最近のいずみ

Last Update:2022/10/31



パートタイムアスリートいずみ 22年目に突入 

■2022年10月31日(月曜日)
 韓国ソウルの梨泰院(イテウォン)という地区で、150人以上の人たちが転倒により圧死したというニュースが流れてきた。人が押し合って圧死するということが想像できなくて、それらのテレビ報道を食い入るように見てしまった。1平方メートルの中に10人以上が入っている状態だったということで、テレビでも実際の1メートル四方の正方形の中に、9体の人形と10人目となるアナウンサーが中に入って説明をしていたが、呼吸ができないほどで、血液の循環すら阻害されるほどの圧力だったのだということがわかった。そのため、立ったまま氣を失って亡くなった人もいたようだ。映像では、いたるところで心臓マッサージをしている状況が映されていたが、一旦血液循環を失った状態が続いた後なので、心臓マッサージを始める時点で蘇生は難しかった人が大半だったのだろうと思った。
 朝の満員電車でも人がすし詰め状態という表現をして、かなり詰まっているように思えていたが、それでも1平方メートルの中に5,6人なのだという。誰も仕切る人がいない状態での群衆の力というものは、誰もコントロールできないのだということを見せつけられた事故で、街の治安を維持するための警察の役割の重要性を実感した。

■2022年10月30日(日曜日)
 3ヶ月半ぶりに横浜の友人と会って1日公園でおしゃべり。
 小麦はグルテンが多く含まれているものは、毒だという話になった。うどんやパスタなど、コシがあるとおいしいと感じるのだが、そのコシの元となるのがグルテン。友人は、グルテン入りの食べ物を口にすると、體に異変を感じるようで、小麦製品はほとんど食べられないとのこと。添加物の含まれている食品を口にしなくなって、劇的に體の感覚はとぎすまされているようだった。小麦をどうしても口にしたい場合はどうすれば良いかということで、いろいろと調べた結果、スペルト小麦という原種に近い小麦を見つけて、実際に取り寄せて食べたところ、體に異変は起こらず問題なく食べることができたという。しかし、グルテンが少ないため全くコシがないのだという。とても素朴な味らしい。コシではない違ったおいしさはあるようだ。
 自宅で育てている植物の話では、ステビアの栽培を勧められた。ステビアは砂糖よりも甘いそうで、食糧危機で砂糖が購入できなくなってもステビアを栽培していれば、砂糖の代用ができるのではないかとのことだった。また、日本では雑草にされてしまっているスベリヒユという植物が、ヨーロッパではスーパーフードとして取り扱われているので、探してみてはという話もあった。スベリヒユにはオメガ3というイワシに含まれるものが大量に含まれているらしく、イワシが食べられなくても、この草があれば代用できるという。ウェブで画像を検索してみたが、見たことがあるようなないような。家の近所で探してみようと思った。
 陸軍の軍人として満州と沖縄で戦った友人の祖父の話も印象的だった。「戦争は絶対にしちゃいかんが、戦争になってしまったら絶対に負けてはいかん」ということを繰り返し話していたそうで、当時の日本人は、次にやるときには絶対に負けてはいけないという感覚があったのだろうが、戦後の教育により、そういったことを考えさせないようにされてしまったのだと思った
 7月と同じく、いくら時間があっても話足りないという感じだった。友人からはある本を貸してもらった。今度はこの本の内容についてじっくり語り合えるようしっかり読み込みたい。

■2022年10月29日(土曜日)


野比海岸公園
 三男は学校の運動会。学校から体温チェックシートを記入するように紙が配られているようだが、三男が体温を計るのは、陸上の大会の直前くらい。学校のイベントでは計るに値しないと言わんばかりに体温を計っていなかったのだが、妻はそれを見て、体温を計るよう何度も声をかけていたが、三男は頑なに計ろうとしなかった。それで妻は、怒鳴り散らし、三男はそれ以降妻を無視。朝から険悪なムードが食卓には漂っていた。
 三男はスマートウォッチを付けて寝ているはずなので、体温はスマートウォッチの画面を見ればわかるのではないかと思うのだが、それすら面倒ということなのかもしれない。
 自分の体温は正常かどうかは、自分の感覚でわかること。わざわざ人に数字として示す必要があるのかと思うこともある。数値の提出を強要する大人は、自分たちの責任を回避するためだとも考えられ、子どもたちがバカバカしいという態度を取る感覚の方がある意味正常なのではないかとも思える。

■2022年10月28日(金曜日)
 10月10日に、欧州議会の公聴会でファイザー社の重役が呼ばれて、コロナワクチンについての質疑が行われた。その中で「コロナワクチンの導入時に、ワクチンによるウイルスの伝染を阻止するテストをしましたか」という質問がなされ、回答は、感染を阻止するテストはしたが、伝染を阻止するテストはしていなかったということで、「No」だった。英語では、infect とtransumitという言葉が使われるようだが、日本ではどちらも感染と訳してしまうため、違いを感じることができないが、英語では、個人の中にウイルスが広がって症状が出るのが感染(infection)で、感染者から人にうつすのが伝染(transumition)と区別しているようだ。
 人にうつさないためにワクチンを打ちましょうとワクチンを推進していたが、ワクチンを打つことで人にうつさないようにできるかどうかは全くわからないという状態で推進していたことが、今回の公聴会で明らかになった。つまり政府は間違った前提でファイザー製のワクチン接種を進めていたということになる。国民の大半がマスクをつけて生活し、ワクチン接種率も世界トップクラスの日本で、第7波の次は第8波が来ることが予想されているということは、感染者から伝染するということが確実ですよという意味であり、マスクもワクチンも予防効果は全くないと言っているのと同じに聞こえてしまう。そもそも感染を予防できるのであれば、結果的に伝染も予防できることになりそうだが、どちらもできていないのが現実。同じことを繰り返して第7波が来ているのだから、今までの対策は効果がないということは明らか。そろそろこの対策を続けることを諦めてはどうかと思う。

