最近のいずみ

Last Update:2016/9/30



パートタイムアスリートいずみ 15年目に突入 

■2016年9月30日(金曜日)
 来年3月に韓国の大邱でマスターズの世界室内選手権が行われる。この大会に出場しようと思い、日程が発表されたので、早めに航空券を予約しようと思い、インターネットで調べてみたのだが、海外のチケットの入手は、インターネットでは、手間がかかりそうだったので、直接旅行会社へ行って予約した。今は往復で6万5000円くらいだった。これから、どんどん値上がりするので、価格を抑えたいのであれば、今購入したほうが良いと言われ、その助言に従い、購入に踏み切った。ホテルについては、今のところ、超高級ホテルの予約しかできないそうで、10月後半になると、少しずつランクの落ちるホテルの予約もできるようになるということで、今回は予約できなかった。
 800mと1500mに出場するつもりなのだが、2種目出場しようと思うと、1週間韓国にいなければならなくなる。ホテル代も、かなりの額になる。マスターズの大会は、暇とお金がないとだめだなぁと改めて思った。
 
■2016年9月29日(木曜日)
 NHKの100分で名著を録画したものを見た。取り上げられている本は、石牟礼道子さんの「苦海浄土」。水俣病について書かれている。労働の「労」という漢字は、いたわるという意味があり、「労わる」と書く。仕事とは、我々をいたわるものなのだという。自然の中で働いていた時代は、働きながら自然に癒されていたのかもしれない。人は、働くことで、世界と一緒になって、自分の心をきれいにしていく。昔の人は、そういうことをわかっていたのではないかとテレビでは解説の方が述べていた。
 人は、自然の中で働くことを忘れていしまい、自然を破壊し、自らも破壊してしまう水俣病を生んでしまった。水俣の人たちは、海を仕事場として、海の恵みに生かされ、海がいたわってくれていたのだろう。「労」という漢字の読みから、仕事に対する考え方や見方が変わった気がした。
 
■2016年9月28日(水曜日)
 週に2回ほど、バイクをこぐトレーニングをしているのだが、最近は、数値が低い。30秒間の全力こぎを2分休息で3セット行うメニューでは、3セットとも、ピークパワーが以前よりも低く、特に3セット目の平均パワーが1、2セット目と比べて、大きく低下する。瞬間的な力も持久力も低下中。以前は、そんなに、負担に思わなかったが、最近は、この練習がきついので、練習前はちょっと憂鬱な気分になる。そんな気持ちに打ち勝つことが一番の練習なのかもしれない。走れないときの、モチベーションを保つということは本当に難しい。
 
■2016年9月27日(火曜日)
 アキレス腱の状態が、少しずつ良くなっているので、久しぶりに学生たちのジョッグについていった。校外へ出ていき、30分で折り返して戻るというジョッグだったのだが、20分が過ぎたころから、急にアキレス腱が痛みだし、30分で我慢できずに止まった。帰りは、走ることができず、歩いて帰ることとなった。歩きでも少し痛みがあり、せっかく回復してきていたところなのに、また元に戻してしまったような感じ。明日以降、この痛みが引きずらなけばよいが、明日になってみなければわからない。
 
■2016年9月26日(月曜日)
 1日屋外で授業。午前最初の授業の時は、比較的涼しく感じたが、午前の2度目の授業では、日差しが強く、蒸し暑さも増してきた。午後になると、さらに日差しと蒸し暑さは強く、久しぶりの夏を感じた。しかしながら、午後は、グラウンドに、たくさんの赤とんぼが飛びかい、急に秋になってきていることも感じた。そういえば、セミの鳴き声も、いつのまにか聞かなくなった。夕方の日が落ちる時間も早くなってきた。確実に季節は変わってきている。日焼け止めをしなかったので、肌の露出しているところは、かなり日焼けして、なんだか目も痛い。
 
■2016年9月25日(日曜日)


