最近のいずみ

Last Update:2020/11/30



パートタイムアスリートいずみ 19年目に突入 
■2019年11月30日(土曜日)


意気投合中
 夕方、犬の散歩を兼ねて買い物に出掛けた。犬は海岸で次男と三男にまかせ、一人で夕食の食材を買いに行き、その後、子どもたちと海岸で合流。帰り道に、散歩をしている他の犬たちと合流し、いつも犬のことについて親切に教えてくれる飼い主さんが庭で遊ばないかとお誘いを受け、遊びに行った。大型犬を飼っている家なので、庭も大型犬が走れる広さがあった。その大型犬は、お客さんが来ると鹿の角が食べられるので、ご機嫌なのだとか、その割れ端を頂き、我が家の犬にもかじらせたが、かなり氣に入ったようだった。鹿の骨は、虫歯予防や顎の強化など、とてもメリットが大きそうなエサだと思った。
 その後、また別の犬が遊びにやってきて、我が家の犬ととっくみあいのケンカをするようにじゃれ合い、抱き合い意気投合してしまった。犬同士はこんなに仲良くなれるのかと驚いた。犬を通じてご近所の知り合いがどんどん増えていく。こうした新たな世界が新鮮で楽しい。 
 
■2019年11月29日(金曜日)


富士山




フィリピンの同期と
 防大を卒業した元留学生たちが大勢防大へ戻ってきた。各国から集まった約50名の大集団だった。昨日は、総理大臣公邸で安倍総理大臣に迎えられ歓迎のレセプションがあった。アジア太平洋地域のパワーバランスを考えたときに、日本にゆかりのある留学生たちとの関係強化はとても重要で、今後も彼らとの交流を重視していくという日本の意志を表すイベントだった。
 今日は、防大で卒業留学生徽章の贈呈式が行われ、夜は横須賀市内のホテルで防大関係者との交流レセプションが開催された。参加者の中には、フィリピン陸軍と空軍の同期が混じっていて、久しぶりに話をすることができた。驚いたのは、1つ下の学年だったシンガポール海軍の留学生が准将となっていたこと。シンガポール軍は50歳で定年になるとのことで、そうすると年齢的には将官になる時期なのだという。カンボジアも昇任は速く、10年ほど前に卒業した学生が准将や大佐に昇任していた。日本語を使う機会はないものの、せっかく習得した日本語を忘れないように今はYouTbeで日本語の番組を見ていると話すなど、日本を大事に思ってくれているということがわかった。今後も彼らとの交流を続けていきたい。
 
■2019年11月28日(木曜日)
 9月以降毎月通っている電気治療院へなかなか行けず、また1ヶ月ぶりとなってしまった。保険の関係で、毎月最初の治療の際にはサインをするのだが、その時に先生からは「また最初に来たのが月末でしたね」と言われてしまった。
 走る練習も氣がつけば2週間ほどやっていない。とりあえず、サーキットトレーニングとだけは続けているが、バイクトレーニングもさぼり氣味。いろんなことが中途半端な状態で、何かを一心にやろうという情熱がなくなっている。アキレス腱は相変わらず肥厚し痛みが続いている。今日は治療院で大腿部の張りを緩和してもらったが、アキレス腱の痛みの変化にはつながらなかった。
 
■2019年11月27日(水曜日)


横須賀中央駅前
 潜水艦の艦長をしている同期と久しぶりに飲んだ。潜水艦は特殊な閉鎖環境なのだが、先日艦に宇宙飛行士の若田光一さんが訪れたそうで、その際に、若田さんと話をしてわかったことが、宇宙ステーションと潜水艦は共通点が多いとのことだったという。潜水艦艦長の悩みと国際宇宙ステーションを仕切る若田三の悩みは、とても似通っていて、一般の人にはわからない共感が何度もあって驚いたという。異業種も交流というものはどこに共通点が見つかるかわからず、とても面白い。
 潜水艦の艦長は、海に潜ってしまえば、通信は途絶え、自分の判断だけで何かを成し遂げなければならない。胃の痛くなるような選択がたくさんあり、日本で自分しか知らない情報があったりもする。そういった情報は上級部隊に報告するのではなく直接海上幕僚長に報告する場合もあったりする。全く想像のできない世界だが、同期がとても頼もしく思えた。
 同期は、母親を亡くした際、残された父親を見ていて、男ってダメだなぁと思ったという。それまで妻任せだった夫というのは、急に身の回りのことをしてくれる人を失ったことになり、何もできずに困るのだという。こういったことを反面教師として学んだそうで、和泉も準備していた方がいいぞと諭された。今のところ一人でできないことはないと思っているので、その辺は大丈夫だと答えておいた。同期との貴重なやりとりのできたひとときだった。
 
