最近のいずみ

Last Update:2020/10/31



パートタイムアスリートいずみ 20年目に突入 

■2020年10月31日(土曜日)
 元ラグビー日本代表平尾剛氏著「脱・筋トレ思考(ミシマ社)」を読み終えた。選手時代は、筋トレを中心に全身を細分化して鍛え、からだを作り上げたもののケガに悩まされ続けた経験から、筋トレ的な思考ではなく、全身協調性を獲得すべく感覚世界を充実させることの重要性を説いた本だった。
 なかなかつかめないながらも必死に探り自分なりのコツやカンを身につけていくことが動きの習得というものであり、暗闇の中を歩くような困難が強いられ、上達している手応えが直ちに感じられないので、ゆっくりとその歩みを進める必要がある。
 古武術を研究されている甲野善紀氏の言葉を引用し、「仕事だったらなるべく疲れない方が良く、上手に負荷がかからないように自然とからだを使うはずだが、筋トレは、過大な負荷をかけ、身体をヘタに使う練習をセッセとやっている」旨の文章にはハッとさせられた。力感を感じる動きは、ヘタなからだの使い方なのだ。うまくいく動作は、全く力感がなく、手応えがない。それを目指したいのに、筋トレは正反対なことをやろうとしていることになる。筋トレをしてもパフォーマンス向上に結びつくかどうかわからない理由が明確に理解できた。
 後半は、感覚世界はどのように分類できるかという詳細な説明がなされていた。しかしながら、具体的な感覚の身に付け方は語られていなかった。これは種目によって違うこともあるからなのだろう。しかし、この感覚世界を感じるのに、有効なのが骨ストレッチだと確信した。最近陸上競技部の学生たちの間で骨ストレッチが流行している。その場で感覚が変わり、勝手にコツがつかめている。こんな便利で簡単な身体操作法は今まではなかったのではないかと思え、ますます多くの人に普及しようと思った。

■2020年10月30日(金曜日)
 最近、體が重く、ジョグをするのが重だるい感じで、なかなか積極的に走ろうという氣分になれないことが多い。今日もお昼に30分のジョグに屋外へ出かけたが、いつも通り重かった。昨日、陸上競技部短距離の学生たちにイメージで體の動きや力の発揮は変わるという話をして、大いに盛り上がったことを思い出し、ジョッグ中に體のイメージを変化させて走ってみようと思い立った。
 イメージする前は、ふくらはぎに張りがあって、走りづらかったのだが、関節に隙間を作り、骨を一つ一つ動かすイメージに変えたところ、體に変化が出てきて軽くなった。そして、特に胸鎖関節と仙腸関節の隙間をイメージしたところ、手脚が劇的に軽くなり、ピッチが楽に上げられるようになり、ふくらはぎの張りが見事になくなった。
 30分走り終えた後、300mを走ってみたのだが、久しぶりに手脚が動きやすく、最後までピッチが落ちることなく氣持ち良く走りきることができた。42秒くらいの感覚で、41秒9。ほぼ感覚通り。良いイメージを思い出した。
 さらに部活の時間、学生とイメージについて話していたとき、学生が、最もフィットしたイメージで今も使っているのが運搬用の一輪車を押すイメージだと教えてくれた。確かに昨年その学生に教えた覚えがあるのだが、教えた自分が忘れていた。良いことを教えてもらい、当時のイメージがよみがえってきた。これも使えそうだ。

■2020年10月29日(木曜日)
 大学の先輩から1964年の東京オリンピックについての話を聞いた。当時のオリンピックは国が主導で大会を開催していたとのことで、開会式の入場行進では、各国選手団のプラカード持って先導役を務めたのは防衛大学校の学生だった。その先輩もその一員となり、韓国を担当されたという。
 選抜の条件は、身長や体重等、ほぼ同じ体格の学生が集められた。ヒトラーの開催したベルリンピック以来、プラカードを持つ各国選手団の先導役は20歳の士官候補生という流れがあったとのことで、当時20歳であった11期生を中心に、12期生も加わって担当することになったという。担当する国の決め方は、身長の低い順に並べ、最初に入場するギリシャをもっとも背の低い学生とし、そのまま背の順で、担当する国はその後はアルファベット順になり、入場が最後の日本が最も背の高い学生としたという。話をしてくれた先輩は、真ん中くらいの高さだったため韓国となったとのことだった。
 当時の、日韓関係はどうだったのかというところから、韓国選手団とのエピソードについてうかがったところ、韓国選手団の団長さんから日本語で話しかけられ、韓国の士官候補生は、日本とは比較にならないほど優秀だと言われたという。先輩は、九州出身ということで方言があり、標準語を話していなかったが、その団長さんは、きれいな標準語で自分よりも日本語が上手いということもあり圧倒された印象が残っているとの思い出を語ってくれた。
 2020年の東京オリンピックでもプラカードを持つのは防大生であったらいいのにと思っていたが、1968年のメキシコオリンピック以降は、20歳の士官候補生がプラカードを持つという流れは踏襲されなくなり、今に至っているということで、2020年大会で防大生がプラカードを持つという話が出ることは全くなかった。
 当時の貴重な話であり、学校の歴史の一端を知ることができた。

