最近のいずみ

Last Update:2020/3/31



パートタイムアスリートいずみ 20年目に突入 

■2020年3月31日(火曜日)


職場の桜
 東京都では新型コロナウイルスに感染した人が1日で78名となり、最多人数の記録を更新した。外出を自粛するように要請が出されているが、夜から早朝へかけて接待を伴う飲食店に出入りする人たちから感染が拡大している可能性があると昨夜都知事からの指摘があった。この状況でお店は営業しても売上は激減。営業しなければ売上はなし。日々の暮らしのためには要請があったとしても禁止されなければ営業せざるを得ない。お客は飲みに行けば非難されるが、お店は非難されるまでには至っていない。要請なので、営業するかどうかの決定権はお店にある。自主判断で営業を取りやめて余裕のある人はそんなに多くいるとは思えない。スッキリするには、営業禁止にするしかないのだろう。影響を受けている人全てを救うには、国が損失を補填するしかない。政府は日銀にお札を刷ってもらい、日銀に国債を買ってもらうという流れになるのだろうが、借金が嫌だというのなら、極論になるが、政府が発行できるコインで補償するという方法はできないのだろうか。
 海外では、都市封鎖がなされ、外出は、生活必需品購入に限ると聞く。最終的に大事なのは、人が生きるために必要な水や食料なのだ。日本では、水道法が改正され、外資が参入できるようになり、種子法は廃止され、日本の在来種を守ることができなくなり、種苗法改正となると、農家の自家採種の権利が守られなくなるという。国は、以前は食糧自給率を高めようというキャンペーンをしていたが、最近は食糧自給率を下げ、より外国に依存するような政策を進めているように見える。国民を守る政策を進めていって欲しい。

■2020年3月30日(月曜日)


ダッシュした坂
 3月5日の練習で右股関節を痛め、さらに新型コロナの影響で、屋内トレーニング施設が使用できなくなった影響もあり、全く練習らしい練習ができていない。この2週間30分程度のジョッグをするだけで、日によっては股関節痛もあり、練習しようという氣にもなれなかった。
 今日からは、新年度が始まるということもあり、氣持ちを入れ替えて、練習を再開しようと決意した。練習は階段上り。この練習は昨年末にやって以来。150段くらいある真っ直ぐな階段。1段ずつ上ると1段とばしで上るのを交互に5階ずつ実施。1段ずつ上るのは年末は45〜48秒台、1段とばしは32〜34秒台だった。今日は、目とあばら骨と背骨の使い方を意識し上ったのだが、脚への負担が少なく、意外と楽に上ることができ、1段ずつは48〜50秒台。1段とばしはすべて31秒台だった。久しぶりに呼吸器系に負荷がかかり、運動をしたという達成感が氣持ちよかった。

■2020年3月29日(日曜日)


ニンジン炒め中
 妻がPTAの役員になってしまい、連日会合等で外出しているため、子どもたちは、平日は、電子レンジで温めればよいだけの食事が多い。休日くらいは、電子レンジ料理ではないものを食べさせるため、昼と夜はキッチンに立ち食事を作った。夜のメニューは妻から指定されていたカレーライス。三男は、カレーを作った経験がなかったので、一緒に野菜や肉を切り、それらを炒め、最後に煮るというカレーの作り方を一通り経験させた。彼はニンジンが大好きなので、ニンジンを切って、炒めてもらった。炒めているときには、油が飛んでくるので、目にはいるのは危ないということで、花粉症用のメガネをかけながらフライパンを握っている姿が、なかなかかわいらしかった。その後ジャガイモの皮むきをお願いした。皮むき器を使って指を削らないように慎重に皮をむくように実技を交えながら説明をしたのだが、握力など力が弱いためか、なかなか皮むき器が進みたい方向へ進まず、苦戦していた。そして、一瞬素早く動いた際に、左の小指の爪に刃が入って、爪の下まで切れてしまった。あわててバンドエイドを巻いたが、すぐに血がにじむようになり、少し深く切れてしまったようだった。本人は、それほど痛みは感じていないようで、その後は、また炒めたり、米を炊くことをするなど、一通りカレーライス作りに取り組んでくれた。痛い思いをして止めてしまっては、それ以上向上がないので、上手になるには仕方のない経験なのかもしれない。本人はそれを理解し、次の作業を手伝ってくれた。泣くこともなく、経験についても理解を示し大人だなぁと思った。

