最近のいずみ

Last Update:2014/8/31



パートタイムアスリートいずみ 14年目に突入 

■2014年8月31日(日曜日)
 我が家に次男の友達の家族2組を招いて、庭でバーベキューをした。子供の人数は6人で、全員男の子。みんな張り切って食べてくれることを想定して、炭も多めに火をつけて準備したのだが、子供たちは遊びに夢中で、ほとんど食べてくれず、大人だけで食べることになってしまった。
 天気は、晴れ間がたまにあるだけで、ほとんど曇りだったため、それほど暑くなく、快適な環境で、ゆったりとした時間を過ごせた。
 
■2014年8月30日(土曜日)
 学生が関東選手権の男子砲丸投げに出場するので、応援のため相模原ギオンスタジアムへ行った。最寄りの駅を降り、競技場までバスに乗っていたのだが、乗っている最中に、出場予定の学生から電話があり、ウォーミングアップ中に、体に痛みが出て競技ができそうになかったため棄権したことを知らされた。会場へ行き、学生に会って話を詳しく聞くと、昨日から、腰に違和感があり、それでもウォーミングアップをすれば良くなるのではと思いながら、ウォーミングアップを始めたのだが、はっきりと痛みが出てきて、投げる状態にはないと判断したという。関東選手権への出場を決めたのは、この学生のみだったので、残念だったが、投擲を行ってさらに状態を悪化させるよりは、棄権をして、次の試合に臨めるようにする方がよく、懸命な判断だったと思う。
 そのまま学生と話しながら、男子砲丸投げを見た。ベスト8に残った選手たちは、結果的には、全員が14mを越え、回転投げの選手が3名もいて、順位がめまぐるしく替わり、見ている側にとってはとても面白かった。
 砲丸投げが行われている最中に、男女800m予選を見ることができた。男女とも、高校生が元気で、女子では、中学生が決勝に進出したことに驚いた。

 
■2014年8月29日(金曜日)
 NHKの100分で名著という番組をよく見ているのだが、録画していた「ファーブル昆虫記」の最終回を見た。サソリの観察では、サソリと、様々な生き物を対決させているようで、実際に戦う映像を見ることができ、とても興味深かった。「サソリ VS 毒グモ」では、サソリが毒グモを素早く捕まえ、上から毒針を刺し、毒グモをしとめ、サソリの勝利。「サソリ VS ムカデ」は、お互いが逃げ惑い、攻撃をすることがなく、引き分け。「サソリ VS バッタ」は、お互いが無関心で、バッタがサソリの上に乗っても、サソリは、何事もなかったかのように振る舞っていて、まったく戦いにならなかった。バッタについては、サソリが出会うことのない生き物のようで、まったく関心を示さなかったのではないかとのことだったが、ムカデについては、お互いの力が互角なため、戦うことは、お互いが死ぬ可能性があるため、戦いを避けるようにしているのではないかとのことだった。「動物は、力が互角であれば、戦うことがない」という言葉に、ハッとさせられた。人間は、力が互角でもプライドのため戦うことがある。そして破滅に向かう場合もある。他の動物からすれば、なんとバカな生き物だろうと思われても仕方のない行動をする生き物だということがよくわかった。人間が、他の動物を見習うようになれば、戦争もなくなるように思える。ファーブルは、昆虫を研究しているようで、最終的には、人間を観察していたのかもしれない。人間を研究するのに、人間ではない生き物を研究することで、逆に人間がわかるということが、とても面白い。
 
■2014年8月28日(木曜日)


本日の収穫
 古武術を研究されている中島章夫先生の講義を学生とともに受講した。昨年は、呼吸、足裏感覚、股関節について興味深い話を聞くことができたが、今年は、足裏の感覚がメインで、昨年と違った内容だった。脚の指は、第1趾から第3趾がすねにつながっていて、第4趾と第5趾が踵につながっていることを、足の骨の図を用いて説明があり、体重を支えているのがかかと側であることと、股関節の構造を考えると、歩く時や走る時に、踵側から重心が動き、第4趾と第5趾に抜けるような感じが自然なのだということを体感させてもらった。
 O脚は、骨盤が後傾しているために発生しているのであり、第4趾と第5趾から重心が抜けるようにすると足が少し外に開いた状態で歩くことになるが、それだけでO脚になることはないとのことだった。クラシックバレーのダンサーを見れば、それも納得できる。O脚を修正するには、骨盤を前傾させることなのだという。
 後半は、立位の時に、足の指やすねへ、まっすぐに体重が乗せられるようにするための、準備運動をいろいろと教えてもらい、足裏の感覚が大きく変わった。走る前に、実践したいと思う。
 
