最近のいずみ

Last Update:2016/6/30



パートタイムアスリートいずみ 15年目に突入 

■2016年6月30日(木曜日)


繭を作り始めました
 最近は、家の中で次男のわがままぶりが目立っているのだが、それをお手本にするかのように三男もまた、次男のまねをするので、やっかいになってきている。
 今日は、夕食の前に長男がジュースを飲んだため、次男と三男も飲みたいと言い、3人にジュースを与えることとなったのだが、三男は飲み終わった後にもっとほしいと言って、妻がそれを許さなかったところ、三男は泣きながら、空になったガラスのコップを、流しの中に投げ捨てるという行動に出た。その結果、投げたコップは、流しに入っていたガラスのコップとぶつかり、両方が激しい割れ方をした。この行動と結果に、三男を除く4人が唖然とすると同時に怒りを覚えた。次男は、普段から似たようなことをしているのに、本人は、そういう認識がなく、三男を非難し、長男は三男を家から出そうとするなど、兄貴の2人の怒りは激しかった。妻は、大事なコップが割れてしまったことがショックで、これからはこのコップはお客用にすると言いながら落胆していた。自分はどうするべきか、子どもたちの行動を見ながら固まってしまった。
 「男の子3人兄弟だと大変でしょう?」と言われることがあるが、我が家の子供たちは比較的おとなしいという認識だったが、最近は、ウインナーの数が違うとか、もう一杯ジュースが飲みたいとか、本当に些細なことがきっかけで、大けがにつながりかねない行動に発展するということが多く、周りの人たちの「大変でしょう?」と言うことが少しずつ実感し始めている。怒りを覚える時にも、落ち着いて対処できるよう努力しようと思う。
 
■2016年6月29日(水曜日)
 筋膜というものは、全身を覆っていると聞き、スピードスケートのユニフォームのように覆われているのだろうというイメージを持っていたのだが、たまたまインターネットで筋膜について検索していたところ、アナトミー・トレインというホームページにたどり着いた。ここでは、検体を使って、筋膜の集合体ごとに解剖した写真が掲載されていて、筋膜のつながりが具体的にイメージできた。特に足の裏から、脚の後面、背骨周辺の筋肉を通り、頭の後ろからおでこまでつながっている筋膜のラインは、印象的だった。このラインを意識すれば、長座体前屈をするときに、足首を背屈させるよりも底屈させたほうが記録は伸び、さらに足の指を曲げ、頭を後ろにそらすようにすれば、より記録が伸びることが想像でき、実際に記録が伸びてとても驚くと同時に、長座体前屈は、何を目的に測っているのかよくわからなくなった。
 今までは、筋肉を個別に意識して何かをしようという感じが強かったが、これからは、それらをまとめている筋膜の流れを意識することで、新しい動きが作れる可能性を感じた。もっと深く知りたいと思った。
 
■2016年6月28日(火曜日)


また獣の被害
 一昨日の夜から、急にハムストリングスがつるようになり、昨日も、何度か攣る場面があった。そして、今朝は、両側の大腿部の内側に痛みが出てきて、つりそうでつらない状態が続き、痛みが強くなってきて、その痛みに耐えきれずに目が覚めた。つらないようにストレッチをしてみたが、変化はなく、1時間ほどは、痛いまま過ごしたが、出勤するころには、痛みはなくなった。
 出勤後は、2月末から痛めている左肩が、何もしなくても鈍痛を発し、1日その痛みが続いた。疲れなのか、雨の多い梅雨特有の気圧の関係なのか?骨ストレッチをしても痛みに変化はなく、解決策は見いだせない。痛み出してからすでに4か月。まだまだ付き合いは長くなりそうだ。
 
■2016年6月27日(月曜日)


次男のカイコ
 世界選手権400mHで2度の銅メダルを獲得した為末氏が、自身のブログで「レースで流すということの意味」について述べていた。その中で、400mHは、ハードル間を同じ歩数で走る必要があるため、脚の回転の上げ下げでスピードを調整するしかないが、予選、準決、決勝とラウンドを勝ち抜いていける選手には、何種類かのピッチで走っても体力をそれほど消費せず、リズムも崩さず走ることができるとのことだった。
 400mHは、ハードル間をできるだけ少ない歩数で走るほうが速いというイメージがあったので、常に大股で走っているのだと思っていた。しかし、アメリカのバーション・ジャクソン選手だけは、急激なピッチの変化により、スピードを自在に操っている印象があった。彼のピッチの変化は、すごいなぁと思っていたのだが、世界レベルの400mH選手は、誰もがピッチの変化を意識して練習や試合に臨んでいるということを初めて知った。学生の時に、指導していただいたコーチは、現役時代は400mHの選手だったこともあり、800mを走る自分たちにも歩数を数えさせる練習をさせた。できるだけ少ない歩数で走れと教えられ、一生懸命大股で走った。今では、そういうことはしないが、400mHといえば、自分の中では、当時の練習のイメージが強く残っているということなのだろう。800mの練習でも速度を上げる際にピッチを上げることを練習するが、速度を変えず、ピッチを上げる練習はしたことがない。400mHのように何種類かのピッチを持ち、どのピッチで走っても体力の消耗は少ないということができれば、レースを有利に展開できる。これからの練習に反映していきたいと思った。
 
