最近のいずみ

Last Update:2010/8/31

パートタイムアスリートいずみ 10年目に突入!! 


■2010年8月31日(火曜日)


富士山
 水漏れの際、フローリングと畳に新聞を敷き、水に浸かったアルバムを広げて乾かしておいたのだが、フローリングに広げておくと、生活しづらいため、すべてのアルバムを畳の部屋に移して乾かしておいた。先週、ほぼ乾いたのでアルバムを片づけて新聞紙を取り除いたところ、畳がかびていた。水漏れによる2次災害という感じなので、工務店の方に事情を話し、畳の張り替えもお願いすることとなった。かびていたのは、畳1枚だったので、畳屋さんにはかびていた畳1枚を持って行ってもらったが、他の畳も取って畳の下を確認してみると、すべての畳で、縁部分がかびていて驚いた。これは、アルバムが原因ではなく、普通にかびていただけだと考えられる。入居して1ヶ月も経たないうちにこれだけのカビが繁殖しているのだから、頻繁にチェックしていかないと、カビにまみれた生活を送らなければならなくなってくる。今日は、カビをホウ酸水で拭き取り、ホウ酸の粉をまぶして、畳を元に戻した。新しくなって戻ってきた畳は、交換していない畳と比べ、色が濃かった。1ヶ月の違いで、これほどの色の違いが出るのかと驚いた。

■2010年8月30日(月曜日)
 普段長男は食事を食べるのが遅く、次男の方が比較的早い。長男は、食事に集中せず、別のことを考えたり、食事とは反対方向を見ていたりして時間がかかる。食べ切れなさそうな食事であっても時間をかけて食べきってしまう。次男の場合は、食事が食べきれなかったり、食べたくないものが出ると、「これ、明日にしておく」とか「これいらない」と言ったりして、親が何を言っても食べない。食べないとおやつはなしという話をしても全く効果はなく「いいよ」という返事が返ってくる。長男だったら、同じことが起こった場合は大泣きする。毎日2人を観察していると対照的でおもしろい。たいてい次男の方が早く食べ終わるが、たまに長男の方が早いと、次男は負けるのがイヤだと言って泣き出したりする。早食いの勝負をしているわけではないが、兄が勝つのが気に入らないらしい。生まれた時から競争相手がいるとこういった性格になってしまうのだろうか。自分も妻も長男長女なので、理解するのは難しいのかもしれない。

■2010年8月29日(日曜日)


西浦賀の夜明け



横浜スタジアム



大家投手
 神奈川県内の小学校に通っている子供とその親が、8月中に横浜スタジアムで行われるベイスターズの公式戦の内野指定席に招待してもらえるという『2010夏休み 横浜教育スタジアム』という懸賞があり、この懸賞に当選したので、長男と横浜スタジアムへ野球観戦に行った。当選した家族は、観戦当日、ペットボトルのキャップを親子で20個以上持って行くとチケットと交換してもらえるということで、会場には、大きな箱一杯にペットボトルのキャップが盛られていた。このキャップによって、アフリカの子供たちがワクチン注射をうつことができるという。
 ゲームは、横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズだった。最近は、野球に全く関心がなかったので、横浜は、大家、内川、村田、中日は、谷繁、和田くらいしか知っている選手がいなかった。長男は、知っている選手は一人もいなかったが、中日のブランコが遊具のブランコと同じだったため、気に入ったようだった。
 球場内は、ゲーム開始前からお客さんに飽きさせないようなイベントが次々と行われていた。オープニングイベントは、子供たちによる、スピードガンコンテストがあり、それぞれの回が終わるごとに、チケットによる抽選、スタンドに投げ込まれるボールによる抽選、電光掲示板を使った写真撮影やダンス大会があった。野球のわからない小さな子供たちでも楽しめるイベントが回が終わるごとに行われるため、長男は、野球よりも、イベントの方を楽しみにしているようにも見えた。野球が行われている時には、ファールボールを拾うとボールをもらえるようだったので、自分のところにボールが飛んでくることをただ待っているという感じで、ゲーム途中で、帰ることになった際には、「ボールが欲しい」と言って泣きそうになっていた。結局ゲーム自体にはあまり関心はなさそうだった。