■2020年3月28日(土曜日)
 骨ストレッチ講習会がFacebookで初の動画ライブ配信。次男と三男と共に受講。スマートフォンの画面では小さいので、パソコンの画面をテレビに映して、画面を大きくしてみんなが見られるようにした。
 骨ストレッチを初めて体験する人に理解してもらえるよう内容は基本の動作ばかりで、子どもたちは、「そんなの知っているよ」という感じで、途中でお菓子を食べたり、2人でくすぐり合ったり、いつものような食いつきはなかったが、指導されている動作をすれば、動きは劇的に改善していた。自分自身も久しぶりに基本動作をしてみて、改めて基本の重要性を実感した。

■2020年3月27日(金曜日)


桜が咲きました
 昨日、次男が学習に使っているタブレットが不注意により床に落ちて、画面が割れてしまった。以前にも次男は落としたことがあり、既に画面にはヒビが入っていたのだが、今回は、割れてしまい、画面の内側の空洞が見える状態にまでなってしまった。電源はきちんと入り、画面も見ることができるが、ガラスが割れて、小さなかけらが大量にあるので、指で触るのはちょっと危険な状態。修理をするしかないと思い、横須賀中央へ出かけ、修理をしてくれそうなお店を回ってみた。しかしスマートフォンの画面を修理してくれるお店はあっても、タブレットの画面修理をしてくれるところは少なく、対応してくれる店にたどり着くには時間がかかった。対応してくれた店では、壊れたタブレットを見てすぐに、修理をするよりも新しく買い直した方が安くすむとの回答があり、結局修理は諦め、買い直すことにした。

■2020年3月26日(木曜日)
 子どもたちの50m走を計測した。毎年この時期に計測しているのだが、今年で5年目となった。今年は、いつも使っていた光電管を準備しようと思って、器材を開けてみたところ、付属しているストップウォッチの電源が全て切れていて、電池の交換が必要なことがわかった。電池交換には、業者に送って交換してもらう必要ががり、今回は使うことができなくなったのが残念だった。代わりにマグネットを利用して、100分の1まで計測できる装置を使い、なんとかいつものように計測をした。しかし、計測装置が、マグネットに反応しないことが何度もあり、せっかく全力で走ったもらったにもかかわらず、タイムが計れなかったりして困ったりもした。また、リアルタイムで歩幅や速度等が計測できる装置は、昨年同様、20m〜40mの区間に設置したのだが、4m分が反応せず、24m〜40mでの計測となってしまった。
 身長、体重、握力、垂直跳びも同時に計測しているが、昨年は自分と同じ身長だった長男が、自りも2センチ高くなり、次男と三男も6センチずつ成長していた。1月に部活を辞めて運動をしなくなった長男は、握力には大きな変化はなかったが、垂直跳びは低下、50m走も低下していた。次男と三男は、全ての値が向上し、50mは何度も走って、少しずつタイムを伸ばし、とてもうれしそうにしていた。それを眺めていると、こちらもとてもうれしくなった。

■2020年3月25日(水曜日)
 東京都で40名以上が新たに新型コロナウイルスに感染したとの報道があり、都知事は、記者会で今週末は、不要不急の外出を控えるよう要請した。外務省も全世界への不要不急の渡航をやめるよう要請した。インドでは、まだ感染は大きく拡大していないにもかかわらず、3週間の全土封鎖を開始するなど、世界中で、これまで以上の措置がとられ始めた。
 潜伏期間が2週間程度なので、今日判明した感染者は、2週間程度前に感染したということになる。今週末の行動は、それから2週間後にそれが上手くいったかどうかがわかる。今週外出を控えたとしても、来週も同様に控えなければならないわけで、いつまで続くのかわからない。水連は、4月の代表選考を予定通り無観客で実施する予定にしていたが、知事の会見後、中止するとの判断を下した。当分、スポーツイベントは開催できない。週単位ではなく月単位で延期を考える必要が出てくるのだろう。想像のできない世界が始まりだした。

■2020年3月24日(火曜日)
 東京オリンピックの延期が決まった。先週まで、開催以外は考えられないと言っていた人たちが、急に態度を変えたような印象を受けるのだが、考えられないと言いながら、腹案はあったのだろう。各国の感染拡大の状況から、日本だけが感染を抑えられたとしても、海外から入国できない状態では、オリンピックにはならない。選択肢としては、延期しかなかったのだと思う。明後日から国内で聖火リレーが始まることになっていたが、これも延期になる。この聖火はどうなるのか氣になるところだ。また、内定の出た選手たち、これから代表を目指す選手たちがいる中、来年へ向けての選手選考はどうなるのか、会場確保ができるのか、販売されたチケットはどうなるのか、スケジュールはどうなるのか、なかなか結論を出すのが難しいことを解決していく日々が始まるのだろう。できるだけ多くの人たちが納得できる方針が早期に出されることを願う。

