最近のいずみ

Last Update:2021/9/30



パートタイムアスリートいずみ 21年目に突入 

■2021年9月30日(木曜日)
 Facebookをなんとなく見ていた際、ある人の投稿に対するコメントで、「努力した者が全て報われるわけではないが、成功している者は、皆すべからく努力している」「環境や運が良く恵まれていたから成功したと考えれば、恵まれなかった人々と分かち合う租税は当たり前。福祉に力を入れよう」というコメントが書き込まれていた。なるほどと思った。成功の定義は人それぞれなのだが、成功していると思われる本人には、あまり努力感はなくても、端から見ると努力しているように見えたりするような氣がする。しかし運良く成功したのであれば、運悪く成功していない人と運を分かち合うという考え方は、感謝の氣持ちに溢れていてすばらしく、とても穏やかだ。こういう考えが浸透する世の中であれば、平和を保てるのではないかと思った。

■2021年9月29日(水曜日)


本日の収穫
 練習は、一人で1000m、600m、400m。速度は、全力の8割程度。休息は15分の予定だったが、1000mを走り終わった後に20分に変更した。
 1000mは走り始めから、長距離のようなペースになり、全く姿勢が保てず、300mを過ぎる頃には、なぜか腕が固まり上半身と下半身の連動がなく、苦しいだけだった。徐々にペースダウンし、最後はかなり歩幅が狭まっていた。タイムは2分57秒0。2分50秒くらいでは走りたいと思っていたが、全く届かず、1500mであれば4分30秒を切ることが難しい状態だということがわかった。
 600mは、1000mの状況と比較すると、意外と走れた。想定しているよりも最初のペースは遅かったのだが、そのままペースダウンすることなく、姿勢も安定して走れた。最後の100mは、ハムストリングスの疲労により歩幅が狭まったが、それほどペースは落とさず、ほぼ一定ペースで走り切れた。タイムは1分32秒7。土曜よりもタイムが上がったことがうれしかった。
 最後は400m。一定のリズムとペースで走りきり59秒8。悪くない走りだったが、フィニッシュ手前の2,3歩のところで、左ふくらはぎが攣りそうになった。そういった意味では、足首を使ったあまりよい走りではなかったのかもいしれない。
 1000mはまともに走れなかったが、600mと400mがある程度走れ、800mで2分を切る希望が見えてきた。

■2021年9月28日(火曜日)
 練習は、昼にバイクで2週間ぶりにタバタプロトコル。新しく学んだ骨ストレッチのお陰か、以前よりは、後半までペダルに力を加え続けることができたように感じた。
 夕方は、サーキットトレーニングとペース走。サーキットトレーニングは、一昨日と同様、安定した動きができた。足首回りのブレが小さいので、體の重みがしっかりと足元に届き、機敏に動くことができた。しかし、3セット目最後の倒立歩行で乱れてタイムを落とし、自己ベストには届かなかった。
 ペース走は4000m。1000mを3分40秒程度で走れればと思ってスタートし、ラップは、3分38秒4、3分37秒4、3分40秒0、3分34秒6で、ほぼ狙い通りのペースで走り切れた。足首のブレが小さいお陰で、きちんと力が地面に伝わる感覚が氣持ちよく、特にコーナーを走っている時の感覚が良かった。少しずつ、ペース走のタイムも上がってきて良い傾向だ。
 最後に300mを走り43秒3。いつもよりも歩幅が広がり、ピッチも適度で、41秒台では走れたという感覚だったが、全くタイムがついてきていなかった。まだまだタイムと感覚の差が大きく、まだまだ伸びしろがあると思った。

■2021年9月27日(月曜日)
 新型コロナ新規感染者数が急激に減り、緊急事態宣言が9月末までで、10月からは解除する方針となった。なぜ急激に減ったのかということを専門家がいろいろと話をしているが、なんだかはっきりしない。それは数字で示すことができないから、いわゆる「科学的」ではないからなのだろう。政府や自治体からは、飲食店の自粛やお酒の提供も「科学的」な理由は示されず、その効果についても何も言及はなく繰り返されてきた。理由は、単純なものではなく、様々な条件が重なって複雑極まりないということは誰もがわかっている。減っている理由がはっきりしなければ増えている理由もはっきりしないということなのだろう。
 ワクチン接種率が上がったことで減少しているという説明をする人もいるが、群馬の病院のクラスターでは、感染した25名の内、ワクチンを2回接種したブレイクスルー感染が24名だったという報道があったばかり。政府やマスコミの説明では、ワクチンは重症化を防ぐと言っているだけで、感染を防ぐわけではないため感染対策をしっかりするよう呼びかけている。感染を防ぐわけではないと言いながら、ワクチンの効果で感染者が減っているというのは矛盾なのではないかと思えてくる。ル・ボン著「群集心理」で学んだ通り、断言、反復、感染というキーワードを思い出し、マスコミの報道と付き合っていった方が良いと改めて感じた。

■2021年9月26日(日曜日)


