最近のいずみ

Last Update:2021/10/31



パートタイムアスリートいずみ 21年目に突入 

■2021年10月31日(日曜日)
 午前2時過ぎ頃から、犬が大声で鳴き出し、いつまで経っても鳴き止むことがなかった。妻は、「お腹がすいているんじゃないの」とものすごく冷静で、放っておけばいいという感じで氣にすることなく寝てしまった。しかし、あまりにも長く鳴いているので、かわいそうで耐えられなくなり、起きて犬の元へ行った。ずっとお腹がキュルキュルと音を出していて、お腹の具合が悪そうだった。抱きかかえてやるとおとなしく丸まって寝るような感じにはなったが、こちらの姿勢が辛くなってきて、姿勢を変えると動きだし、散歩へ行こうというような行動をし、意外と元氣だった。これならば、お腹が減っているだけで大丈夫かもしれないと思い、犬をゲージへ戻し、自分の寝床へ戻ったら、また鳴き出した。一緒に寝るしかないと思い、また犬の元へ戻り、ゲージの隣に布団を敷いて寝たのだが、また、鳴き出してしまい、その後嘔吐をしてしまった。何も食べていないので胃液のような黄色いものが少し出るだけだった。しかしとても苦しそうだったので、夜間専門の動物救急病院へ電話をしてみた。症状等を聞かれたのだが、最後に犬は元氣かどうか聞かれ、意外と元氣だと答えたところ、すぐに受診でもいいし、明日かかりつけの病院でもいいという選択肢を与えられたため、それほど深刻なことではないということがわかり、結局病院へは連れて行かなかった。嘔吐後は、犬は鳴かなくなり、諦めたようにおとなしくなり、お互いそのまま寝ることとなった。
 起床後、犬のお腹から音が出なくなり、いつも通りの感じになった。散歩へ連れて行っても、いつも通り走るし、少しやつれたように見えるが、意外と元氣だった。さすがに何も食べていないので、ウンチはしないだろうと思っていたのだが、意外にも普段通りの固形のウンチをしてくれた。夜の苦しい姿を見ていたので、そのウンチを見て、本当にうれしくなり犬を抱きしめた。薬に頼ることなく、自力で回復してくれた。帰宅後は、エサの量をいつもの半分にしてお湯でふやかせてから食べてもらった。
 夕方、妻と子どもが散歩に連れて行くと、方々で嘔吐したとのことで、かかりつけの病院は休診のため、今日開いている病院を探し受診。注射を2本打ってもらい、薬を処方され帰ってきた。お腹が落ち着いてくれることを願うばかりだ。

■2021年10月30日(土曜日)
 三男は半日運動会、妻もPTAの役員のため1日運動会、次男は市の記録会、長男は、日中は何もなく、夕方から中学校の体育館でやっている大人のバドミントンクラブ、自分は、1日学校で仕事。家族が1日バラバラな活動をしていた。留守番をしているのは、犬とインコ。犬は一昨日から下痢が続いていて、食事を与えるとお腹の調子を回復させることができないため、1日に1食だったりしていて、きっとお腹をすかせた1日を過ごしていたのだろう。夜帰宅した際には、1日何も食べていなかったにもかかわらず、嘔吐をしたとのことだった。食事をする際には、きちんとお座りして、食事が出てくるのを待っているのだが、昨夜は食事を与えることができず、家族が夕食を摂っている間も、ずっと家族の方を見てきちんとお座りをし続けていた。なんと従順な存在なのかと思うと同時、食事を与えることができず本当に申し訳なく心が痛んだ。

■2021年10月29日(金曜日)


富士山
 今週、産経新聞の正論で元空将の織田邦男氏が「下の句」のない公約は欺瞞だと述べていた。各党の選挙公約は、上の句ばかりで下の句がないというのだ。耳障りの良い上の句はメリットのようなもので、下の句はそれに伴うデメリットのようなものだと理解した。この政策には、こうしたメリットがある半面、こうしたデメリットがあるという説明をする公約は確かにない。有権者は、メリットばかり並べられ、それを実行した際にどんなデメリットがあるかを知らないまま投票をしなければならないのだろう。記事を読んで、誰に投票するか、どの党に投票するかを決める際の情報としては、確かに不十分だと思った。各党が「バラ色」の政策なので、有権者は、政策のデメリットを想像しながら投票しなければならないということで、「国民が試されている」のだという。記事は、国民は「下の句」は何かを立候補者や各党に厳しく問いつめる姿勢が必要だと結んでいた。マスメディアの仕事は、まさにこの問いつめるということなのではないかと思ったが、そういった姿勢があるようには見えない。

■2021年10月28日(木曜日)
 昨夜リニア中央新幹線のトンネル工事で崩落事故があり、作業員が1名亡くなり1名がケガをした。JR東海の責任者が謝罪をする映像がテレビで流れていたが、1名亡くなるだけで大事となるのが事故なのだと思った。
 新型コロナワクチンを接種した後、その施設のトイレで女性が死亡していて、接種翌日に発見されたという報道が一昨日あった。女性には基礎疾患がなく、1回目の接種をし2回目の予約をした後、トイレ利用中に死亡したと見られている。報道では、死因や接種との因果関係は不明とされているが、この流れで何事もなく因果関係不明なのかと疑問に感じてしまった。1人の人が亡くなったというのに、トンネルの事故と比べる亡くなった方に対する扱いがあまりも軽すぎる。今後原因を追及するというのではなく、施設の見回りの人がトイレのセンサー式の明かりがついていなかったため無人と判断したことから、今後は、見回り時にトイレに人がいないか確認を徹底するという対策なのだという。亡くなる人をなくす対策には全くなっていないと思う。何か間違っていないか。この憤りをどこにぶつければいいのだろうか。もどかしさがばかりが積み重なっていく。