■2014年8月27日(水曜日)
 先週の測定のおかげで、走っている時の感覚が全く違うものになった。体が重く、ジョギングもきついなぁと思いながら、ジョギングを始めても、少しずつ体が軽くなり、しばらくすると、ジョギングをするのが気持ちよくなり、ずっと継続したくなってくる。
 メイン練習では、80mを1分サイクルで4本走り1セットとし、10分休息で3セット行ったのだが、スタートから、きちんと地面に力が伝わって戻ってくる感覚があり、気持ちよく加速でき、その後は、力を抜いてもスピードが維持できるフロートの状態で走ることができた。そのままずっと走っていたい感覚になり、80mで減速して止まることが、最もきつかった。
 久しぶりに、走るのが楽しくて仕方ない。この調子で、秋のシーズンには記録を向上させたい。
 
■2014年8月26日(火曜日)
 小学生の子供たちは、夏休み最後の日。次男は、朝からピアノのレッスンがあるのに宿題をやっていなかったのだが、問題をこなそうとしてもわからなかったようで、妻は、教えるために、ホワイトボードを出して、書き込もうとしたところ、次男は、宿題のテキストを指差して、「こっちをやる」と言って妻が考え方を教えようとしても、全く聞く耳をもたなかった。問題をきちんと読んでいない上、教えてほしいと頼んでおきながら、話を聞かないということが、最近は頻繁にあり、親としては、どう対処したら良いのか考え込んでしまう。
 長男は、自由研究として、レゴムービーを作ると言い、写真を撮って、人形を少し動かして、また写真を撮るという作業をこの2週間ほどで1000回以上行い、5分ほどの動画を作成した。しかしながら、その動画をどうやって学校に持っていくかを決めていなかった。今日になって急に、DVDにしてほしいと頼んできたので、夕食後、動画をDVDにする作業を始めた。自分の持っているパソコンには、DVDにできるソフトが入っていないので、フリーソフトをダウンロードしたのだが、うまくインストールできなかったり、DVDを作成したところ、5分ほどの動画のうち30秒しか取り込めなかったり、3時間ほど無駄な時間を過ごした。4つ目にダウンロードしたソフトで、やっと5分の動画をDVD化でき、気がつけば、日が変わる手前になっていた。子供の宿題なのに、今年も結局親が尻拭いをするという構図となった。
 
■2014年8月25日(月曜日)
 アメリカとペルーでマグニチュード6以上の地震が発生した。西アフリカで広がっているエボラ出血熱は、現地の人たちだけでなく、WHO職員にも感染が広がっている。日本では、局地豪雨が続き、各地で土砂崩れや洪水になって多くの死者が出ている。
 自然の力があまりにも大きすぎて、人の力の及ぶ範囲は狭い。原子力発電所のように人がきちんと制御していたものも、破壊されれば制御できなくなってしまう。無力感は大きいが、人は自然と共生していくしか生き残る道はない。人の想像を超えた危険が必ずやってくるということを前提として生活し、その危険がやってきたならば、被害を最小限に食い止める努力をすることだけが、人間にできる最善策なのだと思う。
 
■2014年8月24日(日曜日)


中距離パートの学生たち
 中距離合宿最終日。午前は、リレーを行った。1セット目は、5人一組のチームで2回400mを走り、20分休憩後の2セット目は、5人一組のチームで2回200mを走った。リレーになると、急に、他のチームの走者との競争のため、普段の練習以上に力が入り、一昨日までに学んだ動きが出せず、上に飛び上がるような走りとなり、下腿がかなり痛くなった。どの学生も走り終わる度に倒れ込み、自分を追い込んでいるように見えた。
 午後は、サーキットトレーニングを行ったが、時間が経つにつれ、動きが鈍くなり、自分の意識と実際の動きのかい離がとてももどかしかった。
 学生たちは、午前で合宿が終了し、夕方には、全学生が学校に戻ってきて夏期休暇が終了となった。
 
■2014年8月23日(土曜日)




