最近のいずみ

Last Update:2010/6/30

パートタイムアスリートいずみ 10年目に突入!! 


■2010年6月30日(水曜日)
 月、火と2日連続でスパイクを履いて走ったところ、右足首の前距腓靱帯が痛み出した。通常、捻挫をしたときに痛める部位だが、走っただけで痛めたということに驚いた。歩いていても気になり、軽い捻挫をしたときのような感覚の痛みとなっている。ここ3ヶ月の間にスパイクは数えるほどしか履いておらず、2日連続して履いたことはなかった。スパイクを履くと、ランニングシューズよりクッション性がなく、衝撃を自分の足首で吸収しなければならなくなるため、この衝撃に足首が耐えられなかったのかもしれない。試合を前にしてイヤな感じではあるが、様子を見ながら練習を継続していきたい。 

■2010年6月29日(火曜日)
 小学校の授業参観へ行った。先生が教壇に立ち、ほとんどの生徒は席について、日直が号令をかけているのに、教卓となっている長テーブルの下で座り込んでいる生徒や、自分の席の近くにはいるが、床に仰向けで寝そべっている生徒がいたりして驚いた。先生は、席に着くよう促すことはするが、生徒は話を聞かず、そのままの状態で授業が始まった。
 授業科目は、国語で、全員でサブテキストを読み上げることから始まり、列ごとに交替して読んだり、男女で交替して読んだりしていた。授業が始まっても、寝そべっていた学生は、寝そべったまま、テーブルの下にいた生徒は、突然教室から出て行ったり、他の生徒が発表しているところに、突然割り込んで発言しだすなど、驚きの行動が見られた。先生は、「いい加減にしなさい」と静かに諭すだけで、生徒には特に変化はなかった。これが多動性障害なのかと思った。クラスは、この生徒の影響もあってか、常に騒がしく、なかなか授業が進んでいかない雰囲気があった。
 先生がすべての生徒に対してさん付けで名前を呼んでいたが、授業中は、生徒同士でもさん付けで呼んでいて違和感を覚えた。さん付けで呼ぶことで、子供同士のコミュニケーションにもとても距離があるようにも見えた。先生は、授業の進行を妨げる生徒には、時々注意をしても、基本的にはそのままにして授業を進めていた。イライラして、怒鳴りたい気持ちをかみ殺して授業をしているようにも見えた。先生だけでは、対処できなさそうなので、しっかりした生徒で、周りを囲んで、注意させるなど、席順を工夫してはどうかと思った。
 うちの子供は、席が一番後ろの角ということもあってか、手を挙げて発言しようとする積極性は全くなかった。何となくその場に座っているだけという感じで、騒ぐ生徒に荷担はしていないものの、先生の話にも半分くらいしか耳を傾けていないので、与えられた課題を理解していないこともあった。席が一番前の時には、先生の話を聞いていたようなので、席替えによって、積極性がなくなってしまったのかもしれない。
 授業が終わって、教室を出たときに、子供たちの叫び声からやっと解放され、急に静かになったように感じた。まさに台風が通り過ぎたかのような気分だった。先生は、毎日こんな状況で授業をしていたら、かなりのストレスになるし、病気になっても仕方ないと思えてきた。自分が同じ立場だったら1ヶ月以内に辞めるのではないかと思った。

■2010年6月28日(月曜日)
 1日蒸し暑く、半日外で授業を行っていたため、日焼け止めはしっかりと塗っていたが、いくらか日焼けをしてしまった。また、授業中に、今年初めて蝉の鳴く声を聞き、夏に入ったことを実感した。
 練習は、先週と全く同じ300m×4を2セットする予定で、久しぶりにスパイクを履いて走ってみた。1本目は46秒台で行けたが、2本目意向は50秒以上かかるなど、スパイクを履かずに走った先週の方が1本1本のタイムもトータルのタイムも良かった。長い時間日に当たっていたために、体がだるかったということも影響していたのかもしれない。
 1セット目の疲労で、2セット目を行う気力はなく、代わりに400mのタイムトライアルを行った。全力走を行うのは今シーズンに入って初めてのことで、速い動きができず、走っていてもどかしかった。最後まで体が固まることなく走りきり、ゴール後もケツ割れにはならず、結果的にはあまり追い込めなかった。タイムは54秒1。800mの1周目のペースにもならないが、今の全力がどのくらいなのかはよくわかった。2週間後には400mのレースにも出場を予定しているが、51秒台には戻したい。