■2020年3月23日(月曜日)
 丸山修寛先生による電磁波に関するウェブセミナーを視聴した。電磁波について、知らないことばかりで、どれだけ電磁波が體に良くないかということを理解するきっかけになった。電磁波は携帯電話をはじめとして、日常で関わらずに生活することは事実上不可能となっているが、科学技術の発達により、年々強力な電磁波にさらされる可能性が高くなっているようだ。携帯電話では今月から4Gから5Gへ切り替わる機種が発売される予定で、より人体に影響を及ぼす可能性がありそうだ。
 飛行機や新幹線に乗ると眠くなることが多いのだが、これも電磁波の影響だという。電磁波は脳の活動を低下させるそうで、特に子どもたちが、ゲームをはじめとする電子機器に長時間さらされるのは、とても危険なことなのだという。新幹線であれば、一般席では電磁波が凄いため、脳の血流量が低下し眠くなるのだが、グリーン車は、全く電磁波の影響を受けることがないため、眠くならず快適に過ごせるのだという。
 電磁波は、電場と磁場からできていて、電場の流れは短距離であれば空中を飛ぶこともあるが、基本的には物質の表面を伝って移動する。磁場の流れは、空中でも体内でも関係なく磁石の作用と同じように貫通する性質がある。コイルのそばで磁界を変化させるとコイルに電流が流れるし、コイルに電流が流れれば磁界が発生するのだが、ベッドのマットレスがコイルになっているものは、そういった作用が働くため、その上で寝るのはとても危険なのだという。そもそもどこで寝ているかということも氣にする必要があり、一戸建てでは、2階に寝ている人は、1階の天井に張り巡らされた電気の配線の上に寝ているため、1階と比べるとかなりの電磁波を浴びている。またコンセントの近くはかなり危険で、床暖房や、電気カーペット、電気こたつなども危険で、温かくて眠くなると思っていたのだが、実際は、電磁波により脳の血流量が下がり、結果的に眠くなっているのだと先生は述べていた。
 アトピー性皮膚炎も電磁波の影響なのだという。ブラウン管の表面に埃が付きやすいように、静電気を帯びやすい人は、電磁波の影響を受けやすく、皮膚に汚れを取り込んでしまう結果、肌が荒れることになる。乾燥肌も同じ原因だという。自分は例年、花粉症により、夜は鼻づまりとなり寝られなくなるのだが、今年はなぜか鼻は通っていて、鼻づまりとなったのは、飲み会でお酒を飲んだ夜のみだった。例年と違うことは、昨年11月から電磁波を中和するステッカーを常に身につけていること。なんでもないシールなのだが、これを身につけるだけで體の動きは良くなる。自分の體の反応が間違っていないのであれば、花粉症も電磁波に影響されている可能性があるのではないかと思った。

■2020年3月22日(日曜日)


陸上競技部員
 学生たちの卒業式が行われた。令和元年度の陸上競技部は30名を越える4年生がいたので、改めて全員が集まると人数の多さに驚かされた。4年生の中でも特に女子の活躍はすばらしく、8種目で学内新記録を出してくれた。女子が入校するようになって24年になるのだが、彼女たちの4年間で、初めて個人でもリレーでも関東インカレに出場することができ、主将も初めて女子が務めるなど、とても印象に残る期だった。2名の学生が自衛隊には進まないということだが、それぞれが目標を持って自分の信じる道を進み、将来は国のために活躍するような人になって欲しいと思う。

■2020年3月21日(土曜日)


燈明堂跡の海岸
 次男と三男と犬をランニングに連れ出した。向かった先は、西浦賀の燈明堂跡。片道15分程度で目的地へ到着し、日がしっかりと出ていて風もそれほどなく穏やかだったので、そこでゆっくりと時間を過ごした。自分たちと同じように散歩に来ている犬連れの人がいたり、お弁当を食べたりバーベキューをしている家族もいた。バーベキューをしている家族の中に、黒い犬を抱っこしている人がいた。その犬が、色が違うが我が家の犬と同じ犬種だった。初めて同じ犬種を飼っている人を見たので、話しかけてみると、その犬は14歳ということでかなり高齢だった。我が家の犬と同じで、犬にはあまり関心がなく、人への興味が強かった。歯周病だったり足やお尻に生えだした大量の毛の処理など、この犬種に関する話を飼い主の先輩から聞くことができ、とても有意義な時間が過ごせた。