1位でフィニッシュ
 先週から連続で3回延期が続いている三男の幼稚園の運動会がやっと開催された。昨日も雨が降り、運動場の状態は悪く、グラウンド整備が必要なため、くつかのイベントがプログラムから削除され、1時間遅れで運動会がスタートした。
 三男の参加するイベントは、玉入れ、かけっこ、ダンス、親子競技だった。かけっこだけは、毎年共通のイベントで、今年は、学年が一つ上になったことで、20m走から30m走になった。毎年1位を目指して走る三男だが、練習で1位だったことはあっても本番では一度も1位になったことはなかった。それが、今年は、念願の1位をゲット。途中で、横をみて自分の順位を確認する余裕もあった。長男、次男、三男と、運動会で毎年のようにかけっこを見てきたが、今まで1位でゴールできたことがなかった。ということで、三男が、我が家の子どもたちの中で、初めてかけっこで1位となった記念すべき運動会だった。
 
■2016年9月24日(土曜日)


近所で建築中の温泉施設
 約1ヶ月ぶりにトラックで走った。起床直後は、アキレス腱の痛みが強く、相変わらず歩くことが辛いのだが、1ヶ月も休んでしまい、これ以上休むわけにはいかないということもあり、ゆっくりとしたペースだが4000mのペース走を行った。
 トラックには、フィールド内の茂った草の影響か、小さな虫の大群が至るところにいて、走っていると、口や目に入ってきそうになる。虫の大群が近づいてくると、目と口を閉じて走ったために、途中でラップを取り忘れたりしたが、最初の1000mは3分40秒台で、最後は3分34秒台まで上げられた。アキレス腱の痛みは、たった4000mの間でも強くなったり弱くなったりして、とても不安定だった。来週以降も、継続して刺激を入れていければと思う。
 
■2016年9月23日(金曜日)
 東京裁判に関連する本を読んでいるのだが、読めば読むほど、失望感が募る。これが元になって今の日本ができあがっているのだと思うと、他の国を信頼することを憲法に謳った我が国は、本当に周りの国からバカにされている存在なのかもしれないと思った。どこの国も他国を信頼していないというのが常識なのだろう。日本人は、あまりにもお人好しすぎるということなのだ。ソ連は、日本との中立条約を結んでいたのに、攻めてきて戦勝国なんておかしな話しだし、戦後日本人を大勢連行し、ひどい扱いをしてたくさんの人を殺したのに、それもなかったかのような扱いで、誰からも罰せられることはなかった。
 戦争が終わって70年も経ってしまった。当時のことを知っている人も少なくなっている。本当のことを知ることなく、連合国によって作られた歴史が真実となってしまっている。ウソでも、それが多くの人に浸透すれば、本当のことになってしまう。これが世界の常識なので、中国や韓国は、平気で白を黒と言うように、日本を悪く言う。日本は、他人の悪口を言うことは、結局悪口を言った本人に返ってくると思っているところがあり、反論をあまりしてこなかったのだと思う。こういうことの積み重ねが70年。もうそろそろ、日本も他国からいろいろと言われてもはね返すことのできる国に脱皮してくれないものかと思う。
 
■2016年9月22日(木曜日)
 水俣病が公式に確認されてから、今年で60年たったのだという。親が感染して、生まれた時から水俣病の方たちが60歳となる。小学校の時に、社会の授業で公害を学ぶときに、水俣病について学んだが、意識したのは、その時だけで、その後は、昔の病気という認識になっていた。しかし、いまだに水俣病は続いていて、生まれた時からつらい思いをしている方たちがいるということに、NHKの「100分で名著」という番組で気が付かされた。水俣病は終わっていない。
 プラスチックを作る会社から流れ出た有毒物質が、魚を介して、人間に病気をもたらした。被害は人間だけではない。植物も動物も、海に係わるすべてのものが影響を受けている。原発の事故と似ている。現場に関わらない人にとっては、その報道があった時だけ関心を持ち、その後は忘れてしまう。水俣病であれば、プラスチックを使っている人すべてが当事者であり、原発でも電気を使っている人すべてが当事者であると言える。全ての人が責任の一端を担っているという認識を持ち、被害に遭われた方、被害に遭った自然に思いを寄せ、それぞれができることを考えていく必要があると思った。
 
■2016年9月21日(水曜日)


