最近のいずみ

Last Update:2018/3/31



パートタイムアスリートいずみ 18年目に突入 

■2018年3月31日(土曜日)


昔寝泊まりした寮



体育・芸術棟



満月と桜
 ランニング学会2日目。早朝からモーニングランというイベントがあり、希望者のみだったが、筑波大学からつくば駅周辺の満開の桜を観で、おしゃべりしながらゆっくりとジョギングをすることが出来た。
 昨夜は、花粉症の影響か、鼻づまりがひどく呼吸できず、まともに寝られなかった。その影響で、朝から目が痛く、1日中眠かった。午前中は、口頭発表とポスター発表で、午後は招待講演と学会プロジェクトUのイベントが行われた。
 ポスター発表では、「ガチユル走」というトレーニング法が印象に残った。短時間の高強度運動と速度はそれほど上げない持続走をすることで、通常の持続走よりも脂質代謝が亢進するという練習法で、脂肪を減らしたい人には短時間で効果のあるトレーニング法だという。実際、自分も普段の練習で似たようなことをしていて、間違っていないという確認にもなった。
 招待講演は、マラソンで2時間を切る「Breaking 2」というイベントに関わったイギリスの生理学者の講演だった。当日走った選手は3名だったが、3名に絞るまでには、様々な測定をするなど、かなりの時間をかけていたようだ。選手や場所の選定など、イベントに至るまでの準備について詳細な説明がなされた。特に強調されていたのは走る前と走っている最中の糖の摂取。選手は、それほど気にしていないのかもしれないが、生理学者としては、この栄養の影響は大きいと考えているようだった。
 学会プロジェクトUは「ランニングエコノミーと長距離パフォーマンス」について。研究者からは、バイオメカニクスの観点から説明があり、ランニングエコノミーと最大酸素摂取量の関係は、相補的な関係である印象を持った。また、神奈川大学と東海大学の先生からは、現場でどういったことに注目してトレーニングをしているかということについて発表があり、具体的なトレーニングについて知ることが出来た。
 今日は、つくばにいる卒業生と連絡が取れ、夕食を共にした。5年間の大学院研修が終了し、来週からは横須賀へ戻り、自衛官としての勉強が始まるという。博士論文の審査がこれからということで、まだ、やらなければならないことはあるようだが、とても充実した学生生活が送れていたようで安心した。
 
■2018年3月30日(金曜日)


つくばの象徴






昼の桜並木






筑波大学






夜の桜並木
 ランニング学会に参加するため筑波大学へ行った。筑波へ行くのは、おそらく10年ぶりくらい。10年ほど前は、週に2回ほど片道3時間の道のりを通っていたのだが、当時の記憶は薄れ、秋葉原での電車の乗り換えルートが全く分からなかった。つくばエクスプレスも外の景色が大きく変わり、たくさんの住宅街や高いビルが増え、まったく違う沿線になっていて驚いた。
 学会のテーマは「サイエンスとセンス」。科学ではすべてを説明できないので科学的ではないことをどのように科学に融合させていくかということなのだろう。今日は、基調講演、学会プロジェクトT、キーノートレクチャーの3つのイベントが開催された。
 基調講演では、「嘉納治五郎の長距離への思い」というタイトルで、筑波大学の前身高等師範学校長だった嘉納が学校に部活を導入し、様々な運動を全国へ広めたこと、そして嘉納の元でオリンピックマラソンランナーとなった金栗四三が箱根駅伝をはじめとする日本の長距離文化をどのように創っていったかということが語られた。ちなみにグリコのランナーのイラストは、金栗がモデルの一人のようで、顔の部分は、金栗の顔に見える。
 嘉納治五郎が欧米のスポーツ関係者からよく知られていたという。嘉納が欧米で有名になったきっかけは、小泉八雲のエッセイだった。嘉納の始めた柔術は、相手の力を利用して勝つもので、それは、異文化を取り入れ発展する日本に重ねられ、日清・日露戦争に勝利した時期に紹介されたことで注目を浴びたようだ。そして彼は、アジアで初のIOC委員となり、1940年の東京オリンピック招致に成功した。しかし、当時の日本は国際連盟から脱退し、国際的には孤立していた時期だった。オリンピックの2年前に、東京で開催するかどうか議論するカイロIOC総会が開催された際には、政治がスポーツに関与すべきではないと発言し、誰も反対することはなく、さらに同じ年の札幌冬季オリンピックの開催まで決めてしまうほどの発言力があったようだ。しかし、彼は帰りの氷川丸の船内で亡くなってしまい、結果的には東京オリンピックは中止となってしまった。彼が1940年まで生きていたら、IOC総会で東京オリンピックは開催されたかもしれないと演者の先生は発言されていたことが印象的だった。
 金栗四三は4度のオリンピック代表となったが、初出場となったストックホルムオリンピックでは、途中棄権し、棄権届けを出さずに帰国したため、競技中に行方不明という扱いのままになっていた。55年後、ストックホルムオリンピック55周年記念式典の際に招待され、その時にゴールテープを切り、54年8ヶ月6日5時間32分20秒3という公式記録となったということが衝撃的だった。
 学会プロジェクトTでは「女性ランナーの諸問題」がテーマとなった。脂肪細胞から出るレプチンというホルモンが月経を促すため、脂肪が少ない女性ランナーは月経異常になりやすい。レプチンがないと胃からグレリンというホルモンが出て、食欲を促進するという関係がある。低炭水化物ダイエットが流行っているが、死亡率が高い。走ることでテストステロンの量が低下することが分かっているが、特に中高年男性で故障が多い人は、テストステロンの量が低下しているかもしれないため、測定できる機関にいった方がよいとのことだった。
 最後のキーノートレクチャーは「ロジャー・バニスター」について。彼は世界で始めて1マイルの4分切りをした選手だった。最近彼は亡くなってしまったが、彼が生きているときに実際にイギリスへ会いに行きインタビューをした先生が講演された。バニスターは医学生で、生活は勉強が中心で、ランニングのトレーニングは、1日に30〜45分程度。練習の中心はスピードプレイという自分の体の状態に合わせて速く走ったり遅く走ったりする練習で、機械的にやるインターバルは人間的ではないと否定的だったようだ。これが学会のテーマとなるセンスという部分とつながっていてとても興味深かった。彼の世界記録はたった46日間だけで、その後そのシーズン中に大勢の選手が4分を切るようになった。1マイル4分切りは誰も出来ないと思われていた時代に、その常識を打ち破ることで、1マイル4分切りは出来るという常識に変わり、選手たちの心理的限界が変わったと解釈でき、これもサイエンスというよりもセンスの部分にあたるのではないかと思い、興味深かった。
 