■2022年10月27日(木曜日)


ゴジラ




花の国からの眺め
 学生のコロナ陽性者が増え、濃厚接触者数も多くなったとしてチームとしての部活動が禁止となってしまった。そうはいっても隔離されているのは、全体の5%から10%未満。90%以上の学生は、異常がないのに、10%未満の学生たちのために、自分たちの活動が制限されてしまうのは、かわいそうな氣がする。
 しかし、個人のトレーニングは認められるとのことで、学生は個別に練習するようになった。今日はある学生が300mを8分レストで3本走るというので、その後ろにつかせてもらった。この学生も普段は先輩に引っ張ってもらい、集団の後ろについて走っているのだが、今日は先頭を走ることになるので、ペースがわからなかったのか、1本目はスタート直後から、凄いピッチでスピードを上げていき、まったくついていくことができなかった。最後まで距離は離れるばかりだったのだが、タイムを見ると40秒3。今シーズベストと言っても良いくらいのタイムで驚いた。学生は37秒5の自己ベストだった。
 2本目も1本目よりは学生との距離は近かったが、学生の速度が落ちていた関係で、40秒7。
 3本目は、さらに学生の速度が落ちたので、最後の直線で学生を抜くことができたが、前半が少し遅かった影響で41秒1。
 以前の練習よりは、確実に走れるようになっているという実感のわく練習だった。

■2022年10月26日(水曜日)
 東京のGo To イートが今日から再開されるという報道があった。妻がそのニュースを見て、なんでまた、Go To トラベルと同じことをするのか、とちょっとイライラしていた。妻は仕事で英語に関わっていることもあり、中学生が本当に勘違いしてGo Toのあとに動詞を入れるような間違いをするので困ると話していた。これは政府や自治体が始めたこのGo To ○○に起因している可能性が高い。間違っていることは明らかで、トラベルの時にも問題を指摘されたはずなのに、これが正しいと言わんばかりにまだ東京都は続けているということが許せなかったらしい。これが日本の英語教育の成果ということなのかもしれない。
 逆に言えば、学校で中学生から熱心に英語教育をやっても、英語を使える人が少なく、政府ですら間違えた使い方を平氣でやるということで、英語が共通言語にされる心配はなく、日本の伝統文化を継承していくという観点からは、逆に素晴らしいことなのではと思ってしまった。

■2022年10月25日(火曜日)
 練習は4000mペース走。学生が3分40秒/kmのペースで14000mのペース走をするというので、途中からその後ろにつかせてもらい走った。若干ウォーミングアップ不足だったためか、両アキレス腱の痛みもあり、走り始めからちょっとペースが速いと感じた。最初の1000mは3分37秒9。3分30秒くらいではないかという感覚だったので、自分の體が思っている以上に動いてなかったのだろう。
 その後、少しペースが落ち着いてきたと感じたのだが、次の1000mも3分37秒1。まったくペースは変化していなかった。次の1000mも安定してやっと走りやすくなり、3分37秒6。学生のペースは素晴らしく一定だった。最後の1000mも余裕を持ってやれそうで、あと2000mほど距離を伸ばそうかと思っていたところ、残り1周で急に呼吸が苦しくなり、えづいてしまい、それ以上走れず4000mで終了。最後の1000mも3分37秒8だった。
 最後までアキレス腱の痛みは氣になりながらの走りとなり、4000mの後に短い距離を走ろうと思ったが、今日はやめておいた。

■2022年10月24日(月曜日)


日の出
 先週から新しい枕を使っている。この枕は、スマートフォンとBluetoothでつながっていて、いびきをすると、いびきが治まるように枕の中の高さなどが変化するようになっている。しかし、高さが変化するときの音により一晩で2回ほど目が覚めたりする。アラームを設定するとスマートフォンから音が出るだけではなく、枕も振動して起こそうとしてくれるが、起こされるタイミングがイマイチ。今まで使ってきたスマートフォンのアプリでは、睡眠の深さによって、起きるのに最適なタイミングで起こしてくれる機能があったので、新しい枕のアラーム設定よりは、今までのアプリの方が断然、目覚めが良いというのが残念なところだ。
 新しい枕を使ってみて、驚くのは、いびきの数の多さ。昨夜は一晩で31回155分もいびきの時間があったという。また、浅い眠りが52回と記されていた。一昨日がいびきが24回120分、浅い眠りが61回となっているので、毎晩30回近く2時間ほどはいびきの時間があるようだ。妻によると、いびきをし出すと枕が動き出し、しばらくすればいびきが止まっているとのこと。枕の効果はあるようだ。
 今まで使っていたアプリと、今回の新しい枕を組み合わせて、快適な睡眠を作っていこうと思う。

■2022年10月23日(日曜日)