OB会の激励
 中距離合宿3日目。午前中は、800mの変化走3本を2セット行った。
 1本目は、昨日までに習得した動作を実践し、安定した姿勢で、比較的気持ちよく走れたのだが、1本目が終了したところで、臀部とハムストリングスもの疲労が大きく、2本目以降は、まともに走れず、急激にタイムを落とした。スピードは落ちても、身体への負荷は大きく、後半は、何度も走りながら吐き気におそわれた。午前の練習は、スピードの切り替えを主眼にしていたので、切り替えてダッシュをするところだけは、なんとか意識してみたが、以前の動きに戻ってしまっているように感じた。
 午後は、学生たちの疲労もかなり蓄積していたようで、6000mのビルドアップ走のみとなった。3分50秒/kmで2000m走り、その後2000mごとに10秒速くして、最後の1000mはフリーという設定だったが、設定通りにこなせたのは、1名のみで、自分も最後の1000mはペースダウンしてしまった。3分30秒/kmのペースなら、ジョギングのような感覚という意識があったのだが、午前中の疲労が大きいためか、無理矢理体を動かしてなんとか5000mまで持ちこたえたという感じだった。練習の質としては、欲張りすぎたものとなった。
 
■2014年8月22日(金曜日)


短距離パートの学生たち





重心動揺測定
 今日も重心動揺測定が行われ、昨日測定した学生たちが、指導されたことを走りに実践し、また再計測をすることを繰り返した。学生たちは、ランニング時に、股関節が屈曲したままで、特に大腰筋が収縮したまま走っているため、歩幅が伸びず、スピードが上がらない傾向にあった。そこで、大腰筋の意識付けや臀部の筋肉とハムストリングスを使う意識のできる方法について、何度も指導され、これが、クラウチングスタートでもスタンディングスタートでも共通で必要なことだということが、初めて体で理解できた。
 昨日、脚に体を乗せるという意識ができたので、学生たちが100mの計測をしているところに、混ざって、1本100mを走ってみた。前半は、自分の思うような走りができたのだが、後半は、膝が開き、大腿部が前へスイングできず、スピードの低下が著しかった。タイムは12秒3。スパイクは履いていなかったので、スパイクを履けば、12秒を切る所まではいけそうな気がした。スピードの低下は、エネルギーの枯渇だったり、ランニング中は、若干股関節を回しながら走っているので、走りの後半は、疲労により股関節が外旋しやすくなることで、膝を前に出しにくくなることだったり、ただその強度に慣れていない、つまり練習不足ではないかと推測された。
 スタート方法は、スタートラインより前が崖になっていて、その崖に落ちそうになる手前で舞っていて、スタートの号砲で、目の前の崖に飛び込むようにするというイメージを持つと良いと指導を受けた。指導を受ける学生のスタンディングスタートを見ていても、今までとは違う感覚でスタートし、スムーズな加速ができているように見えた。
 この2日間、時間が過ぎるのがあっという間で、新しいことをたくさん学ぶことができ、本当に充実した時間を過ごすことができた。
 
■2014年8月21日(木曜日)
 5月に元上司の定年退官パーティーで知り合った大学の先生と、現在トレーナーをしている大学院時代の同期生が、大学院生と大学生を連れ、学校へ来てくれた。その先生たちは、立位で、股関節の内外旋をしている際の重心動揺を見ることで、その人の走りがわかるそうで、その重心動揺を計測する機械で、学生たちの走りを診断し、改善できるところについては、改善方法の指導をしてもらった。
 学生たちは、短距離のショートスプリントパートは、18日から夏合宿をしており、今日は4日目、短距離のロングスプリントと中距離は、今日から夏合宿ということで、約40名ほどが計測をした。重心動揺を見ることで、その人の競技特性も少しわかるようで、学生の中には、スノーボードに最も向いていると言われる学生もいた。
 自分も測定をしてもらったのだが、自分の重心動揺の波形が最もきれいで良いと言われ、学生よりは、競技レベルは高かった過去を持ち、学生を指導する者としては、安心した。しかしながら、改善できるところはたくさんあり、上体を股関節に乗せる指導を受け、歩きでもランニングでも、片足が接地したときに自分の体をそれに乗せるという感覚を初めて実感し、体が上に向かうのではなく前に進む感覚が得られるようになった。
 印象に残る指導としては、コーナー走の走り方。直線走路を走るように、全くコーナーを気にすることなくスムーズに走れるようになった。また、フローティングの重要性、頭で自分のランニング速度をコントロールする方法や、筋肉を柔らかくするには、頻繁に真水を飲む必要があること、体幹のトレーニングは、寝転がってやるのでは、陸上競技には向かず、立って負荷をかける必要があることなど、今もてはやされているトレーニングや、常識が覆され、目から鱗が落ちるとはこのことだと思えるほど、様々な発見があった。
 
■2014年8月20日(水曜日)


