最近のいずみ

Last Update:2020/2/29



パートタイムアスリートいずみ 20年目に突入 

■2020年2月29日(土曜日)


練習中



練習後



トイレットペーパーとティッシュが...
 午前は、学生と練習。練習は600m+200mと500m+300m。休息は20分。プラスのところは90秒。1本目は1分31秒台と28秒台でまずまずの走りができたが、疲労は大きかった。2本目は昨年6月以来のスパイクを履き、なんとか学生についていこうとしたが、スタートから全く走れず、1分17秒台と47秒台で、学生たちからは大きく離れ、何の抵抗もできなかった。スパイクを履いた方が地面からの抵抗が大きく走りづらく、今後、スパイクの扱いについて考えていく必要があると感じた。
 午後は、骨ストレッチランニング講習会参加のため新横浜へ出かけた。新型コロナウイルス感染拡大の影響か、横浜駅も新横浜駅も普段よりも人が少なかった。横浜アリーナでは3月に行われる予定のコンサートが中止や延期となっていたが、それでもアーティストのファンと思われる人たちがいくらか集まり、アリーナの前で記念撮影をしていたりしたのが印象的だった。講習会は参加者が3名で、ほぼプライベートレッスンになりとても内容が濃かった。今日のテーマは、目の使い方。目的は大腿四頭筋の力を抜いた動きをすることなのだが、目的を遂行するために最も重要なのが目にあったというのが驚きだった。自分がゴールに向かうのではなく、ゴールが自分に向かってくるというイメージで、言葉に出すのは簡単なのだが、実際に体験するとなかなかその視点に慣れるのが難しかった。しかし、それが上手くできたときの體の動きは別格で氣持ちよかった。日常生活での視点を180度変化させるほどの発想の転換なのだが、ボーッとしていると、すぐに普段の視点に戻ってしまい動きが悪くなる。今後は、この視点をどこまで日常生活に反映できるかというのが課題になりそうだ。

■2020年2月28日(金曜日)
 昨夜、安倍総理大臣から新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、全国の小中高校は来週月曜以降春休みまで学校を休みとするようにとの要請があり、子どもたちは大喜びだった。次男は、3月で小学校生活が終わることになっているのだが、学校に置いてあった様々なものを今日は全て持ち帰ることとなり、あまりの量と重さに首が痛くなり泣きそうになりながら帰宅したという。卒業式は卒業生とと先生だけで行われるようで、結局卒業式の練習は1回しかできなかったと言っていた。もともとこういう式典には否定的で面倒だと言っていた次男にとってはうれしい出来事のようだ。しかし、次男も三男も来週月曜から休みになると思っていたのに、月曜は3時間の授業があるとのことで、不機嫌だった。
 来週からは、子どもたちのお昼ご飯をどうするか考えなければならず、基本的には子どもたちの外出は避けることになるため、家の中にずっといることを考えると、いろいろな衝突が起こる可能性は高く、妻は仕事が増えるばかりで、妻は妻で憂鬱なようだ。

■2020年2月27日(木曜日)


レントゲン画像
 最近、我が家の愛犬には心配なことが続いているのだが、昨夜も就寝前に嘔吐し、今朝もあまり体調は良さそうに見えなかった。いつもであれば、朝になると水分は摂っているので、用意してある水がいくらかなくなっているのだが、今日は水分の摂取が全くなかった。しかしながら、散歩へ行くそぶりをみせると、それには反応しついてきたので、散歩には出かけた。元氣な時と比べると、力が弱く機敏な動きをしなかった。いつもれあれば、散歩を始めるとすぐに排便があるのだが、今日はなかなか始まらず、散歩が終わるころにやっと排便となった。最初はいつもより黒っぽい便だったのが、すぐに鮮やかなベリーのような色のゼリー状のものになり、その後は、血のりのようなものが出てくるばかりで驚いた。散歩から帰ってきて餌を与えたが、積極的には食べず、最終的には与えた量の6割くらいを食べた。
 午前中は、病院へ連れていき、獣医の診察を受けた。体重は7.52kgで、先週よりも少し減り、触診した限りでは、異常はなく、体温は38度台で異常なかった。しかし、検温で肛門に入れた体温計からは、血のようなものがべっとりとついていて、腸で炎症が起こっている可能性があるとのことだった。レントゲンを撮影し、胃から肛門までの状態を確認したところ、小腸には問題なく、大腸にガスがたまっていることが確認できた。胃に何か変わったものが入っていることもなく、症状からすれば、大腸の肛門に近い部位が炎症を起こしているのだろうとのことで、2種類の注射と整腸剤、下痢止め、吐き気止め、胃酸を抑える薬を処方してもらった。犬が注射をされている姿を始めてみたのだが、痛みに対して、必死にこらえながらも声を出さざるを得ない感じで、かわいそうでならなかった。
 病院から帰宅後は、横になったまま、ほとんど眠っている。消化管が回復するには1週間から10日はかかるとのこと。それまでは、エサは小分けにして与え、消化管への負担を減らし、散歩も控えめにしたほうがよいとのことで、犬には、あまり動くことができずストレスのかかる日々になるのかもしれない。