■2019年11月26日(火曜日)
 「体育の高跳びで小6失明、神奈川 担任教諭ら自作の支柱当たり」という共同通信の記事を読んだ。支柱は走り高跳びの正式用具でなく、担任教諭らが園芸用品で自作していたそうで、「事故が起こり得るかどうかの確認が足りなかった。(自作の器具使用は)結果的に妥当ではなかった」と校長は説明したという。
 施設のない学校でも、なんとか生徒に経験させてやりたいという先生が、自腹で環境を整えようとしたのだろうか。予算のない学校ではどこにでも起こりえることではないかと思うし、実際に自作環境での授業を行っているところはたくさんあるのではないか。授業ではなくても部活では間違いなく自作の道具の使用はよくある話。安全管理をする指導者としての目線をしっかり持ち、様々なリスクを想定して行動しなければならないと改めて実感する記事だった。

■2019年11月25日(月曜日)
 東京新聞に「大規模システムでウイグル族を監視 中国当局の内部文書判明」という記事を発見。やっとウイグル問題がニュースで取り上げられた。アメリカ政府が人権侵害と非難をしているところにそれを裏付ける文書が明らかとなったと記事は述べているが、イギリスの中国大使館は「まったくのでっちあげでフェイクニュース」と答えている。何が本当かわからない国際ニュース。誰かが意図を持ってそのニュースを出すというのが現実なので、真実もフェイクも混ざっているのは間違いない。中国は、臓器移植手術が桁外れに多いそうで、その臓器の入手先としてウイグルの人たちが使われているという疑いもある。共産党は唯物論なので、心のことをあまり考慮せずに起こる問題がたくさん存在しているのではないかと思う。昔中国には偉大な思想家がたくさんいて、日本もたくさん学んだが、今は、反面教師として学ぶことばかり。中枢にいる人たちは、本当にそれで良いと思っているのだろうか。それぞれの人生の最終目標は何なのだろうと思ったりもした。
 
■2019年11月24日(日曜日)


昭和な木造電柱
 よこすかシーサイドマラソンの応援に行った。今年は、いつも荷物置き場として使っていた公園の舞台が9月と10月の台風の影響で使えなくなり、荷物置き場が小学校の体育館となってしまった。荷物番が必要なのだが、荷物番が誰もいないということで、学生たちが走る間、自分は荷物番という形で応援をすることとなった。
 結果は、男子ハーフマラソン4位、女子10km3位、男子3km1、2、4、6、7位、女子3km1位ということで、参加した半数以上が表彰台に上がることができた。先週までは開校記念祭の影響でなかなか練習ができなかったため、タイムはあまり納得のできるものではなかったが、順位の面では、よく頑張ってくれたと思う。いよいよ冬季練習に入っていくが、今日の結果をきっかけに氣分良く冬季練習に入っていってくれればと思う。
 