■2020年10月28日(水曜日)
 練習は一人でインターバル。インターバルの内容は、(400m+300m+200m)×2。休息は、次に走る距離をジョグ。目標は60秒、44秒、29秒。
 最初の400mは、58秒くらいで走ってしまったのではないかと思ったのだが実際のタイムは60秒5。余力はあったが結果としては全く走れていなかった。次の300mも43秒くらいの感覚だったが、実際は44秒5。結果的には設定通りだったが、かなり感覚とずれていた。200mも感覚よりは遅い29秒4で設定通りとなった。
 2度目の400mは、60秒くらいの感覚で60秒9。走り終わった後には嘔吐するとともにハムストリングに張りが出てきてしまった。その影響で300mはピッチが低下し、思うように走れず46秒4。最後の200mくらいは、タイムを上げたかったが、あまり上がらず30秒4。
 現状は、800mで2分のペースというところか。レースでは、学生たちに引っ張ってもらい、2分より速いペースで走れればと思う。

■2020年10月27日(火曜日)
 昨日、菅首相が所信表明演説で「石炭火力発電所に対する政策を抜本的に転換する」と述べ、2050年には温室効果ガス排出を実質ゼロにするとの表明もあった。それを受けて、梶山計算大臣は、年末を目処に具体的な計画をまとめる方針を示表明した。専門家はこのままでは目標達成はできないので、政策の転換が必要だと述べていた。小泉環境大臣も「今までの考え方では実現できないのは明らか」と述べていた。どういった方向へ政策を転換していくのだろうか。
 横須賀火力発電所では着々と新型石炭火力発電所建設が進んでいる。この建設を中止にするのであれば政策の転換かと思うが、そういった雰囲氣はない。自民党の世耕参議院幹事長は、「水素の利活用などの技術を確立することが必要」との指摘をするとともに、現実的には、「安全に最大限配慮して原子力発電所の再稼働を進めるとともに、新しい技術を取り入れた原発の新設も検討を進めていくことが重要」と述べ、政策の転換ではなく、現状の延長で考えているようにも思えるコメントだったのではないかと思った。

■2020年10月26日(月曜日)


本日の収穫
 日本学術会議の任命についてのニュースが連日流れている。任命しなかった側と任命されなかった側の議論は、平行線のままで、かみ合うことはないように思え、落としどころを見つけるのは困難なのかもしれない。
 防衛省は、安全保障技術研究推進制度について、今年度は、21件の研究課題を採択したという。その多くは、国の機関や研究所、民間企業の所属の研究者で、大学の関係者は2件だった。日本学術会議は軍事的安全保障研究に関する声明として、防衛省の安全保障技術研究推進制度が政府による研究への介入が著しく、研究の自主性・自立性・研究成果の公開性が尊重されないのではないかとの懸念を示し、過去に発した「軍事目的のための科学研究を行わない」声明を継承すると宣言している。こういったことの影響か、教え子の中に、希望する大学の研究室に大学院受験の相談に行った際、自衛官は受験しても合格はできない旨を遠回しに言われ、自衛官が差別される現実にショックを受けていたことを思い出す。
 海外では、軍事研究はインターネットをはじめ様々な科学技術を牽引し、民生分野に波及させている。倫理的に考慮する必要はあるが、安全保障研究に挑戦したいという人が、学問として研究に取り組んでも、日本学術会議に関連する学会では発表はできないことになる。学問の自由の保障を叫ぶ組織が、学問の自由を保障していないようで矛盾を感じる。軍事研究は学問ではないと言われるのかもしれない。個人な経験からは、日本は、国防に従事する人たちが尊敬されていないし、逆にさげすまされているとも感じるのだが、その象徴の一つが日本学術会議なのかもしれない。

■2020年10月25日(日曜日)


1周目



残り100m
 今日も江戸川競技場へ学生を連れて行って学生のサポート。学生は1500mのオープンに出場した。
 ウォーミングアップの前に必要な骨ストレッチを指導し、さらに全身を簡単に緩められる手技も指導し、万全の状態でスタートラインに立つことができた。目標は3分台。最低でも4分08秒で走りたいとのことだった。レースは目標に合わせた適度なペースで1周目が64秒台、2周目は65秒台だったのだが、上位集団がペースアップするとともに、どんどん離されていき、1000m通過は2分44秒台。残り1周が3分01秒。残り300mからペースアップをすると言っていたが、それもうまくいかず、最後の直線だけ若干のペースアップがあり、フィニッシュ。タイムは4分08秒39で8位。自己ベストを大きく更新はしたものの、全てを出し切ることができなかったとのことで、反省点がたくさんあるようだった。特に氣持ちの面で他の選手にポジションを譲るなど自信のなさが出てしまったという。
 次は横須賀市の秋季記録会800m。こちらも自己ベストの更新ができるのではないかと思う。

