最近のいずみ

Last Update:2021/7/31



パートタイムアスリートいずみ 21年目に突入 

■2021年7月31日(土曜日)


急に大きくなりました
 実際に新型コロナワクチンを接種した感想などについて、複数の人から話を直接聞いた。痛みや発熱については、人によって全く印象が違っていた。大学の後輩は、海外派遣の準備で、過去に1日に何本も同時にワクチンを接種したことがあったが、その時も何も異常はなく、今回もその乗りで接種してみたところ、今回は5日経っても痛みが残っているという。痛みは日々緩和してきてはいるが、最終的に痛みが完全になくなるのか不安で仕方がないと話していた。この痛みを味わうと、2度目の接種はできればしたくないと思ってしまうという話も印象的だった。
 柔道混合団体には、すでに個人で金メダルを獲得している濱田尚里1等陸尉が日本チームの一員だったため、出場機会はなかったものの銀メダルを獲得した。ラグビー女子7人制11−12位決定戦には梶木真凛3等陸曹が日本チームの一員として出場し、ブラジルに敗れ12位となった。

■2021年7月30日(金曜日)


本日のヒナ



 オリンピックでは、フェンシングエペ団体で日本チームが金メダルを獲得した。日本チームの一員には体育学校の山田優2等陸尉も含まれ、彼が先鋒としての役割を果たし、格上の選手に1ポイントの差を付けて2番手の選手に交代した。体育学校では、初のフェンシングでのメダル獲得となった。体育学校でのフェンシングは、近代五種の中の1種目という位置づけなので、彼は近代五種班に所属しフェンシングを続けてきた。社会人でフェンシングを続けるという環境は、国内ではそれほど多くはないと聞いているので、フェンシングを続ける環境を探したのだろうとは思うが、フェンシングを専門でやっているわけではない体育学校をよく選んでくれたなぁと思った。
 射撃女子25mピストル個人には山田聡子3等陸曹が出場し44位となった。ラグビー女子7人制には梶木真凛3等陸曹が日本チームの一員として出場し、予選ラウンドで中国に29−0で敗れ、9−12位決定予備戦でケニアに21−12で敗れ11ー12位決定戦への出場が決まった。

■2021年7月29日(木曜日)


本日のヒナ
 オリンピックでは、体育学校柔道班で初めてのオリンピック出場となった濱田尚里1等陸尉が、女子78kg級に出場し、決勝まで全て寝技で1本勝ちし金メダルを獲得した。監督の酒井さんは、寝技の得意な選手だったということもあり、指導者の柔道をオリンピックの舞台で見せつけてくれ、とてもうれしく思った。
 ラグビー女子7人制には梶木真凛3等陸曹が日本チームの一員として出場し、予選ラウンドで午前はオーストラリアに48−0で敗れ、アメリカに17−7で敗れた。2回戦に進出した森脇唯人3等陸曹は、第1シードの世界チャンピオンと対戦し、5対0で完敗した。ボクシング女子フライ級2回戦に進出した並木月海3等陸曹は、5対0で圧勝し、準々決勝へ進出。次のラウンドで勝利すればメダル確定ということで、このまま勝ち進んで欲しい。

■2021年7月28日(水曜日)


本日のヒナ
 練習は、バイクでミドルパワートレーニングと観音崎でのクロカン。バイクは、相変わらずやった感がなく、大腿部への疲労が少ない。意識的にあばら骨を動かすイメージで脚を動かしているので、実際にそのイメージ通りできているのであれば、大腿部の疲労が少ないのは上手くいっている証拠なのだが、それほど回転数が上がっているようには感じず、呼吸もそれほど追い込めていないこともあり、不完全燃焼という感じだった。クロカンは、バイクを終えた直後ということもあり、まったく脚が動かず、キレのないジョッグとなってしまった。最後に300mを走り、43秒5。だいたい感覚通りだったが、全体的に體は重い。
 オリンピックでは、体育学校の高橋航太郎2等海曹が競泳男子4×200mフリーリレーに第4泳者として出場し、予選2組で6位、全体で12番目となり残念ながら予選敗退となった。

■2021年7月27日(火曜日)


本日のヒナ
 家族でオリンピック女子ソフトボールをテレビを見ながら応援した。野球にはない下から上に上がってくるボールに対して空振りが多く、ピッチャーからバッターまでの距離が野球よりも短いので、ヒットを打つのはなかなか難しく、多くの選手の打率が低かった。そんな中で、日本は、予選リーグで多くのホームランを打ち、長打力のあるチームであることを証明し、決勝でも、得点にはつながらないヒットが多かったが、ヒットの数ではアメリカを圧倒し、上野投手を中心に、素晴らしい守備もあり、北京オリンピック以来13年ぶりに連覇となる金メダルを獲得した。
   今日は、水泳男子4×200mフリーリレーの第4泳者に体育学校の高橋航太郎2等海曹が出場したが、決勝進出ならなかった。この種目は前回大会は銅メダルを獲得していたので期待したのだが、同じ組に前回の金メダルと銀メダルのチームもいて、前半から上位チームにはついていけなかった。しかし、選手たちは全力を尽くして泳ぎ切ったように見え、レース後のインタビューも清々しいものだった。射撃混合10mエアピストル団体に山田聡子3等陸曹が日本チームの一員として出場し20位となった。山田3曹は、まだ別の種目が残っているので、次の種目で頑張って欲しい。