■2010年6月27日(日曜日)


5000m決勝
 横須賀選手権2日目。風が強く、時々雨が降ってくるなど、あまり気持ちの良い天気ではなかった。開始時に、役員で天候のことを考慮し、800m以下の予選から行われる競技は、すべて予選の時間にタイムレース決勝を行うことに決定したため、決勝の時間に合わせて競技場へ行ったところ、決勝種目は長距離種目しか残っていなかった。4×400mリレーもタイムレース決勝となり、他種目との兼ね合いで決勝だけ出場する予定にしていた学生は走ることができなかったこともあり、学生たちには不満が残ったようだった。どんな条件でも、試合に出場している選手は皆同じ条件なので、それに対して不満を持っても条件は変わらない。不満を持てば持つほど、競技へ臨む自分にとってはマイナスになるのではないかと学生たちには伝えたが、どのくらい伝わったのかはわからない。

■2010年6月26日(土曜日)


棒高跳び
 午前中は、近所のショッピングモールで行われたベイブレード大会へ行った。抽選券を配布して抽選で当たった64名が出場できるということになっていたので、長男は出場できなかった際には泣くのではないかと心配していたが、64名は集まらず、全員が出場できることになりホッとした。
 長男は、1回戦で負けてしまったが、参加賞として改造用のパーツをもらうことができ、とてもうれしそうにしていた。勝った人は、改造パーツをもらえず、自分だけがもらった思ったようだ。なかなかこういうイベントに参加することはできないので、満足して終わることができてよかった。
 午後からは、不入斗競技場で行われている横須賀陸上競技選手権の応援に行った。男子100mでは、2名の学生が10秒台への挑戦をしていたが、向かい風が強かったため、惜しくも10秒台には届かなかった。また、男子棒高跳びでは、怪我が続いて練習がほとんどできていなかった学生が、自己ベストを20cm更新する4m60cmを記録し本人も驚いていた。4m60cmをクリアーした跳躍は、4m80cmは越える跳躍だった。

■2010年6月25日(金曜日)
 左手の舟状骨を骨折したのは、昨年のこの日だった。1年が経って日常生活には影響がない程度には回復したが、最近、雨が多く気圧が低いためか、動かさなくても患部が痛む。雨が近づいてくると古傷が痛むという人がいるが、そのような状態なのかもしれない。可動域は完全には回復せず、風呂での可動域回復のためのリハビリを毎日継続している。自分よりも後に、同じ部位の手術を行った学生は、痛みを感じることはないようなので、骨折箇所の微妙な違いによるものなのか、手術方法の違いによるものなのか、と考えつつ、やっぱり年齢の違いによるのではないかという気がしてくる。この痛みを忘れるまで当分つきあっていかなければならないということは間違いないようだ。

■2010年6月24日(木曜日)


伊勢町海岸
 携帯電話会社から、今使用している携帯電話が2012年7月で使用できなくなるので、機種変更とプラン変更をして欲しいというダイレクトメールが届いた。今の携帯電話は5年以上使用しているが、必要な電話をするくらいで、メールなど他の機能はほとんど使用していないため、プラン変更や機種変更をする必要性は全く感じていない。しかし、総務省の周波数再編により、今使用している携帯電話は使用ができなくなるので、お金はかかるが変更せざるを得ない状況だということがわかった。今使用している携帯電話の連続待受時間は、かなり短くなり、頻繁に充電が必要になったが、電話をするだけならば全く影響はない。それなのに新しい機種に交換しなければならないというのが、自分にとっては無駄な出費としか考えられない。資源を無駄遣いしないためにも長く使える携帯電話にして欲しい。

■2010年6月23日(水曜日)


