最近のいずみ

Last Update:2011/4/30

パートタイムアスリートいずみ 11年目に突入 



■2011年4月30日(土曜日)


美術館で鯉のぼり作り
 家の庭の垣根として植える予定になっているウコギが到着した。30本を購入し2本サービスしてくれたので合計32本。かなり大がかりな輸送になるのではないかと想像していたのだが、届いてみると、片手で軽く持ち上がる程度の枝が送られてきただけでがっかりした。3年物を注文したと思っていたが、2年物の注文になっていたためなのかもしれない。こんな小さな枝が、大きな垣根になるのだろうかと思いながら、垣根を植えることになっていた場所にとにかく植えてみた。
 根は比較的しっかりしているので、植えてみると、強風にも倒されることはなく、安心した。2年後には、葉が食べられるほどに成長するという。葉は、お茶にしたり天ぷらにしたり、いろいろと使い道がある。垣根が食べられるということが、このウコギを購入する決め手となった。2年後が待ち遠しい。

■2011年4月29日(金曜日)
 英国のウイリアム王子の結婚式をテレビで見た。パレードが馬車というのがなんとも歴史を感じ、さらに馬に乗ったたくさんの警察や軍人もなかなか今では見ることができないので、貴重な映像ではないかと思った。英国は伝統を重んじるイメージがあり、軍人の帽子だけでもなんであんな帽子を被るのだろうかと思いながらもこれが伝統なのだと思った。王子を乗せた馬車は、馬が4頭で引いていたが、2列縦隊で並び、馬を操作する人は、1人で2頭を操作していて驚いた。エリザベス女王の乗っていた馬車は、ガラス張りのようになっていたが、たぶん防弾ガラスなのだろう。妨害を企てると事前に宣言する団体もあったようだが、何事もなく終わったようでよかった。

■2011年4月28日(木曜日)
 横須賀市内にある原子力関連施設で昨日ウランが漏洩したというニュースがあった。この施設では、原子力発電の元となる燃料棒を作っているらしく、たびたびこのようなことが起こっている。人体に影響のない程度というが、自宅から遠くない場所に位置しているので心配でならない。横須賀は、アメリカ海軍の基地もあり、原子力空母が母港としている。原子力空母については、市民団体が反対のデモをするなど、かなり神経質になっている人たちがいるが、この原子力関連施設に対してのデモなどは、自分が知らないだけなのかもしれないが、聞いたことがない。今後は、この施設の動向についても注視していこうと思う。

■2011年4月27日(水曜日)
 昨日から練習を再開したものの、昨日よりも右股関節と左アキレス腱の痛みが強くなり、さらに筋肉痛にもなってしまい、今日はあまり運動する気分にはなれなかった。走れないが、筋肉には刺激を入れたかったので、パワーマックスでミドルパワートレーニングを行った。30秒間の全力こぎを3回行うだけの練習だったが、下痢になる前と比べ、大きく回転数やパワーが下がってしまった。ショックを受けたが、それだけ自分の力が落ちていることが把握できたことは良かった。これらの値も回復できるようにしていきたい。

■2011年4月26日(火曜日)
 約3週間ぶりにトラック練習を再開した。先週は、下痢のためほとんど運動が出来ず、ジョッグをしても腹が不安定だったが、やっと、下腹部にも力が入るようになった。メニューは4000mのペース走で、ペースは3分40秒/km。ゆっくりなペースなのだが、強風の影響もあり、一定のペースでは走れず、1周ごとにラップが変わってしまった。最初の1000mは3分36秒で、悪くないラップだったが、その後ラップが落ちたので、残り2000mは意識的にペースアップし、設定よりもかなり速いラップとなってしまった。相変わらず右股関節と左アキレス腱の痛みが続く。共生しながらなんとか練習を続けていきたい。

■2011年4月25日(月曜日)


駅から見えた富士山
 昨日、1週間ぶりに普通の便が出て、ようやく下痢を心配しなくてもよくなった。昨日までは、出来るだけ消化の良いものをとらなければならないと思い、炭水化物が中心の食事で生野菜は避けていたが、やっと今日から何の気兼ねもなく食事が出来るようになり、安心した。この1週間、運動はジョギングが1回だけなのに、普通の生活だけで疲れやすく、特に朝起きるのが辛い。睡眠時間自体は、十分なはずなのに昼間も眠気に襲われる。これも偏った食生活をしていたためなのかもしれない。体重も減少し、顔もやせこけて、自分でも病的な感じがしている。しっかり食べて、回復させていきたい。

