最近のいずみ

Last Update:2011/5/31

パートタイムアスリートいずみ 11年目に突入 



■2011年5月31日(火曜日)
 野党から内閣不信任案が提出され、与党内でも賛成する議員が多く、前首相まで賛成するとの報道があり、同じ与党にいる前首相が、自分の後任を否定するということに驚いた。首相が交替して何か変わるのだろうか?という疑問があるが、何も変わらないのではないかと思えてならない。議員同士が足の引っ張り合いをし、何も進まない状態に見えてしまう。
 首相退陣を迫る議員たちは、責任をとって辞めた方が良いと言うが、「責任」って何だろうと思う。退陣を迫られる首相を作ってしまったのは、今の与党なのだろうし、民主党に政権を取らせてしまった野党でもあり、国会議員を選んだ国民全員の責任なのではないかと思う。そう考えると責任ってどうとればいいのか?
 税金が1円も使われない形で首相が交替するのであれば、交替してもいいが、そうでなければ、全員が協力して政治を進めた方が良いような気がする。民間の会社で、こんなゴタゴタがあれば、会社の信用は失われ、会社の継続も危ぶまれる事態になる。首相にふさわしいという人物がいないのであれば、思い切って民間の会社のトップを首相に据えるということができるようにしたらどうかと思う。

■2011年5月30日(月曜日)
 NHKの「DEEP PEOPLE」という番組を見た。その道のプロが司会を介さず、その道の深い世界を話すという番組で、今回は女子マラソンが取り上げられた。
 山下佐知子さんの現役時の1分間の脈拍が29だったということには、驚いた。自分も調子の良いときには、50を切ることはあったが、想像できない値だった。実業団の監督は男性が多い中、山下さんは、数少ない女子監督として実績を上げている。女性をよく理解し、自分の現役の時の気持ちを重ねての指導や選手との距離の取り方がすばらしいと思った。
 有森裕子さんと千葉真子さんを指導した小出監督は、褒める指導で有名だが、こういった指導は、男子選手ではあまり聞かない。逆に実業団の男子選手からは、監督をはじめとするスタッフへの不満話をよく聞く。男子では、監督と選手の距離が、女子と比べ、かなり遠いということになる。男女両方の選手を指導する指導者は、対象によって指導法を変えていかなければならない難しさがあると思った。

■2011年5月29日(日曜日)
 トマトの苗が急に大きくなり、花の数も多くなってきた。毎日畑は観察しているのに、それでも違いを感じるくらいで、同時に芝生に生えてくる雑草の生長も激しく、毎朝、目に入った雑草は抜いているのに、今朝は普段と比べかなり多かったことからも、昨日から今朝にかけて、トマトも雑草も実際に急激な生長をしていた可能性が高い。
 バジルの葉は、虫に食べられた跡があり、繁った葉の奥を見てみると、一匹の毛虫がいたので排除したが、多くの苗が被害を受けていたのがショックだった。これからは、葉の内側も注意して観察していきたい。

■2011年5月28日(土曜日)
 日体大長距離競技会800mに出場。現地へ行ってから、アキレス腱と股関節の痛みと相談して、走ることにした。組は最終組なので、自分の今のレベルからすれば、ただついて行くだけでいいのでとても気楽だった。
 実際にスタートしてみると、スタート直後からハイペースで、他の選手に全くついて行くことができず、先週と同じような展開となってしまった。200mを25〜26秒台では通過し、400mも54〜55秒台では通過していたが、集団からは大きく離され、単独最下位だった。後半は、前半にスピードを上げた影響が大きく、失速していくばかりだった。600mを1分24秒台で通過していたので、最後をがんばれば、1分53秒台も可能だったが、体は全く動かず、さらに失速してフィニッシュした。タイムは1分57秒62で、先週よりもタイムを落としてしまった。
 今の自分にとってはハイペースすぎる1周目だったので、2周目は失速してしまったが、2周続けてとても強度の高い練習が出来たと思う。故障も少しずつ緩和してきているので、練習でも徐々に、強度を上げていきたい。 

■2011年5月27日(金曜日)


