最近のいずみ

Last Update:2021/8/31



パートタイムアスリートいずみ 21年目に突入 

■2021年8月31日(火曜日)


本日の収穫
 昨日植木から切り下ろした巣は、なぜか植木から離れた芝生の上に転がっていた。スプレーの影響か、巣の表側は黄緑色になっていて、芝生には、メインの巣の他にもいくらか破片が飛び散っていた。状況から推察するに夜から朝方にかけて、鳥や猫のような何かが手を加えたような感じだった。アシナガバチたちは、植木の根元で、みな息を引き取って倒れていた。一旦家に入って、巣のあった場所をリビングの窓から眺めていたら、大きめのハチが巣のあった辺りを何度も飛び回っているのが見えた。ハチの死骸の中には、大きめのメスが見あたらなかったので、飛び回っているハチはメスのアシナガバチの可能性が高い。昨夜は、巣から離れていて、スプレーをかぶらなかったということなのだろうか。メスが生きていると、また別の場所で巣を作り出す可能性があるということだ。
 その後、スプレーはどのくらいのハチを撃退したのかと思って数えてみたのだが、その数は25匹。あの30秒ほどの散布でこれほどの数を一氣に撃退してしまったスプレーの威力に驚かされた。スプレーのかかったウコギは、若干しおれて弱っているように見えウコギには悪いことをしたと思った。とにかく、巣は除去できた。以前は、2回ベランダに巣が作られたが、初期段階で除去している。今回はかなり大きくなって、オスの数が多く、氣がつくのが遅かった。今後も初期段階で除去できるよう、しっかりと庭や家の回りを注意して見回る必要があると思った。

■2021年8月30日(月曜日)


スプレー散布中
 朝、犬の散歩が終わり、いつも通り、庭に散水していた際、1匹のアシナガバチがふらふらーっと自分の目の前を通過していった。最近よく目にするので、アシナガバチはどこへ行くのだろうかと思い、ずっとその姿を追ったところ、植木のウコギの中に入っていき、黒っぽい固まりに止まった。その黒っぽい固まりは、よく見るとアシナガバチの巣だった。ちょうど巣を作っている最中のようだった。7〜8cmくらいの固まりで、まだこれから大きくなりそうな感じに見えた。昨日までは全く氣がつかずに、その付近を歩いて植木に水をまいたりしていたので、本当に驚いた。アシナガバチはこちらから攻撃しなければ、攻撃はしてこないおとなしいハチのようなので、それも幸いした。しかし知ってしまった以上、これ以上巣を大きくしてもらっては困るということで、昼の間にハチ退治用のスプレーを妻に買ってきてもらって、日が沈んでから巣を除去することにした。
 ネット検索すると自力で蜂の巣を除去する方法が出てきて、それに従って全身をなんとか防護服のようにいろいろと着込んで作業を進めようと思ったのだが、足元の長靴が、先週から片方が縮んで履けなくなってしまい、使えるものがなく、足が防護できないことを思い出した。最終的に妻がハチ退治をすることになり、全身を白づくめにし最後に透明のカッパをかぶり、首にタオルを巻き付け、頭にはキャップをカッパのフードをかぶり、目はスキーのゴーグルを装着し、全身を完璧に防護、最後に長靴を履いて退治を開始した。
 ハチの巣から1〜1.5mほど離れたところから、スプレーを30秒近く散布し、見た感じではアシナガバチが反撃することなく、何事もなかったかのようにハチ退治が終了した。その後、時間をおいて様子を見に行ったが、アシナガバチがいる雰囲氣はなく、植木用のハサミで巣を切り落として今日の作業は終了。暗いのでどんな状態になっているのかはわからず、明日の朝確認することにした。

■2021年8月29日(日曜日)
 練習はサーキット・トレーニングと4000mペース走。
 サーキット・トレーニングをすると、膝の痛みが強くなる傾向があり、特にスクワットの姿勢をとる際には、膝からブチブチという音がする。靱帯が悲鳴をあげているようにも感じてしまうのだが、今日は比較的痛みは少なく、先週よりは安定した動きができた。
 ペース走は、1000mを4分のペースで走るつもりでスタートしたが、3週間ほどペース走をしていないので、自分がどのくらいで走っているのかは全くわからず、最初の100mの通過は3分20秒のペースだった。その後は、走れていない期間が長かったためすぐにペースが落ち、1000m通過は3分58秒6となり、ほぼ設定通りのペースに安定した。その後は、さらにペースが落ちるのではないかという不安の中、必死に走るという感じで、2000m以降は、3分55秒2、3分54秒4、3分50秒9となり結果的にはビルドアップ走になってしまった。最後の方は、いつも通りえづくなど呼吸器系が辛かった。ペース走が始められるようになり、さらに完走できたことで状況は良くなっているということが実感できた。 

■2021年8月28日(土曜日)
 3週間ぶりにバイクトレーニングとして30秒全力こぎを120秒休息で3セット行った。30秒間全力を出しているつもりなのだが、つもりでしかなく、30秒が終わってもどうしても余力が残っている感じが3セットとも続いた。出し切れるようになるまでには、当分時間がかかりそうだ。
 その後上り坂を使って、約150mを1本、約120mを2本、約80mを3本ダッシュした。久しぶりのダッシュで、脚が空回りして進みが悪かったが、バイクでのトレーニングよりも走りの方が追い込めそうな感じがあった。今日は膝の違和感もなく、久しぶりに練習した感が強かった。痛みなく練習できるということは幸せなことだ。

