最近のいずみ

Last Update:2012/3/31

パートタイムアスリートいずみ 12年目に突入 



■2012年3月31日(土曜日)
 横須賀市の記録会にエントリーしていたが、内側広筋の痛みの影響で棄権することにした。レースを引っ張る約束を学生としていて、学生たちに申し訳ないと思っていたら、一緒に走るはずだった学生たちは、申し込みがなされていなかった。レース以前の問題で、チームの管理能力の低さにがっかりした。
 さらに、午後の天候が嵐になるという予報が出ていたために、記録会自体が明日に延期になってしまい、今日出場を予定したうちの学生たちは、明日は1年生の受け入れの日のため出場できなくなってしまった。実際は、激しい風雨は短時間のみで、結果的には記録会はできた可能性が高く、参加料が無駄になり、2重にがっかりさせられた。
 午後は、雨の中、庭の芝生に生える雑草をひたすら取り除いた。雑念がなく、雑草を抜くことに集中できたためか、あっという間に3時間が過ぎてしまった。庭いじりも、自分には非日常であり、大きな楽しみだということが改めて認識できた。

■2012年3月30日(金曜日)
 「消費増税法案」が閣議決定され、与党の民主党や国民新党が党内で分裂状態となっている。同じ党内でも考え方が全く違う人の集まりでは、何も決められない。最終的には、力のある人が強引に方向性を決めることになる。政党政治の限界を見せられたような気がする。こうなったら、野党も含めて党の決議には関係なく、議員それぞれの判断で採決をしたらどうかと思う。
 人生で最も高い買い物は、住宅とのことだが、我が家はこれが終わっているので、住宅でこれ以上消費税が増えるわけではないが、子供たちの扶養控除がなくなったり、子ども手当が児童手当に戻ったものの、もらえる金額は、国の財政状態によってまだまだ変化する可能性もある。子供たちが20年後、大人になったときに、日本はどんな国になっているのだろうか。10年先でもわからないのに、20年先のこととなるともっと予想がつかない。首都圏の巨大地震がいつくるかもわかならい。そんな全く予想のできない将来のことを考える政治の世界が、今のような状態で大丈夫なのだろうかと考えてしまうばかりだ。

■2012年3月29日(木曜日)


富士山
 火曜日の練習で、攣った右脚の内側広筋にずっと痛みが残っている。昨日よりも今日の方が痛みが強く、歩いていても気になり、階段の上り下りはさらに痛みが強くなる。軽い肉離れの可能性がある。当然走ることはできず、様子見状態になっている。土曜日に横須賀市の記録会があり、学生たちを引っ張る約束をしているが、ちょっと厳しいかもしれない。

■2012年3月28日(水曜日)


つくし発見
 神奈川県は、津波被害想定を大幅に見直したという。横須賀市では、東京湾側で8.5mの津波が予想されるとのことだった。昨年の大震災後、横須賀市のハザードマップを近所の方からもらい、地震や津波が来たときには、どこへ非難するべきかという話をしていた。ハザードマップに載っていた自宅近辺の浸水予測の図は、標高が、実際とは違い、高いところが低く、低いところが高く見積もられていたりもして、あまり参考にならなかった。月末に公表されるという新しい予測図は、実際の標高に沿ったものになることを願う。

■2012年3月27日(火曜日)


富士山
 練習は、400m+300m+200m2セット。最初の400mからあまりスピードが上げられず、最初から苦しかった。距離を短くするにつれスピードは上げられたが、設定通りには走れなかった。1セット目の200mから両側の大腿前面がつり、右の下腿もつってしまった。つなぎのジョッグができなかったが、2セット目の400mはつりながらも何とか設定タイム付近で走りきった。次の300mは、完全にジョッグのようになり、まともな走りができず、200mは走らずに終了した。
 練習後も、両側の大腿前面と下腿がつり、さらには、足裏までつって動けなかった。何の疲労かわからないが、今朝から腹回りと背中も鈍い痛みがあり、あまり調子は良くない。先週、体が動いた反動なのだろうか。少し休んだ方が良いのかもしれない。