■2021年7月26日(月曜日)


本日のヒナ
 練習はサーキットトレーニングとトラック練習。サーキットトレーニングは、3セットとも安定した動きができ、セカンドベストが出て、思ったよりもよく動くことができたと思った。トラック練習は、短距離の学生たちの練習に途中から入れてもらい、300mを2本と120mを1本走った。300mの1本目はアップシューズで41秒5、2本目はスパイクで40秒8。テンポ走という位置づけで、8割くらいの感覚で走るつもりだったが、全力とあまり変わりがない感じで、2本目の最後は、脚が動かなくなりもがいていた。120mについては、学生には全くついていけず、特に脚の回転の遅さを実感した。
 オリンピックでは、ボクシング男子ミドル級に体育学校の森脇唯人3等陸曹が出場し、初戦を勝利し、次のラウンドへ進んだ。昨日2回戦に進んだライト級の成松大介1等陸尉は、試合後の診断で前頭骨陥没骨折のため負傷棄権となり、彼の東京オリンピックが終了してしまったのがとても残念だった。
 今日の我が家の注目は、卓球の混合ダブルス決勝。特に三男が一生懸命応援していた。水谷・伊藤ペアが、中国ペアに2ゲームを先取されたが、その後何とか持ち直し、第7ゲームまでもつれ込み、第7ゲームでは連続8ポイントを獲得するなど、接戦に見えながらも、スパらしいプレーを連発し、金メダルを獲得した。どんなに追い込まれても、諦めないという姿勢が素晴らしく、それがパフォーマンスに現れていて、氣持ちの強さを感じることができ、感動しっぱなしだった。

■2021年7月25日(日曜日)


本日のヒナ
 オリンピックは、初日から日本選手はメダルを獲得し、その報道でメディアはにぎわっている。体育学校の後輩たちも今日から試合が始まった。今日は、フェンシング個人エペに山田優2等陸尉、ボクシング男子ライト級に成松大介1等陸尉、女子フライ級に並木月海3等陸曹、射撃男子10mエアライフルに松本崇志1等陸尉、女子10mエアピストルに山田聡子3等陸曹が出場した。彼らの出場する種目は、マイナー過ぎ、さらにメダルからは遠いためか全く報道されなかった。フェンシングの山田2尉は準々決勝で敗れ、6位入賞。ボクシングは男女とも予選を勝ち次のラウンドへ進出した。射撃は松本1尉が37位、山田3曹は23位と厳しい結果となった。テレビで映像を見ることは難しいかもしれないが、ウェブ上で動画が見られる可能性はある。動画を注目したいと思う。

■2021年7月24日(土曜日)


本日のヒナ
 具合の悪い次男は、一昨日の夜から下痢がひどく、昨日も1日下痢が続き、何も食事ができなかった。熱も39度台に上がり、6時間おきに解熱剤を飲んでいる。また処方された整腸剤も飲み続けているが変化がなかった。解熱剤を飲んだ後は熱が下がるが、またそれが切れると39度台にもどり、體がかなり辛そうだったので、かかりつけの小児科へ連れて行き、改めて別の薬を処方してもらった。
 彼を除けば家族は元氣で、普段通り食事をしているので、何もお腹に入っていないためお腹がすいた彼はそれを見ながら、「お腹がすいた」という言葉を連発していた。少しでも何かを食べるとすぐにトイレに駆け込むことになるのがわかっているので、お腹がすいても何も食べられない。今日は、記録会に出場予定だったが、当然出場することはできず、食事をしていないので、首回りがスッキリし、顔がとても細くなってしまった。新たに処方された薬が効いてくれればと思っている。

■2021年7月23日(金曜日)