■2021年8月27日(金曜日)
 パラリンピックの陸上競技が行われているが、今日は視覚障害T12の100m予選が行われていた。ノルウェーの選手が予選から10秒46のパラリンピック新記録を樹立し、その速さに驚かされた。別の組でも10秒台を記録する選手がいて、まったく健常者と引けを取らないと思った。このノルウェーの選手は、健常者の出場するナショナル・チャンピオンシップで優勝しているとのことだった。視覚障害は3つのカテゴリに別れていて、T12というのは、3つのカテゴリの真ん中のクラスとのことで、ぼんやりと光は感じられるのかもしれないが、ほとんど見えない状態で、全力で走るというだけで相当な勇氣が必要なのではないか。伴走者をつけてもかまわないことになっているが、これだけのタイムに手脚を連動させて走れる伴走者は見つからないのだろう。出場者のほぼ全員が単独で走っていた。
 視覚障害T11の5000m決勝には日本人選手が2名出場し、2位と3位に入賞した。2人とも15分前半のタイムで、こちらの走りにも驚いた。全く視界がない状態では、動きは萎縮しやすいが、世界の大会で活躍する選手たちは、そういった萎縮がまるでなく、何の違和感もなくスムーズに走っていく。これがトレーニングの成果なのだが、人の適応力というものは本当にすばらしいと感じた。

■2021年8月26日(木曜日)
 毎日午前10時と午後3時に1回ずつ、防災無線を通して横須賀市長の声が流される。市内の新型コロナウイルスの感染者が増加しており、感染者の大半がワクチンを接種していないため、ワクチンを接種して欲しいとのワクチン接種を促す放送となっている。あるメールマガジンで「責任は最終的に国民の判断によるとする法律のまま、国策としてワクチン接種を半ば強制する意図とは?接種を推奨する厚労省が本当に健康被害を認定できるのか?」と疑問を挙げていた。テレビをつければワクチン接種を促す番組やCMが流れていて、それに反対する番組やCMはない。という意味では半ば強制というか、同調圧力が強まっているように感じるので、この疑問はとても氣になる。答えがあったら知りたいところだ。さらにメールマガジンでは「推進派も反対派も互いに余計な干渉をせずに、お互いの判断を尊重するだけでいいのです。お互いの判断を尊重できない人々が、自分の主観を絶対化して無駄に競い争う姿は、率直に見るに耐えません、、、せっかく自分で考えて判断する「自立」を促されているのですから、国やメディアのせいばかりにしていないで、自立を楽しみましょう。」と記されていた。最後は自分の判断ということで、「自立」を楽しみたい。

■2021年8月25日(水曜日)


富士山
 夕食時に、妻が仕事の話を、次男が学校の話をしていたのだが、共通していたのは単調さに嫌氣がさすというものであった。確かに、同意できるものもあったが、次男に至っては、授業を受けているときは「死にたい」と思うことがよくあるということには、同意はできなかった。なぜ「死にたい」と思うかと言えば、つまらないからで、死んでしまえば何も考えなくて良くなるからというのだ。つまらなさを大きく誇張しているのだとは思うが、「死にたい」では、人間を放棄してしまっている。
 子どもたちの夏休みの生活を見ていると、次男と三男は、走りの練習をしてくると言って外に行くことはあり、ここだけは能動的だが、そのほかの大半の時間は、スマートフォンで、動画を見るかゲームをやるかばかりで、かなり受動的だ。スマートフォンの時間は、まさに考える必要がなく、死んでいるのと変わりがない。これが心地良いと感じているのだから、授業は苦痛でしかないのだろう。自分も子どもの時はゲームをするのが大好きだったので、子どもたちのやっていることは理解はできるが、授業は授業で、それなりに楽しくやっていて「死にたい」というのはなかった。与えられた環境で、いかに楽しくするかのゲームをしていて、それぞれが試されていると考えてみてはどうかと思った。

■2021年8月24日(火曜日)


本日の収穫
 東京パラリンピックが始まった。開会式をテレビで見ようと思っていたが忘れていて、氣がついたのは8時20分くらい。テレビのスイッチを入れると選手団の入場が始まるところだった。○○領として出場する地域が特に氣になり、改めて欧米の植民地支配の影響が残る地域がたくさんあることを再認識させられた。各国の選手が障害に至った経緯などを所々で、アナウンサーが解説をしていたが、日本では考えられない経緯がたくさんあり、平和ではない国がたくさんあることを感じた。
 入場は約80分続き、雨が降ってきて選手たちは雨よけはなく、楽器を演奏している人たちにとっては、楽器を濡らしたくないし、選手たちも濡れたくはなかったのではないかと思った。パラリンピックの旗が入場し、最後は自衛官に引き継がれたのだが、バックグラウンドで演奏される音楽のリズムが、どうにも行進には適さず、現場では号令をかけて動きをそろえていただろうが、本当にやりづらそうだった。
 開会式のテーマは「WE HAVE WINGS」。車いすの少女が片方しか翼のない飛行機として主役を演じていた。オリンピックの開会式よりはわかりやすいストーリーだったが、日本を意識できるものはギタリストの布袋さんが乗っていたデコトラくらいで、無国籍感が強かった。
 国際パラリンピック委員会会長は「違いは強みであって弱さを示すものではない」というような 話をされていて印象に残った。

