長距離競技会に出場。800mと1500mの2種目にエントリーしていたが、800m出走後40分ほどで1500mというタイムスケジュールだったため、800mは棄権し、1500mのみに絞ることにした。
1500mは、体育学校の田村くんと松本くんの2人が3分42秒台を狙うとのことで、1周ごとに58秒、59秒、60秒というペースで走ることが決まっていた。こちらの目標は、4分を切ることなので、ついて行くと後半大失速をするおそれがあり、先頭との距離をどうやって適度にあけながら走っていくかということが課題だった。
 ペースメーカーは、昼にかわさき陸上競技フェスティバル招待レースの800mで優勝した宮崎くん。レースが終わって1時間半後の出走だった。彼もレースを引っ張りながらも3分45秒くらいで走りたいと話していたので、本当にタフな選手だと思った。
 先頭の1周目は59秒台で、このペースには全くついて行けず一番後ろで走っていたが、それでも61秒台で、かなりのハイペースだった。2周目は、65秒、3周目は66秒までペースが落ち、そのままでは4分が切れなくなる可能性が出てきた。しかし、学生たちがラップタイムを読んでくれていたので、彼らに手本を示さなければならないという意識があり、前の選手を少しずつ抜いて走っているうちにペースアップし、ラストスパートができ、残り300mを45秒台でカバーできた。タイムは3分57秒96。目標タイムを達成できた。
 先頭の田村くんは、残念ながら3分44秒台で、松本くんは3分45秒台。2人ともかなり悔しがっていた。彼らは、社会人1年目。まだまだこれからタイムは伸びてくる。自分が在籍していたときよりも、選手のレベルが格段に上がっている。こういった選手たちと一緒に走ることができただけでも幸せだと思った。

■2009年10月23日(金曜日)
 かわさき陸上競技フェスティバルの招待試合のレース展望に男子800mの日本記録のことが書いてあり、先週日曜日の日体大記録会で慶応大学の横田くんが更新したことを知った。我が家で購読している日経新聞には載っていなかったが、産経新聞には小さく載っていたと学生からも聞いた。
 前の日本記録は、自分より学年が一つ上だった小野さんの記録。小野さんが更新する前は、さらに30年さかのぼったの記録となるが、小野さんの記録も15年間破られなかったのだから、偉大な記録だと思う。
 1分46秒台だとまだまだ国際大会では勝負できないが、口野くん(富士通)も同じレースで1分46秒台を記録するなど、お互いに記録を伸ばしていける可能性が高く、少しずつ世界のレベルに近づいていけるのではないかと思う。アジア記録の上位は、中東の選手ばかりで、一部はケニア出身の選手だったりもする。東アジアでは、イ・ジンイルさん(韓国)の1分44秒台。これに少しでも近づいてほしい。

■2009年10月22日(木曜日)
 1500mのペースメーカーをしてほしいという電話があった。800m通過のペースが1分55秒とのことで、今の状況では、余裕を持って走れるタイムではなかったので、タイムを狙う選手にも迷惑がかかると思い辞退させてもらった。記録が年々低下傾向にある中で、ペースメーカーの話が来るということは、まだ、競技者として認識してもらえているということで、とてもうれしく思った。またこういった話をしてもらえるよう、今後もがんばっていきたい。

■2009年10月21日(水曜日)
 日本水連が「茶髪、ピアス、華美なネイルは禁止」などとする行動規範を設ける方針だという。水泳では、ピアスをしたり、爪を伸ばすことはあまり考えられないが、そういう選手が続々と出てきているということなのだろうか。競技に打ち込む選手は、そういうことにお金をかけるのであれば、体のケアなど競技に結びつくことにお金を使うので、わざわざ規定する必要があるのだろうかと思えてくる。選手には指導者がいるはずなので、まずは指導者がしっかりとしていれば、こういう問題は起こらないようにも思える。
 サッカーでは、茶髪の選手は多く散見され、汚く見える選手もいる。監督やコーチは、競技力さえあれば、何も言わないということなのだろうか。外見ではなく中身があればいいという考え方もあるが、特にプロ選手は、見た目もしっかりしてほしい。こういう選手たちを子供たちが見てあこがれるのであれば、あまりいいことではない。そう考えると、この規範はどちらかといえば、水泳よりもサッカーに設けた方がいいのではないかと思う。