■2020年3月20日(金曜日)


手首背伸びウォーク
 今朝から目の前の道路で工事が始まり、アスファルトを削る作業の音が1日中続いた。午前は、ゆっくりと寝ようと思っていたのだが音がうるさく、さらに地震のように振動が伝わってきて寝られなかった。こんな工事の振動で家が揺れてしまうとは、なんと地盤が緩いのだろうとちょっと不安になった。もともと家を建てるときに、地盤が緩いので、追加料金を払い長い杭を60本打ち込み、地盤を安定させたことを思い出した。
 午後は、子どもたちを近所の公園に連れ出し、骨ストレッチドリルを教えた。ドリルをする度に、子どもたちは反応し、狙った部位の動きが改善していく。教科書的な反応で、子どもたちの體はよく緩んでいてうらやましく思った。特に三男の走りは、全く別人のように変化し、素晴らしい動きになった。この感覚を體に覚え込ませることができれば、素晴らしいアスリートになるのではないかと思った。

■2020年3月19日(木曜日)


次男と
 次男の卒業式。親は参加できず、全てのイベントが終わった後、校庭で30分ほど写真撮影の時間が与えられただけだった。妻と共に三男を連れて学校へ行ったのだが、子どもは学内に入ることができないとのことで、三男は学校の中に入れてもらえなかった。一方で、学校内にある学童には、子どもたちがいたりして、なんだか一貫性がないように思えた。学校の隣にある市の図書館は、これとは逆で、大人の入館は禁止されていて、子どもだけが入館できるということで、三男には、図書館で待ってもらうこととなり、たくさんの本を読むことができたとのことで、かえって良かった。
 卒業生たちは、予定していなかった個人写真を撮影したとのことで、予定よりも30分以上遅く校庭へ出てきた。次男は、友達と一緒に校庭に出てきたが、友達と記念撮影もせずに帰ろうとするので、引き留めてなんとか写真を撮らせてもらった。友達は両親が来ていなかったこともあり、すぐに帰ってしまった。その後も、先生と撮影させてもらったりしたが、次男は、写真撮影が面倒な感じだった。妻は、子どもたちの歌を聴いて泣きたかったようだが、それもなくなんとなく形式的に記念撮影しただけになり、卒業したのか?というくらいの卒業式の日だった。

■2020年3月18日(水曜日)


学内にある
東京湾要塞標
 長男が初のアルバイト。先週末に、地元でシール貼りをするという広告を見て面接へ行ったのだが、面接場所がなぜか横浜。この時点で怪しかったのだが、仕事の内容は、オリーブオイルの検品だと言われたのだという。そして仕事場も横浜。広告の内容とはまったく違う。交通費は自分持ち。横浜駅からはバスで仕事場まで行き、広い作業場で蜂蜜の検品や箱詰めをしたのだという。一緒に作業をする人たちは、おばちゃんが多かったのかと聞いてみたところ、20代中盤の若者ばかりで、その人たちは正社員らしいとのことだった。お昼休みを挟み、8時間立ちっぱなしで同じ作業を続けるということで、途中で眠くなったり、集中力を欠きそうになったという。正社員としてこれが毎日の仕事だと思うと耐えられないとも話していた。

■2020年3月17日(火曜日)
 12月のインフルエンザ以降の左腰部痛と3月5日に右股関節を痛めたことから、2週間近く運動を控えていた。今日は、少し緩和してきたので、グラウンドで走ってみることにした。十分なウォーミングアップをし、とりあえず200mを軽く流したのだが、自分のイメージしている走りと実際の走りが全く一致せず、違和感を感じながらの走りとなった。30秒前後で走れればと思っていたのだが、全く30秒には届かない感覚の走りだった。しかし、タイムは29秒5。200m歩いて2本目は、28秒5。全くスピードが上がった感覚がないが、走り終わった後の呼吸だけは、その強度を示す激しさになっていた。さらに200m歩き、3本目は28秒1。あまり速度を上げている感じはないのにタイムが上がり、呼吸はより苦しくなってくる。その調子で4本目と5本目も走り、28秒9と28秒7。5本目は、體が固まり走り終わった後は、動けなくなった。自分のスピード感とタイムがあまりにも離れている。股関節の痛みは走っている時も感じる。しばらくは様子を見ながら走るしかない。