■2021年8月23日(月曜日)
 練習は昼休みに30分のジョッグと300mと200mを1本ずつ。19日ぶりにトラックを走った。2週間近くまともに運動をしていなかったので、体重は増加し、重だるい感じのジョグになるのではと予想していたのだが、気温は30度には届かず、湿度もそれほど高く感じなかったためか、思ったよりも軽快に走れた。右膝の痛み自体は感じることはなかったが、右足から股関節にかけて骨を伝って全体的な違和感があり、走りづらさはあった。300mは、體が浮いて、きちんと地面に力が加えられず、イメージとはかけ離れた走りとなった。タイムは46秒0で、感覚よりもタイムは遅かった。200mは300mよりは動きと感覚は近づき、タイムは29秒8。またこれから少しずつ自分の状態を向上させていくしかない。

■2021年8月22日(日曜日)


縮んだ長靴
 毎年、キュウリを育てているのだが、最初の1,2本だけが上手く育ち、その後は、全て実が育っている間に枯れてしまい、うまく育てられてことがない。今年も同様で、3本ほどが大きく育ち、その後は、全て枯れてしまっている。キュウリに大量に虫がくっつき、葉が手当たり次第に食べられ葉脈しか残らないというのが最も影響しているように思えた。その虫の名前はウリハムシ。成虫はキュウリの葉を食い荒らす害虫とのこと。そこで昨日からウリハムシの捕獲を始めた。ペットボトルの口を近づけて捕獲しようとすると、なぜか、自然にペットボトルの中に落ちてくれる。そうやって今日までに30匹以上捕まえただろうか。中には捕まえようとするとそれを察知して飛んでいってしまう勘の良いウリハムシもいて、人間と同じで要領の良いやつもいるんだなぁと思ってしまった。ほぼ駆逐できたので、これでキュウリの育ちが改善すればと思う。
 左右で大きさが変わってしまった長靴は、1日経ってさらに左側が縮んでしまった。妻にも見てもらったところ、「氣持ち悪い」とのコメントが返ってきた。確かに異常だ。左右同じように扱っていたはずなので、この二つにどんな違いがあってこれだけの変化をしたのかが思いつかない。
 芝刈り機は、説明書を読み返し、過負荷保護装置(ブレーカ)という装置が付いていることを知った。電源プラグを抜き、過負荷の原因を取り除いた後、30秒経過後にブレーカボタンを押せば再開できるとのことだった。過負荷の原因は何なのかはわからなかったが、今日改めてブレーカボタンを押して、その後スイッチを入れたところ動き出したが、10秒もしないうちに止まってしまった。改めて電源プラグを抜き、30秒後、またスイッチを入れたら、同様に動き出しまたすぐに止まった。何度やっても同じで、動き出してもすぐに止まるということが理解できた。明日以降メーカーに問い合わせてみるしかない。

■2021年8月21日(土曜日)
 一昨日、久しぶりに庭仕事をしたのだが、一つ困ったことがあった。それは、いつも履いている長靴が、なぜか左だけ足が入らず、履くのを諦めなければならなかったこと。その時は左足だけが浮腫んでいて入らないのではないかと解釈していたのだが、今日あらためて長靴を見てみると、左足用の長靴だけが、全体的に縮んでいることがわかった。何をしたら片方だけこんなに縮まってしまうのかわからないのだが、きれいに小さくなっているのには驚いた。一昨日は、右足だけ履き、左足はサンダルを履くしかなかった。
 今日は、両脚サンダルで、芝刈りをした。部分的に芝刈りをして、最終的に全体が刈れればと思っていたのだが、芝刈り中に、突然、芝刈り機が止まってしまった。その後どれだけスイッチをオンにしてもモーターは動かなかった。使用期間は約3年半。モーターが全く動かないので、修理となるとモーター部分になるのだろう。新たに購入してもあまり値段が変わらないような氣がする。

■2021年8月20日(金曜日)


本日の収穫
 日本陸連が、昨年4月から今年3月末までに開催された1118の競技会(ロードを含む)において、、新型コロナウイルスの感染者の報告は2件のみだったという調査結果を5月に中間報告として出していたことを知った。昨年は、当初予定されていた競技場での競技会は、2133だったが、開催されたのは1044競技会(予定数の48.9%)、そのうち競技終了後2週間以内の新型コロナウイルス感染者の報告は1件、ロードレースは、予定されていた156競技会の内、開催されたのは74競技会で、競技終了後2週間以内の新型コロナウイルス感染者の報告は1件だったという。
 競技場での競技会は、一部室内競技も含まれるはずだが、大半は屋外競技であり、陸上競技の競技会で新型コロナウイルスに感染する確率は低く、オリンピックも開催できたことから、現状でも感染対策をきちんと実施した上での開催は問題ないということなのだろう。実際、今日から緊急事態宣言の対象地域となった栃木では関東選手権が実施され、茨城では中学生の全国大会が実施されている。9月以降は学生が出場予定の試合がいくつかある。感染者が減り氣持ちよく試合に出場できるよう願うばかりだ。