■2011年4月24日(日曜日)


みんなで
 みんなで、くりはま花の国を散歩。花の国は、急な坂ばかりで、母や妹、妹の娘にはきついため、フラワートレインに乗って山頂まで行くものだと思っていたが、妹の娘が乗らないと言ったために、結局全員山頂まで歩いた。山頂の冒険広場で、長男と次男は遊び回っていたが、妹の娘は全く遊ぶことなく、周りの人たちが飲むジュースを見てジュースを欲しがったり、弁当を見て、自分の弁当だと思いこんで、食べに行こうとするなど、食欲の方が旺盛だった。
 花の国は、ポピーまつりをしていたが、まだポピーが咲き誇るほどは咲いていなかった。チューリップはとてもきれいに咲いていたが、昨夜の強風のために、場所によっては、ほとんどの花が折れていた。風の音を聞くだけで、相当な威力があるように感じていたが、実際に花が折れているのを見ると、人も吹き飛ばされそうな勢いだったのではないかと思った。
 今日は一日晴れて暖かかった。父と母には、久里浜の最悪な天候と最高の天候を見せることができ、こちらの生活環境がどういう感じなのかということが理解してもらえたのではないかと思う。

■2011年4月23日(土曜日)
 両親と妹と妹の娘が我が家の見学に来た。両親も年をとり、列車での移動も大変になってきたので、新横浜の駅まで車で迎えに行った。天気が悪く、強い雨にさらされながら新横浜を出発したが、横須賀へ来ると、それほど強い雨はなく、強い風が吹いていた。
 天候が悪いと、どこにも連れて行く場所はなく、自分の職場を案内した。家族は15年ほど前に一度見学に来ているが、当時のことはあまり覚えていないとのことで、新鮮だったようだ。学内のコンビニで、土産物をいろいろと購入していた。
 我が家は、以前風の強いときに、断熱材と壁の間にあるシートが風に吹かれて揺れることで大きな音が出るという問題があり、すぐに直してもらったのだが、今日の強風で、また同じ症状が復活した。さらに、以前は問題のなかった箇所まで音が鳴り出しすぐに工務店へ連絡したが、今日は確認には来てもらえなかった。家族が遊びに来てくれたときに、不具合が生じてしまったのはとても残念だった。夜の睡眠の妨げにならないことを願っている。今後も強風の度に、同じことが起こることを考えると、今すぐ対処してくれないかと思う。

■2011年4月22日(金曜日)
 昨日、足らなかった芝生を早速購入しようと思い、朝起きたて直ちにインターネットに接続し、購入した店のホームページにアクセスした。しかし、すでに在庫なく、購入することが出来なかった。販売が開始されてすぐに売り切れということからすれば、かなりの人気商品だったのだと思う。たまたまこの店のホームページにアクセスして、販売していたために購入したが、運が良かった。
 庭の残ったすき間は、あと2〜3平方メートル。別の店では、まだ販売が行われていないので、そちらの販売が始まったときに購入しようと思う。

■2011年4月21日(木曜日)
 練習を1週間ぶりに再開し、ジョッグを始めたが、昨日の授業時と同じく、自分がどうやって走っているのかよくわからなかった。特にお腹に力が入らないことがわかり、ちょっと腰が引けた状態で走っているようにも感じた。張り切って60分走ろうと思ったが、15分走ったところで、右臀部の張りがひどくなり、30分走って走ることをやめた。まだ練習を再開するには早かったかもしれない。
 夜、自宅に芝が届いた。芝の名前はTM9。トヨタ自動車が開発した芝生で、草丈が在来品種の半分、芝刈りの回数も少なくてすむということで、なかなか手入れのする時間のない一般家庭に向いた芝生とのこと。それだけにホームセンター等で販売されている芝生と比べるとかなり高額な値段なのだが、手入れのことを考えるとこれしかないと思い購入した。
 帰宅してからの作業だったため、家の明かりと歩道の街灯をたよりにしながら、芝生を並べ、目土をかけた。できるかけ雑草の入る余地がないようにすき間なく並べたため、注文した芝だけでは、芝を植える予定だった面積を覆うことが出来なかった。作業をした環境が暗いので、目土のかかり具合に偏りがあるかもしれない。明日以降芝生を新たに購入し、目土についても追加しなければならない。