■2020年2月26日(水曜日)
 相変わらず新型コロナウイルスの感染者が世界中で増えている。会見をしていたイラン保険省の次官が、会見中に額に汗をかき咳をしている映像があり、その後彼の感染が確認されたというニュースがあり驚いた。なぜ、体調が悪そうなこの方が会見しなければならなかったのだろうか?結果的には、その場にいた記者たちは、全員接触者になってしまった。
 政府は、大規模イベントの中止や延期を要請し、都道府県によっては、全校を休みにしたり、春休みを早めたりという処置をとっているところもある。学校が休みになると、仕事をしている親はどうするべきか。テレワークという形で仕事ができる人は対処できるが、そうではない仕事をしている人は対処できない。芋づる式に、いろいろと問題が出てきてしまう。
 防衛省も、3月までは自衛隊の行事を原則禁止することとなった。防衛医大、高等工科学校、そして防大も卒業式には、来賓や家族は招かないとの報道があった。家族は、学生や生徒の晴れ舞台を現場で見られなくなったため、動画で見られるように配慮するとのこと。東日本大震災直後は、県内の多くの大学では卒業式が中止になったが、防大では開催されたことを思い出す。あの時ほどの悲壮感はないが、当時の先行きが見えない不安感というものを思い出した。

■2020年2月25日(火曜日)
 昨日、我が家の犬は、朝食を食べず、午後になってやっとエサを食べ、寝る前にまた食べて寝た。今朝は、散歩に出かけると、いつものような力強さが戻り、リードを引っ張って走った。排泄もある程度形がしっかりしたものになったのだが、最初の排泄後、何度か排泄をしようとして思うように出なかったようで、最後は、長座をするような姿勢になり、お尻を地面にこすりつけるようにしながら、少しずつ前進して、なんとか便を出そうとした。今までに見たことのないスタイルでまだ本調子ではないということがわかった。
 夕方は妻が散歩したようだが、もう問題はなさそうで、いつも通り、散歩中に何でも口に入れようとしていたらしい。排泄もきちんとでき、エサも食べるようになった。言葉が通じず、犬を飼うということは、ずっと赤ん坊と生活するような感じだと思った。

■2020年2月24日(月曜日)


工事中の東電火力発電所
 今朝は、三男が家族の中で最初に起き、犬の世話をした。最初の世話は、嘔吐物とウンチの処理だった。昨夜は、ねぐらにしている布製の家を咬みちぎって食べていたようで、それを消化できず、吐いていたようだ。最近は、プラスチック製のトイレも咬みちぎり食べたり、吸水性のシートも食べてしまったりするので、トイレをゲージの中へ入れられなくなってしまった。それでも咬みちぎれる物は何でも咬みちぎろうとする。プラスチックでできたゲージ底もかなりひどい状態になっている。
 動物は本能で生きていると言われるが、歩きや走りは本能そのもので、背骨やあばら骨を使った素晴らしい動きをする。しかし、散歩へ行くと、プラスチック、石、草や枝などを次々と口へ入れていく。本能的に目の前のものを食べて良いかどうか判断することはないのだろうか?今日は散歩中に、ウンチをしようとして、水分しか出ず、何度も立ち止まってはウンチをしようとしていたが、結局出なかった。そして、腹が痙攣したようになり、何度も嘔吐していたが、泡が出てきただけだった。目は、涙が泡のようになって目元にくっつき、見ていて本当にかわいそうだった。一昨日病院へ連れて行ったときには、先生から、散歩の時はリードを短く持って、できるだけ口に入れさせないようにしたほうがよいと言われていて、できるだけそうしていたが、外で食べなくても家の中で、自分のねぐらを食べるのでやっかいだ。ずっと見張っていることはできず、なかなか止められない。病院での体重は、7.52kgから7.70kgに、少し体重が増えていた。腹が減っているわけではないはず。本能的に、口の物を入れたくなるということなのだろうか。子どもたちが小さい頃、なんでも口に入れる行為をしていたことを思い出した。

■2020年2月23日(日曜日)


灯明堂へ散歩
 2020年度国公立大2次試験の志願者数が発表され、千葉大学が5年連続で全国最多となったという。今年度入学者は、留学が必修化となることで、全員留学の財源を考慮し、授業料も53万5800円から64万2960円へ値上がりするということで、学校側は、志願者が減ることを覚悟していたそうだが、志願者は減ることなく、留学必修化ということがプラスに働いたようだ。
 最近は、海外へ行く若者が減っていると言われているが、こういったニュースを目にすると、そうでもないのかもしれないとも思えてくる。一度国外へ出てみないと自国のことはわからないと言われる。たまたま昨年夏オーストラリアへ短期ホームステイに行った長男に、海外へ行って日本の良さがわかったか聞いてみたのだが、よくわかったという回答があった。具体的に何がわかったかと聞いてみたところ、オーストラリアの食事はおいしかったけれど、それでも米とみそ汁が食べたくなったとのことだった。それだけ?と思ったが、食文化というものについて何か感じることがあったということだ。一つでも学びがあったのなら、海外へ行かせた甲斐があったのだろうし、今後さらに当時の経験から学ぶことが出てくるのだろう。