大量のオカザえもんグッズ
 三男と一緒に過ごすのは10日ぶりなのだが、三男が自分でうんちをするためトイレに行けるようになっていて驚いた。うんちをした後にお尻をふいたりすることは、まだできないが、今までは、「うんちは?」と何度も聞いて、仕方なくトイレに行っていたので、自分の意志でいけるようになったことを大きな進歩に見えた。
 自分に対する態度も、この10日間で変わってしまった。今までは「パパ、パパ」と言って、近寄ってきていたし、妻が言い聞かせられなかったことでも、自分が話せば、三男は話しを聞いてくれていたのだが、今は、こちらが話すことに耳を貸してくれず「やだ」とい言うことが多くなり、「パパじゃなくてママ」という言葉も多く、妻と自分の立場が逆転してしまった。たった10日間会わなかっただけだが、三男にとっては、好みが変わるほどの長い時間だったのかもしれない。
 
■2014年8月19日(火曜日)


金華山と長良川
 学会2日目は口頭発表が続いた。特に興味を持ったのは、幼児の運動について扱った研究。現代の子どもは、40年前の子どもと比較して、年齢が上がるにつれ、個人差が大きくなり、投能力と筋持久力が劣っていることがわかった。また、年少期の運動能力の発達の遅さも示唆されていた。
 小さい頃から、体を動かしている子どもと動かしていない子どもの差は明らかであり、関節の可動域にも違いが出てくる。年齢と共に、その差がさらに開いていく種目もあれば、あまり変化のない種目もあったが、小さいときから、遊びを通して体を動かし、体を動かす気持ちよさや楽しさを経験させていく必要性を強く感じた。
 
■2014年8月18日(月曜日)


金の織田信長像
 岐阜大学で開催された日本教育医学会大会に参加。岐阜では、特に高山で集中豪雨がニュースとなっていたが、岐阜市を流れる長良川もかなり増水して、水が濁っていた。長良川と言えば、清流という言葉が付けられ、夏は、鵜飼いを見られることで有名だが、今は、清流ではなく、濁流で、鵜飼いができるような状態ではなかった。長良川の堤防は、かなり高く造られていて、川の近所の小学校では、校舎の外壁に長良川の堤防の高さが書き込まれ、その高さは、校舎の3階の床となっていた。常に水害を意識した地域であることを感じた
 午前中の最初のセッションで、発表をし、午後からは、「発達に支援を要する子どもの健康教育を考える」というテーマでシンポジウムが行われた。運動発達障害のある子どもたちは、歩かないために、歩けなくなるため、運動習慣を定着させていくことが重要だということがわかった。
 
■2014年8月17日(日曜日)


熟したニガウリ
 1週間ぶりに自宅の庭を見たのだが、先週の台風の風は強かったようで、垣根の支柱に結んであった竹が落ちていたり、トマトやニガウリの支柱が地面から抜け、家族が挿しなおしてくれていたが、また倒れそうになっていたりした。鉢植えのトマト、ピーマン、アスパラガスなどは、倒れかけた状態で育っていた。最も驚いたのは、オクラの生長。家族も2日間帰省していたため、2日間は収穫ができなかったのだが、葉が急激に大きくなり、食べられない大きさに生長していた。ニガウリは、大きくなったら収穫して食べようと考えていたが、肥料をそれほど与えていなかったためか、あまり大きくならず、今朝確認したときには、オレンジ色に熟して2つに割れ、実の中は、赤色の種のようなものがたくさんあり、一部は、すでに地面へ落ちていて、食べられる状態ではなかった。毎日見ていると生長のスピードを感じることがなかった植物の生長を感じられ、生長の速さに驚かされるばかりだった。
 
■2014年8月16日(土曜日)


トラック



クロカンコース



景観を損ねない色です
 合宿最終日。朝練でクロカンを実施して、合宿での練習が終了した。半数以上の学生が、昨日の距離走のダメージが大きく、歩いたり、ストレッチなどをしていた。自分も、朝練をして眠気におそわれると、帰りの車の運転が危険だと考え、走らなかった。
 今日の高速道路は、Uターンラッシュとのことで、大渋滞が予想されたたので、朝食後、すぐに横須賀へ向け出発した。眠くならないようコンビニでコーヒーを購入し、飲みながら運転したのだが、量が多かったためか、カフェインの利尿作用が強く、1時間おきにトイレに行きたくなり、たびたびサービスエリアやパーキングで休憩を取らなければならなかった。渋滞は、郡山から宇都宮までの間でたびたび発生したが、人が走る速度よりは、遅くならなかったので、それほどストレスはたまらなかった。
 結局横須賀へは16時過ぎに到着し、約7時間半のドライブとなった。行きは、渋滞がなくて7時間ほどかかったことを考えると、帰りは、予想よりもかなり早く帰ることができた。職場へたくさんの荷物を置きにいく必要があったので、そのついでに体を動かそうと思い、サーキットトレーニングをしたのだが、動きにキレがあり、自分自身の動きに驚いた。その後、30分ジョッグをしたが、ジョッグの動きも快調で、一昨年ぶりくらいに気持ちよくジョッグができた。最後に300mを気持ちよく走ったのだが、いつもと比べ、ストライドもピッチも高いのに、動きはブレズ、納得の走りができた。準高地トレーニングの成果なのだろうか。合宿中と比べ、とにかく呼吸が楽だった。
 