■2021年10月27日(水曜日)
 10日ぶりにサーキットトレーニング。一昨日ジョグを再開して、體の重さに驚いたのだが、今日は全く違い、軽快に動けて驚いた。10日前よりも動きが良くタイムが上がっていた。
 一昨日との違いは、昨夜久しぶりに氣の流れが良くなるというシータプラスを爪に塗ったことと、昨夜寝る前に、寝ている間に口が開かないよう口を閉じた状態で、唇に医療用のテープを貼ったこと。シータプラスを塗ると、劇的に関節可動域が向上し、體が軽くなる。それだけリラックスした状態が作られるのだろう。睡眠についてもいつもより深く眠れる感じがする。さらにテープで口を強制的に閉じたことでも眠りが深くなったような感じがしている。しばらくマニキュアとテープを続けてみたいと思う。

■2021年10月26日(火曜日)
 1週間ぶりに受診。傷口周辺にかゆみが出てきたのだが、診察では、かゆみ止めの処方はできるが、ばい菌が増殖しやすくなるため、処方はしないほうがいいということで、追加の処方はなく、今後は、ガーゼを当てず、ただ傷口を洗っては塗り薬を塗ることを続ければ改善していくだろうとのことだった。今後も走り幅跳びの授業が続くので、靴と靴下を通過して砂は足に入ってくるので、指導されたとおり、頻繁に足を洗い薬を塗るということを続けていくしかない。

■2021年10月25日(月曜日)


バンダナ装着
 順調に1週間薬を飲み、薬を塗り、足の甲の傷口の赤黒い部分は縮小し、指の腱もしっかり見えるようになってきた。今日は、授業中に少し走ったのだが、体重の乗りや重心移動がスムーズで、とても氣持ちの良い感覚だった。なぜか動きが良くなっていて驚いたのだが、夕方、改めてジョグを始めて見ると、體が重く、関節の動きも悪く、全く動かなかった。たった30分のジョグだったが、途中で何度も止めたいと思うほどで、日中の動きの良さは何だったのかと思った。運動を休んだのは1週間だけなのに、ジョグの疲労感は、1ヶ月以上休んでしまったかのような感じ。1週間前の状態に戻すには、少し時間がかかりそうだ。

■2021年10月24日(日曜日)


昨日の収穫
 次男は、市の新人戦で朝早くから競技場へ出かけていった。2週間前の市民体育大会では、走り幅跳びで決勝進出できた同じ学年の生徒は、いなかったということで、今回は優勝できるのではないかとの期待を持っての試合だった。帰ってきたときに、喜びを表現することがなかったので、優勝はできなかったことが推測できたのだが、結果を聞いてみると2位とのことだった。最初の跳躍から自己ベストにあと2cmとなる5m22が出て、状態は良かったようだが、最終的には5m23で競技終了。優勝者は、試合前の自己ベストでは、次男の方が高かったが、ナイキのエアクッションの入った最新のスパイクを履いていて、大幅に自己ベストを更新し5m54で優勝となった。次男は、自己ベストが出なかったことと、1位の選手が、スパイクを変えただけで大幅に記録を伸ばし、さらに自分の記録との差が大きかったことで、納得のいかなかったようだ。長距離シューズと同じく、お金で記録を買っている感はあるのだが、結果は結果で仕方がない。来週も市の記録会があるので、そこで、今日の借りを返してほしいと思う。
 夕食は、次男のために庭でバーベキュー。初めて、ステーキ肉をおいしく焼くことができた。焼く前に下処理をすることの重要性を実感した。

■2021年10月23日(土曜日)


トカゲ
 子どもたちに手伝ってもらい、庭の畑の芋掘りをした。次男は、漢字検定があるということで、芋掘りは一瞬だけだったが、ちょっと前までは、声をかけても無視する感じで反応のなかった長男が手伝ってくれたのがうれしかった。逆に三男が、面倒くさそうな態度で、だんだん思春期に近づいているということを感じた。
 今年の収穫は、巨大なものと小さいものしかなく、適度な大きさはほとんどなかった。巨大なものは、育ちすぎで、小さいものは、まだ収穫時期としては早すぎたのかもしれない。同じタイミングで苗を植えたのにもかかわらず、この違いは何だろうと考え、導き出された結果は、日光の当たり具合だった。庭の南に、街路樹のイチョウがあるのだが、そのイチョウが畑へ降り注ぐはずの日光を遮ってしまっていた。おなじ畑に2週間ほど前にキャベツを植えたのだが、育ち方があからさまに違っていたことで氣が付いた。どれだけ日光が大事なのかということが良く理解できた。
 芋掘り後は、ナス、ミニトマト、シシトウ、バジルを抜き、まだ植えていなかったキャベツの苗のために畝をつくり、キャベツの苗を植えた。落花生も収穫時期だったので、落花生を引っこ抜いた。その後、すぐに株からさやを外してしまった。あとから調べてみると、地干しにして乾燥させてから、改めてさやを外して乾燥させる必要があったようだ。乾燥させて保存の手順が上手く行かなかったということで近いうちに生でゆでて食べたいと思う。