■2010年8月28日(土曜日)
 長男と、初めて映画を見に行った。見た映画はアニメ「ベイブレード」。長男が2ヶ月も前から見に行きたいと言っていた映画で、彼の希望を叶えるべく前売り券を購入してあり、やっと見に行く時間を作ることができた。
 今回見た映画は、別のアニメ映画も同時上映していたが、長男は、見たい映画だけ見られればそれでよかったようで、同時上映の映画は見ないで帰るつもりでいた。しかし、見たくない映画が最初に始まったため、イヤでも見ざるを得なかった。
 「ベイブレード」は、昔で言えばベーゴマのことなのだが、そのベーゴマの対決が地球の危機を救うという内容だった。あまりにも非現実的だったため、しらけてしまったが、長男は真剣だった。子供は楽しんでいたのに、自分は、あまり楽しめず、想像力が足りないのかなぁと思った。大人になってしまったということなのかもしれない。

■2010年8月27日(金曜日)


ペリー公園前
 夏バテと言えばいいのだろうか?朝から食欲が全くない。昼休みにジョッグをしてみたものの、すぐに歩きたくなってしまった。それでも歩くことには抵抗があり、歩くよりも遅いジョッグとなった。結局30分ジョッグして走ることは断念し歩いてしまった。食欲は昼も夜もなく、義務的に食事をしているという感じで、あまり食事を楽しめなかった。かなり疲れている・・・。

■2010年8月26日(木曜日)
 夜になっても家の中は、暑いため、涼みに外へ散歩に出た。くりはま花の国のプールやトレーニング施設に明かりがついていたので、見に行ってみると、夜9時まで営業しているらしく、まだ営業中だった。休業日が月に2回程度で、ほとんど毎日やっていることがわかり、生活に余裕ができたら、行ってみようと思った。
 施設から出たところで、猫が黒い動物とじっと見つめ合っていることに気がついた。よく見ると、しっぽが猫よりも短く、形も猫ではなかった。こちらの気配に気がつくと、猫は、こちらを見るだけで、見つめ合っていた黒い動物は、逃げてしまった。施設の敷地を出たところでも、また同じ形の動物が2匹いて、こちらと目があって逃げていった。何かははっきりしなかったが、お隣さんから、この地域にはアライグマと狸が出で、畑を荒らしているという話を聞いていたので、狸ではないかと考えられた。引っ越し前に住んでいたところでは、家の中までムカデやゲジが出たり、たくさんのトンビが飛び回っている自然豊かな場所だったが、引っ越し先も、同じように自然豊かな場所のようだ。

■2010年8月25日(水曜日)
 3週間ぶりにパワーマックスを行った。8月は体をほとんど動かしていなかったため、1セット目は回転数が普段通りには上がらなかった。2セット目は、1セット目よりは回転数を上げることができ、普段の数値に近づいてきたが、力を出し切った感じがなかった。普段3セット目は、中盤から脚が全く動かなくなるが、今日は動かし続けることができ、久々にパワーが600Wを越えた。1,2セット目に追い込めなかったために3セット目の数値が上がっただけとわかっていながらも、3セット目のパワーが普段より高かったことに少しうれしくなってしまった。

■2010年8月24日(火曜日)


落ちずに寝てます
 子供たちが庭でプール遊びができるように、庭に落ちている石や、埋まっている石を集めた。以前建っていた建物の瓦礫が残っていたり、植木の根もいたる所にあり、ガラスや釘などもあった。集めてみるとかなりの山になった。庭の一部を使って畑でもやろうかと思っていたが、掘り返すと、さらにこうした瓦礫が出てくることが予想される。庭が整うには、当分時間がかかりそうだ。

■2010年8月23日(月曜日)


回復しない天井
 夏期休暇が終わり、授業が始まった。月曜は午後の2コマの授業を担当しているが、最初の授業は走り幅跳びだったため、授業準備で砂場の砂を掘り起こすだけで、滝のような汗をかき、授業前にぐったりとしてしまった。
 1コマ目の1年生は、学校に戻ってきただけでストレスがあり、落ち着きがなく、「水が飲みたい」「トイレに行きたい」など、いろいろと要求してくる。1時間ちょっとの授業なのだから、授業前に給水とトイレには行っておくものだろうと思いながらも、時間に余裕のない生活をしていることは理解しているので、途中で休憩を取らせながら、授業を行った。
 2コマ目の4年生は、走り高跳びの授業だった。2ヶ月間、屋外に置いたままにしておいた走り高跳び用マットは、裏返してみると、虫がわいたり、植物の根が生えていたりして大変な状況だった。何とか利用できるマットだけを利用して授業を行った。4年生は、1年生とは対照的で、とても集中して授業に臨み、上手くなろうと何度も跳躍を繰り返していたのが印象的だった。
 学年が上がり、立場が変わってくると、人の中身も変わってくるのだろうが、1年生が今の4年生のようになれるのだろうかと思えるほどの違いだった。