■2020年10月24日(土曜日)
 関東インカレでオープン種目のリレーに出場する学生たちを連れて江戸川競技場へ行った。今日は関東インカレ3部(大学院)の競技も行われ、卒業生が800mに出場し、初優勝を飾った。優勝者は、毎年のプログラムに名前が掲載される。2位以下とは扱いが違い、一生名前が残る大偉業だったのではないかと思え、とてもうれしかった。
 学生たちには、ウォーミングアップの前に、顔をほぐし、様々な骨ストレッチを指導し、體の動きを大きく改善することができ、全員ご機嫌でウォーミングアップに向かった。
 レースは、1走の3年生が他校を圧倒し、2走の200mで3位となっている4年生につなぎ、さらに他校との距離を広げ独走態勢を築いた。ここまでは、結果が41秒台となるペースだったが、その後は明らかに他校よりも選手の力が落ちるため、3走で2番手に、4走で4番手になってフィニッシュ。タイムは43秒06だった。4走の2年生の失速は特に大きく、力通りの走りだったともうが、本人は、相当な落ち込みだった。
 関東インカレの標準記録(42秒50)を目指していたが、残念ながら達成できなかった。冬季練習でレベルアップし、来年春に挑戦できればと思う。

■2020年10月23日(金曜日)
 練習は学生と一緒に300m×3を2セット。休息は、100mウォーク、セット間は15分。
 設定タイムは45秒以内としていたのだが、1セット目のスタートから先頭の学生が猛烈なダッシュをして、明らかにオーバーペースで走り始めてしまい、最初の300mは41秒6。2本目は、先頭を走った選手は失速気味になり、別の学生が1本目よりは速度が落ちたものの設定より速いペースで引っ張り、42秒9。3本目は、先頭の学生には全くついていけず、離されながらも設定に近い44秒1で走りきった。先頭の学生は42秒台だった。
 1セット目が終わった直後に嘔吐し、2セット目が始まる直前も氣持ち悪さは残り、そのままスタート。先頭の学生には付いていけず、自分のペースで走り、43秒7。ハムストリングスに力が入らず、腰が落ちて這うように走っている感覚で、走り終わった直後にまた嘔吐。2本目以降は、大きくペースダウンし、ジョギングをしているかのような感覚で、52秒5、51秒1だった。
 ほぼ全員が設定通りには行かず、練習の狙いとはかけ離れてしまい、1セット目で力尽きた感じだったのだが、1セット目は、かなり強度の高い練習となり、レベルアップできていることが確認できた。この調子を継続できれば、11日後のレースでも良い結果が出るのではないかと思う。

■2020年10月22日(木曜日)
 NHKで放送された「ヒューマニエンス40億年のたくらみ」という番組の録画を見た。テーマは「”腸”脳さえも支配する?」
 もともと生物は腸から始まり、その後、脳ができたということで、微生物の中には、今でも腸だけで生きていて、意志を持つように行動しているという。人間も脳が司令を出しているようで、実は腸が司令を出している可能性があるらしい。脳で必要なホルモンは、腸で分泌されているホルモンと同じなど、腸から脳が始まった様々な証拠が紹介されていた。
 最近は、脳が暴走し、脳の欲望に飲み込まれた行動をする人が増えていて、その結果飲食の過剰な摂取によりアレルギーや病気など様々な症状が発生する結果となっているようだ。神奈川県内の禅寺で、修行をしている20歳前後のお坊さんたちは、修行を始めて、アレルギー症状が改善しているという事例が紹介された。彼らが食べるのは精進料理。出汁がしっかりと効いていて、肉などはなく食物繊維中心の粗食とも言える食事を食べていた。この必要最小限で欲にまみれない食事が腸の喜ぶ食事のようで、これにより腸の中が改善し、快食快便となり、症状が緩和するようだ。
 日本には、腹を使った言葉があるが、英語でも腸(Gut)を使った言葉があるという。直感はGut feeling(直訳は腸の感覚)、Gut の複数形 Guts は根性で、Plenty of guts (腹の据わった、たくましい)、No guts (意気地なし)などがある。日本では腹という言葉を使うが、英語圏では腸を使った言葉によって感情を表現し、似たような感覚を持っているということがわかった。

■2020年10月21日(水曜日)
 学生と一緒に練習。メニューは6000mペース走。ペース設定は3分50秒/km。3000mまでは、3分47秒1、3分49秒3、3分46秒5で順調に走れていたが、その後は、若干ペースが上がり、右臀部に痛みが出てきて走りづらくなった。3000〜4000mが3分43秒0、4000m〜5000mは先頭からは離れてしまい、臀部の痛みも強くなり、呼吸も辛くなり、5000mで終了。走り終わった直後に嘔吐してしまった。最後の1000mは3分42秒8だった。
 その場で臀部のケアをし、痛みなく動けるようになり、最後に学生が1000mを走るというので後ろについて走った。最初の200mが32秒台で、ハイペースだったが、学生はだんだん疲れてきて、次の1周が68秒台、最後の1周は72秒台にペースダウンして2分52秒0でフィニッシュ。学生はとても辛そうだったが、こちらは、久しぶりに氣持ち良く1000mを走ることができた。