■2021年10月22日(金曜日)


職場で発見
 あと9日で、選挙があるということで、国民審査を受ける最高裁判所判事と選挙への立候補者の考えがどのようなものか知るために、関係する情報を調べた。
 最高裁判事は、判事の経歴を持つ人が、徐々に昇任していって最終的に最高裁判所まで登りつめるものだと思っていたのだが、判事だけではなく、検事、弁護士、大学教員、官僚など経歴は様々だった。夫婦別姓を憲法違反とするかどうかが、判事により別れていて、審査の焦点なのかもしれないと思った。
 選挙の立候補者は、自分の地域では現職と新人の2名のみ。選択肢があまりにも少ない。一つの焦点は、石炭火力発電所なのではないかと思った。現職は、これまでの実績と今後やりたいことを、抽象的に述べる形で、具体的なことというよりもビジョンを述べる感じだったが、新人は、目の前の政策が中心のため具体的で、長期的なビジョンはあまり述べられていなかった。現職は、「脱炭素社会への道筋」を作ったと述べていて、石炭火力発電所の建設が進められていることと矛盾があり、そこにつけ込むように新人は、建設を中止することを強調していた。
 たくさんの政策があると、ある政策には賛成だが、別の政策には賛成できない場合があり、どちらの候補にするか困る。全ての政策に賛成できる候補者しか投票しないのであれば、該当者なしということになってしまう。政党政治だと強引に人数の多い方の政党の政策が進められやすくなる。政策ごとに、各議員の意志に従った採決がなされるようにならないかと思った。
 テレビで政見放送も見たが、現職は、「コロナと氣候変動は無関係ではありません」と述べていた。コロナも氣候変動も仕掛けた元が同じということか?とても意味深な発言なのだが、どのように関係があるのか知りたいところだ。

■2021年10月21日(木曜日)


浦賀の渡
 妻が車を使うというので、今日は自転車で通勤したのだが、職場へ着いて、車のキーを持ってきてしまったことに氣が付いた。お昼休みに車のキーを戻しに一旦家に帰ったところ、なんと車は車庫にはなかった。ショートメールで車のキーを戻しに帰ると連絡したはずだったのに、伝わらなかったのかとがっかりして、ショートメールを確認したところ、妻ではなく別の人に連絡していた。車は、車庫が狭いので、運転席側ギリギリに壁が寄るように駐車してあり、スペアキーはリモコンがないため、鍵を開けるのはなかなか困難なのだが、妻はなんとかその隙間に入り、ドアにキーを入れて開けられたとのことだった。職場まで片道約30分。今日は2往復で2時間近く自転車に乗ることとなった。
 帰宅時に、ドラックストアへ久しぶりに寄ってみると、ドラックストア内の商品の陳列の仕方が大きく変わっていて驚いた。アメリカ産の大豆等には、除草剤が使われていたり、遺伝子組み換えのものが多いという話を聞いたこともあり、なんとなく納豆を手に取り、食品表示を見たのだが、国産は「遺伝子組み換えではない」という表示があった。アメリカ又はカナダと書かれている納豆には、何も書かれていなかったり、「分別生産流通管理」というような表示が書かれていた。「分別生産流通管理」という表示は初めて見た。タカノフーズのお客様相談室というウェブサイトに記載されていた説明を見たのだが、「流通及び加工の各段階で善良なる管理者の注意をもって分別管理し、それが書類により証明されていることをいいます。」ということで、「善良なる」という文言が氣になった。相手にお任せで、会社ではチェックしていないというように読めてしまった。購入時には、国産大豆が原料のものを選んだ方が良さそうだ。

■2021年10月20日(水曜日)
 昨夜は帰宅後、発熱もありぐったりしていて、一旦寝て、夕食後は、またすぐ寝ることとなった。今朝は、起床後体温を計ってみると、37.0度ということで、若干高かった。
 昨日よりは、傷口の腫れは赤黒い色に変化はないが、人差し指の腱が少し見えてはきたので、少しは腫れが引いてきていると言えるのかもしれない。授業で1日屋外にいたので、動くたびに痛みがあり、授業内容が走り幅跳びだったこともあり、症状の原因となった砂場の上にいる時間が何度もあるということで、タイミングが悪いと思った。夕方以降、足の痛みが強くなり、頭痛もあり、昨日と同じように、ぐったりと疲れていた。とにかく薬を飲んで、薬を塗って安静にするしかない。

