最近のいずみ

Last Update:2020/11/30



パートタイムアスリートいずみ 20年目に突入 

■2020年11月30日(月曜日)
 先週、机の上に置いておいたはずの大事な書類がなくなり、いろいろと探してみたものの、見つけることができず、免許証の件があったばかりなので、頭の中でいろいろと想像しても、自分頭の中の話でしかないということで、考えることは止め、勝手にあっちから戻ってくることを信じそのままにしておいた。そして、今日、その書類が自分のノートと一緒に戻ってきた。自分の想像していなかった場所に置かれていて、落とし物として見つかり、中身を見た結果持ち主が特定されたという経緯があった。思い返すと、ノートと書類が置かれていた場所に持ち込んだような記憶がよみがえってきた。原因があって結果がある。しかし自分の記憶はなく、無意識に持っていっておいてしまったということなのだろう。とにかく見つかってホッとした。自分に関することは何とかなるという変な自信が出てきた。

■2020年11月29日(日曜日)
 妻は研修で横浜へ出かけ、子どもたちは遅くまで寝ていたため、久しぶりに自分一人の時間ができ、庭にキャンプ用の折りたたみイスを出し、温かいコーヒーを飲みながらゆっくりと読書。
 一昨日から飲茶著「正義の教室(ダイヤモンド社)」という本を読み始めた。世の中には「平等、自由、宗教」という3つの正しさの尺度があるという。正しさの尺度が違うと、議論がかみ合わないことになる。平等を尺度とすれば、「最大多数の最大幸福」ということを考えることになる。そのためには、幸福度が数字として記述される必要があり、イギリスの哲学者ベンサムは、快楽をキーワードに、数値化を目指したのだという。同じ事象に対しても、人それぞれその事象に対する価値観は違うため、共通の数値化はなかなか難しい。大学の卒業研究で、まさにこのことについて研究をしたことを思い出した。当時は、効用関数を勝手に作り、その関数に沿って人によって価値が違うことを定義していった。効用関数はいくらでも考えることができるため、研究では、いくつかの効用関数を一例としてどのように資源を分けるかということを考察した。自分のやっていた研究が、哲学の一部だったとは、思いも寄らなかった。25年近く前に自分の取り組んでいたことの意義が少しわかり不思議な感覚になった。

■2020年11月28日(土曜日)


相模湾と夕日
 中距離学生たちとダイナマックスというクッション性の高いメディシンボールで久しぶりにトレーニング。全身を使おうとすると左腰と右膝の痛みが氣にはなったが、なんとか一通りこなすことができた。その後、学生たちと柔軟性の話となった。学生によっては、からだのケアとして毎日ストレッチをしている学生もいたが、それでも前屈で指を足の先になかなかつかないというので、筋膜の説明をしながら、どうすれば、前屈が楽になるかということを実技を交えて説明することとなり、授業のようになってしまった。学生たちは、すぐに変化が起きるので、伝える側としてもとても楽しい。学生たちは、自分たちがどれだけ筋肉を硬くしていたかを認識し、今後は、ケアの時間を作る必要性も感じてくれた。これがレベルアップの一つのきっかけになってくれればと思う。

■2020年11月27日(金曜日)
 図書館で、たまたま氣になっていた不便益についての本を見つけた。学生時代の自分の研究室に入った先生が執筆に関わっていて、より不便益が身近になったように感じた。
 ある章ではロボットとの関わりに関連した不便益について語られていた。元々ロボットは、自律した存在を目指して開発されるイメージなのだが、この章で語られたロボットは、わざわざ自律できないロボットを作り、結果的に周りの助けを得ることで、望む結果を得ることのできるというものだった。不完全なロボットにすることで、不便なロボットなのだが、そのおかげで周りの人たちが共生的な関わりを持つようになり、結果的にロボットの目指すことを肩代わりしてくれ、望んだ結果が得られる。具体的には、ゴミ箱ロボットで、ゴミを探しているわけではないのにフラフラしながらゴミ箱が移動するため、子どもたちは、ゴミを探しているのではないかと解釈し、ゴミを入れてもらうという仕組みになっている。ここでロボットと子どもたちの無言の会話や、ゴミの分別に関して子ども同士のコミュニケーションまで作られるという面白い結果が得られている。子どもたちにはロボットに貢献した誇らしさがあるなど、この「持ちつ持たれつ」が豊かな関係になるのではないかという考察に、否定的な「不完全」という言葉に対して肯定的なイメージが持てるようになった。

■2020年11月26日(木曜日)
 職場の図書館でなんとなく目に付いた「コンビニ人間」を手に取り借りた。比較的時が大きく、行間も広めだったために寝る前には読み終えた。
 世の中には、何となくこれが普通の人という定型があり、そこから外れる人は排除されるということが太古の昔からあるのではないかというような記述が小説の後半に何度も出てきた。人はずっとその普通から外れないよう生きているのかもしれず、完全に排除されてしまった人たちにとっては、世の中はとても生きづらいのかもしれない。しかし、最近は、マイノリティにも人権をということで、かえってそういった人たちが優遇されるような運動が流行り、普通の人が排除されそうになっているようにも思える。
 小説は、普通から外れてしまった人たちの物語だった。普通の定義がそもそも難しいく、何となくひとりの人の中でも普通な部分と普通ではない部分があるように感じる。普通からずれていることについては、孤独感があり、なぜ自分はあちら側(普通の側)にいないのだろうかという感覚と共に、第三者的にあちら側を観察している自分がいたりする。この本を読んで、自分も普通を演じている場面があるように思えた。普段は氣をつけているのに、ふとした時に素直に思ったこと(普通ではないこと)を口にしてしまい、相手の氣分を害するということがある。自分の父もそういった感じがあり、違和感があったのだが、最近は、自分が父に似てきていることを頻繁に実感する。ということでいろいろと考えさせられつつも、主人公に比較的感情移入しやすく、不思議な感覚を持つと共に、スッキリしない物語だった。