■2020年10月20日(火曜日)
 昼休みに一人で練習。メニューは600m、400m、300mのレペティショントレーニング。休息は15分。
 600mは200mあたり30秒のペースで走りきる予定でスタートした。結果は200mごとに29秒2、30秒0、32秒5でトータルタイムは1分311秒6だった。8割くらいの氣持ちのよい走りをするつもりでスタートしたが、前半はピッチが速くガツガツと力感あふれる走りとなってしまい、後半は、腕や脚が固まってきて失速してしまった。
 400mは600mよりはゆったりしたピッチで走り始めたが、後半は、同じように腕と脚が固まってしまった。タイムは59秒4。600mの400m通過よりも遅く、予定していた走りとはかけ離れていた。
 300mは、腕と脚の張りが緩和できずに走ることとなり、スタート直後から全く動かなかった。最後の100mはできうる限りスピードを上げたつもりだが、大して上がらなかった。タイムは43秒1。楽に走れるタイムだと思うのだが、現実は全く違った。
 今シーズン最初で最後のレースまであと2週間。なんとか状態を上げていきたい。

■2020年10月19(月曜日)
 最近「Go To イート」の話題が報道されている。「Go To イート」は自治体によって入手法が異なり、インターネット、電話やハガキでの先着順、抽選、全戸配布など様々。神奈川県は電子クーポンがLINEで、紙クーポンが全国のローソンとミニストップで販売するらしい。LINEを使っていないし、近所はファミリーマートだし、気軽に買えない。もともとそんな外食するためのお金が用意できない。
 「Go To トラベル」「Go To イート」は、使った者勝ちというところがあり、税金が公のために使われることを考えると、その使い道としては偏りがあり不公平感を作るように思えてならない。それならば、給付金10万円のようにもっと大きな額の給付金を配ってくれないものかと思ってしまう。

■2020年10月18(日曜日)


建設中の石炭火力発電所



本日の収穫
 日清オイリオのメモリオンという中鎖脂肪酸のスティックタイプゼリーのモニターが当選し、商品が送られてきた。当選の条件は、1ヶ月間1日1本食べ続け、その前後に脳の検査を受けるというもの。早速パソコンで指定されたサイトへ行き、脳検に挑戦してみた。検査は5つ。「数字の記憶」、「言葉の記憶」、「空間把握」、「記憶と計算」、「変化推理」。「数字の記憶」は3桁の数字が始まり、徐々に桁数が増えていくのだが、そのままの数を記入する場合と、逆から並べた数を記入する場合があり、単純なことなのに、意外と上手くできず、推定年齢は48.2歳だった。「変化推理」というものも上手くできず、50.1歳で最もできが悪かった。「言葉の記憶」と「記憶と計算」が40.0歳ということで、総合評価は41.4歳(偏差値53.0)で、実年齢よりは少しは若いという結果となった。1日1本食べ続けることで脳検の結果に変化が起こるのだろうか。とにかく、1日1本を続け、1ヶ月後を楽しみにしたい。

■2020年10月17(土曜日)


出走前




学内トップの学生




先頭集団
 箱根駅伝予選会予選会に出場。10名ギリギリの出場となったが、全員が完走してくれ、46チーム中46位という順位がついた。9月22日に出場を決め、その後は定期試験に入り、結局ハーフマラソンの練習は全くできず、本番となってしまった。そういう状況の中で、それぞれがベストを尽くして走ってくれたと思う。
 スタートの位置が、上位23校が前の列で、下位23校は後ろの列。さらにソーシャルディスタンスを取るとのことで、下位チームの一番後ろの選手は、上位チームの先頭の選手からはかなりの距離があって公平ではなかったが、それを了承することで試合に参加していたので仕方のないことだった。
 スタートから予想通りアフリカの留学生たちが先頭集団を作り、第2集団が日本人集団という感じだった。我がチームは、特に何も指示はせず、それぞれの力に合わせて適当にばらけて走った。
 チームトップの選手は、今年転部してきたばかりの4年生。先月初レースで5000mを走って標準記録を突破したのだが、今日は、それに近いペースで5kmを通過し、10kmもペースを落とすことなく、10kmは学内歴代1位の記録に1秒差に迫る31分21秒で通過していった。15kmの通過もペースダウンはなく、18km過ぎからきつくなったとのことで、若干ペースダウンとなったが、66分38秒でフィニッシュ、学内歴代4位の素晴らしいタイムだった。しかしなが、天候とナイキの厚底シューズの影響か、順位は予想以上に低く、昨年であれば160位のタイムのところ今回は338位という結果だった。
 今年はもう1人転部して走ってくれた4年生がいたのだが、彼は、別の部の主将で、今年は試合がなく競技が終わってしまったこともあり、出走前に今日が自分の引退試合だと言ってスタート地点へ向かっていったのが印象的だった。走り終わった後は、長距離を始めて2回目の試合だったが、他校の応援が自分を応援してくれているようで泣けそうで、陸上競技が本当に好きになったと話してくれ、とてもうれしい氣持ちになった。
 最近は、自前の部員だけでは標準突破者が集められず、他の部を引退した4年生が転部して入って来てくれなんとか人数がそろうということが続いている。来年度もなかなか厳しい状況が待っているのだが、来年もスタートラインに立てるようあらゆる手段を尽くしたいと思う。