夕焼け
 職場でインフルエンザ感染者が増加している。ヤフーの主要ニュースにもこの話題が載るほどの集団感染となっている。先週、授業の際に、学生からインフルエンザに感染した学生いるとの話を聞いていた。ちょうど1年前に新型インフルエンザ集団感染があり、訓練が1週間中止となったことがあったため、今年は、感染予防に努めているとのことだったので、今年は大丈夫だろうと思っていた。しかし、金曜日から、感染者が急激に増え、今朝10時の時点で34名となってしまった。
 今日の授業では、インフルエンザ入院で1名が欠席した。学生舎のある部屋では、1年生5人と4年生1人で構成されていたが、4人の1年生が感染したとの話を聞いた。たまたまその部屋の4年生が、陸上部の学生だった。最近調子があがってきていた学生で、週末には横須賀選手権に出場する予定だった。同じ部屋の学生が次々と感染している状況では、濃厚接触者として、外出は禁止となってしまう。水泳部も週末に大事な試合があると聞いているが、似たような状況があるのではないかと思う。本当にタイミングが悪い。

■2010年6月22日(火曜日)


伊勢町海岸
 長男がはさみを使って新聞を切っていたが、うまく切ることができずイライラし、「できない」と言って泣き出した。使い方を見てみると、紙に対して、はさみの刃が垂直に立てられず、斜めにしていた。さらに、親指と人差し指の第1関節よりも奥を使って切ろうとするために、力が入りづらそうだった。親指と中指の腹を使い、刃を紙に対して垂直にして切るように教えてあげたが、慣れていないので、うまくいかず、「よけいに切れなくなった」と怒りだしてしまった。
 今まで、はさみを使った工作をする機会があまりなかったために今回のようなことが起こってしまった。こちらが手本を示して、それをまねするようにやらせてみたが、1日ですぐにできるようなものではなかった。大人にとっては何でもないことだが、道具が扱えるようになるというのは、子供にとっては、猿から人になるような大きな進歩なのかもしれない。

■2010年6月21日(月曜日)
 300m×4を100mジョッグでつなぎ、トータル1500mを走りきるインターバルを2セット行った。設定は、50秒切りという強度としてはゆるめのメニューだったが、2セット目は、2,3本目が49秒台になり、設定ギリギリのタイムで、最後は嘔吐するなどかなり追い込まれた。接地の度に、膝や腰が沈み込む動作があり、自分の脚で自分の体重を支えられないことがよくわかった。神奈川県選手権では、1500mにエントリーしているが、今の状態では、最後まで走りきれない。あと2週間で、なんとか改善させたい。

■2010年6月20日(日曜日)


演奏中




集合写真
 長男のピアノ発表会へ行った。最近は少々練習嫌いになり、満足に練習できていないようで、その成果が、本番にも現れてしまったが、本人はうまくできたと言い、演奏後に花とプレゼントをもらってうれしそうにしていた。
 通っている音楽教室は、生徒の数が多いようで、2日間開催をしていた。演奏は、ピアノだけではなくエレクトーンやフルートの演奏、声楽もあり、音楽について、様々なことを学ぶことができる。演奏の多くはピアノで、エレクトーンの演奏は少なかった。ピアノ奏者はピアニストと言うが、エレクトーン奏者は何と言うのだろうか。ピアノの演奏は、知っている曲だと、とても心地よく聞けるが、知らない曲だと急に退屈になる。それと比べ、エレクトーンは、リズムが変化し、音も様々な変化をして知らない曲でも楽しく聞くことができる。演奏前には、フロッピーディスクを入れ、データとして入れておいた音と合わせて演奏するので、曲のどの部分を本番で演奏しているのかはよくわからず、最初からできあがっている音楽がスピーカーから聞こえているようにも感じ、ピアノのような本人の力加減による音の強弱があまり感じられないので、迫力はピアノの方があると思った。
 最後に、子供たちによる合唱があり、難しい歌を歌っていた。歌詞は覚えたようだが、意味を理解するには、まだ難しいのかなぁと思った。

■2010年6月19日(土曜日)


猿島と夕日
 長男の幼稚園の時のお友達のお父さんが病気で亡くなったという。長男は、亡くなったという表現がわかりづらかったようだが、どういう状況なのかは理解できていた。小学校低学年の時にお父さんがいなくなってしまうというのは、心には相当なダメージがあるのではないかと思う。
 お友達の気持ちを考えてもらうために、「お父さんが今死んじゃったら、どう思う?」と長男に聞いてみた。長男からは、なかなか答えが返ってこなかったが、しばらくして「イヤだ」と答えた。これに対し次男は、「困る」と即答した。2歳の子供が親の死について理解していることに驚き、さらに答え自体にも驚かされた。
 誰もが明日のことはわからない。自分が死ぬかもしれないし、家族にそういったことが起こる可能性もある。そう考えると、1日1日、一瞬一瞬を大事にしていかなければと思う。