■2021年8月19日(木曜日)
 今日から学生が出場する関東選手権のため宇都宮へ移動する予定だったが、学生の棒高跳びのボール練習が夏休み中一切できていないとのことで棄権となったため、家でゆっくりすることができた。
 この2日間はいろいろと疲れることが重なり、午前中は、録画したテレビを見ながら寝てしまった。飲んでいる薬が強い利尿作用があるため、夜間就寝中にも、少なくとも2回はトイレに駆け込まなければならないくらいで、昨日も継続した睡眠ができていなかった。さらに今朝は5時過ぎに急に大雨が降り出し、あわてて窓を閉めなければならず、そのまま寝ることができなかったので、いつも以上に睡眠時間が少なかった。こんな状態で高速道路を運転していたとしたら、かなり危険だったが、結果的には運転せずにすんだ。
 夕方までダラダラしてしまい、夏休み中にやろうと思っていたことができていなかったということから、氣持ちを切り替えてやりたかったことを始めた。やりたかったことは庭いじり。落ち葉堆肥を放置したままだったため、落ち葉堆肥の空気の入れ換えを行った。落ち葉は、ほぼ土のようになり、とても扱いやすくなり、空気の入れ換えも落ち葉の形が残っていた時の半分程度の時間ですんだ。その後、トウモロコシと朝顔を撤去し、イチゴの古株を撤去し、お隣さんの庭から生えてくる笹の根を掘り起こして切断し整地し、株を大量に増やしたワケギを植え替えた。病気になってから、ほとんど汗をかいていなかったので、久しぶりに全身に汗をかき、清々しい氣分になった。

■2021年8月18日(水曜日)
 オンライン学会2日目。パソコンを立ち上げ、パワーポイントを立ち上げ発表準備をしようとしたのだが、Zoomが立ち上がらず、仕方なくスマートフォンでオンライン学会へ入り、自分の発表までになんとかパソコンを使えるようにするつもりだった。パソコンはフリーズが多く、クリックした操作が何分も後になって動作するなど、全く使えない状態が続き、強制終了を考えたが、以前強制終了後に立ち上がらなくなったこともあったので、怖くてできなかった。そうしているうちに30分、1時間と時間が経過していき、自分の発表順が回ってきてしまった。結局パソコンはフリーズしたままで何もできず、発表は時間をかけて作成したパワーポイントの資料提示ができなかった。抄録集を元に話をし、ホワイトボードで資料を補おうとしたが、自分でも何を言っているのかわからない感じで、とにかくバタバタしていて時間ギリギリの発表となり、何をしているのだろうと落ち込むばかりだった。当然、聞いている人たちは全くわからなかった可能性が高い。せっかくの発表の機会を台無しにしてしまった。
 ハードディスクは、ほとんど使われておらず、初期状態から入れたソフトは3つほど。パソコンの動きが悪くなる要素は少ないにもかかわらず、なぜこんな状態になるのか。購入して1年ちょっとしか経っていないのに、WindowsXPのような快適さが全くない。このムカムカ感をどこにぶつけて良いのやら。パソコンに問題があるのは間違いないので、学会終了直後に全てを初期化した。これで初期化は2回目となった。

■2021年8月17日(火曜日)
 急性感音難聴を発病して1週間が経ち、3度目の受診。新型コロナウイルス感染者の数が急増している影響か、病院へ行くと、新型コロナワクチンのクーポンの入った黄色い封筒を持った人がたくさん並んでいて、次々と1回目だと言って接種の手続きをしていた。
 今日は1日オンライン学会があり、ずっと畳に座ってヘッドホンで耳を使っていたので、、聴力検査をするにはあまり良いコンディションではないのではないかと思った。しかし、学会が通常通りの開催であれば、岐阜に行くことになっていて、受診ができなかったことを思うと、オンライン開催となって結果的には助かった。
 聴力検査をした結果、1000Hz付近の聞こえなさは解消され左右はほぼ同じレベルになり、2000Hzは若干低かったが、ほぼ遜色ない状態にまで戻った。診察の際、先生から、なぜか交通事故に遭ってリハビリをきちんとやらないと保険請求ができないという話を聞かされ、何が言いたいのか理解ができなかったのだが、どうやら別の患者と間違えていたようだ。患者は途切れることなくやってきて、ワクチン接種の人の診察もしているようで、相当な忙しさだろうということは想像でき、先生はかなりお疲れなのではないかと感じた。耳の状況は改善したが、ここで薬を止めてしまうと、また聞こえなくなるという可能性があり、また聞こえなくなった場合には、メニエール病が確定するとのことで、とりあえず今処方されている2週間分の薬に加え、新たに3週間分の薬を処方された。今処方されている量だけでも、これを體に全て入れることに抵抗があるのだが、さらに追加されたことで、1日じっと動かなかったことも影響してかドッと疲れを感じた。次の受診は9月7日。これで薬の処方と受診が終わってくれることを願う。

■2021年8月16日(月曜日)


工事完了間近の東電
 校内に残留している学生から新型コロナ感染が出た関係で、学生たちは明日から予定されていた校内合宿が中止となった。学校の公式サイトにも今日の時点で13名が感染したとの情報が掲載されていた。国内の急激な感染者増加の影響で、政府は現在出されている緊急事態宣言を9月12日まで延長し、その範囲を拡大する方針を示した。今週は学生が宇都宮で行われる関東選手権へ出場するため、自分も棒高跳びのポールを輸送することになっているのだが、緊急事態宣言地域に拡大される県の中に栃木県が含まれていた。そして、その開始日は学生が試合に出る8月20日からとなっていた。8月13日に修正された関東選手権についての日程では実施するとのことだったが、状況によっては中止もあると書かれてある。宿泊の関係もあり、参加者の立場ではギリギリに中止となるのは避けたいところだが、栃木陸協の関係者にとっては、どちらに転んでもややこしい決断を迫られていると思う。