本日の収穫
 昨日習った骨ストレッチでウォーミングアップして、10日ぶりに自重サーキットトレーニングを実施。ジャンプ系の動きは、きちんと足裏に體が乗っていて反発を感じ、ブレがなくとても氣持ちよくジャンプができた。股関節曲げる運動や腹筋も、勝手に體が曲がる感じで、何の苦労もなく楽にできた。トータルタイムで自己ベストを14秒も更新し、骨ストレッチの効果を実感した。
 終わった後は、ジョグをしたのだが、地面反力を感じながら走ることができた。接地の際に肩甲骨下角を地面に指すようなイメージで走るということを昨日教わったのだが、イメージしなくても勝手にそれができるような感じもあり、昨日の講習会は、自分の體を劇的に変化させる素晴らしい講習会だったと改めて実感した。

■2021年9月25日(土曜日)
 練習は600mの変化走×3。
 1本目は500mまで8割の力で残り100mが全力。入りは楽だったが、最後の100mで全く速度変化が出せず、失速氣味になった。タイムは1分34秒5だった。
 2本目は、400mまで8割で残り200mが全力。400mが64秒9で、あまり速度が上がらず、残りの200mは31秒9で、若干速度が上がり、トータルタイムは1分36秒8だった。
 3本目は、300まで8割で残り300mが全力。前半が50秒3、後半は52秒7で、トータルは1分42秒9だった。
 現状は、1本目のタイムがそのまま600mの全力ということになり、800mでは2分を切るどころか2分05秒を出すのも厳しい状態だということがわかった。試合まであと2週間。少しでも良い状態に上げたい。
 午後は、半年ぶりに骨ストレッチ講習会に参加。リアルな講習会ではなくZoomを使ったオンライン講習会。初心者の頃にやった動作のやり直しだったのだが、関節を触れる場所を少しずらすだけで格段に體の動きが良くなることを実感した。今まで様々な骨ストレッチをやってきたが、結局原点に戻り、シンプルな骨ストレッチが最新のものとなっているというのが面白い。ますます骨ストレッチが楽しくなる講習会だった。

■2021年9月24日(金曜日)
 NHKのEテレで放送されている100分de名著の録画を見た。今月の名著はル・ボン著「群集心理」。ヒトラーもこの本を読んで、自分の演説等の参考にしていたとのこと。
 群衆は、断言をするとそれを疑わなくなるという。重要なのは断言、反復、感染というキーワード。これを上手に使うと、自分の意見が通ってしまうという。菅総理大臣も「以前も申し上げましたとおり」とか「繰り返しになりますが」というようなニュアンスの言葉を多用される印象があるが、これがまさに「反復」。以前に話していなくても、この言葉を入れることで、受け手には、繰り返し言われているという印象を与えることになる。上に立つ人は、こういうことを考慮しながら話しているのかと感心してしまった。
 出版社で頻繁にあるのが「待望の文庫化」という言葉。誰が待望しているのか、誰に待望されているのかは関係がないとのこと。この言葉があるだけで、待望されている本なのだという強烈な印象を与えることになる。
 「感染」は、口コミのようなものだという印象を持った。著者の生きた時代では酒場が感染の場であったが、今ではSNSが感染の場で、昔よりも爆発的な感染を起こすことができる。
 「メディアは、読者に意見を作ってやり、彼らに出来合いの文句をつぎ込んで、自ら熟慮反省する労を省いてしまうのである」という文章が出てきた。テレビを見るとバカになるという人がいるが、そういう人は、こういうことが言いたかったのだろうと思った。視聴者はこうした特性をしっかりと理解して視聴する必要があり、メディアとの付き合い方は、冷めた目で付き合うことが重要なのだろう。
 この本は、本質をしっかり捉えた本だと感じた。

■2021年9月23日(木曜日)


東京電力
 練習は400m×3。休息は10分。ワクチン接種の影響で学生たちの姿はまばらで、中距離練習は、自分を含めて3名だった。先頭を走る学生も、どのくらいで走れるのかはわからないが、56秒では走りたいとのことで、なんとかついていけるかもしれないと思いながらスタートした。
 1本目は、前半は思ったよりも楽に入れ、これならば最後までついていけるだろうという感覚だた。学生のピッチに合わせて自分も走ったのだが、普段のピッチよりも速く、300mを過ぎた頃から、ピッチが合わなくなり、急に姿勢も保てなくなり、體が沈み込み、ずっと膝が曲がったままで、あまり地面からの反発がもらえなくなって大失速。最後は離されたが、タイムは56秒3で、思ったよりも良く走れた。
 2本目は、呼吸が整わないうちにスタートとなり、最初の100mはついて行けたが、そこからは徐々に離され、ピッチが上がらず、なんとなく走り切り、59秒1。60秒以上かかったと思ったので、意外とタイムは良かった。走り終わった後はえづき、ハムストリングスの張りが強く、歩くのが辛かった。
 3本目は、当然呼吸は整わず、最初からついていけず、後ろの学生に付かれる展開だったが、何とか引き離し、先頭からは大きく離された。手脚が張って動かない訳ではないのに全身に上手く力が入らず、ピッチが低下したまま終了。タイムは、61秒8で、最低ラインと思っていた60秒を切ることができなかった。
 體へのダメージは大きく、1時間近く呼吸が整わず、久しぶりの酸欠で頭痛がひどかった。現状での限界近くまで走れたということなのだろう。次に走るときには、このレベルでは同じ状態にはならない體になってくれることを期待している。