16匹の幼虫
 長男が、小学校でカブトムシの幼虫をもらってくれる人を募り、3人に2匹ずつ引き取ってもらい、我が家の幼虫は16匹となった。虫かごに残せるのは5〜6匹が限度と考え、残りの幼虫を逃がすことにした。
 次男は、今まで、幼虫をさわることは避けていたが、今日は、虫かごから幼虫を動かすのに初めて幼虫をつまんで移動させることができた。1匹をつかめたことが大きな自信になったらしく、16匹すべての幼虫を移動してくれた。
 長男は虫かごに残す幼虫を6匹選別し、残った10匹は、我が家の畑で作物を植えていない場所に逃がしてやった。逃がしたというよりも捨てたという感じの方が強いが、10匹は、何事もなくすぐに畑の中に潜っていった。成虫した後、卵を畑に産んでもらうとちょっと困るが、虫かごの中で2世代を過ごし、自然に戻された3世代目の子孫たちは、自然のなかでうまく生きていけるのだろうかと思ったりもしたが、こちらの思いにかかわらず、彼らは、目の前に広がる土の中へ消えていった。

■2011年5月26日(木曜日)
 長男のピアノ教室のミニ発表会で長男と連弾をすることになり、7月の発表に向け、お互い練習をしているのだが、今日は、初めて一緒に合わせてみた。曲は「となりのトトロ」。長男は知っているメロディーを弾くだけなので、それほどリズムは狂わないだろうと思っていたが、合わせてみると歌を歌うようにスムーズには弾けず、とてもぎこちなかった。
 何度か弾き続けると、こちらの伴奏と長男のメロディーが合い始め、なんとも言えない充実感があり、長男はとてもうれしそうだった。音楽というのは、人と合わせたときに一人では得られない充実感があるところが魅力なのかもしれない。長男も同じことを感じることができ、モチベーションが高まったように見えた。

■2011年5月25日(水曜日)


安納芋



トマト
 我が家の畑に植えた安納芋は、8本の苗を植えたが、2本は完全に枯れてしまった。残りの6本も枯れそうになりながらも小さな葉をつけ始め、枯れるか生きるかのきわどいところで戦っているように見える。1本でも多くの苗が生き残り実をつけてくれればと思う。
 安納芋とは対照的にミニトマトのアイコと中玉トマトの桃太郎は、とても元気で、特にアイコは、黄色い花を咲かせている。花が咲けば、それがしぼんだところに実がなってくる。「よくぞ花を咲かせてくれれた」と、苗を褒めてやりたい気分になった。  野菜をおいしく育てるには、野菜にとって厳しい環境を作った方が良いという話を聞いたことがあるが、最近は、雨が多く、水が必要以上に苗に注がれているような気がしている。今のところ、トマトには良い環境で、サツマイモには、良くない環境なのかもしれない。すでに梅雨の期間に入っているので、今後も雨が続く可能性が高い。畑作りは1年目なので、今のまま様子を見て、来年以降に生かせられればと思う。

■2011年5月24日(火曜日)


浦賀の海
 昨日の疲労は、ある程度回復したので、400m系の練習をしている学生の練習に一部混ぜてもらい、300m+200mを2セット行った。1セット目はアップシューズで走ったため、学生たちのスピードにはついて行けず、もどかしかったが、2セット目はスパイクを履いたおかげで、スタートはついて行けなくてもフィニッシュに近づくにつれ差を詰めて行くことができ、1セット目と比べると1秒ほどタイムも上がり、久しぶりに高いスピードで人と競り合うという練習ができた。終わった直後から、明日はひどい筋肉痛になりそうな疲労の状態という感覚がある。2セットは今の自分にとっては、やりすぎだったかもしれない。

■2011年5月23日(月曜日)
 昨日の疲労で、腰部から股関節周りにかけて、筋肉痛なのか別の痛みなのかはわからないが、多くの痛みがあり、動くことがきつい。股関節の奥の方に疲労がある感覚もあるので、腸腰筋を使って走ることができたのかもしれない。走りが悪いときは、深部の筋肉よりも浅部の筋肉が疲労する傾向がある。腸腰筋などの深部の筋肉が疲労していたのであれば、使うべき筋肉を使って走れていたのだから、自分にとっては、とても明るい材料になったのではないかと思い、疲労の状態は辛いが、またがんばろうという気持ちになった。