庭にいるオンブバッタ
 月曜に長男とバドミントンを1時間ほどしたのだが、昨日よりも今日のほうが筋肉痛がひどくなってきている。右の前腕と両脚のハムストリングスが筋肉痛になっている。前腕は、感覚的に使っていることが理解できるが、ハムストリングスは、そんなに使っている感覚がない。しかしながら、筋肉痛になっているということは、使っているという証拠でもある。メキシコオリンピック男子800mで日本代表だった永井純先生が、筑波大学の中距離の学生たちに、頻繁にバドミントンをしなさいと指導されていたのを思い出す。永井先生は、バドミントンを頻繁に行ったことで、結果的に競技力を高めたという話をされていた。バドミントンをすることでハムストリングスに刺激が入るということなのか。筋肉痛の部位から考えれば、そういうことになる。アキレス腱の痛みが続いていて、バドミントンも思うように動けないが、走ることよりは取り組みやすい種目なので、痛みのある間は、続けていこうと思った。
 
■2016年9月20日(火曜日)
 職場の建物の入り口の階段で足を滑らせ転んだ。左手と左ひざを階段に打ちつけたが、血が出たり傷ができるほどの影響は感じなかった。しかし、しばらくすると、左手の中指基節骨のある部位が少しずつ腫れ出した。その後は、はっきりと腫れが確認できるようになり、少し氷水で冷やすなどの対処をして、2時間ほどで腫れは引いた。痛みは少し残っているが、左側は、先日親指の一部を削り取ってしまったり、2月には肩周辺を痛め、いまだに痛みが残っている。そして、下半身は、左ひざが時々曲げられなくなっている。右側は、時々ぎっくり腰になり、腰方形筋がとても硬くなり、アキレス腱は、毎朝歩くのに支障があるくらいに痛む。いろんなところが悲鳴をあげている。そして、生活習慣病健診やガン検診の結果がかえってきたのだが、生活習慣病健診では血液が1項目基準値を外れ要注意、大腸ガン検診も検便に血が混じっていたとかで要受診。これは厄年に関係があるのだろうか。今は、後厄ということらしい。今日は、雨の日でとても滑りやすい状況だったのだが、そんなことを意識せず油断していたということなのだろう。後厄が終わるまであと3か月。油断することなく過ごすようにしたい。
 
■2016年9月19日(月曜日)
 「「動ける身体」を一瞬で手に入れる本」を読み終わった。上肢と下肢をつなぐ広背筋の重要性が語られ、広背筋を使うことで、硬く緊張してしまうハムストリングスの緊張をほぐすことができるという理論をもとに、主に4つの運動の実践を促す内容だった。広背筋を使うということは、胸を張るという動作につながっていて、胸を張るという動作をするだけで、テストステロンというホルモンの分泌を促し、積極性を引き出し、ストレスがかかった時に分泌されるコルチゾールというホルモンが減少するのだという。こうしたことから、姿勢が悪くなると、逆のことが起こり、気持ちがしずみやすくなるらしい。
 普段子どもたちには、食事の際や勉強の際の姿勢について、指摘しているのだが、ただ姿勢を正せと言っているだけで説得力がなかった。人生を積極的に生きるには、まずは姿勢ということがわかり、子どもたちにも胸を張って姿勢を良くすることの重要性を説くことができる。運動の本を読んだつもりだったが、気持ちを制御するための心理の本として学ばせてもらった。
 
■2016年9月18日(日曜日)


種まき後
 三男の運動会は、朝5時の天気予報が雨の予報だったため、来週に延期となった。子どもたちは、先生にいろいろと注意されながら、踊りの練習などを行っていて、ストレスもあるようだ。先生たちも同様にストレスがあり、早く終わらせたいという気持ちだろうが、なかなか天気が許してくれない。しかし、1日を通して、曇りとなり、ほとんど雨は降らなかった。結果的には運動会はできたのではないかという天気だった。
 雨が降らず曇っていて涼しかったので、子どもたちと、秋以降に収穫するための野菜の種を蒔いた。蒔いた種は、キャベツ、ブロッコリー、白菜、人参、玉ねぎ、大根。雨の予報だったので、雨が水を撒いてくれるだろうと思って、水をかけなかったのだが、結局雨は降らず、夜になって、自分で水をかけた。今畑に残っている、サツマイモ、落花生、ピーマン、パプリカ、トウガラシ、ナスの収穫を終わらせないと、種から育った苗は植えられない。毎年、この入れ替えのタイミングがうまくいかず、収穫時期がずれたりする。今年も同じ問題が起こるかもしれないが、自分の時間のある時にしか畑はいじれない。その時その時で最も良いと思うことを行うしかない。
 