エサを求めています
 昨日録画したNHK大河ドラマ「いだてん」の総集編を見たのだが、主人公の田畑政治が東京オリンピックを強引に開催しようとする嘉納治五郎に対して「こんな国でオリンピックやっちゃー、オリンピックに失礼です」「今の日本はあなたが世界に見せたい日本ですか?」と訴えた言葉が、今の状況と重なるようでとても響いた。今回の東京オリンピックは「おもてなし」というキーワードで開催を勝ち取ったという印象があるが、そのアピールした日本の「おもてなし」を見せることができるのだろうか。
 開会式は、家族でテレビ観戦をした。メインスタンドには意外と多くの関係者が入っていて驚いた。そして、アナウンスの多くが、フランス語、英語、日本語の順だったのだが、開催国の言葉が最初ではなく、なぜこの順番なのだろうかと思いながら、なんだか納得のいかないまま映像を見ていた。
 選手が入場するときに、前回の東京オリンピックでは防大生が各国のプラカードを持って入場したのだが、今回はそういった演出はなく、残念でならなかった。
 各国の入場は、日本のあいうえお順で入場するとの説明があったが、イギリスは英国、アメリカ領は米国領とされて、あいうえお順で入場したのだが、アメリカやフランスは、最後の方で全くあいうえお順ではなかった。なぜこの順番になっているのか例外のルールが理解できなかった。
 夜11時近くになっても子どもたちが開会式の演出に参加していて、子どもたちは大人の都合に振り回されることになり、橋本会長とバッハ会長の話が長かったためか、日が変わる時間帯まで拘束されたのではないかと思った。この時間帯までアスリートを拘束するのもアスリートファーストではないとも思えた。日中では暑すぎて開会式が開催できないという夏開催に問題があるのだろう。
 演出では全種目を人がピクトグラムを作るというのがわかりやすくとても思い白かった。しかし、その他の演出は、何を表しているのか全くわからなかった。復興五輪という位置づけをしていたが、それらしい演出があったのかどうかわからなかった。芸術は受け手が勝手に想像するものだろうから、見ている自分が想像しきれなかっただけなのかもしれない。

■2021年7月22日(木曜日)


4羽確認
 昨日、塾から帰ってきた次男は具合が悪いらしく、発熱(37.9度)と筋肉の痛みを訴えて、夕食も摂らずに就寝した。今朝は、熱が38.4度に上がり、腹痛や下痢の症状もあるとのことで、病院へ行こうということになり、まずは、帰国者接触者相談センターへ連絡し、救急医療センターで受診することを勧められた。
 救急医療センターでは、車が並び、日差しの照りつける暑い中、水色の防護服のようなものを着た医療従事者らが、大汗をかきながら忙しく車の対応をしていた。この暑さの中での活動は、あまりにも過酷で、自分たちのために彼らの仕事が増えると思うと申し訳ない氣分になった。
 車の中で問診を受け、そのまま車内でPCR検査をし、結果が出るまで車の中で15分ほど待機した。陰性との結果が出て、やっと建物の中で小児科を受診することとなった。建物内は、外とは対照的にエアコンの効きが良すぎて極寒だった。2時間近くその寒い中で待たされたので、途中で、次男も自分も寒さに耐えきれず、何度か外に出て體を温めた。外にいたときには何と暑い環境なのかと思ったのだが、建物から出たときには外氣が快適に感じられたので、建物内の寒さは異常だったと思う。
 診察の結果、胃腸炎と診断され、薬を処方された。夏休みに入ったばかりでいきなりイレギュラーなことが起こり、何とも言えない夏休みの始まりとなったが、PCR検査が陽性になったら、いろいろとややこしくなるところだったことを考えれば、陰性だったことだけで感謝したい氣分になった。

■2021年7月21日(水曜日)


くちばしが見えます
 厚生労働省が65歳以上の高齢者のワクチン接種についての効果について、今月5日〜15日までで人口10万人当たりの感染者数が、未接種は13.0人、1回接種は3.7人、2回接種は0.9人だったというデータを発表した。感染者数だけの比較であれば、2回接種者は、未接種で感染した人の14分の1と言える。感染確率に直してみると、未接種者は0.013%、1回接種者は、0.0037%、2回接種者は0.0009%となる。この確率をみると、確かに2回接種の感染確率は、限りなくゼロに近いが、未接種の0.013%でも十分低い値に見えてしまう。逆に感染しない確率に直してみると、未接種者でも99.987%の人は感染していないということになる。未接種でもほとんどの人は感染しないと言えるのではないか、と単純に数字を見て思ってしまった。マスコミは、感染者数だけで比較しワクチン接種を推進しているが、感染率で考えた場合、ワクチン接種を推進する理由としては、あまりにも弱すぎないかと思う。本当にこれでいいのか? 何だか納得がいかない。

■2021年7月20日(火曜日)