■2020年11月25日(水曜日)
 次男が明日から定期試験ということなのだが、社会がなかなか怪しいというので、問題を出すことにした。教科書の範囲と資料集の範囲が決められているのに、その教科書と資料集が学校に置いてあると聞き、彼の行動が理解できなかった。代わりに塾で購入した問題集から問題を出すことに明日。内容は地理と歴史。地理は、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、歴史は、四大文明から弥生時代くらいまで。
 自分が中学生の頃は、中国と言えば農業国で人民公社という単語が出てきたが、今やシェンチェンやアモイという経済特区でIT産業が中心の工業国というイメージに変わっていた。ヨーロッパは当時はECだったが今はEU。アフリカは相変わらずプランテーションやアパルトヘイトという単語が出ていたが、アフリカ連合やレアメタルという単語は新しいと思った。
 歴史は相変わらず昔のままで、大陸から稲作が入ってきて弥生時代になったような記述なのだが、最新の研究では縄文時代からすでに日本では稲作が行われていたことがわかったのではなかったのか?と思ったりもした。とりあえず、教科書が正解でないといけないので、いろいろと不満はあったが、それに沿うしかなかった。
 結局社会は知っているか知らないかという問題ばかりで、暗記が好きではない人にとってはつまらない教科なのかもしれないということを改めて感じた。

■2020年11月24日(火曜日)
 朝、出勤の際、どこを探しても免許証が見つからず、仕方なく自転車で出勤した。免許証が入れてあるカードケースには、免許証だけではなく、保険証と身分証も入っていたため、これら全てを紛失してしまったかもしれない可能性があったため、事務の担当者に、そのことを話したところ、身分証は人事や保険証は厚生の担当者のところで再発行手続きをしてもらう必要があるが、これらの紛失は、場合によってはボーナスなどの査定に影響することになると言われた。
 今日は休暇を取り帰宅し、心当たりのあるところをもう一度探した。昨日外出したのは、次男の塾への送り迎えのみ。車からは降りていないので、落としたとすれば、駐車場から玄関までの間。車の中を探し、家の中も探してみたものの見つけることはできなかった。見つからないことを前提に、明日の午前中に免許センターへ行って免許証の再発行をしてもらうつもりで、行政センターへ住民票を取りに行き、警察署へ行って遺失物届けを出しに行った。
 必要な手続きは終わったので、その帰り道に米屋を見つけ、その米屋で米ぬかを購入。1kg100円で販売していたので3袋買った。これで落ち葉堆肥が作りやすくなる。対応してくれた米屋のご主人は、最近米ぬかを購入しに来るお客が多く、特に農家の人が多いとの話をしてくれた。米ぬかを使った堆肥は、野菜を甘くするとのこと。そこから話題は米になり、最近の若い世帯は自宅に炊飯器がなく、米が食べたいときには、スーパーなどでできあがってパックに入っているものを購入するため、米が売れず、米屋は次々と潰れていくとのことだった。この地域では以前は18件の米屋があったが、今はご主人のお店1件のみ。みんな採算が合わなくなり店を閉めたのだという。その後は海外旅行の話題となり、日本との比較についてご主人の感じていることを聞かせてもらった。ご主人の年齢は70代くらいかと思っていたら、何と90代。昭和5年生まれだった。一つ上の世代までが出征したとのことで、自分たちは、生き残れてよかったという感情の方が強いが、一つ上の世代は、戦争で生き残ったことに対してある種の罪悪感があり、世代間ギャップがあるとのことだった。話をしている最中に、息子さんらしき方が顔を出され、ご主人と思っていた人は先代のご主人だったということがわかった。背中も真っ直ぐで、本当に若く見え、まだまだ当時の話を聞きたいと思いながら、店を後にした。
 明日は、いつもより早く起きて、電車で免許センターへ行かなければならないので、早めに床に就こうと寝室の布団をめくったところ、なんとマットレスの上に免許証があった。全く心当たりがないのだが、次男の塾のお迎えに行った後、無意識に、寝室へ持っていっていたということか。とにかく紛失したわけではなく、家の中にあり、一件落着。氣持ちだけは忙しい1日だった。

■2020年11月23日(月曜日)