■2016年9月17日(土曜日)


台風の目




障害物走
 長男と三男の運動会が予定されていたが、三男の幼稚園は、前日の雨の影響で、グラウンドが使用できる状況ではないと判断され、晴れていたのに運動会は明日へ延期となった。家族が2か所に分かれて運動会を見に行かなければならなかったのだが、幼稚園のおかげで、家族全員が長男の運動会へ行くことができた。
 運動会に参加する種目は、子どもたちが自分でやりやい種目に参加するようになっていて、長男は、障害物走に参加していた。妻が長男から聞いたところによると、「地味だからいい」のだそうだ。どうやら長男は派手なことはやりたくないらしい。陸上競技を志している父としては、長距離とかリレーで目立ってほしいと思ってしまうのだが、アウトドアな性格ではない長男は、そうではないらしい。確かに、あまり運動が得意そうではない子供たちが障害物走に参加しているように見えた。こういうことにも性格が反映されるというのが面白いなぁと思った。長男は、全員参加の騎馬戦にも出ていたが、当然土台として参加していた。目立つことは好きではない長男は、将来どんな仕事をするようになるのだろう。縁の下の力持ちと呼ばれる目立たない存在を目指すのかもしれない。
 
■2016年9月16日(金曜日)
 授業がなく休みを取って、1日読書。毎月少なくとも1冊は読むというということを自分に課しているのだが、9月は、まだ本を開いてもいなかった。外は雨で、畑もいじれないので、読書ということになった。
 70年前の戦争について、急に興味を持ち始め、それに関する本を読んだのだが、日本の戦争は、明治維新の前から始まっていて、世界の植民地支配の歴史から紐解かなければ、なぜ戦争となったのかは理解は難しいようだ。日本人は、まじめでお人よしで、だまされやすく、それが、現在学校で学ぶ歴史にも反映されてしまっている。過去に行ったことについて、きちんと理解したいところだが、どれが真実で、どれが嘘なのかが、もうわからなくなってきている。当時生きていた人たちは、どんどん亡くなっている。真実を知ることができるのは、今しかないのかもしれない。東南アジアでは、当時の日本に悪い印象はなく、良い印象を持ってくれているひとがたくさんいたそうだが、そういった人たちも少なくなり、教育では、日本を悪く言う教育に変わってきているようだ。日本のために海外へ出て行った人たちの印象が、教育によって悪くされるということは、納得がいかない。海外の援助に使うお金は、日本の印象を良くする教育に使ってほしいと思った。
 
■2016年9月15日(木曜日)


アップルゴーヤ
 結婚していない人のうち、異性の交際相手がいない人の割合が、男女とも過去最高となったという報道があった。男性で7割、女性で6割だという。対象は18歳から34歳の未婚男女。子どものころから、携帯電話があるのが当たり前の世代で、生身の人間とのコミュニケーションをとることが下手になったということではないかと思った。相手の顔色をうかがい、相手の気持ちを考えて言葉を発することよりも、携帯電話で、文字を打ち込み、相手の顔が見えないところで、自分の思っていることを表現することのほうが多いのかもしれない。
 うちの子どもたちも、年々話す機会が減ってきている。長男は、自分からは、ほとんど話さない。よくしゃべっていた次男も少しずつ話さなくなり、三男だけが、一人でしゃべっている。それぞれがそういう年齢になってきているということかもしれないが、面と向かって話をする機会を作っておかなければいけないなぁと、このニュースを聞いて反省した。
 
■2016年9月14日(水曜日)
 授業で記録を計り、それを評価の元としていて、学生たちにもそのことは伝えてあり、記録が気に入らなければ、何度でも計りなおすことを伝えているのだが、最近は、単位が取得できればいいと考えている学生が多いためか、再測定をしてほしいという学生がすくない。以前は、もっと良い成績を出そうということで、再測定を申し出る学生がいたものだが、何が変わったのだろうか?陸上競技部の学生でも、自分の競技の記録については、当然こだわっているが、授業での記録については、それほどこだわりがなく、再測定を申し出るものは少ない。なんだか寂しい気持ちになる。
 