■2018年3月29日(木曜日)


本日の収穫
 昨夜、子どもたちと近所の空き地でたくさんのつくしを発見し、明日収穫しようと約束したため、今朝子どもたちと収穫をした。今年は、温かすぎて、いつもより桜の満開になるのが速く、つくしも同じように、成長するのが速かった。多くが、頭の部分が開いて胞子を飛ばした後で、頭の部分が閉じているものは、思ったよりも少なかった。三男は、つくし採りをしていたはずなのに、BB弾を見つけて、それを集めようとしたりして、興味がある方にどんどん向かっていくので、軌道修正をしなければならなかった。自分の興味に素直に順うところが子どもらしい行動で、とても面白いなぁと思った。
 
■2018年3月28日(水曜日)


中距離パート





満開の桜
 中距離合宿最終日。午前は100mの直線走10本(休息は100mウォーク)を1セットとして10分休息で3セット。1セット目は、全力を出しているつもりなのだが、まったく疲労感がなく、走った感じがなかった。2セット目は、100mの後半に失速するようになり、全力というよりももがいて走っていた。3セット目に、やっとハムストリングスの疲労がやってきて、何度か攣りそうになった。
 午後は、観音崎で坂ダッシュ。600mの上り坂3本と1000mの上り坂を2本。大勢で走ると、競争心をあおり、一人で走るよりもタイムが上がり、練習効果も高い。しかし、一人で走るよりも前半から速いため、後半は学生たちを引き離して一人で走るようになると失速する感じがあった。4本目までは、呼吸がつらいだけだったが、最後の1本は、左の前脛骨筋が攣りだし、攣ったところで、学生に抜かれ、攣りながらも必死に後ろにつき、もう一度学生を抜くタイミングを見計らった。学生が少し失速したところで、一気に速度を上げて学生を引き離したところ、学生からは「クソッ」という声が聞こえ、彼の練習に賭ける意欲を感じられうれしくなった。学生との距離が広がったところで、右のハムストリングが攣り、一瞬止まりそうになった。その後は、ハムが攣ったまま、手でハムを抑え脚を引きずりながら学生が抜いてくるまで走ろうと思い、必死に逃げた。結局学生に抜かれることはなかった。練習後、学生に抜けるチャンスがあったはずだと話したところ、「状態の悪い人にとどめを刺したら立ち直れなくなるので、抜くのはやめておきました」との返答があった。顧問は学生の踏み台なので、とどめを刺してくれて結構なのだが、学生は理由を作って、追い込み切らなかったように感じた。
 久しぶりにハムストリングスを酷使し、練習直後から、痛みを発しているが、明日以降は、さらに激しい筋肉痛が予想される。そういった練習ができるようになってきたということがとてもうれしい。
 
■2018年3月27日(火曜日)


走水の桜
 練習は午前のみでメニューは400m×10(休息は200mジョッグ)のインターバル。ペース設定は70〜72秒。長距離のペースなので、楽に行けるだろうと思っていたのだが、この練習の前に、ワットバイクで1000mを2回全力こぎをしていたため、思った以上に脚が動かず、1本目からかなり息が上がり、つらかった。7本目からは嘔吐が始まり、1本1本これが最後と思って、なんとか10本を設定通りにやりきった。一人では絶対にやりきれない。人と一緒に練習できるということが本当にありがたいことだと思った。
 
■2018年3月26日(月曜日)
 昨日から中距離合宿が始まり、今日から本格的に走りの練習が始まった。午前は、6000mペース走、午後は400m×3のレペティショントレーニングだった。
 強度が高く2年近く全力で走っていないので、午後は、久しぶりのレペティショントレーニングだった。800mの1周目のペースでは走りたいと思っていたが現実は厳しかった。
 1本目は前半学生に大きく離されながらも、最後の直線で逆転して56秒1。どこにも疲労はなく、うまく走れているのではないかと思ったが、2本目は、100mを通過したところで、右下腿が攣り、攣ったまま走ったため、速度は上がらず64秒9。3本目も両下腿とも攣りそうになりながら何とか完走し59秒9だった。
 クーリングダウンでジョッグをした際に、右内側広筋を攣り、しばらく歩けなくなった。両下腿とも攣ったことから、下腿を使って蹴った走りをしていたことがわかった。長い距離は、下腿を使わずうまく走れていると思っていたのだが、速度が上がると蹴る動作が入ってしまうということなのだろう。改善すべきことが見つかって伸びしろがあると思った。
 
■2018年3月25日(日曜日)