■2010年8月22日(日曜日)
 指導者ミーティング2日目。皮膚についての講義、経絡ストレッチの講義と実技、肩甲骨と首のストレスを取り去る調整術の講義、スプリントの実技が行われた。
 皮膚の講義では、「皮膚って何?」という定義から始まり、皮膚の機能、保湿や紫外線対策等について話があった。皮膚は、皮下脂肪を含めると体重の約15%を占める大きな臓器だが、命に関わることは少なく、皮膚科の医師は、元気な患者を扱うので、人間性を試されるという。皮膚には、保護作用があり、皮脂にも水分の保持や抗菌作用があるため、皮膚の表面を殺菌しすぎたり、洗いすぎると逆に抵抗力が落ちるので気をつける必要があり、入浴の際、アカスリのようにゴシゴシとこすることはやめた方が賢明で、冬であれば、石けんなしで洗うくらいの方が良いとのことだった。また、入浴後は、できるだけ早く保湿剤を塗ることで、皮膚の水分がキープできるが、多くの人は髪を乾かすなど、保湿剤を塗るまでに時間がかかり、後回しになってしまうので、スプレータイプを利用すると良いとのことだった。
 経絡ストレッチの講義では、今まで当たり前に行っていた静的ストレッチが、どれほどいい加減に行われていたかということを思い知らされた。今回は、前屈、後屈、側屈を行って、違和感がある部位に対して、あらかじめ決められた部位を30秒以上ストレッチすることで、違和感が緩和し可動域を増やすことができ、その効果に驚いた。重要なツボは24個あり、そのツボを刺激することで動きが変わってくるらしく、今回は、胃経と脾経を刺激するためのストレッチを中心に行った。
 肩甲骨と首のストレスを取り去る調整術では、例えば肩周りのストレッチでもどこを支点としてストレッチを行うかで、肩甲骨のストレッチになったり、肩関節のストレッチになったりするため、何となく動作するのは、もったいなく効果も少ないということがわかった。マッサージは、固くなった状態を100としたときに50くらいまでゆるめれば、体が自然とゆるんでくるが、完全にゆるむまでマッサージをしてしまうとすぐに元に戻ってしまうというので、ゆるみはじめたところで終わるのがポイントだということを知った。痛い部位は、何度も押すと苦痛なので、さわるだけにするか、押さえこんだらしばらくそのままにする方が良いとのことだった。
 スプリントの講義では、軸の作り方から、上半身と下半身のバランスを整えて走り出すところまで、段階的に指導して頂いた。軸の作り方については、自分の授業でも行っているが、どうしてもできない学生がいて困っていたので、そういった学生に対しての指導法についても聞くことができ、とても参考になった。

■2010年8月21日(土曜日)


セミの抜け殻
 横浜国立大学の先生が中心で運営されるクラブチームYNUSの主催で行われた指導者ミーティングに参加した。今日のメニューはヨガの実技、天然サプリメントの講義、国内と海外の指導法についての講義、ブロッキング理論の実技だった。
 会場が大学の教場と教場前のホールということで、実技は冷房のない場所となり、大汗をかいた。初めてヨガを体験したが、様々な運動が出てきて、それについて行くのが精一杯で、何かを習得するというところまでは、達することができなかった。講師の先生は、それほど汗もかかず、涼しい顔で手本を見せ指導しているが、実際に行ってみるとそれほど簡単なものではなかった。終わってみると、疲れたという感覚もあったが、すっきり感の方が強かった。
 ブロッキング理論の実技では、様々な運動で楽にスピードを上げるためにはどうしたらいいかということを体感した。力を使わない方がスムーズにスピードが出るということを、遊びの中から体感でき、子供たちでも楽しめるような方法を用いながらもとても深い内容が展開された。講師の籾山先生のエネルギーが充ち満ちて、参加者全員が圧倒されたという印象で、とても充実感があった。
 講習がすべて終了した後、横浜駅近くで講習に参加していない関係者の方も多く参加し、懇親会が行われた。愛知県や、北海道からの参加もあり、特に愛知県の先生方は、自分と共通の知り合いが何名かいたりして、世の中は狭いなぁという話になった。いろいろなところで、誰かとつながっていて、多くの人に支えられて生きているということを改めて感じることができた。