■2012年3月26日(月曜日)
 昨日、妻が普通の携帯電話からスマートフォンに機種変更した。無線LANの設定や、ウィルスセキュリティーのアプリなどをダウンロードし、必要な環境を整えた。スマートフォンを触れば触るほどはまってきて、いろいろなアプリをダウンロードしたくなってくる。アプリは、無限にあるのではないかと思えるほどたくさんありすぎて、どうしていいかわからず、情報量の多さに圧倒された。
 自分の携帯電話は、6年以上使っている機種なのだが、今年の7月には使用されている周波数が使用できなくなるそうで、そろそろ機種を変更する必要が出てきたのだが、以前は、機種変更は、携帯電話にしようと思っていたが、気持ちがスマートフォンに傾いてきた。

■2012年3月25日(日曜日)
 昨日から長男と次男が妻の実家へ泊まりに行っていたので、今日は迎えに行った。普段は、滅多に都内へは出ないのに、先週は先週日曜から5回目の都内。かなり疲れてきた。妻と共に「どこでもドア」があったらなぁと話していた。どこででもドアがあったら、車や飛行機や列車がいらなくなる。どんな世界になってしまうのだろうか、時間を跳び越えるエネルギーは何なのだろうかなど、いろいろと考えてみた。何も結論はでないが、考えることは楽しかった。子供たちの見ている「ドラえもん」は、自分たちが子供の頃と絵も声も違い、何度見ても違和感があるが、共通の話題ではある。とにかく作者の想像力は、すごいと思うばかりだ。

■2012年3月24日(土曜日)


友達と鉄棒をする次男




男三兄弟
 400m×3のレペティショントレーニングを行った。春季オープンで実感した手応えを、さらにスピードを上げたときに感じることができるかどうかという実験のような練習となった。ウォーミングアップの段階で、動き作りからのダッシュや、120mほどの流しを行った際に、春季オープンの時と同じように、全く力感なく走れ、呼吸もほとんど乱れなかったため、本当にスピードを上げて走ったかどうか自分でもわからず、頭の中が混乱した。
 実際の練習に入っても、1本目は、楽に走れ、後半まで下肢の張りはないまま走り切れ、呼吸も予想していたほど乱れなかった。ひょっとしてタイムが遅いのではないかと思ったが、54秒8だったので、悪くはなかった。休息は10分だったが、休息中も下肢の張りが全くなく、疲れも全くなかった。
 2本目は、後半、下腿の張りを少し感じるようになったが、それでも後半までスピードの低下はなく、一定ペースで走れたように感じた。タイムは、54秒4だった。1本目は走ることよりも別のことに意識を置いて走っていたが、2本目は後半少しスピードを上げることを考えてしまったために動きが変わってしまったのかもしれない。
 3本目は、前半から、接地の度に自分の脚が、自重に耐えていないことを感じてしまい、気持ちが負けてしまった。後半は、首周りを中心に力が入り、以前の走りに戻ってしまい、最後は体が固まった状態でもがいてしまった。タイムは56秒7だった。最もタイムは悪かったが、最も疲労感が高く、終わった後は、吐き気が強く動けなかった。
 スピードが上がるとスピードが遅いときと比べ不必要な力が入ってしまう。ちょっとした意識の違いなのだが、それが大きく体の使い方を変化させてしまう。人間の体はおもしろい。

■2012年3月23日(金曜日)


三男
 結婚して10年が経った。10年前に結婚したときには、今の職業は想像できなかったし、家族が3人も増えているとは思わなかった。妻は、子育て中心で、自分のことはあまり考えられなかったと思う。自分は、10年前と変わることなく、競技を行い、それを仕事にしてしまった。これからの10年は、妻がもう少し自分の時間を持てるように家事を分担して行けたらと思う。
 10年後、子供たちはそれぞれ小学生、中学生、高校生になっている。彼らが、どんな子供に成長しているか、これもやっぱり想像できない。男ばかりなので、会話は少なくなるかもしれないが、できるだけ会話のある家族を目指したい。

■2012年3月22日(木曜日)
 関東学連春季オープン2日目。1500mに出場した。昨日同様、今までとは意識を変えた走りを心がけた。ウォーミングアップの流しでは、やっぱり力感がなく、スピードを上げて走った感覚がなかた。
 記録会なのに誰も先頭に出なかったため、仕方なく自分が先頭を引っ張り、300mは45秒〜46秒で通過した。少し速いかなぁと思って1周目を通過するところで、後続の選手が次々と自分を抜いていった。いつもであれば、そのまま集団について行けずに、ズルズルとペースも落ちていくのだが、今日は、脚に疲労がなく、5〜6人の集団の最後方について行くことができ、残り1周で、うちの学生が飛び出しペースを上げてくれた。先頭の通過が2分55秒台だったので、自分は2分56秒から57秒くらいだった。あと1周がんばれれば久しぶりに4分が切れることがわかり、ピッチを上げて集団を1300m手前で全員を抜き去り、先頭に立った。残り200mでも脚の疲労はほとんどなく、さらにスピードを上げることができたが、最後の直線で手脚が固まりだし、フィニッシュで2番手の選手にかわされ2着となった。タイムは3分59秒43だった。
 1年4ヶ月ぶりの4分切りで、何とか平成23年度のシーズンも3分台が継続できた。この2日間の感覚を今後の走りにつなげられればと思う。