■2010年6月18日(金曜日)
 最近、企業に対しての法人税についての議論が起こっている。税金を減らしたら税収が減ってしまうではないかと思ったが、海外と比べると、かなりの税率となっているとのことだった。
 昨日、日本を離れる若い起業家が増えているというニュースを見た。日本は、法人税が高いなど、企業を大きくするには海外と比べ環境が悪く、ビジネスの場としての魅力が薄れ、経営者をはじめ、その従業員までもが、海外へ次々と移住しているという。
 シンガポールは、法人税が日本の半額程度らしく、日本と同様に治安が良く、人口が拡大しつつあるアジア各国からも近いということで、将来への魅力があり、起業の場として注目されている。
 インタビューを受けた、ある起業家家族は、10年後、20年後の日本を想像したときに、子供たちが生活・福祉など総合的に考えて、住んでいたい国なのか?と考えると、海外で起業し、子供を育てようという結論になったと述べていた。日本人から日本が選ばれない時代になってきたということにとても驚いた。
 人口が減少し、財政も危機的状況にあり、国の将来を担う子供たちまでが海外へ行ってしまうというのでは、国は滅びる道しか選択肢がないのではないかと思えてくる。将来の日本のために、法人税の議論をしっかり行って欲しい。 

■2010年6月17日(木曜日)
 日本語研修生の体育の授業をしているときに、ある留学生が、「先生」と言って僕を呼び、「ですがとですけどは同じ意味ですか?」と突然聞いてきた。やり投げを教えていて、学生たちに実際に投げさせている最中の出来事で、何のことなのかさっぱりわからず、固まってしまった。しばらくして、日本語研修生の授業だったことを思い出し、日本語についての質問だとわかり、同じ意味だと伝えることができた。するとさらに「友達にはどちらを使いますか?」と質問があった。思いもよらない質問だったが、日本語を学んでいる学生にとっては、とても大きな問題なのかもしれない。友達にはどちらも使わず、「だけど」と言う言葉をよく使うと答えた。最後にその留学生は、同じ意味でもいろいろな言葉があって難しいと言っていた。質問を受けてみて、改めて日本語って難しいと思った。

■2010年6月16日(水曜日)
 2週間ぶりにパワーマックスでミドルパワートレーニングを行った。最近は、毎回回転数が落ちていき、ショックを受けているが、今回は、前回以上に回転数が落ちてショックを受けた。しかし1セット目の回転数が低く疲労が少ないためか、2セット目と3セット目もそれほど回転数が落ちることなく、平均パワーもキープでき、3セット目は、久しぶりに600W以上の数値が出た。追い込めなくなってしまったが、回転数や平均パワーを、なんとかキープできたところが救いだった。

■2010年6月15日(火曜日)


破損した階段と審判台
 先週金曜から土曜にかけての深夜に、学校内で、警察車両が10台以上出動してカーチェイスが繰り広げられたという。自分の関係している施設では、普段は陸上競技場に設置してある審判台に擦った跡があり、その勢いで審判台が動かされ、ある部分が曲がり、その審判台が動いたために球技体育館の階段のタイルが少々破損した。
 車は、行き止まりに追い込まれては、ターンして別のところへ逃げるということを繰り返していて、結構狭い道もありながら、学内を30分ほど逃げ回っていた。審判台近くの行き止まりでも急にUターンをしたタイヤの跡がついていた。車種はベンツだったらしく、運転手は無職のおばちゃんだったというのだから驚いた。信号無視をしただけなら2点減点で済んだはずなのに、今回の事件を起こしたことで、免停は間違いない。普通の行動ではない。どういう心理だったのだろうか?とても気になる。

■2010年6月14日(月曜日)
 先週は微熱や下痢に悩まされ、毎日20時過ぎには寝るという生活を送り、横にはなってもしっかりとは眠れず、腰痛になり、全く運動ができなかった。やっとこれらの問題が解決し、ジョギングをしようと思ったときに、左脚大腿二頭筋の痛みがなくなっていることに気がついた。先週はいろいろと面倒だったが、この2ヶ月間悩まされてきた脚の痛みが回復するための試練だったのか?なんて思いながら30分ジョッグをした。久しぶりなので、歩く速さに近いゆっくりなスピードだったが、痛みなく走れ、とても気持ちよかった。しかし、時間が経過するにつれ、左右の脚の動きに微妙な違いがあることに気づき、少しずつ左大腿部や臀部が張り始めてきた。30分ジョッグが終わった後は、超長距離を走ったかのような疲労感で、歩くのがしんどかった。スピードも全く上げていないのに、この疲労感は、かなりまずい。運動不足のおじさんになってしまったようだった。結局大腿二頭筋の張りは、回復していないことが判明しがっかりした。