■2010年8月20日(金曜日)
 合宿最終日。宿泊先のチェックアウトが9時ということで、練習は朝練のみとなった。昨日の距離走により、足を痛めた学生が多く、半数ほどは歩いていた。中には、親指の先が血豆になり、腫れ上がりすぎて、爪がはがれる寸前の状態になっている学生もいた。
 帰りの関越道では、珍しい出来事に遭遇した。シルバーのスカイラインの横を通過した際、その車が覆面パトカーであることに気がつき、慎重に車を走らせていたところ、しばらくして、追い越し車線で、かなりのスピードを出して自分たちの横を通過していく車が現れた。覆面パトカーは素早くその車の後ろに着き、ライトをつけて警告した後、サイレンを鳴らした。警告を受けた車は、中央の車線へ移り、パトカーの中から手で合図が出されたことで、スピード違反に気がついたようだった。なかなか遭遇することのない緊迫した場面に遭遇し、自分も気をつけなければ、と思った。

■2010年8月19日(木曜日)


レタス畑とホテル



距離走出発前
 合宿4日目。朝練は、グループに入らず、一番後ろから走り始めたが、意外と走れ、最も速いグループを追い越すほどだった。後半は、最も速いグループが追いついてきて吸収され、宿舎へ向け、スピードがさらに上がっていった。最後の坂では、先頭に離されそうになったが、動きを切り替えたところ、思わぬスピードが出て、全員を振り切って気持ちよく走りきることができた。2週間のブランクがあったが、やっと走れるようになってきた。
 午前は、距離走で足や膝を痛めて走れない学生のトレーニングの指導をした。スタビライゼーションやアウフバウを取り入れ、約1時間半動き続け、学生たちから言葉が出ないほど疲労させてしまった。
 午後は、30km走の支援。グループ別に30km、20km、16kmとノルマを決めて走り始めたが、16kmのグループは全員20kmを走り、20kmのグループの大半は30kmまで走りきった。30kmのグループも設定通りにまとまって走り切った。昨日までは、途中で走れなくなり車で回収される学生がいたが、今日は誰も回収されず、昨日以上に良い練習ができた。この調子で、後半シーズンに移行していって欲しい。

■2010年8月18日(水曜日)


キャベツ畑
 合宿3日目。朝練は、3番目のグループに変更して走り始めたが、10分で腰痛が出て、その後は、トイレに行きたくなって、トイレを探して走るという感じで、まったく練習にならなかった。
 午前は20km走の給水支援をした。昨日は、グループ走をしていたはずが、中盤からはばらけてしまい、あまり良い練習とは言えなかったが、今日は、どのグループもしっかりとまとまって走り切ってくれた。グループの中で最も力のない学生がなかなか離れなかったため、全員が離れることができなかったらしく、グループ走のメリットを最大限に発揮できた練習だった。
 午後は、学生たちの集合前に、緩やかな上り坂を利用した50m×4を5セット行い、その後40分ジョッグ。湿原遊歩道を気持ちよく走ることができた。

■2010年8月17日(火曜日)


合宿参加者



峰の原クロカンコース
 朝練のジョッグは、レベル別のグループ走で、2番目に速いグループについて走ってみたが、足が接地するたびに腰に痛みが出て、走り始めて15分ほどでグループから離脱し、30分で歩いてしまった。想像していたよりも昨日のランニングの影響は大きかった。
 午前中は、学生の16km走の給水支援を行った。朝練と同じくグループでまとまって走り始めたが、後半はかなりばらけて、同じグループ内でもかなりのレベル差があった。2名は熱中症らしき症状で、車で回収される場面もあった。休暇中に練習をしていた者としていなかった者の差だったのかもしれない。
 午後からは、峰の原のクロカンコースへ行き、学生たちはジョッグを行い、自分は2分ダッシュ+2分ジョッグを10本行った。大学生や高校生が集団で走っていたが、彼らの方がこちらのダッシュよりも速かった。自分は全く進んでいないのに、呼吸だけは激しくて、苦しかった。標高1500m近くの高地なので、呼吸の苦しさは当たり前かもしれないが、周りの学生たちに簡単に追い越されてしまうので、あまり走り切った達成感が全くなかった。