イチゴ棚



5つのうね
 1日中畑作り。
 午前中は、次男と三男がおもしろがって手伝ってくれ、クワやスコップで畑を耕し、石灰と土の再生材を混ぜてくれ、最後にうねを5つ作ることができた。
 午後になって、今年のイチゴの用のプランターの土の処理ができていなかったことに氣がつき、ウネを壊して、プランターの土を入れてあたらためてかき回し、来年用のイチゴの準備をした。先日、落ち葉堆肥を作るための木箱を作った際、残った木で棚を作ったので、そのおかげで、プランター1つ分のスペースに3つのプランターを置くことができ、少ないスペースの節約につながり大満足。
 5つのうねには、昨日購入してきたキャベツ、エンドウ豆、ニンニク、プランターに植えきれなかったイチゴの苗、この春植えて種ができ、勝手に芽が出てしまったバジルを植えた。そして、今年叔父からいただき、祖父の畑で作られて命がつながっているワケギがこの夏の間に我が家でも増え、3つの苗から26の苗に増やすことに成功したのだが、それらを植えることもできた。それでもウネが余ってしまったため、3〜4年前のホウレンソウとブロッコリーの種を植えてみた。こちらは、芽が出るのかどうかは怪しい。芽が出なかった場合には、また新たに種か苗を入れていこうと思う。
 プランターには、カブの種をまき、ソラマメの苗を植えた。ソラマメの苗は6つ。過去には畑で2苗を植えた経験があるが、今回はプランター。上手く育つのかどうかわからないが、収穫ができるようアブラムシ対策をしっかりしようと思う。

■2020年11月22日(日曜日)


10000m競歩



4年連続の入賞でした
 関東インカレ6日目。学生が男子2部10000m競歩に出場。昨年は2位だったが、今年はエントリータイムが5番目ということで、昨年以上の結果を残すには、自己ベスト更新が鍵となるということと、今年は最初で最後のトラックレースということで、自分の状態もはっきりとはわかっていないので、最初から積極的に攻めていくという方針でスタートした。
 最初の1000mは3分58秒6と、かなりのハイペースで3位集団についていったものの、その後は、集団ごとペースダウン。3000m以降は、3位集団から離れ単独で歩くことになり、さらにペースダウンし、後続の選手に追いつかれ5位集団として5000mを通過、4000mから5000mは4分35秒8までタイムを落とした。レース後に話を聞いたところ、ずっと氣にしていた膝の違和感が強くなり、棄権しようかと思いながらの歩きだったという。後半は、脚を動かすというよりも腕振りだけに集中して歩き、後ろから1部校の上位選手に周回差をつけられながらも、そのペースについていき、徐々にペースアップ。単独5位となりフィニッシュ。タイムは42分30秒54で、最後の1000mは4分06秒2までペースが上がっていた。
 レース後の結果が表示されると、彼の順位は4位となっていた。トップで歩いていた選手が失格になったようだ。学生は、膝の違和感の影響もあり、自己ベストを更新することはできなかったが、後半のペースアップしながらの我慢の歩きからは、自己ベストを狙える力が十分あることを示してくれた。しかし、これで学生としての4年間のトラックレースは終了。今後は卒業までに、元旦競歩と日本選手権の20km競歩に出場を予定している。トラックでの悔しさをロードで晴らして欲しい。

■2020年11月21日(土曜日)


本日の収穫
 先週中途半端になってしまった落ち葉堆肥作りの続きを行った。今日は、三男の陸上教室の海上で、大量の落ち葉をもらい、三男に手伝ってもらいながらの堆肥作りとなった。最初は、三男が落ち葉を踏み固める仕事をしてくれていたが、体重が軽すぎてなかなか踏み固められず、水をくんだり、ふりかける土を用意してもらう役割にシフトしてもらった。最後の方は、畑に大きな穴ができ、さらに穴を掘るなど、三男の興味は穴掘りに向かってしまい、一人で秘密基地を作って遊ぶ感じになってしまったが、三男が手伝ってくれたおかげで仕事がはかどり、木箱一杯に堆肥作りの準備が整った。今後は、積み重なった落ち葉と土を定期的に混ぜて空気を入れ、徐々に葉っぱを土に変化させていく必要がある。200日はかかるとのことなので、氣長にやっていきたい。

■2020年11月20日(金曜日)


屋外は砂が飛んでいます
 アメリカ大統領選挙から2週間以上が経過したが、正式な結果は出ていないにもかかわらず、テレビや新聞は、バイデン候補が次期大統領というような報道をしている。インターネットでは、様々な不正により、トランプ大統領が逆転するという情報が流れるなど、テレビや新聞などのメディアの情報とインターネット上の情報が、立場が違うためなのか、同じ事象に対して真逆な解釈がなされ、何が真実なのかが全くわからないというのが正直な感想だ。
 真実が一つしかないというのであれば、どちらかはフェイクということになる。フェイクを流す側は、何か意図があってやっているのは間違いない。こういったことに惑わされないようにするには、自分で情報を集め、自分で判断するしかない。マスコミの情報もインターネットの情報も話半分に聞いておくということが重要なのかもしれない。

■2020年11月19日(木曜日)


季節はずれのゴーヤ
 学生に臀部と大腿部の筋肉をほぐしてもらい、膝の痛みが緩和し、久しぶりにジョグをしてみた。完全に回復したわけではないので、恐る恐るゆっくりと走ったのだが、1歩1歩進む度にからだへの衝撃を感じ、走ることでからだへの衝撃の大きさを実感した。痛みはほとんどなく走れたが、先週土曜日は痛みがなかったことで調子に乗り、小学生の800mのペースメーカーをして、激痛となったことを反省し、今日のジョグは10分だけにとどめた。走り終わった後も、それほど強い痛みはなかったが、一旦座ってしまうと、立ち上がるときにはまた以前の痛みが出てきてしまった。この痛みは姿勢に左右されている可能性が高い。どういう姿勢がよりよいのか探す必要がありそうだ。