首がはっきりとわかります
 昨日放送されたNHKスペシャル「超人たちの人体」を見た。100m世界記録保持者のウサイン・ボルト、水泳100mバタフライ世界記録保持者のケレブ・ドレセル、マラソン世界記録保持者ののエリウド・キプチョゲ、パラリンピック陸で100mからマラソンまで全ての種目をこなすタチアナ・マクファーレンの特集だった。
 特に印象に残ったのはドレセル選手。彼は、レーザー・レーサーを着た高速水着でマイケル・フェルプス選手が出した世界記録を、高速水着なしで更新した。その要因として残り25mでの無呼吸泳法が挙げられていた。呼吸をすることで、水の抵抗が大きくなるが、呼吸がなければ、呼吸をするよりは水の抵抗がないため、速度を落とさずに泳げるという考え方のようだが、そのトレーニングは、足に抵抗のあるソックスを履き、15秒休息で、25mを無呼吸で1時間泳ぎ続けるという過酷なトレーニングだった。肺活量は8500mlを越え、たくさんの空氣を取り入れられるように鎖骨を動かすために発達した胸鎖乳突筋の発達度合いが異常だった。大学時代の監督がスポーツと体育の違いについて、自分の體の一部を変形させてまで相手に勝とうとするのがスポーツだと語っていたことを思い出した。

■2021年7月19日(月曜日)


毛がほとんどありません
 昨日夕方庭に出てなんとなく駐車場を見下ろしたところ、道ばたにヒナのような形をした肌色の物体が横たわっているのに氣がついた。確認してみると、ヒナの死骸だった。カラスにでも襲われたのかと思い、すぐに巣の中を確認したところ、3羽が卵からかえり、かえっていない卵が1つあり、特に巣が荒らされた様子はなかった。どのように落下したのかはわからないが、残念ながら、1羽は成長できずにこの世を去ってしまった。
 今朝、あらためて巣を確認してみると、無事にもう1つの卵もかえっていた。ヒナはあまりにも小さく、動きもないので、何羽いるのか正確には確認できないが、おそらく4羽だろう。1週間もすれば、ヒナが顔を出して、親鳥にエサを求める姿を見ることができる。今年2度目のツバメの子育て。自分が何かをしているわけではないのに、巣立つまでの過程を目にできることにワクワクする。

■2021年7月18日(日曜日)


卵からかえったようです
 昨夜寝たのは深夜2時近く。しかし目が覚めたのは6時。犬の散歩をするには最適な時刻だったので、そのまま起きてゆっくりと犬の散歩。6時台には、セミの声が聞こえて夏らしい雰囲氣ながら、空氣はまだ暑くなく比較的涼しかった。
 犬の散歩から帰ると、長男起きていて、昨夜の焼きそばを朝食にしていた。休日は、昼まで寝ていることも珍しくない長男だが、今日から引っ越しのアルバイトが始まるととのことで、自分で起きたようだ。最近、英検の2次試験の日に起きられず、試験が受けられなかったということもあったので、少しは成長していた。
 自分も妻も何もやる気が湧かず、食欲もあまりなかった。昨日はひたすら子どもたちのために動き回ったということを改めて実感した。
 今日は、かなり前に録画していた「天気の子」を三男と鑑賞。結末が想像してない形で終わってしまい、その映画の世界が、新型コロナの流行っている現実世界にちょっとだけ重なり、今与えられている環境で、元の世界に戻ることを考えず、現実を認めて生きていくしかないのだということを映画を通して再認識させられた。

■2021年7月17日(土曜日)


東京電力





バーベキュー
 三男が友だちを呼んでバーベキューをしたいという要望により、我が家でバーベキュー。午前中は小学生の陸上スクールがあったため、午後になって買い出しから準備が始まり、友だちが来るまでに、三男に手伝ってもらいながら、テーブル、イス、バーベキューグリルを出し、野菜を切り、燻製と炭火の準備をした。三男の友だちは、サッカーの試合が終わって駆けつけてきたり、バーベキューに参加した後、習い事の空手に行く子がいたり、ゆったりと時間過ごすという感じではなく忙しかった。自分は、子どもたちがお腹一杯食事ができるよう、ひたすら肉や野菜を焼く係となり、自分の食べる間がなかった。
 バーベキューグリルは2台出したのだが、そのうちの1台は三男たちが囲み、もう1台は長男、次男と、長男の彼女が囲み、長男のグリルの方は、自分たちのペースで肉を焼き、食事を堪能するようなゆったりとした時間が流れていて、うらやましく思った。妻も自分と同じく、三男のお客をもてなすため、焼きそばを焼いたり、手土産のスイカを切って配ったり、お菓子を小分けにして配ったりしていて食べる暇がなかった。
 三男たちは、あっという間に食事を終えて、公園に遊びに行ってしまい、その後は、残った食材で、少し落ち着くことができた。夕方6時以降は、日が落ちて涼しくなり、ひぐらしの鳴き声を聞きながら、夏の夕暮れを堪能できた。今日、最もおいしいと感じたのは、鮭の燻製。味付けは何もしていなかったが、桜の燻製チップにより、素晴らしい味付けになった。こういう鮭が朝食で出たら幸せだと思ったが、これを作るには手間と時間がかかる。たまに手間と時間をかけて作るからおいしさも増すということもあるのだろう。庭にいると蚊が氣になるが、たまには日の落ちた後の庭での食事も良いものだと思った。