■2010年8月16日(月曜日)
 学生たちの合宿が長野県の菅平で始まった。午後4時前に菅平に着き、4時半から練習が始まった。初日はジョッグだったので、明日から距離走を行うコースの下見に行った。1kmごとに表示がある5kmの往復コースになっていて、前半は上りで後半が下りとなっている。最初は、ゆっくりと走っていたのに、少しずつ調子が上がってきて、ペースがあがり、後半の下りはさらにペースアップし、3分30秒/kmまで上がってしまった。下り坂は、かなりの衝撃だった。2週間まったく運動をしていなかったので、強度が高すぎた。明日以降かなりの影響があるのではないかと心配になった。

■2010年8月15日(日曜日)


水を吸ったアルバム




切り抜かれた天井
 朝8時前に業者から連絡があり、午前中のうちに、水道屋さんと共に我が家へ来てくれた。風呂場と書庫を行き来し、書庫の天井を切り抜き、原因を調べてもらった。湯船にお湯を入れるための自動ボタンを押して、湯を入れ出すとかなりの勢いで、水漏れが発生し、風呂の追い炊き用のパイプから水が漏れていることがわかり、水道屋さんが担当する部分ではなく、ガス屋さんの担当領域だったことがわかった。水道屋さんが帰った後、ガス屋さんが駆けつけ、改めて原因を調べてもらったところ、追い炊き用パイプの湯船に近い部位のナット締めが弱く、手で動かせるほどのゆるみ方だったことがわかった。この部分の作業はガス屋さんは担当していなかったとのことで、ユニットバスを入れた業者の閉め忘れではないかとのことだった。結局原因を作った業者は来ることがなかったが、ガス屋さんが手元にある工具でなんとかナットを締めてくれ、水漏れは解消された。
 問題は、ぬれた棚、壁、床の修復だが、来週以降、できるだけ早く、対処するということで話が付いた。昨夜乾かしたアルバムは、なかなか乾かず、大学の卒業アルバムは紙がくっついてしまうページもあり、きれいにはがすことができず、20ページ近くは破れてしまった。普通のアルバムも、水を吸って黒ずんだり、結婚写真は、枠が水を吸って膨張し、波打った状態で元に戻らなくなってしまった。
 お隣さんへ御挨拶に行った際、我が家の工事が、とても丁寧な作業が行われていたということを聞かされていたので、とても喜んでいたが、たった一つのナットの閉め忘れで、すべての信用が失われた。業者にとってはたくさん建てた家の一つだが、買う側にとっては、一生に一度の買い物。考えれば考えるほど落ち込むばかりだ。

■2010年8月14日(土曜日)


水漏れ
 妻の家族がみんなで新築のお祝いに来てくれ、両親は我が家に宿泊。初めて風呂の湯船に湯を入れた。5分ちょっとで湯が入り、そのスピードに驚いた。
 寝る時になって、1階の戸締まりをはじめたところ、書庫の床が水浸しになっているのに気がついた。よく見ると、並べてあったアルバムの半分が水に浸かり、あわてて別の場所へアルバムを移動し、乾かした。水の出所を調べると、2階の風呂から漏れているように考えられ、天井から水が垂れ、壁を伝って床まで落ちてきていた。あわてて、棚に並んだ本や電化製品を取り去り、タオルで拭き取ったが、水の流れが止まる気配はなかった。
 2階の風呂に行ってみると、異常はなさそうだった。しかし、水が流れていく排水管入り口のふたを取って見てみると、水が流れずにたまっていた。建築中に撮影した配水管の画像と、起こっている状況を照らし合わせてみると、風呂と洗面台につながる配水管で、水がたまり、水漏れが起こり、1階の天井や壁まで伝っていると考えられた。
 自分と妻と義父と義母の4人で、まずは、風呂の湯船の湯を外に出すことにした。4人でバケツリレーをしながら、庭の排水管へ湯を流した。そして排水管入り口にたまっている水を、ぞうきんで吸い取り、応急処置が終わった。すぐに業者に連絡をしてみたものの、夜10時を過ぎているためどの連絡先にもつながらず、明日、またかけ直すしかなかった。
 荷物搬入初日から、ドアの枠がはずれたりしたが、それは大目に見ても、引っ越し5日目にして、これほどの大がかりな水漏れは、想像できなかった。大切なアルバムが水を吸い、ひどいことになっている。2階に風呂を入れるのに無理があったのか。水漏れを伝った壁や柱は、近いうちにカビにまみれることも想像できる。すべての対処が終わり呆然とした。