■2020年11月18日(水曜日)
 昨夜さとうみつろうオフィシャルブログを読んでリンクされていた動画を見たところ、その辺に落ちている木の切れ端や、石ころにも正しい方向があるということがわかり、正しい方向で持つ場合と正しくない方向で持つ場合では、持っている人の力の発揮が変わってしまうということを知った。正しい方向というのは自然な方向ということらしい。木の場合は、木が生えている方向、石の場合は、石が置かれていた状態が自然ということらしい。三男と試したところ、本当にそういった変化を感じたので、今日は、グラウンドに落ちていた桜の枝を拾って学生たちに試してみた。
 最も競技力の高い短距離の学生は、首をかしげながらも、素直な反応を示してくれ大成功。別の短距離の学生も同じように変化があった。長距離の学生たちは4名ほど試したが、一人は大きな変化を感じ、もう一人は小さな変化を感じたが、2名は変化を感じなかった。自分自身も大きな変化を感じ、おもしろかったので感じたままを表現し、みんなに試してもらったのだが、変化を感じない学生からすれば、教官はまた変なことを言っているという感じで目で見られてしまう。
 自分の感じたところによれば、からだは何が自然で何が自然ではないかと勝手に感じることができるようだ。脳がどう解釈しようが関係ないからだが存在するということなのだろう。普段ルーティーンがある人は、それが自然であり、違うことをすればそれは不自然となり力が発揮できないということにもなるように思える。普段自分の内側に向かいつつ走るという練習をしているが、試合で他人のことを氣にして全く走れないということがある。11月3日のレースは正にそういう走りだったことを思いだし、益々自分の感じたことに納得してしまった。

■2020年11月17日(火曜日)


朝日

建設中の石炭火力発電所
 以前録画してあった「新感覚!目線のぞきみバラエティー 目神サマは知っている」というNHKの番組を視た。空き巣犯の目線、バス運転手の目線等について特集されていた。
 空き巣犯は、インターホンで不在を確認後、まずは下駄箱の中を確認。下駄箱に入っている靴の箱の中にお金を隠す人が多いという。キッチンでは、冷蔵庫の中に貴重品があることが多く、貴重品を探す以外にも生活レベルを探る目的もあるらしい。あまりにも期待値が低ければ、すぐに家を後にする場合もあるとのこと。空き巣犯は事前にどんな人が住んでいるか調査済みで、高齢者の住宅では仏壇の引き出しが狙われやすい。寝室は、災害等が起きたときに、すぐに貴重品を持ち出せるようにという考えからベッド下などに貴重品を隠す人が多いという。貴重品にはあまり見られないかもしれないが、最近はタブレットなど、現金以外に換金されやすい物が狙われる。空き巣犯の目線は、比較的下を見る傾向があり、あまり上を見ることがない。そのため空き巣犯の目線が届きにくい場所は高いところで棚の上の方が見つかりにくいとのこと。なかなか面白い考察だった。ストリートビューでもチェックする空き巣犯は多いといい、空き巣にとっては仕事がしやすい環境に変化してきているのかもしれない。
 バス運転手の目線も面白かった。一般の人は、車から比較的近いところを見ているが、バス運転手は、遠くの方を見ていた。遠くの方を視ている方が情報が脳に伝わりやすく、近い場合は、脳が画像補整の方に使われてしまい、判断がおろそかになるという。カップにあふれそうに入ったコーヒーを運ぶのに、カップの中を見ていると、カップが揺れるので大変なのだが、遠くを見ながら運ぶと意外と簡単に運ぶことができるという実験がスタジオで行われ、納得した。また、動いているものに本能的に追ってしまうため、一般の人は目の前の動く人や車を追ってしまうが、バス運転手は、中央を見ていた。中央を見ている方が、周りの動きを検知しやすいのだという。中央を見つつ、全体を見ているということなのかもしれない。これは毎日の運転にも役立ちそうだった。

■2020年11月16日(月曜日)
 右膝を痛めて約2週間。先週骨ストレッチ講習会で、右側にしか体重が乗っていないという指摘を受け、いろいろと手を尽くしてはいるが、若干緩和した程度で、歩きにも支障があり、走ることは考えられない。常に膝のことが頭の中にありながら生活している。膝が完全に曲げられず、先に痛みが発生する。日常では食事の際に正座ができない。右膝から足先までがねじれている感覚がある。両臀部と、右大腿部前面と外側の筋肉が特に張っている。その張っている場所を上手くほぐすことが解決の第1歩なのだが、思うように変化が起こせていない。張りの原因が何かを追求する必要がある。

■2020年11月15日(日曜日)