■2021年10月19日(火曜日)
 先週から右足の小指と薬指の腱の間に擦り傷があるのだが、昨日から、その擦り傷の部位が痛みだし、夜になり靴下を脱いで確認したところ、赤く腫れ上がっていた。寝ているときにもその痛みが氣になった。
 今朝になると、痛みはさらに強くなり、足の甲の半分が赤く腫れ、指の腱が見えなくなり、股関節に近い大腿内側にも痛みが出るようになっていた。痛みのある付近を触ると大きな凝りができていた。リンパのラインなのだろう。
 職場の医務室へ受診し、診察を受けたのだが、まず受付で体温を計ったところ、37.7度だった。今朝は36度台だったのだが、熱まで出てきてしまった。受付で、こちらの症状を伝えたところ、診察前に処置室へ通され、傷口をお湯で洗うように指示され、その後は乾燥させて診察を待った。診察では、傷口からばい菌が入った可能性が高いとのことだった。思い当たるのは、土曜の午前に砂場で草を抜いた際に、靴を履いていたものの靴の上から砂をかぶったことくらい。医師も、砂には、いろいろと含まれているので、その可能性が高いだろうとのことだった。学生たちが蜂窩織炎という症状になり、授業を見学したりすることが時々あり、ひどい症状だと入院になったりするのだが、それと同じような症状とのことだった。
 処置は、傷口の蓋となっている白くふやけたかさぶたをピンセットで無理矢理剥がされ、かなり痛かった。その後は、塗り薬をその傷口に塗り、ガーゼのシールをして終了。抗生物質を処方されたが、医師が処方しようとした抗生物質が、ちょうど、自分が昔具合の悪くなった抗生物質だったため、別のものを処方された。
 歩くだけで痛みがあり、しばらく運動はできそうにない。やっと競技復帰を果たして、これからというところだが、一旦體を休めろという體からのお知らせなのかもしれない。

■2021年10月18日(月曜日)


夜の街
 「縦巻き横巻きの法則」のセミナーへ参加。治療家を対象としたセミナーだったが、参加した10名の内、治療家は2名だけで、體に問題を抱えているおばちゃんが多かった。ほぼ全員がこのセミナーに関する知識はないため、講師は丁寧に指導をしてくれた。
 縦巻き横巻きの法則とは、體の左右で違った性質があり、かんなを使うときに木目に反すると上手く削れず木にダメージを与えるのと同じく體にも木目のような特徴があり、それが縦巻きと横巻きで、縦や横の特徴に合わせた動作をすることで、體は動きやすくなるという理論だった。縦と横の見分け方は単純で、すぐに自分の特徴をつかむことができた。感覚的にわかったのは、水泳自由形の息継ぎの方向。やりやすい方が横巻きということだった。縦と横の方向へそれぞれ腕を10回程度振るだけで、前屈や首の動きが改善し驚いた。これを逆にやると、動きが急に悪くなる。日常で何氣なくやっている動作に、自分の體の動きを悪くする要因が隠れている可能性を感じた。
 この傾向は、遺伝しているといい、母と娘は同じで息子は逆なのだという。講師が約30年をかけて6万人を診てきた結果、今のところ100%当てはまっているという。面白かったのは、この特徴は、人間だけでなく、他のほ乳類にも当てはまるとのことで、ペットの犬や猫に試すと、縦と横がフィットしていればおとなく、フィットしていなければ嫌がって逃げてしまうとのことだった。帰宅後に我が家の犬で試してみたのだが、我が家の犬は、人に触れてもらうのが大好きで、縦でも横でも関係なくおとなしくしていて、どちらが縦巻きか横巻きかを確認することができなかった。それだけ飼い主を信頼しきっているということなのだろうか。それとも例外なのか、縦と横を確認できず残念だった。

■2021年10月17日(日曜日)


曇天
 練習はワットバイクで30秒全力こぎを5セット。休息は4分。普段は休息2分で30秒3セットをしているのだが、今日やってみたのは、環太平洋大の中距離選手が低酸素ルームでやっているという練習。自分の環境には低酸素ルームはないがやってみた。普段と比べると休息が長いため、2セット目までは次のスタートまでに完全に呼吸が整うためかなり余裕があった。しかし3セット目からは、疲労がでてきてピッチが落ちてきた。休息は2分が経つころに呼吸は整い、逆に座骨結節付近から仙骨にかけて熱さと痛みがじわじわと出てきた。4セット目はさらにピッチが落ち、終了2分後くらいから、さらに臀部の痛みが強くなり、ケツ割れに近くなってきた。5セット目は、お尻がサドルの前の方に移動し、若干前のめりになりながら、こいでいる足に無理矢理体重を乗せてピッチを維持しようとしていた。本数が増えてくるときつさはあるが、休息時間が十分あるのでなんとかやりきれた。
 オリンピック女子スノーボードで銀メダルを獲得した竹内選手は30秒2分休息で10セットやっているという記事を読んだことがあるが、4分休息で5セットもきつかったことから、竹内選手のメニューをやりきるというのは想像ができない。やっている人がいるということは、やれるということなので、まだまだ伸びしろがありすぎるくらいあるということだと解釈したい。

■2021年10月16日(土曜日)


朝日
 練習は、1週間ぶりにサーキットトレーニング。先週は自己ベストを記録し、今日も自己ベストに近いタイムでやり切り、種目の最後にやっている逆立ち歩き10歩は3セットとも、途中で足を床に付くことなく全てをやりきることができた。逆立ちしたときの脚の位置が少しずつ制御できるようになってきたということに向上している実感を得た。
 その後は、競技場でジョグをしていた学生と一緒に30分ジョグをした。一人では絶対にできない速いペースで、ピッチを速めた氣持ちの良いジョグができた。
 最後は、300mウインドスプリント。最近は、動きの大きい氣持ちの良い走りができていなかったので、今日は、ピッチのことは忘れて、いつもよりも大きな動きをすることを心がけた。久しぶりにゆったりとした感覚で走ることができ、これが中距離の中間疾走の感覚だと思った。タイムは42秒5。昨日は、スパイクを履いて全力で走って41秒台だったのに、今日は氣持ちよく走ってそれほどタイムが変わらなかった。今日の感覚からは、スパイクでの走りは40秒を切れるのではないかと思った。