■2010年6月13日(日曜日)


撮影中




護衛艦「はるさめ」「たかなみ」
 JR横須賀駅周辺で行われた「YYのりものフェスタ」へ家族で行った。子供たちが最も楽しみにしていたのは、伊豆急のリゾート21黒船電車。無料で乗り込めるという話だったが、実際は、整理券をもらってさらに駅への入場券購入が必要だった。整理券には時間が指定してあったため、その時間が来るまでは別の場所を見なければならず、横須賀地方総監部へ行き、護衛艦見学をすることにした。
 横須賀地方総監部では、荷物チェックが終わった後、最初におみやげを売るテントがあり、そこで手書きのボードを見せている人がいたので、そのボードを見に行ったところ、テレビ東京の「アド街ック天国」の撮影を行っているというボードだった。みやげを見ているときに、先ほどのスタッフの方が、子供に土産の帽子やワッペンを身につけて撮影に協力して欲しいという依頼を受け、子供たち2人が撮影に協力することになった。長男はあまり乗り気ではなく、次男は、体調が悪く、目から涙が止まらない感じだったが、張り切っていて対照的だった。次男は体調の悪い中、必死にいい顔を使用と努力しているのには、昨日に引き続き感動した。その映像が放送に使われるかどうかはわからないが、放送は7月31日とのこと。放送を楽しみにしたい。
 リゾート21への乗車をするころには、次男は眠くなってしまったようでかなり不機嫌で、楽しみにしていた割にはあまり楽しめなかったようだった。おみやげに伊豆急の列車の絵入りのハンカチをもらって少しは機嫌が戻ったが、その後は、だっこで寝てしまったため、こちらは大変だった。

■2010年6月12日(土曜日)


髪と髭を書いたようです
 次男の幼稚園で父親参観があった。2,3歳児のクラスなので、言葉もまだはっきりと話せない子供も多く、子供同士のコミュニケーションもどうしているのだろうという興味があった。教室に親が来ているだけで、子供たちは親の元へ行きたくなり、それがかなわないことで泣き出す子供が多く、先生の話が聞こえなくなるほどだった。その中で我が家の次男は、泣くことはなく、先生の話を聞いて行動していることには感心した。さらに、先生の話を聞いていない隣の子の世話を無言でするなど、言葉が通じないときの行動の仕方を見せられた気がした。いくつか歌を歌っている姿も見せてもらえたが、言葉の意味はわからないことが多いはずなのに、声は小さいながらしっかり歌っていて感動させられた。
 2,3歳児クラスの子供たちは、最初に父親とロケット作りをし、作品と歌のプレゼントをした後、両親が講演会の聴講をするため、両親と別れなければならなかった。両親との別れの際には、ほとんどの子供たちが泣き出した。次男は必死にこらえようとしていたが、こちらが教室から出ると、こらえきれずに泣き出してしまった。両親がいなくなった教室は、そこから出たがる子供たちをドアが遮り鍵かかけられ、一瞬のうちに牢屋となってしまった。子供たちは毎日がんばってるなぁと思いつつ、先生たちのご苦労に本当に感謝したくなった。

■2010年6月11日(金曜日)
 北京オリンピック男子ハンマー投げで、2位と3位の選手がドーピングで失格となり、5位から繰り上げで3位となった室伏選手の順位が取り消され、またもとの5位となるという記事を読んだ。スポーツ仲裁裁判所が失格となった2選手の失格を覆す裁定をしたとのことで、理由は、競技ののドーピング検査でテストステロンが検出されたが、検査所での検査手続きに不備があったため、違反と断定するには根拠が不十分とのことだった。一度順位を覆しておいて、さらにそれが2年近く経ってから覆されるものなのか、と驚いた。それならば、すべての調査が終わって結論が出るまでは、順位の確定をしなければよいように思うが、そうできなかった事情があったのかもしれない。最近2回のオリンピックにおいて、男子ハンマー投げは連続でドーピング問題が持ち上がっている。次のオリンピックこそは、こうした問題なしで、順位が確定され、室伏選手が優勝してくれれば、と思う。