■2016年9月13日(火曜日)
 歴史は、中学生の時に学び、高校では地理のみの履修だったため、日本史も世界史も学んでいない。大学に入って、少しだけ近代史について学んだかもしれないが、中学時代の知識で止まってしまっている。最近、日本の近現代史について見直され、学校で学ぶことと、実際に起こっていたこととのかい離を指摘する人がでてきた。その人たちの話を聞いたり本を読んでみると、戦勝国に都合良く作られた歴史が、歴史としてまかり通っている可能性が高いということがわかった。日本だけが、なかったことでさえ、あったことにされ、悪い国に仕立て上げられているという印象を持った。大虐殺や慰安婦のような問題は、その一部なのだが、どの国も自分の国に都合の悪いことは子どもたちに教えないようだ。英雄と呼ばれる人たちは、征服された側からすれば、大虐殺を行ってきた悪人でしかない。歴史は、真実を伝えるものではなく、どこかで捻じ曲げられているし、一方的な見方から発せられたものだのだということを理解して、勉強するものなのかもしれない。そう考えると、学校で教える歴史は、誰かにとって都合の良い歴史でしかなく、それが試験になるって公平なことなのだろうかと思ってしまった。真実は、その当時、その場にいた人しかわからないということなのだ。
 
■2016年9月12日(月曜日)


日本丸とフェリー
 授業では、身を乗り出すように一生懸命こちらの話を聞いてくれる学生と、集団の後ろのほうで、どこを見ているかわからない学生がいたりする。この傾向は、別の授業でも同じだろうし、同じ学生が、どの授業でも同じような態度をしているのだろう。
 体育では、一生懸命聞いてくれる学生が最も良い成績を残すとは限らない。運動能力の高い学生のほうが良い成績を残す傾向がある。しっかりと授業を聞いて、きちんとやった人が良い成績になる方法はないかと思い、始めたテストがトリムラン。自分でタイムを設定し、時計を見ずに、そのタイム通りに走れた人ほど成績が良くなる。
 今日は3kmでトリムランを行ったのだが、身を乗り出すように一生懸命やっていた学生が、設定タイムと同じタイムで走り切り、驚くと同時に、とてもうれしくなり、思わずその学生と握手してしまった。彼は、一人だけ、周りの学生たちよりも速いペースで走り、中盤少し失速し、それを感じたためか、最後は、また速度を上げてフィニッシュした。素晴らしいペース感覚だった。他の学生は、他人に影響され、だらだらと話しながら走っているので、ペースは乱れ、設定どおりにはいかなかった。持久走は、自分と対話しながら走ることが大事だということをわかってもらえる授業になったのではないかと思う。
 
■2016年9月11日(日曜日)


4×400mR予選(3走)



女子800m決勝



学生たち
 関東理工系大会2日目。雨の予報だったが、大雨は横須賀で続き、鴻巣は、全く雨が降らず、昨日よりも蒸し暑くなった。
 4×400mR予選は、1着と2着以降の上位4チームが決勝に進出でき、うち学生たちの組は、優勝候補の学校が2校も入っている組だった。当然、良くて3着ということで、タイムを狙って関東インカレ標準記録を突破し、同時に決勝進出を目指した。
 1走で先頭に立ち、2走、3走になると、2位以降のチームとの差が開き始め、かなりのリードをした。4走は、最も力のない学生なので、追いつかれることはわかっていたが、4走の学生もよく粘って、最終的に3着でフィニッシュとなった。3走までのリードは、誰も予想していなかったことで、久しぶりにリレーで盛り上がった。タイムも関東インカレ標準記録を突破、最高の形で決勝へコマを進めた。
 決勝は、優勝候補のチームが、前半から大きくリードを奪い、わがチームは、下位争いとなってしまい、順位は8位。しかし、予選のタイムとほぼ同じタイムで走り切ってくれ、来年につながる走りだったのではないかと思った。
 個人種目は、上位入賞はなく、男女とも下位入賞が続いた。チーム対抗の順位は、上位3校しか発表されず、4以下は不明。うちの学校は4位以下。学生に運営サイドへ確認してもらったところ、後ほど、HPとツイッターで掲載するので、そちらで確認してほしいと言われた。すべての学校の得点と順位を出し、確認してもらって、訂正がなければそれで順位が確定のはず。それなのに、その確認がなく、3位までの表彰が行われ、残りの結果は、インターネット。現代的と言えば現代的だが、なんだか違うのではないかと疑問に思いながら応援は終了となった。 
 