■2012年3月21日(水曜日)
 関東学連春季オープン800mに出場。自分の組は1分55秒〜56秒台の選手が集まっていて、うちの学生たち2人とも同じ組だった。
 先週、ある講習会に参加して以来、意識を変えることで、体が全く違った反応をするのがおもしろくて、走るときにも応用できないだろうかということをずっと考えていた。1日中、風が強く、ホームストレートでは強い向かい風だったが、走ることよりも別のことを考えて走ったところ、風が全く気にならなくなった。自分の意識したことを、学生たちにも試してもらうべく、近くにいた学生たちにやり方を教え、試してもらった。
 最近は、練習不足なので、レース前にスピードを上げた流しをすると息が切れて、かなり疲れるのだが、今日は、流しをしても全く息が切れず、自分自身でも本当にスピードを上げたのかどうかわからないくらい力感がなく走れ、レースでも同じように走れればと思いながらスタートラインに立った。
 レースは、スタートから、うちの学生が先頭に立ちハイペースで引っ張った。自分は4番手で何となくついて行った。先頭の学生は、とても良いペースで、2番手以降はちょっとついて行けない感じだった。先頭の1周目は55秒台。自分は、おそらく57秒台。風は気にならず、普段だったら、下肢に張りを感じ始め、だんだん動きが悪くなるところだが、今日は、全く張りがなく、疲労感もなかった。残り300mくらいから、ピッチを上げて、2人を抜かし、少し離れていた先頭の学生を追った。先頭の学生はバックストレートで失速し始めたので、一気に抜き去り、そのまま先頭に立って後続を引き離した。最後まで、動きは悪くなく、久しぶりに気持ちよく走ることができた。タイムは1分56秒95だった。左足の痛みはスタート前にはあったが、フィニッシュ後は、なくなった。病は気からということなのだろうか。気持ちよく走れると、体の中が勝手に変わってくれる。
 一緒に走った学生たちも、意識を変えて走ってくれ、自分と同じように風はほとんど気にならなかったようだ。前半、突っ込んで走ったために後半は力尽きた感じだったが、2人とも2分は切ってくれ、力はついてきていることが確認できた。3000m障害に出場した学生は、スタートからフィニッシュまで、一人で走り切り、関東インカレの標準記録にせまる9分30秒を切る自己ベストを出してくれた。チームとしてとても良い流れができてきた。

■2012年3月20日(火曜日)
 冬場は茶色に染まっていた芝生が、少しだけ緑になってきた。芝よりも雑草の緑の方が目立ち、日に日に大きくなってきている。雑草は少しずつ抜いてはいるが、こちらが抜くスピードより、新たに生えてくるスピードの方が速くて、困っている。時間のある休日にたっぷりと時間をとって格闘するしかない。
 明日から、レースが始まるというのに、今朝から左足の舟状骨付近に痛みがある。以前経験した痛みで、たぶん有痛性外けい骨なのだろう。調整走もできず、1日できるだけ動かないようにしているしかなかった。一晩寝て、痛みがなくなってくれればと思う。