■2021年7月16日(金曜日)


不思議な夕日
 今年2回目の芝刈りを実施。芝生には、巨大なアリの巣があり、毎朝庭に水を撒くときに、有りが積み上げた砂の山を水で吹き飛ばしているのだが、翌朝になると元に戻っていて、有りの出入りも激しい。その部分だけが盛り上がることで、芝生全体が盛り上がっている。芝生は、壁際や畑に生えているサツマイモの葉に隠れてしまっている部分だけが異常に成長している。壁際は、芝刈り機では刈ることができず、最終的にはハサミで地道に切っていかなければならない。どのくらいハサミを動かしたかはわからないが、終わってみると右手の中指に大きな水ぶくれができてとても痛かった。梅雨が終わり、急に氣温が上がり出し、日中は、なかなか屋外での活動はつらいが、夕方になると急に風もさわやかになるなど、まだまだ夏本番ではないようだ。

■2021年7月15日(木曜日)
 昨日同様、膝の痛みが若干氣になり、強度の高い走りはできないと判断し、ゆっくりとジョッグ。昨年11月以降ジョグは30分程度しかしていなかったのだが、今日は、観音崎をゆっくりと1時間。2年前の台風以降、様々な場所が閉鎖されていたが、その一部の閉鎖が解除された場所もある一方、子どもたちの遊具については、新型コロナの影響で立ち入り禁止となったまま。遊具の回りは草が生えまくり、遊具自体が使わないうちにどんどん劣化していっているように見えた。
 1時間のジョグ中は、膝の痛みを感じることはなく走り切れたので、最後に300mを走った。45秒程度をイメージして走り、タイムは44秒6。昨日同様悪くはない。

■2021年7月14日(水曜日)
 昼休みにバイクで30秒全力こぎを3セット。相変わらず、全力でやっているつもりで、実際は、全力でやれていないのではないかと疑問を持ちながらのこぎとなった。全力こぎができている時には、2セット目でハムストリングすすがパンパンになるはずなのだが、3セット終わってもそこまでの疲労がなく、追い込み切れていない感じがある。
 仕事後には、自重サーキットトレーニング。逆立ちでのバランスの取り方が、體で理解できるようになり安定した前進ができるようなってきた。心拍数も180拍/分を越える192で、こちらはバイクとは違い、ある程度追い込めるようになってきた。その後は、ペース走をする予定だったが、膝の痛みが氣になり、ペース走は中止し、ゆっくりと30分ジョッグをするだけになってしまった。最後に300mを走り44秒9。現状では悪くない走りだった。運動後の痛みの度合いは小さくなってきているので、良い方向には向かっているはずだ。

■2021年7月13日(火曜日)
 三重県で信号機が倒壊した事件があり、その原因が犬の尿ではないかという発表があったというニュースを見た。通常50年の耐用年数のところ、事件の信号機は23年での倒壊となった。事件後新しい信号機が設置され、警察官が、その信号機を見守り続けた結果、犬が頻繁に尿をかけていることに氣がついたということで、尿に含まれる塩分が信号機の劣化を早めたのではないかということになった。三重県警の担当者は、公共の建造物への尿をかけないよう事前に排泄等を済ませて散歩へ出かけて欲しいというような話をしていた。
 我が家の犬は、基本的には外でないと排泄をしない。散歩に出かけるとすぐに植木に尿を出し、おおかた出し切った状態にはなる。道ばたにある棒状のものに対しては、においを嗅いだ後、尿を出そうとして1滴か2滴程度しか出ないという感じ。尿が出されれば水で流すということはしている。尿を出すことを許さないよう、その仕草を見せたらハーネスを引っ張るということもできるが、そればかりしていると犬へのストレスが大きいので、あまりやりたくない。しかし公共物の耐用年数が半分以下になってしまうということを知ってしまうと、犬の散歩の仕方も考える必要があると思った。

■2021年7月12日(月曜日)


卵を温め中
 新型コロナワクチン接種のクーポンが届いた。封筒には、クーポンの他に、ファイザー社と武田/モデルナ社の予防接種についての説明書が添付されていた。どちらの説明書も、内容はほとんど同じだったが、じっくり読んでみると、とても矛盾に満ちていた。
 まずは、ワクチンの効果と投与方法について。ここでは、ワクチンは、「新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。」と書かれていた。しかしその項目の最後に「現時点では感染予防効果は十分には明らかになっていません。」と記載されていた。これらのことを総合すると、感染はするかもしれないが、発症は予防するということになる。ワクチンを打っても無症状感染にはなるということなのだろう。
 次に氣になったのは、副反応について。「新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性があります。」と書いてあった。そんなものを勧めているのかという感想持った。
 最後に、今回接種する新型コロナウイルスワクチンの特徴という項目の最後の文章に、「SARS−CoV−2による感染戦傷の予防ができると考えられています。」と書いてあった。考えられているだけで、「予防できる」と書かれている訳ではなかった。
 読めば読むほど、ワクチンを打とうという氣にはなれない説明書だった。