■2016年6月26日(日曜日)


次男の50m走(4番手)





男子800m表彰
 横須賀選手権800mに出場。決勝進出は、予選のタイム上位8名ということで、2分が切れれば決勝進出は間違いないと思い、予選は力を使わず2分を切ることを目標に走った。予選は、予想通り自分についていくる選手はなく、1周目は58秒台前半で通過し、そのままの流れで2周目を走った。しかし、2周目の速度は低下していたようで、フィニッシュ手前で2分となってしまい、フィニッシュタイムは2分01秒00だった。他の組では、2分を切るタイムで走る選手が3名ほどいたが、みんな全力で走っているように見え、決勝までに残された時間が1時間半ほどだったので、自分が一番余力があるのだろうと思った。
 決勝は、誰も引っ張らなければ、自分が引っ張って全日本実業団の標準記録を狙うつもりでスタートした。予想通り誰も引っ張らなかったので、バックストレートで自分が先頭に立った。1周目の通過が58秒中盤。残り300mでピッチを上げたが、競う選手がいなかったためか、あまり速度は上がらなかった。残り100mになってもあまり後ろの選手の気配がしなかったが、残り50mくらいから自分が失速し、結局高校生2人に抜かれ3位でフィニッシュとなった。タイムは1分58秒35。一人で走るとこれくらいのタイムになってしまうのか。マスターズ室内世界選手権では、決勝まで3本走らなければならない。今の状態では、決勝進出が厳しい。最近はラウンド制の大会に出ることが少なくなったので、来年のマスターズ室内世界選手権のことを考えると、とても良い経験となった。
 
■2016年6月25日(土曜日)


獣の被害



収穫したキタアカリ
 横須賀選手権1日目の予定だったが、競技場へ行ってみると、個人利用者が数名いるだけで、試合は行われていなかった。早朝の強風と豪雨のため延期となっていた。がっかりしながら、職場の競技場へ行くと、数名の学生たちが練習をしていた。自分も明日のレースに向けてちょっと刺激を入れた。
 午後は、次男と畑のジャガイモ収穫をした。梅雨の時期の収穫となり、収穫時期を逸した感じはしているが、明日までは晴れる予報だったので、収穫するタイミングとしては今しかないと思った。昨年までは、ジャガイモは、植えた割には、収穫量が少なく不満足な結果に終わっていたが、今年は、豊作だった。キタアカリというジャガイモで、もともと小さめのイモなのだが、食べられそうな大きさのイモが90個以上収穫できた。この数には、次男も収穫につかれるほどで、驚きと同時に喜びがあった。
 その後、昨夜の強風により、倒れてしまったトウモロコシの間引き、まっすぐに立てるように根元を土で補強してやった。先月種を蒔き、やっと双葉から新しい目が出て大きくなり始めたカブのすべてが、茎を残して青虫に食い荒らされ、これ以上成長ができない状態になってしまったので、改めて青虫対策の網をかけて種まきをした。時期が遅すぎるかもしれないが、今度は、きちんと育つように世話をしていきたい。
 
■2016年6月24日(金曜日)
 陸上競技の日本選手権が始まった。注目は、男子100mで9秒台が出るかということと、ハンマー投げの室伏選手が、オリンピックの標準記録を切るかということだったのだが、室伏選手は、3投目までに64m台の記録で、ベスト8に残ることができなかった。彼は、競技終了後、第一線で競技をするのは最後になるとのコメントをしていた。同じ年の選手が競技を引退していくのはとても残念に思うが、彼は東京オリンピックに関連して、今まで以上に様々な仕事をしなければならない立場になるのだろうから、そこでの活躍を応援したい。
 その他に気になったのは、男女400mと男子400mH。それぞれ第一人者が予選落ち。世代交代の時期に来ているということか。また男子800mでは、千葉大学の学生が決勝に進出し、男子1500mでは高校生が3分45秒台の記録で決勝に進出した。2人とも決勝で上位に入ってくれると面白いなぁと思う。
 
■2016年6月23日(木曜日)