■2020年10月16(金曜日)
 明日の箱根駅伝予選会に向け立川へ移動。今回は、陸上自衛隊立川駐屯地内で無観客開催されるため、駐屯地への入場はバス1台で入る必要があるとのことで、今日から2日間大型バスを借り切って駐屯地へ入場する選手を含めた20名で移動した。今回は、バスと宿泊のセットで、Go To トラベルキャンペーンが使えるとのことで、格安で利用ができ、使うことはないだろうと思っていたサービスを受けることができた。
 久しぶりに大型バスに乗ったのだが、ルートが決まっていて、最も速く到着できるルートでは行くことはできず、渋滞の中一般道を走ることが多く、立川までは2時間半ほどかかった。その間トイレへ行くことができず、相当我慢した学生もいたようだ。自分は、出発してすぐに気持ち悪くなった。バスがブレーキをかける度に、内臓が何とも言えない感覚になる。車内ではスマートフォンで動画でも見ようかと思っていたが、氣持ち悪さを寝てやり過ごすしかなかった。
 今日の時点では雨は降っていないが、明日は、気温が下がり雨が予想されている。少しでも穏やかな雨になってくれないかと願っている。 

■2020年10月15(木曜日)
 産経新聞「正論」元編集長、上島嘉郎さんと近現代史研究家、林千勝さんによる対談動画の一部見た。大東亜戦争は陸軍の暴走が敗因とされているが、実はそうではなかったということを知ることができた。戦い方次第では、今とは全く違った世界になっていたのかもしれないそうで、アメリカのスチムソン陸軍長官は、「日本が定石通りやっていれば戦争に勝っていた」というほど、勝利する道があったのに、それをしなかったという事実には驚かされた。その定石を覆して、独断で真珠湾攻撃へ向かってしまった原因は連合艦隊司令長官の山本五十六だったという。アメリカとの戦争のきっかけは、海軍に原因があったにもかかわらず、東京裁判で戦犯とされたのは、陸軍のみ。陸軍にも当然問題はあったのだろうが、海軍は全くお咎めなしに見える。裏でどういう取引があり、外務省や海軍は罪を逃れることができたのだろうか。詳しく話を聞けば聞くほど、様々な要因が積み重なって敗戦に向かっていったことが理解でき、戦争の原因が複雑きわまりないことがわかり、もっと知りたいと思った。

■2020年10月14日(水曜日)
 今日も横浜と横須賀で異臭騒ぎがあった。一昨日、横浜で異臭騒ぎがあったばかりで、三浦半島では今年何度も起こっていることだが、ゴムが焼けた臭い、ガスのような臭い、卵が腐ったような臭いなど人により臭いの感じ方が違ったようだ。一昨日横浜では、異臭の空気を採取できたとのことで、その分析結果が発表された。ガスのような臭いにはイソペンタン、ペンタン、ブタンという物質が含まれ通常の10倍の量が検出されたという。ゴムが焼けたような臭いにはエチレン、アセチレンが含まれ通常の2〜3倍の量が検出されたという。直ちに健康に影響を及ぼすことはないとのことだったが、以前の異臭騒ぎの際に嗅いだにおいを思い出すと、かなりつよいガス臭で、火を付けたら爆発してしまうのではないかと思うくらいで、窓を開けっ放しにしていたら具合が悪くなる感じだった。  環境大臣も今までにない事案とのことで、原因究明に近づければと述べられていたが、今のとこ発生源は特定されず、引き続きデータを集めることが必要とのことで、解決には時間がかかりそうな感じだ。

■2020年10月13日(火曜日)


朝は濃霧でした
 練習は、300m×8。休息は200mジョグ。3週間前に同じ練習をした際には、50〜51秒台で走ったので、今回は50秒切りという設定だった。8月に足首を骨折していた学生が、やっと練習に復帰し、復帰後最初の一緒に練習をする機会だったのだが、彼は、ナイキの新しいスパイクを履いていたためか、進みが良く、全員がそのペースに引っ張られながら走ることで、設定以上のタイムで走ることとなった。1本目から、47秒3で、2本目が49秒1に落ち着いたが、その後は、47秒2、46秒7、47秒4、47秒6と自分にとってはオーバーペースで、3月に痛めた右臀部の痛みが強くなってきて、嘔吐もあったことから6本目で終了。一人旅になった学生も7本目以降はペースダウンということで、狙い通りの練習とはならなかった。