■2010年6月10日(木曜日)
 この1ヶ月間ほど、中途半端に咳が続いていて、体調がおかしい。昨夜は首周りの感覚がおかしく熱を測ったところ37度台の微熱があったので、早めに寝てみたが、今朝からは激しい下痢となってしまった。午後の授業後に医務室へ行き、診察を受けたが、感冒性腸炎という診断を受け、薬を処方された。自分と次男が交互に体調を崩している感じがあったが、昨夜は長男も熱を出し、長男は学校を休んだ。家族の中で病気をしていないのは、最も睡眠時間を削って大変な目にあっている妻というところが、なかなか複雑なところ。男は弱く女は強いという言葉では片づけられないが、我が家を見る限りではそれはまちがっていないような気がしてくる。

■2010年6月9日(水曜日)
 製造業では、次々とロボットを使った自動化がなされている。ロボット購入の初期投資さえすれば、人件費が削減できるため、人が仕事を行うよりも効率のよい仕事ができる。不景気になって以来、政府は、常に雇用創出を叫んでいるが、企業は、人を排除した効率的な仕事を今後益々増やすようになると、失業率はさらに高まっていくのではないかと思う。そんな状況で、雇用創出は可能なのだろうか。
 ハンガリーでは、5月に誕生した新政権が、財政再建策として公務員給与の15%カットを発表した。スペインでは、政府が公務員の人件費を約5%削減する財政再建策に反対し、公務員が全国でストを行っているとのニュースもあった。歳入よりも歳出が多ければ、当然赤字になるのだから、歳入の範囲で運営するということを考えると、歳出においてある程度の割合を占める人件費を削ることは仕方なく、今後は、どこの国でも同様の政策が実行されてもおかしくない。ボーナスや退職金も同様に減らす方向で動かざるを得ず、公務員であっても安定した収入が得られるという時代は、終わりに 近づいているように思う。

■2010年6月8日(火曜日)
 左手の舟状骨を骨折して11ヶ月半近くが過ぎた。毎日風呂場で温めたところで、リハビリを行っているが、最近、痛みが強くなってきて、動かしづらい。何もしていないときにも痛みだすこともあり、パソコンのキーボードを打っている時に痛みが強くなり、作業ができなかったこともあった。2ヶ月ほど前までは、可動域が拡大し、リハビリの効果がかなり出てきたという実感があったが、最近は、以前よりも可動域が小さくなりリハビリの効果がなくなってきている。調子の良いときがあれば悪いときもあるので、こうしたリハビリにも波があるのだろうが、効果を感じられないときはなかなかつらい。

■2010年6月7日(月曜日)
 出勤して、自分の部屋に入ったら、最初に目に入ったのがムカデだった。先週、部屋の近くでムカデを見かけていたので、そのムカデだったのかもしれない。人の気配に気づいてすぐに逃げるかと思ったら、全く動かず、近づいてみると、すでに死んでいた。なんでこんなところで力尽きたのだろうか。週の初めからどんよりした気分になってしまった。

■2010年6月6日(日曜日)


走水漁港
 激しい咳が出るようになってから1ヶ月近くが経った。3回医者にかかり、薬を処方してもらい、いったんは快方に向かうが、薬をすべて飲み終え、しばらくするとまた同じような症状が出てくる。昨夜から今まで以上に短い咳が連続して激しく出るようになり、自分の意志では止められない。
 神奈川県では今年になって百日咳と診断された成人の数が日本で最も多いとの報道もあり、自分もこの症状なのではないかと疑ってみたり、駅構内のポスター広告で、2週間以上咳が続くようだったら、結核を疑えというようなフレーズを見たことがあるので、こちらもちょっと疑ってみたが、詳しく調べると、それぞれの可能性は低そうだった。今は、市販の咳止めを飲んで症状を抑えている。早く治って欲しい。

■2010年6月5日(土曜日)