花の国からの眺め
 午前は、毎年恒例の家族写真を写真館へ撮りに行った。予約の時刻に家を出発するという感じで、毎年時間の守れない家族で、写真館に向かう車の中で大げんかしながら写真館へ到着。毎年、動物たちの顔をカメラへ向けるのに苦労し、時間がかかるのだが、今年は、なぜかインコが常にカメラの方を向いてくれ、犬のことだけ氣にすれば良かったため、かなり助かった。犬の方も意外と、カメラの方を向いてくれたため、すぐに撮影は終わる感じに見えたのだが、一旦取り終わって、画像を見ていると、子どもたちが、別の靴で撮影したいとか、髪の毛が納得いかないとか、いろいろと注文を付けてくるので、良さげな画像はあったものの撮り直し。撮り直しでも、比較的動物たちは上手くカメラの方を向いてくれたため、例年よりは素早く撮り終えることができた。昨年までは、どうしても動物たちがタイミング良くカメラを見てくれないこともあり、最終的に写真屋さんで画像を加工して印刷するということをしていたが、今年は、加工無しで印刷ができることになって、なんだかうれしかった。しかし、写真屋さんでも今年は値上げとなり、昨年よりは支払いも多くなってしまった。世の流れなので仕方のないことなのかもしれない。

■2022年10月22日(土曜日)
 練習は、学生たちと500m+300+200mを2セット。休息はそれぞれ90秒、60秒、セット間は10分だった。学生たちは3セットを予定していて自分も3セットをやるつもりだったが、2本目で力尽きた。
 1セット目は、500mの中の400mを60秒9で通過したが残りの100mで16秒7と失速し67秒6。300mは500mと同じリズムで走り45秒4。200mは29秒8だった。
 2セット目は、500mの中の400mは60秒2で通過し、残りの100mは15秒8でトータル66秒0。1セット目よりは学生にしっかりついていくことができた。300mは44秒6で学生からは少し離された。200mは29秒5で1セット目よりはタイムは上がっているが、残りの100mで完全に脚が止まり、学生からは大きく離されて転びそうになりながら走りきった。フィニッシュ後は動けなくなり、ウォーミングアップ時から両アキレス腱の痛みが氣になっていたので、無理をしないように2セットで終了した。
 今日は、60秒のペースに以前よりは余裕のある走りができ、木曜日の練習と同様に、先週よりも速度に対する余裕が出てきてことを実感できる練習だった。そして、火曜と木曜の練習で氣になっていた腰の違和感はなく少し安心した。

■2022年10月21日(金曜日)


朝の久里浜港
 先週、岸田総理は、高騰する電気料金の負担を軽減するための政策として、巨額の支援金を投入する意向を示した。電力会社に補助金として投入するのではなく、「全ての国民の負担軽減に充てられることを明確に示す仕組み」と話していた。そして一昨日、その負担軽減策が、1世帯あたり最大2000円の支援の検討だと報道された。月たった2000円の軽減が「巨額の支援金」というのでは冗談にしか聞こえない。消費税を下げるとか、一旦止めるとかもっと巨額な支援ができるのではないかと。最大が2000円ということは、基本的にはそれ以下ということなので、場合によっては1000円未満の可能性もある。総理は、「直接的かつ実感できる形で策を講じる」との話だったが、月に1000円未満だったとしたら、ほとんど実感は湧かない。月々それだけの軽減策をするのに、事務手数料のなどで、業者の中抜きが発生し、業者が儲かるだけということになりはしないか心配だ。また、総理は「前例のない思い切った対策」と強調していた。月々最大2000円が「前例のない思い切った対策」とするなら、安倍さんが配ってくれた一人10万円は何だったのか?と思うし、今回の対策は、暗に「今後は政府に期待をするな」と言っているようなもの。今回の件で、安倍さんの政策がどれほど氣前の良い支援策だったかを改めて実感することとなった。

■2022年10月20日(木曜日)


市立総合医療センター建設中
 練習は学生たちと400m×3。休息は15分。
 1本目は、少しきついと思いながらも学生からは離れずに集団の中で走れた。タイムは56秒7。もうちょっと頑張れば、今シーズンベストというタイムだったので、少し余裕があったことから、2本目はシーズンベストで走れるかもしれないと思え、やる氣が出てきた。
 2本目は、前半は1本目より余裕を持って走ることができたが、最後の直線で、一昨日の腰の違和感と同じような違和感が出てきて、フォームがバラバラになりそうな手前でなんとかフィニッシュ。タイムは56秒3で、シーズンベストと同じくらいのタイムが出た。試合の時ほどの疲労感はなく走り切れたので、2週間ほど前よりはレベルアップできているのではないかと思えた。
 3本目は、最初から離れそうになりながら、何とか離れずついていき、最後の直線で脚が動かなくなり、学生には離されてしまった。タイムは57秒6。3本とも56秒台でそろえたかったが、2本目の強度も高かったため、思い通りには行かなかった。

■2022年10月19日(水曜日)


久里浜港
 先週からずっと中途半端な雨に見舞われている。最近は、毎日授業で体力測定をしている関係で、天氣を常にチェックしている。多いときには数分に1回、雨雲レーダーとにらめっこし、測定種目をどうするかということに頭を悩ませている。できれば、同じ日の授業は、同じ種目をやりたいのだが、午前は曇っていて、午後の最初授業では雨が降り、後半の授業では晴れるということが起こるため、希望通りの種目ができなかったりする。この1週間、天氣予報は、あまり当てにならず、予報とは違う天氣だったことが多い。局地予報はある程度できるはずで、雨雲レーダーも1時間以内の天氣なら予測できそうに思えるのだが、結果的には、雨雲がないはずの時間帯に雨が降り、雨雲があるはずの時間帯に、雨が降らないので、どうしていいのかわからなくなる。
 1964年の東京オリンピックが開催されたころは、10月は雨が少ないということで開催日程が決まったと聞き、実際に子どもの頃は、10月といえば、運動会の季節で、晴れが多かったというイメージだった。しかし、近頃の10月は、台風が頻繁に上陸したり、秋雨前線が停滞したり、以前の9月のようなイメージが強くなってきた。どう考えても自分が子どもの頃の季節とはちょっとずれているのではないかと思う。