■2021年8月15日(日曜日)


本日の収穫
 学会発表資料を自宅のパソコンで作成しているのだが、パソコンの反応が遅く常にイライラしている。新型コロナの影響で、在宅勤務となり、どうしてもインターネットに接続できるパソコンが必要と言うことで昨年5月にDellのパソコンを購入したばかり。この1年の間に、1度立ち上がらなくなり、PCデポに相談に行ったこともあった。最近は、動きがあまりにも遅く、驚速というソフトを入れ、高速化を目指したが、全く変化せず。ファイルが立ち上がっても(応答なし)という表示が出たり、クリックしても、文字を入れても、何十秒から、ひどい時には何分後かに反応するような状態でまったく使えない。インターネットには接続していないが、今も現役で素早く反応するWindowsXPのレッツノートの方が明らかに使い勝手が良い。結局WordやPowerPointのファイルを昔の保存形式に変更してレッツノートで作成するという方法を試みようとしたが、拡張子を変更する以前にフリーズ状態が改善せず、強制終了で再起動したが、それでもまともに動かず、資料作成は自宅では無理だということで諦めた。
 SDGsという言葉が急に流行りだしているが、我が家のパソコンのように1年で動かなくなってしまったら、また新しいものを買わなければならないという感じで、電化製品に関しては、常に新しいものに買い換えるのが前提で製品が作られているようにしか見えない。昭和の時代は、動きが悪ければ、叩けば直るということが通用し、古いものを長く使うことができた。当時の方が公害はひどかったかもしれないが、別の面ではエコだったのかもしれない。

■2021年8月14日(土曜日)
 朝日新聞DIGITALの昨日17時配信の『急上昇する陽性、なぜ? 東京、22%、裏に「からくり」』という記事を読んだ。公費負担で受けられるPCR検査は「行政検査」と呼ばれ、全検査数が把握されているが、「陰性証明」のために自費で受ける検査は、検査数としてカウントされておらず、自費検査で陽性が出たときのみ、陽性者としてカウントされるために、陽性率が上昇してしまっているという「からくり」があった。多くの企業で「陰性証明」のために定期的にPCR検査をしているので、かなりの検査数になっており、これを加えられれば、陽性率は大幅に下がることになると結論づけていた。すべての検査が分母にあって計算されているのが当然と思いこみやすいが、自費検査の陽性だけが増やされるという謎な計算。別の疾患による死亡者もPCR検査が陽性だったらすべてコロナを死因にしなければならないなど、コロナに関連することには謎なことが多い。こういったことを決める側も場当たり的に決めてしまったのか、どう考えても間違いなのだが、修正すると、さかのぼっての再調査が膨大な量となり、現在進行の仕事がストップしてしまうことから、今更修正できないということなのだろうか。

■2021年8月13日(金曜日)
 子どもたちと妻は、寝室の整理で、小さい頃に遊んでいたおもちゃを大量に処分することとした。人からもらって一度も遊ばなかった人生ゲームがあったり、熱心に遊んだベイブレードがあったり、その時々の思い出がおもちゃごとにあっただろうし、懐かしがりながら整理したのだろう。その中で、まだ捨てたくないというおもちゃもあった。それはトミカ。たくさんある中でもこれとこれは捨てたくないというものがあったのだという。とりあえず、三段式のベッドのうちおもちゃで埋め尽くされていたベッドの中が全てなくなってスッキリした。自分もこの半年くらいため込んだ手紙や書類の整理し、つっかえていたものがなくなったような感じがした。

■2021年8月12日(木曜日)
 子どもたちの生活が乱れ切っている。夜は遅く朝は遅い。朝と言うよりも昼に起きてくる。次男は部活がある日には規則正しい生活をしていて、ある意味スイッチを切り替えているところはたいしたものだと思うが、長男と三男は、グダグダという感じ。日中は、タブレットやスマートフォンとひたすらにらめっこ。ひたすら受け身な姿勢で、自ら何かをするということはない。妻は、頻繁に皮肉をいいつつ、読書の重要性を説くのだが、彼らには、その重要性は全く認識されない。自分も子どものころは読書が大嫌いだった。夏休みの宿題の読書感想文の影響もあったのかもしれない。大学に入るまで、読書は全くしてこなかった。自分自身がそんな感じなので、本人のスイッチが入れば読書はするのではないかと思っているのだが、そこで妻との意見の相違が出てきてしまう。それぞれの育った環境が違うのだからそれは仕方ないとは思うのだが、そういうことの積み重ねが険悪な雰囲氣を作り出してしまうのも事実。お互い妥協点を探しながら生活していくしかない。

■2021年8月11日(水曜日)
 普段はエアコンのない部屋で汗をかきながら寝ているのだが、昨夜はしっかりと寝るため、エアコンのあるリビングで寝た。しかし、慣れないことをしているためか、半袖では寒くて布団をかぶると暑くて、ちょうど良く調節するのが難しく、逆に上手く眠れなかった。耳の状態は良好。
 夕方再び受診し、聴力検査後、医師の診察。昨日と比べると左耳の聴力は回復していたが、右耳と比べると、1000Hzを中心に聞こえづらい周波数があることがわかった。その後点滴を行い終了。とりあえず、処方されている薬を飲み、新たに今日処方された薬も飲み続け8月17日に再度、聴力検査、診察、点滴を受けるということになった。薬が血流を良くしたり、利尿作用のあるものなのだが、脱水症状になるような状態にならなければ運動は問題ないと言われ、ホッとした。