■2011年4月20日(水曜日)
 今日も平熱なのに、微熱の感覚が続いている。職場の部屋が寒いというのも影響しているかもしれない。授業で、ジャンプなどをすると頭がクラクラし、ジョギングをするとジョギングをしているのが自分ではないような感覚で、どうやって走っているのかよくわからない。相変わらず、腰痛と臀部痛は続く。さらに2年前に骨折した左手首が痛む。困った状態だ。

■2011年4月19日(火曜日)
 昨日の夕食後に下痢止めと整腸剤を飲んだ後からは、下痢はなくなり、腹は落ち着いた。昨夜は、特に腰を中心に、痛みがあり、じっと寝ていることも、寝返りをするのもイヤな感じで、熟睡ができなかった。昨夜は37.9度まで熱が上がっていたが、今朝は平熱となっていた。しかし、首周りなどは違和感があり、微熱があるような感覚で、明日からの授業のことを考え、今日は休みを取らせてもらった。
 昼に妻と買い物へ出かけたが、歩いているだけできつく、長時間立っていられなかった。熱を測れば、平熱だったが、1日中微熱があるような感覚で、何をするにもちょっときつかった。

■2011年4月18日(月曜日)
 朝から吐き気が少しあり、下痢が激しく、1日で18回トイレに駆け込んだ。顔が青く、目がくぼんでいると職場の人たちには心配されながら、なんとか授業だけはこなした。授業が終わった後、医務室へ急行したが、医務室は休診となっていて、仕方なく、外の病院へ受診した。
 診断名は感染性胃腸炎ということで、ウイルス性であれば、2,3日で回復するが、細菌性だった場合は、命に関わってくるものだと説明を受け、検査をすることになった。検査は、お尻の穴に綿棒を突っ込むというだけのことだったが、検査する側も検査される側もあまり良い気分ではない検査だった。検査結果は1週間後とのことで、待たされる時間が長いように思えた。下痢止めと整腸剤が処方されたので、これらを飲むことで回復に向かっていくのではないかと思う。
 同じ日に妻も発熱した。下痢や嘔吐の症状はないが、2人とも次男からうつされた可能性が高い。手洗いとうがいはしっかりやっていたはずなのだが、次男が素手でさわったところをさわったりしている可能性は否定できない。今後は長男にうつらないよう注意しなければならない。 

■2011年4月17日(日曜日)
 庭に元肥を入れ、もう一度すべてを耕し整地した。地面をある程度固める必要があり、一般にはローラーを使うらしいが、そんなものはないので、板を買ってきて、板を敷きその上に乗ることで地面を固めることにした。トンボで地面を平坦にならす間に、平坦になったところを長男が地面を固めるという作業分担だったが、板を敷いて上に乗る作業は、時間がかかり、長男はすぐに疲れてしまい、途中で交替することになり、最後は、トンボの平らな部分で、押し固めて作業を終わられた。あとは、芝生が送られてくるのを待つだけ。平坦な庭を見ながら、いままでの瓦礫の撤去のことを考えていると、いままでの苦労が思い出され、かなりの達成感があった。

■2011年4月16日(土曜日)


次男作パパの絵
 日体大長距離競技会にエントリーしていたが、走れる状態ではないので棄権した。家でのんびりとしたいところだったが、自宅の庭に芝生を植える予定にしており、来週芝生が送られてくることになっているため、芝生を植える区画すべてを耕した。一度瓦礫を撤去して整地した状態で耕すのだから、それほど苦労することなく耕せると思っていたが、相変わらず瓦礫が出てきて苦労した。目をつぶると、石、木の根、雑草、錆びた釘、土に埋まっていたビニールなどの映像が出てくるほど、1日中庭の土を相手にしていた。明日は、元肥を入れ、整地をし、芝生が入れられるようにしたい。

■2011年4月15日(金曜日)
 右の臀部と腰部の痛みが続くため、カイロプラクティックへ行った。臀部は、特に大転子と仙骨付近で痛みが強かったので、梨状筋が張っているのではないかと考えていたが、梨状筋の張りはそれほどでもなかった。腰部の張りの方がひどく、その影響で、臀部まで痛みがあるのではないかとのことだった。右側面のストレッチは左側面と比較して伸びが悪く痛みもある。普段一人で手軽に出来るのは、ストレッチなので、継続していこうと思った。