■2014年8月15日(金曜日)


桧原湖



長距離パートの学生たち
 朝4時起床し、5時には、スタート地点へ移動し、この合宿のメイン練習となる30km走に挑んだ。スタートは、設定タイムの遅いグループから始まり、フィニッシュが同じ時間になるように設定した。自分は、もう一人の顧問と給水支援。
 学生たちが走れなくなったら、車に乗せることになっていたのだが、5kmの給水地点で、1人脱落し、彼を待っていたことで先頭を走る学生の15km地点の給水ができないなど、少人数での給水支援の限界を感じた。結局、5km手前で走るのをやめた学生は、自力で宿へ戻った。その後は5kmごとに給水はでき、走るのをやめた学生は2名。20km走の2名を含む18名のうち15名が目標の距離を完走し、多くの学生が設定ペースよりも早いペースで走り切った。初日の状況から考えれば、チームとしては大きな進歩だと思った。1年生の大半が20km以上を初めて走ったということで、彼らにとっては大きな自信となったはず。この調子で秋へ向かってほしい。
 
■2014年8月14日(木曜日)


網戸にクワガタ発見



仮装盆踊り大会
 合宿5日目。明日の距離走に向け、疲労を少しでも回復させるため、練習は朝練のジョッグのみ。自分は、3kmのクロカンコースを4周し、久しぶりに300mを走った。タイムは、41秒9。悪くはない。
 午後は、先週ひどい筋肉痛になったハードルジャンプを行った。先週よりも84cmの高さを多くこなすことができ、体は適応していることを感じた。疲労感も先週ほどはない。明日は、筋肉痛を覚悟しているが、先週ほどにはならないように思う。
 昼過ぎから、宿の前の道にやぐらが立ち始めた。夜になると、そこは、盆踊りの会場となった。盆踊りは、仮装盆踊り大会で、村長や村会議員が審査員となり、子供たちが仮装して盆踊りをした。うちの学生たちも、浴衣を着る者、制服を着るものなど、珍しい格好をして参加した。この盆踊りでは、地元の民謡をバックに踊るようで、太鼓が伴奏し、民謡は実際に人が歌っていた。人が歌っている盆踊りは、初めてて、とてもいいなぁと思った。大会終了後の結果発表では、第20位から第1位まで、20名が表彰された。うちの学生たちは、20位から12位の間に5名が入った。上位入賞は、きちんと仮装をした子供たち。その多くが、帰省で滞在している子供たちなのだと思うが、この小さな集落に、かなり数の子供たちが集まったのに驚かされた。
 
■2014年8月13日(水曜日)


夕方になると回ってきます
 朝練は、3kmのクロカンコースをグループによって3周から4周。自分は、ビルドアップで5周し、メイン練習にした。
 多くの学生が、実質2日間の練習で、筋肉痛など疲労困憊状態なので、午前はフリーで、どうしても走れない学生は、山の麓の治療院へ連れて行き、治療を受けた。
 午後の練習は、1分ダッシュ+1分ジョッグを10本連続で行い、5分ジョッグ後、もう1セット同じことをクロカンコースで実施した。1分だけ我慢すれば、休息がやってくるということで、比較的多くの学生が、速いスピードで自身を追い込んでメニューをこなすことができた。練習終了後の学生の顔を見れば、学生にとってどんな練習だったかは、想像できるが、今日の学生たちは、自身の練習に納得した良い顔をしていた。やっと練習メニューをこなすことができ、合宿らしくなってきた。
 
■2014年8月12日(火曜日)


クロカン走



ラダートレーニング
 朝練は、最上位グループは、3kmのクロカンコースを7周、2番目のグループは6周、3番目のグループは5周、4番目以降のグループは4周だった。学生たちは、あまりウォーミングアップをせずに走り出し、昨日同様、次々と脱落者が出た。
 かなりの学生がジョッグのような練習しかしていないのに、筋肉痛がひどかったり、脚を痛めていたりする。学生責任者に、練習内容を大幅に変更するよう指示をして、午前中は、ラダートレーニングと、短い距離のダッシュ、午後は、上位グループが1000mを5本、下位グループは400mを7本に変更となった。練習のできない学生で治療を希望する学生は、接骨院へ連れて行き、治療を受けさせた。結果的に、最上位グループは、午後の練習は一人もできなかった。練習をした学生たちの多くは、設定通りに練習をこなし、やっと練習ができたという満足感があったようで、多くの学生から笑顔が見られた。合宿で、目の前の練習をすべてこなすことの自信というのは、本当に大事なことであり、練習メニューを作る側の責任は、大きいと感じた。
 