■2022年10月18日(火曜日)
 練習は、1000m×3。学生たちが1000m×6で設定タイムは3分10秒、休息は200mウォークで3分だったため、それについて5本はこなしたいと思ってスタートした。
 1本目は、比較的余裕を持って走ることができたが、タイムは3分12秒1。2本目はちょっと辛いと思いながらもついていくことができたが、最後にえづき、フィニッシュ後はさらにえづいた。タイムは3分09秒7。3本目は、1周目こそ集団についていくことができたが、2周目から、ハムストリングスがじわじわっと熱くなってきて、ハムストリングスが上手く機能しなくなり、腰が抜けたような感じで、何となく腰に痛みも感じ、ホンダの2足歩行ロボットのアシモのような動きになり全く前に進まなくなった。さらに数秒に1回えづいてしまい、何度も止めようと思いながら何とかフィニッシュした。タイムは3分43秒1。それ以上は走れず3本で終了。
 腰回りの違和感がちょっといやな感じだった。しかしあまり良い感覚で練習を終えられないのは嫌だったので、最後に300mのタイムトライアルをやった。しかし、全く動かず、タイムは42秒3。流しか?というくらいのタイムで、今日はこれ以上何をやっても良くならないと諦め、練習は終わった。

■2022年10月17日(月曜日)
 昨日は精一杯走って、何とかシーズンベストを出したのだが、終わってみるとほとんど疲労はなく、本当に精一杯走ったのだろうかという疑問が湧いてきた。今年は、練習でも試合でも、自分の限界に近いところまで走った感覚があっても、終わった後のハムストリングスや臀部の張りは、たいしたことがなく、ケツ割れが起こらない。また、数年前までは、試合の翌日は、腹回り(おそらく腹横筋)が筋肉痛になっていて、体幹部も巻き込んだ走りをしていたことを実感したのだが、最近は、そういったこともない。走り終わって、動けないと感じても、しばらくすれば、何でもない感じになるので、本当に追い込めているのか疑問に思う。学生たちは、練習でも頻繁に動けない状態になるし、ケツ割れも当たり前になっている。ここが学生たちとの大きな違いなのかもしれない。今年の目標は、ある学生に勝つこととしていたのだが、他人との比較ではなく、今シーズンの残りの目標は、ケツ割れに変更しようと思う。

■2022年10月16日(日曜日)


残り60m付近
(抜けそうで抜けず)





卒業生と学生たちと
 江戸川競技場で開催された第9回wttk・田園クラブ中距離記録挑戦会800mに出場。
 前日までは、夕方から雨が降るかもしれないという予報だったが、結果的には雨になることなく、ほとんど風もなく、気温は、高すぎず低すぎず最高のコンディションだった。
 卒業生や学生も800mに出場したのだが、コンディションが良いためか良いタイムを出していたので、自分もそれに続こうという氣分になった。
 自分の走った組は、ペースメーカーが58秒2で通過し500mを73秒0で通過する設定だった。走る直前には、組の選手が全員集まり、ペースメーカーとタイムのすりあわせをするなど、きめ細かい配慮があった。自分の力から考えれば、最初から一番後ろを走り、そのまま粘ればシーズンベストは出るだろうということで、スタートからできるだけ頑張らず、集団についていくことだけを考えてスタートした。ペースメーカーは設定通りに引っ張ってくれたため、自分の1周目の通過は、61秒くらい。先週よりは余裕があったので、先週よりはタイムが出るのではないかと思いながら走っていた。600m通過は1分31秒から32秒。一番後ろの8番手だったが、6,7番手は抜けるかもしれないという余力があった。残り150mで7番手の選手が6番手の選手を抜いていったので、自分もそれについていこうとしたが、結局距離を詰めることができなかった。最後は、いつも通り、膝が前に出なくなり、転びそうになるところをなんとか転ばないようにして走ったが、結局転倒し8着でフィニッシュ。タイムは2分05秒37。目標のシーズンベストは出すことができ、先週よりも2周目の失速を抑えることが喜ばしかった。来年春先までの目標を県選手権標準の2分03秒しようと思えてくるほど、今日は前向きな氣持ちになれるレースだった。
 細かいペース設定にそったペースメイクや事前の打ち合わせなど、他の記録会にはない配慮で、本当に素晴らしい運営だった。大会を運営してくれた方たちに感謝したい。

■2022年10月15日(土曜日)
 明日のレースへ向け、調整練習として500mを走った。最初は600mを走るつもりだったが、ウォーミングアップをしてみて、一人で600mを走り切れる感じがしなかったため、距離を短くした。最初の300mを43秒台で通過し、そのままのリズムのまま残り200mも走りきるプランだった。実際は300mを42秒4で通過し、残り100mで失速し始め、転びそうになるのをこらえながらなんとか転ばずに走りきった。タイムは72秒8。残り200mは30秒4。體感ほど失速はしていなかったのかもしれないが、800mを走り切るにはさらに300mを走れなければならない。500m走るだけで精一杯。600mを走らなくて良かった。
 三男が陸上教室へ行って先週の市民体育大会の賞状をもらって帰ってきた。4位だと思っていたのだが、学年混合の総合順位だったとのことで、学年別では3位ということで、3位の賞状を受け取ったとのことだった。長男は2位、次男は1位、三男は3位ということで、子どもたちは全員上地市長から賞状を受け取った。自分だけ賞状がなく残念な感じもあるが、子どもたちの素晴らしい成果のお陰で、自分のことは全く氣にならなくなった。