■2010年8月13日(金曜日)
引っ越ししてからは、毎日段ボールにまみれて生活している。なかなか荷物が片づかず、片づけ中心の生活をしているため、子供たちのストレスが増幅し、兄弟げんかの回数やこちらが子供たちを叱る回数も多くなってきている。近所には知り合いもいないため、彼らには気の毒だが、家の中が片づくまで家の中で遊んでもらうしかない。  インターネットで購入したソファーテーブルを組み立てようとしたが、取扱説明書が存在せず、板をどのように組み合わせればよいかわからず、困った。いろいろと考え、組み立て方の見通しが立ったので、組み立てようとしたが、今度は付属の金具が、テーブルを組み立てるには不要な金具で、板と板を接続するものではなく、結局組み立てられなかった。封を開封した時点ですでに傷があり、勝って損をしたことは間違いない。安い裏には何か理由がある。まずは、業者に連絡して、聞いてみるしかない。

■2010年8月12日(木曜日)
 午前中は台風の影響のためか、風が異常に強かった。昨夜は、外の車の音がうるさく、朝方はカラスの声がうるさくて目覚めた。目覚めた後も、バイクのエンジン音のような音が、頻繁に聞こえるため、外を見てみると、バイクは存在せず、家の近くで音がしていることに気がついて。長男と2人で、どこから音が鳴っているのか、じっと耳を澄ませてみたところ、バルコニーに接する外壁から発生していることがわかった。すぐに業者に連絡し、状況を話したところ、外壁の内側にある防水シートが強い風により振動している可能性が高いとのことだった。
 実際に作業を担当した方が来てくれて、これで直せると安心していたが、雨が降っているという影響もあり、簡単には、直せず、応急処置をするにとどまった。今後は、どのように処置するのかを業者が考えて、お盆明けから作業に入るようだ。
 新居は、想像以上に風が強く、庭の砂が直接家の中に入ってくる。靴下をはいて室内を歩き回っていると、靴下の裏は、あっという間に真っ黒になる。生け垣を植えるなど、何か風よけになる方法を考えなければならない。

■2010年8月11日(水曜日)


近所の神社
 昨夜は、荷物にまみれて就寝した。官舎と比べ風通しが良すぎて窓を全開にすると寒いくらいで、久しぶりに暑さを感じることなく寝ることができた。
 昼ごろに、家族で近くの神社へお参りに行き、その後、長男の学校まで歩いてみた。長男がどのくらい時間をかけて学校に通うのかや、近所にどういった店があるかを知ることができた。
 夕方からは、庭に生えた草をひたすら抜いた。草抜きは、やり出すと止まらない。無心になるためか、時間が経つのも忘れて没頭できる。もう終わろうと思いながら、「あと1本、あと1本」と考えて、次の1本を抜いていくので、なかなか終われず、気がつけば周りは暗くなり、7時を過ぎる時間になっていた。これを機会に、次は、庭いじりが趣味になっていくかもしれない。

■2010年8月10日(火曜日)


荷物積み込み中
 引っ越しの日がやってきた。朝8時から業者が来て荷物の搬出をはじめた。こちらは、荷物を詰め終わっていないため、あわてて荷造りをしていたが、業者の方も、こちらを急かせることなく、手慣れた手つきで、梱包していない荷物もうまく梱包してトラックに積んでくれた。前回の引っ越しでは、荷造りできていないものは、すべて置いていかれ、予定の時間を過ぎると見切り発車された経験があり、引っ越し専門の業者にお願いして良かったと思った。
 荷物の詰め込みは、10時半には終了し、11時半ごろから新居への搬入が始まった。荷物の搬入も手際よく、こちらは、座って荷物の行き先を指示するだけといった感じだった。2時半頃にはすべての荷物の搬入が終わり、3時頃に業者は去っていった。
 引っ越しの作業中、子供たちは、官舎内のお友達のうちで世話をしてもらい、1日引っ越しだけに専念できた。本当に世話をしてくれた方には感謝したい。