■2020年2月22日(土曜日)


鳥を狙っています
 練習は、長距離の学生たちと12000mのペース走。設定は1000m当たり3分40秒。
 今日も学生たちに引っ張ってもらったのだが、1周目から速く、2周目以降は速度調整があったが、最初の1000mは3分36秒5で若干ペースが速かった。その後は、3分39秒2、3分37秒4、3分39秒1、3分40秒6と安定していったが、自分の方は、2000m以降は、呼吸が苦しく、ただ必死に前についていくだけで全く余裕がなかった。次のの1000mだけは走りきろうという氣持ちで、とにかく1000mずつ目標にして走ったのだが、5000mで嘔吐が始まり、我慢できず、終了してしまった。冬季練習としての長距離練習は今日で終わりにしようと思っていたので、最後の練習くらいはしっかり走りたかったが、やりきれなかった。
 その後、中距離の学生に混ざり400m+200mを走った。休息は90秒で、どちらも200mを30秒のペースで走った。学生たちは、頑張らず、氣持ち良く、中間疾走のイメージで走るということを心がけ、しっかりとまとまって走っていた。自分もそれに便乗でき、久しぶりに氣持ちの良い走りができ、やっぱり中距離っていいなと思った。最後は、150mを2本全力で走り、こちらは、脚がもつれそうになりながらの走りで、学生たちには全くついていけず、自分の速度低下がどのくらいのものかということが実感できた。あと2ヶ月の内には、学生たちと競り合いができるくらい、または学生たちの前で走れるように戻していきたい。

■2020年2月21日(金曜日)


本日の収穫
 「バシャール スドウゲンキ」という本を読み終えた。「宇宙存在」バシャールと須藤元気の3日間にわたる対談を記した本で、量子物理学や哲学などが混じったなかなか深い内容の対談だった。対談したのが2007年8月で、これ以後どうなっていくかという内容も含まれていたのだが、2012年に変化が大きく始まるとのことだったが、現在は、2020年となり、対談からは14年ほど経過している。毎日少しずつ変化していると大きな変化を感じないためか、この14年で何が大きく変化したのだろうかと考え込んでしまうくらいで、どんな大きな変化があったのかがわからなかった。
 死という概念は、「意識の集中している焦点が変わる」ことだという。肉体を意識する物理的現実を越え、さらに広いところにまで意識が広がっていくことになるということで、今までは自分の存在が無くなってしまうというのが、嫌なことだし怖いことのように思っていたのだが、そんなに嫌な現象でもなく、今よりも自由になれるような氣がして、この対談により死ぬことへの嫌悪感というものが全くなくなってしまうほど、イメージが変わってしまった。
 今までの固定概念が覆されることがたくさん書かれていたが、視点を変え、様々な角度から見るということが大事だと改めて感じた。

■2020年2月20日(木曜日)
 学生たちと8000mの変化走を実施。設定は2000mごとにペースを変化させるというもので、1000m当たり3分35秒と3分45秒で変化させることとした。
 ペースは学生たちが作ってくれたのだが、結果は3分32秒4、3分39秒5、3分48秒2、3分46秒3、3分37秒9、3分35秒2、3分48秒5、3分42秒7で、全く設定通りに走れなかった。原因としては、変化させるタイム差がそれほど大きくなかったので、スピードの加減が難しかったことが考えられる。自分は、速度が速い方が楽で、速度が遅い方がリズムが悪くきつく感じた。学生たちは、日本学生ハーフマラソンへ出場する予定だったが、同時開催の立川シティハーフマラソンが中止となったことで、学連からの情報はないもののこちらも中止となることが予想され、試験前ということも合わせ、学生たちのモチベーションが下がったことも、今日の中途半端な練習内容に影響を及ぼしたのかもしれない。
 最後に300mを走ったのだが、タイムは45秒5。43秒台へ走るイメージで走ったのに、全く到達しなかった。今のままでは800mで2分を切るのはかなり厳しいことがわかった。来週からは完全に中距離の練習へ切り替えていく予定なので、これからこの速度を改善していきたい。

■2020年2月19日(水曜日)
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、各地で開催されるイベントが次々と中止となっている。東京マラソンでは一般参加の選手は走れなくなり、返金もないとのことで、今年当選した人たちは氣の毒だと思っていたのだが、3月1日に自分と学生たちが出場する予定だった三浦国際市民マラソンも中止となることがわかった。タイムを計測するチップの処置は後ほど連絡が来るようだ。返金については、準備段階でかなりの額が使われているので返金されることはない。この大会のために、三浦の農家では参加賞のダイコンを育て準備していたはすだが、大会中止により、そのダイコンの行き先がなくなってしまった。今年は暖冬で、そうとう育ちも良かったはず。もらい手がないとなると、そのまま処分になってしまうのだろうか。普段自分も庭で畑をやって野菜を育てているので、その野菜たちがどうなってしまうのか、自分たちが走れないことよりも氣になってしまう。