■2021年9月22日(水曜日)
 最近、我が家では、夕食後、家族みんなで鬼滅の刃のテレビ放送の録画を見続けている。子どもたちは、一通りアニメは見ていて昨年は映画も見に行った。妻は、ある程度アニメを見て映画も子どもたちと見に行った。自分だけが初めて見るというということで、三男がテレビを見ながら、その先の話を妻としてみたりするので、長男と次男がその話をうるさがり、険悪な雰囲氣となると同時に、テレビの音が聞こえなかったりする。
 長男と、妻から、鬼滅の刃を見てどう感じるのかとしきりに聞いてくるのだが、北斗の拳のように、ひたすら相手(鬼)を殺し血が飛び散る映像が多いので、面白いとも面白くないとも言えず、答えに窮した。自分が子どもの頃は、北斗の拳が流行ったが、自分は、あまり好みではなかった。血みどろのアニメを子どもたちが喜んで見るというのは、自分が子どもの頃と同じなのかもしれないが、やっぱりあまり好みではないと改めて感じている。しかし、鬼滅の刃は、呼吸のことなど、現実の世界でも十分通用するような話題がちりばめられており、面白いと思う部分もいくらかあり、北斗の拳よりは好きだ。明日は第5夜、明後日は劇場版が放送される。とりあえず全てを見て、この秋から新シリーズもテレビ放送されるとのことなので、話題に付いていけるようにしたい。
 個人的には、最近市原隼人主演のドラマ「おいしい給食」にはまっている。この秋に新シリーズが始まるとのことで、こちらのドラマの方が楽しみだ。

■2021年9月21日(火曜日)
 練習は1000mのインターバル。学生たちが400mジョグの休息で6本走るとのことだったので、3本以上できればと思い、後ろにつかせてもらった。設定は3分20秒。
 1本目は、思っていたよりも楽で、それほど呼吸も乱れずに走れた。タイムは3分17秒8。この感じで行ければ5本は走れるかもしれないと思ったのだが、2本目が終わってみると、かなり呼吸が激しくなり、とにかく次の1本だけは走りきって終わろうという状態に変化していた。タイムは3分19秒4だった。3本目は、先頭を引っ張る学生が交替し、意外と楽かもしれないと思ったのだが、残り100mで呼吸が続かなくなりえづいた。タイムは3分23秒5ということで、感覚通り遅かった。1000mよりも400mのジョグがつらく、呼吸がかなり追い込まれていた。4本目も走り始めると意外と楽に走れたが、最後は何度もえづきながらも何とか集団について走りきり4本目で終了。タイムは3分24秒3だった。終わった後の呼吸の激しさは、最近では経験したことのない激しさだった。今日は、呼吸器系にかなりの負荷をかけられたと思う。
 最後にスパイクに履き替えて400mを走った。800mの1周目の感覚で氣持ちよく走りたかったが、実際は、それほどの氣持ち良さはなく、もう1周走れる余裕はなかった。タイムは58秒7。現状では2分を切るのは、厳しいということが認識できた。

■2021年9月20日(月曜日)


少し大きくなりました
 2週間ほど前に種まきをしたキャベツが本葉を出し、そろそろ植え替え時となったのだが、先週の台風に関連した大雨で水没しないよう、玄関に移動させて苗を守っていたのだが、朝、犬を散歩に連れて行く際、玄関で靴を履いているときに、犬にかじられてしまい、苗が一つダメになってしまった。
 残りの4つを植えるために、畑に落ち葉堆肥を入れて新たに畝を作った。畑は、サツマイモ、ナス、ピーマン、バジル、トマト、ピーナツ、シシトウが植わっているため、あまり大きな畝を作ることはできなかったが、4つのキャベツの苗を植えるのにはちょうど良い大きさで、一つが犬にかじられることで、上手くおさまってくれた。キャベツはモンシロチョウに卵を産み落とされると困るので、厳重に防虫ネットを張った。そろそろ、ダイコンを植える時期なのだが、今のところ、植える場所がない。来月サツマイモの収穫後すぐに植えられるよう準備が必要だ。

■2021年9月19日(日曜日)
 今日も膝の痛みは多少感じるがジョグに支障はなく、夕方30分程度ジョグできればと思って走り始めた。最初は、町内を三男と一緒に走ろうということになり、スタートしたのだが、三男は、最初から猛ダッシュで走っていってしまい、一緒に走ることはできなかった。一時は、150m暗い離れてしまったのだが、町内を一周する頃には、三男は失速し、三男との距離は10mくらいにまで縮まった。三男はこちらの氣配を感じて、あわててラストスパートし、結局町内一周は追いつけずに終わってしまった。その後は、一人でジョッグとなり、三男のお陰である程度ペースが上がり、海岸線沿いを氣持ちよく走ることができた。しかし、後ろから、自分より速いペースで走るランナーに追い抜かれ、その氣持ち良さがなくなってしまった。それにちょっと腹が立って、追い抜いたランナーとの距離を保ちながら、そのランナーに氣がつかれないように後ろをついていった。すると、ペースが上がったのに、リズムが良くなり、より氣持ちよく走れるようになった。途中で、目標にしていたランナーは、反対車線へ移動してしまうことで、自分の方が前に出てしまった。その後は、目標にしていたランナーはいなくなり、一人旅。ずっと氣持ちの良いリズムを刻むことができ、終わってみれば50分ジョッグしていた。久しぶりに速いペースでのジョグができた。この勢いで、流しが氣持ちよくできればと思い、最後に200mを走ったのだが、30秒2。感覚ではもっと速いタイムだったのだが、感覚とタイムが大きくずれていてがっかりした。