■2021年10月15日(金曜日)
 練習は学生たちと300m×3、休息は15分。
 1本目から、学生たちには全くついていけなかった。しかし、今まで自分の前を走ることのなかった1年生が、3年生たちの集団に入って走っていて驚いた。明らかにピッチが低く、ストライドも狭く、這うような走りしかできなかった。タイムは41秒1。1年生は40秒を切っていた。集団から大きく離れてしまうと、全力で走った感じがなく、あまり疲労感もなかった。
 2本目は、短距離のロングスプリントの学生たちも入ってきて、スタートから1本目より速く、1本目と同様全くついていけなかったが、1本目に大きく離された1年生には、追いつくことはできなかったが1本目よりは離されずにフィニッシュできた。タイムは40秒3。しかし一人で走っていたため、全力で走った感は2本目のなく、疲労感も少なかった。先頭で走った学生は36秒4で、自己ベストが出たと喜んでいた。1年生も2本連続で40秒を切っていて、今までで一番良い走りをしていた。新型コロナやワクチンの影響で、満足に練習できなかった期間もあったので、シーズンも終盤になってしまったが、やっと学生たちの動きが良くなってきた。
 3本目は、さらにタイムを上げようと思ったのだが、中盤あたりで前の学生がペースを落とし、それを抜くこともできず自分もペースダウンし、最後の直線でペースアップを試みたが、最後は、脚が前にでない様な状態になり失速しながらフィニッシュ。タイムは41秒2。中盤では1年生を抜きかけたが結局最後は大きく離されてしまった。3本目は全力で走った感はあったが、ケツ割れにはならず、まだまだ追い込み切れていなかった。
 ちょうど1ヶ月前に同じ練習をしているが、その時は、2本目以降は呼吸が整うことなくスタートしていたが、今日は、そういったことはなく、呼吸器系は改善していることを実感したが、タイムは、1ヶ月前よりは落としていて微妙な結果だった。

■2021年10月14日(木曜日)
 練習は学生に混じって8000mペース走。設定は1000mを3分40秒。2週間ほど前に一人で4000mを走ったときにやっとそのペースで走りきったというところで、完走できるのかどうかわからなかったが、学生たちのペースメイクが上手く、安定した走りができ、なんとか完走できた。1000mごとのラップは、3分39秒2、3分40秒8、3分41秒4、3分41秒9、3分43秒0、3分39秒5、3分37秒1、3分37秒0だった。7000m手前から、呼吸が若干乱れ、何度か吐きそうになり、苦しくなったが何とかこらえてペースダウンすることなく走り切れ、ものすごい達成感があった。確実に走力は回復してきている。この調子で練習を継続したい。

■2021年10月13日(水曜日)


御祝い
 父親となって18年が経った。長男は18歳になったということで、月末の衆議院選挙の投票権が与えられることとなる。まだ20歳ではないので、お酒は飲めないなど中途半端な成人という感じだが、一応1人の成人を育てたことにはなった。18年は長いようだが、終わってみるとあっという間だった。
 長男は、この1年は大学受験の年なのだが、全く勉強をしていない。定期試験の直前だけ勉強し、暇さえあれば、スマートフォンでゲームか動画を見て、熱心にギターの練習をしている。さらにはアルバイトまで入れていたりする。自分の経験した常に不安と焦りの混じった追いつめられた感のある灰色の受験期というものがない。今日は学校で友達から大量の誕生日プレゼントをもらったそうで、高校生活では友だちに恵まれ、とても楽しく過ごしているようだ。このまま楽しい人生を送ってもらえればいいのだが、困難に立ち向かうことで成長があるとすれば、あまりにも困難が少なすぎる氣がして心配ではある。

■2021年10月12日(火曜日)
 耳鼻科へ受診。薬を1ヶ月飲まずに生活し、耳の変化がないかをチェックした。今日は、耳を見られることなく問診した後、聴力検査をして、最終的な診断を受けることとなった。聴力検査は、一応防音の設備の中で音を聴くことになるのだが、ヘッドホンを耳につけた瞬間から、ピーという音がずっと鳴っているように感じ、聴力検査の音が聴きづらかった。またそとの内線電話の音が大きくて、これも大きな障害で、検査の音が聞こえているのかどうか全くわからないタイミングもあり、音を感じたときに押すボタンをまったく押せない時間もあった。こんな聴力検査で大丈夫なのだろうかと不安に思ったが、検査結果は、左右差はほぼないという結果だった。本当かなぁと思うばかりだったが、これで受診は終了ということになった。しかしながら、一度急性感音難聴になると再発する可能性はあり、蝸牛型メニエール病の可能性はあるとのコメントが医師からはあった。ストレスの少ない、氣持ちの良い人生を送ることが再発を防止する方法のようだ。