犬の散歩体験
 朝から、長男のタブレット使い方で口論となり、妻は、長男に押され、床に倒された。もう少しで後頭部が壁のでっぱりに当たりそうでヒヤッとしたが、妻は長男には力では勝てないし、長男は、自分の力だけで人を殺めることもできるということが証明された。タブレットを長男に与えるときに、友だちとの連絡手段がメインでゲームをやらせるために渡すものではないと認識させて渡したのだが、最近の長男はゲーム中毒となっている。課金をしないだけましなのかもしれないが、塾の宿題をせずに塾に行き、その塾を辞めて別の塾へ行きたいと言い出し、何がやりたいのかよくわからない。このままでは収拾がつかないので、あらためて長男とタブレットの使い方について話し合い、合意したことを紙に書きだした。現状は、勉強の時間に対しどれだけゲームをしているのか本人の認識を確認し、そのご本来はどういう割合だったら良いのか考えてもらった。長男の認識が甘すぎで呆れたが、お互い妥協しながら、ルールを改めて決めることができた。ルールが守れなかった日の翌日は、タブレットが使えないということがペナルティーとなった。親が関与しなくても自分の時間は自分で管理できるようにならないものかと思う。
 
■2018年3月24日(土曜日)


本日の収穫



サッチング中
 以前購入しておいたジャガイモのキタアカリを畑に植えようと思い、倉庫から出してみると、芽が伸び伸びになり、すべてがカビだらけになっていて、植えるには厳しい状態に変化していて驚いた。最近の気温上昇の影響で、急激に成長してしまったということと、倉庫の中は、意外と水分があり、カビも生えやすいということなのだろう。結局、ホームセンターへ行き、ジャガイモを購入。キタアカリはなく、男爵イモを購入し、それを植えた。
 月曜日にいったんやり終えたサッチ処理だが、まだまだ残っているのが気に入らず、改めてサッチングをやってみた。サッチを掻く深さをさらに深くしたところ、月曜の3倍ほどサッチが出てきた。いままで芝を刈った後の処理が全くできていなかったことを実感した。これで、後は根切りをして、くぼんだ所に砂を入れる作業が残っている。まだまだ作業は続く・・・
 
■2018年3月23日(金曜日)


投擲パート
 投擲合宿最終日。ホッケー部が1日フィールドを使用することとなり、投擲の学生たちが使用できるのは、お昼休みの1時間だけだった。明日は記録会に出場することになっており、最後の調整練習なので適度な時間だったと言える。
 2年生は、これから1ヶ月間カッター訓練のため、一切練習ができない。練習復帰はゴールデンウィークからとなる。新4年生は最後のシーズンが始まる。ぜひ関東インカレの標準記録を切って気持ちよく4月からの新シーズンに入ってほしい。
 
■2018年3月22日(木曜日)
 モンゴルからの留学生だった卒業生と夕食を共にした。ランニング、仕事、家族の話をしたのだが、モンゴル人から見る日本人は、あまり両親を大切にしていないように見えるという印象を持っているということが頭に残った。我が家の子どもたちが、母親にひどい言葉を投げかけたりして困っているという話をしたところ、親をひどく言うなんて信じられないと話していた。彼が言うには、モンゴルでは思春期だったとしても両親に反抗することはないし、いつも尊敬と感謝の気持ちを持ち、それをプレゼントにしたり、手伝ったりして気持を行動にするのだが、日本人には、そういったことをあまりしていないように見えるとのことだった。「先生は両親にプレゼントしていますか?」と聞かれ、父の日と母の日のプレゼントだけなので、年に1回で、逆にいろいろと送ってもらうことの方が多いと答えると、それでは少なすぎると言われてしまった。結局、自分たちが両親にしていることが、そのまま子どもたちから自分たちに返ってくるということのなのかもしれない。両親をより大事にしていくことで、子どもたちの行動にも変化が現れるのではないかと思った。日本人ではない視点から日本のことを教えてくれる卒業生も今まで以上に大事にしたいと思った。
 
■2018年3月21日(水曜日)
 一昨日夜から降っている雨はなかなか止まず、今日はさらに雨も風も強くなった。気温が真冬に戻り、各地で雪が降り、東京でも大雪警報が出たとの報道があった。箱根ではかなりの積雪で、横浜でも雪が降ったようだ。横須賀では、昼ごろに雨からみぞれに変わり、しばらくみぞれが降っていた。
 月曜から投擲パートの学生たちが春合宿を始めているのだが、初日に投擲練習を少しだけして、その後は、雨の影響でフィールドには投擲ができず、合宿なのに合宿らしい練習ができない。明日からは気温が上がり、午前中には雨が止む予報だが、雨が止んでもフィールドの状態は悪く、まだ投擲はできないだろう。最終日の金曜日のみ集中して練習をすることになりそうだ。そして週末は市の記録会。自己ベストを更新するというよりは、現状確認するのにちょうどいいイベントとなりそうだ。
 
■2018年3月20日(火曜日)
 森友文書書き換えがマスコミをにぎわせている。先日NHKで「100分deメディア論」という番組が放送されていて、この問題で言われている「忖度」は、何がバックにあるのかというとそれは「空気」ではないかという議論があった。結局「空気」は、みんなが共通認識しているようでしておらず、だれもそれが何とは言えず、それぞれの解釈も違っていたりする。戦艦大和の出撃には、多くの人が反対にもかかわらず、空気には逆らえなかったと当時の指揮官が回想していたそうだが、日本には、この「空気」の力が様々な場面で大きく影響を与えていて、それにより責任がうやむやになる。今回の問題も、誰かの指示があったというよりも、書き換えなければならないような「空気」があったのかもしれない。国会の予算委員会とは本来何を審議するところなのだろうか。この問題は、国会議員ではなく第3者が調査すればいいような氣がしてならない。
 