■2022年10月14日(金曜日)


久里浜港
 8月11日の朝雲新聞をたまたま手にして、「春夏秋冬」というコラムを読んだ。日大危機管理学部の先崎教授が『問われる「死者」との向き合い方』というタイトルで書いたコラムだった。
 学生に「終戦の日を教えてください」と質問して「1945年8月15日」と答えられる学生は、全体の2割に満たず、さらに答えられた学生に「1945年は昭和何年?」と聞いて答えられる人はほぼいないという。これが平均的と呼ばれるレベルの大学生の現実であると述べていた。自分たちの世代は、親世代の生まれた時代なので、まだ身近な時代だが、自分たち以降の世代にとっては、まったく関わりのない時代という感覚になってしまうのではないかと思った。うちの職場の学生たちは、答えることができるのだろうか、と氣になった。
 歴史教科書の近現代史の記述で大人たちがイデオロギー対立をしている間に、学生たちからは歴史がどんどん奪われていたのだと筆者は考察している。防衛費を増額し装備品を増やしても戦うのは自衛隊。一般的に、自衛隊にお任せ状態で、防衛に関心を寄せない国民が大半であることで、実際に戦うことになった際、「死者」との向き合い方をどうするかということがはっきりしていない。防衛省では、PKOに行くことになったときからプランはあるのだろうが、国として方針は示されていない。筆者は、「政府がどのような慰霊をし、どのような名誉を与える覚悟があるのか、国民がどのように敬意を持って死者に向き合うのか」ということの必要性を説いていた。自衛隊は、創設以来、ずっと低充足率であり、国防に関心を持つ若者は他国と比べると少ないことだろう。人が足りないことで、採用年齢を引き上げたり、女性の就ける職種を拡大するなど苦労している。この問題も、子どもの頃の教育が根底にあるように思えてならない。学校で国防に絡めた歴史を学び、過去の先人たちを敬う必要性をあらためて感じた。

■2022年10月13日(木曜日)
 YouTubeで【堤未果の週刊アンダーワールド】日本人が知らない”マイナ保険証”の闇という動画を見た。厚生労働省が2024年に保険証を原則廃止し、マイナンバーカードと一体化させるとデジタル庁の河野大臣が発表した。以前、マイナンバーカードと免許証を一体化させると言っていたが、保険証も一体化させられることになる。あったら便利というのが、いつのまにかこれがないと生活できませんよという状態になってしまう可能性が高まった。これについて問題が5つあるというのが堤さんの考察だった。
 1つ目は、マイナンバーカード作成は任意なのに、国が事実上強制していること。国が先回りして選択肢を奪っているということは事実上強制であり日弁連が反対声明を出しているという。
 2つ目は、多大な負担で医療現場を追いつめること。政府は、マイナ保険証を機械に読み取らせるオンライン資格認証システム導入を2023年までに医療機関側に義務化している。出費がかさむ医療機関からは反発あり、現状は全体の2割しか導入ができておらず、その内の3割にトラブルがあり、さらにその内の7割がデータ関係で、使いにくいらしい。来年までの導入は拙速すぎであるにも関わらず、導入しないと保険医療機関の資格停止もあるとしている。これは事実上脅迫であり、廃業を覚悟している医療機関もあるという。導入しないと免許を取り上げるというのは、医療機関側の懐事情を無視した強制でしかなく、目的と手段が逆になってしまっている。
 3つ目は、利便性の問題。現状の紙の保険証で十分機能しているのになぜやるのか。認知症や高齢者の方々がカードを持った場合に、紛失したり、暗証番号を忘れるなど、問題がある。
 4つ目は、セキュリティー。マイナンバーカードを導入した際には、様々な情報が1カ所に入っているので、持ち歩かないようにと言われていたのに、持ち歩かなければならない保険証と一体化するという矛盾したことを言っている。マイナ保険証は、問題のある顔認証とセットになることとなり、リスクがあるのに事実上強制となる。
 5つ目は、IT企業のビジネスの方が優先されていること。全国民のアクセスを保障する国民皆保険制度の目的が無視されている。保険証のデータの一元化でメリットがあるのは今のところIT企業や事務手続きを受注する企業のみ。
 国民にとってはデメリットの方が多く、無駄な税金を使うことになり、これもデメリットの一つとなる。5割くらいしかマイナンバーカードを作っていないのは政府に対する信頼が低い証。紙の保険証は十分機能しており、大事なデータほど分散しておかないと、全部電子化してしまって何かあってはお手上げとなってしまう。ということで、厚労省の「国民の皆様の声」募集フォームに、みんなで意見を書きましょうという内容だった。
 最近の政策は、ほとんど特定の業者を儲けさせるためにやっているのではないかと思うのだが、このマイナ保険証も、同じなのだろうと思った。

■2022年10月12日(水曜日)