■2020年2月18日(火曜日)


東京湾フェリー
 学生と一緒に400mを200mジョッグでつなぎ12本のインターバル。設定は71秒〜72秒。つなぎのジョッグは60秒以内。1本目はそれほど速く感じず氣持ちよく72秒7で回れたが、つなぎのジョッグが53秒3で若干速く、2本目からは同じ感覚で走っているにもかかわらず75秒7でタイムを落としてしまった。そしてつなぎのジョッグはまたも53秒台。3本目もペースは上がらず75秒1で、ジョッグが49秒1まで上がり、嘔吐し、集団についていけなくなった。その後4本は、ジョッグは60秒以内だったが、呼吸が苦しく400mは79〜80秒台に落ち、まともな走りにはならなかった。8本目はなぜか66秒7に上がり、残り2本はまたペースダウンし78秒2、74秒9となり、10本で終了。意図していた練習には全くならなかった。筋肉への疲労よりも呼吸器系の疲労があっという間にやってくるという感じ。嘔吐が始まるまでの時間があまりにも短い。我慢して10本走り、呼吸器系のトレーニングにはなったと解釈するしかない。

■2020年2月17日(月曜日)


富士山
 国内での新型コロナウイルスの感染の拡大が続いている。特に横浜港に停泊している客船では99名が新たに感染し、そのうち43名が日本人だったという。客船の乗客で感染していない人については、アメリカを筆頭にチャーター便での自国民帰国の動きが出てきている。客船に残っていては、感染のリスクが高まることは間違いない。
 東京マラソンは、一般ランナーの参加はなくし、オリンピック代表選考となるエリートランナーのみの参加として規模を小さくした大会にする方針のようだ。また来週予定されている天皇誕生日の一般参賀を取りやめる発表もあった。これの処置は仕方のないことだ。
 対照的に、東京オリンピック大会組織委員会の森会長は、先日、オリンピックの中止・延期や無観客試合は検討していないとの考えを示し、WHOからもその必要はないとアドバイスされていることを明らかにした。そもそもWHOの判断が甘いのにそれを根拠に検討しなくて大丈夫なのだろうかと思う。考えられるリスクに対しては、それに対応する対策は用意しておいた方が良いかと思う。オリンピックの聖火リレーも予定通りで良いのだろうか?現状では、人の集まるイベントには感染するリスクがあるという認識を持ちながら参加するしかないのだろう。

■2020年2月16日(日曜日)
 日本選手権20km競歩が神戸で行われ、昨年の世界選手権金メダリストの山西選手が優勝した。雨の中のレースでコンディションとしては良くなかっただろうに自己ベストからは21秒しか遅れず、世界チャンピオンの貫禄を見せた。優勝者は東京オリンピック代表が内定することになっていたが、既に内定している選手が優勝したため、新たな内定者は選出されなかった。20km競歩と50km競歩のオリンピックと世界選手権のメダリストが多数参加する中で優勝しないと代表に内定しないという厳しい条件。世界一厳しい代表選考会だったのではないかと思う。うちの学生も参加したが、3km過ぎからは膝の痛みを抱えながらなんとか辛抱強く歩き、大きくペースダウンすることなく完歩してくれた。
 女子は、岡田選手が優勝し、代表に内定した。応援していた体育学校の後輩河添選手は、3分19秒差の2位で、残念ながら代表を勝ち取ることができなかった。3月にも能美で選考会があるので、そちらの大会での活躍を期待している。

■2020年2月15日(土曜日)
 学生と共に20kmのペース走。設定は4分/km。最初はペースが安定せず、呼吸も安定せず、少し苦しく、5kmは19分32秒3。5km〜10kmはペースが安定し、呼吸も安定し、20分01秒7。10km以降は、やっと落ち着き、呼吸が楽になった。體幹で走るイメージができるようになり、脚を使った走りではなくなったことで、かなり楽に走れるようになった。最後の5kmは若干ペースアップし、19分09秒5。一定ペースで氣持ちよく走り切れた。最近の長距離練習は、呼吸が荒れることが多かったが、久しぶりに楽に氣持ちよく楽しく走れた。今日の感じで走れれば、フルマラソンも1kmを4分ペースで走りきれるのではないかと思った。久しぶりに練習で満足できた。