■2021年10月11日(月曜日)
 練習をまともに再開して1ヶ月半。昨日は、その成果を見るためのレースだったが、あらためて全く競技復帰レベルに戻れていないということがわかった。強度の高い練習をやるようになり、その影響かこの2週間ほど起床直後にアキレス腱周囲の痛みがあり、痛みなく歩けるまでに少し時間が必要になってきた。膝の痛みも完全になくなったわけではなく、なんとなく主張を続けている。昨日はまともに走れず、予選落ちということで、今日は練習しても良いところなのだが、日中もアキレス腱の痛みが氣になり、授業で體を動かす以外は、何もできなかった。
 10月31日に予定されていた市の秋季記録会は、衆議院選挙日と重なったために急遽10月30日に変更となった。その日は仕事のため記録会に参加できない。今シーズン中にもう1試合に出て競技復帰レベルに戻っていることを実感したかったのだが、絶望的な状況となった。市外でも試合はあるはずなので、11月上旬に出場できる試合を探してみようと思う。

■2021年10月10日(日曜日)
 横須賀市民体育大会800mに出場。予選は3組あり各組上位2名と3着以降のタイムの良い選手2名が決勝へ進出することができた。自分の組は、今年県選手権1500mで3位に入っている選手がいるので、彼が引っ張っていってくれればと思っていたが、誰も先頭に出ることがなかったため自分が引っ張った。1周目は比較的余裕を持って走ることができ、タイムは61秒96。うちの学生が、激しい呼吸をしながらも、ピッタリと後ろについてきた。2周目は、ペースダウンしているように感じたが、誰も先頭に出ようとはしないため、700m近くまでは自分が先頭だった。残り100mでうちの学生が先頭に出て、対抗心を燃やしたものの、脚は思うようには動かず、その直後に、注目していた選手がスパートして先頭に立ち、そのままフィニッシュとなり、自分は3着でフィニッシュ。タイムは2分07秒97。2周目は66秒01もかかっていた。
 タイムによりあと1人というところで決勝進出を逃した。市の大会で予選落ちということが信じられないというのが最初の実感。そして今まで負けたことがなかった学生に負けたショックが次にやってきた。
 しっかりと練習がこなせていない状態での試合参加だったとしても、あり得ないタイムで、昨年に引き続き、公認の試合でも最も悪い記録を残すこととなった。月末の秋季記録会ではこの状況を脱したい。

■2021年10月9日(土曜日)


3,4番手が標準突破学生
 今年の箱根駅伝予選会に出場するため、関東学生秋季オープン競技会で学生たちは最後のチャレンジに臨んだ。10000mを34分以内で走る必要がある。昨年以降、この標準記録を突破した学生は一人もおらず、記録の有効期間が2年前までさかのぼれるとのことで、現状では5名が標準記録突破していることとなり、さらに5名以上の突破者が必要だった。
 各学校とも、10名の突破者をそろえるのに苦労しており、それぞれの組で標準記録を大幅に突破している学生がペースメーカーとなり、自校の選手の記録達成をサポートしていた。我がチームは、ペースメーカーをするほど余裕のある選手はいないため、他校のペースメーカーに上手く付いていって記録を出させてもらうという感じになったが、15名出場し、5000m以降まで標準記録突破ペースで走れたのは3名しかおらず、標準記録を突破できたのは2名だけだった。1名は、すでに標準突破者となっているため、新たに標準突破をしたのは1名ということで、チームとして標準突破者は6名ということで、今年は予選会のスタートラインへ立つことができなかった。
 新型コロナの影響で、活動が中止になったり、ワクチン接種により体調不良が続いてまともな練習ができなかったという学生もいるなど、今年は特にチームとしてまとまることがなく終わってしまった感じがする。次年度へ向けての現状は標準突破者は1名。今日からまた次のスタートラインを目指して進んでいくしかない。

■2021年10月8日(金曜日)


本日の収穫
 昨夜は、我が家も震度4の地震に見舞われた。東京では震度5強という地域もあり、水道管に不具合が出たり、水があふれ出す地域があったり、火事が発生する場所もあったようだ。我が家は、地震と同時に緊急地震速報の音がスマートフォンから流れ、そのタイミングは遅いだろとツッコミたくなった。揺れは長く、柱がミシミシと繰り返し悲鳴を上げるように音を出していて、耐えてくれと願うばかりだった。
 都内では、電車が止まってしまい、今回も帰宅困難者が大量に発生したようだ。10年前の震災以来の大きな地震だったが、その時の教訓をうまく活かせたのだろうか?地震が起こってしまうと、早くおさまってくれと思いながら、その場に立ちつくすしかなく、何もできないし、何かをしようという氣分にもなれない。テレビのアナウンサーは、自宅で地震に見舞われたと言いながら、テレビのスタジオでしゃべっていた。地震が起きてそれほど時間が経っていないのに、テレビに出ているということは、どれだけテレビ局に近いのか?とにかく、地震後すぐに職場に駆けつけたということなのだろう。その職人魂に驚くばかりだった。

■2021年10月7日(木曜日)