JR横須賀駅前
 妻と子どもたちが早朝から映画「鬼滅の刃」を見に行くとのことで、横須賀唯一の映画館へ車で送っていった。せっかく横須賀の中心街へ行くということで、そのまま帰るのはもったいないと思い、犬を連れて行き、ヴェルニー公園で散歩をした。我が家の犬は、噴水や横須賀線を怖がっていた。初めて連れて行ったため、目にするものも初めてのものが多いということもあり、怖がるのも仕方のないことなのだろう。
 8時になると、米海軍基地からアメリカ国歌の星条旗が流れてきた。それが終わるとすぐに日本の国歌の君が代が流れた。米軍基地の中にも海上自衛隊の基地が一部間借りしているために、君が代が流れているということなのだろうか。日本の中にあっても優先順位はアメリカファーストであることがよくわかった。
 散歩を終え、帰宅後は、公園に落ち葉を集めに行こうと思っていたのだが、公園では、町内会の清掃が始まっていて、その清掃を手伝い落ち葉をもらうことにした。開始時刻は9時からなのにお年寄りは8時くらいから集まって始めていたらしく、公園清掃は9時15分くらいには終了となった。
 落ち葉をもらい、帰宅した後、家事をいくらかこなして、落ち葉堆肥を作るための発酵剤や油かすをホームセンターで買い、落ち葉堆肥作りが始まった。先日作成した木箱に落ち葉と水を入れて踏み固め、その上から発酵剤と油かすをまき、さらに土をかぶせることを、何度も行った。木箱の高さにまったく積み上がらず、また公園へ行き落ち葉を拾い集め、さらに段を重ねていったが、日が落ちてしまい、予定の高さまで重ねられず終了となった。

■2020年11月14日(土曜日)


東京電力
 三男は将来ログハウスを建てるという話をしていたので、たまたま職場からの帰り道でログハウスらしき建物を建てているのを見かけので、三男を連れて見に行った。
 ログハウスと言っても、丸太をそのまま組み立てるのではなく、加工された木材を組み立てていたので、三男からすれば、イメージしていたログハウスとは違っていたようだ。事前に木材と木材が組み合わせられるように接合部が加工され、見事に組み合わさっており、設計図を作成する人の頭の中のイメージの凄さを実感した。1本の木材が相当な長さのため、1本1本をクレーンで持ち上げて、1本1本組み立てていく。それをクレーン1名、組み立てる人が2名の3名体制でやっているので、作業には時間がかかり、見ている側としてはとてももどかしかった。しばらく見ていたが、なかなか木が組み合わさっていかないので、三男は飽きてしまったこともあり、見学は終了となった。

■2020年11月13日(金曜日)
 免許の更新のため免許センターへ行った。まず、新しい免許センターが以前の場所から道を挟んだところにできていて驚いた。受付開始時刻に建物に入ったにもかかわらず、すでに大勢の人が並んでいて驚いた。一応列には距離を取るようにできてはいるが、かなり密な環境には見えた。新しい免許証の写真を撮影したり様々な手続きをして、講習の教室へ入るまでに約1時間かかった。警察署で受講すればこんなに時間はかからないのだろうが、今日手続きがしたくても、後日指定日に講習を受けることになり、今日免許更新ができないということなので、我慢するしかなかった。
 講習では、事故や運転時の注意点に関する映像が流れた。遷延性意識障害という言葉が印象に残った。交通事故で、意識不明のまま生きている人たちが大勢いて、家族を中心に周りの人たちが24時間介護をする必要があるとのことだった。モニターに映される映像は、新しくとても見やすかった。さらに事故の状況などはコンピュータグラフィックスにより詳細に示され、様々な角度から見ることができわかりやすく素晴らしいと思った。昨年は、交通事故死者数が統計を取るようになってから最も少なかったそうで、3000人台だったのだが、昭和45年は16000人を越える方が亡くなっていたという。交通事故は7割が昼間に起こるのだが、死亡事故になると5割以上が夕方以降となっており、見通しの悪い場所や時間帯は特に注意が必要だと改めて認識できた。
 講習会が終わると同時に新しい免許証の交付となり、更新手続きが終了した。新しい免許証の写真は、顔と背景の境目があまりにも雑すぎて驚いた。もうちょっとまともな加工ができないものかと思う。

■2020年11月12日(木曜日)
 週刊誌のウェブサイトでは、我が校でクラスターが発生したのではないかとの記事が掲載されていたが、PCR検査の結果、全員が陰性となり、記事が削除された。横須賀市のウェブサイトでも訂正があり、最初の患者は、抗原検査で陽性と判定され、新型コロナ患者と認定されたが、その後の2度にわたるPCR検査は陰性であったため患者ではないとの訂正となった。濃厚接触者についても84名がPCR検査を氏、全員が陰性とのことで、結果的には何事もなかったということとなり、来週から対面授業が再開されることとなった。今後もこうした事態が起こる可能性もあるので、それに対応できるよう柔軟な計画を立てておく必要がありそうだ。

■2020年11月11日(水曜日)


本日の収穫
 三男が宿題をしながら、いくつか質問をしてきた。その1つは、0世紀の地球ってどんな感じだったか?という質問。0世紀という表現を使うことはないだろうが、西暦と世紀の使い方とイエスキリストが関係していることを伝えた。そして、皇紀についても伝えた。西暦は学校で教えてくれるだろうが、皇紀については教えてくれない。天皇陛下を中心にこの国が始まったということになっているのに、この国の始まりについては学校で教えてくれない。
 次に印象に残った質問は、国歌っていつ習うのか。日本ではなぜか学校で国歌を教えてくれない場合が多いのではないかと伝えた。自分の経験でも音楽の教科書の最後に国歌は記載されていたが、入学式や卒業式で何となく覚え、歌詞の意味については誰も教えてくれず、大人になって意味を知った。次男に聞いてみたところ、6年生の時に習ったと言っていたが、意味までは知らないと言っていたので、一応小学校で習うことになるのだろう。
 国の成り立ち、国旗や国家について、きちんと教えないのは、戦後のGHQの影響であることは間違いない。戦後75年経ってもまだ影響が残り、子どもからこういった質問を聞かなければならないのは、何かがおかしい。