■2011年4月14日(木曜日)


オオシマザクラ
 次男は、食事をするとすぐに腹痛で食事ができず、最後は下痢になるというサイクルが続き、食事をしてもあまり身になっていない。力士のように出っ張っていた腹が、最近は引っ込んでしまい、あばら骨が目立つようになり、膨らんでいたほっぺたも、縮小して顔が小さくなってしまった。下痢止めも飲んでいるようだが、なかなか効果がない。本人は特に気にすることなく、元気に過ごしているが、食事だけは、かなり警戒している。家族が食べているものと同じものを食べたがるが、食べさせることができず、食べることが楽しみだったはずなのに、それが苦痛になってしまうのが気の毒でならない。
 今の状態では、明日も幼稚園を休むことになる。幼稚園には、入園式に参加した後、今日で4日間休んでいる。毎日、日中は、次男と母親で1対1の生活なので、母子共につらいのではないかと思う。自分の出来ることは、帰宅後できるだけ次男と遊んでやることくらい。早く、食事が楽しく食べられるようになって欲しい。

■2011年4月13日(水曜日)
 学生たちは、訓練期間が終了し、今日から通常の授業が始まった。1年生は、大学を想像して入校してきたはずなので、張り切って授業を聞いているのかと思ったのだが、ほとんどが寝てしまいそうな状態だったという。訓練や寮での生活で、かなりお疲れなのだと思う。
 自分は、フレッシュマンアドバイザーとして4名の新入生を受け持っているが、すでに入校式前に1名が寮生活に耐えられないということで辞めていっている。特に朝の点呼で上半身が裸というのに耐えられなかったと話していた。自分が学生の時は、そういうものかと思うだけだったが、ストレスを感じる学生たちは、そういったこと1つ1つに、疑問を感じてしまうのかもしれない。
 学生たちが唯一ホッとできる時間は、校友会活動と言われるクラブ活動なのだが、今日は、多くの1年生がクラブ見学に来ていた。今年は陸上競技の経験者が多く、インターハイに出場した者もいるようで、すでに一緒に練習をしている者もいる。3年生が、陸上競技部への入部を決めた学生のリストを作っていたが、すでに20名近くになっていた。最近は、関東インカレへの出場が投擲のみという状態なので、新入生の加入により、トラック種目、特にリレーで出場できるようになればと期待している。

■2011年4月12日(火曜日)
 昨日よりも股関節周囲の痛みが増し、歩いていても気になる。鍼灸院では、痛みが増すかもしれないと言われていたので、そういうものなのだと思うしかない。しかし、昨日は治療していない腰が痛くなっているのはつらい。
 次男は、一昨日から下痢と嘔吐が続き、幼稚園を休んでいる。今日は、下痢と嘔吐は治まったが、食欲が全くなく、1日でバナナを2本食べただけだった。午前中寝て、午後も寝ていたが、午後からは発熱し、つらそうだった。昨日は、頻繁に嘔吐があり、午前も午後も病院へ行き、座薬と注射をしてきたのだが、「昨日お尻にちっくんしたのに治らない」と愚痴をこぼしていた。尻に注射をするのは、相当痛かったのだと思う。その痛みに耐えたのに治らないのは納得いかないというところなのだろう。今日はしっかり休んだので、明日の朝には回復するのではないかと思う。

■2011年4月11日(月曜日)


満開の桜
 最近はジョッグでも股関節の違和感があり、スピードを上げることが出来なかったが、今日は、ジョッグで違和感がなかったため、久しぶりに300mを走ってみることにした。8割程度のスピードで走るつもりだったが、走り始めてみると、すぐに股関節の痛みが出てしまった。無理をして、スピードまで上げようとしたが、フォームが崩れ、ただ苦しいだけで終わった。自分が今までどうやって走っていたかがわからない。股関節の痛みからすれば、まだスピードを上げるには早すぎたようだ。 臀部の奥の方(たぶん梨状筋)の張りがひどく痛みがあるので、鍼灸院で針治療を受けた。痛みには変化ないが、これをきっかけに自分の治癒力が高まればと思う。来月の東日本実業団までには、なんとか走れるようにしたい。

■2011年4月10日(日曜日)