■2021年7月11日(日曜日)
 年に1度通っている西鎌倉のケーキ屋へ車で行った。横須賀から逗子海岸と鎌倉海岸を通過し、稲村ヶ崎を越えると江ノ島が見えてくる。例年であれば、逗子海岸を過ぎるところで渋滞となるのだが、今日は、鎌倉海岸まで渋滞がなく、稲村ヶ崎から渋滞となった。逗子海岸は海の家がなく、とてもスッキリした中で海水浴客が楽しみ、鎌倉海岸は、海の家の建設中で、建物の面積が広いので、海岸の砂浜は狭くなり、その狭い中で海水浴客が海水浴を楽しんでいた。2つの海岸は雰囲氣が全く違い、逗子海岸の方が、自然でいいなぁと思った。
 三男は、モノレールに乗りたいという希望があったので、妻と三男は片瀬江ノ島で車から降りてモノレールで西鎌倉のケーキ屋へ向かい、自分は車で向かった。ケーキ屋は今年も、店内で食べることができない状態で、ケーキを買ってあっという間に店をあとにしなければならず、長いドライブの中で、ほんの一瞬だけ車から降りたという感じになった。新型コロナの状況が改善してお店で食べられるようになるのはいつになるのか、想像ができない。

■2021年7月10日(土曜日)
 住んでいる地域の公園の敷地に大型病院が移転することとなり、野球やソフトボールで使われている既存の公園がなくなってしまうこととなり、近所の公園も再開発されることとなった。昨日から公園の木々が次々と倒され、公園の中央に積み上げられていく。春には桜が咲き、夏には木陰になり、秋には紅葉を楽しませてくれるなど、今までとても安らぐ場を提供してきてくれたのは、公園にあった木々のお陰だと思う。ここまで立派に大きくなってくれた木々をこれほど簡単に切り倒してしまうことに、罪悪感を感じてしまった。子どもたちがソフトボールをしたり遊具で遊んだりする公園から、野球やソフトボールができるようにフェンスに囲まれた公園に生まれ変わるということなので、仕方のないことなのかもしれないが、なんだか割り切れない。

■2021年7月9日(金曜日)
 政府は、酒の卸売り業者に対して、7月12日以降の緊急事態宣言下で酒類を提供する飲食店には取引停止を要請するということを決めたようだ。酒の卸売業者にとっては、長い時間をかけて信頼関係を築いてきたお客との関係を絶たなければならなくなる場合も出てくるということ。3日前に言われて仕入れなど突然変更はできない。お客か国かどちらかを選べという究極の選択というか踏み絵のようではないかと思えてくる。家庭内や職場での感染が最も割合としては多いはずなのだが、お酒に関わるところばかりが言及される。新型コロナに感染するのも風邪やインフルエンザに感染するのも、対策をしていても感染するときには感染してしまう。感染するのは仕方のないことではないかと思う。
 神奈川県も蔓延防止措置の区域として、8月22日まで延長されるという。どこにも行くなということなのだろう。海外からは人を入れてオリンピックとパラリンピックを開催し、観客を制限しながら競技をするアスリートたちも複雑な氣分だろう。
 とにかく緊急事態宣言が出れば陽性者や重傷者が減り、解除すれば増える。症状が出ている人が感染者で、無症状の人を感染者と呼ぶのには違和感がある。ワクチンがあってもなくても、このサイクルを永遠に続くのではないかと思えてしまう。帰省して両親に会えるのはいつになるのだろうか。

■2021年7月8日(木曜日)


本日の収穫
 政府は東京都に4回目の緊急事態宣言を発出することにしたようだ。緊急事態宣言中にオリンピックが開催されることだ。今まで「復興五輪」「コロナに打ち勝った証」というキーワードを頻繁に耳にしていた。アスリートファーストの考え方からすれば、これらのキーワードは、アスリートにとっては直接関係はないが、どちらも達成できそうにない。自国開催が決まった直後は、マラソンであれば、路上で観戦できるのではないかという期待をもち、どんな盛り上がり方をするのだろうかとワクワクしていたものだが、現状は、開催反対論が出るなど、何の盛り上がりもない。あとは、映像の中でアスリートたちが活躍して、視聴者を盛り上げるしかないのだろうか。様々な制限の中で競技をし、最高のパフォーマンスを発揮しなければならないアスリートたちにもそれほどの余裕はないのではないかと思う。