■2020年11月10日(火曜日)
 録画しておいたNHK「映像の世紀 オリンピック 激動の祭典」という番組を見た。
 古代ギリシャで開催されていたオリンピックから約1500年後に、平和の祭典を目指し近代オリンピックが始まった。第1回はギリシャで行われたものの第2回と第3回は、オリンピックは万国博覧会のおまけのように扱われ、種目も様々で運動会という感じだった。オリンピックが今の形に整ったのが第4回ロンドン大会。マラソンが現在の距離に定まったのもこの大会で、オリンピックの理念もこの大会がきっかけで決まったようだ。
 ロンドン大会では、それまでの個人の参加ではなく国の代表者の競技会となり、綱引きでは、かかとに金属の入った軍用のシューズを履いたイギリスチームと、ランニングシューズを履いたアメリカチームが戦った結果、イギリスチームが圧勝し、アメリカチームは激怒。かなりの混乱があったという。こういった選手同士のいさかいを和らげるべく、大会期間中のある週末にセントポール大聖堂で選手たちを集めてミサが開催された。選手同士の争いで心を痛めていたタルボット主教は「オリンピックで重要なのは勝つことではなく、むしろ参加したということであろう」といさめたという。数日後オリンピックの父クーベルタンはこれを引用し、「まさに人生においてそうであるように、戦いに勝ったかどうかではなく、よく戦ったかどうかが大切なのである」と述べ、主教の言葉がオリンピックの理念となった。
 平和の祭典を利用したのがドイツのヒトラー。「オリンピックはユダヤ人が白人を陥れようとする陰謀である」と述べ、元々は興味がなかったようだが、海外からユダヤ人差別に対する非難をかわすために、ユダヤ人を選手に引き入れ、オリンピックを巨大で荘厳な祭典と見せかけることに力を注いだ。聖火リレーは、ヒトラーの第11回ベルリン大会から行われるようになり、初のテレビ放送も始まった。白人の優位性を見せつけようとした大会でもあったが、陸上短距離ではアメリカのジェシー・オーエンス選手が4つの金メダルを獲得した。特に走り幅跳びではドイツの選手と競り合っての勝利、マラソンでは日本の孫基禎選手が金メダルを獲得し、ヒトラーの思い描いていた結果とはならなかった。朝鮮出身の孫選手は表彰式で日の丸が掲げられるのを見ることなく、うつむき、手にしていた月桂樹で胸の日の丸を隠していた。自叙伝では自分は日本人ではないし、日本人にはなれないと胸の内を語っていたが、当時のメディアのインタビューには本心を語っていなかった。ソウルオリンピックでは、彼は韓国人として開会式で聖火を持ち競技場を走っていたが、様々な思いがこみ上げてきたことだろう。
 1940年の東京オリンピックは、嘉納治五郎が念願の誘致に成功して行われることとなっていたが、戦争の影響で開催返上となり、その後は、12年間戦争のためオリンピックは中止となった。
 戦後のオリンピックは、政治やお金が問題となった。メキシコ大会では、男子200mで表彰台に上がったアメリカの黒人2選手とオーストラリア人選手が、黒人差別に抗議の意を示したことで、その後は不遇な人生を過ごすこととなってしまった。2005年彼らの表彰台の銅像がアメリカで建てられることにより彼らの名誉は回復されたようだ。
 テロのあったミュンヘンオリンピックについては話題に出ることなく、冷戦によるボイコット合戦、ロサンゼルスオリンピック以降は、プロ選手が出場できることとなり、商業主義、勝利至上主義となり、選手たちへのプレッシャーが高まると共にドーピングの問題も表面化し、現在に至るという内容だった。
 そして今年は東京オリンピックが延期となり、新たな歴史が積み重なったとも言える。来年開催が予定されているが、海外での新型コロナウイルスの拡大状況からすると、そう簡単に開催とは言えないのではないかと思えてくる。今月IOCのバッハ会長が訪日予定となっている。どういった話し合いがなされるのか注目だ。

■2020年11月9日(月曜日)
 昨日、学生が1名新型コロナに感染したとのニュースがあり、今日からまた対面授業が中止となり、代替え措置としてレポート等で対応するようにとのお達しがあった。感染した学生は抗原検査という検査で陽性となったという。部員の感染ではなかったが、学生寮の同じ階で暮らしている部員は何名かいた。彼らのうち保健所に濃厚接触者と認定された学生はPCR検査を受けることになるようだ。主務は、直ちに関東学連にも通報しなければならず、関係者に、最近の体温や健康状態について、専用の用紙に記載するよう指示を出していて、困ったことがあればこちらに連絡してきて指示を仰ぐなど、仕事が迅速で、競技場で見る学生とは違った一面を見ることができ、立場が人を変えていくなぁと思った。
 学生の生活環境は、3月に問題となった豪華客船ダイヤモンドプリンセスと同じような感じで、閉鎖空間ということで、クラスターになりかねない。これをどう乗り切るかということが重要で、今まさに学校の危機管理能力が問われている。新型コロナが流行りだして以降、学内では、感染者はいないことにはなっているが、学生たちは若いので、感染していても症状がなかった可能性もある。CPR検査を受ける学生の検査結果が陰性であることを願う。