OB総会集合写真
 大学の陸上競技部OB会総会があった。女子の1期生が卒業してから20年が立ち、OGもふえてきているので、会の名称をどうするかという議題があり、事前にアンケートが行われていが、結局現状の名称とするということに決まった。まだまだ女性の数が少ないので、男性の数に負けたということなのだと思う。
 会の運営は、今年から、自分の後輩たちが仕切るようになった。同期が仕切っていた時には、大変さを感じさせない働きをしていたが、後輩たちを見ていると、とても大変そうに見えた。自分が、後輩たちを心配な目で見ているということなのだろう。
 11期上の先輩は、あと2年で定年になると話していた。同期も、あと13年で定年ということになる。もうそんなに時間が経ってしまったのかと、改めて時間の経過の速さを感じた。
 市ヶ谷では、週末にしか帰れないということをよく同期から聞いていたので、後輩たちに同じようにしているのかと聞いてみたところ、後輩たちは、それが常態化することは間違っているので、どんなに大変でも必ず家に帰るようにしていると話していた。常態化して麻痺しないよう、ささやかな抵抗をし、間違っていることは変えていこうとう気概を感じ、とても頼もしく思ったえた。とにかく、準備をしてくれた後輩たちに感謝したい。
 
■2016年6月22日(水曜日)
 教官の先輩たちと飲む機会があった。大学院生をどのように育てているかという話題で、先生ごとに方針があり、ある先生は、とにかく、院生が耐え切れなくなる寸前まで、様々な圧力をかけ、自分は何も知らないから、学ばなければならないという謙虚な姿勢をつくることを最優先にしていると話していた。今の世の中は、とにかく褒めて伸ばそうという雰囲気だが、大学院では、それとは真逆のことが行われているということに驚いたが、謙虚な姿勢はとても大事なことだと改めて学ばせていただいた。
 
■2016年6月21日(火曜日)
 週末の横須賀選手権へ向け、刺激を入れた。メニューは600m、300m、200mのレぺ。
 600mは前半を43秒台、後半も43秒台で走り、トータル1分26秒台を楽に走るということを目指した。意識としては、前半を楽に走り、後半は少し頑張るという感じだったが、実際は、41秒8と44秒0となり、トータルタイムは、1分25秒7。後半の失速が目立った。
 300mはタイムトライアルで走った。39秒前半では走りたいと思っていて、実際は39秒3。ほぼ感覚通りに走れた。
 最後の200mも全力だったが、からだは動かず、26秒台ではないかと思ったのだが、タイムは25秒2で、タイムと感覚がかなりずれていた。
 週末は400mと800mに走る予定なのだが、シーズン記録を狙える状態にあるのではないかと思う。うまくコンディションを整えていきたい。
 
■2016年6月20日(月曜日)


次男の育てるカイコ
  横須賀市が配布している横須賀への移住を促進するための冊子を眺めていて、目に留まったページがあった。横須賀市は、人口20万人以上の県内9市で犯罪発生件数(人口1000人あたり)が6.524件で最も少ないのだという。横須賀と同じく米軍基地のある大和市は9.914件、厚木市は10.496件で8位と9位になっていた。横須賀は、なかなか治安は良いようだ。 横須賀市は、原子力空母の母港があり、沖縄と同じく米軍とは切り離せない街なのだが、共産系の人たちが駅前で米軍や原子力空母について演説しているのを聞くことはあるが、米軍に対する市民感情はそれほど悪くないと思う。 横須賀は海軍が中心なので、沖縄で問題にされている海兵隊とは違うからなのだろうか。大和と厚木も空母の艦載機の基地のため海軍が中心となっているはず。神奈川県では、昔、米軍機が民間住宅へ墜落した事故があって、市民感情は悪くなった時期はあっただろうが、県内のニュースで、毎日のように話題になるほどの影響力があるようには見えない。 神奈川県は、沖縄ほどの基地の多さではないが、特定の市町村に限れば、沖縄のようにかなりの敷地が基地になっている場所もある。神奈川県内の、米軍基地のある市町村の現状と沖縄県の現状は、どこに差があってこのような感情の差が出てくるのだろう?沖縄県民の反米感情を和らげるヒントが横須賀市にはあるのではないかと思った。
 
■2016年6月19日(日曜日)