■2009年10月20日(火曜日)
1分30秒走+1分走+30秒走+1分走+30秒走を行った。本来のメニューは600m、400m、300mのレペティショントレーニングで、陸上競技場で行うメニューだった。しかし、陸上競技場改修の工期が延長されたため、学生たちは、道で走るしかないという状況が続いている。道で走るにしても距離を測っておけばよかったが、測る時間がもったいないため、時間走となった。
 時間走というものは、ゴールがわからない中で必死に走らなければならず、距離の決まったメニューと違いかなりつらい。休息が次に走る時間という設定だったため、休息時間が少なく、最初の1分30秒まではしっかり走れたが、次の1分走からは、ほとんど体が動かなかった。しっかりと地面に圧が加えられず、もがいているだけで全然前に進まない。最後の2本は、途中で吐き気をもよおし、走り終わった後に、その場にうずくまって苦しんだ。あっという間に終わる練習だったが、強度が高すぎ、やりきった感覚はなく、消化不良な感じで終わってしまった。

■2009年10月19日(月曜日)
 今日から新型インフルエンザのワクチンの予防接種が可能になるという。まずは、医療従事者となっていて、幼児は12月以降になるようだ。長男の幼稚園では、全クラス併せて30人前後がインフルエンザにかかったとのことで、朝の時点で学級閉鎖の可能性もあると連絡があった。
 そして夕方には、さらにインフルエンザの数が増えたようで、年少のクラスでは学級閉鎖が決まったクラスもあるとのことだった。年長のクラスは学級閉鎖はないとのことで、年少と比べ、年長の方が、集団生活の経験が長く、抵抗力があるのかもしれないと思った。

■2009年10月18日(日曜日)
 長男は、アリはどうやって話をするのか?いきなりそういう質問が出てくるとこちらも困る。妻は、触覚と匂いではないかと長男に話していた。実際にはフェロモンという化学物質のようだが、研究者の追求するような疑問が頭に浮かんでくる子供の頭は、本当に柔軟だと思った。
 次男は、アンパンマンのことを、以前は、パンパンクーと言っていた。そして先週までは、アンパンクーと少し、本来の発音に近づいていたが、今日はとうとうアンパンマンと言えるようになった。ちょっとずつだが、正確な日本語の発音を身につけている。日々進化しているなぁと思う。
 長男も次男も、突然、どこで覚えたの?と言いたくなるような言葉が出てくる。彼らは、知らず知らずのうちに、至る所にアンテナを張り、いろいろな情報を集めているのだと思う。本当に子供はすごい。

■2009年10月17日(土曜日)


チームトップの学生



OB会



長距離パート
 箱根駅伝予選会の応援に行った。曇っていたため、少し肌寒いくらいで、選手はとても走りやすい気候だった。最近の優勝校がシード権を獲得できず予選会に出場しなければならず、有名選手を監督に据え、新興校が次々と出てくることもあり、年々大会のレベルが高まっているように感じた。
 我が校は、昨年、トップの学生があと一人で選抜チームに選ばれるところまできたので、今年もそれに近づくことが目標で、チームとしても昨年の記録を目指してスタートした。
 我が校のトップでフィニッシュした選手は、63分51秒で231位となり、昨年よりも1分以上タイムを上げたはずなのに、昨年よりの順位が2位落ち、目標順位には全く届かなかった。チームの総合タイムは、11時間28分18秒で32位だったが、関東インカレポイントにより筑波大学に逆転され、最終的には33位となった。昨年よりは15分遅く、順位を10位落とした。上位チームのタイムが昨年よりもかなり上がっていることもあり、昨年と同じタイムで走ったとしても28位という結果だった。学生の多くは、満足できる結果ではなかったと話していたが、2年生は全員が初出場で、それぞれベストを尽くし、まずまずのタイムで走ってくれたと思う。
   駒澤大学は、昨年度の優勝タイムを10分ほど上回り、圧倒的な力の差を見せつけトップで予選を突破した。拓殖大学は、レースタイムでは11位だったが、関東インカレポイントにより、14位まで順位を下げ、法政大学が逆転で11位となり本戦出場を果たした。また順天堂大学や神奈川大学が予選落ちとなるなど、上位チームの力の差はどんどん縮まっているように感じた。

■2009年10月16日(金曜日)
 舟上骨骨折の手術をして3ヶ月が経った。骨の方は、しっかりとくっついているという診断を受けたが、可動域については、完全に回復していないので、今後も継続してリハビリに取り組むように言われた。
 3ヶ月は、手をつくような運動をしないようにと言われていたが、3ヶ月が過ぎたとしても、今のところ、手をつくことができない。5日前のレースで、フィニッシュした後、前屈みに倒れ込み思わず手術をした側の手をついてしまい、かなりの痛みがあった。このことで当分手をつくような運動は無理だと思った。医師の言うとおり、とにかくリハビリを継続していくしかない。