■2020年11月8日(日曜日)
 午前は、落ち葉を入れる箱作り。30cmの高さの箱を6つ重ねる予定だったが、板の長さがミリメートル単位でバラバラということもあり、重ねることが難しくなり、作成は5つまでにした。とりあえず入れ物ができたので、今後は、落ち葉集めに入りたい。
 午後は、新横浜で骨ストレッチ講習会。8ヶ月ぶりのリアルな講習会で、新型コロナのリスクを避けるためと、膝の痛みのため長く歩くのが困難なことから車で移動。
 前半の講習会はボディーコントロール。股関節の動きを良くする骨ストレッチがメインテーマだったが、最初はからだほぐし。自分でひと通り下肢をほぐしたものの、右側にしか重心が乗っていないとのことで、先生のほぐしを受けた。左臀部、右臀部、右長径靱帯、右外くるぶしの下の順にほぐしてもらい、それぞれの部位をほぐすたびに、少しずつ右膝の違和感と痛みは緩和していき、膝の上と下でねじれが生じている感覚があったが、この感覚も緩和していった。完全な回復とはならなかったが、なんとか膝をフル可動域で曲げられるようになった。その後は、今まで学んできた骨ストレッチの変形版で、股関節の動きが改善し、大転子と小転子を意識できるようになり、歩くのが楽になった。
 講習会後半は、先生が京都でもらってきた和紙を使い、和紙身体調整法。和紙を触っただけでからだの動きが改善することを体感した。さらに和紙を使って骨に振動を与えると、からだが整いやすくなり、からだが変化していくことが実感できた。骨ストレッチは、別名「芯動骨整体」というのだが、まさに骨の振動によってからだが整うということが実感でできた。

■2020年11月7日(土曜日)


ケヤキの落ち葉



箱作り
 46歳の誕生日。午前は、小学生の陸上教室での指導。練習の最後に800mのタイム計測をするのだが、その際に子どもたちのペースメーカーを務めた。直前までは痛かった膝に痛みがなく、なぜか氣持ち良く2回走ることができた。このまま治ってくれることを願っていたが、現実は、さらに痛みが増してくる結果となってしまった。からだが何かに氣付いていくれと言っているということなのだろう。もっと自分のからだの声に耳を傾けられるようにする必要がある。
 午後は、新しい1年が始まるということで、新しいことを始めることにした。我が家の周りには、街路樹の通りがあり、山も近いので、冬には落ち葉がたくさん落ちることになる。以前、叔父が公園の落ち葉を腐葉土にして、それを野菜作りに使っていたことがずっと頭の中にあり、いつかやってみたいと思っていた。それをまねして実行することにした。ホームセンターで落ち葉を入れる箱を作るべく、板と角材をカットしてもらい、自宅で組み立てた。組み立てには、次男と三男が手伝ってくれた。自分の誕生日にやりたいことをやり、子どもたちがそれを手伝ってくれるというだけで、大きなプレゼントに思えた。今日は、日が落ちてしまい、最後まで作り終えることができなかった。明日の午前には完成させたい。

■2020年11月6日(金曜日)
 45歳の1年間最後の日。新型コロナが流行り、生活が一変し、常識は常識ではないということがわかった1年間だった。テレワークという言葉が頻繁に使われたものの、我が校は、セキュリティシステムの関係で、職場のメールが自宅で見られなかったり、授業も外部で使われている既存のシステムを使うことが許されず、他校で行われているようなオンライン授業をすることはなく、職場のシステムにもどかしさを感じることが多かったというのが印象に残っている。
 骨ストレッチの講習会にも参加できなくなり、オンライン講習を受けることになったが、こちらは、先生が次々と新しいメソッドを考案され、より簡単にからだがほぐれるようになり、自分の體をほぐす引き出しは、劇的に増え、学生たちの指導が楽しくなってきた。
 競技は、11月3日に45歳最初で最後のレースに出て、初めて納得できない結果で終わってしまった。しかも、その直後から、右膝が痛み出し、膝を曲げることが困難になり、日常生活に影響が出てしまった。何かに氣が付くための大事な痛みなのだろう。次の1年はこの痛みから始まり、何かに氣付き、それを糧にしていきたい。

■2020年11月5日(木曜日)
 アメリカ大統領選挙は、相変わらず開票中とのことで、バイデン候補優勢のまま決着自体はついていない。大統領は、様々な不正があったと主張し、裁判所に提訴すると述べていた。
 インターネットでは、具体的な不正の事実について言及するサイトがいくつも出てきている。ウィスコンシン州とミシガン州では、同じ時刻に突然バイデン候補の票が10万票以上増えたり、ノースカロライナ州では、選挙のできる登録者数よりも選挙の票の方が22万票多かったという情報もあった。
 選挙は、公平に行われるものというイメージがあったが、これが事実であれば、公平ではない選挙になる。選挙を管理する人たちは、どういう人たちで構成されているのだろうか。この人たちに公平にする使命があるという認識がなく、偏った操作をするのであれば選挙の意味がない。
 大統領は選挙をする前から裁判についての言及をしていたわけで、予想される不正を事前に防ぐ処置をすることはできなかったのだろうか。裁判をするということは、不正の証拠がなければならない。そういう意味では、事前の処置ではなく、不正の監視をしっかりしていたのかもしれない。
 新大統領の就任は1月になるとのことで、あと2ヶ月ほどは、様々な動きがあるということなのだろう。

■2020年11月4日(水曜日)