■2021年9月18日(土曜日)


本日の収穫
 一昨日の練習後、夜になって急激に膝が痛み出し、昨日は痛みの影響で歩くのもつらかった。昨日は、たまたまなくしてしまった有機ゲルマニウムを発見し、それを痛みのある部位に貼ったところ、痛みはあまり緩和しなかったものの、急に膝が軽くなり動きが良くなった。
 今朝起床してみると、痛みがかなり緩和した。昨日は特に階段の上り下りで痛みが強かったのだが、今日は、その痛みがなくなってくれたので日常生活が楽になった。ジョグならできそうだと思い、ゆっくりと走ってみることにした。走り始めてみると、痛みは何となくあり、地面の衝撃が歩くよりも強いと感じた。どのくらいの時間ジョグができるのだろうかと恐る恐る走るしかなかったのだが、時間が経つにつれ痛みがあまり氣にならなくなり、氣がつけば自然に速度が上がり、通常のジョグになっていた。せっかく痛みがなくなり走れているので、30分で終わるのがもったいなくなり、さらに10分走ることにし、さらにそれで終わるのがもったいなくて5分延ばし、さらに5分延ばし結局50分走ってしまった。
 以前であれば、膝に痛みが出てしまうと1週間近く走れないことが当たり前だった。それが1日で回復するようになったというのはとても大きい。

■2021年9月17日(金曜日)


庭でお座り




本日の収穫
 NHKBSで放送されているヒューマニエンスの録画を見た。テーマは「目」。人は白目の部分が他の動物よりも面積が広く、この白目によって、目だけでコミュニケーションが取れるようになるなど、生存を有利にしてきたという内容だった。
 最も印象に残ったのは、日本人は目で言いたいことを読み取るということだった。
 日本では絵文字を
  (^_^) (>_<) (*_*) (;_;) (@_@)
というように使うが、アメリカでは、
  :)  :(  :>  :<  :p 
というように使っている。日本は、目が変化していて、アメリカでは口が変化している。見ているところが違うということがよくわかった。日本を含むアジアでは対人関係であまりはっきり言わない。はにかむような笑顔など、目から本心がでてしまう。アメリカ人は、歯を大きく見せた笑顔で、口が隠れていることは不気味な感じがするようだ。目が笑っていないというのはアメリカでは通用しない。目が点でも笑顔や悲しい顔が口によって表現されることになる。
 赤ちゃんが表情を識別する方法について7ヶ月の赤ちゃんを調査した海外の研究では、日本では目を見るが、イギリスでは口を見るとの結果が出たという。赤ちゃんは重要な情報の方に注意を向けている。アジア人は表情がわかりにくいというのは、重要度が口よりも目の方が高いということが原因なのかもしれない。どっちを重視して処理しているかの違いであって、それが文化の違いなので、今の世の中はその特徴を認識し、それぞれを尊重することが重要なのだろうが、なんとなく日本は西洋に引きずられているような氣がする。

■2021年9月16日(木曜日)
 練習はまた日曜と同じくサーキットトレーニングと4000mペース走。
 サーキットトレーニングでは、スクワットの時に膝から音がするのがやっぱり嫌な感じがして、ジャンプ系のメニューもあるためか、終わった後に若干膝の痛みが出てくるようになった。
 4000mペース走は、ペース感覚がないので、走り始めた時のペースで走りきるつもりでいたが、最初の100mが20秒で通過し、先週と比べると速すぎるということもあり、自然とペースダウンしてしまい、最初の1000mが3分43秒6となった。それでも先週と比べると格段にペースが速くこのまま走りきれるのだろうかと重いながら、なんとかそのペースを維持することに努めた。2000m以降は3分42秒4、3分45秒6、3分42秒2となり、なんとかペースを維持して走り切れた。3分40秒台で走れるとは思っていなかったので、ちょっとうれしくなったが、自分の状態が全くつかめていないことがよく認識でした。
 最後に300mを走り43秒8。氣持ちよく走りたかったが、終わってみれば全力で走っているような感覚で、中距離の走りではないと思った。

■2021年9月15日(水曜日)