■2021年7月7日(水曜日)
 ずっと梅雨らしい天氣が続いているが、今朝は、一瞬だけ大雨となり、その後は晴れた。お昼は、グラウンドの土の走路で30分ほどゆっくりとジョグをしたのだが、走路上に次々とくねくねと動き回るミミズを目にした。500mを走る間に20匹近くはいた。雨上がりにミミズが路上でひからびている場面に何度も出くわしたことがあるが、なぜわざわざ土から出てきて、苦しい思いをしながらひからびていくのだろうかと思った。できれば、全部助けて我が家の畑に入れてやりたいと思ったが、走路を周回している間に、2羽のカラスが、次々とミミズをくわえていってしまい、カラスにとって恵みのエサとなったようだ。
 ミミズのこの行動については、様々な説があるようだが、はっきりとした理由はまだわかっていないらしいが、雨上がりには、ミミズが地面に這い出てくるのはまちがいない。まだまだ梅雨は続くので、次の雨上がりには、虫かごを用意し、畑や落ち葉堆肥用のミミズを捕まえたい。

■2021年7月6日(火曜日)
 ヤフーのニュース記事に「歯磨き中に思わずオエッ...「えずく」メカニズムや病気の可能性、成りやすい人は?」という記事が掲載されていた。歯磨き中に歯ブラシで奥歯を磨いたり舌を磨いたりするときにオエッとすることは頻繁にあるのだが、これを「えずく」ということを知った。走っているときに頻繁に嘔吐していると思ったが、これはえずいていると言う方が正確なようだ。これは氣道が狭くなるとなりやすいらしい。走っているときには、呼吸が苦しくなった先にえずきが始まるのだが、感覚的には必要とする空氣の量が足りていないためではないかと思っていた。
 記事には、「喉の奥や舌の奥には、喉に異物が入るのを防ぐための『嘔吐反射』が存在し、『オエッ』となるのは身を守るために必要な反射で、生理的なものです」とインタビューを受けた先生が述べていた。この反応は、何らかの病氣と関連している可能性もあるという。男性で多く、加齢によるものというイメージも間違いないらしいが、男性は顎や喉に脂肪が付きやすく、睡眠時無呼吸症候群になりやすく、加齢に伴い氣道が狭くなりやすいという。自分は顎や喉に脂肪はそれほど多くはないが、いびきはひどいらしく、睡眠時無呼吸症候群になっている可能性はある。
 この症状が出始めたのは、2005年7月2日。忘れもしない神奈川県選手権1500m。予選を走り終えた直後に何度もえずき、決勝の最後の直線で初めて走りながらえづいた。その日以来、歯磨きでも頻繁にえづくようになり、改善がないまま16年が経った。自律神経やストレスによる不調が原因という説もあるようだが、内科に受診してみる必要があるのかもしれない。
 今朝は、今年初めて蝉の鳴き声を聞いた。妻が言うには、昨日は夕方ひぐらしの鳴き声も聞こえたという。まだまだ梅雨は続くのだろうが、自然音は、いよいよ夏らしくなってきた。

■2021年7月5日(月曜日)
 SAYEGUSA online storeというウェブサイトで代表の三枝さんと養老孟司さんとの対談の記事を読んだ。
 都市環境は人間が自然をコントロール下において特定の目的のためにシステム化したもので不自然だ。自然とは人間が造ったものではなく、人間も自然であり、その最たるものが子どもであり、子どもは置かれた状況の中で隙間を見つけて、居場所を見つけて遊べる生き物だが、都市環境には、子どもの入る余地がない。効率化をする過程で、隙間がどんどん消えていって、そういった影響が少子化という結果になったという独特の考えがとても興味深かった。都市は基本的に意識が造り出した世界で、未来に希望を持つというような将来思考は都市化された考え方の延長で、子どもがそれに引きずり回され、小学生の頃からプログラミングだと言われてしまう。子ども時代もその子の「人生」の一部であり、その時代が幸せであれば、その子の人生が幸せになるのだが、人生の幸せを知らないまま将来思考で大人になっていってもうまくいくはずがない。「今を楽しむ」「人生っていうのは今しかない」という考え方が、昔は普通の考え方だったが、子どものうちから幸せを与えることで、子どもたちは「人生は生きるに値する」ということが理解できるようになる。経済指標の評価比率が高く、幸せとはかけ離れたところで議論が進んでいるが、子どもの数が絶対的な幸せの指標となるもので、子どもが大切にされるコミュニティや自然の重要さを認識させられた。

■2021年7月4日(日曜日)