■2014年8月11日(月曜日)


16000mペース走



3000m変化走



練習後



夕食前
 朝練は、朝5時から、60分から90分のクロカンコースでのジョッグ。レベル別のグループによって時間が違ったのだが、途中から、次々と、グループから脱落したり歩いてしまう学生がいて驚いた。確かに、場所が標高850mから900mくらいなので、ジョギングでも、呼吸が苦しくなることもあるが、合宿の前に、何もしてこなかったことは明らかで、この先、どうやって練習についてくるつもりなのだろうかと思ったし、これが、うちの学校のレベルなのだと感じた。
 午前は、16000mのペース走。女子と男子でも下位のグループは、10000m。箱根駅伝予選会の標準記録が突破できそうで突破できていない学生は、3000mの変化走を3本行った。
 ペース走組は、グループごとに走り始めたが、後半は、グループではなく、次々と走るのをやめていき、ペース走を完走できた学生は、全体の半分にも満たなかった。
 自分は、3000mの変化走のペースメーカーとして走った。1本目は1000mを3分10秒で走り、残りの2000mは3分40秒ペース。1本目は、最初にがんばれば、後はスピードを落とせることもあり、一緒に練習する3名の学生全員が走り切れるだろうと思っていたら、1名が途中でやめてしまった。2本めは、最初の1000mを3分40秒、次の1000mを3分10秒、最後の1000mを3分40秒という設定。ゆっくりしたペースから、急に30秒ペースを上げるということは、かなり苦しく、1000mから2000mは3分14秒台で、設定通りには行かなかった。ここでは、1名の学生だけがついてきて、2名は、遅れてしまった。3本目は、学生がついてこられなくなっているので、少しペースを落とし、最初は3分45秒のペースで走り、最後の1000mを3分45秒という設定にした。3本目は、残り1000mまでは3人ともついてきたが、ペースアップのところから、2名は離れ、1名は、なんとかついてきたが、残り600mくらいから徐々に離れ、自分は、設定通りだったが、学生は、設定通りの走りはできかなった。
 ペース走も3000mも、合宿の始まりから欲張り過ぎなメニューだったのかもしれない。この2年は、夏合宿に参加していなかったので、状況が把握できていなかったのだが、初心者の学生も多くなり、各自練習を積んで、合宿に臨むという状態になっていない。7月の訓練期間は、ほとんど運動できず、夏休みの10日間も休んでいては、当然走れる訳がない。学生の責任者は、しっかり距離を踏むべく練習メニューを作って合宿に臨んだが、明日以降は、練習してきていないことを前提に、練習内容を変更せざるを得なくなった。状況に合わせるしかない。
 
■2014年8月10日(日曜日)


宿泊先
 長距離合宿が福島県の桧原湖周辺で行われるため、車で移動。台風が高知に上陸するとのことで、東日本もかなりの影響を受ける可能性があったが、想像していたよりも雨には降られず、風の影響もなく、無事に合宿場所へ到着できた。東北道を走っていて、一面が田んぼという景色にとても心が和んだ。また、畑では、トウモロコシが所狭しと育っていて、我が家のトウモロコシの生育の悪さをどうやったら改善できるのだろうかと考えながら運転していた。
 初日の練習は、夕方に60分から90分のジョッグ。かなり強い雨も降っていて、学生たちはトラック周辺でジョッグを行った。この地での合宿は、今年が3回目なのだが、自分は初めての参加。宿泊先の近くに、トラックがあり、さら3kmのクロカンコースもある。トラックには、倉庫の中に、ビニールで覆った低酸素ルームが設置され、自転車こぎができるようになっている。これだけの施設が無料で使わせてもらえるという環境は、本当にすばらしい。
 
■2014年8月9日(土曜日)