さくらももこの世界展鑑賞
 日体大競技会800mに出場。目標は1分54秒50の全日本実業団標準。前半は、流れに身を任せて、残り300mから勝負というプランだった。
 スタート直後から、アウトコースの選手がハイペースで先頭に出てくれたので、すぐに2番手に入り、理想の展開となった。しかし、200m〜400mはペースダウンし、ペースが遅いと思い不安になった。1周目の通過は57秒3。2周目に入ってもペースアップはなく、残り300mからペースアップをしようと思っていたところ、後ろからペースアップした選手が先頭に出たので、また自分は2番手でついていった。比較的余力があり、最後の直線で勝負ができると思った。しかし、直線に入っても、なかなか先頭の選手に並ぶことができず、残り40mくらいから、自分だけ失速し始め、ちょっとずつ先頭から離れていってしまい、2位でフィニッシュとなった。タイムは1分56秒22のシーズンベスト。先日記録したマスターズアジア記録をまた更新した。
 ちなみに1位は1分54秒75だった。残り40mくらいで1秒5も離された。先頭を抜くくらいの位置で走っていれば、全日本実業団標準に到達できていたかもしれない。目標タイムは、現状からどのくらいの位置にあるかということが確認でき、今年は到達できるかもしれないという手ごたえを感じたレースだった。
 
■2016年6月18日(土曜日)


ブルーベリー



プログラム講習
 今日も次男が大荒れ。午前中は、陸上の練習があり、午後は、本人の希望で横須賀市のプログラミング教室に行き、そして夕方からは、祭りの太鼓の練習が予定されていた。そして、受験予定の漢検の勉強もやらなければならないということで、朝食時に、「遊ぶことができない」と泣いて怒っていた。すべて本人がやりたいというので、すべてをやれるようにした結果、このスケジュールとなってしまったのだが、この過密スケジュールの結果、本人は切れてしまった。とにかく、陸上の練習に連れて行き、昼食は、お店で次男の食べたいものを食べさせ、機嫌を取り、プログラミング教室へ送り出すことができた。教室に入ってしまえば、本人は楽しそうにやっていて、「今度は中級の教室にも行く」と機嫌よく教室を終えてきた。その後も、機嫌よく太鼓の練習へ行き、漢検の勉強は無視ということで、4つのイベントのうち3つをこなして1日が終わった。
 本人の行動が、その時の気分で決まり、そこで発せられる言葉が、本人の本心でなかったりするので、ややこしい。言葉って複雑だ。
 
■2016年6月17日(金曜日)


夕暮れ
 次男は、相変わらず、朝早く起きて宿題をやっている。そして、わからないと母親に聞くのだが、自分で聞いておいて、母親からのアドバイスがあると、そんなの知っていると言って、きちんと聞こうという姿勢がない。基本的には、問題を読めば、そのままヒントが出ていることが多いのだが、とにかく次男はせっかちで問題を読まずに問題を解こうとする。本人は問題をきちんと読んでやっているという。これでは話がかみ合わない。
 今日は、学校が終わった後に用事があるので、妻が次男を車で迎えに行くことになったのだが、妻が、待ち合わせ場所を車が停車しやすい場所に指定すると、それに対して、「そうじゃなくて」と言い、車で迎えに行くということを無視して別の場所にするよう言い出し、最後は、文句を言い始めた。本当に自分勝手なことばかり。聞く気がない。困ったものだ。
 
■2016年6月16日(木曜日)
 長男は、学校の中間テストが迫ってきている。テスト勉強が忙しいのではないかと思っていたのだが、一生懸命やっていたのは、クラスで作る旗のデザインだった。インターネットで鳥の足を検索し、それを参考に、燃えたぎった赤い鳥が羽ばたく絵を一生懸命書いていた。時刻は、夜の9時半を過ぎ、テスト直前なので、体調も整えるべく、勉強がなければ寝ればいいのにと思った。今やらなければならないことから目をそらし、一生懸命に関係ないことをしてしまう。自分にも似たような面があるので、あまり強く非難はしないが、心配しつつ、静かに見守ることにした。
 
■2016年6月15日(水曜日)
 4月4日にテレビのハードディスクが壊れ、この2か月は録画ができない状態が続いている。このままでは、オリンピックを録画できなくなるので、業者に修理をお願いし、午前中に妻の立ち合いで、修理が行われた。
 業者の方は、手慣れた感じで、ハードディスクが壊れているので、交換するという判断で、すぐにハードディスクを交換し、修理が終わったという。三菱製のテレビなのだが、ハードディスクは別のメーカーのものを使用していて、最近のハードディスクは壊れやすいので、番組の保存には使わず、録画したらすぐに見るか、別の記憶媒体にコピーしたほうが良いとの助言をいただいたとのことだった。
 一つのメーカーが、すべての部品を自前で作ることは、かえってコストがかかってしまうので、分業し、それぞれの部品を合わせて最終的に製品にするのが今の製造業ということなのだ。ハードディスク交換で約28000円。テレビだけとか外付けハードディスクだけなら、単体で変えてしまいそうな値段だが、あえて修理を行った。このテレビは、少し古いため、CMカットを自動でしてくれる機能がある。録画番組を見るにはとても便利で、これを手放すことはできない。今まで録画した番組はすべて見られなくなったのは残念だが、これでリセットされ、今年のオリンピックはしっかりと録画ができるようになった。
 