近所の桜並木
 昨夜も一昨日の夜と同じくずっと鼻が通ったまま寝ることができた。花粉症が始まった頃から、体調不良が続いているので、ひょっとすると花粉症の薬が影響しているのではないかと思い、金曜日から薬の服用を止めたのだが、2日連続して鼻の通りが良くなっていることからすれは、この行動は正解だったのかもしれない。日中は相変わらず、鼻をかむことは多いが、一時期よりは鼻をかむ回数は減ってきている。
 右股関節の痛みは相変わらず続くため、まともに走ることは出来ず、今日行われた神奈川県記録会800mは棄権した。昨年もたくさんのレースを棄権したが、今年も同じような感じになりそうだ。昨日まで続いていた胸焼けも今朝からはなくなり、少し体調も回復しつつある。アキレス腱の違和感がなくなってきたので、良い方向には動き始めている。もう少しの我慢だと思う。

■2011年4月9日(土曜日)
 花粉症が発症して以来、毎晩、鼻が詰まって鼻で呼吸が出来なくなり明け方になると目が覚めるということが続いていたのだが、今日は久しぶりに鼻が通っていて、目覚ましが鳴るまでしっかりと寝られた。鼻が通ることがこれほど爽快だったのかと大発見をしたような気分だった。
 火曜から続く胸焼け状態は相変わらず続いていて、食事が喉を通るたびに違和感がある。こちらは胃と喉の間に、何かが詰まっているような感覚がつらい。月曜まで様子を見て、それでも続くようであれば受診しようと思う。

■2011年4月8日(金曜日)


次男の入園式
 自分がフレッシュマンアドバイザーとして担当している1年生3名と懇談をして、現状について話を聞いた。1年生は入校して4日経ち、明日は入校後最初の週末となるのだが、月曜日までは訓練ということで休みがないのはつらそうだった。世間では何が起こり、今が何曜日かということまで把握できていないそうで、話題は、すべて学内のこととなり、すっかり防大1年生になってしまったなぁという印象だった。いろいろとストレスのある寮生活なので、自分のことだけをするのにも必死で、周りのことなどかまってられないという時期なので、少しは周りを見たり、学外のことを気にしてみることを薦めた。
 1年生たちは、ゴールデンウィークの連休を目指しがんばりたいと話していたが、「連休後、戻ってこられるかどうかわかりません」、「親から辞めたらという一言があったら、辞めてしまうかもしれない」という不安も語っていた。自分も1年生の時には、辞めたいと考えてこともあったが、浪人はしたくないということの方が強く、辞めることはなかった。1年生たちは、いろいろな葛藤の中で生活しているが、それが彼らを成長させることになるのだと思う。

■2011年4月7日(木曜日)
 久しぶりに、仕事帰りに買い物にいった。大震災から4週間が経ち、供給は、ほぼ回復しているのではないかと思っていたが、入った店では、特定の商品だけが品薄状態だった。震災直後は、まったく手に入らなかった米やカップラーメンはたくさん並んでいたが、おむつは、かなり売れていて残り少なく、清涼飲料水や水は、特定の商品だけが売り切れていた。ヨーグルト、納豆、牛乳については、すべて売り切れていて、「お一人様一品」という張り紙だけが残っていた。計画停電の影響があるだろうし、今後は、原発問題の影響で、魚介類や農作物にも影響が出てくる可能性もある。食べたいものを食べられるということは、どんなに贅沢なことだったのだろうかと思うばかりだ。

■2011年4月6日(水曜日)
 昨夜から、食べ物を口にする度に、喉から胃に行く途中で、食べ物がなかなか進んでいかず、抵抗感がある。食べたものがずっと胃に残っているような感じで、かなりの胸やけ感もある。1日中、胸やけ感が続き、食欲がなく、今までにない感覚が続いている。花粉症となって以降体調は、ずっと悪いが、さらに悪化している。股関節やアキレス腱の痛みも続き、なかなか回復へは向かわない。こういうときは、早く寝るに限るのかもしれない。無理せず、ストレスをつくらない生活を心がけたい。

■2011年4月5日(火曜日)


富士山
 職場では入校式、長男の学校では入学式が行われた。天気は良くても気温が低めで、特に朝と夕は肌寒さが続いている。この時期は、毎年桜がある程度咲いているはずで、入学式に桜をバックに写真撮影ができれば最高なのだが、今年は、まだ咲き始めたばかりで写真撮影をするという感じではなかった。
 職場はとても寒く、常にダウンコートを着ているが、膝から下はかなり冷え、体調があまり良くない。もう少し暖かくなってくれればなぁと思う。