■2020年3月16日(月曜日)
 昨夜、横須賀市で新型コロナウイルスの感染者が発生したとの発表があった。70代女性看護師の方だという。市では、すでに6月まではスポーツを初めとするイベントは中止または延期となっているので、何かが変わるということはない。一人発生すると、その人と接触していた人たちは、感染の可能性が出てくる。学生たちの外出は市内のみとなっているが、来週からは1週間の春休みが始まる。学生たちの帰省は可能なのか?帰省して感染した場合、回復するまでに時間がかかり、新学期に間に合わない可能性もある。さらに新入生の入校についてはどうなるのか?さらには、他校では授業が、ゴールデンウィーク以降から始まるという学校もあると聞く。うちの学校はどうなるのか?春の定期訓練はできるのか?台風被害によりプールが使えなくなり、さらに授業開始が遅れるとなると7月の遠泳訓練はどうなってしまうのか?氣になることがいくらでも出てきてしまう。

■2020年3月15日(日曜日)
 まだ見ていなかった昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」45話と46話を家族で視聴。東京オリンピックを前に、女子バレーは世界選手権で金メダルを獲得し、監督が辞意を表明。チームもほぼ解散状態だったが、もう一度練習を再開させるドラマが感動的だった。聖火リレーのコースは当初の予定から、全国を4カ所に分けて4つの火を東京へ集めるという案に変更。アメリカが占領中の沖縄で日の丸を掲げることに関して議論があった。その解決策として、テレビで特集番組を組み、アメリカには承諾を得ず、テレビに日の丸を映してしまえば、それを取り締まることは海外への印象が悪くなるため、なし崩し的に承諾せざるを得なくなるのではないかとのことで、当日観客に日の丸を配り、見事日の丸を掲げることに成功した場面が印象的だった。
 第1話から見続けてきたことで、最初のころのエピソードと重なる場面では感動があり、当時の東京オリンピックを成功させようとした人たちの熱意はすばらしく、国民も盛り上がっている雰囲氣がよく描かれていた。オリンピックまでに新幹線を走らせ、首都高速は一部開通させるなど、インフラは、突貫工事と表現されていたが、オリンピックに間に合わせようとするものすごい勢いがあったのだろうと想像できた。それと比べて、今年のオリンピックは、全く盛り上がりがない。新型コロナウイルスの影響があまりにも大きいのだが、こんなに盛り上がらないものなのかと楽しみにしている者としては、残念な氣分になってくる。

■2020年3月14日(土曜日)
 中国共産党機関紙では、欧米諸国の新型コロナウイルスへの対応が甘く、感染拡大を許したとして「反省すべきだ」と訴える社説を掲載したという。国際社会から中国の初動の遅れに対する批判に対抗する形になっている。保健衛生の話ではなく、政治的プロパガンダの戦いが始まってしまったということなのだろう。今後はプロパガンダの戦いとなり、何が真実かははっきりしないようになってくるのかもしれない。感染拡大を食い止め、感染者の早期回復が最も重要なことのはず。国の立場とか関係なくお互いが協力すれば良いと思うのだが、イデオロギーの違いなのか、なかなかまとまらないようにできているのが国際社会であり、国連なのだと思う。

■2020年3月13日(金曜日)


白菜に花が・・・
 3月9日から中国や韓国からの入国制限が始まった。しかし、入国禁止ではないため、実は抜け穴がいくつもあり、結局感染している人が入国する可能性があるという。海外からの留学生が多い学校では、新学期の授業開始を遅らせる措置を決めているというニュースがあった。今後さらに各国で感染が広がっていくと、うちの学校へ留学してくる新規の留学生たちの入国にも影響が出てくるのかもしれない。逆に日本からの入国を禁止する国が増えているため、来週卒業する留学生たちは、帰国ができない可能性もある。国境をなくしたEUは、感染が拡大している。アメリカでは、トランプ大統領が就任して以来、国境警備についての話題が何度も出てきたが、今回の件で改めて国境は重要だということを認識した。

■2020年3月12日(木曜日)