ゴーヤがやっと実りそう
 日曜に練習をして以来、膝の痛みがまた強くなり、2日間何もできなかったが、今日から練習再開。学生たちが300m×3を走るというので一緒に走らせてもらった。先週土曜と同じ練習なのだが、学生たちも新型コロナの影響で、活動が中止されたりワクチンによって練習できなかったりということが続いたため、今週までは練習メニューをある程度固定しているということだった。先週の練習により、まだ疲労が残っていてウォーミングアップの時点では、少し膝の状態が氣になったが、とにかく走ってみることにした。
 先週と同じく、学生たちには最初から全くついていけない感じではあったが、1本目のタイムは40秒7で、先週とほぼ変わらないタイムで走れ、先週よりは動きに余裕がある感じがした。2本目も1本目とほぼ同じ感覚で走れ40秒4。先週よりもタイムを上げた。3本目は、最後の直線で、自分の姿勢が保てなくなり、ずっと膝が曲がって這うような走りで失速をした感じが強かった。しかしタイムは40秒6。3本ともほぼ同じタイムで走りきることができた。先週よりはタイムを上げたいという氣持ちを持ちながらの練習だったが、希望通りに走れ、今日の練習には満足できた。

■2021年9月14日(火曜日)
 子どもの塾の送り迎えのときにたまたま車内で聴いていたラジオで「シンギュラリティ」という単語が印象に残った。日本語では技術的特異点と言われるようで、AIなどのコンピューターが人の知性を越える転換点のことで、ある文献で2045年とされたことから、2045年問題とも言われているようだ。以前にもYouTubeで安宅和人氏の動画を見たときにこの言葉がでてきたという印象が残っている。
 今日は、たった10分程度の視聴だったのだが、最近のAIがどのくらい技術が向上しているのかというのを具体的な事例で説明がなされていて驚くばかりだった。最近はマッチングアプリが流行っているが、こういったものにはAIが当然使われているが、今の技術でも顔認証は人間よりもAIの方が正確らしく、そこから、その人の状態を読み取ることができ、夫婦間を取り持ち、相手の氣分を画像から診断し、今日はどんな食事のメニューがいいか、どこに外食をすればいいかなどがアドバイスできるほどだという。人でも相手の状況を見て行動を決めるということをするのだが、人と人の間にAIが介してよりよいコミュニケーションが取れるという利点はあるものの、AIを介さないと何もできなくなってしまうようでは、利点なのかどうかがわからなくなってくる。AIは、人が考える必要をなくしてしまう道具なのかもしれない。AIによって既存の仕事がAIに置き換わることを危惧する話は最近よく耳にするが、それ以上に人が考えなくなることの方が恐ろしいと思った。そうなってくると、人の存在理由は何なのかという根本的な問題を問う必要が出てくる。そういった意味では、人は哲学を探求する必要があるのかもしれない。

■2021年9月13日(月曜日)
 起床後、立ち上がったときに、まず足裏の疲労を感じた。張りがあり、筋肉痛の一歩手前のような感じ。すぐにゴルフボールを踏みつけて、ほぐしをしてみたが、その瞬間だけはいい感じだが、その後は元通りで1日中張りを感じたまま生活せざるを得なかった。
 ハムストリングスも昨日より張りが強く筋肉痛氣味。腹直筋よりも奥の筋肉(外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋か?)も昨日よりも筋肉痛が強くなった。そして昨日はなんともなかった大腿四頭筋も張りがあり、ストレッチをすると痛みが強く、大腿部全体が疲労を帯びているということがわかった。また、首の胸鎖乳突筋の筋肉痛もあり、走っているときに首にも力が入っていたということもわかった。間違いなく土曜日の疲労で、全力で走ることがこれだけ體へ影響を与え、強度の高いことなのだということを改めて認識できた。

■2021年9月12日(日曜日)


本日の収穫
 昨日は、夕方以降右膝の痛みが氣になりだし、少しずつ痛みが強くなってくるような感じだったのだが、今朝起床後の状況は、ある程度改善していてホッとした。ということで、雨が降ってくる前に運動を終えておきたいという氣持ちが強かったため、練習は、朝食前にサーキットトレーニングと4000mペース走。
 サーキットトレーニングでは、スクワットを種目の一つにいれているのだが、しゃがむ動作をするたびに、右膝からは、靱帯か腱がきしむような音がする。膝を痛めつけているような氣分になり、あまりいい感じがしない。これは、ここ数ヵ月間変化はなく、日常生活でも膝屈伸の動作をする場合は、必ずきしむような音が出て不安になる。
 ペース走は、1000m辺り3分50から4分くらいでできればと思ってスタートし、大腿設定通りだったが、ペース感覚がないため、常にペースが落ちるのではないかという不安が頭をよぎり、結果的にはビルドアップ走となった。ラップは、3分56秒8、3分54秒0、3分50秒7、3分44秒9だった。
 午後になると、ハムストリングスが張ってきて、腹回りは少しずつ筋肉痛になってきてた。これは間違いなく昨日の300mを走った疲労だろう。夜になるとさらにこれらは強く感じるようになってきた。明日はさらにひどくなるのかもしれない。