■2019年11月23日(土曜日)
 安部芳裕著「国際銀行家たちの地球支配/管理のしくみ」という本を読んでいる。新型インフルエンザ、地球温暖化問題、同時多発テロ、金融危機は、世界を支配するための演出であるということを様々な事実を積み重ねて説明していて、読者にはそういったことにだまされるなと警鐘を鳴らす本となっている。
 最近騒がれている地球温暖化については、二酸化炭素が原因とされているが、気温の変化と二酸化炭素の関係は、グラフを見る限りでは気温の変化が先で、二酸化炭素の変化がそれに続いて起こっているようにしか見えない。太陽黒点の変化と気温の変化には関係性がありそうで、温暖化の原因が一つに絞られることはどう考えても不自然だと思った。ここ最近急激に気温が上昇しているという証拠を示すホッケースティックと呼ばれるグラフもよく見ると、気温の変化は1度未満であり、0.1度の変化を大げさに表現しているということがわかり、最初に温暖化という結論があるように思えてきた。
 同時多発テロについては、アメリカ政府も関わり人為的に行われていたという証拠が次々と出てきているようだが、一部の権力者が自分のエネルギー利権を確保するために起こされたものだという可能性が高いように思えた。
 金融を中心に世界を牛耳っている人たちの都合の良い世の中を実現するために、世界中で様々な工作がなされ、メディアでは彼らの都合の良いプロパガンダにより何も知らない人たちを洗脳し、氣が付かないうちに誘導されているとのことで、今後は、ますますメディアから発せられる情報には、疑いの目を持って耳を傾ける必要があると思った。
 
■2019年11月22日(金曜日)


みんなで
 10年ほど前まで、陸上競技クラブチーム「アンビバレンス」で活動した仲間たちと再会。今回は20名ほどが集まった。不定期ながら、飲み会が続けられているようだが、自分は解散以来の初参加。10年前にチーム解散後、いくつかのチームに分裂し、それ以降陸上競技をやめてしまった人が大半だが、サラリーマンをしながら華道で先生となり、最近ではロシアの電子楽器テルミンを習い始めているという趣味が多彩な方がいたり、この10年の間に、海外赴任をされている方も何人かいらした。定年後は、飲み屋を営むべく、今の時点で、月に1回は、居酒屋を借り切って自分がマスターとなり運営をする人もいて驚いた。とにかく、多種多様な人の集まりで、当時の話よりも、今何をしているかという話題で盛り上がり、時間が足りなすぎて全員とは話しきれなかった。改めてこの仲間たちを一生大切にしたいと思った。
 
■2019年11月21日(木曜日)
 職場で慶応大学名誉教授の阿川尚之氏による講演を聴いた。タイトルは「アメリカ史から見る憲法と戦争・軍隊の関係」。
 アメリカはイギリスの植民地から始まっていて、植民地となっていた13州が合衆国としてやっていくには13州がバラバラだったため強い政府を作る必要性があった。ヨーロッパは隙があればまた植民地にしようとしているので、全国を守る必要があり、共通の防衛を可能にするため憲法に軍に関することを記載したが、軍が強くなりすぎると連邦政府が軍による圧政を行う可能性があるとして、当時は憲法に反対する人が多かったという。  各州が連邦政府に任せたことだけが国の権限となるが、戦争する権限は複数の機関に与え、州が攻められたときには連邦政府が戦うということで、アメリカは集団安全保障を世界で初めて実現した憲法でもあった。
 アメリカ憲法には空軍を作ることが書いていないという。憲法上は認められていないにも関わらず、憲法改正なしに空軍が作られている。日本の自衛隊のように憲法には書かれていないが存在しているのと似ていて、不思議な存在だということがわかった。
 戦争をする権限は、議会や大統領に与えられているようだが、現実は、CIAが様々な国の内戦に勝手に関わりややこしくしているように見える。憲法は建前であり現実は別のシステムがあるということなのだろうか。
 
■2019年11月20日(水曜日)
 連日、犬が散歩に連れて行って欲しいサインとして吠えまくるので、家族はうんざりしているのだが、今日は、妻が画期的な方法にたどり着いたという。それは、犬が吠えるのを止める音楽。聞いている分には普通の音楽で、別に嫌ではなかったが、音楽を流し始めると、犬がだんだんとおとなしくなり吠えるのを止めたのだという。自分が帰宅したときにもその音楽は流れ続けていて、犬はおとなしくしていた。音楽は、同じものがひたすら繰り返されているようで、人間としてはすぐに飽きてきて、妻は苦痛になってきたと言っていた。犬に吠えるのを止めてもらう手段としては、一つ大きな武器が手に入ったのではないかと思う。
 