日の出
 練習は、4000mペース走。長距離の学生たちが10000mを走るということで、途中までつかせてもらった。ペースは3分40秒。ペースを作ったのは中距離の学生だったが、最初の1000mが3分35秒。少し速いと感じたが、思ったよりもゆとりを持ってついていくことができた。その後もそれほどペースは落ちずに走っているという感覚だったが、タイムは3分37秒2、3分38秒3と設定ペースに徐々に近づいていった。残りの1000mも少しペースダウンして設定ペースくらいになりそうだったので、自分でペースアップし、氣持ちよく走りきった。最後の1000mのタイムは、3分28秒7。全体的に余裕を持って走れたのは、一人ではなく、集団で走れた結果だと思う。最後に300mをはしり43秒7。だいたいタイムと感覚は一致していた。

■2022年10月11日(火曜日)


野比海岸からの朝日



本日の収穫
 週末の連休は、雨の予報だったにもかかわらず、土日の試合は雨に降られることなく無事に走りきることができた。連休最終日もお昼に激しい雨が20分ほど降っただけで、あとは晴れて少し蒸し暑くなるくらいの氣候で、比較的穏やかだった。
 今朝もその流れのまま、5時台には朝日が穏やかに照っている感じにきれいに空がオレンジに染まっていたが、実際に外に出てみるとかなりの強風だった。海岸沿いをジョグしたのだが、行きは向かい風で全く前に進まず、帰りは追い風で、自分の力ではなく風に押してもらって帰ってくる感じだった。
 土日の試合のウォーミングアップで、久しぶりに美顔ローラーで脚をマッサージしたところ、劇的に筋肉の状態が良くなり、ハムストリングスの張りがかなり緩和し、試合が終わった後も特に疲労はなく、今朝も良い状態で、その影響かアキレス腱の痛みも少なかった。そのため、今朝は氣持ち良くジョグができると思って走り始めたが、向かい風により、トボトボと走る感じになってしまい、予想とは違い辛いジョグとなってしまった。また週末は試合がある。もう一度立て直し、シーズンベストの更新を狙いたい。

■2022年10月10日(月曜日)


射撃



アーチェリー
 市内の運動施設でスポーツフェスタという催しがあり、近所のアーチェリー場と射撃場へ三男を連れて行った。
 アーチェリーは時間が決まっていて少し待つ時間があったので、その間に射撃へ行ってみた。射撃も少し待つと言われたが、すぐに銃を貸してもらえることとなり、三男は、ライフル銃を倒れる的に向かって射撃できた。今まではレーザー中でやった感がなかったが、今回は、BB弾が実際に出て的に当たるので、やった感があったのがよかった。三男は5発撃って5発とも的を倒しなかなかセンスがあった。8発撃ったところで、アーチェリーの時間となり、中途半端な形で射撃は終了となってしまった。
 アーチェリーは、人数が多かったため、1つの的を共有して自分と三男で狙うこととなり、的を正面にはできず、若干斜めで射ることとなった。三男は初めてだったのでスタッフがある程度指導してくれて、何とか弓を引くことができた。自分は3〜4回目なので、何となくイメージはできていたが、どこを狙えば的の真ん中に矢が刺さるかは、弓によって違うので、それを探すのに時間はかかった。結局完全に的よりも下の畳を狙わないと的の真ん中に飛ばないことがわかり、ちょっと違和感を抱えながら、畳を狙い続けた。三男は、力が弱いこともあり、矢の速度が遅く、矢が安定しなかったが、良いときには的の真ん中に近づいた。今日は無料でできたが、通常は市民は1時間160円と弓のレンタル料200円を払えば、いつでも使えるとのことだった。また氣が向いたら行こうと思う。

■2022年10月9日(日曜日)


800m決勝1周目





団体2部決勝





表彰式
 横須賀市民体育大会2日目。800mに出場。
 昨年までは、試合のスタートライン立つと、若干の緊張と、また今年もスタートラインに立てているという喜びや感謝の氣持ちがわき上がってきていたのだが、今年は、何の感情もなく、通常の練習と変わらない心持ちだった。以前であれば、練習で走れなくても試合は別という感覚があったが、今はそういったことがなくなり、練習通りの結果となることがわかっているような感じで、自分に何も期待しなくなったためなのだろうか。楽しみが薄くなり、ちょっとした寂しさもある中での競技だった。
 予選は、1着と2着以降上位4人が決勝へ進出できるということで、1着を目指しスタートした。スタート直後から、うちの学生が先頭に出て引っ張ってくれ、3番手でついていったが、自分には少しペースが速く感じた。1周目は先頭が60秒で自分は61秒くらい。1周目を通過した直後に学生はふくらはぎの状態がおかしくなったようで、急にペースダウンしたため、2番手の選手が先頭に立ち、自分はそれに必死にくっついた。2周目はすでに呼吸が荒くなり、速度もあまり上がらないため長距離を走っているような感じになった。最終コーナーで先頭を抜ければいいと思っていたが、逆に離されて、昨日と同じように最後の100mは膝が出ず転びそうになりながらもがいて2番手でフィニッシュ。タイムは2分07秒16だった。他の組も似たようなタイムだったため、全体の6番目で決勝進出。
 決勝は、うちの学生たちが上位を走ることはわかっていたので、自分は、一番後ろで自分のペースを保ちながら予選のタイムを上回ることだけを考えてスタートした。予想通り先頭は学生たちが走り1周目は57秒台。自分は8番手で60秒くらいで通過。残り300mで6番手に上がり、距離の離れた5番手を追ったが、全く追いつかず、残りはフィニッシュまで1人旅。予選と同じように、最後の100mは膝が前に出なくなり、転びそうになるのを必死にこらえながら走りきった。タイムは2分07秒78で、予選のタイムを上回ることができなかった。以前と比べると、2周目の失速があまりにも大きい。この失速を少しでも減らせるように練習を継続していきたい。
 今日は隣の体育館では市民体育大会のバドミントンの団体戦が行われており、そちらには長男が出場していた。団体は1部と2部に別れていて、長男の出場した2部は6チームが出場し、3チームごとのリーグ戦を戦い、リーグの1位となったところ同士で決勝戦が行われた。長男のチームはリーグを勝ち抜き決勝へ進出したものの、決勝では負け2位となった。
 家族4人が市民体育大会に出場し、長男が2位、次男は1位、三男は4位ということで、順位としては自分の6位が最も悪い順位ということになるが、子どもたち全員と同じ大会に出られているというのがとてもうれしい。