■2012年3月19日(月曜日)
 ランニング学会2日目。午前中は、「ランナーのためのクロストレーニング」についての講演があった。特に自転車トレーニングを取り入れた場合の事例について紹介があった。体力レベルの低い人は、ランによって走りの経済性が高まり、自転車トレーニングによって無酸素性能力が向上できるとのことだった。しかし、自転車トレーニングは、ペダリング技術の差によってトレーニング成果が変わってくるのが問題のようだが、自分のペダリング技術をリアルタイムで確認できるバイクマシーンの販売も始まっているとのことだった。実際にそのマシーンをこがしてもらったが、実際の自転車を乗っているような負荷がかかり、自分のペダリングについてもリアルタイムに把握でき、とてもおもしろいマシーンだった。電源がいらず、ペダルをこぐことによって充電できるというのも気に入った。1台30万円程度だそうで、一家に一台というわけにはいかなさそうだ。
 午後は、「ランニングと脂肪代謝」についての講演があった。糖を摂ると糖が燃えやすいので、脂肪を燃やしたければ、体の中にできるだけ糖の少ない状態の時に運動すると良いということになる。そして、筋グリコーゲン濃度が低い状態でトレーニングをすると持久力が高まるというデータが示され、長距離選手の走り込みの意義や朝練の意義が示された。低強度の運動は、運動中の脂質代謝が高まるが、高強度運動では、運動後に脂質代謝が高まるらしく、運動の総量が同じであれば、24時間で見ると脂質酸化量には差がないという。長時間低強度運動をする長距離選手も、短時間高強度運動をする短距離選手も、トップアスリートほど、体脂肪率は低いことからも、高強度運動でも体脂肪を減らせる可能性があることが言えるのではないかと思った。シンポジストの田中先生(福岡大学)は、脂肪はお札で、糖はコインだとし、コインを使っているとそのうちお札を使う必要が出てきて、お札が減ってくると例えていたのがとても頭に残った。

■2012年3月18日(日曜日)
 昨日は、1日中微熱が続き、今朝は頭痛はあったが平熱には戻った。今日と明日はランニング学会へ参加することになっていたので予定通り、大崎の立正大学へ行った。
 研究発表では、中距離選手の呼気ガス分析を行った研究発表が2件あった。2件とも筑波大学大学院の学生で、それぞれの発表者と話をしてみると、自分の修士論文が役に立ったと言ってくれた。修士論文は、自分の中では消化不良で、気持ちの中では決着がついていないのだが、そんなものでも、役に立ったと言ってくれる人がいて、とてもうれしくなった。  最も印象に残ったのは、14才で出家し20年間の寺での修行後、渡米し博士号を取得後、大学教員となった広島大学の町田先生の講演だった。アメリカ的な近代文明がずっと良いとされてきた価値観が、人間の心に大きなひずみを作り、日本は、世界一平和な国でありながら、多くの家庭が崩壊してしまっている。特に心と体が重ね合わさることがないというところが問題だという。身体を動かさなければ生活できない国では、身体感覚があり、心と体が重なるのだが、自分の身体を動かさなくても、移動はできるし、水は出てくるし、ロボットが掃除までしてしまうのでは、身体感覚は失われていくばかりとなる。日本人は、もっと心と体を重ね合わせる必要がある。そのためには、非日常空間を大事に市他方が良いとのことだった。非日常とは、「遊び」ということになるのだが、忙しい人ほど、非日常を大切にし、日常との行き来を激しくしているという。行き来が激しいほどエネルギーが高まり、クリエイティブな仕事ができる。また、1日青汁1杯で、睡眠時間は3時間でも健康に生きている方がいるという紹介を例にして、日本人は、過食過ぎると警告されていた。
 非日常という言葉を聞いて、自分が走り続けている理由が、この非日常を作り出す為なのではないかと思った。酸欠やケツワレは日常生活では絶対に味わえない。なったことのある人であれば、できれば、なりなくないものすごくイヤな感覚なのに、同時に達成感のような快感もある。不快と快感が同居する何とも複雑な感覚。いつまでこんなことを繰り返すのかと思うこともあるが、今日の話をきいて、自分は、走れなくなるまで繰り返すのだろうと思った。

■2012年3月17日(土曜日)


三男
 昨夜から頭痛があり、発熱しそうな感覚があった。寝ているときには多少寒気があり、起床後体温を測ってみると、37度台の微熱があった。今日は、学生たちと東大記録会800mに出場する予定にしていたが、強風と大雨のなか、微熱で頭痛のある状態では、走り終わった後にどうなるかわからないので、学生には悪いが棄権することにして、家に閉じこもっていた。
 午後からは、家族が三男だけを置いて外出したため、自分は三男と家で留守番だった。三男は寝返りも自在に出来るようになり、上の歯も2本生え始めた。言葉は、まだ話さないが、お腹がすいたときと眠いときには、「ねんね、ねんね」と言う。これは、3〜4ヶ月くらいのころから続いているのだが、どうらや眠いときには、おっぱいを吸った状態で寝たいらしい。お腹がすくことと寝ることは、彼にとっては同じことなので、「ねんね」という言葉に集約されたのだと思う。少ない言葉で自分の要求を相手に示すという赤ん坊の知恵なのかもしれない。