■2021年9月11日(土曜日)
 1ヶ月半ぶりに学生とトラック練習。メニューは300m×3。休息は15分。ウォーミングアップの時点で、膝の違和感が少しだけあり、一緒に走るかどうか迷ったが、秋の試合に出るには、強度を上げていく必要があるため、走ることにした。
 学生たちも先週までは活動が禁止だったため、昨日の関東学生新人でリレーの出場を予定していたが出場できず、しばらくは練習が続くということで、練習再開1週間でどのくらい走れているかを確認する練習となった。
 1本目は、前半で思ったよりも学生に離されなかったが、中盤以降は大きく離され、今までは負けることのなかった学生に並ばれながらフィニッシュ。タイムは40秒6。脚には疲労感がなく、體が浮いた感覚で、地面に力を与えている感覚もなく、ピッチを上げようにも全く上げられず、中途半端な走りだった。2本目も1本目と同様でタイムは40秒8。2本目の後は、少しだけ左脚に疲労を感じた。ピッチが上がらず、浮いた感じは続き、タイムの割には疲労感がなかった。3本目は、スタートから速度が上がらず、野球部から転部してきた学生に抜かれ、このままタイムを大きく落としてしまうのではないかと思ったのだが、この学生には負けられないと思い直し、最後の直線に入って何とかペースアップし逆転してフィニッシュ。タイムは41秒8。
 今日の時点では、膝の痛みが強くなることはなく、まずまずといった感じ。久しぶりに学生たちとふれあい、いろいろと陸上の話ができ、やっぱりこの場の居心地が良いと思った。

■2021年9月10日(金曜日)
 ワクチン接種完了とPCR検査の陰性証明で行動制限の緩和をしていくという報道が盛んにされている。緊急事態宣言が何度も続き、それを延長することで、その区域の住民も慣れてきて、あまり緊急性を感じなくなり、宣言の効力が続かないということで、緩和せざるを得なくなったとも言える。県をまたいだ移動の緩和やGO TO トラベルを復活するような話題もあった。データに基づいた議論ではなく、なんとなくやっているように見えてしまうのは、上手に説明がなされていないためなのか、本当になんとなくなのかはわからない。科学的にやりたいところだが、先のことは予想でしかなく、最後は人の判断なので、未知のことに関して科学的というのは難しいとも言える。
 ワクチン接種をしても陽性にはなるし、陰性証明をしても、その検査をした瞬間の状態把握であり、その後がずっと陰性であるという証明にはなっていない。ということでどちらも陽性になっていないという証明にはならず、これら2つの条件に意味があるのかと疑問に思う。
 また、ワクチンによる抗体効果が、最近話題になり始めたミュー株には従来株の7分の1程度という報告が出され、そのほかにもイータ株、カッパ株など、昨年12月から今月までの検疫検査の陽性者から様々な変異種が検出されているという。感染者数と死亡者数を見れば、過去のインフルエンザの危険性よりは低いようにも見えるのだが、対応できる病院が限られているので、医療が逼迫しているという報道が連日続いている。インドや南米で劇的な効果を示している治療薬のイベルメクチンを承認してはどうかと東京都医師会会長が訴えているとの記事を見たのだが、治療薬がしっかりすれば、ワクチンの緊急性もなく、感染しても問題ないということになるはず。国会議員の中には、これを使えるようにと動いてくれている方もいるが、政府は全く動かないという。製薬利権を守るのではなく、国民の生活を守る政策を推し進めていってほしい。

■2021年9月9日(木曜日)
 学会最終日。体育心理学のキーノートレクチャーが興味深かった。テーマは「運動の制御と学習を支える知覚スキル」。人には、ミラーニューロンというものが働くミラーシステムというものがあると考えられている。他人の行動を見ることでも、脳内では自らが行動したような活動電位が認められる。運動においては相手の次の動きを予測する場面があるが、ミラーシステムが関わり、視覚経験と運動経験という2つの異なる経験からその予測メカニズムを発達させるのではないかといいうことで様々な研究が紹介されていた。
 視覚経験は運動学的情報で、運動経験は筋運動感覚情報なのだと説明があった。視覚情報から筋感覚は生じ、自分の感覚がなければ他者の動作を認識することは難しいという。熟練者は、自分の筋の運動感覚を使って他者の運動結果を予測をしており、他者の動きの感覚を自己の内部で表現することが予測を支えている。
 ただ単に他人の動作を見たりするよりも模倣するように見た方が脳の運動野の活性が高いそうで、初級者はただ見るよりも、同時に模倣した方がよく、模倣する際、観察している対象者の動作が予測できなかった方が同時模倣の効果は大なのだという。
 学習効果は個人差があり、数回見れば真似できる人もいれば、何度見ても真似できない人もいる。見ただけで自然に模倣のできる人は模倣の対象は上手な人を、それが下手な人は対象を下手な人にした方がな向上しやすいようだ。下手な人は、こういう風にやったらうまくいかないんだなぁということを学習する方が上手くなるというのが意外な考察だった。そして他者の理解を深めるためには、まずは自己理解が重要ということも述べられていた。
 他者の動きを評価する際、他者の動きを自分の中に投影して自分の體の中でその違和感を感じるということを骨ストレッチの講習会で学んでいる。それは感覚的に学んでいるのだが、それが数値にされて科学的な検証がなされているということがわかり、学んでいることは間違っていないということが確認できたことが大きな収穫だった。