■2009年10月15日(木曜日)
 新型インフルエンザに感染したことが原因で脳症を起こし死亡する子供たちが少しずつ出てきている。一昨日は東京で4歳の子供が、今日は横浜で5歳の子供が亡くなった。住んでいる地域がとても近いので、人ごとではないと思う。
 学級閉鎖になる学校も増えているようで、我が校も集団感染をさけるために学生たちの多くはマスクを着用している。体育の授業ではマスクをすると苦しくなるため、マスクをはずすことになるが、そうなると座学よりも感染する可能性は高くなるので、自分は特に注意しなければならない。
 妻と子供たちは、すでにインフルエンザの予防接種を1回行い、来月2回目を行う予定だが、新型インフルエンザの接種はできていない。できるだけ早く接種できればと思う。

■2009年10月14日(水曜日)
 3分ダッシュ+2分ダッシュ×2+1分ダッシュ×3を2セット行った。最初の3分は、まともに走れたが、2分休息後の2分ダッシュからは、急に走れなくなり、その後は、もがいて走るという感じになった。2セット目に入ると、何度も吐くような状態になり、姿勢を崩しながら何とかダッシュを継続した。メニューをすべてやり終えた後の達成感はあるが、虚脱感もかなりあった。以前であれば、これほどの疲労を感じることのないメニューだったので、体への負荷の感じ方が確実に変化してきていると思った。年齢も30代中盤になってきたので仕方のないことなのだが、何とか抵抗していきたい。

■2009年10月13日(火曜日)
 文部科学省が毎年行っている調査によると、子供たちの体力は向上傾向にあるという。対象は、6〜79歳の約7万人とのことなので、かなりの規模で行っている。その中で、20代〜30代の女性は体力の低下が見られ、40代以上は、男女とも向上しているとのことだった。なぜ20代〜30代の女性の記録だけが低下するのだろうと疑問に思った。高校生までは、学校で体力測定をするので、かなりまとまった人数の計測ができ、データもそろうが、成人のデータは、学校のようにはうまくはいかない。そうれでは、どういう人たちが参加しているのだろうか?
 測定時期は昨年の5月から10月にかけてということで、仕事をしている人たちは、平日に測定を行うはずはなく、必然的に休日に測定することになる。そうなると、日常で運動をしていない人が、体力測定に参加するようには考えられず、やはり運動にそれほど抵抗がない人たちが参加しているように思える。しかし、参加したからといって、若い女性たちが、汗だくになり、死にものぐるいで測定種目を行うかといえば、そこまではしたくないと思う人が大半だと思う。そういった心理的な要因で、この年代の記録が低下しているようにも考えられる。
 我が校では、文科省のものではないが、独自の体力測定を行っている。男女とも学年ごとに到達基準が決めれられ、到達できない場合は、到達できるようにトレーニングプログラムが組まれ、クラブ活動の時間にこれらのトレーニングが行われる。そのため、到達基準付近にいる学生たちは必死に行うことになる。これほど体力測定に必死に取り組む大学生は、日本では我が校くらいではないかと思う。彼らは、卒業後も自衛官用の体力測定があり、部下が見ている前では、手を抜くことはできず、必死に行うこととなる。そういう意味では、民間で行う体力測定よりは、きちんとした結果が出るのではないかと思う。

■2009年10月12日(月曜日)
 毎年一回写真屋へ行って家族全員で写真を撮ることにしている。今のところ気に入った写真屋が見つからないため、毎年違う店へ行っている。子供が小さいので、子供向けの写真屋の方が、子供の扱いが慣れているだろうと思い、市内にある子供向けの写真屋へ行った。
 子供たちは、写真を撮ることがわかっているのに、いつものようにおもちゃの取り合いでけんかをしてくれた。そして撮影直前に、2人とも泣き出してしまったため、撮影は、後の予約の人に先に入ってもらい、子供たちの機嫌が良くなるのを待たなければならなかった。次男は、ちょっとした変化で、すぐに機嫌は良くなるが、長男は、いったん泣くと、その後は、ずっと機嫌は良くならず、そのままムッとした顔で撮影することになってしまった。
 店のカメラは、デジタル一眼レフなので、いくらでも取り直しができたが、できあがったすべての画像を見せてもらったところ、満足できる画像はなく、仕方なくその中から1枚を選んで注文することにした。普段使っているデジタル一眼レフと性能は変わらないのに、お店に頼むだけで撮影料金は3000円以上かかる。六切りを1枚現像するだけで5000円を超える。自分でやれば、数百円もかからないように思え、写真屋さんでの撮影は、すごく損をした気分になった。