本日の収穫
 昼休みに400m+300m+200mを2セット。休息は次に走る距離をジョグ。理想は、それぞれ60秒、45秒切り、30秒切りをしたかったのだが、実際は、1セット目が63秒0、49秒1、32秒1だった。特に300mは全くキレがなく、ダラダラと走っているだけで800mの練習をしているようには思えなかった。2セット目は氣持ちを入れ替えてしっかりと走りたかったが、すでに疲労している影響か、400mは65秒7かかり、300mも48秒8で、1セット目をわずかに上回るだけだった。最後の200mは、さすがに最後ということもあり、なんとか體を動かし、29秒4で、目標のタイムで走れた。今日は、自分の想像以上に走れていなかった。市民体育大会前最後の練習だったが、この試合も練習の一環なので、特に調整はない。試合が強度の高い練習なるようにしたい。

■2021年10月6日(水曜日)
 練習は、サーキットトレーニングと4000mペース走。
 サーキットトレーニングは、1セット目から自己ベストのペースで動くことができ、2セット目に少しタイムを落としたものの、3セット目で持ち直して1秒ほど自己ベストを更新した。
 4000mペース走は、先週よりは、タイムを上げて走れればと思ってスタート。最初の1000mが3分33秒9で走れ、そのままのリズムで3分35秒0、3分34秒3となんとか速度低下せずに走れた。最後の1000mは疲れてきて速度が落ちるかもしれないという感覚が強く、特に頑張った結果3分23秒8で大幅にペースアップして終了。残り1周半くらいから、何度かえづき、呼吸は苦しかったが、脚は影響を受けることなく動かし続けることができた。8月末の時点では、4分を切るペースで走るのが精一杯だったことを考えると、かなり持久力も回復してきていることを実感できた。この調子で継続していきたい。

■2021年10月5日(火曜日)
 練習は、600m×3。休息は10分。設定は1分30秒。学生の練習メニューだったのだが、一緒に混ぜてもらった。走る前から、すべてやりきるのは難しいだろうと思っていたが、1本目から、それが間違っていなかったことがすぐにわかった。
 定期試験明けということで、学生たちも設定通りに走れるかどうか自信がなかったようで、1本目の前半は、比較的ゆっくり走っているように感じ、これなら、最後まで走りきれると思った。しかし、300mを過ぎる頃には、手脚が固まり始めた。1周目は61秒8。なんとか設定ペースにちかいタイムで通過できたが、残り100mでは完全に動かなくなり、学生たちからは離されてしまい、フィニッシュタイムは1分32秒7。最後に體が動かなくなった割には残りの200mを30秒9で走れたのには驚いた。
 2本目は、600mは走りきれないことがわかっていたので、なんとか400mまではついていこうと思ってスタート。最初の100mは比較的楽に入れたが、200mを通過するときには、まだ手脚が固まり始め、残り300m以降は、完全に動かなくなり、もがきながらなんとか400mを走りきった。タイムは62秒0。自分の體の動きからは意外に速いタイムだった。
 3本目は、学生たちも走りきれないことが確実ということで、400m+200mで、つなぎは1分休息というメニューに変更となった。自分は、300mを走りきることを目指した。しっかりと呼吸が整わない状態でのスタートとなり、100m以降はとてもきつく、200m以降は学生たちに大きく離され、またもがきながら300mを走りきった。タイムは45秒7。
 今日の練習の状態からすれば、学生たちが試合で800mを何とか2分切るかどうかというレベルで、自分は、2分05〜10秒といったところか。なかなか厳しい状態だ。

■2021年10月4日(月曜日)
 ちくま新書の黒川伊保子著「人間のトリセツ − 人工知能への手紙」を読み終わった。何気なく図書館で手に取った本だったのだが、その面白さに途中で読むのを止めるタイミングが難しい本だった。
 著者があるきっかけから人工知能に関わり、人工知能に必要なことを考えた結果、人間感性の重要性に氣がつき、人間の感性を数値に置き換えるにはどうしたらいいかということで、人間の感性を研究するようになった経緯と、そこから得られた教訓から人工知能に伝えたいことを手紙にしたためたという内容だった。
 人工知能には、人間よりもどれだけ賢くなっても幸せにはなれないし悲しむこともできない。なぜなら人工知能には幸せも悲しみも感じることができないから。感じているようにプログラムすることは可能だが、どこまで追求してもプログラムでしかない。人工知能に知能を越えられた人間がなすべきことは、人工知能のできないことであり、それが幸せになることだったり悲しむことだったりとなる。人工知能は完璧だが、その助けに従って自分の人生を決めていくのは、ミスがなく完璧で正しいのかもしれないが、人間は、本来失敗を経験して成長する生き物なのだから、失敗のない人生は、人間らしくない人生になってしまう。ドラマでも、様々な試練があるから面白いわけで、主人公が完璧な人生を歩んでいたら、ドラマにはならない。それなのに、親としての自分は、子どもが失敗しないようにいろいろと子どもに忠告してしまう。失敗も子どもたちの人生にとって大事な要素だと認識し、もっとおおらかに子どもたちを眺める姿勢が必要だと思った。
 男女の脳のチューニングは違っていて、女性はプロセス指向共感型、男性はゴール指向問題解決型である場合が多い。狩猟をしていた時代の男女の生活の違いが、そのまま今の男女の脳の違いに現れているのが面白い。女性は、ああでもないこうでもないと動揺し、その問題についての再体験をしながら、その問題に至ったプロセスを解析し、その前後に知恵がないかどうか、無意識に氣づきを生み出そうとしている。一方、男性は、ゴールを目指し、懲りずに同じ危険な場所に足を踏み入れ、危機対応の的確さと素速さを手に入れ、その経験により勘が働き、かえってタフになるようにできている。自分はまさに典型的な男性脳で、妻との会話の際、どうしても解決方法を言ってしまい、妻は腹を立てて「そんなことはわかってる」と言われることが多い。男女の脳のチューニングの違いを知って、これでは会話が成り立たないのも仕方のないことなのだと思ったが、結婚する前、結婚当初は、こういったトラブルは全くなかった。自分がある程度、プロセス指向共感型のチューニングをしていたのかもしれない。
 人工知能を賢くするには、壮大なアーカイブが必要だが、それを用意するのは人間であり、その方向性は多種多様で、一つのことを究極名までに見つめつづけるマニア力が必要とされる時代が来るのではないかと著者は考えていた。人工知能に人間の仕事は奪われても、今後、マニア力を身につければ、仕事には困らないということなのかもしれない。
 人工知能を究めようとすると、結局人間を究める必要が出てくる。人間を研究するのに人工知能からのアプローチがあるということを知り、とても面白いアプローチ方法だと思った。