銀杯
 防衛大臣から永年勤続者表彰ということで表彰状と記念品の銀杯を頂いた。防衛省では25年以上の勤務者に対して行われる表彰とのことで、1993年に防大へ入校し、2020年で27年になるが、どうやら学生時代の4年間は2年とカウントされるようで、2020年で25年となったようだ。今の仕事にたどり着くまで他の人にはない様々なことを経験させてもらい、氣が付けば27年が経ったが、長いようで短かった。この仕事も残り約20年となり、折り返しが始まっている。同期の多くは55歳前後で定年となるので、残り10年を切り、そろそろ定年後の身の振り方についても氣になる時期になってきたことだろう。体力的には、まだ学生とそれほど遜色はないと思ってはいるが、からだの様々な部位に痛みが出ていたりもする。今まで大病を患うこともなく、元氣に働き続けることができたのは家族の支えのおかげだったと改めて思い、感謝の氣持ちが湧いてきた。

■2020年11月3日(火曜日)


10"59(+2.4m)だった100m



4×100mR
 横須賀市秋季記録会800mに出場。同じ組に学生3名もいて、練習試合という感じだった。先頭を走る学生は関東インカレ標準にどれだけ近づけるかというところが注目で、他の2人も2分を切ってどこまでタイムを上げられるかというところを注目していた。スタート直後から、ハイペースで、全くついていけず、1周目は3番手で学生たちの走りを氣にしながら走ることとなり、自分よりも速い学生が自分よりも後ろにいるのも氣になり、自分の走りを全く氣にしていなかった。先頭の400m通過は56秒。自分も57秒台では通過し、このペースであれば2分切りはできそうだったのだが、人のことばかりを考えて走っていたため、我に返ったときには、全くからだが動かなくなっていて、最近は張ってこなかった大腿四頭筋が張ってしまい、失速間違いなしという状態になり、学生たちからは大きく離されてしまった。先頭は、1分56秒前半、2位と3位の学生は2分00秒台でフィニッシュ。自分は2分05秒26で4着となった。人のことばかりを氣にして、これほど自分を省みなかったレースは始めてで、人生で最も悪いタイムだった。だんだん指導者目線になってきて、競技者から距離を置き始めてしまっている。この冬にきちんと練習をして、来春復活し、もうちょっと学生たちと競技を楽しみたい。

■2020年11月2日(月曜日)
 アメリカ大統領選挙が明日に迫った。相変わらずテレビでは、バイデン候補がリードと言っているが、以前は、バイデン候補が大きくリードと言っていたのと比べるとトーンが下がり、最近はトランプ大統領が追い上げているというフレーズも聴かれるようになってきた。
 元防大教授の馬渕睦夫氏は、もともとトランプ大統領が圧勝するはずだが、バイデン候補を支援している人たちが主要メディアを牛耳っているため、フェイクを流している可能性があるとYouTube「ひとりがたり」で話していた。テレビの両候補の演説風景を見ていても、大統領は、空港に大勢の聴衆を集め、テレビの画面でも、大統領の後ろにも聴衆がいるのが当たり前だが、バイデン候補は、後ろは壁で、バイデン候補しか映っておらず、どのくらいの聴衆がいるかもわからなくなっている。映せないほど聴衆が少ないのかもしれない。2016年の大統領選挙では、クリントン候補が圧倒的な勝利をするとメディアは言っていたにもかかわず、トランプ大統領が誕生したことから、そのことを考慮し、今回は、トランプ大統領が追い上げているという言葉を出して、なんとかウソは言わなかったことにしようとしているのではないかというのが馬渕氏の考察だった。
 どういう結果になるのか、トランプ大統領が再選するのであれば、メディアの信用はさらに落ちることになるのは間違いない。

■2020年11月1日(日曜日)


本日の収穫
 次男の幼稚園時代の同級生でオペラ歌手をしているお母さんに骨ストレッチを教えた。2月に1度体験をしてもらっていて、その後、本を購入したりして、自分なりに骨ストレッチを続けていたとのことで、動きに変化が出るお気に入りの骨ストレッチがいくつかあるようだった。
 まずは、調子が悪いと思っている部位を中心に話をし、途中からは、本の指示通りにやってもよくわからないという方法がたくさんあるということで、次々と質問が出てきた。本だけで理解するのは、なかなか難しく、こんなことでからだに変化があるのか?と疑問を持ってしまい、そもそもその方法をやらなかったというものまであったようだが、説明してやってもらうと、大きな変化を感じてもらうことができ、「無視していてすみません」と本に謝るような言葉を口にされていた。
 最終的には、どうやって立つかということが重要だという話になり、足裏の重心位置を修正する方法などをやった。基本的には、本に書いてあることばかりなのだが、自分でやっても理解できなかったものでも、実際に一緒にやってみると大きな効果を発揮することがわかり、ほんの理解が深まったようで、こちらもうれしくなった。
 最後に不思議なマニキュア「シータプラス」の体験もしてもらい、「認めたくないけど、からだは反応している」と複雑な心境を語ってくれていたが、「すぐに家に帰ってピアノを弾きたい」というほど、指先の動きがよくなったようだった。一緒に遊びに来ていた娘さんにもぬったところ、前屈で指が床に全くつかなかったはずなのに、指先がつくようになり、これもまたみんなで驚いた。このマニキュアもどんどん広めていきたい。



[昔のいずみ]