久里浜港
 WHOの事務局長が新型コロナウイルスについてパンデミックを宣言した。そういった中、中国では、ウイルスを封じ込めたとして、習主席は一昨日、最初に発生したとされる武漢に入り、拡散の脅威を封じ込めたことを宣言。湖北省では、毎日若干名の新規患者は出ているが、湖北省の外では、連日新規患者は出ていないという。世界中で大きく広がり、パンデミックと言われている状況で、中国よりも国土面積が狭く人口も少ない国ですら封じ込めていない状況で、そんなことは可能なのか?共産党の下で情報を全て統制できる中国からの情報は、そのまま信頼する訳にはいかない。中国は、今までも情報は統制していたにもかかわらず、3月1日には、ネット情報への規制を強める規定を施行したという。今まで以上に中国に都合の悪い情報は表に出なくなるということを意味する。習主席が、感染拡大の収束を宣言してしまった以上、湖北省の外で感染したとしても、今後は、感染者としては扱われない可能性があり、そのまま放置すると、もっとややこしいことになってもおかしくない。今後の中国の対応を注視したい。

■2020年3月11日(水曜日)
 東日本大震災から9年。復興の定義は何なのか、これで復興したといえる線引きはどこなのかなど、「復興」という言葉についての議論が複数の報道でなされていた。住民にとっては、インフラや建物がしっかりと建ち、見た目の街が回復することではなく、外からの支援を求める必要がなくなることでもなく、心の問題なのだと思った。政府が復興という言葉を頻繁に使うが、住民としては、それを言われる度に「復興」とは何なのだ?と自身に問いつつ、言葉を発する人にも問うているのだと思った。いくら時間が経過しても、住民にとっての復興とは、永遠に終わることのない目標で、被災経験をした人たちからから経験していない次の世代にまで引き継ぐものなのかもしれない。

■2020年3月10日(火曜日)
 今日は東京大空襲の日。空襲から75年が経つ。東京都に住んでいた妻は子どもの頃に小学校で東京大空襲について学習をしたという話を聞いて以来、毎年この日を意識しするようになった。Wikipediaによると、死傷者は8万〜10万人、負傷者は4万か〜11万人、焼失は26万8千戸。空襲は全国各地で行われ、軍事施設を目標にした場合もあったかもしれないが、無差別爆撃により、民間人が多数亡くなった。明らかな戦争犯罪だが、アメリカの罪は問われることはなかった。力のある国には、逆らえないというのが現実。しかもこの空襲を指揮したカーチス空軍大将は、戦後、航空自衛隊の創設に寄与したとのことで、日本から勲章を貰ったというのだから訳がわからない。今年は、新型コロナウイルスの影響で追悼式典が中止になったという。当時のことを知る人がどんどん少なくなっていくが、納得のいかないことがありすぎるこれらの出来事は忘れないし、子どもたちにも伝えていこうと思う。

■2020年3月9日(月曜日)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今日から、中国や韓国から入国する人には、自宅やホテル等で14日間待機し、公共交通機関を使わないようにしてもらうという要請が始まった。プロ野球では、開幕延期を決定した。感染者は、クルーズ船の感染者を含め1000名以上になっているが、国内で陽性反応が出た人のうち、すでに回復した人が325人に上ると安倍首相が参議院予算委員会で言及した。何名が回復したかについては、報道で聞いたことがなかったが、中国では、回復した人が再度感染という事例もあったので、安心材料とはならない。ニュースでは、ほとんどが新型コロナウイルスに関する話題ばかり。この裏で何か別の大事なニュースが報道されていなかったりしないのだろうかと不安になる。

■2020年3月8日(日曜日)
 妻の母が手首を骨折し一昨日手術入院をしたため、家族全員でお見舞いに行く予定にしていたのだが、新型コロナウイルスの拡大のことが氣になり、妻の妹も含めスマートフォンを使ったテレビ電話で病院にいる両親とつなぎみんなで会話をすることでお見舞いをした。本来は、直接会って会話することの方が良いに決まっているが、お互い物理的な距離があり、移動にかかる時間やお金をかけずに、簡易的にコミュニケーションの取れるこういった方法も選択肢の一つとしてはアリだと思うと同時に、便利な道具が発達したことを実感した。
 お見舞いに出かけることがなくなり、午前中は、テレビでマラソン観戦。学生がびわ湖毎日マラソンに出場していて、スタート前にちょっとだけ姿が映ったのがうれしかった。男子はびわ湖、女子は名古屋のレースが同時刻に行われていて、同時に視聴ができないため、頻繁にチャンネルを変えてレースを見ていた。男子は、NHKEテレでの放送ということもあり、アナウンサーの絶叫などはなく、時々淡々とコメントが入る程度で、とても静かだった。天候も悪く、タイムも先週の東京マラソンほどのタイムではなかったこともあり、盛り上がりを感じなかった。それに引き替え、女子は、民放での放送のため、アナウンサーやゲストの声が途切れることはなく、優勝した一山選手のペースアップのおかげで、対照的な盛り上がりを感じてしまった。男子のレースと比較すると女子は、しっかりと練習を積んできたという揺るぎない自信を感じさせる素晴らしい走りで、全く悪天候の影響を感じさせないレースだった。2位に入った安藤選手も、早い段階で先頭集団から脱落してしまったのに、多くの選手をかわして2時間22分台でゴールしたのにも驚かされた。
 子どもたちの学校が休校となり、それ以降1日中一緒に過ごす初めての日となったのだが、子どもたちは、朝は遅く、朝食を済ませたらゲーム。1日中ゲーム。それしかしない。何かを頼んでも無視に近く、妻がイライラするのもよくわかった。この感じで1週間過ごしているのかと思うと、この休みは子どもたちのとっては楽しい時間なのかもしれないが、何も子どもたちのためにはなっていないように思えてきた。