■2018年3月19日(月曜日)
 週末に庭の芝生のサッチングをした。サッチとは、芝刈りをした後にそのまま刈った芝が残って茶色くなり固まってしまったようなものなのだが、それが積み重なると、芝が育たなくなるので、定期的に除去する必要がある。今までは熊手でサッチを掻きだしていたのだが、あまりにも重労働だったので、今年は、電動芝刈り機と別売付属品のサッチ取りを購入し、電気の力でサッチングをした。電気の力は偉大で、大幅に作業時間が短縮され、さらにサッチの量も、人力よりも多かった。それでも芝生にサッチングから漏れたサッチがたくさん残っているので、それは焼くことにした。いわゆる芝焼きというものだが、火をつけると、ゆっくりと芝を焼きながら火が移動していくイメージを持っていたのだが、実際は、浮き上がったサッチの量が少なかったためか、火は移動せず、その場でサッチを焼いたら火が消えてしまい、結局自分で庭の芝すべてに火をつけなければならなかった。土曜に全体の3分の1程度を焼いたが、まだ3分の2が残っていたので、起床後に3分の1、お昼休みに自宅へ戻り3分の1を焼いて、なんとか今晩の雨が降る前に作業が終わった。
 サッチを焼いてもその奥にまだ掻き出せていないサッチが残っていて、サッチを掻きだず深さが足りず、もっと掻き出せておけば、火が移動するように焼けたのではないかと思った。今年の反省を来年に生かしたい。
 
■2018年3月18日(日曜日)


フィニッシュ直前



表彰後



学生からのプレゼント



陸上競技部の部員たち
 北下浦ふるさとマラソンに出場。最初に三男と親子1.5kmを走った。前半から三男の息は荒れているようだったが、こちらに話をしてくる余裕があった。4番手で折り返し、折り返しからは話す余裕はなくなり、ただ黙々と走った。とても苦しそうだったが、先頭争いは激しく3親子が順位を目まぐるしく変えながら走り、いったんは我が家が先頭に出た。しかしなかなか後続を離すことはできず、2位に順位を落とし、そのままフィニッシュとなった。タイムは6分06秒。昨年よりも59秒タイムを上げた。1位とは6秒差。もう少しのところだったが、三男が限界だったので仕方がない。昨年は3位だったので、2位に順位を上げることができ、銀メダルを獲得した。昨年よりタイムも順位も上げ、三男は優勝できなかったのは少し残念そうではあったが、全体的には満足そうだった。
 次は自分の5km。目標は3分20秒/kmのペースで走りきること。専修大学の招待選手2人と三浦学苑高校の生徒2人が第1集団で、自分は三浦学苑高校の生徒を先頭とした第2集団に入って走った。入りの1000mが3分20秒程度で、設定どおりのタイムで通過でき、そこから、次男の学校の先生がペースアップし、集団が崩れた。自分はその先生を目標に走ったが、離れていくばかりで、6番手をキープしながら走った。折り返し後はペースダウンしたようで、7番手の選手に追いつかれ抜かれかけたが、そこでもう一度ペースアップし、追いついてきた選手を離し、そのままの順位でフィニッシュした。タイムは16分35秒。3km〜4kmは3分29秒台まで落ちたが、最後の1kmは3分10秒を切るタイムで走り切り、トータルでは、設定タイムより少し速いくらいで走りきれた。無理することなく、疲労も少なく、気持ちよく走れた。この大会は、招待選手はオープン参加のため、全体では4位。年齢別の40〜49歳の部で1位となった。三浦国際よりは良い走りができた。
 レース後は、卒業式を終えたばかりの卒業生の見送りに職場へ行った。今年もたくさんの学生と関わり、特に直接トレーニングを見ていた学生たちからは、色紙と腕時計のプレゼントをもらってしまった。学生からプレゼントをもらうのは初めてのことで、驚いた。自分と関わったことで何かプラスになったことがあったのならうれしいことで、今後の励みになる。とてもモチベーションの上がる出来事だった。
 
■2018年3月17日(土曜日)


北下浦海岸
 明日の親子マラソンに向け、三男と試走。次男も一人で走る予定だったのだが、足の痛みがあるため、試走は中止。このままだと明日も棄権になりそうだ。
 この1週間、三男は、朝練をしてある程度走ることに慣れてきた。走るたびに町内1周のタイムが上がり、昨日は、初めて手をつないでさらにタイムを上げた。そういった中での試走。明日の試合のことを考えて、コースをゆっくりとジョギングしたのだが、改めてコースを走ってみると、町内1周よりもかなり距離が短いことが分かった。昨年は試走した時に、途中で疲れて歩いていたことを考えると、三男のかなりの成長を感じ、本人も距離に不安がなくなったようだ。明日の走りに期待したい。
 
■2018年3月16日(金曜日)
 岡崎発祥の八丁味噌は、岡崎にあるカクキューとまるやという2社が伝統的な製法で作っている。この味噌は、原材料が大豆と塩のみで、食品添加物も入っていない。まるやの工場見学へ行ったことがあるが、味噌は木桶で作られ、重しは石を用いていた。岡崎城から西へ八丁(約870m)の場所で製造しているので、八丁味噌と呼ばれ、今もこの2社は岡崎市八帖町にある。この2社は、八丁味噌協同組合という組合を作っている。それとは別の製法で作る味噌を八丁味噌として販売する業者があり、その業者の組合は愛知県味噌溜醤油工業協同組合というらしい。愛知県味噌溜醤油工業協同組合の商品が、八丁味噌という商品名を海外で使っていいというお墨付きを農水省からもらって、混乱が起きているようだ。
 岡崎出身者としては、岡崎の八帖で伝統的な製法で造っている味噌だけが八丁味噌だと思っていたので、なぜ別の会社が作っている商品も八丁味噌として売られているのかがずっと疑問だった。八丁味噌は、できあがるのに長い時間がかかり、それに伴うコストもあるためか割高な価格となっている。その割高な八丁味噌を低コストで消費者に味わってもらおうとして製法を変更したのが、愛知県味噌溜醤油工業協同組合の商品のようだ。一般的には八丁味噌が名古屋のイメージで定着してしまっているが、それは、この低コストの商品のイメージが広がったためなのだろう。八丁味噌の名を広めたのは、低コスト商品のおかげであるとすると、岡崎出身者としては、とても複雑な気分だ。
 