■2020年10月12日(月曜日)


ラスカルにつかまるインコ
 地方銀行は経営が厳しく地方経済を活性化するには地銀再編が必要だという議論が始まっている。地方の銀行は、地元に根ざした経営をすることで上手く回っていたはずだが、平成の時代に生産性を高めるための投資を増やす方向ではなく、人件費を削るような方向に世の中が進むようになり、地元企業はお金を借りられる環境ではなくなってしまった。人件費を削減する方法として、海外から人を入れるという選択肢まで出てきて、地方活性とは真逆の方向に進んでいるようにしか見えない。昭和の時代のようにみんなで豊かになろうという雰囲氣はなく、一部の大企業だけが儲かる施策が次々と実行され、明らかにグローバリズムの悪影響が出ているとしか思えない。銀行再編もその施策の一つのようにしか見えず、地方がそんなことで活性化するのだろうかと思うばかりだ。

■2020年10月11日(日曜日)


200m3位の表彰状
 関東インカレ3日目。昨日以上に時間をかけて、顔からほぐし、新たに目の使い方を伝授し、200m決勝に臨んだ。昨日は天候が雨で気温は17度という短距離を走るには厳しい環境だったが、今日は24度。台風の影響か、風が強く、公認のタイムは期待できない感じだった。
 スタートは素晴らしく、しっかりと他の選手よりも前に出て走ることができた。コーナーを終わるところで、エントリーリスト1位の明治大学の選手とうちの学生が他の選手よりも前に飛び出ていた。その後、直線に入ったところで、明治の選手には離されはじめ、内側からは東京学芸大の選手、外側からは大東大の選手が上がってきて、4番手まで順位を落としてしまった。しかし、最後の数歩で、大東大の選手に並びかけてフィニッシュ。結果は、21秒544(+3.9)ということで、大東大の選手と1000分の1まで同タイムで3位。なんとか3位入賞となった。エントリーリストでは3位だったため、力通りの順位とも言える。防衛大学校では200mでの入賞は初の快挙。昨日の円盤投げの学生と同様、昨年は、関東インカレにエントリーしながらもケガにより棄権し、今大会は、最初で最後の関東インカレだった。2人とも有終の美を飾ることができ、本当にうれしかった。

■2020年10月10日(土曜日)


200m予選(組で1位)



円盤投げ3位の表彰状
 関東インカレ2日目。4年生2名が出場。種目は、円盤投げと200m。
 台風が接近する中で、競技時間が昨夜急遽変更となり、200mは30分早まり、円盤投げ決勝は、1時間半も早まった。円盤投げの学生は今年度陸上競技部の主将。雨の中でも戦えるようこの2週間、雨の中で手の握りをどうやって工夫するかを考えてきたという。ウォーミングアップの前に、骨ストレッチで上腕二頭筋を緩め、さらに大胸筋も緩めたことで、かなり動きが良くなった。そして今日は3位を目指しますと言い残しウォーミングアップへ向かった。
 1投目は、多くの選手が雨のために上手く投擲ができず、まともな記録が残せない中、うちの学生は、きちんと記録を残し、何とトップに立ってしまい驚いた。2投目は、さすがに記録上位者が記録を残しに来て、4位に後退したが、3投目で記録を伸ばし、3位に浮上。4投目以降は、順位変動がなく、予告通りの3位という結果を残してくれた。エントリーリストでは7位だったので、雨を見方にして、強い意志で残した素晴らしい結果であり、主将の仕事をしてくれた。
 200mの学生は、円盤投げの学生以上に、様々な方法で全身をほぐし、仕上げに骨ストレッチで重心が前に来るようにし、いつでもスタートできる状態になった。不安材料はなく、危なげなく余裕を持って走ることができ、21秒79で組ではトップ。見事予選を通過してくれた。明日は決勝。優勝争いができるのではないかと思う。

■2020年10月9日(金曜日)
 延期されていた関東インカレが相模原ギオンスタジアムで開催されることとなり、今日が初日となった。学生が棒高跳びに出場するため、朝から車でポールを輸送した。競技開始が13時からということで、午後は授業のため、午前中にポールを届けて、すぐに学校へ向かわなければならず、競技を見ることはできなかった。
 棒高跳びは、標準記録ギリギリでの出場となったため、最初の高さが自己ベストの記録ということで、調子は良かったとのことだが、簡単には跳べなかったようだ。結局3回とも失敗し、記録なしで競技終了となった。3回目の跳躍では、バーに口が当たってしまい、歯が欠けたという。欠けた歯は回収でき、学校に戻った後医務室で歯をくっつけてもらったとのことで、学生にとっては、いろいろと大変な1日だった。3年生のなのでまた来年チャレンジし、結果を出してもらいたい。明日からは、競技を見ることができる。ウォーミングアップに、選手の體をほぐすなどのサポートができればと思う。 