■2020年3月7日(土曜日)


マッサージ跡
 新横浜で開催された骨ストレッチの硬化改善の講習会と特別講習会に参加。最初の硬化改善の講習では、次の特別講習へ向け参加者がペアになり、先生が不足していると感じたところには、先生が直接手を加え、痛みを伴いながら筋肉がひたすらほぐされた。木曜日に痛めた右臀部は、右臀部に問題があるのではなく、左大胸筋に問題があることがわかった。左の大胸筋が硬化している影響で、特にトラックでコーナーを走る際に、左上半身が前に出ず、それを補うべく、右大腿部を無理矢理ねじりながら前へ出した結果、右股関節に痛みが生じたのではないかとのことだった。左大胸筋は、真っ赤になるほどゴリゴリとほぐされ、かなり痛かったが、詰まりはなくなり、走りやすくなった。
 特別講習は、重心で走るということを24種類の骨ストレッチを使ったドリルにより、體に覚え込ませていった。多くの人が日常で歩くときに、足が最初に出て、それに大腿部がついていき、最後に上半身が動くという動作をしているが、重心で動くことになると、全く逆の順番で動かなければならなくなる。この動きを、意識せずに自然とできるようにする方法が、骨ストレッチを用いた24種類のドリルだった。3時間半の講習により、背骨付近の伸び縮みを意識する感覚が出てきて、ウサイン・ボルトになったような氣分になれ、とても氣持ちが良かった。

■2020年3月6日(金曜日)
 昨日の練習で3本目に入る前に右臀部に違和感を感じたのだが、氣にせず、そのまま練習をしてしまったのだが、その影響のためか、今日は、その違和感がさらに強くなり、歩くにも氣になるレベルになってしまった。自分の體の言葉を聞き入れ、3本目を中止しておけば、ここまでひどくなることはなかったのではないかと反省した。違和感の部位を探求していったが、大臀筋の大腿骨付着部付近。この部位がストレッチされるような動きに痛みがある。ジョッグをしようと思ったが、スムーズには動けず右臀部が思うように動いてくれない。明日は、強度の高い練習を予定していて、明日の状態にはよるが、今のままでは回避するしかないようだ。

■2020年3月5日(木曜日)
 昨日は、鼻づまりでかなり困ったのだが、昨夜は、鼻は通るようになり、気持ちよく寝ることができ、鼻づまりは解消され、今日も1日問題なく過ごせた。鼻づまりはお酒が入ることによる一時的なものだったようで安心した。今年の自分にとっての花粉症は、ここ花粉症になってから最も楽な症状のようだ。
 練習は、中距離パートの学生たちと400m×3。休息は10分。1本目は、なんとか学生の集団についていき56秒2。最後の100mは、動きが崩れ、意識していることはすべて忘れてしまい必死にもがいて走っていたが、58秒くらいを目指していたので、想定していたタイムよりは速く走れた。2本目は、学生たちからは大きく遅れ、全く動かなくなり59秒7。走り終わった後に嘔吐した。そして呼吸は乱れ、ハムストリングスの張りも強いままマラソンシューズからスパイクに履き替え3本目がスタート。速い動きができず、学生には最初から全くついていけず、全身が固まったまま、できる限りの力を尽くして走りきった。タイムは64秒3。走り終わった後は、30分経っても脈拍は高く、呼吸が整わず、とにかく辛くて動けないので、横になったままで回復を待つしかなかった。
 40代のおじさんが、ここまで追い込むなんてなかなか貴重な存在なのではなかろうか。40代がわざわざ好んでやるような運動ではないし、できる運動ではない。それを若い子たちと楽しんでやっているのだから、ある意味幸せな人なのではないかと思った。