■2016年6月14日(火曜日)


芝生から何かが出てきました
 先週までの2週間はしっかりと練習ができ、今週は疲労をとって週末のレースにピークを合わせる週にしている。今日は、レースを想定した800m変化走3本。
 1本目は650mまで8割程度で走り、残り150mを全力で走り、タイムは2分007秒4。2本目は500mまで8割程度で走り、残り300mを全力で走り、タイムは2分07秒7。走り終わった直後に嘔吐した。タイムは追い込んだというほどのものではなかったが、からだはきついと言っているようだった。3本目は400mを8割、残りの400mが全力だったが、スタート直後から、両脚が攣りそうになり、うまく走れなかった。1周目が67秒0、2周目が66秒1で、トータル2分13秒1だった。
 先週までの練習の疲労が取れていないので、走れないということなのだろうが、レースで1本だけ走るのであれば何とかなるのではないかと楽観的に考え、今日の結果については、あまり気にしないでおこうと思う。
 
■2016年6月13日(月曜日)
 都議会では連日、舛添東京知事の政治資金の使い方について集中審議が行われ、ある議員は、知事に辞任を促していた。野党は不信任決議案を出すようで、与党にも同様の動きがあり、辞任は避けることができない状況になってきた。しかし、知事は今辞職すると選挙が行われることになりオリンピックと重なることで、知事のオリンピック閉会式参加などに影響が出るので、オリンピック後まで不信任決議案を出すことを待ってほしいと、命乞いをしていた。
  行った行為が違法ではないが、倫理的に問題があると報道されている。有権者に知られなければ問題のない、いわゆるグレーゾーンに当たるものだったのだろう。この問題を追及する議員は、当然知事のような行為はしていないという認識の人だろうが、他人に会計を任せていたら、似たようなことが起きているかもしれない。国会議員の年金未納問題のときにも、追及している議員も未納だったということがあった。一人に問題があれば、それは氷山の一角である可能性の方が高いと思ってしまう。世の中に、やましいことは何もないとか秘密はないという大人はどのくらいいるのだろうか。汚れというものは自然とついてしまう。自らきれいにしていかなければ、常に汚れのない状態は作れない。大きなお世話だとは思うが、特に追及する議員さんは、自分の政治資金について適正に使用されているか自ら見直した後に、追及した方がよいのではと思った。
 
■2016年6月12日(日曜日)


トウモロコシを植えました



ジャガイモの実発見!!
 朝、ラジオを聞いていたら、京都大学でチンパンジーを研究されている先生がゲストで出演されていた。もともとは哲学を志して大学へ入ったそうだが、人間を探求していった結果、人間ではないものから人間を知る仕事になってしまったという。
 チンパンジーは、山の向こうで困難に立ち向かう仲間のことは想像できないが、人は、 震災の際など、被災していない地域の人たちが被災地のことを思うなど、遠くに離れた人たちのことを想うことができる。人間の想像する力は無限であり、遠く離れた人に心を寄せることができるのは人間だけではないかということだった。先日、人工知能が人の脳を超えるかもしれないという話題があったが、人工知能のさらなる向上の課題は、この無限の想像力なのだろうと思った。
 番組の中では、チンパンジーではない動物の話題もあった。ほ乳類は、ネズミのような小動物が祖先であり、夜行性だったこともあり、ほ乳類の多くは色が見えない色盲なのだという。犬には、人の見える色が見えないとすると、信号の横断を理解する盲導犬の訓練は、本当に大変なことなのだろうと思った。
 
■2016年6月11日(土曜日)


近所のツバメは巣立ち寸前
 今日も、様々な場所で桑の葉が気になってしまった。朝は、家の周りを次男と散歩して、自宅周辺にいくつも発見し、昔からある古い家では2件ほど庭に生えていた。次男の陸上クラブの練習で競技場へ行ったときにも、競技場に自生していたし、職場では、次々と生えている場所を発見してしまった。間違いなく目に入る場所ばかりなのだが、今までは気にしていなかったことで、自分の意識には上がってこなかったということだ。目の前に見えていても、実際に見えるものは、自分の見たいものだけなのだということが今回のことでよくわかった。子どもたちには、家で毎日同じ注意を繰り返しているが、いくら言っても子どもたちに聞く気がなければ、こちらの注意が伝わることがないということだ。聞く気分になれるように、こちらが何か工夫しなければ、ずっと伝わないままなのだということもよく理解できた。ちなみに桑の葉を気にしていると、桑の葉以上にヨモギの多さに気がついた。
 
■2016年6月10日(金曜日)