■2019年11月19日(火曜日)
 報道は、桜を見る会や沢尻エリカでにぎわっている。今日は、日米貿易協定の国会承認を求める議案が衆議院を通過したのだが、首相が言うようなアメリカとWin Winの話し合いにはなっていないように思えたのだが、そういった話題はほとんどなかった。香港のデモは、誰かが撃たれたりケガをした時には話題にはなるが、日本の報道としてはあまり話題性がないのか報道は少なくなっている。
 もっと氣になっているのは、中国に招待されて、中国へ行った北海道大学の先生が、拘束されてしまったこと。理由もわからずにたくさんの日本人が今も捕らえられているという。日本人の命がかかっているのだから連日報道して欲しいと思うくらいなのだが、そういった情報は何も報道されない。中国のことは、中国に行って調査しなければならないが、そんなつもりで中国へ行ったら、その人自体が拘束される恐れもあり、結局誰も立ち入れないということなのだろう。昔なら現地に根付いたヒューミントがたくさん生活していて、情報も取れたのだろうが、日本はそういう環境にはなく、日本大使館で細々と情報収集するにとどまっているのだろう。最近改めて諜報組織が重要に思えてきた。桜を見る会よりも大事なことがあるだろうにと報道を見るたびに残念な氣分になってしまう。
 
■2019年11月18日(月曜日)
 一昨日合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された俳優の、沢尻エリカ容疑者は、MDMAだけでなく、合成麻薬LSD、コカイン、大麻の使用も認めていて、10年以上前に始めたとの供述をしているという報道があった。捕まった直後から、10年以上前に始めたと話すことは、自分の今後の刑が重くなる可能性を高める供述で、今まで捕まらないようなんとかごまかしてきた人が、そんなに急に正直になるのだろうかと不思議に思った。逆に10年以上どころではなく、小中学生でも摘発されることがあるので、そういった頃から使用していたことをごまかすために、発した言葉なのだろうか。とにかく芸能人が見せしめ的な感じで世間に去らされているように思える。彼らの今後の社会への復帰をどうするかということが、まだまだ続く人生を歩んでいくのには最も必要なこと。田代まさしのように何度も逮捕されるような人生は、彼の選択だったのかもしれないが、残念に思えてしまう。彼を初めてとした再犯者たちの事例を反面教師として大事に活かしていくことが必要だとも思った。
 
■2019年11月17日(日曜日)
 毎朝5時半頃から犬が鳴き出し、散歩に連れて行くまでの間ずっと鳴き続けるのが、家族のストレスとなっていることから、先週訪れた警察犬訓練所のドッグトレーナーに家まで来てもらい、犬の置かれた環境等を見てもらった。
 まず、最初に指摘されたのはゲージ。天井のないゲージを使っているため、犬がゲージのてっぺんに前足をかけて、もう少しで乗り越えそうな状態で吠えている。これがさらに犬のテンションを高めて、鳴き続ける原因となっているため、天井を設置した方が良いとのことだった。犬と接するときには、ゲージの上からではなく、犬の目線で、低いところで接する方が、犬は落ち着いて話を聞くようになるようだ。
 次に、おもちゃがゲージの中に入っていることが問題だと指摘を受けた。おもちゃは、人間と遊ぶときだけ入れて、遊び終わったら、犬にしまうところを見せながらしまった方が、犬にはおもちゃが特別な物になるとのこと。
 また、犬に指示するときには、できるだけ短い言葉で、家族が共通で使うようにすること。言葉が長いと認識しづらく、話を聞かなくなってしまうようだ。これも家族で話し合ってきめなければならない。
 もし訓練所に入れるとすれば、7ヶ月から8ヶ月ほど預けることになるそうで、そこで犬の特性に応じた言葉がけやマナーを仕込んでもらえるそうだが、1ヶ月7万円。しばらくは家族に会うことはホームシックになるとのことで会うことはできないという。子ども以上にお金をかけるわけにはいかず、とりあえず、今日指摘を受けたことについては是正すべく、早速ホームセンターへ行き、ゲージの天井となる材料を買ってきて、天井を取り付けた。妻が天井を持っているときに、床に落としたことでいぬが恐がり、天井を設置した後に犬をゲージに入れたところ、犬は震えていた。犬は、天井が落ちてくるということを学習をしてしまったのかもしれない。
 