天狗とカラス?の舞
 久里浜天神社の神楽を見に行った。目的は、その神楽の際に、子どもたちにお菓子が振る舞われるということで、子どもたちとお菓子をもらいに行ったのだが、子どもたちにとっては、神楽は、あまり興味がなく、早くお菓子が欲しいという感じだった。
 この神楽は、五座のお神楽を奉納するとのことで、神主さんが5回舞を舞うような感じで、四座目は、沸騰した湯の中に笹を入れ、その笹を参列者にふりまくという内容だった。湯が飛んできたら熱いのではないかと思ったが、ふりまかれたときには水滴となっていて熱くは感じなかった。この湯をかぶることで1年間、無病息災でいられるとのこと。是非そうあって欲しい。
 五座目は、神主さん2人が天狗のお面と、カラスのようなお面をかぶって舞っていたが、三男は、天狗とカラスをじっと見ながら、固まっていた。なまはげと同じような固まり方で、かなり怖かったのだと思う。しかし、そのカラスが、お菓子をまきはじめ、子どもたちは、争うようにお菓子を取り合った。三男は、なかなかその激しい取り合いには入ることができず、得られたのは、わずかな数のお菓子だった。それと比べて、長男と次男は、しっかり自分の食べる分は確保し、満足そうだった。
 
■2014年8月8日(金曜日)


キャベツ初収穫
 妻の使っているパソコンが、起動後、ログイン画面になったところで、すぐにシャットダウンしてしまい、パソコンが使えないと言っていたので、確認したところ、その症状が出たため、パソコンの問題について対応してくれるお店へ行って、パソコンを見てもらった。手続きをして、修理等の見積もりが出るまで、4時間ほどかかった。お店の人の説明では、異常なしということで、その場で、パソコンを立ち上げてもらったところ、何事もなく、スムーズにパソコンは立ち上がった。なぜかはよくわからない。問題がなかったので、特に料金を支払うこともなく、パソコンを持ち帰ることができた。
 いつ、パソコンがおかしくなるかわからないと考えると、パソコンには、データを残すことができない。実家にあるパソコンも、先日、急に動かなくなり、修理業者に見てもらったところ、コンデンサが焼けた状態だったとのことで、新たに購入することになった。父は、必要なデータは、いつもUSBメモリに保存していたようで、パソコンを処分することについては、何の問題もなかったようだが、そういうリスクがあることを認識して、パソコンとつきあわなければいけないと改めて認識した。
 
■2014年8月7日(木曜日)


投擲パートの学生たち
 投てきの合宿最終日。1週間練習をしてきて、疲れも蓄積している中、学生たちは、6投の記録計測を行い、現状把握をした。
 6投を終え、今日のうちに修正できることについては、一部の学生は、さらに投げ込みを行い、修正をしていた。全体の練習が終了し、主将が一人一人に、今日の投擲について話しをさせていたが、全員が、思うように投擲できず、記録もかなり低調だったという内容だった。その中でも主将は、結果的には、記録に結びついていないが、この1週間は2つのことを新しい課題とし、改善を試みてきたと話していた。日本ランキング100傑にも入っている学生なので、他の学生たちとは、考えることや意識の面で、全く違うと改めて感じさせられた。1ヶ月練習ができない状態からの合宿なので、記録が伸びる可能性は低い。その中でもどうやって元に戻し、さらに改善させられるか、いろいろ考えながら1週間を過ごして欲しかったということを部員に伝えたかったようだ。話しを聞いた部員たちが、少しでもそういったことを考えながら残りの夏休みを送らないと、チームとして目標にしている9月の大会での納得のいく成果は得られないのは間違いない。
 
■2014年8月6日(水曜日)
 投擲の学生たちの練習に混じって、久しぶりにハードルジャンプをした。最初は女子中学生の100mハードル用の76.2cmの高さで10台跳び越えたのだが、その高さを越えるのもギリギリで、3回ほどで、息が上がってしまった。その後、一般女子100mハードルの84cmに高さが上がると、10台を越えるうちの何度かは、ハードルに触れてしまい、思うようには越えられなかった。体が落下して足が地面に接地するときの衝撃は大きく、その衝撃に耐えられないため、反発がうまく得られず、次のハードルが越えられないということは、よくわかっていたが、それをその場で改善することは難しかった。最後に、前に進むだけでなく、左右にも移動するようにハードルを並び替えて、ジャンプをした。前にジャンプした後に左右に切り替えるのは、なかなか難しく、すでに疲労が蓄積されていて、あまりうまくいかなかった。明日以降かなりの筋肉痛が待っていることだろう。自分の弱いところがよくわかり、今後は、継続してやっていく必要があると感じた。
 