■2020年2月14日(金曜日)
 昨夜から頻繁にくしゃみをするようになった。1回すると5回くらいは続く。そして鼻水も水のように垂れる機会が多くなり、氣がつくと鼻づまりにもなっていたりする。急にティッシュペーパーの消費量が増えた。花粉の飛ぶ季節になったということが體でよくわかる。昨夜は今年初めて空気清浄機に電源を入れ花粉のモードにしてみたが、あまり変化はなかった。
 花粉の季節になると、自宅を購入する前にマンションの購入を考えていたことを思い出す。当時は、新築から中古まで、いくつか物件を見て回り生活するイメージを膨らませていた。あるマンションのエントランスにはエアシャワーが完備されるとのことだった。その時は花粉症ではなかったのでなんとも思わなかったが、今は自宅の玄関にあったらなぁと思う。当時、購入を考えていたマンションは、エントランスで花粉を落とすことができても、その後部屋に行くまでには、エントランスを出て外気に触れ、エレベーターで上り、また玄関まで外気に触れる仕組みになっていたので、今考えるとエントランスのエアシャワーは意味がなかったように思うが、記憶が定かではないので、別のマンションとイメージが重なってしまっているのかもしれない。
 しばらくは花粉と仲良く生活していくしかない。

■2020年2月13日(木曜日)
 今朝のMXテレビ「モーニングCROSS」のゲストの主張のコーナーでは、香川県が4月から「ネット・ゲーム依存症対策条例」の施行を目指しているというニュースに関連し、「ゲーム規制問題の本質」というテーマで議論があった。依存については大きく分けて、「薬物」、「行為」、「人間関係」という3つの依存が考えられるという。ネットやゲームについては、「行為」というカテゴリーに入る。行為に依存する人たちの特徴としては、日常に居場所のない人が、その行為を居場所とする傾向があり、自信がなかったり、自己肯定感が低かったりするという。そのため使用時間の制限では本質的な解決にはならないので、学校を含む日常で、子どもたちが誰でも存在価値を認めてもらえ、自信を持って生きていけるように教育することが、居場所を作ることになり、依存を防ぐことになるのではないかというのがゲストの意見だった。
 我が家の長男と次男も、暇さえあればスマートフォンとにらめっこしている。長男は無制限にいじり、次男は、1日に3時間という設定にしているらしいが、明らかに勉強や読書、睡眠時間、そして家族とのコミュニケーションの時間を削っている。そして、それについて指摘すると、まずは怒りの感情を示す。こちらはスマートフォンではない別のことをするように促しても、子どもたちからすれば、やっている行為を否定されているように感じるので、親によって毎日自己肯定感を下げられていると解釈をすることができる。自己肯定感を向上させるという意味では、スマートフォンを触る行為を含めて、すべてを肯定しないといけないのだろうか。香川県の条例案は特に罰則があるわけではなく、強制力はないという。親としては、少しでもスマートフォンに触れる時間を別のことをする時間に変えてくれればと思うので、使用時間制限は本質的な解決ではないが、学校でも薬物依存だけでなく行為の依存についてもしっかりと教育し、まずは行動からでも変えられるきっかけになるのであれば、その条例案も悪くないと思った。

■2020年2月12日(水曜日)
 一昨日短距離の学生と300m+100mを3セットやり、100mは全力で走ったのでかなりの強度だったのだが、昨日は、筋肉の張りもなく良い状態だったので安心した。しかし、今日は1日中ハムストリングスを中心に張りがあり、全体的に體がだるかった。疲労は1日以上経たないと出てこないという年齢になったと解釈するしかないのだろうか。體を動かすことがだるく、練習はジョッグのみにした。
 久しぶりに観音崎へ走りに行ったのだが、相変わらず昨年秋の台風の影響があり、いくつかの道は立ち入り禁止のままだった。立ち入り禁止のロープの先は、倒木のままで、何も処置がされていなかった。立ち入れる場所には、河津桜がたくさんあり、6〜7割くらいは割いていて、満開も近い感じで、とてもきれいだったのが印象的だった。

■2020年2月11日(火曜日)


近所の河津桜
 長男が使っているスマートフォンは、昨年末に画面にヒビが入って、だんだん調子が悪くなっているという。そのためその画面を修復するか、機種変更するか、一旦解約して新規で契約するかという選択肢があり、どれが最も少額になるかを知りたくて、キャリアのお店へ長男を連れ聞きに行った。
 お店には、すでに2組の客が入っていて、自分たちは待ちの1番目となった。30分以上待った後、奥から新たに店員さんが現れ、相談にのってくれた。最初は、機種変更と新規契約の説明をしてもらったのだが、長男は、この店では扱っていないアイフォンを使いたいということを言い、中古で買ったアイフォンに乗り換えらるかどうかという話になった。もともと契約するときに、このアイフォンで契約しようと思ったら、SIMカードが反応せず、契約できなかった経緯があるので、ダメだろうと思っていたのだが、店員さんは、「一度やってみましょう」と言ってくれ、チェック用のSIMカードを入れてくれた。一発で反応したので、今使っているアンドロイドのSIMカードをアイフォンに入れて動作確認をした。しかし、なぜか電波をあまり拾ってくれず圏外になってしまった。そこでもう一度入れ直してみると、今度はSIMカードを読み取ってもらえず「SIMなし」という表示がでてしまった。電話の中で接触不良などの症状がある可能性があると店員さんは説明しながらも、今度は、電源を切ってSIMカードを入れ、電源を入れたところ、きちんと反応し、電波もしっかり捕らえることができ、乗り換えることに成功した。昨年新規契約した際に、最初からアイフォンが使えていれば、わざわざアンドロイドを買う必要もなかったと思うと、なんともったいないことをしてしまったのかと悔やまれてならない。とりあえず、画面が割れていないアイフォンに乗り換えられるようになり、金銭的な負担から解放されホッとした。