タマネギ収穫中





収穫したタマネギ
 次男が理科の授業で、蚕を飼い始めた。先週あたりに卵からかえったばかりの小さな蚕を毎日家に持って帰ってくる。エサの桑の葉は学校にあるらしいが、休日には自分で調達しなければならない。火曜日に初めて家に持って帰ってきたときには、お菓子の空箱に蚕とエサになる葉を入れて持って帰ってきたのだが、餌を食べてくれないというので、見せてもらうと、エサが桑の葉ではなかった。次男は、通学路に1か所桑が生えているところがあるというので、次男が寝る前に一緒に桑の葉を取りに行った。ドブに生えている桑で、ドブに侵入できないように柵があるので、柵からはみ出ている葉を取り終えてしまうと、餌が確保できなくなることがわかった。これでは、エサが途絶えてしまうので、火曜日以降、家の近所や職場の中を歩く際に、桑がないかと気にしながら歩いているのだが、いたるところに、たくさん生えていて、意外にたくさんあるものだと思った。一昨日は、自宅の道を挟んだ草のたくさん生えている空き地に発見し、昨夜は、近所の神社の石垣に発見し、今日は、職場の体育館の入り口に発見した。その他にも、歩道の植木の中に突然はえているなど、かなり自生していた。
 自分が小学生のころも、近所で自生している桑から蚕のために葉を調達した覚えがある。蚕が一度卵を産んで、それがかえると、すごい数の蚕になり、それがすべてマユとなり、マユをゆでて、糸を紡いだことを思い出す。妻は虫が嫌いなので、そこまでやることを許してくれるかどうかわからないが、次男にも同じような経験をしてもらい、絹がどのような過程を通して出来上がるか学んでもらいたい。
 
■2016年6月9日(木曜日)


紫陽花
 練習は長距離パートの学生たちと、1000m×5。設定は、3分20秒で、休息は200mを60秒以内のジョッグでつなぐことだった。走るタイムは3分20秒では、ちょっと遅いのではないかと思ったが、3分15秒で走るグループがなく、休息時間が短いので、3分20秒で走ることとなり、自分がグループを引っ張って走った。
 1、2本目は、楽に走れ、60秒のジョッグでもかなり余裕があったが、3本目あたりから少し頑張らないといけなくなり、4、5本目は、何度も嘔吐し、かなり苦しかった。すべて設定どおりに走れたが、全く余裕はなかった。最近の練習は、走る前に、設定タイムが遅いと思うことが多いが、結局設定どおりで余裕がないことが多い。昔の走りのイメージがあるためか、自分自身の走りに対する評価が、過大評価されていることを実感することが多い。しかし、自分の評価通りの設定で走ることなく、ぐっとこらえて、低めの設定で走っているおかげで、結果的には、良い練習ができている。もうちょっと、自分を冷静に見て、現状に即した評価をできるようする必要があると思った。
 
■2016年6月8日(水曜日)
 2年前に陸上競技の授業を受講してくれた学生が、陸上競技場で、投擲パートの学生と砲丸投げをしていた。そこで立ち話をしながら、近況を聞いたところ、彼の所属する短艇では、全日本の大会でも骨ストレッチを直前までやって、試合に臨んだが、負けてしまったということを聞かされた。とにかくチーム全体に焦りがあったとも話していた。話を聞く限り、チームのメンバー全員が必要のない力を入れて、櫂(オールのこと)を引いていたのではないかと思った。彼は、授業中に骨ストレッチをやっても、全く変化を感じられず、こちらも、どうすれば変化を感じてもらえるのかと思いながら、授業が終了してしまい、とても心残りだった。それでも、彼は、自分の部活で、骨ストレッチをしてくれているということを聞き、なんだかホッとした。
 話の中で、練習中に何を意識するかという話題になり、最終的には、上級生たちは、最も良い動きのできているときは力を入れなくても、舟は良く進む感じをしっているので、その時の動きを100%再現させられるように練習し、下級生たちは、その良い動きをまずは実感することではないかということになった。力を入れない中で大きな力を発揮するには、自分の体重をうまく使えるようになることなので、もう一度、彼に骨ストレッチをやってもらい、自分の筋力で移動することと、自分の体重を使って移動することの違いを体験してもらった。骨ストレッチのやり方も2年前からは進化し、今回は、彼も変化を感じ、さらに体重を使うということについても理解できたようで、とても喜んでもらえた。こちらも、自分の中でこの2年ほどくすぶっていたもどかしさから解放され、彼よりも自分のほうがスッキリしたのではないかと思えるほどで、人とのコミュニケーションをとることの重要性を感じた。
 
■2016年6月7日(火曜日)