■2010年8月9日(月曜日)


幸福の木
 今日も、段ボールに入れられない細かい荷物を運ぶのに官舎と新居を2往復。午前中は、ガスやケーブルテレビの契約、宅急便で届く荷物の受け取りをした。
 ケーブルテレビは、それほど見るつもりはなかったが、海風が強いため、屋根にアンテナを設置するのは困難だったため、仕方なく契約した。チャンネル数があまりにも多く、選択するのに困るほどだった。アニメのチャンネルも多数あるため、最近テレビを見たがる子供には、あまりにも魅力的なので、テレビに釘付けになるのでは、と心配になった。
 新規に購入したソファーとテレビ台は、想像以上に重かった。ソファーはなんとか段ボールの梱包を取り除いたが、テレビ台は、自分で組み立てるための材料が送られてきていて、部品の数があまりにも多く、組み立てる気力がなく先送りにした。お世話になった不動産屋さんからは、自分の背丈ほどある幸福の木が届いた。
 官舎では、いろいろな生き物が家の中に入ってきていたが、新居では、まだ何もいないはずだったが、階段で大きなゴキブリに遭遇し、ショックを受けた。虫のいない新居に引っ越せると思っている妻は、自分以上にショックが大きいのではないかと思った。

■2010年8月8日(日曜日)
 細々とした荷物の搬入を少しずつはじめた。昨日はプリンターを運んだ際にプリンターの箱の角を壁にこすってしまい、白い壁に青いラインが入ってしまった。今日は、子供のおもちゃを入れた布のケースを壁にこすってしまい、クロスが破れてしまった。また、ドアの枠に背中を軽くぶつけたところ、枠がはずれて床に大きな音を立てながら倒れてしまった。枠は、はめ込むことができたので、壊れてしまったわけではなかったが、生活する前から不安になる出来事だった。

■2010年8月7日(土曜日)


久里浜港の夕暮れ
 長男と新居の床のワックスがけをした。ワックスにもいろいろと種類があったが、耐久性が約2年という店頭にあったワックスの中では最も耐久性の高いワックスを張り切って2リットル分購入した。
 長男には、ワックスを横方向にできるだけまっすぐ塗って、1度塗ったところには入らないように指示したが、波打ちながら塗ってくれたため、ワックスが塗られていないすき間もでき、やり直すしかなかった。こちらが塗っているところに思わず1歩でてしまい、入らないように注意をすることが何度もあったため、長男は飽きてしまった。そこで次は、庭の草抜きを命じ、長男は草抜きを張り切ってはじめた。根から抜くように教えてはみたが、なかなか根の深いところまで掘り返すことができず、表面の葉だけをむしるような感じになってしまった。最終的に庭に埋まっている瓦礫を掘り出す仕事をしてもらい、これはしっかりとやってくれた。
 ワックスは、3回かけることができたが、1リットルも使わず、張り切って2リットル分も買う必要がなく、見積もりが甘かったと後悔した。

■2010年8月6日(金曜日)
 一人暮らしの祖母は、痴呆が少しずつ始まり、要支援が認定され、数ヶ月前にグループホームへ入所した。痴呆といっても、それほど進行はしていないので、たまに何らかの思いこみで間違ったことを話す程度で、身近な人の顔や名前がわからないというわけではない。母が訪ねていくと、感謝やねぎらいの言葉をかけてくれ、帰るときには、車が見えなくなるまで手を振ってくれるという。
 お盆は、毎年祖母の家に親戚が集まる。今年も同じように集まるが、祖母も1日帰宅という形で、集まりに加わりお墓参りなどをすることになっている。母が同じ施設に入っている他の入所者はお盆をどう過ごすのかを施設の方に聞いたところ、親類が会いに来たり迎えに来たりするわけでもなく、いつも通りの過ごし方をしているだろうという回答で、とても驚いたという。祖母のように家族が迎えに来て家に帰る人の方が希なのだ。特に痴呆が進行して家族もわからない場合には、本人も家族もストレスになるので、会わない方がいいと考える人がいてもおかしくない。それが現実なのかもしれない。
 この話を聞いて、最近の高齢者所在不明の話題を思い出した。ニュースでは100才以上の所在不明者の話題が中心だが、高齢者と家族の希薄な関係は、100才以上に限らずどこにでも存在する。今後は、ますます高齢者が増え、要介護や要支援の人を受け入れる施設が必要になってくるだろうが、経済的な理由で入所できない人もますます増えていくことと思う。団塊の世代が、80才くらいになるまでのあと20年以内には、何らかの対策を行わなければ、大変なことになる。今後どう生活していくかという生活のプランを両親とも話さなければならない時期になってきたことを実感する話題だった。