■2011年4月4日(月曜日)
 一昨日購入した長男の携帯電話は、電源が入っていると緊急地震速報が入ってくることがわかった。自分の携帯も妻の携帯も緊急地震速報は入ってこなかったので、今日の夕方、長男の携帯に緊急地震速報が入ったときには、家では大騒ぎだったという。普段は、こちらが何を言ってもなかなか機敏には動かない長男が、素早く家を出るための準備を始め、次男はあわてて妻に自分の布団を持って行っていいかを確認した。次男は、さらに夕食を作り続ける妻に対して、すぐに夕食作りを止めて逃げる準備をするように怒鳴り、すぐに学校へ行くように諭したという。子供たちは、先月の地震が相当怖かったのだと思う。いざというときには、なかなか頼もしい子供たちだと思う半面、素早く動けるのであれば、普段から親に言われなくとも素早く動いてくれればと思う。

■2011年4月3日(日曜日)
 午前中から、庭の畑作りをした。先月までに、一通り庭を耕して瓦礫を撤去したはずだったが、もう一度掘り返すと同じように大量の瓦礫が出てしまい、目標としていた畝作りには至らなかった。長男や次男も何か手伝いたいという気持ちで庭に出てきてくれたので、手伝って欲しいことを話したが、すぐに遊びだしてしまった。長男は、次男と適当につきあいながら、ある程度は手伝ってくれ助かった。
 野菜の苗や種を植えるまでに、土を作っておかなければならないが、週末の予定の入っていない日の作業だけでは、追いつかない。来週以降は、毎週のように予定が入っていて、スケジュールはなかなか厳しい。平日帰宅後も考えてみる必要がありそうだ。

■2011年4月2日(土曜日)
 自宅には、固定電話がなく、自分と妻が携帯電話を持っているだけなので、子供たちが電話に出る機会は全くない。自分たちが子供の頃であれば、電話の取り次ぎなど、電話の応対は、当たり前のことだったが、携帯電話では、かかってくる電話は基本的に自分宛のため、取り次ぐことはほとんどない。このまま子供たちが成長していったら、電話の取り次ぎを知らずに社会人になってしまうかもしれず不安だと妻から言われ、固定電話を設置しようかという話になった。しかし、今のところ携帯電話で不便はせず、ほとんど使う予定のない電話をわざわざ設置するのは、もったいないという結論となった。
 それでも少し電話にでるという経験も必要なので、子供用の携帯電話を持たせたらどうかという話になった。長男は、ゆっくり歩いても30分以内の通学の道のりを、下校時、友達と一緒の時は1時間以上かかかり、習い事などを休まざるを得ず、長男に連絡をしたり、居場所がわからないかと思うことが何度もあった。親の電話だけが登録され、居場所がわかる防犯ブザー付きの携帯電話があることを知り、これだったらこちらの希望に添うので購入することとなった。
 携帯電話の登場で、時間に遅れても電話すればいいという感覚が身に付き、携帯電話がない時代よりも時間管理が出来なくなっている人は多くなっているように感じている。子供も同じように今まで以上に時間管理が出来なくなるというリスクがある。子供に携帯電話は必要かという議論があった場合には、今までであれば、自分は間違いなく必要ないと言っていたが、今はどちらとも言えないというのが正直なところだ。

■2011年4月1日(金曜日)
 長男は、短期のスイミング講習が修了し、妻からロッカーで使用して戻ってくる100円をご褒美としてもらい、「何に使うの?」と聞かれ、即座に「募金にする」と答えたという。妻は確認のため、「いろいろと使い道があるけど、本当にそれでいいの?」と聞き直したところ、長男は、もう一度じっくりと考え、「やっぱりバトリオする」と答えたとのことだった。バトリオというのは、ショッピングセンターなどにあるゲームなのだが、じっくり考えてみると、募金よりも優先したいことが出てきてしまい、かなり葛藤もしたのだろうが、最後は、素直に自分の気持ちに従った。瞬時に回答しなければならなかった場合には、優先順位としては、募金だったのだと思う。常に地震や津波の映像が頭の片隅に残っているのかもしれない。昨日も募金をしたにもかかわらず、昨日に続き、また募金をしたいという気持ちを持っていたことだけでも、褒めてやりたい。



[昔のいずみ]