■2021年9月8日(水曜日)
 学会2日目。スポーツ文化研究部会のシンポジウムが印象に残った。テーマは「スポーツの理想とその暴力性 − 多様なスポーツ文化の醸成へ向けたスポーツ研究の自己反省 −」。暴力性という言葉を聞くと、一般的にイメージされる暴力を想像するのだが、ここでは、「多様性を排除する性質」を暴力性と定義していて一般的なイメージとは違っていた。スポーツの理想としては、多様性を認め、すべての人が分け隔てなく参加できるというものだが、女性なのに男性ホルモンの数値が高いために女性選手としてオリンピックへの出場が許されず、出場したければホルモンの値を減らす処置をしなければならないなど、そういった選手を排除するような暴力性が現実には存在しているという例えで説明されていた。しかし、テーマにも含まれている「多様性」という言葉が多用され、自分の言葉で表現するのは難しいのだが、議論を聞いているうちに、暴力性の定義には違和感を感じるようになってしまった。研究者の自己反省といういう面では、専門化により、広く総合的な解釈ができなくなっており、研究者は無知な知者ではないか、研究方法の意味や原理を知らずとも、特定の方法を機械のように用いれば研究結果を得ることができるということで、文明の便益を享受しながら、そのような文明がいかにしてできあがったかのかを知らない人なのではないかという自虐的な議論もあった。
 オリンピックやパラリンピックでも強調されていた「多様性」が今を語るキーワードなのだろう。「多様性」という言葉が多用される割には、○○推進派と反○○派など、二項対立的な報道が多い。多様性を認めるというのであれば、同調圧力を止め、どちらの存在も認め、共生すればいいだけではないかと思えてならない。

■2021年9月7日(火曜日)
 今日から日本体育・スポーツ・健康学会が始まった。今年はオンラインということで、職場のネット環境では、参加が難しいため在宅勤務で、自宅からの参加となった。
 学会本部企画のシンポジウムで「国が推進するEBPMの課題と教育現場の実際」という発表があった。EBPMは「証拠に基づく政策立案」という意味で、より合理的に政策を立案するために強く推進されているが、それがよりよい政策に結びつくどころか、逆に政策に基づく証拠形成となるデータ解釈も散見されるという問題もあるということを知った。データについては、平均値が使用されるのだが、子どもたちの体力測定を例にしても、半分以上の子どもたちが記録を落としているのに、上位の子どもたちが記録を大きく上げたために平均値が上がっているということがあり、平均値の過剰依存を止めるべきではないかと発表者から意見が出されていた。そういう意味では室の部分が見落とされているということになる。打開策として統計改革の議論がなされているという。現場レベルでは生データの活用が実施できるが、その上のレベルでも生データに近いデータを使い政策に反映できないかというところが課題のようだ。
 急性感音難聴(突発難聴)となってから4週間が経ち、今日の昼で処方された大量の薬を全て消費し終わり、受診となった。たまたまだが、今日もリアルの学会ではなくオンライン学会だったために受診することができた。病院は、相変わらず、新型コロナウイルスのワクチン接種を希望する人たちで溢れていた。先生はカルテを見て2週間前に記載した内容から、薬無しで1ヶ月様子を見て、また受診し、異常なければこれで終わりとの説明をされ、一瞬で診察は終了。聴力検査をするものだと思っていたので、拍子抜けしたが、お陰で医療費は安くすんだ。とにかく薬から解放され、一安心。

■2021年9月6日(月曜日)
 緊急事態宣言が2〜3週間延長されるとの報道があった。これで9月末までは宣言延長が確実となり、9月中の試合や記録会へ学生たちが出場することは絶望的となった。コロナを取り巻く状況は、昨年よりは確実に悪くなっているが、そんな中でもオリンピックとパラリンピックは開催でき、プロ野球などのプロスポーツは観客を入れて開催しているが、9月末に予定されていた関東理工系学生大会は、8月末に中止が決まった。埼玉陸協の審判の負担が大きく、大学によっては活動ができないということもあり、仕方ないことなのだが、4年生は、2年連続で目標としていた試合に出場できずに4年間の活動を終えることになりそうだ。また、10月中旬の箱根駅伝予選会に出場するための記録会への出場もままならないということで、長距離の学生たちも15年ぶりに予選会のスタートラインに立つことなく、今年は終えることとなりそうだ。
 学生は今週から練習が再開できることとなった。3年生以下は、次の目標へ向け、今やれることを黙々とやっていくしかない。

■2021年9月5日(日曜日)


本日の収穫
 パラリンピックの女子マラソン視覚障害T12に日本選手団最年長の西島選手が出場し8位入賞した。前回のリオ大会には61歳で初出場し、暑さで途中棄権とのことだったが、今日は、雨の降 る中で、暑さはなかったが、国立競技場へ戻ってきたときには、前のめりになり転びそうな感じにも見えながらフィニッシュされていた。年齢に驚かされるが、本人にとっては年齢は関係ないのだろう。しかし、自分よりも年齢の高い人たちの頑張りは、勇氣づけられる。
 閉会式は、激しい照明で、目がチカチカして、中には、光が強すぎて、パフォーマンスが見えづらかったりして、まぶしいという印象が残った。多様性を意識したためか、とにかくカラフルで、何でもかんでも詰め込んだという感じがした。テーマが「調和のとれた不協和音」とのことだったので、そのテーマには沿っていたのかもしれない。アナウンサーの解説では、「ダイバーシティ」「インクルーシブ」「多様性」という言葉が何度も出てきたが、わかったようでわからない言葉だった。
 それとは対照的に、フランスからの映像は、落ち着いていて、パフォーマンスに統一感があり、とてもシンプルながら多様性を表現しているように思え、エッフェル塔の脚が義足になっているところがとても洒落ていた。