■2010年8月5日(木曜日)
 夏休みが始まった頃の子供たちは、5時台に起きて、とても張り切っていたが、最近は、7時を過ぎても起きる気配がなく、起こしてもなかなか起きてこない。夏休みも中盤に入ってきて中だるみという感じになっている。長男は、夏休みが飽きたようで、学校に行きたいと言っていた。40日間の休みは、子供には長すぎるのかもしれない。
 次男は、夏休み前までは、6時半には必ず起きていたのに、最近は、夜中の暑さもあって寝られないようで、全く起きず、朝から不機嫌なことが多い。さらにすべてのことに対して「イヤ」という反応を示すようになってきている。そういう年頃になってきたということで、成長した証なのだろうが、今までできていたことが急にやらなくなってしまったりするため、こちらにとってはストレスばかりで困る。
 夏休み後半は、親にとっても子供にとってもストレスが多くなるのではないかと思う。もう少し休みが短くならないものだろうか。

■2010年8月4日(水曜日)
 400m+300m+200mを2セット行った。400mを60秒くらいで走り、300mと200mは、それよりもスピードを上げようと思っていたが、1セット目の400mが64秒もかかり、すべてが崩れた。学生たちのと一緒に走った合宿の疲れがやっと回復し、ある程度走れるのではないかと思っていたが、暑さの影響もあったためか、全く思い通りにはいかなかった。まずは、練習を継続することを考えたい。

■2010年8月3日(火曜日)
 111才の高齢者が実は30年前に亡くなっていたという事件をきっかけに、都内を中心に全国で100才以上の所在不明高齢者の存在が明らかになってきている。住民票のある場所には、生活していなくて、家族が所在を把握できていないという。家族である子供たちが80才近くなり、何十年も連絡を取っていなかったりする。そのくらい高齢になってくると家族というつながりは、あまり意味をなさなくなってくるのだろうか。神戸の震災後、孤独死という言葉が頻繁に使われて、身寄りのないお年寄りについてクローズアップされたが、家族が存在していても、似たような状況がどこにでもあるということになる。家族って何だろうと改めて考えさせられる出来事だった。

■2010年8月2日(月曜日)
 一昨日、長男になぞなぞの本を買い、昨日長男に渡したところ、渡した直後からこの本に夢中になっている。小学校の1,2年生対象の本なので、とても初歩的な問題ばかりだが、本人にとってはわからない言葉も適度にあり、いろいろと言葉が学べそうな感じだった。わからない言葉は、国語辞典で調べているが、それでもわからない場合もあるようで、日常当たり前に使っている言葉でも、1年生では、まだまだ知らない言葉がたくさんあるのだということがよくわかった。これをきっかけに今まで以上に言葉に興味を持ってもらえたらいいなぁと思う。 

■2010年8月1日(日曜日)


観音崎京急ホテル
 午前中は、短距離の練習に参加し、練習内容はエンドレスリレー。1チーム7〜8人で3チーム作り、全員が200mを10本走り切るまでリレーを続けた。インターバルとは違い、休息時間が長いため、インターバルよりも速く走らなければならないというプレッシャーがあるが、休息時間が中途半端なため、結局インターバルとそれほど変わらないスピードでしか走れなかった。地面に対して、あまり力を加えられず、体が浮き上がっているような感じで、思ったような走りはできなかった。その代わりに、呼吸はかなりつらく、呼吸循環系のトレーニングとなった。
 午後からは、長距離の練習に参加し、1.5kmのコースを10周する15kmの距離走をした。最初は、1kmあたり4分40秒くらいのペースだったが、最後は4分くらいまで上げることができた。一昨日の練習で激しい筋肉痛になっていたので、動きづらかったが、後半は、痛みを感じることなく走ることができた。汗が滝のように出続け、何度も目に入りそうになり、何度も汗を腕でぬぐったため、走り終わった後は、目の周りがヒリヒリして、あまり良い感じがしなかった。



[昔のいずみ]