■2011年5月22日(日曜日)
 東日本実業団800mに出場。自分の出場した予選第1組は、レースを引っ張る選手がいるという情報があったので、その流れに乗ればいいなぁと思いながらスタートラインに立った。
 スタートして50mも走らないうちに、内側のレーンの選手に抜かれ、バックストレートに入ったときには、先頭の選手は、10m以上先を走っていた。第2集団は、自分を含め4名で、ハイペースについて行くだけに必死で、なんとか集団の最後方で走った。先頭は1周目を52秒で通過し、自分は、54秒8だった。練習で400mを1本走ってやっと出るくらいのタイムで通過してしまったため、2周目は、速度低下をなんとか最小限にしようとしたが、前の集団との差がどんどん開いて、一人で走らなければならなくなった。600m通過は1分24秒台だったので、昨年以上のタイムはまだ狙える状況だったが、最後の200mはさらに失速して5着でフィニッシュとなった。タイムは1分56秒65だった。
 最近の練習は、4000mのペース走程度しかしていないため、どれだけ走れるか全くわからなかったが、練習の状況から考えれば、自分の力以上のタイムが出たのではないかと思う。明日以降どのような疲労がおそってくるかが心配なところだ。  関東インカレは、最終日となり、我が校は円盤投げに2年生が出場したが、記録は、32m72cmで23位となった。昨日の2種目入賞により、対校得点では、男子2部のフィールドの部で8位入賞なり、総合は、23位となり、ここ5年では、最も良い結果となった。得点を獲得したのが2人とも4年生なので、来年以降は、まず、出場者を増やすことをしていかなければならない。

■2011年5月21日(土曜日)


砲丸投げ



棒高跳び



表彰
 東日本実業団が始まった。1500mに出場する予定だったが、故障が長引いているため、走るとすれば、800m1本が限界だと考えていたことと、関東インカレに学生たちが出場する予定で、優勝の可能性もあったので、こちらの応援に行くこともあり、棄権した。
 関東インカレには、砲丸投げに2名と棒高跳びに1名の学生が出場した。
 砲丸投げでは、2人とも自己ベストを出し、4年生は13m38cmで優勝し、2年生は11m31cmで16位となった。4年生は、1投目から、自己タイ記録を出してトップに立ち、2投目以降の4投で自己ベストを出し、一度もトップを譲ることなく、そのまま優勝してしまった。2年生の時に3位となり、昨年は2位だったため、今年は、優勝するしかなかったが、そうしたプレッシャーも全く気にすることなく、自分のやるべきことを淡々とやってのけた。優勝すると、来年以降、この大会が開催されるたびにプログラムに名前が残る。自分は学生時代2位になったことがあるが、やっぱり1位と2位の差は大きいと思った。
 棒高跳びに出場した4年生は、昨年のこの大会よりは記録を伸ばしたが、自己ベストには及ばず、4m40cmで競技を終了し、試技回数の差で、6位となり、本人は不本意だったようだが、入賞となった。
 これで我が校のチーム得点は11点。久しぶりの2桁得点となった。まだ明日も入賞の可能性が残っている。明日出場する学生にも期待したい。

■2011年5月20日(金曜日)
 先週に引き続き、筋膜リリースの治療院へ行った。下肢は、まだたくさんのしこりが残っていて、痛い思いをしたが、先週よりは、しこりがゆるんでくる時間が早かった。今日は、下肢に加えて胸部から腰部にかけても施術を受けた。背骨に沿って走っている脊柱起立筋群の張りが、異常な張りで、この張りが、下肢にまで影響を与えている可能性もあるとのことだった。この張りは、深部にまで及んでいるので、一回の施術でゆるませることは出来なかったが、表面の張りは、ある程度緩和できたようだった。あとは、自分の自然治癒力に頼るしかない。

■2011年5月19日(木曜日)
 昨日水につけた安納芋の苗は、葉に変化はなかったが、茎が少し元気になった。苗は、元気な状態よりも、少し枯れたような状態の方が、根を生やしやすいらしく、一晩水につけたおいた苗をじっくり見てみると、所々で、白い根のような物が生えていることに気が付いてうれしくなった。根の生えていない状態で植え付けるよりも、根が生えてから植え付けた方が苗を枯らさずにすむらしく、根を確認できたので、早速、子供たちと畑に植え付けた。植え付け終わった後の苗は、力無く倒れているように見え、大丈夫なのだろうかと思うばかりだが、確実に根は生えているので、元気になるまでは枯らさないようにこまめに水をやっていこうと思う。