■2018年3月15日(木曜日)


汐入駅周辺
 お世話になった職場の先生の定年退官記念祝賀会に出席。学生時代にお世話になった方も参加され、たくさんの元気をもらった。その中で、自分は教官として勤務していても、他の教官とは違い、自衛官を経験した教官だということをしっかりと認識し、自分にしかできない教育を学生にするようにと言われたことがとても印象に残った。自衛官を辞めてから、時間が経ち、自分が自衛官をしていたという認識が薄れ始めていたかもしれない。そんな自分に「しっかりしろ」言ってもらうための再会だったのではないかと思った。すばらしい出会いのある会だった。
 
■2018年3月14日(水曜日)
 職場の陸上競技部OBの送別会をした。今回は2名の先輩が転勤するのだが、2人とも北海道への転勤となる。期別が離れていて、全く知らない者同士でも、同じ部に所属していたというだけで、こういう会ができるというのがとても良い。先輩たちは、定年まであと何年というように数えられるようになってきて、定年したらどうするかという話しをされていた。自分はあと20年以上残っているが、自分の同期は10年ちょっと。自衛官の定年は本当に早い。年金がもらえるようになるまでには、多くの自衛官が定年退官後10年くらいかかる。国防に従事してきた人が、定年後の心配をしなければならない国なんてなかなかないのではないかと思う。
 
■2018年3月13日(火曜日)
 学生は休日で午前から練習。長距離の学生たちの練習メニューが400m×15だったので、一緒に走った。設定は72〜74秒で、休息は200mジョッグ。
 最初の5本は長距離の学生が引っ張った。長距離の選手たちは、スタート直後の速度が遅く、ゆっくりと速度を上げ、一定ペースとなる。そのため、スタートがゆっくり過ぎて走りづらかった。前半5本は、72秒6、74秒6、73秒5、73秒4、73秒5だった。
 次の5本は、中距離の学生が引っ張った。中距離選手らしく、スタートで、勢いよく飛び出し、中盤以降で、ペースを若干落として一定ペースにしていった。長距離の学生は、スタートでついていけず、少し距離を置き、中盤以降に追いつくという感じだった。タイムは、73秒5、74秒1、73秒6、72秒6、73秒5だった。
 最後の5本は長距離の学生が引っ張った。10本を超えると下腿に張りが出てきて、呼吸も苦しくなることがあり、何度か嘔吐した。1本1本が戦いで、この1本だけついていこうという気持ちで、モチベーションを保ち、何とか最後の5本も設定通りに走れた。タイムは、73秒3、72秒6、72秒4、72秒8、67秒4だった。最後の1本は、みんながペースアップし、先頭についていかなかったが、それでも自分もペースアップして終わることが出来た。
 とにかく一人では出来ない練習を設定通りやりきれたということが自信になった。
 
■2018年3月12日(月曜日)






誕生日会は肉づくしでした
 大学時代の同期3人と同期の誕生日会と称して集まった。3人とも違う業界にいて、様々な裏話を聞くことができた。
 3人の共通の話題は「働き方改革」。これにより定時になると会社の電気が消され、職場にいられなくなるため、別の場所で無休の残業が始まるというのが一般的な残業代が支払われる人たちの悩みのようだ。この改革で喜ぶのは、残業代がカットできる経営者で、泣きを見るのは、残業代を収入の一部として見込んでいる労働者ということになる。仕事量が減らないのに、収入が減るというのは割に合わない改革だが、同期3人には元々残業代が出ない立場の人たちのようで、特に影響はないと話していた。
 システムエンジニアの同期は、携帯ゲームに不満があるようだった。携帯ゲームはガチャと呼ばれる課金で儲かっているという。いかに課金させるかが携帯ゲーム会社の課題で、パチンコに足を運んでいた人たちを、携帯ゲームに取り込むことに成功し、うまく課金をさせているという。そして、ゲームのイベントがある度に、大容量のデータがやりとりされるため、システムがパンクしそうになる。この問題を解消するには、データセンターを次々と増やすしかないらしく、一旦システムを停止して、データの移行をすれば、コストはあまりかからないのに、携帯ゲーム会社はシステムを止めたくないので、データ移行は簡単には出来ず、高コストで複雑なデータのやりとりになっていくということに頭を悩ませているとのことだった。経営コンサルタントの同期が言うには、データセンターが次々と作られることで、今、それが投資の対象となっているという。ちょっと前までは、物流センターが大量に作られ、それが投資対象だった。そして今後は、トランクルームが投資対象として注目されている。都心回帰が始まり、都心のマンション内で物を保管するには場所がないため、トランクルームの需要が急激に高まり、車やバイクが趣味の人は、ガレージ代わりに使用しているという。トランクルームが出来ると、すぐに埋まってしまうくらい人気があるようだ。
 自分がいかに世間の話題に疎いかということを思い知らされた。彼らの仕事は政治に直接影響を受けることもあり、いろいろなことを知っている。こういった機会をうまく使い、最新の情報を入手するということも大事なことだと思った。
 