■2016年9月10日(土曜日)


開会式



男子1500m決勝
 関東理工系学生陸上競技大会の応援に行った。この大会は、学生たちがチームとして1年間の目標としている大会なのだが、学生たちの最近の生活は、様々な制約があり、満足な練習ができていない状態。その中で、どれだけ、力を発揮できるのだろうかというところを注目した。
 男子1500mでは、2年生が箱根駅伝に出場している東工大の学生と優勝争いをした。うちの学生は、とても良い流れで、残り200mから速度を上げ先頭に立ち逃げ切ろうとしたが、最後に失速し、2位となった。もうちょっと先頭に出るタイミングを遅らせれば、優勝ができたのではないかと思ったが、我慢ができずに飛び出してしまったようだった。
 女子では、1年生がやり投げで大会新記録優勝。まだ記録は低いが、自己ベストを更新し、学校の歴代記録でも1位となった。
 その他、多くの種目で下位入賞があり、女子では、入賞はできなかったが、歴代記録で上位に入る記録がいくつも出た。
 1日、晴れて暑かったが、例年よりは、湿度は低く、木陰に入ればとても涼しく過ごしやすかった。明日は、雨の予報が出ている。競技しやすいコンディションになってくれればと思う。
 
■2016年9月9日(金曜日)


ミョウガ初収穫
 大量のキャベツの千切りを作ろうと思い、包丁で千切りをするよりは、かなり時間が節約できるのではないかと期待して、大きなピーラーを買ってきた。
 実際に使ってみると、予想通り、細かい千切りが次々とできてきたが、削るたびにキャベツがいろんな方向に飛び散り、ボールの中に集まりきらないというのが問題だった。
 キャベツはどんどん小さくなっていき、根につながる最も硬いところは、削りづらく、苦労した。そして、ある瞬間、自分の親指に痛みを感じた。指を見ると、指先と爪の一部が削れていた。痛みは強く、血も出てきた。なんとか圧迫し、長男に直ちにキズパワーパッドを買いに行ってもらい、自分は、圧迫止血をした。ピーラーを見ると、キャベツにまみれて、削れた自分の指先と爪がくっついたまま残っていた。すぐに水で洗い、切れたところに戻した。圧迫止血を解くと一瞬で、出血の勢いが強くなり、とてもあわてた。
 キズパワーパッドを貼り合わせ、なんとか止血もでき、痛みもある程度治まった。その後、キャベツの千切りは、包丁に替え、地道に作業をして、なんとか夕食は食べられた。便利なものは恐ろしい。簡単に指も切れてしまう。せっかく買ったピーラーだが、当分使う気にはなれない。
 
■2016年9月8日(木曜日)


本日の収穫
 パラリンピックが始まり、ちょっとだけ陸上競技の映像を見た。視覚障害T11クラスの5000m決勝なのだが、日本人の和田選手は、16分02秒97で6位となった。優勝したケニアの選手は15分16秒11。全く目が見えない状態は、相当不安な状態なのではないかと想像するが、その中で、それだけのスピードが出せるということに驚いた。和田選手は、自分と同じ世代の選手で、伴走した中田さんも同じ世代。2人の走力はすごい。伴走の方は選手の動きを制限するようなストレスを感じさせないように伴走しなければならないし、コーナーの走りは、直線よりもかなり配慮が必要だったりする。そういった中では、16分の走り。選手だけでなく伴走者の走りにも感動した。
 