■2020年2月10日(月曜日)
 学生が受講している防衛学の授業で学外の先生の講演が行われた。テーマは「北朝鮮の軍事戦略と核・ミサイル開発」。国内では講演をされた先生のみが北朝鮮の軍に絞った研究をされているとのことで、国内で研究発表をしてもあまり反応がないというのが寂しいとのことだった。
 北朝鮮の軍事戦略は、「四大軍事路線」というものであり、「全人民の武装化」「全軍幹部化」「全軍現代化」「全国土の要塞化」が具体的な内容となっている。これが1966年から始まり、50年以上経った今も変わらず、これが継続されているという。講師の計算では、2500万人の人民の内70万人が軍人で、「全軍幹部化」が示すように有事の際にはこの70万人が全員幹部となり、一般人全員が兵隊となるそうで、そのため、高校生以上は男女問わず銃が撃てる訓練をしているというのが「全人民の武装化」ということのようだ。「全国土の要塞化」では、1960年代から、常に核戦争を意識し、核攻撃に対して耐えられるよう50年以上地下に基地を建設し続けているとのことで、この国の軍事施設を攻撃するのは、地下を攻撃しなければならないということを意味し、攻略はとても難しいのではないかとのことだった。核攻撃に耐えられる地下司令部がありながら、いざというときのために予備司令部が用意されており、どんなに負け戦でも、最後まで降参しないための準備がなされているそうで、アメリカに対する挑発的な態度は、こういったバックグラウンドがあるからなされているように思えた。
 北朝鮮は、中東の国に武器輸出を大量にしており、イスラエルを除く国には、アメリカの味方であろうと敵であろうと関係なくどこへでも売っているという。イスラエルと敵対する国は、北朝鮮製の武器を使用することが多かったため、イスラエルは日本よりも北朝鮮の武器についてかなり詳しいのだという。大陸弾道弾は世界最長という記録が残っていて実は太平洋を越え、その先のアメリカを越えフランスまで飛ばせる技術がすでにあるそうで、新型短距離ミサイル開発は米朝関係とは全く関係なく開発していると考えた方が良いとのことだった。
 北朝鮮のサイバー攻撃能力はかなりの能力なのだという。ハッカーは小学生のころから能力のある子が選抜され教育されていて、攻撃元は、北朝鮮国内ではなく、海外の大使館や領事館等から発信されているようだ。
 民衆が蜂起する可能性については、人民はあまりにも貧しく、互いに監視しているため、蜂起する環境ではなく、蜂起の可能性は低いとのことで、人民は食っていけなくても、ミサイル開発を続ける特殊な国の一端を知ることのできた貴重な講演だった。

■2020年2月9日(日曜日)


犬とランニング
 次男が最近、捻挫したかもしれず、その影響で足が痛いというので、状態を見せてもらた。捻挫であれば足首の靱帯に痛みがあるのだが、痛みがあるのは足の甲だったので、捻挫ではなさそうだった。指の間の筋肉が硬くなっているように感じたので、それを緩めれば変化が出せると思い、足の指を中心にしながらも全身をほぐしてみた。先週水曜からZERO-G TOUCHという方法で筋肉を緩めることに挑戦し、それを始めた初日から、ぎっくり腰になったばかりという学生のぎっくり腰がその場で改善してしまった。昨日はそれを応用し、大腿部の筋肉を緩ませることにも成功したので、昨日までにやってみたことを総動員して、次男をほぐしてみた。次男は反応が良く、本人も緩む瞬間を感じることができ、こちらが緩むポジションを探し、探し当てたところで動作を止める瞬間に、本人も「ここっ!」と言ってくれるので、練習するパートナーとしては最適だった。一通りほぐしてみて、足の痛みも改善し、また一つ大きな経験となった。

■2020年2月8日(土曜日)