■2022年10月8日(土曜日)


次男の跳躍




久里浜港




ぬいぐるみで遊ぶインコ
 横須賀市民体育大会初日。400mに出場した。
 400mの試合に出るのは6年ぶり。最後に走った2016年は、53秒32の自己ワースト記録を記録しているが、先月の親子リレーで57秒台だったことや最近の練習の状況からすれば56秒台で走れれば良い方ではないかという見積もりを立てていた。
 レースは、スタートして第2コーナーを抜けるところで、内側と外側の選手それぞれ1名ずつに離されていることが確認でき、3番手で走っているようだった。新しいカーボン入りのスパイクを履いているため、カーボンを上手く使うためには一瞬反発を待たなければならないので、比較的キレのない動きをしているように感じながら走った。300mを通過するころまでは、多少余裕を持っていたが、残り100mになると、急に膝が前に出なくなり、失速をして前の選手からの距離が開くとともに後ろから来る選手が近づいてくるのがわかった。とにかく瞬間瞬間でベストを尽くしなんとか転ばずに3番手のままフィニッシュラインまで到達できた。タイムは56秒33。自己ワースト記録を更新したが、だいたい予想通りの結果だったので、特に落ち込むことはなかった。
 次男は100mと走り幅跳びに出場した。走り幅跳びは1回目で5m52を更新し3位につけたが、3回目に4位に落ち、4回目で5m71の自己ベストを出し3位に上がり、最後の6回目でさらに自己ベストとなる5m83を出し逆転での初優勝となった。100mについては、納得のできる走りはできなかった。
 三男は小学生の800mと400mリレーに出場した。いつもであれば1周目は90秒くらいで通過するところ、今日は積極的に友だちについていき5番手で1周目を80秒くらいで通過。その後、残り300mで4番手に上がり、前を走る友だちから離れたりくっついたりしながら、最後の直線でも友だちに並びそうで並ぶことができず4位でフィニッシュ。1周目が速かったお陰で、自己ベストを6秒ほど更新する2分46秒10で、本人は、友だちに負けたのは悔しそうでありながらやり切ったという満足感もあるように見えた。リレーは1走を走り、無事2走にバトンは渡り、順位は4チーム中4位だったが、本人たちは、タイムにはあまり興味はなく、バトンを渡せたということで満足なようだった。
 明日は800mに出場を予定しているが、子どもたちが上位入賞をしているので、欲を言えば決勝進出できればというところだ。 

■2022年10月7日(金曜日)
 関東は、突然12月上旬の寒さになった。今日は場所によっては北海道の方が暖かかったようだ。あまりの寒さに昨日はストーブをつけようと思ったが、ライターが壊れていて火を付けることができなかった。今日は、自宅からライターを持っていってやっとストーブに火を入れることができた。9月に秋雨前線が通過し、10月といえば、秋晴れの空を思い浮かべるのだが、近年は秋雨前線や台風被害をイメージすることが多くなってきた。季節が以前とは少しずれているように感じる。
 今日は、年間の予定では、全学生一斉の体力測定となっていた。しかし、コロナの状況が読めないことから、先月一斉には体力測定をしないという決定をしたのだが、もし一斉にやるということになっていたら、今日は強風と大雨のため中止という結果になっていた。結果的には、一斉に測定を止めて別の計画ですることにして良かった。
 土日は、横須賀市民体育大会なのだが、週の初めの頃は土日とも雨の予報だったが、今日の時点では明日は雨にはならず、明後日は雨の予報となっている。できれば雨ではない中で走りたい。天気予報が外れることを願うばかりだ。

■2022年10月6日(木曜日)
 来週から日本での外国人の個人旅行が可能となり、1日の入国者数も増えるなど、国の水際対策が緩和される予定となっている。また、来週からは全国旅行支援も始まる予定となっている。それだけ、国内では、第7波と呼ばれるコロナの状況は改善してきているということなのだろう。
 学内は、1人の陽性者が出ると、8人部屋の影響で同じ部屋の学生7人が濃厚接触者となってしまう。世の中は濃厚接触者の隔離は1日目から3日目の抗原検査が陰性であれば3日間で隔離解除でき、そういった検査がなくとも原則5日間というようになっている。しかし、職場では7日間の隔離ということで8日目にやっと隔離が解除される。濃厚接触のために隔離となり授業に出られない学生が意外と多く、学生たちの学業への影響をできるだけ少なくするために、世の中のルールに合わせて期間を短くしてほしいところだ。