■2012年3月16日(金曜日)
 昨日から、花粉症がひどくなった。昨日は、1日中外にいたことで、大量の花粉にさらされたのだと思う。昨夜は鼻づまりで寝られなくなった。日中に外へ出るときには、マスクをして、少しでも花粉の吸入を防いだ方が良さそうだ。
   マスクが放射性物質の吸入を防いでくれる可能性があるとの研究報告が発表された。福島と東京の被験者にマスクを1週間付けてもらって、マスクに付着した放射性物質をチェックしたそうで、福島のマスクには、全員のマスクに付着が確認され、東京でも1名に確認されたという。花粉に付着していたものではないかと思ったら、花粉ではなく、地面の粉塵や土埃である可能性が高いとのことだった。放射性物質に気を付けるのであれば、花粉よりも砂埃に気を付けた方が良いという。砂埃に含まれる放射性物質を吸い込んだとしても、内部被爆などに、大きく影響することはないそうだが、マスクによって、放射性物質を吸入する可能性が低くなるということで、花粉症の人にとっては一石二鳥ではないかと思った。

■2012年3月15日(木曜日)
 練習は、1000m、600m、400mを10分休息で走った。全力ではなく、8割くらいの感覚という設定で走ってみたが、全力と変わらない疲労感があった。1000mは1000mを一定ペースで走りきれず、後半は、自分の体を脚が支えきれない感覚があった。600mは何とか一定ペースで走ることができたが、ペース自体が遅かった。最後の400mは全力で走ったものの57秒1で、800mの1周目よりも遅かった。今週末から記録会に出場することになっているが、少しずつレースの強度に体を慣らし、1本でいいので、納得のいく走りをしたい。

■2012年3月14日(水曜日)
 昨夜、家の前の県道でひき逃げが発生した。家からは100mほど離れた場所だったが、次男がいつも幼稚園のバスを乗り降りする場所。ひき逃げに遭われた方は、横断歩道のない場所を横切って道の反対側へ行こうとし、車にひかれてしまったようだ。ひかれた方は、1時間後に亡くなったという。
 この県道は、ほぼ直線の道路で、車はスピードを上げて走ってくることが多い。子連れで事件現場近くの横断歩道を渡ろうとしても、滅多に止まってくれる車はない。横断歩道を渡っていても突っ込んでくる車もあるので、子供が一緒の時には、かなり用心して通行している。横断歩道に歩行者用の信号を付けたほうがいいのではないかと思う。自宅前には信号があるが、歩行者用の信号が点滅するときには、スピードを上げてくる車があるため、信号があっても安心して通行ができず、事故がいつ起こってもおかしくないと思っていた。今後は、今まで以上に気を付けて、子供たちにも気を付けさせて横断しなければと思った。

■2012年3月13日(火曜日)
 千葉県や神奈川県では、水たまりや泥のたまっているところが局所的に放射線量のたかいホットスポットという場所が相次いで見つかっている。そのため環境省は、対処のガイドラインをまとめ、大量の雨水や排水の集まる場所の放射線測定をする必要があるとし、汚染された場所は、除染が必要だとしている。環境省は「これまで高い放射線量が測定されていない地域でも、局所的に高い地点が存在する可能性はあり、ぜひ、調査をしてみてほしい」と話してとのことだが、雨水や排水が大量に流れ込む場所はいくらでもあるのだから、住民としては、すべて調査し、すべて除染して欲しいと思うばかりだ。
 我が家の畑もうねとうねの間はかなり雨水がたまり泥になっている。新しい作物を植えるたびに、すべてのうねを崩して、土を混ぜ合わせる。もし汚染されていれば、畑全体が汚染されていることになるし、芝生も雨水が大量にたまっているので、寝転がるのも危険なのかもしれない。放射線量を測る線量計を購入しなければならないのだろうか。最近は値段も下がってきてはいるが、まだ購入してもいいという金額ではない。三男がハイハイを始めたら庭の芝生に出してやろうと思っていたが、放射線量がわからない間は、やめておいたほうがよさそうだ。