■2009年10月11日(日曜日)


5000m決勝



フィニッシュ



表彰
 横須賀市民体育大会2日目。一般男子5000mに出場した。毎年1本は走りたいと思っている種目だが、3年ほど走れていない。昨年は、日体大記録会で出走中に捻挫して途中棄権し、3年ぶりの公認記録を逃した。最近は、練習自体がほとんどできていないので、今日のレースは、練習の一つとして、走ることにしていた。16分台が出ればいいくらいのつもりで臨んだ。
 スタートから、昨日1500mで2位だった高校生が適度なペースで引っ張ってくれ、1000mの通過が2分58秒台だった。3000mまではこのペースでついて行きたいと思っていたが、1500mを通過した辺りから動きが悪くなり1600m付近で先頭から少しずつ離れてしまい、2000mを6分10秒台で通過した。その後は一人旅となり、さらに速度は低下し、2000mから3000mは3分27秒台、3000mから4000mは3分31秒台までラップは落ち、順位も一つ下げで3番手となった。残りの1000mは、3分17秒台でカバーし、16分26秒99でフィニッシュし、3位となった。出場者の真ん中くらいの順位になると思っていたので、表彰台に上がることなど全く想定していなかった。優勝が16分00秒で、21人中6人しか16分台で走っていなかったので、あまり速い高校生はいなかったということなのだろう。とにかく4年ぶりに5000mの公認記録を手にすることができ、16分台という目標も達成できた。
 中盤は、両脚の内側広筋がつりそうなり、ごまかしながら走っていた。呼吸はそれほど苦しくなかったが、残り1周では、何度か吐き気におそわれ、その度に姿勢が崩れた。フィニッシュの勢いで前に倒れ、骨折した側の手を地面についたため、手首に激痛が走りヒヤッとした。
 11月の日体大記録会では、16分前半でフィニッシュできるようにし、よこすかシーサイドマラソンの5kmで上位入賞したい。
 今日も自己記録を大幅に更新する学生が多かった。昨日は円盤投げで大会新記録を出したが、今日は、砲丸投げとやり投げで大会新記録が出た。投擲種目の大会記録は、すべて我が校の学生の記録となった。

■2009年10月10日(土曜日)


1500m決勝




表彰
 横須賀市民体育大会の一般男子1500mに出場した。今シーズンは4分を切っていないので、予選で、4分を切るつもりでレースに臨んだ。
 1周目は62秒ほどで、予定通りのペースとなったが、2番手以降は誰もついてこないため、一人で走るしかなく2周目以降はどんどんスピードが落ちていった。結局予選は4分13秒75でのフィニッシュとなり、4分切りは、現実を見ていない、かなり厳しい状況だということがわかった。全力で走っているつもりなのに、体がブレーキをかけ、疲れない程度に走るという感じだった。
 決勝も、同じような走りになるので、自分で引っ張らず、高校生について走った。1000mまで適度に引っ張ってもらい、残り500mでスパートし、フィニッシュラインまでダッシュをした。残り1周でちょうど3分00秒だったため、4分切りはあきらめたが、残り1周を63秒で回ることができ、4分03秒81でフィニッシュした。予選よりも10秒タイムが上がり、4分切りの可能性も出てきた。10月末の記録会で3分台を出したい。
 今日は、多くの学生たちが自己ベストを更新し、1年間トレーニングしてきた成果がやっと出たように思えた。

■2009年10月9日(金曜日)
 練習は50分のジョッグ。調子のいいときであれば40分で走れるコースなのに、50分もかかった。ハムストリングスの疲労が続き、体調もあまり良くない。明日から2日間、横須賀市民大会に出場する予定だが、普段練習ができていないぶん、強度の高い練習という位置づけて、しっかり走りたい。

■2009年10月8日(木曜日)