■2014年8月5日(火曜日)
 関東地方では、連日猛暑日が続いている。今日は館林市で、気温が39.5度を記録し、この夏の最高気温を更新したというニュースがあった。夜は、25度以上の熱帯夜が続き、熱中症で救急搬送される人の数も多く、亡くなる人も出ている。
 自分の生活する地域は関東にありながらも、海が近いためか、風があるので、この夏は、気温の割にはそれほど暑さは感じていない。我が家の室内温度も7月21日以降は、最低気温が25度以上で、最近は28度が続いている。しかしながら夜は、風が強くて寒さを感じることの方が多く、明け方は窓を閉めなければ眠れないほど。妻は、毛布と布団をかぶらないと寝られないほどだ。ニュースで言う熱帯夜とは全くかけ離れていて、気候に助けられている。
 学生の夏合宿は中盤にさしかかってきた。今日は、強風だったので、日中外にいても、暑くてどうしようもないという感じではなく、学生たちは、1日屋外で練習をしていた。合宿最終日まであと2日。このまま何事もなく、順調に練習を継続できればと思う。
 
■2014年8月4日(月曜日)


食堂跡(遺跡発掘中)
 ラジオで、ハリウッド映画が、中国に依存しているという話題があった。最近放映された「ゴジラ」や「トランスフォーマー」は、中国でも大人気で、「トランスフォーマー」は、アメリカの興行収入よりも中国での興行収入の方が大きく、いまやハリウッドは、中国なしには成り立たないという状態まできているようだ。スポンサーも中国企業が多く、映画の中にも中国の製品や看板が映像に頻繁に映るようだ。その国の文化などを理解していないと、映画の内容が理解できないラブコメディーなどは、あまり制作されず、政治的な主張がなく、比較的わかりやすいアクション映画ばかりが作られているのが現状なのだという。
 「ゴジラ」や「トランスフォーマー」は、もともとは日本で作られたもの。日本は、こういうキャラクターを作るのは得意なのに、ビジネスとして売り込むことがあまりうまくないため、日本の映画が、世界的に売れることは少ないようだ。本当にすばらしい映画とビジネスとして売れる映画は全く違うと考えた方が良いのかもしれない。スポーンサーの意向に添った内容にすることで、ある国では爆発的に売れる結果、興行収入が高くなり、映画の評価が高くなるのであれば、映画の評価って何なのだろうと思った。
 
■2014年8月3日(日曜日)


トウモロコシ初収穫
 トウモロコシを収穫。昨年は、初めてトウモロコシを育てたのだが、受粉に失敗し、一つも収穫がなかった。そのため今年は、受粉にはかなり注意を払って収穫を狙ったのだが、今年も、うまくはいかなかった。8本中7本に実はついたものの、ほとんどが、生育不足で、きちんとしたトウモロコシにはならなかった。それでも、収穫を楽しみにしていた子供たちに収穫してもらい、すぐに茹で、食べられるところだけを食べた。実になって食べられた部分は、甘みがきちんとあり、おいしかった。今年も、失敗の原因は、受粉だった可能性が高い。もっと正確に受粉できる方法を学び、来年こそは、きちんとしたトウモロコシを収穫したい。
 
■2014年8月2日(土曜日)


ゴーヤが育っています
 練習メニューは、1000m、800m、600m、500m、400m。休息は10分とし、全力で走るのは厳しいので、8割くらいの感覚で一定ペースを刻むことを目標に走った。
 最初の1000mは、3分くらいで走れればと思ってスタートしたが、2分54秒9というタイムで、意外と走れた。それ以降も、距離が短くなるので、少しずつペースを上げていくつもりで、スタートしたが、800m以降は、急に脚が動かなくなり、特に、脚を地面に下ろす局面が、自分の感覚と実際の動きに大きな差があり、もどかしかった。800m以降のタイムは、2分18秒0、1分38秒6、1分20秒1、59秒6で、脚が動かないながらも、少しずつ速度は上げることができた。月曜の4000mのことを考えると、ものすごく走れたような気分になれた。進歩はしている。このまま少しずつ前進したい。
 
■2014年8月1日(金曜日)


中玉トマト初収穫
 学生の夏休みが始まり、陸上競技部は、今日から投擲パートの合宿が始まった。7月の1ヶ月間は訓練で、各学年とも部隊実習などで学校にいる時間は少なく、運動をする時間もあまりなかった。パート長を兼ねている主将が、この1ヶ月の状況を最初に聞いていたが、運動がきちんとできていたという学生はいなかった。ということで、初日は、体を動かすことが中心のメニューで練習が始まった。投擲と言えば、投擲物をフィールド内に投げ込む競技がなのだが、この1ヶ月で、フィールドの雑草は、大きいものだと腰の高さに近づくものもあり、自分は、学生たちの投擲ができるようにひたすら草を抜いた。主将は月末に関東選手権への出場を予定している。あと1ヶ月、コンディションを整え、月末の試合に臨めるようにしてほしい。
 


[昔のいずみ]