■2019年11月16日(土曜日)


16式機動戦闘車
 朝の犬の散歩は、家の前の電柱で、しっかりとマーキングをさせ、その直後の大便が済んだところで、自分のジョギングに犬を付き合わせた。犬は、電柱や壁の端が目の前に来るたびにマーキングをしたがったが、リードを引っ張り、マーキングを諦めさせた。15分走って、海岸で散歩し、また15分走って帰宅。30分の内、半分は自分が引っ張り、残りの半分は犬が引っ張る感じだった。犬を飼うなら、一緒にジョギングができればと思っていたのだが、それができることがわかったので、今後もたまに一緒に走ろうと思う。
 
■2019年11月15日(金曜日)
 開校記念祭の前夜祭が行われ、お笑い芸人のニュークレープと流れ星、歌手のファンキー加藤のライブが行われた。職員は家族を連れて見に行って良いとのことだったので、都合の付いた次男と三男を連れて行った。彼らにとっては初ライブ。
 お笑いのライブは、芸人さんがネタを披露するというよりは、学生たちとの掛け合いの時間が長く、子どもたちは、芸人よりも防大生の方が面白かったと感想を話していた。
 ファンキー加藤は、12年前にFUNKY MONKY BABYSとしてこの前夜祭に来ているので、2度目のライブだったのだが、今年の学生の方が圧倒的に元氣があったようで、それに背中を押され、ファンキー加藤は途中で酸素ボンベの世話になりながらも、全力で応援ソングを歌ってくれた。
 ライブはスピーカーから出る大音量で、子どもたちも最初はうるさいと思ったようだが、次第に慣れたようだった。自分は耳が痛くなるばかりで、最後の方は、片耳を手で塞いで音量を下げてしまった。やっぱりこの大音量は苦手だ。
 
■2019年11月14日(木曜日)


本日の収穫
 トラックは訓練展示の人たちに占拠されているため、学生と共に12kmのロード走を実施。3グループに分かれて走ることとなったので、一番遅いグループに入り3分55秒/kmの設定で走った。1.5kmの周回コースなので、1周5分52〜53秒で走れば良かったのだが、1周目は6分11秒5と遅く、2周目もペースアップしたものの5分55秒6でまだ設定より遅くなり、安定したのは3周目以降だった。4周が終わった頃から、両脚のハムストリングスの疲労を感じ、6周目が終わる頃には、大腿部の股ずれで痛みを感じながらの走りとなり、最後の2周は、左下腿がつりそうな感じもあったが、何とか完走できた。今は、練習をこなすことを目標にしているので、今日も目標達成。少しずつ距離も走れるようになってきて良い傾向だ。
 夕方、長男の学校からメールが入っていて、学校の先生が不法行為により逮捕されたとの連絡があった。帰宅後、長男に話を聞いてみると、長男の授業を担当している英語の先生で、オーストラリアの短期留学の時にも世話になった先生だったという。NHKの首都圏のニュースを検索してみると、朝6時32分にニュースが投稿されていた。置き引きをし、駅で警戒にあたっていた警察官に見つかって逮捕されたとのことだった。今日は別の先生が授業を担当したと長男は話していたが、学校側も詳細を把握していないようで、生徒に今のところ話はされていないようだ。定年も近い先生がなぜそのような行為におよんでしまったのか。人の人生はわからない。
 
■2019年11月13日(水曜日)


乗り上げる戦車



キャタピラの跡
 職場は週末に開校記念祭が行われる予定になっており、今日から土曜日のメインイベントである訓練展示の練習が陸上競技場で始まった。今朝3時台には、陸上自衛隊の最新の10式戦車が学内に持ち込まれ、今日からは、戦車も練習に参加するようになった。学生が普段行っている訓練をお客さんに見てもらえば良いと思うのだが、自衛隊は少しでもお客さんに興味を持ってもらうべく、普段の訓練には出てこないような装備が、このイベントには導入される。自分は、毎年陸上競技場が荒らされないかという監視の目で訓練を見守っているのだが、今日は、戦車がタータンの張ってある外周走路を乗り越えるところまで入ってきて驚いた。陸上競技場は戦車がのるような想定はないのだから明らかなルール違反。訓練後、外周走路を見に行ってみると、戦車のキャタピラーの跡と共に、アスファルトとタータンの接合部がめくれ上がっていてショックを受けた。陸上競技場へ戦車が入るなんて、どこにもない事例だろう。明日は責任者の自衛官に話をしなければならない。
 