庭にいたアマガエル
 練習は300m+200m+100mを2セット。つなぎは次の走る距離を歩き、セット間は10分間の休息を取った。
 昨日の良い感覚を、今日も再現できるように走り、重心を使うことと、気持ちよくスピードを出すことを心がけた。タイムは1セット目が、40秒2、27秒1、13秒0。2セット目が40秒2、27秒3、13秒2。最後の100mが終わった後は、呼吸が乱れ、かなりの疲労感があった。最後ということで、頑張って力を入れてしまったのかもしれない。最後の1本を除き、だいたい今日の目標の走りができて満足。
 最後に300mを軽く流し、42秒8。先週からの継続した練習でハムストリングスの疲労は、蓄積されて、動かしづらいところもあるが、その割には、気持ちよく練習できている。このまま継続させていきたい。
 
■2016年6月6日(月曜日)


庭のイチゴ
 練習は70m×5を3セット。最初の70mをスタートしたところから、次の70mのスタートが1分後という1分サークルで行った。70mのダッシュは、全力で走りきれないことが多いが、今日は、加速がうまくでき、楽に走れた。いつもよりも重心がうまく使えていたのかもしれない。走り終わった直後の呼吸が、通常は苦しいが、今日は呼吸の乱れがあまりなかった。最後に300mのタイムトライアルを行ったが、70mのスタートの感覚で入り、そのままの楽に300mを走りきることができた。タイムは38秒2。今シーズンのベスト。この感覚で400mを走ることができれば、気持ちの良い走りができ、52秒を切るあたりのタイムが出せそうだ。
 
■2016年6月5日(日曜日)
 三男がオセロのやり方を覚え、ゲームができるようになった。しかしながら、目の前の自分の色の石を多く取ることしか考えられないため、一気に逆転されるということが多い。そういったことを、何度もゲームをしながら教えてあげ、少しは先を読むようになり、さらにゲームがおもしろくなってきたようだ。
 今朝は、三男と次男がオセロを始め、次男が勝った。先日、妻と三男がゲームをしたときに、妻はうまく調整しながらゲームをしたようだが、最後はちょっとの差で三男は負けたようだ。今日は次男がそれよりも大きな差で三男に勝ったようで、次男は、三男に勝って喜ぶと同時に、母親にも勝利したという気持ちで喜んでいた。次男があまりに喜ぶので、三男は、悔しくて、とても悲しそうな顔をしていたが、最後には泣いてしまった。次男が喜べば喜ぶほど、三男が打ちのめされた気分になるということが、次男にはわからないようで、次男に三男の気持ちを考えてやるように諭したところ、「意味わかんね」という言葉を発し、起こってしまった。親としては、人を気遣うことも伝えなければならないが、まだまだうまく伝わらない。次男に対しては、最近こういったことが多く、次男が一方的に怒り出すことになる。辛抱強く、つきあっていくしかない。
 
■2016年6月4日(土曜日)


次男の作った写真立て
 小学校で授業参観が行われ、次男の授業を見に行った。授業は国語で、子どもたちが書いた作文を読むという内容だった。一人ずつ教壇に立ち、それぞれが「うれしかったこと」について発表した。友達への感謝や自分の所属するスポーツクラブのコーチから褒められたことなど、日常で感じた「うれしかったこと」が次々と発表された。日常の何気ないことにうれしさを感じられる子どもたちの感性はすばらしいと思った。
 次男は、毎朝、宿題をするのにいつも手伝ってくれる母親への感謝を作文に綴っていた。次男がわからないことについて、解き方などを母親に聞くのだが、母親が話し出すと、次男は聞いていなくて、関係ないことを言い出すので、母親が切れるか、母親が次男にしっかりきくように話しをすることで、次男が「聞いているじゃん」といって逆に切れるということが多い。毎朝険悪な雰囲気になるので、母親が宿題につきあってくれるということについて、何も思っていないとと思っていたのだが、実は「うれしかった」り「感謝した」りしていたということに驚いた。妻は、この発表を聞き、全く想像していなかったようで、うれしくて涙を流していた。感謝をしているなら、それなりの態度で、母親の話を聞けばいいのに、まったくそういった態度ではない。本心を作文に述べたのか、宿題で無理矢理題材としたのか、よくわからない。本心であってほしいし、それに見合った態度であって欲しい。
 