■2021年9月4日(土曜日)


煙突がさらに高くなりました
 Yahoo!ニュースで「ゲーム障害 熱中と依存の境界は」という記事を読んだ。ゲーム障害は、ゲームによって日常生活に支障をきたす状態のようだが、人によって生活環境は違い、きちんとした定義をするのは難しいようだ。しかし、小学生が深夜にゲームをするという状態は、明らかに異常であり、中国や韓国では、子どもたちが深夜にオンラインゲームができないような処置がなされており、香川県では、子どものゲームは1日60分という条例があるという紹介もあった。
 我が家の子どもたちも毎日スマートフォンでゲームに明け暮れている。最も氣になるのは、ゲームをしているときに、氣にいらないことがあると、汚い言葉を吐くこと。そしてゲームによって不機嫌になり、日常生活でも攻撃的な感じになること。動画を見ているときには、おとなしくしているので、動画の方が少しはマシなのだが、動画も際限なく見続けるというところで、スマートフォンに対しているときには、親からの声が耳から入っていかないので、食事の準備だったり、風呂に順番に入ることだったりができず、夏休み以降、新学期が始まっても生活のリズムが遅くなり、朝もまともに起きられず、起床後はだいたい不機嫌になるという悪循環が起こっている。スマートフォンに熱中し依存するという意味ではゲーム障害ではなくスマートフォン障害という言葉の方がフィットするのではないかと思っている。

■2021年9月3日(金曜日)
 相変わらず天気は悪く、寒い。今日は250mの上り坂ダッシュを7本やろうと思い、スタート地点へ行ったのだが、やりきれない氣がして、距離を200mに変更することにした。200mにしたのだから、本数を多くしようと思い10本に変更した。
 1本目は34秒3で、だいたい自分の想像した程度のタイムだったが、2本目は1本目と同じ感覚で走ったにもかかわらず、タイムは37秒6で、感覚とタイムが大きくずれてしまった。その後も36秒台から37秒台で、5本目にはえづき、6本終わったところで、もう10本はできないと思い、7本目で止めることにして、最後の1本を頑張った。タイムは34秒1で、やっと1本目のタイムに戻せた。なかなか思うような走りはできないが、膝の痛みがほとんど氣ならず走れただけてうれしくて仕方ない。

■2021年9月2日(木曜日)
 9月が始まったばかりなのに前線が停滞し、梅雨のような状態となっている。日によって夕方は涼しい日と暑い日がランダムにやってくるが、どちらかといえば涼しい日が多くなってきた。今日は、前線が南にある関係で、完全に秋の気温となり、寒さを感じた。湿度は高く、最近職場に導入した18Lの除湿器は、朝から昼までに満タンとなり、昼から夕方でまた満タンとなり、半日で36Lもの水がたまってしまった。壁と天井の間が裂け、その裂け目が黒くなっているのだが、こうした湿気によるカビだったということがよく理解できた。除湿器は音が大きくて稼働させるのはいやなのだが、これだけの湿気があることがわかってしまっては、止めるわけにはいかない。
 今日は、昼にジョグをしたのだが、あまりの寒さにウインドブレーカーを羽織ってしまった。小雨でもあったので、雨ガッパ代わりになり役に立ったが、後半はかなり暑くなった。この時期にウインドブレーカーを着ることは考えられないが、このまま夏が終わってしまうのではないかというほどの雨と寒さだった。

■2021年9月1日(水曜日)
 昨日行われたパラリンピック陸上視覚障害T11の1500mの映像を見た。日本人選手では、和田選手が4分05秒27のアジア新記録で銀メダルを獲得し、4位には4分08秒84で唐沢選手が入り自己ベストを更新した。先頭は独走で、和田選手は500m以降2位争いで先行し、追い上げられながらも何とか順位を守ってフィニッシュとなった。全く目が見えない状態で走るタイムとは想像できない素晴らしいタイムだった。しかも年齢が44歳。自分が44歳の時の1500mのタイムは4分05秒94だったので、それよりも速いというのが驚きだった。5000mでも15分21秒03で銅メダルを獲得しているが、44歳でのこのタイムは、同年代の健常者と一緒にレースに出ても日本トップクラスだろう。さらにこのハイペースの1500mで手脚のリズムを合わせて伴走ができる選手がいるというのにも驚いた。相当な力を持っていて、ある程度の余裕がなければ絶対に伴走はできない。優勝者は3分57秒60の世界新記録。このレベルになると、伴走者を探すことが困難になるのではないかと思った。同年代で視覚障害を持ちながらもこのレベルで走れる選手がいるということを知って大いに刺激を受けた。



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