■2011年5月18日(水曜日)


枯れかけた苗
 畑にサツマイモを植えるために、ホームセンターへサツマイモの苗を買いに行った。サツマイモにもいろいろと種類があるが、家族の希望で安納芋の苗を選んだ。どの種類も10束で販売していたが、葉は枯れて、茎もしなっている苗ばかり。こんな状態で本当に芋の栽培が出来るのだろうか?と思った。とりあえず、今夜は、水につけて、苗が元気になるのを待ってみたい。

■2011年5月17日(火曜日)
 昨日、元に戻した防草シートが、今朝はまた剥がされ、ぼろぼろになっていた。カラスを懲らしめてやりたいところだが、無理なことなので、あきらめてまたシートを元に戻しジャリで埋め、さらに剥がされないようにレンガや水道のホースなどを重しとして置いて、出勤した。
 帰宅したときには、重しをしていない部分については、また剥がされてぼろぼろになり、さらに別の2カ所がほじくり返され、破れたシートが散乱していた。カラスに石を投げつけてやりたい気分になった。
 最近、夜も快適な気候になってきたためか、爆音をとどろかせて走り去る車やバイクが目立つ。毎回通行する人は違うのかもしれないが、こちらとしては、一日に何回通過すれば気が済むのか?と言いたくなる。彼らにも石を投げつけてやりたい気分になる。その上カラスまで、別のストレスを与えてくれる。自分で選んだ土地に建てた家なので、誰にも文句は言えないが、感じる必要のないストレスを積み上げているような気がしてならない。

■2011年5月16日(月曜日)
 3月末に、自宅の建物周りに黒い防草シートを敷き詰め、その上から防犯ジャリをしいた。これで雑草の繁殖は難しくなったが、防草シートの端はめくれやすく、そこから雑草が伸びてきたりする。気が付いたときにつみ取れば、それで終わりなので問題ないが、今朝は、雑草は生えていないのに、防草シートが完全にめくれ上がり、繊維が毛羽立って、ぼろぼろになっていた。めくれ上がっている面積があまりにも広いので、子供たちの仕業かと思いながら、シートを地面に敷き直し、上からジャリをかけて元通りにしておいた。しかし、夜、帰宅した際には、また同じような状態になっていて驚いた。
 昼間、妻が防犯ジャリの音を聞き、誰かいるのかと思って、確認するとカラスが防草シートを引っ張っていたという。巣を作るための行動なのかもしれない。今のところ2カ所がやられているが、建物の周りは、防草シートで覆われているので、どこが狙われてもおかしくない。カラスの巣づくりが終わるまでは、カラスとの知恵比べになりそうだ。

■2011年5月15日(日曜日)


芝刈り中



 昨日倒れたときに打ち付けた左のこめかみ辺りが、食事をする度に痛む。打撲なので当分は痛みが続くのだろうが、食事の度に倒れたことを思い出す。
 子供たちと、初めての芝刈りをした。手動の芝刈り機と壁際などを刈るために専用のはさみを購入し、子供たちは、芝刈り機を走らせ、自分は、壁の近くをはさみでカットした。
 芝を入れるときに、完全な平らにできなかったことと、送られてきた芝の厚みが、一つ一つ違うこともあり、育ってきた芝には、かなり高さの差があり、子供たちの力では、芝刈り機が動かない場所もあったが、30分ほどで刈り終わった。ほとんど長男が行ったことで、かなりの充実感があったようだ。
 芝刈りの後は、畑に野菜の苗を植えた。最初に、完熟堆肥と石灰をふりかけ、土とよく混ぜ、うねを作った。その後、雑草よけのためにマルチを張って畑の原型ができあがった。トマト、バジル、エダマメを植えたのだが、今日は風が強かったこともあり、エダマメは、支柱を使用しないため、風が吹く度に倒れてしまい、まっすぐ立たせた状態にするのに苦労した。きちんと育ってくれることを願う。

■2011年5月14日(土曜日)