■2016年9月7日(水曜日)
 平泳ぎ200mの世界記録保持者の山口選手(東洋大)が引退するということを、水泳の先生から聞いた。高校時代に国体で世界記録を更新し、その後、萩野選手らと一緒に東洋大学へ入学した。萩野選手が、成功していく一方、なかなか山口選手は記録が伸びず、今年のオリンピック代表選考会でも決勝に残れず、オリンピックの代表にはなれなかった。同じ平井コーチの元で練習をし、特に北島選手と同じ平泳ぎの選手だったということから期待も大きかった。平井コーチも、担当した選手全員を成功に導くという万能なコーチではない。当然人間だから。しかし、こういった本人の希望通りに成果を出せなかった人もいるという報道はなされない。本人が4年間の努力と成果を納得して引退を選んだのであればいいが、なかなかそういう気分にはなれないだろうと想像する。彼の経験を、次の世代に生かしてくれればと思う。
 
■2016年9月6日(火曜日)
 午後から頭痛が続き、何かを積極的にやろうという気分になれず、運動もできなかった。校内では、陸自の隊員が自衛隊観閲式のお手本を学生に見せるために、学校へ来ていて、午後は、その予行なのか、音楽隊の演奏する中、パレード訓練をしていた。それがまた、頭に響いてストレスとなりイライラし、あまり良い精神状態ではなかった。
 アキレス腱の痛みは、少し緩和した感じがあるが、授業で動くときには、激痛が走ることもあり、頭痛は別にしても、なかなか運動する気分になれない。今は、授業でのウォーミングアップだけが自分の運動になっていて、少しは身体を動かせている。授業に感謝。
 
■2016年9月5日(月曜日)
 高校時代の陸上競技部の先生から電話があり、12月に愛知県で行われる市町村対抗駅伝の市の代表として走って欲しいとの要請を受けた。愛知駅伝という大会で、10年ほど前から行われているのだという。この大会について、全く知らなかった。40歳以上の選手は3.9kmを走るそうで、その市の出身者であれば、出場を認めるとのことで、声をかけて頂いた。今のところ、アキレス腱の痛みがひどくて走れる状態ではないという話しはしたが、それまでには治すようにと言われ、走る方向で調整することとなった。
 どんな大会なのだろうと思い、ネットで検索してみると、地元のテレビでは生中継され、いくつか動画も出ていた。40歳以上の部でも、かなりレベルは高く、自分の市はいつも上位争いをしていた。動画をいくつか見ているうちに、今年800mで中学新記録を出した生徒の動画にたどり着いた。この生徒は、自分で、練習計画を立て、試合に向けての1日の使い方など、こと細かくノートに書き記し、周りの人たちへの感謝も忘れない。そして、10年後の自分はどうなっているかという質問に対して、1日1日を大切にする人でいて欲しいと答えていた。その受け答えだったり、中学日本一になるまでの様々な取り組みなど、感動した。うちの学生たちよりも大人に見えた。自分で自分がきちんと管理でき、周りへの気配りを忘れない、こういう人に自分もなりたいし、学生たちにもなってもらいたいと思った。
 
■2016年9月4日(日曜日)


学生たちと
 近代3種日本選手権大会に出場する学生たちの応援に行った。もともとは自分も参加する予定だったが、結局アキレス腱の痛みが回復せず走れないため棄権となった。
 学生たちは学生の部に出場し、出場者は男子12名、女子は5名。男子は全員うちの学生、女子も3名がうちの学生だった。学内記録会に近い状態で、最初の200mスイムでは、ほとんどの学生がスタート直後はクロールだったが、後半は平泳ぎ。全員陸上競技部の学生なので、水泳の練習はしていない。当然、クロールより速度は格段に落ち、競技としては、レベルを下げる泳ぎなのだが、仕方がない。最後までクロールで泳げた学生が、大きく後続を引き離して、ランと射撃に入っていった。走りの力がある学生は、後半かなり追い上げ、それなりの順位に入った。女子は、1、2位がトライアスロンをしている他大学の学生で、うちの学生は3位となった。普段なかなか表彰されることがない学生たちが表彰台に上がることができ、とてもいい経験になったのではないかと思う。この大会が続く限り、都合がつけば、みんなで参加したい。
 
■2016年9月3日(土曜日)