■2018年3月11日(日曜日)
 年に1度、子どもたちの50m走を計測している。今年で3年目。最初に身長、体重を計測した。身長は、長男は7cm、次男は5cm、三男は7cmほど伸びていた。長男が、もうちょっとで身長が自分に並ぶことがわかった。自分が長男の年齢のころの身長を考えると、長男は20cm近く背が高い。成長が速い方なのだろうか。体重は、長男が6kg、次男は2kg、三男は1kg増量。思春期の増量はすごい。昨年の長男は10kgの増量だったので、増量の勢いは落ちているとも言える。50m走のタイムの伸びは、長男は0秒32、次男は0秒47、三男は0秒86で、三男が最もタイムを上げていた。長男は、身長が伸びて脚の長さも伸びているはずなのに、タイムの伸びは3人の中では最も低かったのは意外だった。
 
■2018年3月10日(土曜日)


友達とダイコン抜き



首周りを掻いてほしいインコ
 学生と練習をするために、午前中グラウンドへ行ったところ、走り高跳びの1年生2人が練習しているだけで、彼らを除くと誰もグラウンドにいなかった。学生たちは、昨日の夜から急に外出ができるようになり、練習が突然フリーとなったらしい。なんだか肩すかしを食らった感じ。仕方なく一人で練習することにした。メニューは400m+300m+200mを2セット。休息は次に走る距離をジョッグ。久しぶりにスパイクを履いた。昨年5月の東日本実業団以来だろう。スパイクはとても走りづらく、全く進まなかった。気持ちよく8割くらいの感覚で走るつもりだったが、最初の400mから辛かった。トラック1周が長い。その後もずっと辛く、後半は、下腿が張ってきてより走りづらくなった。タイムは、64秒8、50秒5、32秒0、65秒9、47秒5、29秒2。自分の感覚はタイムとはかけ離れていて、自分の感覚を実際のタイムに近づけていくには時間がかかりそうだ。とにかく、スパイクを履いて練習をしたということだけでも自分にとっては大きな前進。走り始めたばかりなので走れないのは当然。少しずつ改善し、4月以降のレースには間に合わせたい。
 
■2018年3月9日(金曜日)


アスパラの芽が出ました
 職場の体育学校OBの送別会をした。レスリングのマスターズ世界選手権で優勝している方は、昨年も連覇を狙って世界選手権に参加する予定だったが、腸に穴が開いたため参加できず、長期入院を余儀なくされた。腸に穴が開くことで、腸の外に便が出てしまうようで、想像しがたい激痛に苦しみ、意識を失ったこともあったという。入院中は、かなり深刻な状態で自分の死を意識したという。そして、子どもには遺書を綴るように長々と自分の思いをメールしたそうで、死を意識した後は、とにかく周囲への感謝の念が自然と湧いてきたと話していた。その後、なんとか回復し今は日常生活が問題なく遅れているが、まだトレーニングが再開できていない。退院後食中毒になったが、死にそうになる痛みを経験しているので、食中毒くらいならなんともないと笑い飛ばしていたのがとても印象的だった。人間、健康だからやりたいことができる、そんなことを思った。
 
■2018年3月8日(木曜日)
 10日後に、三男と親子でマラソン大会に出場することになっている。普段は全く走っていないので、本番だけ頑張って走ろうとすると、最初から苦しくなるという話を昨夜三男に話したところ、明日の朝から走る練習をするから朝起こしてほしいと三男が言い出した。三男は普段何度起こしても目が覚めず、食事を食べる時間がなくなるという状態。そんな簡単に起きるわけがないと思い、本当に起きれるのか確認したところ、起きると言うので、今日からいつもより早く起こすことにした。「今日から朝走るんだよね?」と言って声をかけたところ、一度で目をさましてくれた。毎日30分以上起こし続けて、なんとか起きてくることを考えると、こんな楽なことはない。毎朝走ってくれればと思った。
 今日は、1日目なので、町内を1周約1kmくらいを走ることにした。本人は最初から2周すると言ったが、走ってから決めようと促し、とりあえず走り始めた。彼が先に走り始め、こちらは後ろをついていく感じだったのだが、最初からかなり慎重なペースで、マラソン大会で上位入賞を目指すペースではなかった。しかし、走り始めて100mもたたないうちに呼吸が乱れ結構苦しそうだった。途中、歩くくらいのペースまで落ちながらも、走る姿勢は示し続け、10分55秒で、町内1周をした。2周目も行くかと聞いたが、2周目はいかないとのことで、今日の朝の練習は終了。
 今朝は小雨だったが、明日以降はかなり雨が降る予報となっている。天気と相談しながら、できるだけ継続して自信を持たせたい。
 
■2018年3月7日(水曜日)
 先週末から急に気温が上がり花粉の量が増えてきたためか、1日に鼻をかむ回数が格段に増えてきた。昨日からはまた気温が若干下がってきてはいるが、鼻をかむ回数に変化はなく、本当に頻繁に鼻が詰まったり、鼻水が垂れてきたりする。鼻をかみ過ぎて鼻の周りがひりひりするのだが、今朝は、鼻を強くかんだことで、耳の内側の圧が高まり、若干の痛みとともに聞こえづらくなってしまった。左右で音の届き方に差があるため、平衡感覚にも影響があり、出勤での車の運転が怖かった。どうにからなないものかと思い、耳抜きをしたら、耳の内側の圧がさらに高まり、かえって具合が悪くなった。よく考えると当たり前の結果。考えなしだったと後悔した。
 ウェブサイトで、解消法を探してみたが見つからず、鼻を強くかむだけで中耳炎になったり、炎症の繰り返しが続いているとその一撃で鼓膜を破ることもあるということを知り、もうちょっと慎重にならなければと思った。
 結局そのまま放置し、2時間ほど忘れていると、気が付けば、元の内圧に戻っていた。
 