■2021年8月10日(火曜日)


本日の収穫
 朝7時頃に目が覚めて、洗面所で顔を洗っていた際に、左耳が聞こえづらいことに氣がついた。左耳を手で覆われているような聞きづらさだった。左右の耳で聞こえ方が違うと、酔っぱらったような感じで、歩くのもいつもと違って歩きづらい。耳垢がたまったためかと思い、耳掃除をしたが全く変化はなかった。以前、耳垢がたまりすぎで聞こえなくなったことがあったため、またその可能性もあると思いながら、午前中は、診察をしている耳鼻科を探して受診した。
 受診した耳鼻科は、別の科も併設している病院だったため、人は多かった。院長は耳鼻科の方で、院長が診察してくれた。最初に、今日は耳が聞こえなくなったといって受診してきたのは3人目だと言われ、早速耳垢を除去してもらったが、たいした量ではなかった。耳垢を取ってもらって、多少聞き取りやすくはなったと思ったが、想像していたほど改善はなく、先生からは、いろんな病氣の可能性があるので、検査を2つ受けるように指示され、検査を受けた。検査結果から「急性感音難聴(突発難聴)」と診断された。左耳は、右耳と比べ、明らかにある音域が聞き取りづらくなっていた。もう少し数値が低ければ入院ということで、中等度の難聴だと説明された。原因はわからないが、一説には、ウイルスや神経への血流障害などがあるというが、ストレスも原因の一つだという。内耳より内側の神経等が上手く働かなくなっている可能性があるとのことだった。耳が聞こえなくなった場合には、安静が基本とのことで、運動どころではなくなってしまった。直ちに処置をすれば、元に戻る可能性があるが、そのまま放っておくとそのまま聞こえなくなってしまうとのことで、直ちに点滴をすることとなり、明日も点滴をすることとなった。
 突発性難聴を説明するパンフレットをもらった。いくつかの病氣との関連もあり、そういった病氣の可能性も排除できないということで、それに関する薬も処方され診察は終了した。
 薬は3種類で2週間分だったのだが、薬局で薬の入った袋をもらったときには、その大きさに驚いた。これから2週間で、自分の體にこれだけの薬を入れる必要があるのかと思うと、自分の體はどうなってしまうのだろうと思った。
 点滴を入れて3時間ほどで、耳の聞こえづらさはほぼなくなった。このまま順調にいってくれればと思う。

■2021年8月9日(月曜日)
 今週から本格的にトラック練習をする予定で板のだが、先週の疲れの影響か、昨日のサーキットトレーニングでも膝の痛みを氣にしながらやらざるをえず、今日も相変わらず膝の骨が響くような痛みがあったため練習はできなかった。結局、家の中でダラダラしながらひたすら読書をした。
 読んでいる本は百田尚樹著「錨を上げよ(上)」。昭和30年代から40年代を舞台に大阪のある子どもの小学生から中学、高校、社会人を経て大学生生活を送るまでの恋を含めた成長の日々を描いた内容だった。自分が生まれる少し前の時代のことだが、主人公の行動には、暴力あり、盗みありで、テレビドラマ「スクールウォーズ」以上の過激な出来事が多かった。今ではなかなか許されないことだが、当時はそういったことをもグレーな感じで生きていくことができた時代だったのかもしれない。当時は、全共闘、よど号ハイジャック、浅間山荘事件などがあり、一部の高校生や大学生はデモやテロに関係し、暴力闘争を肯定したということで、今の学校とはかなり違った雰囲氣だったのだろう。しかしながら、逆に一部の学生にとって見れば、全く興味の湧かない話で、とてもしらけた目で彼らの行動を見ていたということもあるようだ。

■2021年8月8日(日曜日)


オリンピック閉会式視聴中
 オリンピックは男子マラソンが行われ、ケニアのキプチョゲ選手が圧倒的な力の差を見せつけて優勝した。日本の大迫選手は、先頭集団から後れた後も諦めず、先頭から落ちてくる選手を一人ずつ抜いて、一時は2位集団に近づけるのではないかという追い上げをしたが、最終的に6位でフィニッシュした。解説の高岡さんが追い上げる大迫選手を回想して、夢を見させてもらったというようなコメントをされていたが、本当に、メダルに届くのではないかという頑張りは印象的だった。前半から第2集団で走ることになった中村選手のレース後のコメントを聞いて、オリンピック代表になってから、オリンピックまでの期間があまりにも長すぎて、プレッシャーが相当なものだったということがよくわかった。女子も含めて、先に代表に決まった選手は、厳しい結果となってしまったのは、中村選手と同じようなプレッシャーがかかっていたということなのかもしれない。
 夜は閉会式が開催されたが、リオデジャネイロオリンピックの安倍総理のスーパーマリオの続きがあれば面白いと思っていたのだが、特に盛り上がる内容はなく、パフォーマーがそれぞれパフォーマンスをしているだけで、全体として何を表現しているのかはわからなかった。選手の一部は、芝生で座って休憩するなど、あまり選手たちの興味をそそるものではなかったということなのかもしれない。

■2021年8月7日(土曜日)