■2012年3月12日(月曜日)
 子供たちはいつから運動が嫌いになるのかという話を職場でしていたら、ある先生が、小学校で球技をする学年になったところがターニングポイントではないかと話してくれた。球技は、経験している子供と経験していない子供の差は大きく、学校の授業が始まる時点で、動きでも、積極性でも大きな差が出てしまう。そのため、球技ができない子供は一気に運動が嫌いになるという理由だった。さらに、小学校の先生は、体育を専門に勉強してきたわけではなく、体育が嫌いな先生も存在する。そういった先生は、何の工夫もなく、学習指導要領通りの授業を展開することになり、子供たちにとっては、とても退屈な授業となり、運動嫌いが増える可能性も高まってくるという。小学校の先生に責任を押しつけてしまうのは申し訳ないが、子供たちにとって先生たちの影響は大きいので、この説も納得がいく。運動嫌いになる理由はたくさんあるかもしれないが、これら説も理由の一つなのだろうと思った。

■2012年3月11日(日曜日)


下仁田ネギ



キャベツ
 名古屋ウィメンズマラソンの放送を見た。終盤まで日本人集団による優勝争いが行われていたが、最後は第2集団から抜け出してきたロシアのマロヨワ選手に優勝をさらわれてしまった。マロヨワ選手は優勝インタビューで今の気持ちについて聞かれ、「震災で被災された方々に優勝を捧げたい」と答えた。日本人選手たちはオリンピックの選考会ということもあり、きっと優勝すれば、自分の勝利の喜びを最初に表現するだろうに、マヨロワ選手は、自分の喜びよりも被災された人たちのことを思っていたということにハッとさせられた。
 今日のレースは、たくさんの有力選手が出場していたが、野口選手や渋井選手の走りもすばらしかった。特に野口選手は、17km付近で先頭集団から離れ、150mくらいは離されたが、そこからの10kmで先頭集団に追いつき、一時期は先頭を引っ張りレースの流れを変えた。最後まで、速度も低下を最小限に抑え、4年4ヶ月ぶりのレースで2時間25分台だった。最後まであきらめないという気持ちが伝わるすばらしい走りだった。

■2012年3月10日(土曜日)
 学生は持久走を授業で行おうとすると嫌がるが、距離が長くても短くても走ること自体を嫌がる傾向にある。今、東海大学の高野進氏の著書「走れ ニッポン人 一億三千万総アスリート計画」という本を読んでいる。大昔、走ることは、移動が速くなるなど、とても価値のあることだったのに、今では、自分で歩かなくても様々な移動手段があり、ある意味<何の価値もないこと>になってしまった。それでも全国の市民マラソン大会には、年々参加者が増加するなど、人は、苦しむことが多いのにあえて走り、人間だけが味わえる喜びを見いだしていることからも、走るという行為自体は、人間らしい行為の一つではないかと述べている。誰に教えられることなく、歩き出し、さらに走り出し、小学校低学年頃までは、「走るな」と注意されても、しばらくすると走り回るなど、走りたいという欲求があるのに、高学年以降は、「面倒くさい」「疲れる」「だるい」・・・と、走ることを放棄して生きるようになる人が多い。動かなければ、筋力は向上しない(中高年の場合は、低下してしまう)ので、さらに走るのがおっくうになるという悪循環が生じたり、人前で走ることで他人からどう評価されるかを考えるとできるだけ走りたくないという思考になってくる。そうしたことも、走ることが嫌われる一因ではないかと考察していた。この考察からは、走るということに対するイメージのターニングポイントは、小学生の3,4年生くらいということが推察されてくる。この年代は、運動神経が最も発達すると言われるゴールデンエイジと呼ばれる年代。この時期に運動が好きになり、好んで運動ができるような子供に育てられれば、運動に対しての負のイメージはなく、生涯運動を継続する成人になっていくのではないかと思う。親は、小学校低学年くらいまでの子供たちの体を動かしたい欲求をかなえてやることが大事だろうし、ゴールデンエイジの時には運動に一緒につきあう必要がある。また、小学校の先生は、運動が好きになれるような体育の授業を展開してもらう必要がある。

■2012年3月9日(金曜日)
 800mのタイムトライアルを行った。学生たちと一緒に走ったのだが、1周目は誰も先頭に出ないので、自分が引っ張り、1周目が57秒9だった。残り300mから、最も力のある学生がスパートし、2番手の学生もついて行き、自分は、少しずつ離されながら3番手でフィニッシュした。トップの学生が1分58秒台で、2番手の学生が1分59秒台で、2人とも練習でのベスト。自分は2分00秒3。久しぶりの800mだったが、2周目に入る頃にはかなりきつく、脚が動かなくなっていた。来週末からは記録会が始まるが、学生たちには期待の持てる練習となり、自分にとってはちょっと不安になる練習となった。