5つ目の卵
 1日天氣が悪く、家に閉じこもって本を2冊読んだ。一冊は「ぼくもだよ。神楽坂の奇跡の木曜日」という小説、もう一冊は「革命のファンファーレ」というビジネス書。
 小説は、盲導犬と生活しながら、書評を書くことを仕事にしている女性と後に彼女と仕事で関わることになる古本屋の店主との話が交互に描かれ、最終的に2人の過去がつながってくるというストーリー。点字を頼りに本を読む人にとっては、点字にしてもらえる本は限りがあり、音読してくれるオーディオブックという存在は、とても重要なアイテムなのだということを知った。「この世は、見えることと見えないことの奇跡に溢れている」という文章があり、「大切なものは目に見えない」というフレーズもよく使われるが、健常者は、目に頼りすぎで、別の器官で感じるということを怠っているように思えた。。
 ビジネス書の方は、芸人であり絵本作家である西野亮廣氏が、絵本の売り方を、今までの常識とは全く違う方法で販売し、どのようにして売れる絵本にしていったかということが述べられていた。インターネットが発達したことで、様々な常識が崩れ、新しい常識によってお金に対する考え方が大きく変化してきているのが現状だという。「お金は、信用を数値化したもの」であり、信用を稼ぎ、必要な時に、その信用をお金に換えるというのがこれからの常識となるようだ。多くの人と意見交換をし、確実にヒットさせる準備をし、満を持して販売をする手法は、売れるかどうかわからない本をどれだけ印刷するかという旧来の出版手法とは全く違い、その熱意と努力に圧倒され、その面白さに引き込まれ、一氣に読み終わってしまった。

■2021年7月3日(土曜日)


4つ目の卵
 犬を病院へ連れて行き、予防接種を行った。予防接種前に健康状態のチェックがあり、体重は一時期より減って9.0kg、体温は38.4度ということで、特に問題はないとのことだった。我が家の犬は、病院の先生は嫌いではないようで、とてもおとなしく先生にされるがままで、首筋は感覚はそれほど敏感な場所ではないのだろうか、首筋に注射をしても、特に暴れることはなかった。人に触られるのが嫌な犬は大暴れするらしいが、我が家の犬種は、犬よりも人が大好きなので、そういった心配は必要ないのかもしれない。予防接種に行く度に1万円以上が飛んでいく。毎月のえさ代や保険代もばかにならない。犬を飼うことがこれほどお金のかかることだったとは知らずに飼い始めてしまったが、家族にとってはかわいい存在で、ふれあうことで癒されるという意味では、お金をかけるだけの価値があることなのだと思う。

■2021年7月2日(金曜日)


3つ目の卵
 日本陸連が、東京オリンピックの最終的な代表選手を発表した。我が家の子どもたちが応援していた桐生選手は、小池選手が200mの代表を辞退して100mの代表となったため、100mの代表にはなれず補欠となったが、400mリレーのメンバーには入ることができ、特に次男は喜んでいた。女子1500mでは、田中選手と卜部選手がこの種目では日本女子初のオリンピック代表となった。特にうれしかったのは女子20km競歩で代表となった自衛隊体育学校の後輩にあたる河添選手。体育学校は男子50kmの競歩の勝木選手が補欠から代表に格上げとなり、陸上班から2名のオリンピアンが誕生した。陸上班から女子選手が代表になったのは初めてのことではないかと思う。残念なのは、男子中距離からは一人も代表が選出されなかったこと。オリンピック標準を突破できる力のある選手は多くいたのだが、一人も標準突破できなかったということなので、仕方がないのかもしれない。オリンピックの開会まで3週間を切った。いまだに観客数だったり新型コロナ対策だったりチケットのことだったり定まらないことが多い。特に海外選手は、入国した後の行動など制限が多く、ベストパフォーマンスを発揮する環境が用意されていないように感じる。そういった意味でもアスリートファーストとは言えない大会となってしまい残念に思う。

■2021年7月1日(木曜日)


2つ目の卵
 全国の自殺者が5月は1745人で、昨年の同時期に比べて154人増え、11ヶ月連続で増加しているという。国は、新型コロナウイルスの感染拡大影響などについて分析を進め、民間と連携して自殺を防ぐための対策を強化するとしているが、11ヶ月連続で増加という結果からすれば、どんな対策をしていたのかはわからないが、効果はあまりなかったということなのだろう。
 昨年度の自殺者数は、厚労省と警察庁の出している報告書では21,081人となっていた。現在までの死亡者数は14,815人となっている。重傷者を考慮せず、単純に死亡者数のみを比較すると、年間の自殺者の方が人数は多いことになる。菅首相は「国民の命と健康を守るのは私の責務だ」と述べられているが、新型コロナの影響で、様々な政策がなされた結果、11ヶ月連続で自殺者が増加となっており、国民の命が守られていないのではないかと思えてくる。政策を実施するには、総合的な判断がなされているとは思うが、国民の生活が豊かになる政策を進めて欲しい。



[昔のいずみ]