■2018年3月6日(火曜日)
 最近庭の畑の世話を何もしていなかったのだが、放置している間に、白菜が黄色い花をつけているのに気が付いて、あわててすべてを収穫した。収穫した10個のうち花が咲いていたのは7個。残りの3個も花を咲かせる直前だった。苗を植えた後、この冬は本当に何も世話をしなかった。いつもであれば、何層にもなり大きな球を形成するはずの白菜が、まったく球を形成せず、葉が広がったままなので、白い部分はなく、葉の大半が太陽の光に当たり緑になっていた。触った感じからすると、食感は硬いのではないかと思った。
 さらにブロッコリーも伸び放題で、一部は黄色い花を咲かせていた。白菜の花もブロッコリーの花もとてもよく似ていて菜の花のようだった。同じアブラナ科の野菜なのだということを実感した。ブロッコリーも直ちに収穫して、さっそく茹でて朝食となった。採れたての野菜が食べられるというのはとても幸せなことだ。
 白菜と合わせて放置してあるのが大根なのだが、大根も収穫しないと同じように黄色い花が咲くことになる。先週の三浦国際市民マラソンで、たくさんの大根をもらい、今のところ大根が十分に足りている。それが終わったら庭の大根の収穫となる。これから4月にかけて毎日大根が食べられそうだ。自然の恵みに感謝したい。
 
■2018年3月5日(月曜日)
 インドの日系企業が合同で、交通安全のキャンペーンを行い、安全運転を呼び掛けたという。その理由は、インドでは年間の交通事故死亡者数が約15万人にのぼるから。日本でも1970年代は、交通事故死亡者数が1万6000人を超えていたので、その割合から考えれば、インドの人口13億人に対して15万人はまだ少ないとも言える。日本の最近の死亡者数は、3500人を超える程度にまで減少している。ちなみに中国はどのくらいかと思ってググってみたところ、2013年人は26万人を超えたというが、2015年には10万人だというデータが載っていた。2年間でそんなに削減できるものなのか?真偽はわからない。とにかく、今世界で一番死亡者数が多いのはインドのようだ。人口が増え、自動車を所有する人が増えていくと必然的に事故数は増えていく。あとは、ドライバーや歩行者がどれだけ交通ルールを守るかということにかかってくる。日系企業が実施したキャンペーンは些細なことかもしれないが、企業の中には自動車を販売している会社も含まれていて、ある意味、責任を感じての行動だったのだろう。少しでもキャンペーンが役立つことを願う。
 
■2018年3月4日(日曜日)


学生たちと





三浦海岸駅前の河津桜
 午前は、三浦国際市民マラソン5kmに出場。毎年のようにエントリーしながら、怪我のため毎年走れていなかった。今回は2012年以来の出場。最後に走った2012年のタイムが16分36秒だったので、そのタイムは上回りたいと思ってスタートラインに立った。
 今回は、先週東京マラソンを走ったばかりの神野大地選手や十種競技日本記録保持者の右代啓祐選手がゲストで参加し、ランナーたちを盛り上げてくれた。
 レースは、前半ゆっくりめなペースで、先頭は高校生を中心に大集団を作った。自分は集団の後方にいたが、無理をしないように走ったので、徐々に集団から遅れていった。1kmの通過は3分12秒1。イーブンペースで完走したいと思っていたので、少しオーバーペース気味だったが、特に疲労はなく良いリズムで通過できた。次の1kmは下り坂で、ペース感覚は同じだったのだが、ラップを見ると3分22秒8まで落ちていた。次の1kmは平たんだったが180度の折り返しがあり、折り返すときに速度を落とさなければならず、リズムが崩れた。折り返したところで、うちの学生たちに抜かれ、その後は、抜いたり抜かれたりが続いた。2〜3kmの1kmは3分29秒9。この区間では、女子選手2名にも抜かれショックを受け、タイムを見てあまりの遅さにさらにショックを受けた。次の1kmは上りだったが、なぜかペースは落ちず、3分28秒4。最後はちょっとだけ頑張り3分14秒6でカバーし、トータルタイムは16分47秒だった。過去最低のタイムで、目標には届かなかったが、とりあえず、膝の痛みを感じずに完走できたことがうれしかった。
 午後は、骨ストレッチの講習会。メイン講師の松村先生がインフルエンザのため、別の講師の講習となったが、前半は、しっかりと体をほぐしてもらえ、午前中の疲れが回復したように思えた。後半は、大腰筋を動かす今までにない方法を学んだ。何度も繰り返しやったので、明日は筋肉痛になる人が出てくると講師は話していたが、自分にとってはそこまでの負荷には感じなかった。明日、どのように変化しているか楽しみにしたい。
 
■2018年3月3日(土曜日)
 英語漬け国内留学セミナー2日目。今日は参加者が多く、基本的には日本人2人にネイティブが1人だった。ほとんどが昨日と違うネイティブ講師だったので、また別の話ができた。しかし、自分の他にもう一人生徒がいるため、相手の話に割っていかないとこちらは何もしゃべらないまま終わってしまうという危機感がかなり高まった。特に、海外勤務を長く経験してきた男性と一緒になたときには、ほとんど会話に割り込むことができなかった。そして、アメリカの都市の話になると自分の知らないことばかりだった。話題に溶け込めたのはスポーツのことくらい。ある講師には、骨ストレッチについてすこしだけ説明したが、具体的にどんなものか言葉で説明しきれず、あっさりと話題を替えられてしまった。自分のやっていることや日本のことについては、しっかりと説明できるようになりたいと思った。
 昼食は、回転ずしに行った。中途半端に英語のメニューがあり、ネイティブ講師がよくわからないという食べ物があった。それは「しゃこ」。メニューには「Mantis Crob」と書いてあった。どうやら「Crob」の「o」が間違いで本当は「a」のようだ。日本で見る英語の看板などもいろんなとこで間違いがあり、笑えるんだろうなぁと思った。
 今日は、いくらかスポーツの話題について話ができ、銃剣道のことも話した。銃剣を「bayonet」ということを知った。体操は「calisthenics」という。あまり一般的には使わないようで、単語が難しいと思った。
 とりあえず2日間を乗り切り、最後の方はかなり疲れたが、最後の1時間は、マンツーマンとなったので、講師が、こちらが話すのをきちんと待ってくれるので、ホッとした気持ちで会話でき、気持ちのいい終わり方ができた。自分が何が言えて何が言えないかということがよく理解できた。言えなかったことを言えるようにしていきたい。
 