■2019年11月12日(火曜日)
 練習は200mの上り坂ダッシュ。学生たちは15本だったが、自分は、練習を再開したばかりということもあり、控えめに10本を目標に走った。15本は本数が多いので、学生たちは比較的ゆったりなペースで走ったためか、前半は、つなぎのジョッグでは笑いながら話ができるほどで、強度が低いように思えたが、自分にとっては丁度良い強度だった。後半になるにつれ、少しずつペースが速くなり、学生たちもしゃべる余裕はなくなり黙々と走るようになった。自分は35〜37秒の間で走ったが最後の1本だけは33秒台で走ることができた。アキレス腱の痛みもあまり氣にすることなくでき、順調に回復していることが確認できた。
 
■2019年11月11日(月曜日)
 今日から、体力測定の記録が芳しくない学生の指導を担当することとなった。学生数は7名。その多くは50m走と持久走を苦手としていた。10年以上学生を見ていて氣になっているのは、学生たちがトレーニングはしてもケアをしていないことだったため、今日は授業の大半を使って體をほぐす指導をした。7名中6名は、どこを触っても痛みを訴えるほど筋肉が硬かった。しかし、1名はどこにも痛みがないというので、筋肉を触らせてもらうと、とても柔らかく全く問題がなかった。1時間近くセルフケアの方法を指導し、痛がっていた学生たちからは體が軽くなったというコメントが聞かれるようになった。そこで、50mを1本だけ全力で走ってもらったが、全員タイムは改善せず。ほとんどの学生が、地面に力が伝わっていない感じがあったので、地面に力が伝わり、真っ直ぐに走れるようにするための骨ストレッチを指導し、7名中6名は大きく変化を感じてくれたのだが、もともと筋肉が柔らかかった学生は全く変化を感じることがなかった。学生には、宿題として毎日トレーニングに加え體のケアをすることを伝えた。全く変化を感じられない学生をどのようにしていくか自分にも宿題ができてしまった。
 
■2019年11月10日(日曜日)
 毎朝5時半頃から犬が吠え続けている。平日は妻が起きる直前の時間帯なのだが、妻が起きてリビングに姿を現したとしても吠え続け、自分が、洗濯物を干してリビングへ降りていく6時半になっても吠え続けている。直接犬に触れれられれば止まるのだが、少しでも離れるとまた吠え続ける。朝の散歩に連れて行くまではずっと吠え続ける。吠える声が大きく、かなり近所迷惑なのではないかと心配すると同時に、自分たちが毎朝続くその吠える声にうんざりしている。
 今日は、自宅から来るまで10分ほどの場所に警察犬を訓練する施設があることを知り、吠え続けることをなんとか止められないかと思い、犬を連れていった。通常は、施設のトレーナーが自宅を訪問し、犬の住んでいる環境をチェックし、その後の方針を決めるそうで、今日は、話を聞いてもらい、日程調整をすることが確認されただけだった。自衛隊の警備犬は自衛官が訓練をしている印象があり、警察犬も警察官が訓練しているのかと思っていたのだが、警察犬は、地域ごとに訓練を請け負っている業者があり、警察官が直接訓練している訳ではないようだ。 
 