■2012年3月8日(木曜日)
 女子のサッカー日本代表がポルトガルで行われていた国際大会の決勝で、惜しくもドイツに敗れて2位となった。前半に2点を失い、0−2となったところから、2−2まで追い上げ、さらに後半43分から両チームで3点を奪うほどの激戦だった。日本は、どれほどの得点差があっても最後まであきらめないという姿勢がすばらしく、それが、得点になり、引き離されては追いつた。あきらめない気持ちがすばらしいプレーを生み出すということを見せつけられたような気がした。
 今大会は、沢選手が体調不良により控えとなり、ワールドカップでは日本代表ではなかった選手たちが次々と登場し、負けても力があることを示すことができ、相手にとっては脅威になったのではないかと思う。男子サッカーにもこういったしぶとさを見せて欲しいと思った。

■2012年3月7日(水曜日)
 授業で持久走をするという話をすると学生たちは嫌がる。自分は全く抵抗がないので、なぜだろうと思っていた。コーチングクリニックという雑誌の今月号の中に、筑波大学の鍋倉先生が持久力について書いた文章が載っていて、これだと思った。20〜40代の市民ランナーを対象とした調査で、子供の頃は持久系スポーツが嫌いだったという人が意外に多いらしく、中学時代の部活動で、試合に負けたりミスをしたことで、罰として走らされたという負のイメージを持ったためではないかとのことだった。”我慢強さ”とか”忍耐力”というメンタルに直結する持久走を、自らの前向きな意志が働かない状態で行うことは苦痛が倍増するとも述べられていた。罰としてやらされることは、好きなことでも嫌いになるかもしれない。これが持久走についてまわるイメージなのかもしれない。
 昨日、妻が長男の小学校の担任と話をした際に、クラスでは、罰として、居残りの掃除や勉強は絶対にやらせないと話していた。掃除はきれいにするためにやるものであり、勉強も、本人の知識を広げるため自ら行うものだから、強要して嫌いになっては困るという理由だった。さらに、宿題についても強要はしないようで、宿題を出しても出さなくても何も言わないとのことだった。様々な家庭環境を持った子供たちがいるので、強要はできないとの理由だった。提出期限を守るというようなことを子供たちが学べなくなるような気もするが、何事も自らの意志で行えるようにとの配慮なのだと思う。

■2012年3月6日(火曜日)
 学生たちと600m+200mを3セット行った。600mと200mの間は200m歩き、セット間は15分の休息をとった。
 朝は気持ち悪いくらいなま暖かい空気だったが、1セット目の600mを走っているときに、突然風が吹き、白い煙に包まれた。その瞬間周囲の空気が冷たくなり、気温が下がった。走り始めは空気が暖かかったのでランニングパンツをはいて走っていた。そのため、急に気温が下がり脚も冷たくなり自分の動きも悪くなった。冷たい空気と暖かい空気の境目を経験することはなかなかないので、貴重な体験だった。
 1セット目は1分31秒台と25秒台だったが、2セット目以降は、600mが1秒ずつ遅くなり、200mは2秒ずつ遅くなっていった。タイムが遅くなると、体の姿勢も悪くなっていくことがよくわかるのだが、走っている最中は姿勢を直すこともできず、ただその流れに身を任せるしかなかった。学生たちは、しっかりと走れ、自分だけがおいていかれる感じで、とてももどかしかった。

■2012年3月5日(月曜日)
 ビタミンEを過剰摂取すると骨粗しょう症になる可能性があるという研究結果が発表されるとの新聞記事を読んだ。厚生労働省では1日7mgが目安で、許容上限量は800ミリグラムとされているそうで、発表された研究では、人では1日1000mgにあたる量をマウスに8週間与えたところ、コントロール群と比べ、破骨細胞の働きが4割強まり骨粗しょう症になっていたという。
 ビタミンEといえば、抗酸化作用があるということで健康に良いという印象があった。アーモンド100gで約30mgのビタミンEが摂取できるとのことなので、1000mgを摂取するには3kg以上食べなければならない。普通にアーモンドを食べるくらいなら何の問題もないようだが、市販のサプリメントには、1日の摂取にして1000ミリグラムのビタミンEが含まれているものもあるという。何事も過剰は良くなく、バランスが大事ということなのだろう。

■2012年3月4日(日曜日)