陸上教室




就寝中
 次男の幼稚園時代の同級生のお母さんがオペラ歌手をしているのだが、今日は、三男がボイストレーニングの体験をさせてもらい、その帰りに我が家へ寄ってもらった。
 3年ほど前に骨ストレッチを少しお伝えしたことがあったのだが、その時のことを思い出しながら、日常的に骨ストレッチをされ、骨ストレッチの足のポジションや鎖骨を触るポーズなどを実際のレッスンに活用されているという話を聞くことができ、とてもうれしくなった。
 情報が3年前のまま止まっているので、今日は、耳を親指と小指でつまむと鎖骨よりも効果が高いということを伝えたところ、その場で歌を歌ってその違いを検証してくれた。今までは、頭蓋骨の中で音を膨らませるような感覚が欲しいと思いながら、なかなかそれができなかったのだが、耳を触るだけで簡単にそれができてしまい、歌を聴いているこちらからも頭蓋骨のなかで音が膨らんでいることや明らかに声量も大きくなっていることが感じられ、その効果に驚かされた。
 本人は歌うときには、いつも苦行でしかないとのことで、その話を聞いただけで、からだ中に硬いところがあり、チカラが入っていることが想像できた。歌を歌った後に、大腿四頭筋や下腿に疲労がないかと聞いたところ、かなりあるという回答もあり、間違いなくもっと良い声が出せると確信した。そこで、ZERO-G TOUCHや骨ストレッチを使って全身を緩めていったところ、立ち方や顔立ち、目の開きなどが大きく変化し、関節可動域は大幅に広がり、我が家に入ってきたときとは全く別人のように明るい雰囲氣に変わり、お互いにその変化に驚いた。そして最後にもう一度歌を歌ってもらったところ、力みが抜けて、明らかに声の質も良くなり、とても楽しそうに歌っているように見え、実際に楽しく歌えるようになったとのことだった。こちらは歌のことについて全く知識はないが、自分の取り組んでいるボディーワーク的な部分では、サポートができるということがわかり、とても勉強になった。

■2020年2月7日(金曜日)
 横浜に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新型コロナウイルス感染者が急増し、今日は新たに41人に陽性反応が出たとの発表があった。これで感染者が合計61名になったという。これらの感染者は、準備のできた病院に全員搬送されることになるが、この流れかすると、明日以降も、感染者は増えていくだろう。症状がないが感染している人が少数でもいるとすると、今感染していなくても、食事の時など感染する可能性のあるタイミングが毎日あることになる。陸にいる人たちから見れば隔離なのかもしれないが、船内にいる人たちにとっては隔離でも何でもない。感染の可能性は、上陸するよりも格段に高い。船内で検査を受けていない人の方が圧倒的に多く、14日間の船内待機とのことなので、どう考えても、まだまだ感染者は増えるとしか考えようがない。死者を出さず、感染しても何事もなく全員が回復することを願う。

■2020年2月6日(木曜日)


鋸山と太陽
 ナイキが新作シューズを発表した。価格は未定だが、春頃には販売が始まるという。前側部にクッションとなる丸いエアポッドが配置され、足への負担を軽減しそうなデザインに見えた。全作よりも耐久性は高まったそうだが、トレーニング用には別のシューズも用意されている。とりあえず、先日世界陸連が発表した新規定には沿ったシューズになっているそうで、東京マラソンでは、このシューズを履いた選手たちをたくさん見ることができるのだろう。
 昨日遊びに来てくれた卒業生が市販されている最新のヴェイパーフライを持ってきてくれていたので、触らせてもらったのだが、カーボンファイバープレートの存在感は圧倒的で、ミッドソール部分の硬さが際立っていた。サイズが自分には合わなかったので履くことはできなかったが、この硬いプレートがしなって元に戻るだけでも、かなりの反発を得られることが想像でき、重心が前に行きやすくなる形状のミッドソールも特徴的だった。昨日は、骨ストレッチで、自然に重心が前に行く状態にしてから、シューズを履いて走ってもらったのだが、スピードが出すぎて、無意識にブレーキをかけざるを得ず、かえって大腿四頭筋に負荷がかかってしまうように見えた。市民ランナーはこの靴でタイムが上げられる可能性が高いが、靴に走らされるという感じなのだろう。

■2020年2月5日(水曜日)
 スポーツトレーナーをしているモンゴル人の卒業生が来てくれた。12月に会ったときには、横浜から観音崎までランニングでやってきて昼食を共にしたのだが、仕事の合間を縫って今日は自転車でやってきた。メインはジムでのパーソナルトレーナーなのだが、最近は整体の資格を取得して、お客さんにトレーニングだけではなく體のケアを行うことも多くなり、お客さんによっては、トレーニングよりもケアをメインにして欲しいという人まで出てきているという。アスリートではない一般の人たちの間にも、トレーニングだけではなくケアの重要性が認知されつつあることを知った。会う度にお互いの持っている最新の情報について時には実技も交えて話し合っている。自分の普段の対象者は、小学生と大学生だが、彼の対象者は社会人が中心。自分の持っていない情報ばかりなので、会うたびに新鮮な話を聞くことができる。元々が先生と学生の関係なので、彼はこちらに対し「先生」と読んでくれるが、こちらから見れば、彼の方が先生だ。今日は、普段やっている整体を体験させてもらった。整体の資格を取得してから日は浅いものの毎日やっていることなので、手際は良く、これだけでも食べていけるのではないかと思った。こちらからは、今週から始めたZERO-G TOCHという治療法と骨ストレッチの最新情報について実技を交えて紹介した。お互いが高め会える関係がとても心地よい。