■2019年11月9日(土曜日)
 学生の12000mペース走に混じって6000mペース走を実施。設定は1000mあたり3分45秒。一昨日の4000mよりも10秒速いペースなので、かなりの強度は上がった。最初の1000mは3分41秒2。思っていたよりも楽に入れたが、その後はアキレス腱が氣になったり、呼吸が辛くなったりして、良いリズムでは走れなくなった。それでも2000m以降も3分41秒8、3分43秒0、3分44秒2、3分44秒5と設定通りで走れた。しかし、納得のいく走りではなかったので、残り1000mからは3分30秒で走っているグループの後ろについて走り、3分32秒5で終了。こちらのグループの方が、リズムが良く、氣持ちよく走り切ることができた。アキレス腱の痛みも氣にならなかったので、最後に中距離の練習に加わり400mを1本走った。60秒くらいで走るつもりだったがペースがわからず、前半200mは28秒台で入り、後半は30秒で58秒1。2ヶ月近く速いペースで走っていなかった割には、きつくもなく氣持ちよく走り切れた。
 
■2019年11月8日(金曜日)
 昨日の練習の影響か、朝起きたときには、腹横筋、内転筋が若干筋肉痛となり、ハムストリングスも疲労を感じ、體が重かった。昨日は、かなり強度の低い練習だったはずなのに、それでも筋肉痛になっているということで、この1ヶ月の生活は、全く身體に負荷を与えていなかったということを改めて実感した。
 1ヶ月前は、起床直後は、足裏が床に着くだけでアキレス腱と足底の痛みがあり、歩くのが困難で、足首を動かし血流量を上げなければならなかったことを考えると、今は若干の痛みがある程度で、あまり氣にせずに動けるようになっただけでも大きな進歩だと思った。自分の希望する方向には順調に進んでおり、若干の筋肉痛は心地よい感覚でもあった。
 
■2019年11月7日(木曜日)
 45歳のシーズンが始まった。マスターズでは新たなカテゴリーに入り、氣持ちを新たにし、約2ヶ月ぶりにトラックで練習。メニューは学生の8000mビルドアップ走に入り4000m。ペースは、最初の2000mが1000m当たり3分55秒、次の2000mは3分50秒という設定。400mを90秒台で走るというのは、ジョギングみたいな感覚だったのに、今日は、80秒を切って走っているような速い感覚でかなり辛かった。これほどの遅いペースにもかかわらず、走っている最中にハムストリングスに疲労を感じたりもした。少しずつアキレス腱の違和感が強くなってきて、ひどくなる手前で4000mを走りきったが、2ヶ月近く走っていないとこんなに衰えてしまうのかと驚いた。體と相談しながら、少しずつ強度を上げ、4月からのレースにつなげたい。
 
■2019年11月6日(水曜日)


日本丸寄港中
 44歳最後の日となった。1年前は、長く続いた膝の痛みから解放され、やっと走れるようになり、次のシーズンに向けて希望に満ちた氣分で新たな1年が始まった。そして4月にはまずまずの走りでシーズンインとなり、今シーズンは、かなりタイムが戻せるぞと意氣込んでいたが、5月以降は失速し、6月末からはアキレス腱痛、そして7月からは足底筋膜炎も併発。9月には試合に出るも途中棄権。それ以降は全く氣持ちものらず、一切運動はせず、11月になって回復の兆しが見え運動再開。氣持ちの浮き沈みが大きい1年だった。氣持ちが沈み始めた頃に犬を飼い始め、犬からは大きな癒しをいただいている。やりたいことやるべきことが整理されつつあり、進む方向は見えてきた1年でもあった。
 
■2019年11月5日(火曜日)
 鴻上尚史著、講談社現代新書「不死身の特攻」を読み終えた。陸軍最初の特別攻撃隊の一員として出撃し、その後9回の出撃を経験し生き残った佐々木友次氏の経験をつづった内容。「命令した側」と「命令を受けた側」、そして「命令を見ていた側」の三者の差、階級の差、経歴の差によって繰り広げられる複雑な人間模様が描かれていた。それぞれが自分の立場しかわからないため、別の立場の人たちの考え方を受け入れることは難しく、上層部と現場の考え方のかい離が、死ぬ必要がなかった死を招いてしまったように読み取れた。特攻隊が志願だったかどうかという議論はいまだにあるが、当時の上官たちは志願だったと言い、出撃して生き残った人たちは志願だったとは言い切ることはなく、実際に出撃した人と出撃しなかった人の間でも意見が分かれ、それぞれが見て感じたことが事実であり、一つにはまとめられないということで落ち着いた方が良いのではないかと思った。これは、いわゆる慰安婦や徴用工にもあてはまるのかもしれない。それぞれが自分の目を通して、感じたことが事実だと認識するので、一人一人違った事実が発生してしまう。それをひとまとめにしてしまうところに乱暴さがある。この本では、下士官から見た世界が描かれていたせいか、リーダーシップのかけらもない残念な上官たちが存在していて、戦後も同じような仕事でそれなりの地位を得ているというところに腹立たしさを感じた。「嫌だ」ということを「やります」に変えてしまう日本人独特の「空気」が戦時中の意思決定に大きく影響を及ぼし、そのことが志願だったのか強制だったのかという議論を作り出す原因になったのだという感じがし、もどかしい氣分で読み終えた。
 