■2020年10月8日(木曜日)
 9月17日から始まった外壁塗装工事が完了し、足場が全て撤去され、新たな我が家がお目見えとなった。妻は黄色っぽい色を希望し、長男は青系の色が欲しいとのことで、全体はベージュ、2階のベランダなど突き出ている部分だけを青系のグレーにで塗っていただき、白い家が全く違う雰囲氣に変わった。この3週間の間、台風が2つ発生し、足場は大丈夫かと心配になったが、なんとか台風は横須賀からはそれてくれ、激しい風雨はなくホッとした。
 外壁洗浄で、氣になっていた緑色のコケを落とし、屋根の塗装では、板金部の釘のゆるみを直し、コーキング処理で釘の隙間から水が入らないようにしてもらった。屋根も外壁も耐久性が増すよう通常1回下塗りを2回、その後上塗りを2回やってもらった。さらにポストの傷の処置や肺肝テープのまき直しまでしてもらった。  今回お願いした業者さんは、横浜の株式会社アーニスト。いくつの塗装屋さんに見積もってもらったが、決め手は、社長さんが同世代というこだった。平成の不況で就職がままならない自分たちの世代、そういった時期に創業され20年以上続けてこられたということに敬意を払い、応援したくなったというのが理由。価格の面でも割引をして頂き、本当に感謝しかない。今後も会社が成長していくことを願う。

■2020年10月7日(水曜日)
 練習は、観音崎で約1kmの坂ダッシュ×3。目標タイムは3分50秒を切ることだったが、1本目は3分56秒6。なかなか思うようには體が動かなかった。2本目は少しペースアップできたが3分53秒7。2本目を走りきる前に嘔吐しそうになった。3本目は、3分48秒5で、やっと目標のタイムに到達できたが、終わった後は嘔吐でかなり苦しかった。10年くらい前は、3分20秒台で走っていた時期もあったので、遅くなったなぁと思うばかり。今できることをやっていくしかない。

■2020年10月6日(火曜日)
 平井デジタル改革担当大臣が小中学校の教科書を原則デジタル化すべきとの考えを示した。国が進める1人1台のパソコン配備などの環境整備が前提で、「何冊も抱えて移動するよりはパソコン1台の方がいい。効率性を考えたときにプラスだ」と説明したという。
 電子書籍や電子新聞を今までにもスマートフォンやパソコンで読んだことがあるが、拡大して読みやすくはなるが、逆に頻繁にフリックしなければならず、紙と比べると疲れるし、なぜか内容が頭に残りにくい。大学院時代には授業がパワーポイントで行われることが多かったが、プリントで渡してもらった方が書き込みができるし、自分のノートができるのだが、電子データではそれができない。先生が教える内容をまとめて図や動画も載せられるので、教える側の効率は良くなったのかもしれないが、学習の効果が高まったとは思えなかった。
 最近の「改革」と呼ばれるものはすべて「効率性」が重視される。この「改革」や「効率性」という言葉が使用されるときには、裏に何らかの意図がある可能性が高い。この30年こうしたことが繰り返され、日本では、ゆとりがなくなり、豊かさから遠ざかっている。本当に国民が豊かになるための政治をしてほしい。

■2020年10月5日(月曜日)
 練習は300m×4。つなぎは100mジョグ。50秒前後で走り、25秒くらいでジョグできればと思ってスタートした。結果は、47秒8、51秒6、51秒4、51秒4で、つなぎは、27〜30秒だった。ジョグを含めた1500mのタイムは4分47秒2だった。
 走るところは、1本目は、相当抑えて走ったにもかかわらず、タイムは速く、その後は設定よりは若干遅かったが、ほぼ同じタイムで走れ悪くないと感じた。ジョグの部分は、25秒くらいの感覚が、実際のタイムとは大きく違っていて、まだまだ状態は良くないということがわかった。練習を継続し少しずつ自分の感覚と実際のタイムを近づけていきたい。

■2020年10月4日(日曜日)


100m決勝の選手たち
(三密です)