■2021年10月3日(日曜日)
 毎年お願いしている写真館で家族写真の撮影に臨んだ。今年は、長男と次男に学校の制服を着せて、比較的フォーマルな写真にすることにした。しかし小学生の三男は、そういった服装がないので、本人の希望する服装にさせるつもりだったが、次男がズボンを貸してくれないという話になり、希望の服装ではなくフォーマルな服装を妻が提案したところ、それが気に入らず、昨夜は妻と大げんかとなり、「明日は行かない」と言い出す始末。困ったなぁと思っていたのだが、次男がズボンを貸してくれることになり、三男は、刀を持ち鬼滅の刃の竈門炭治郎の格好になった。刀は、長男が中学生の時の授業で友人が作ったものがなぜか我が家にもらい受けていて役立った。写真屋さんでは、三男は鬼滅くんと呼ばれながら、顔の位置や立ち位置の調整に応じていた。今年は犬を妻が持ったが、意外とすんなりと視線をカメラの方向へ向けてくれたのが良かった。しかし、例年通りだがインコは、なかなか思うようにはいかなかった。写真ができあがるのは1ヶ月後。できあがりが楽しみだ。

■2021年10月2日(土曜日)


花の国からの眺め
 昨日の台風の影響で、庭はいくらか影響を受けていた。育ち始めていたゴーヤは行方不明となり、色づいたミニトマトは落下し、大玉トマトも落下していた。植え替えたばかりのキャベツは、茎が折れ、かろうじて根とつながっているという状態。垣根の葉もいくらか吹き飛び、芝生に落ち葉が広がっていた。海が近く、風が強い場所に生活しているので、仕方のないことだが、天氣が荒れる度に植物たちはかわいそうだと思う。
 緊急事態宣言が解除となり、小学生の陸上スクールが再開された。いつもよりも参加者は少なめ なのは、スクール再開を忘れているからなのかもしれない。5,6年生は、いきなり800mのタイム計測をした。最初は、400mを1本、800mを走るペースで走りペースを確認し、休憩の後に800mを走った。子どもたちには、できるだけ頑張らずに、速いペースで走り、2周目からは、少し脚の回転を速め、最後の100mだけは、脚の回転と歩幅を増やしていくことを、一緒に走りながら伝えた。子どもたちの多くは、その言葉に従って、最後は、よく頑張った。気温が上がり、久しぶりに夏らしい氣候だったが、2ヶ月ほどスクールを休んでいた割には、よく走れているように感じた。

■2021年10月1日(金曜日)
 台風16号が関東に最も近づき、昼前からは横須賀も暴風雨にさらされ、大雨警報、波浪警報と共に暴風警報も発令された。学校は、暴風警報が発令されると、登校中止となるのだが、通学時間には暴風警報は発令されていなかった。学校に滞在しているときに発令されたため、どのように子どもたちは帰宅するのだろうかと、学校からの連絡を待っていたのだが、最終的には、通常通りの帰宅時間となった。近隣の学校で連絡を取り合い、どのように帰宅させるかを検討した結果は、帰宅時間帯には、ある程度雨はおさまるだろうという読みだった。しかし、実際は、それほどおさまることなく、子どもたちは、警報は発令されたまま暴風雨にさらされながらの帰宅となった。
 次男と三男の小中学校はそんな感じだったが、長男の高校は、最初から登校は中止となり、オンラインでのホームルームに続き、家庭学習となっていた。高校になると、電車が止まる可能性など、小中学校よりもややこしい問題を抱えることになるので、早めの対応となる。こういったことがなくてもコロナの影響で、1週間に1回程度の通学しかしていない。それなのに学費はかかる。家にいれば、スマートフォンでゲームをするか動画を見るかしかしていない長男を見ていると、学費を払っている側としては、全く元が取れていないようにしか考えられない。これは我が家だけではないと思うと、日本の将来は大丈夫かと思えてくる。
 自分が帰宅する際にも警報は解除されず、海岸線沿いを車で走っているときに、突風で車のハンドルを取られ、ガードレールにぶつかりそうになり焦った。緊急事態宣言は解除されたが、別の意味で緊急事態になりそうだった。



[昔のいずみ]