バルーンパフォーマンス



倒れる直前



5つ同時に膨らますディンゴさん



子供たちとご褒美のミッキー
 次男の幼稚園のイベントで、大道芸人のディンゴさんのバルーンパフォーマンスを見た。風船を使って様々な作品を作り、子供たちの盛り上がり方はすごかった。風船はなかなか膨らますのが難しいとのことで、大人の男性で挑戦してみる人4名を募っていたので、手を挙げて挑戦してみた。
 普通の人よりは、呼吸筋が鍛えられているはずなので、膨らませることが出来るのではないかと思っていたが、風船は、全く膨らむことがなかった。座って膨らませていたので、うまく力が入らないのだと思い、風船に息を吹き込みながら立ち上がろうとしたところ、意識を失った。気が付いたときには、周りに人が取り囲み、妻の「大丈夫?」という言葉や周りの人たちからの「大丈夫ですか?」という声が盛んに聞こえた。周りの人の話によると、真っ赤な顔をして風船に息を吹き込んでいて、それ以上は止めた方がいいのではないかという状態で、そのまま前に倒れていったということだった。目の前にはイスがあり、それに頭をぶつけたためか、左のこめかみ付近に痛みがあった。
 自分は、自分に起こったことを全く記憶していない。しかし気を失ってから意識が戻るまでの感覚は、なんだが気持ちよかった。呼吸をせずに、ずっと風船へ息を吹き込んでいたことにより、脳の酸素濃度が低下したために気を失ったのではないかと思う。フリーダイビングの世界記録に挑むダイバーたちを描いた「グランブルー」という映画で、潜水中に意識を失って気持ちよくなる感覚があるということを知ったのだが、そういったことなのだと思う。長距離選手がプールで潜水の練習をしていて亡くなる事故もいくつかニュースになったことがあったが、これも同じことが起きているのだと確信した。
 意識を失って倒れている間は、目は開いたまま左右にけいれんし、足もけいれんしていたと妻から聞いた。妻は、目の前で夫が意識を失ってしまったことで、どう対処すべきか?、家族が突然この世からいなくなってしまったらどうしたらいいのかということを考えてしまったという。倒れた本人は、記憶がないので、気持ちが良かったという感覚しかないのだが、妻のその時の状況を聞いて、大変な状況だったことが理解できた。
 自分自身で、こんなに短時間で意識を失うことができるというのは驚きで、水中であれば、そのまま死んでしまうことになる。死というのは、苦しいというイメージがあったが、今回の件で、苦しくない死もあるのだということを感じ、物の見方が変わったような気がした。
 風船に挑戦した4名の男性は、一人も風船を膨らませることができなかった。ディンゴさんは、その風船を同時に5つ膨らませて観客を驚かせていた。挑戦した人たちには、ご褒美として、風船で作ったディズニーキャラクターがプレゼントされ、ミッキーマウスを手にした次男は、大喜びだった。

■2011年5月13日(金曜日)
 「筋膜リリース」というキーワードが7〜8年ほど前から気になっていることもあり、これに関係する治療院へ行った。左アキレス腱、右股関節、腰部の痛みがある状態なので、体の具合としては、あまり良くないとは思っていたが、実際に触診されると、腰から足までは、どこをさわられても痛いという感覚しかなかった。筋肉が完全に筋張ってしまい、しこりがあまりにも多く、筋膜リリースの手技をするにはきびしい状態だったようだ。普通の人であれば、表面のしこりをなくせば、終了となるが、かなり深いところまでしこりがあり、よくここまで疲労をため込んだものだとあきれられてしまった。腰から下のしこりを順番に緩和してもらい施術が終了した。
 施術後は、下肢全体が軽くなった。たくさんのしこりにより血流の制限があったと考えられ、それが解放されたことが、血の巡りが良くなっているとの説明を受けた。指圧された部位には痛みが残り、明日はもみかえしが来るような気がする。下腿部の疲労は、立っているだけでも蓄積するようで、職業柄立っていることが多いために疲労している可能性もあることがわかった。骨の上に骨を乗せてバランスを取るようにすれば、筋への負担は減るはずなので、常に筋への負担をかけないバランスを考えながら日常生活を送っていこうと思った。

■2011年5月12日(木曜日)
 日本マスターズ陸上競技連合のホームページにある日本記録・アジア記録の項目を見たところ、3月31日に更新されていて、男性35〜39歳のM35クラスでは、昨年自分が出した800mと1500mの記録が日本記録となっていた。同時にアジア記録にもなっているはずなのだが、1500mのみが更新されていた。単に更新し忘れたのか、事務手続き上記録が認められなかったのかはよくわからないが、納得のいく記録ではないものの、陸上競技を続けてきてやっと一つ記録を残すことができたという実感がわいた。世界ランキングのページでは、1月12日の更新となっていたが、自分の記録は載っていなかった。1500mや5000mのランキングトップは、世界選手権にも優勝しているラガト選手の記録が載っていた。ランキングから見た自分の記録は800mは13位、1500mは24位だが、自分の記録を含め把握されていない記録があることを想定するともっと順位は下がるのではないかと思う。今年は、記録をさらに更新すべく、まずは故障からの回復に努めたい。