5000m決勝




学生と走った卒業生と
 箱根駅伝予選会へ向け、学生たちが最後のチャレンジのため川口市で開催された川口市選手権5000mに出場した。参加した学生たちは、今年転部してきた4年生3名。すでに標準記録を突破している3年生がペースメイクをし、それについていって標準突破を目指した。
 3000m付近までは標準記録ペースで走れたものの、その後はペースダウンし、3名とも標準記録突破はできなかった。しかし、3名とも先月のレースより20〜30秒速く、全員が大幅な自己ベスト更新だった。
 学生たちが走った組には、なぜかこの3月に卒業したばかりの卒業生も参加していた。たまたま大宮駐屯地で2週間の教育があったため参加できたとのことだった。彼は、ナイキの厚底シューズで走ろうと思っていたが、厚底シューズの使用は認められず、急遽スパイクに履き替えて走ることとなったが、学生たちよりも前の集団で走り、見事なラストスパートで自己ベストを更新した。
 5000mには、プロランナーの川口優輝選手も出場し、最後までペースは落ちることなく1000mあたり2分50秒のイーブンペースで走っていた。陸上初心者の4年生たちもこの素晴らしい走りを見て、どのくらい彼が速いかということが理解できたようだった。
 この大会は100mが40組もあり、スタートを待つ選手が、明らかに密な状態で驚いた。その中に、いつも東日本実業団で砲丸投げの記録を競っている知り合いを発見した。ライザップへ行き、コーチの指示通りに日常を送り、体重が増量し脂肪も増えてしまったという。普段のトレーニングよりもかなり量や強度が低かったことが原因だと考えられるそうだが、コーチは指示通りにやることを求めてきたため、払ったお金のことを考えると指示通りにするしかなかったとのこと。最終的には、入金した内の半額を返してもらったという。珍しいケースなのかもしれないが、普段からトレーニングをしている人は、自分でやった方が良さそうだということがわかった。

■2020年10月3日(土曜日)


集団で試走中




久しぶりに同期と再会
 箱根駅伝予選会の試走で立川駐屯地へ行った。今大会は、駐屯地の滑走路を2.6kmの周回コースとして約8周を回るハーフマラソンとなっている。滑走路には、大きな割れ目があったり、割れ目から草が生えているなど、路面を注意していないとつまずく可能性もあり、選手たちは注意が必要だと思った。
 他校の監督やコーチなどと話をしたが、印象に残ったのは、選手のシューズについて。ほとんどの選手がナイキの厚底シューズを履いていて、それを履くだけで、いつもならば足が地面につくはずのタイミングでもなかなか足がつかず、勝手に滞空時間が増えると共に移動距離も長くなるなど1歩が全く違い、今までのシューズを履いて出した記録と単純に比較ができないほど、アドバンテージがあり、学生たちはお金でタイムを買っているとしか思えないという意見があった。昨日学生が新しいナイキのスパイクを練習に持ってきていたので、履かせてもらったのだが、エアの部分とカーボンによってトランポリンの上にいるような感覚になり、滞空時間が長く進み方が全く違ったことを実感したばかりだったので、その意見には完全に同意だった。
 予選会本番では、声を出してはいけないとのことで、有力校は、選手のラップタイムや順位などをどのように選手に伝えるかということに頭を悩ませているようだった。今のところ、制限時間が示されておらず、周回遅れになった時点で競技が終了となる可能性もあるのではないかという話もあった。そうなってしまうとうちの学校は一人も完走できない可能性が高い。そうならないことを願うばかりだ。

■2020年10月2日(金曜日)


中秋の名月の翌日の月
 学生たちは試験期間中のため、箱根駅伝予選会を控えている長距離の学生たちを除いて、練習はフリーとなっているため、練習は、一人で600mのタイムトライアル。目標は前半の300mを43秒台、後半の300mも43秒台でキープすることとした。2週間前に学生と600mを走ったときには、1分30秒を切ることは難しい状態だったが、練習を継続してきたので、そろそろ自分の體と感覚を合わせていく必要があるので、現状はどうなのかというのを探るのも目的の一つだった。
 前半の300mは、予定通り、頑張らずゆるめに走って43秒5で通過できた。しかし後半は、手脚が固まりはじめてしまい、思ったような走りができなくなった。しかし最後の直線だけはペースアップして走り切れたのではないかと思った。後半の300mは46秒3だった。まったくペースアップできていなかった。トータルタイムは1分29秒8。一応シーズンベスト。納得は言っていないが、2週間前よりは状態は良くなっている。

■2020年10月1日(木曜日)
 練習は、長距離の学生たちの12000mに入れてもらい8000mのペース走。ペースは3分50秒/km。頑張れば12000mをこなせるとは思ったが、先週はこのペースで6000mまで距離を伸ばしてきたので、今日も無理せず少しだけ距離を伸ばして走りきるというところを目指した。
 ペースメイクをしてくれた学生が、調子の良かったためか若干ペースが速く、3分47秒6、3分48秒0、3分48秒7、3分46秒1という感じで、設定ペースに落とすことなく走り続けてくれた。4000m〜5000mは3分43秒3までペースアップしてしまい、だんだんビルドアップ走になってきた。次の1000mはラップが取れなかったが、5000m〜7000mは7分26秒4ということで、3分43秒台のペースがキープされ、残り1000mとなったので、そのままビルドアップ走に変更し、一人でペースアップして、最後の1000mを走りきった。最後は3分31秒1だった。
 最後は、かなりペースアップしたつもりだったが、想像以上にタイムが遅く、自分の體の感覚と現実のタイムには大きな差があった。今シーズン最初で最後のレースまであと1ヶ月。練習強度と量については改善しているので、感覚もそれに合わせて改善していければと思う。



[昔のいずみ]