本日の収穫



あと1羽
 我が家の車庫で育っているツバメの4羽のヒナは、昨日朝の時点は1羽が巣立ち、夕方にはさらに2羽が巣立った。今朝は巣に残ったのは1羽だけだったが、夕方に確認した際には巣には、ツバメは残っていなかった。
 オリンピックでは、体育学校の岩元勝平3等陸曹は近代五種で総合28位。乙黒拓斗2等陸曹がレスリングフリースタイル65kg級で金メダルを獲得した。兄の乙黒圭祐3等陸尉が1回戦負けということもあり、兄の分も頑張ってくれた。映像には、体育学校の井上謙二監督以下関係者の姿を見ることができ、監督がアテネオリンピックで日本選手団最後のメダルを獲得した映像が頭の中に浮かんできた。アテネオリンピックの日本選手団のメダルラッシュも凄かったが、今大会はそれ以上の活躍を目にすることができ、コロナの影響で沈みがちな世の中をパッと明るくしてくれた。
 今大会で、体育学校は5つのメダルを獲得し、最も多かったロサンゼルスとロンドンの4つを上回った。今回の東京大会が選ばれる前までは、体育学校の存在意義が常に問われ続け存続の危機が続いていた。ロンドンでメダルを4つ獲得し、東京大会を視野に施設改修がなされ、自分が在籍していたときとは比較にならない素晴らしい施設ができあがった。そうした環境で今回活躍した選手たちはトレーニングができ、今回の活躍につながった。OBとして心配なのは、体育学校が今後どうなっていくのか。また、存続についての議論がなされるのではないか心配している。

■2021年8月6日(金曜日)


1羽巣立ったようです
 オリンピックでは男子50km競歩が行われ、体育学校の勝木選手が出場し、他の選手に靴を踏まれて靴が脱げたようで、集団から後れてしまい、一度は50位台にまで順位を落としたが、後半はよくねばり、結果は30位となった。59名が出場しルール違反2名を含む11人が途中棄権となったとのことで、完歩率はドーハ世界選手権の時よりはかなり高かった。オリンピックでこの種目が開催されるのは今大会が最後で、次回からは35kmとなるということもあり、選手たちは、そういったことを噛みしめながら競技をしていたのかもしれない。
 日本選手トップの6位でフィニッシュした川野選手は、2位争いをしていたが、40kmあたりで、吐きそうになりその場にうずくまって止まってしまった。その後レースに復帰し2位集団に追いついたのには感動した。また、前回のオリンピックで荒井選手と3位争いをして4位となったカナダのダンフィー選手も残り4kmくらいで2位集団から離れてしまったが、最後まで諦めず、フィニッシュ直前に3位へ上がりそのままフィニッシュし5年越しの銅メダルを獲得した。彼の執念の歩きに感動した。
 女子サッカー決勝は、昼間に国立競技場で開催される予定だったが、暑くて選手への負担が大きいととのことで21時から日産スタジアムでの開催に変更となり、その影響を受け、男子サッカーの試合は女子サッカーと重ならないよう20時からの開始を18時からに変更した。テニスでも選手の苦情により開始時刻の変更があったが、運営側は、選手への負担をどのように見積もっていたのだろうか。その苦情により時刻が変更されたことは、柔軟な競技運営ができていると言えそうだ。
 体育学校では、カヌースプリントカヤックフォアに出場した藤嶋大規2等陸曹と松下桃太郎3等陸曹は準々決勝敗退、昨日から行われていた女子近代五種に島津玲奈3等陸曹が出場し23位、女子20km競歩には、河添香織2等陸曹が出場し40位、レスリングフリースタイル65kg級の乙黒拓斗2等陸曹は決勝進出を決め、メダル獲得が確実となった。

■2021年8月5日(木曜日)


本日のヒナ



富士山
 学生の合宿の影響で、犬の散歩が1週間ほどできなかった。それだけで散歩コースの雑草の生長が激しく、植生が変化しているように見えた。近所の公園工事も着実に進んでいて、遊具や花壇が完全に撤去され、更地に変化していた。朝6時過ぎの気温が先週よりも高温になり、犬が散歩するには、アスファルトの温度がちょっと氣の毒な高さなのではないかと思った。できるだけ日陰を探して歩いているが、犬はあまり関係ないようで、日向も氣にせずに歩いていた。それぞれの家での家庭菜園では、ナス、ブドウ、イチジクなど様々な実が以前と比べると大きくなっていて、更地だった土地には、基礎部分のコンクリートが流し込まれ、資材が大量に積み上げられていた。毎日のように歩いていると氣付かないことだが、しばらく通らないだけで、その変化に氣付くことが多くとても新鮮な犬の散歩だった。
 オリンピックは、男子20km競歩で池田選手が2位、山西選手が3位となり、陸上競技で最初のメダリストが誕生した。この流れで男子50km競歩でも日本人選手の活躍を期待したい。  体育学校では、レスリング男子フリースタイル74kg級の乙黒圭祐3等陸尉は残念ながら1回戦敗退、カヌースプリントカヤックシングル200mで松下桃太郎3等陸曹は、順位決定戦のB決勝に出場し8位だった。

■2021年8月4日(水曜日)