■2020年2月4日(火曜日)
 WHOの事務局長は新型コロナウイルス感染拡大に関連して、各国の中国との取引や渡航制限は勧告しないと演説したという。中国では死者が日ごとに増加し、感染者はさらに大きく広がっていて、国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言したにもかかわらず、なぜか、中国に配慮するようなコメントばかり。事務局長はエチオピア出身とのことで、中国の一帯一路に関連して、アフリカでも最も多くの債務を背負っており、返済に苦しんでいるから言いなりなのか?国連の分担金では中国がアメリカに次ぐ第2位の金額を支払っていることもあり、国際機関に対する中国の発言力は高まり、自分たちの都合の良いように情報操作をしているのではないか?中国の発表する情報が真実なのだろうか?と疑いたくもなってきた。
 日本はいまだに中国への渡航制限はなく、勧告程度となっている。三男が学校のクラスの友達が近いうちに上海へ行くとの話を聞いて心配している。今のところ、その旅行を中止する予定はないとのこと。渡航が制限になれば、物理的に渡航ができなくなるが、勧告では渡航することとなるようだ。どんな理由で渡航するのかはわからないが、三男と共に家族でその友達のことを心配する話題が毎日続いている。

■2020年2月3日(月曜日)
 昨日は、丸亀ハーフマラソンでは日本記録を更新する選手が2名もいた。日本記録は1時間00秒となった。フルマラソンはハーフマラソンの2倍の距離だが、タイムを2倍にしても2時間00秒。昨年、非公式ながらケニアのキプチョゲ選手が出したタイムは1時間59分40秒。彼はカーボンプレートが3枚入った特注品で走ったということはあるが、日本のトップ選手は、ハーフマラソンまででもついていけないペースだったということになる。
 世界陸連が厚底シューズの新ルールを発表した。4月30日以降は、厚さは40ミリまで、炭素素材のプレートは1枚まで、医学的な理由で作られたものを除く特注品は禁止、シューズを使用する大会の4ヶ月前までに市販されているものは問題ないとのこと。炭素素材プレートは1枚と言うことは、厚さを少し厚くすればルールは守った上で反発力を増すことができるのではないかと思えてしまうのだが、とにかく、現在選手に使われているシューズはルール違反にはならないと言うことがはっきりし、選手たちもホッとしたことだろう。今までは、選手の特注品が先にあって、結果を残すことでそれが市販品となることが多く、特に短距離のスパイクはそれが顕著。国を代表する選手たちは、ほぼ全員が特注品で走っていたはず。高橋尚子選手は、左右で靴底の厚さが違っていたと聞く。市販品と特注品の線引きがどうなるのか?選手以上にメーカーも大変だ。

■2020年2月2日(日曜日)
 骨ストレッチ講習会に参加。今日のテーマは「スライド式WT」。ビニールテープでTの字を描いた下敷きの上に足を乗せて、約2時間、子どものように遊び回った。最初は、単純に歩くだけのことなのに、スムーズに歩けない。先生からは、先月もやったことだから覚えてるよね?と言われたのだが、先月やったこととどうつながっているのかがわからず、ひたすら足を滑らせながら歩き続けた。後ろ向きに歩くと、簡単にできるのに、前に進むときだけできない。後ろ向きでやっていることを自分の體で感じて、前向きの時に再現すればいいだけと言われるのだが、結局自分では楽に歩く方法が見つけられなかった。答えを聞いてみると、先生の話の通り、先月やったことだった。普段の歩きは、後ろに行った脚で地面を押す動作を無意識にしてしまっているのだが、足元が滑る環境では、後ろ足で地面にチカラを加えると滑って進みづらいのだが、逆に前足が後ろに行く感じ、後ろ足が勝手に前足に近づいてくるという意識で歩くと、前足は滑らず、結果的には、後ろ足が滑らずにスッと前に出てくる。同じ動作をしているようで、全く違う視点だった。当たり前だと思っていることを当たり前とせず、様々な視点からそれを見て試してみるということが、いかに大切かということを学ばせてもらった。

■2020年2月1日(土曜日)


朝のランニング後
 子どもの陸上教室の練習に参加。競技場は長距離記録会のため使用できず、練習は公園で行うこととなっていた。公園へ行ってみると、子どものソフトボールチームが練習をしていたため、ソフトボールの練習に支障がない場所を使うしかなく、かなり狭い場所での練習となった。人数は約150名。3,4年生の男女だったのだが、女子、3年生男子、4年生男子の3グループに分けてコーディネーショントレーニング、短距離走、リレーをローテーションした。自分はリレー担当。スタート地点と9m先と10m先にマーカーを置き、9mの往復と10mの往復をして次の子にリレーをさせることで、なんとか狭い空間でやりくりした。3年生男女と4年生女子は素直だったが、4年生男子は、チーム編成も誰と組みたいという自己主張が強く、なかなかチーム編成ができなかった。不正をしてでも勝ちたいくらい勝ちにこだわる子もいてマーカーをそっと動かすなど、けっこうやっかいだった。たまにしか相手にしない自分であれば笑っていられるが、こういう子たちを毎日相手にする学校の先生は大変だと思った。



[昔のいずみ]