■2020年3月4日(水曜日)
 昨夜は、職場の体育学校OBが転属するということで送別会があった。久しぶりに大量の酒を飲み、昔話に花が咲いた。新型コロナウイルスの影響で、街もお店の中も人は少なく、飲食店の売上は相当落ち込んでいることが想像できた。
 会の途中から、鼻水が頻繁に出るようになり、常に鼻をかむ感じになったのだが、帰宅する頃には、水のような鼻水が垂れなくなった代わりに、鼻づまりになった。
 寝るときになっても鼻づまりは解消せず、久しぶりに鼻づまりで寝られない夜となった。鼻づまりを解消すべく、顔をいろいろと触ってみたのだが、親指と小指で、目の内側の眉毛の下とこめかみを押さえていると、少し緩和してくるように感じた。そんなことをしながら、何度か寝て、何度か目覚めながら朝となった。当然熟睡はできず、目の上の方に鈍痛があり、睡眠不足な感じで朝を迎えることとなった。日中も鼻づまりになっている時間がかなりあり、時には突然鼻水が垂れてくる。本格的な花粉症が始まってしまった。昨日までは鼻は通っていて快適に寝られ、今年の花粉症は軽いと思っていたのだが、残念ながらお酒によりスイッチが入ってしまったようだ。

■2020年3月3日(火曜日)
 学生たちの練習が300m×3を10分休息で3セットということで、一緒に走った。300m×3のつなぎは100mのウォーク。300mは45秒ペースということで、それほど頑張らず、気持ちよく走れる設定だった。土曜に学んだ自分がゴールに向かうのではなく、ゴールが向かってくるイメージを作って走るということを課題にして走った。
 1セット目は45秒2、45秒7、45秒8。走り終わった後に、自分の腕を回して體の状態を把握したところ、腕の回りはとても良く、上手く走れていた。2セット目は45秒3、44秒8、46秒1。2本目にペースが上がり、3本目にその影響が現れ、ハムストリングスの張りが強くなってきて、最後はもがくような走りとなり、體に負担のない走りからは遠ざかってしまった。3セット目は続けられず、学生たちのタイム取り。学生たちは3セット目も設定通り、上位3人はしっかりと集団で走りきった。最近の練習を見ている限りでは、この中から関東インカレの標準を突破する選手が複数出てくる可能性があり、とても楽しみになってきた。

■2020年3月2日(月曜日)
 土日に学んだことを早速学生に試してみた。ゴールが向かってくるというイメージをランニング、ピッチング、バッティングで試した。バッティングでの反応が特に良く、視点を変えることの効果を実感してもらえた。学生は、これを使って綱上りに応用してみたのだが、いつもより素早く登ることができ、その効果にお互い驚くこととなった。彼は、ランニングに関しては、以前からよく走れているときには、視点がはっきりせず、焦点がぼけたような状態の時が多いという認識があったようで、ゴールが向かってくるというよりもどこにも焦点を合わせないという目の使い方をすれば、大腿四頭筋を使わない良い走りになるのではないかと思ったことを話してくれ、また新しい見方を学ぶことができた。こちらの意識の方が、イメージに左右されず、具体的でやりやすい。體の使い方というのは、同じ動作をするにも、ひとりひとり解釈が違い、イメージの仕方も変わってくるところが興味深い。

■2020年3月1日(日曜日)


夫婦橋と平作川
 新宿で骨ストレッチの講習会。テーマは「内軸と外軸の動作の違い」。最初は、ペンを剣に見立てて、1対1、1対2で斬り合いのトレーニング。見た目には変化がわからないくらいの動きを見極め、相手の弱点はどこかを感じ取るトレーニングだった。相手が2人時にも、鎖骨を意識した動きができると、1回の動作で2方向の動きができ対処できるということを体感できた。肩甲骨から骨盤、さらに距骨をつなげるイメージができると、さらに動きにキレが出てくる。骨の表面にはある程度の面積があり、どの方向から意識するかによって力の発揮にも違いが出てくるため、どこを意識すると最も良いかということを自分の中で見つけることができた。最後は、蝶形骨と仙骨をつなげるということを学んだ。なんでもない動作なのに、その動作をすることで、いきなり仙骨の存在感がでてきて、背骨を介してつながる感覚になった。感覚は人に伝えるのはなかなか難しいが、ちょっとした動作で感覚に変化が起こるのはとても面白かった。



[昔のいずみ]