浦賀湾と虹





 昨日深夜にNHKで放送された「決断なき原爆投下~米大統領 71年目の真実~」を見た。当時の大統領が、原爆投下の決断を明確にしていない状況で、原爆は投下され、軍の関係者に騙され、広島は軍事拠点と認識し、一般市民への被害はあまりないという認識だったようだ。しかしながら、実際は一般市民に大きな被害を与え、それを認識した半日後には長崎に原爆が投下されていた。そして慌てた大統領が、やっとその後の原爆投下を中止させたという、あまりにも遅すぎる決断だった。しかし、大統領は、そのことについて、死ぬまで言及することなく、日本とアメリカにとって必要なことだったと、被爆者との面会の際に発言していた。ルーズベルト大統領が死去して、急に副大統領から大統領になってしまったトルーマン氏には、大統領になる覚悟が不足していたと言える。大統領になるまで、原爆についての知識がなく、いきなり決断を下さなければならない立場になってしまったので、それまでの流れを大切にして、担当者に任せてしまったということなのだろう。担当者は、戦争終結が近いことを認識し、原爆投下前に戦争が終わってしまうと、研究につぎ込んだ巨額の資金の無駄遣いを指摘されるのが最も困ることだったようだ。原爆を年内に17個製造し、開発が出来次第、次々と投下する計画を立てていた。そして、それまで攻撃されていない都市で、原爆の威力がよくわかる都市に投下するということが決まっていて、最初は京都が候補地となっていた。いくらでも原爆投下を中止するチャンスがあったのではないかと思えたが、それは今だから言えることで、当時、同じ立場になったとしたら、よほど強い人でなければ中止はできず、多くの人が同じような結果を招くようにも思える。それだけ人間は弱い生き物なのだと思った。原爆投下の反省をすれば、ベトナム戦争での枯れ葉剤使用はなかったのではないかと思えるが、戦争を実験の場と考える人たちは、人を人と考えることができずに、ことを進めてしまうということなのか? 「戦争を終結するには必要だった」というフレーズは、大統領が自分の立場を守るために発した言葉であることが明らかになったが、アメリカでは、このフレーズは真実として信じられてしまっている。慰安婦の件も同じく、日本は、一方的に相手の罠にはめられ、それに縛られてしまっているように見える。もどかしく悔しい。
 
■2016年9月2日(金曜日)
 アキレス腱の痛みに関して、エミューオイルを塗るなど、自分に出来うる限りのことをしているところだが、今日は少しだけ痛みが緩和した。バイクのトレーニングはできるので、30秒全力こぎを3セットを2分休息で行った。最近のパワーの低下は著しく、特に3セット目は、この3年の中では最も低い値が出てしまった。自分の感覚では、それほど低下しているようには感じていないのに、急激な低下をしているのだから、自分の感覚もかなり深刻なものとなっている。数字だけを見ると全く我慢ができていない。トレーニング後の脚の疲労は、大腿後面よりも前面の疲労のほうが大きく、疲労の傾向からもわかるように、きちんとした動作ができていない。最も数値の良い時は、大腿前面の疲労はあまりなく、後面だけに来る。何かが違うのだが、何かがわからない。 トレーニング後少しだけジョギングをしてみた。右足が接地するたびにアキレス腱に痛みが出る。足裏の重心の感じ方を上半身の姿勢で変化させ、痛みが緩和するところはないだろうかと探りながら走ったところ、緩和するポイントが見つかった。そのポジションで走ると痛みはかなり軽減する。きっと身体への負担も少なくなる。具合の悪い時でないと、見つけられないのではないかと思う。今は、普段できないことをいろいろ試す時期なのかもしれない。
 
■2016年9月1日(木曜日)


夕日
 長男が今日から期末テストが始まっているのだが、全く勉強をしているようには見えない。昨日もレゴで遊んでいるだけで、今日は午前中に試験が終わり帰宅し、午後からは友達に泳ぎを教えるとのことで近所のプールに行ったのだという。家に帰ってくるとレゴで遊んでいる。遊んでいるなら、明日も試験なのだから、早く寝てすっきりした状態で試験を受けたほうがいいと話したら、勉強せずに寝てしまった。いつ勉強しているのか?期末テストの意味わかってるか?大丈夫か?
 


[昔のいずみ]