■2016年6月3日(金曜日)
 NHKスペシャルの録画を見た。将棋の羽生さんが人工知能について考える内容で、碁の世界チャンピオンと人工知能が対局をした5局の経過を中心に、人工知能の現状と、未来について語られた。
 碁で対戦した人工知能は、これまでの様々な対局をインプットされ、さらに人工知能同士で対戦を繰り返し、人が1日10局打ったとしても8200年かかるような数の対局をこなして、進化していて、現代人が想像できないような打ち方で、世界チャンピオンを3連続で負かした。しかし、第4局では、世界チャンピオンの放った1手がきっかけで、人工知能は突然暴走し、おかしなことをやり始め、世界チャンピオンが4局目にやっと1勝を手にした。この暴走についてコメントを求められた開発者は、まだ開発段階なのだから、そういうこともあるという発言をしていた。
 シンガポールでは、既に人工知能が様々なシステムを動かし、特に交通の管理では、渋滞を起こらないようにしていた。現在の人工知能は、人間の脳を模してどんどん進化しているが、碁の人工知能のように、ちょっとしたことで、間違った方向に行ったりとか、悪意のある人により、間違った方向へ学習することとなったら、大変なことになることが想像できる。こうしたことを防ぐ手段を講じておかなければ、人工知能だけに頼ったシステムは危険だと思った。
 ある技術者が、何をもって人と定義するかと言えば、それは想像できるということだと言っていた。また、ある経営者は、人間の脳は、どのコンピュータよりも優れたコンピューターを持っていて、企業の人事採用面接で何を見ているかと言えば、その人の考え方を見ていると言っていた。偉くなる人は偉くなる人の考え方を持っているのだという。今回の番組では、コンピューターに多数のレンブラントの絵を見せて、コンピューター自身が絵の特徴を学び、レンブラントの新作を描いていた。最新の人工知能は、想像力を持つようになっていて、人よりも多くの経験を積むことができ、その能力は、人よりも高くなっているように見えた。当然、考え方についても、人より優れたものになることが想像できる。近いうちに、今存在している仕事の多くが、コンピューターに取って代わられる可能性が高いように思えた。アニメや映画では、人工知能が暴走するようなストーリーがあるが、もうこの空想が、現実に近くなってきているということを感じ、とても恐くなった。
 番組では、現在の人工知能の弱点は、人工知能は人に関心がないことだと述べていた。これを克服するようになると、人は、人とは何かという哲学的な問題を突きつけられることになると思った。
 
■2016年6月2日(木曜日)


上:サクランボ、下:ドングリ
 NHKの夜9時のニュースで、またゾウのはな子の話題があった。今日は、「死んだ」という言葉から「息を引き取った」という言葉に変わっていた。この1週間のうちに苦情か何かがあったのだろうか。
 ゾウのはな子を追悼する人たちが次々と公園を訪れているのだという。ただその存在だけで癒されたり、心の支えとなっている人がたくさんいたのだ。
 はな子は、2度、人を踏み殺してしまい、しばらく鎖につながれた生活をさせられ、一度は、人に心を開くことをやめてしまったそうなのだが、新たに担当となった飼育員が、はな子が好きなことをやってあげたり、エサを工夫するなどした結果、再び人に心を開くようになったのだという。はな子は、人以上に人の心を持っていたと飼育員は語っていた。大勢の人が追悼に訪れているということからも、飼育員の話の通りだろうと思った。そして、言葉は交わさなくても、必要とする人には、何かが通じているのだと思った。
 
■2016年6月1日(水曜日)
 3日連続のトラック練習。メインメニューは6000mペース走。設定は1000mを3分30秒のペース。昨日までの疲労が蓄積し、設定ペースで最後まで行けるかどうか、また、一定ペースで走りきれるかどうか、かなり不安な気持ちでスタートした。スタート直後は、ペースが速すぎたが、しばらくすると安定し、最初の1000mが3分31秒3だった。その後は、3分28秒6、3分29秒9、3分28秒5と順調に設定通りのペースで走れた。しかし、4000mを越えるころから、呼吸が苦しくなり、何度も吐くようになってしまった。ペースは落ちそうになりながら、なんとかこらえ、4000m〜5000mは3分28秒0。最後の1000mも吐くたびにペースが落ちている気がして、なんとか落とさないよう必死になって走った。最後の1000mは3分22秒9。ペースダウンしているのではないかとの不安に取りつかれながら走った結果、逆にペースが上がっていた。なんとか設定以内で走り切り、ホッとした。
 最後は300mのタイムトライアル。スタートして50mほどで、右の腓腹筋内側頭だけが攣りはじめ、あとはつらないようにこらえながら走っていると、左の腓腹筋内側頭も攣りそうになり、完走するには、速度を落とすしかなかった。タイムは42秒6。両脚とも攣りながら走った割にはタイムは速かった。
 3日連続で走る練習をしたのは、何年振りだろうか。最近は、継続した練習が全くできていないので、この3日間は、疲労の蓄積はとても大きいが、脚の痛みなどもなく、充実した練習ができていて、自分のからだに感謝したいと思った。
 


[昔のいずみ]