■2019年11月4日(月曜日)


千葉がよく見えました
 1日家でゆったりと過ごした。午前は、三男と録画しておいたNHKの少年寅次郎を2週分見た。戦争の場面もあったが、基本的にはゆったりと話は進み笑いがあり、勉強よりも大事なものがあるということが学べる子どもと見るにはとてもよい番組だった。
 午後からは、畑に新たなうねを作り、イチゴの苗の植え替えをした。そして、犬の散歩。昼間の散歩だったので、たくさんの犬が散歩していて、すれ違うたびにお互いの犬が臭いをかいだり、花を突き合わせたりするので、自然と飼い主同士も話ができなかなか楽しかった。犬を通じてどんどん人間関係が広がっていく。犬がいなければ全く関わらなかった人たちと関わることができ、犬に感謝したいと思った。 
 
■2019年11月3日(日曜日)


新宿で発見
 月に一度の骨ストレッチ講習会。今日のテーマは「肘と膝の連動性」。講習会の大半は、硬くなっている筋肉をほぐすことだった。ほぐされている中でアキレス腱の痛みの原因も見えてきた。特に痛みのある足首のアライメントが崩れていることで、アキレス腱がまっすぐではなくくの字に曲がっていることが影響しているようだった。その原因をたどると、足のアーチの低下があり、さらにアキレス腱のテンションを上げている原因が、大腿四頭筋の張りだった。頻繁に足のアーチを作り、大腿四頭筋を柔らかくするほぐしを続けることが緩和のきっかけになることがわかった。
 昨年、次男はアーチの低下によりアキレス腱がくの字になり痛みが出て、足底板を病院で処方されたのだが、今日の講習を受けて自分も同じ症状だったということに氣がついた。そういった意味では、次男のことも自分のことも全然見ていなかったと言える。見えていても大事なことに注意を向けていなかったということ。日常にヒントがいくつも隠されていて、ただそれに氣が付いていないということが、まだまだありそうだ。
 
■2019年11月2日(土曜日)
 約1か月ぶりにワットバイクで30秒全力こぎ3セットを行った。この1か月間は全く運動をしていなかったので、ペダルが思うようには回らず、かなり低い数値になった。特に3セット目の数値の低下は激しく、自分自身のことなのに全く別人になってしまったと思った。また毎週積み重ねてちょっとずつもとに戻していくしかない。
 
■2019年11月1日(金曜日)
 文部科学省が、突然、来年からの大学入試での民間の英語試験導入延期を発表した。主な理由は準備不足ということのようだが、もっと前からわかっていたようにも見える。いったんゴーサインをだしたことに関しては、なかなか止めることができないということなのか。そうであれば、勇気のいる決断だったと思う。そのまま実施されていれば、高校生は大混乱だっただろう。我が家の長男も、関係する話題だったので注視していたが、とりあえず彼の受験の時には、民間試験を受ける必要ななくなった。しかし、2024年には導入するとのことなので、次男が受験するときには、関係することになる。子どもたちの普段の勉強が反映されるように民間の試験を活用し、複数回受験できるという趣旨で民間試験の導入が検討されたはずだが、住んでいる地域で格差が出てしまうのであれば、すでに大学受験だけでも不公平は生じているので、導入はあきらめた方がいいのではないかと思う。とりあえず民間試験の導入で親としては出費が増えることになるということを覚悟しておかなければならない。
 


[昔のいずみ]