2年生キッズラン出走直前





200m付近





フィニッシュ後
 三浦国際市民マラソン5kmに出場した。気温は低く、時折雨もぱらつくコンディションだった。今年は5kmにも招待選手がいたことと、行きは追い風だったこともあり、例年よりは上位選手のペースはスタートから速かった。
 1kmの通過は3分04秒。うちの学生たちは少し前で走っていたが、これ以上ペースを上げることが出来ず、少しずつ見えなくなっていった。2kmまでの1kmは3分20秒とペースが落ち、折り返し地点で、順位を数えると18位だった。折り返してからは、4km地点までずっと上り坂のため、さらにペースダウンし、女子の先頭を走っていた女子高生にも抜かれてしまった。3kmまでの1kmは3分45秒で、4kmまでの1kmは3分13秒だった。毎年のことだが、この区間の距離表示が間違っている。
 4km手前で順位が25番くらいになった。今年、この大会は30回記念大会で、各種目30位になった人は3kgのマグロがもらえるということを知っていたため、少しペースを落とせば30位が狙えるのではないか思い始めたことで、さらにペースが落ちてしまい、女子の2番手の選手(彼女も高校生)にも抜かれてしまった。そして千葉クロカンでは1秒差まで近づいてきていた陸上競技を始めてもうすぐ1年となるうちの学生に抜かれ、ハッと我に返った。これではいけないと思い直し、その学生を振り切るようにスピードを上げ、残りの約1kmはラストスパートとなった。残り500m位で、女子の2位の選手と競り合い、振り切り、全体では20位、男子の部では19位でフィニッシュした。タイムは16分35秒だった。
 昨年は15分57秒だったので、かなりタイムは下がった。途中で、マグロのことを考えた影響もあったと思う。レース後、家族にマグロのことを話したところ、マグロを狙って欲しかったと言われた。
 今年は、学生ががんばってくれ、15分50秒を切るタイムで3位に入賞してくれた。年々学生たちはレベルアップし、自分のレベルだけが低下していく。うれしい半面悲しい感情も同時に存在する。
 今日は、長男も砂浜を800m走るキッズランに出場した。スタート位置と飛び出しだけはよかったが、すぐに力尽き、後ろを振り返りながら走っていた。妻がフィニッシュ手前で応援していて、「最後まであきらめるな」と声をかけたところ3人抜いたということからも、途中からがんばろうという気持ちは切れてしまっていたようだ。長男は精神面では弱いのかなぁと思ったりもした。順位は40〜50番くらいで、参加した2年生の中では真ん中より後ろだった。タイムは本人の申告で4分52秒。来年も走りたいかを聞いたところ、「わからない」という答えが返ってきた。あまり悔しさもないらしい。親としては、悔しいから来年もやりたいと言ってくれることを期待していたが、なかなか親の思うようにはいかない。

■2012年3月3日(土曜日)


桜を発見
 明日の5kmのロードレースへ向け、1000m調整走をした。体が重く、あまり動きは良くなかった。学生たちのペースに合わせて走ったので、実際のレースペースよりはかなり速く、2分55秒台だった。タイムの割りには、呼吸が激しく、全く余裕がなかった。その後、短距離の練習に混じって400mのタイムトライアルを行ったが、バックストレートが強風だったためか、全くイメージしたようには走れず、55秒7もかかった。800mの1周目のペースよりも遅いのにかなりの疲労感だった。明日は、今日よりはゆっくり走ればいいので、気楽に走りたい。

■2012年3月2日(金曜日)
 8人の被験者にお願いして足把持力を測定した。足把持力は、足の握力のようなものだが、あまり行わない動作のためか、何名かは足の裏がつりそうになっていた。測定をしていて気がついたことは、足の指を5本全て使った方が値が高くなる人と、小指を外した4指を使う方が値の高くなる人がいたこと。自分は、小指を外した方が高い値を出せた。これは、普段の足の使い方の違いなのかもしれない。手では、小指がとても重要な役割があることを意識しているが、足までは意識していなかった。これからは、足の小指も意識してみようと思った。 

■2012年3月1日(木曜日)
 練習は、6000mペース走。3分30秒/kmの設定で、久しぶりに気持ちよく走りきれた。先週よりは、体調は良くなってきていることが実感できた。とても余裕があったので、ペース走の後、200mと300mのタイムトライアルを行った。200mは24秒9、300mは39秒2だった。どちらの距離も、自分が期待していたタイムよりも遅かった。特に300mは、後半両下腿がつりながら走っていたこともあり、大きくタイムを落とした。余裕があって走ってみたものの不完全燃焼だった。 



[昔のいずみ]