■2011年5月11日(水曜日)
 長男の通っているピアノ教室では2年に1回大きなホールを借りてピアノの発表会があり、発表会を開催しない年は、教室でミニコンサートを行っている。今年は7月上旬にミニコンサートが予定されているのだが、長男は、自分一人で弾く曲と、連弾をすることになった。そして連弾は、なぜか先生から「お父さんが弾けるようですので、もしよければお父さんにお願いできればと思います。」と言われ、長男と連弾することになってしまった。ピアノを大勢の前で弾くのは小学生以来。最近は、たまに長男の練習につきあうので、多少弾いているが、自分が長男と一緒に連弾をすることになるなんて想像できなかった。課題曲は「となりのトトロ」。今日は長男がピアノ教室から楽譜を持ち帰ってきたので、早速弾いてみた。初めて見る楽譜だが、意外と弾きやすく、所々で止まりながらも一通り弾くことができ安心した。毎日1〜2回弾き続ければ、1ヶ月間程度で十分暗譜できるのではないかと思う。せっかくの機会なので、長男と共に楽しみたい。

■2011年5月10日(火曜日)
 昨日は、痛みのあった腰や股関節も、1日経つと少し回復する。1日おきであれば全力は無理でもペース走程度の速度であれば走ることができる。
 今日のメニューは、サーキットトレーニングと4000mペース走。サーキットトレーニングは、4月初旬よりは、タイムが上がってきているが、動きに切れがない。その切れのなさが、そのままペース走にも現れてくる。こんなはずではないのにという思いながらのランニングはもどかしい。動きは、悪いが、先月の下痢の時期と比べれば、確実にタイムは上がってきている。我慢の練習を継続することが今は大事なのだと思う。

■2011年5月9日(月曜日)
 昨日の練習の影響で、今日は、股関節の痛みがひどく、走ることができなかった。走る練習は1日おきにしかできない。2週間後に東日本実業団に出場する予定にしているが、2日間レースに出続けることは、今のままでは厳しい。残りの期間をしっかり使って回復に努めるしかない。

■2011年5月8日(日曜日)
 およそ半年ぶりに坂ダッシュをした。平地で走ると、股関節痛が最初に始まり、徐々に腰と座骨結節に痛みが移動していくが、上り坂では、ずっと股関節痛が続き、骨盤の内側の痛みのため、皮膚の表面からではどうすることもできないもどかしさを感じる。それでも久しぶりに、1kmほどの上り坂を3本悪くないタイムで走ることができた。4月以降は、走らない代わりにサーキットトレーニングやパワーマックスをこいで、心拍数だけは上げているので、上り坂も予想していたよりも楽に走れた。2本目が終わった後とと3本目の終盤に嘔吐してしまい、相変わらず、体が追い込まれると、好ましくない反応をする。やっと走れるようになり喜びたいところだが、1日走ると、その後1日は股関節痛がひどく、歩いていても痛みを感じるので、なんとかうまくケアをして練習を継続していきたい。

■2011年5月7日(土曜日)


参観中
 次男の幼稚園で母の日参観があった。次男は、教室に家族が来ていることがうれしいらしく、先生を見ずにこちらを見てふざけようとするばかりで、普段の幼稚園での生活を見せてもらうことは出来なかった。年少組なので、この4月から入園した子供もいるので、「お母さん」と言って泣いている子供もいた。クラスの男の子たちは、次男と同じようにじっとしていられず、先生の指示に非協力的で、歌を歌わなかったりしていたが、女の子たちは、みんな先生を見て指示に従って動いていた。3歳時でも、これだけの男女差があるのだということに驚いた。

■2011年5月6日(金曜日)