■2018年3月2日(金曜日)
 英語漬け国内留学セミナーというイベントに参加。今日から2日間朝から夕方まで、ずっとネイティブと話をして過ごすというイベント。今日は平日ということもあり、参加者は少なく、1日ネイティブと1対1で話ができる環境となり、プライベートレッスンになった。1〜2時間でネイティブ講師が入れ替わり、5名の先生と昼食を含む約7時間フリートークをした。
 ネイティブ講師は、イギリス、アメリカ、オーストラリアの出身だった。話をしていて文化の違いに驚かされることが多かった。
 アメリカ人のある講師は、元空軍の軍人だったこともあり、軍事の話で盛り上がった。特にアメリカ軍の兵器のすごさには驚かされた。アメリカ軍は、見えないところでひっそりといろいろやっている。また、北朝鮮のミサイルの最も怖いことは何かという話になり、それはEMPだと教えてくれた。EMPとは核兵器を高高度で爆発させることで起きる電磁パルスのことを言うらしい。核兵器は高高度で爆発するので、地上ではその影響はないが、電磁パルスが地上に影響を及ぼし、すべての電子機器が一瞬にして使用できなくなるどころか、誤動作まで引き起こす。すると、電子機器に依存した生活をしている我々は何もできなくなる。最後は自分で自分の食べ物を作っている人たちだけが生き残ることになる。アメリカ人は、このことをよく承知しているそうで、日本人は、自分の国の上を北朝鮮のミサイルが通過していてなぜ不安にならないのかと聞かれたが、そんなことは知らなかったので答えようがなかった。
 また、アメリカの2大政党は、違う言い方をしてそれぞれの意見を主張しているが、実は結論が全く同じで、国民はそのことを理解しているため、政治が国民に飽きられた結果、全く違う方向を向いていたトランプ氏が大統領になったと聞かされた。しかし、それで国民は困っていて、特に移民問題は様々な人に影響を与え、ただの旅行者にも影響が出ていたりするようだ。移民問題は今の大統領に始まったことではなく、ずっと問題が続いているのだという。
 オーストラリア人の講師は、日本に来てマスクが気に入ってしまったと話していた。そこでオーストラリアのマスク事情について質問したところ、マスクは一般的ではなく、マスクをしている人は、とても変な目で見られるとのことだった。医療関係者ですらあまりマスクを着用している人を見たことがないとも話していた。そのため、マスクを購入できる場所はなく、オーストラリアに戻るときには、日本でたくさん購入してから戻るのだという。マスクくらいコンビニで売っているだろうと思ったので、コンビニは何が売っているのか聞いてみたところ、オーストラリアのコンビニには、スナックと清涼飲料水とたばこが置いてある程度で、まったく便利ではないとのことだった。コンビニよりもミルクバーと呼ばれる店の方が一般的なのだという。
 オーストラリアの歴史は、先住民の虐殺から始まったことになっていて、先住民の歴史は無視され、祝日はイギリスを向いて作られているようだ。先住民の人たちは特定の地域にまとまって生活し、いまだにしいたげられた雰囲気があり、貧困地域となっている。今まで先住民で国会議員になった人がいるか聞いてみたが、そういった人はいないようだ。そんな中で、元マラソンランナーのロバート・ド・キャステラ氏は、先住民の支援をすることでとても有名になり、オリンピック女子400m金メダリストのキャシー・フリーマンは先住民の象徴となっているという。そういった経緯があり、シドニーオリンピックの最終聖火ランナーという役割に結びついたということを知った。
 ネイティブ講師には、それぞれの国について、聞きたいことがいろいろとあって話をするが、話はどんどん脱線し、元には戻れなかった。そんな話し方をしているので、まとまりはないが、あっという間に1時間が過ぎて休憩になる。飲み屋に行って外国人をつかまえて、こういう感じで話を続ければ、楽しくその場が過ごせるように思えた。しかし、本来聞きたかったことは、何も聞けず、言いたかったことも何も言えなかったという印象が強く残った。話に割っていくこともどんどんするようにと指導されていたが、それもなかなか難しい。話を盛り上げるのに相槌をうつこともうまくいかなかった。明日は、今日の反省を踏まえ、改善できればと思う。
 
■2018年3月1日(木曜日)


久里浜海岸
 昨夜から日本海にある低気圧が発達し、横須賀でも早朝は激しい風雨にさらされた。しかし、出勤時刻になると、急に雨と風は止み、その後は晴れてくれ、今日は自転車での出勤だったので助かった。天気予報では、気温が20度を超えるとの予報が出ていたが、風は強く、まったく気温が高くなっているようには感じられなかった。
 各地で突風が吹き、屋根が吹き飛んだり車も横転したようだが、職場も午後から風が強くなり、夕方はかなりの強風に変化していた。ジョギングをしてみたが、何度も強風で吹っ飛ばされ、転びそうにもなった。昨日のインターバルの影響で、左下腿の張りがかなりあり、走りながらとても気になり、あらためて左脚は蹴る動作をしていることを認識した。明日と明後日は運動はできなさそうなので、良い休養になればと思う。
 


[昔のいずみ]