台風の爪痕




自衛隊限定のお茶?
 NHKのBSニュースを見ていたところ、フランス政府は、子供達への健康上のリスクに配慮し、14歳未満の子供たちが、学校で携帯電話を使用することを禁止するというニュースが流れていた。これに関連するように、学校では、生徒の約半分が授業中に携帯電話を使用し、また着信に応答しているという統計が発表されているとのことで、先生は、合法的に生徒達の携帯電話を取り締まれるようになるため、学校関係者からは歓迎されているとのことだった。
 学校内での使用を禁止しても学校外で使用できるのであれば、健康上のリスクを回避しているようには思えない。親からは、防犯上必要だという意見も出るような気がする。子供たちは、友達が持っていればほしくなり、自分だけ持っていないというだけで、いじめに発展する可能性があり、そういうリスクを回避するために、買うつもりのなかった親たちは、結局買い与えることになってしまう。携帯使用のルールを教えたとしても、子供たちは携帯を持ってしまえば、ところかまわず使うことになるのは目に見えている。本当に健康上のリスクを回避するのであれば、子供の使用禁止くらいにしてしまえばいい。しかし、それをすると、レールを守れない人たちが続出することになり、現実に合わないルールとなる。
 以前だったら、悩まなくていいことに悩まなければならないということで、本当に難しい世の中になってきたと思う。

■2009年10月7日(水曜日)


港の台風準備
 太陽光発電の訪問販売のトラブルが増えているという。実家でもちょっと前に、似たような訪問販売で、オール電化の導入の話があり、両親は、導入するべきかどうかかなり迷っていて、自分に相談があった。業者の話がうますぎるし、今なら割引になるとのことで、返事を急いでいたのがおかしいので、会社について調べたところ、会社ができたばかりで何の実績もなかったため、断ることを勧め、最終的に断った。
 訪問販売は昔から、トラブルが多い印象があり、まずは疑ってみるべきだと思っている。しかし、きちんと対応する新規参入業者からみれば、厳しい環境であり、トラブルを起こしてきた業者は、本当に迷惑な存在なのだと思う。今後は、消費者庁が、こういった業者をどのように減らしていくか、注目したい。

■2009年10月6日(火曜日)
 9月30日に無職となったため、国民年金に加入しなければならなかったということで、近所の行政センターへ行った。たった1日のために1ヶ月分の支払いをしなければならないという認識でいたので、かなりの損をするのではないかという思いがあり、出向くのにあまり気が進まなかった。
 国民年金の支払いは、月末の職業の状況で、その月の支払いが決まるそうで、今回は、月末が無職だったため、9月の支払いは国民年金になり、職場では9月分は引き落としされないとのことだった。支払いはその場で行うのだろうと覚悟していたが、2ヶ月以上遅れて社会保険庁から納付書が届いた後に、支払うことになるという。支払いを忘れた頃に借金の取り立てがくるような感じで、この場で払えたら楽なのにと思った。

■2009年10月5日(月曜日)
 深夜に、TBSで全日本実業団の放送があり、ビデオで録画して見た。自分の走ったレースは、大会新記録が出ていて、今大会は大会新記録もそれほどたくさん出ていないので、ひょっとしたら自分も映るのではないかと期待していたが、800mは放送されなかった。決勝くらいはハイライトで放送するのではと期待したが、それもなく、番組は終了してしまった。男子1500mも同じく放送されず、相変わらず中距離は無視されていた。放送内容は、記録よりも、注目選手だけを映すということで、TBSらしい偏った放送に、がっかりした。

■2009年10月4日(日曜日)


カブトムシの幼虫




交通安全パレード
 先週、死んでしまったカブトムシの入っていた虫かごをきれいにしようとして、土の中に4匹の幼虫を発見した。そのため、あらためて育てることになり、午前中に土の入れ替えをした。新しい土を虫かごの8割くらいまで入れ、今まで使っていた土からフンを除いて、その上にまいた。フンを除去している最中に、次々と幼虫を発見し、12匹も見つかった。あまりの多さに驚いた。長男が絵本で調べた限りでは、メスは一回の産卵で20個くらいは産むとのことで、成虫したメスが3匹いたことを考えると、少なめだったのかもしれない。5匹の幼虫が育った虫かごの中に12匹いるので、半分は、近所の友達にあげることにした。幼虫の大きさはまちまちで、大きいのも小さいのもいる。今後同じように大きくなっていくのかどうかとても興味があり、観察していきたいと思う。
 午後は、横須賀市役所近辺で、「地域安全市民のつどい」というイベントがあり、交通安全のパレードがあり、長男は、幼稚園の代表として、鼓笛演奏をしながらパレードに参加した。ベリーダンスを踊る集団があったり、甲冑に刀を身につけて歩く集団があったり、交通安全とは、何の関係もないところがおもしろかった。園児は、3つの幼稚園からの参加があり、それぞれが鼓笛演奏をしながら歩いた。親ばかかもしれないが、うちの子供の幼稚園の演奏がもっともそろっていてきれいだった。長男は、運動会の時には、演奏しながら、いろいろな方向へ動かなければならなかったが、今日は、歩くだけでよかったので、難しくなかったと言っていた。こちらが長男の横で写真を撮っていると、微笑みかける余裕もあったが、演奏しているはずの小太鼓は、適当に休みながらやっているように見えた。集団全体としては、完成度は高く、本当にすばらしい園児達だと思った。