巣からはみ出ました






長距離合宿
 早朝練習はサーキットトレーニング、3000m+300m+200m×2+100m×3。
 サーキットトレーニングでは、初めて逆立ち歩き10歩が失敗なく3セット全てをこなすことができた。そのおかげでタイムもなかなか良いタイムで、終わった後の脈も低く、體は良く動いた。
 サーキットトレーニングの流れのまま3000mに入り、1000mを3分50秒程度で走れればと思ってスタートしたのだが、ラップは3分37秒1、3分38秒4、3分34秒8だった。呼吸はかなりきつく最後は何度かえづいた。その直後の300mは脚が全く動かず54秒4。200mは32秒2と30秒4で、少しずつまともなタイムになり、100mは14秒2、14秒1、13秒6で、最後は、納得のいく走りで終わることができた。
 オリンピックでは、女子400mハードルで世界記録が出た。女子1500mでは日本代表の田中選手が日本人女子で初めて4分を切る日本新記録を出し決勝へ進出した。期待していた男子110mハードルの日本人選手たちは残念ながら決勝には進めなかった。
 女子マラソンスイミングを初めて目にしたのだが、お台場の海水は茶色くとても汚く見えた。しかも水温が30度近く、その中を2時間近く泳がなければならなかった。この種目は、周回コースを約7周するのだが、給水が独特だった。選手はコーチから出される長い竿の先にある国旗を目標に泳ぎ、給水ボトルを取った後は、背泳ぎをしながら、できるだけ速度を落とさずに給水していた。コーチが竿を選手の前に出すのも難しく時には竿が折れるのだという。プールでの競泳とは全く違い、給水が順位に大きく影響するように見えた。
 体育学校では、カヌースプリントカヤックシングル200mで松下桃太郎3等陸曹が準決勝進出、ボクシング女子フライ級並木3等陸曹は準決勝で敗退となったが、同時に銅メダル獲得となり、体育学校では4つ目のメダル獲得となった。これでロンドンオリンピックのメダル獲得数に並んだ。

■2021年8月3日(火曜日)


巣が壊れそうです
 オリンピック男子400mハードル決勝で、ノルウェーのカルステン・ワーホルム選手が7月にストックホルムで自身が出した46秒70の世界記録を0秒76更新する45秒94の世界新記録で優勝した。7月に世界記録が出るまでは、1992年のバルセロナオリンピック決勝で出されたケビン・ヤング選手の46秒78が世界記録として29年間残されていた。
 ヤング選手の世界記録は、宮崎インターハイ中の宿泊先のテレビでその走りを見て、人類初の46秒台のレースだったことから、鮮明に当時のイメージがよみがえってくる。46秒台の選手は、今後出てくることはないのではないかというくらいの記録だったので、当然長い間この記録が更新されることはなかった。
 400mを45秒台で走るのは、日本でも年間数名程度しかいない。それなのに91.4cmのハードルを10台越えながら45秒台で走るのだから、その速さは表現が難しい。東京オリンピックといえばワーホルムというくらい衝撃的な世界新記録だった。
 大都市圏ではコロナの感染が急拡大し、医療が逼迫しているとのことで、政府は、中等症以上の人が入院できるように、感染者が急増している地域では、中等症の一部についても自宅療養を基本とする方針に見直すことを決めたという。総理が就任時に示した自助が必要になってきたということか。感染者の内、無症状と言われる人たちがどのくらいの割合かは情報として出てこないが、無症状であれば自宅療養は問題ないのだろう。しかし、分類の境目にいる人たちにとっては命に関わることだし、それを診断する側の医師にも相当な責任が伴うことになる。日本は、世界一病床数が多いと言われ、近年病床数を削減する方針で動いてきたようたが、現状からは、病床を削減する必要はないのではないかと思えてならない。

■2021年8月2日(月曜日)


はみ出てます
 NHKのラジオ講座の文章に911という数字が出てきた。Should we call 911?という文章なので、911に電話をすることだということはわかったが、911とい数字を見ると、頭の中にはアメリカの同時多発テロのイメージが浮かんでくる。アメリカでは緊急電話番号が911なのだという。この番号を意識してテロが行われたのではないかと言いたくなるほど意味ありげな数字で驚いた。
 オリンピックでは、射撃男子50mライフル3姿勢個人に松本崇志1等陸尉が出場し、37位だった。
 今日から、緊急事態宣言の対象地域が拡大されることとなり、神奈川県も対象地域となった。昨日は、全国知事会からお盆の帰省を中止か延期するような呼びかけがあった。学生たちの多くは、すでに自費でPCR検査を行い、陰性確認後帰省しているが、学内に合宿等で残っている学生たちは今後帰省できるのか氣になるところだ。

■2021年8月1日(日曜日)


本日のヒナ
 オリンピック陸上競技男子100mは準決勝と決勝が行われた。準決勝では中国の蘇選手が9秒83のアジア新記録を出し、全体のトップで決勝進出を決めた。決勝は、イタリアのヤコブス選手が9秒80で金メダルを獲得した。東京の世界陸上でカール・ルイス選手が9秒86で優勝したのだが、蘇選手は、そのタイムより速く走っているということに違和感を覚えた。アジア人がカール・ルイスよりも速く走れるわけがないと頭のどこかで思っているということなのだろう。日本人も10秒を切ってきて、とうとう中国人が9秒8台まで来たということは、日本人でもやれるということなのだろう。その快挙を中国人に先起こされた悔しさと、アジア人でもやれるんだという誇らしさが入り交じった複雑な感情が渦巻いた。
 オリンピックでは、ボクシング女子フライ級の並木月海3等陸曹が準々決勝を勝ち準決勝進出となり、銅メダル以上が確定し、体育学校としてはボクシング班初のメダル獲得が確定した。



[昔のいずみ]