ウコギの新芽
 学生たちは、5月8日(日)に授業をするため、その振り替えで今日は休日だった。多くの運動部では合宿をしていたが、陸上競技部は、合宿はしていなかったため、3名が個人的に練習をしているだけだった。このゴールデンウィーク前半には、関東インカレの標準記録突破のための記録会がいくつかあり、短距離と投擲の学生たちが参加していた。たまたま練習に来ていた投擲パートの責任者に結果を聞いたところ、自己ベストを更新し、関東インカレのB標準を突破したとのことで、大喜びしてしまった。しかし、彼はあまりうれしそうではなかった。A標準突破を目指していた2年生がA標準を突破できなかったため、関東インカレにはB標準を先に突破している2年生が出場することになったためだった。4年生は、最後の大会なので、本人は当然出場したいのだが、責任者として、記録の上の者を出場させるということを優先したため、出場はかなわなくなってしまった。とても辛い決断だったのだろうと思う。彼は、目標を切り替え、秋の関東学生新人大会の標準記録突破を目指すと話していた。2年生の終わり頃に転部してきた彼は、陸上競技を始めてまだ1年が過ぎたばかり。まだまだ記録を伸ばす余地が残っている。残り数ヶ月、次の目標へ向けがんばってもらいたい。

■2011年5月5日(木曜日)


鯉のぼり
 引っ越しをして、初めての子供日を迎えた。2週間ほど前から、5月人形の兜は飾ってあるのだが、鯉のぼり出していなかった。官舎に住んでいたときには、ベランダの柵に金具を設置すれば良かったが、新しい家では、ベランダが壁のため金具が設置できず、どうやって設置したらよいか考えているうちにこの日を迎えてしまった。庭の外柵に設置することを考えたが、外柵に設置すると鯉のぼりが外に出てしまい、電線に引っかかる可能性もあるため、設置をあきらめた。最終的にポールは設置せず、ベランダから外柵へひもを引っ張り、そのひもに鯉のぼりだけを引っかけてなんとか鯉のぼりを空に泳がすことが出来た。官舎にいたときには、鯉のぼりは大きく感じたが、新しい家の庭では、かなり小さかった。庭の大きさに合った鯉のぼりを買った方がいいのかなぁと思った。

■2011年5月4日(水曜日)


鶴岡八幡宮



大銀杏



鎌倉大仏の背中
 妻の母と鎌倉で待ち合わせをして、鎌倉を散歩した。鎌倉は、横須賀からは、電車で20〜30分程度と近く、いつでも行ける距離にあるためか、あまり行くことがない。普段行かないところなので、行ってみようということで行ったのだが、時期が悪かった。ゴールデンウィークの中日のため、人が多すぎ、鎌倉駅では、電車を降りてから改札へ出るまでにかなりの時間がかかった。商店街も同じように込んでいて、なかなか前に進めないという状態が続いた。
 鶴岡八幡宮へ行くまでに、子供たちは「早く江ノ電に乗りたい」と言ったり、「トイレ」と言いだすなど、大変だった。トイレは飲食店に入れば良いと思ったが、空いている飲食店へ行きトイレを貸して欲しいと話したところ、注文をしてくれたお客にしか貸せないと言われて、店の気前の悪さにがっかりした。こういうお店だからお客が入っていないのかもしれない。
 鶴岡八幡宮では、結婚式が行われていて、雅楽に使われる笙の演奏が目の前で見られた。いつ聞いても神秘的な音がしていいなぁと思った。御神木の大銀杏は、台風で倒された後、どう再生させるかということが一時期話題になっていたが、大木の切り株から新芽がたくさん出ていて、大銀杏の生命力を感じた。
 鶴岡八幡宮から鎌倉までは、徒歩で戻り、鎌倉からは江ノ電に乗って長谷駅まで行くつもりだったが、江ノ電も駅の外までお客が並んでいた。40分待ちだと駅員から聞き、アトラクション待ちの遊園地のようだと思った。バスはバスで本数が少ないのに、大勢並んでいるので、あきらめて江ノ電を待つことにした。江ノ電も超満員で、長谷駅を降りた後も、大仏までずっと自分たちのペースでは歩けないほどで、このタイミングで鎌倉へ来たことを少し後悔した。大仏からの帰りも駅まで歩こうかと思っていたが、目の前にバスが止まったため、鎌倉駅までバスに乗った。バスは当然超満員で、20分ほど立って移動することとなった。次男は、たくさん歩いてお疲れだったようで、「暑い」とか「早くアイスが食べたい」と言って泣き出してしまい、どうすることもできず困った。
 次に鎌倉へ行くときには、大型連休ははずして、ゆったりとした気分で楽しみたいと思う。