■2009年10月3日(土曜日)
 近々海外で勤務する同期がたまたま学校へ着ていて、大学卒業以来の再会を果たした。海外へ行くと、日本の伝統を紹介する機会が必ずあるため、彼は、居合道を習いに来ていた。今まで居合道の経験はないが、居合道部の練習に1日入門し、たった1日で居合道らしくしなければならないとのことで、居合刀を振っていた。海外勤務までの残り少ない貴重な休日を使って、大変な仕事をしているように見えた。長期に日本を離れるので、家族とは電話くらいはできるかもしれないが、基本的には家族とは会えない。半年父親がいないとなると、家族はとても寂しく心細いことだろうと思った。

■2009年10月2日(金曜日)
 東京ビッグサイトで行われたスポーツサイエンス・テクノロジー2009というイベントに参加し、日本バイオメカニクス学会の主催するスポーツバイオメカニクス最前線を聴講した。
 阿江先生の「スポーツ動作へのバイオメカニクス的アプローチ」では、先日の世界選手権で銅メダルに輝いたやり投げの村上選手の動作分析が紹介された。彼のレベルでも世界のトップレベルとは、動きに大きな差があり、その差を埋めていくトレーニングをしたことが今回の銅メダルにつながったことがよくわかり、学生を指導していく上でもとても参考になった。
 伊藤先生の「一流スプリンターの疾走フォーム」では、今までの研究の紹介があった。速度を高めるには、ピッチとストライドを考える必要があるが、ピッチは上下動に関連し、ピッチが速くなるほど、上下動がなくなり、トップ選手になると上下動が5cm以下なのだという。疾走中の大腿部の上がり方については、トップ選手も小学生もほとんど変わらず、これについては、多くの指導者に浸透し、最近は、もも上げを指導する指導者も少なくなったのではないかとのことだった。トップの選手の中には、膝を曲げたままでキックをする選手がいるという話を聞いたことがあったが、今日は、膝を曲げながらキックしていく選手が出てきているという話を聞いた。古武術で膝抜きという動きがあるが、それに近い動きをしながら走っているのではないかと思った。日本選手が世界と戦っていくためには、もう一度スタートを見直す必要があり、ストライドよりもピッチという考えをあらため、ストライドも重視し力の出しやすいスタート方法を考えるべきではないかとのことだった。
 宮西先生の「野球投球動作のバイオメカニクス」では、通常の投球と遠投のフォームの違いが紹介され、遠投の特徴を知ることができ、今後の学生指導に生かすことのできる知識となった。
 業者の出店する展示ブースも一通り回ってみた。最近は、着るサプリと言われるウエアーをいくつかの業者が販売しているが、今回も最新の技術を取り入れたウエアーがいくつか出品され、流行なのだと思った。

■2009年10月1日(木曜日)
 教官として、新たに仕事が始まった。宣誓書に署名と印鑑を押した。大学を卒業するときにも同じ宣誓書に署名と印鑑を押したが、また同じことをするとは思っていなかったので驚いた。宣誓書には、「事に臨んでは危険を顧みず」という文言もあり、このことを全く知らない他の新任教官たちは、急に言われても困るという感じだったかもしれない。しかし、これに署名と印鑑を押さなければ、いきなり、罰則の対象となるとのことで、当然拒否する教官はいなかった。
 大臣からの辞令を学校長からいただいた後、ビデオによる学校の紹介があり、こんなにすばらしい大学が存在するのかと思えるほどの良いできばえで、新任教官達が、ビデオのイメージで教育に臨もうとすると、現実とのギャップに悩んでしまうのではないかと思った。
 とにかく気分一新、今まで以上に一生懸命教育や研究にがんばりたい。



[昔のいずみ]