横須賀美術館からの眺め
 長距離の練習に混じって2000m+1000mを2セット行った。1セット目は、3分10秒/kmの設定をしたグループで自分がペースを作りながら走ったが、設定通りには走れなかった。徐々にペースを上げて走っている感覚だったが、実際は徐々にペースが落ちていてショックを受けた。
 2セット目は、3分/kmのグループの後ろについて走り、人の後ろについて走れたためか1セット目よりは気持ちよく楽に走れ、タイムも上がり、個人的にはうまく走れた。
 セット間の休息が10分だったため、完全回復ができず、多くの学生たちがタイムを落とした。レペティショントレーニングという位置づけだったらしいが、そういう意味では休息時間が短く、2セット目はかなり強度が落ちてしまいレペティショントレーニングにはならなかった。普段から学生のトレーニング計画には、口を出していないが、こういたことを一つずつ経験し、強度、量、休息などをどのようにしていけばいいか学んでいけると考えれば、学生たちにとってはとても良い経験だったのではないかと思う。

■2010年6月4日(金曜日)
 8日ぶりに、ランニングを再開した。先週の300m×3は、あまりにも負荷が高く、痛みを抱えている部位が耐えられなかったため、先週よりもさらにスピード感を下げて走ることにした。メニューは、坂を使った200mのインターバル10本。普段よりも5秒近く遅めに走ったので脚への負担は少なく感じたが、呼吸は苦しく、6本目以降は、フィニッシュするたびに気持ち悪くなり吐き気で立ち止まった。練習開始時は、多少患部の痛みが気になったが、練習を始めてしまえば、それほど気にならなかった。低強度からでいいので、今度こそ練習を継続して行っていきたい。

■2010年6月3日(木曜日)


観音崎戦没船員の碑
 妻が車を使う日には、歩きか自転車で出勤する。職場までは、ずっと山道を上らなければならない。自転車で上るのはかなりの労働で、途中で自転車から降りなければ上れない場所もある。
 最近、自転車で出勤中、坂を上っていると、後ろから別の自転車がやってくる。こちらは汗をかくのでTシャツ姿で立ちこぎをし、必死に坂を上っているが、後ろからやってくる自転車は、スーツの上に薄手のジャンパーまで着て座ったままゆっくりとしたこぎで、楽々坂を上っていく。普通の自転車と電動自転車はこれほどまでに違うのかと抜かれるたびに思う。何の抵抗もできず、力の差を見せつけられ、戦意喪失で電動自転車が欲しくなってきた。

■2010年6月2日(水曜日)
 鳩山首相が辞任した。今後は、民主党内で代表選挙があって、新しい首相が誕生するらしい。首相が交代しても普天間問題は継続する。次の政権も困難な問題に立ち向かわなければならない。
 以前、与党だった自民党では、次々と首相が辞任した。野党だった民主党は、問題を解決せずに投げ出したと批判し、衆議院の解散を求めていたような印象があったが、今度は、自民党の党首が、何も問題を解決しないで投げ出したと言っていた。昨日まで、さんざん退陣を求めていたのに、要求通り辞めたら「投げ出した」というのは、ちょっとおかしい。自民党と同じことを繰り返しただけなのだから、批判する立場にはないような気がする。
 昨年政権が発足したときには、高い支持率で、何かを変えてくれるという期待があったが、たった8ヶ月で崩壊してしまうとは思わなかった。海外からは、国のトップが1年前後で次々と変わることをどうとらえているのだろうか。長期ビジョンが立てづらく、国と国の間の交渉についても長期にわたる話し合いが行いづらい。
 そんなことを考えると、小泉首相が国のトップだったときには、政策の善し悪しは抜きにして、すばらしいリーダシップを発揮し続けていたのだと思った。

■2010年6月1日(火曜日)


北下浦海岸
 50m走や立ち幅跳びの記録が低い学生を集めて、練習法などの講習をした。ジャンプをさせると、全く弾まず、高くあがることができない学生ばかりで、走行中片脚接地時、自分の体重に耐えることができず、膝が曲がりすぎる傾向がある。階段を片脚で上っていく運動をしたところ、脚が自重に耐えられなかったり、バランスを崩して続けられなかったり、スムーズにやりきる学生は少なかった。以前は、走り方などを教えていたが、今は、自重を支えられるよう、走る以前の基礎体力から教えなければならなくなった。入校するまでに運動を全くしてこなかった学生も含まれているので、仕方のないことかもしれないが、子供の時に、外遊びをしないと、いろいろと問題が出てくることを実感した。



[昔のいずみ]