■2011年5月3日(火曜日)


落とし穴作り



綱渡り
 子供たちが自然の中で遊べるというプレイパークのイベントに家族で参加した。横須賀市内には、プレイパークがないので、これから常設できるようにNPOが立ち上がり、定期的にこのイベントが開催されている。子供たちは、木登りをしたり、ロープを木にくくりつけていろいろな遊びをしたり、落とし穴を作ったり、竹細工で竹馬を作ったり、ボールで遊んだり、コマを回したり、森の中で、好きなように遊ぶことができた。スタッフが火をおこすと、それぞれが持ち込んだ食べ物を焼いて食べることができた。砂糖を溶かしてべっこあめを作る集団もあった。また、ビー玉を焼いて、水に入れることでビー玉の中にきれいなヒビを入れるということもしていた。怪我をするようなことがなければ、遊びにルールはなく、子供たちは気の向くまま、無秩序に遊んでいるという印象だった。こちらもあまり子供たちに関与する必要もなく、子供たちの行動を見ているだけでおもしろかった。
 遊ぶ道具が最初から用意されていなければ、子供たちはいくらでも工夫して遊ぶことが出来る。室内でテレビゲームや携帯ゲームで遊ぶのとは全く違い、全身を使った遊びが出来る。自分が子供の頃には、当たり前にあった山が、今の子供たちにはないが、このプレイパークで、山を感じることができ、貴重な経験になる。またイベントがあるときには、連れて行きたい。

■2011年5月2日(月曜日)
 日体大記録会の400mにエントリーしていたが、今日も棄権した。腰も股関節も回復傾向にはあるので、何とか東日本実業団までには復帰できるようにしたい。
 引っ越しをして、初めて子供たちと近所の銭湯へ行った。今までも何度か行こうとしたことがあったが、なぜか行く度に休みだった。今日は、営業していたが、中へ入ってみると、番頭さんは不在で、お金の支払いができず、ある程度待ったものの来る気配はなく、常連さんに聞いてみたところ、出るときに払えばいいとのことで、そのまま風呂に入った。
 自分たちが風呂に入って体を洗っている最中に、背中に龍の入れ墨を入れたおじさんが入ってきた。こちらが体を洗って風呂に入っていたら、そのおじさんが子供たちに「こっちのほうがぬるいよ」と声をかけてくれ、森林浴の風呂へ誘ってくれた。子供たちが入っていた風呂は、水を入れてやっと入れるくらいの温度で子供たちには熱かったため、みんなで森林浴の風呂へ移動した。次男は、入れ墨のおじさんの背中を見て「絵がついてる」と言ったため、おじさんは、「この絵は風呂で落ちるんだよ」と説明していた。しかし入れ墨は消える訳がなく、次男は、「消えないじゃん」とさらに追求していた。この会話に決着をつけるのかと思って、ドキドキしながら見ていたが、入れ墨のおじさんが風呂から出ることで会話は終わってしまった。子供は、正直に思ったことが言えるので、本当にすごいと思った。

■2011年5月1日(日曜日)


子供たちの描いたパパの絵
 昨日から学生の合宿が始まり、2日目に入った。長距離は昨日10000mのペース走を行ったので、3分30秒/kmのペースで一緒に5000mまで走らせてもらった。今朝は、それだけの練習で体が筋肉痛になっていた。しかし、股関節やアキレス腱の痛みはひどくはなっていないので、徐々に練習が出来るようになっていることがうれしかった。
 今日のメニューは集団走。校外は観光客が多い時期のため、校内での周回走となった。昨日の疲れがあるためか、集団について走るのはとてもきつく、強風がさらにつらさを増幅させた。
 合宿にしては、かなり強度の低いメニューばかりだが、学校のイベントの影響で、学生たちは3月以降ほとんど練習が出来ていないので仕方がない。春先はどんどん記録会に出て、冬場のトレーニングの成果を出す時期だと思っているので、学生たちの練習状態は本当にもどかしい。どのくらい本気で競技に取り組んでいくかで、レースへの参加状況も変わるが、自分の今の状態を確認するためでもいいので、記録会に参加したらどうかと思う。



[昔のいずみ]