■2022年10月5日(水曜日)
 「郵政民営化15年 減る売上高 利益はコスト抑制で確保」という朝日新聞DIGITALの記事を読んだ。2007年10月に郵政民営化15年となる。「郵便物の取り扱いは細り、新規事業がふるわず、金融事業もかんぽ生命の不正販売問題のダメージが残る」と記載されていた。氣になったのは、「純利益は2割弱増えた」そうだが、「国債中心だった運用資金をリスクのある外国債券に振り向けた」結果なのだという。ゆうちょにある国民の預金が外国に流れていってしまっているということで、本当に良いことなのだろうかと思った。さらに「グループ全体で1割超にあたる約6万人の雇用を削減するなど人件費を抑制した効果もある」というのだが、利益が出た要因が、人員削減というのも、ちょっと間違ってはいないかと思った。日本郵政グループの経営理念が何かは知らないが、6万人ものリストラをするような会社なので、社員が幸せになることという項目は理念には入っていないのだろう。社員あっての会社というのが古き良き日本の企業で、それが昭和の時代は、上手く回っていたが、平成に入って、外資の進出と共に社員はコストと認識されるようになり、リストラが当たり前の時代になってしまった。
 民営化により変化を感じるのは、身近なところでは、ATMからの預金の引き出しは土日や時間外に手数料を取られるようになったり、郵便ポストの数が減らされたりしたこと。過疎の地域ではもっと深刻な問題が起きていることを報道でも見るが、合理化すればするほど、使いづらくなるので、ますます利用者は減っていくという悪循環を繰り返しているように思える。国にとって重要なインフラは、国営に戻した方が良いのではないか。郵政民営化に賛成票を投じたことを事あるごとに反省したくなる。

■2022年10月4日(火曜日)
 練習は、600mと300m。学生が試合の調整で600mを1本走るというので、その練習に便乗させてもらった。走ったのは自分を含めて3人。2年生がスタートから引っ張り、4年生と自分がその後ろについていった。前半は比較的余裕を持って走ることができた。300mの手前で4年生が、急に脚をつったような仕草をして練習から離脱し、先頭との距離が開いてしまった。あわてて距離を詰め、後ろにつき、1周目の通過は59秒2。残り200mとなったところで、2年生はペースアップし、自分は、全くついていけなくなり、最後の直線は、膝が前に出なくなり、転びそうになるのをこらえながら、なんとかフィニッシュまでたどり着いた。タイムは1分30秒4。最後の200mは31秒2だった。思ったよりも良いタイムだったが、800mを走るには、さらに200m走れなければならない。現状では2分切りは厳しいということがよくわかった。
 15分後300mを一人で走り42秒7。600mの疲労の影響が大きく、ピッチが上がらなかった。これで、週末の試合までは質の高い練習の予定はない。現状でどのくらいのタイムが出せるのか全く予想できない。

■2022年10月3日(月曜日)


収穫した山芋




東京湾フェリー
 代休を取得し、1日家にこもっていた。朝練で40分ジョグをし、朝食後は眠くなってしまい、昼間で寝てしまった。朝走った後寝るなんて、校外夏合宿の時にしかできない贅沢なことで、しばらく合宿に行っていないので、久しぶりに氣持ちの良い午前中を過ごしてしまった。
 午後は、予定していた庭の整備。まずは、芝生の雑草や落ち葉などを拾い、その後畑のトマト、ナス、バジル、カブを抜き、ダイコンの間引きをした。シシトウも抜いてしまいたかったが、まだまだ実がなり続けているため、抜くことができなかった。2週間くらい前にホウレンソウの種を撒いたのだが、いまだに芽が出てこない。種の説明書からすれば、撒いても問題ない時期のはずだが、何の変化も認められないのが残念だった。夏前に山芋の皮を鉢の中に植えておいたのだが、あまり手応えはなかったが、ツルが伸びて枯れていたので、土を掘り返してみると、小さいながらも山芋ができていて驚いた。皮がここまで成長するとは、驚くべき生命力だと思った。
 最後に、芝刈り。あまり芝が生えていなかったところに以前肥料を撒いておいたのだが、肥料を撒いた場所はしっかりと茂り、肥料を撒いていないところが逆にあまりきれいに芝が張れていない感じになってしまった。今日は、激しく茂った部分を中心に刈った。放置していても壁際はなぜか激しく茂るのだが、この部分は芝刈り機で刈ることができず、どうしても手動になる。ハサミで地道にやらざるを得ず、作業中に日が落ちてしまい暗くなってしまったため、作業は途中までしかできなかった。右手の拇指球がかなり疲れた。

■2022年10月2日(日曜日)


観音崎からの朝日
 骨ストレッチ骨格トレーニング講習会に参加。今回のテーマは『「鎖骨」と「距骨の」連動性を高める』というものだった。
 普段の立ち方では、片方の肩の上から、體重をかけられると崩れてしまうというのが一般的で、最初にこれを参加者全員で體感することとなったのだが、自分は、崩れることがなく、これはこれで驚いた。今までやってきたことが身になっているということがうれしかった。崩れてしまった人でも、鎖骨を指でつまむと、瞬時に崩れなくなるというのが不思議だった。また、鎖骨を指でつままなくても、スキーブーツを履いているイメージをするだけで、鎖骨をつまむよりも強固になる。訳がわからないが、體幹をすれば納得せざるを得ない。本当に體というものは不思議だ。
 今日は、ほとんどがイメージを変えるだけの内容だったが、イメージを変えるだけで劇的に體の連動性が向上するというのは、言葉で説明されてもおそらく理解ができない。リアル講習会の利点なのだと実感した。

■2022年10月1日(土曜日)


夫婦橋からの朝日




800m1周目
 午前は学生と練習。メニューは300m×3を2セット。休息は100mウォークで、セット間は20分だった。
 1セット目は、先頭の学生に積極的についていき、1本目は42秒6、2本目は43秒1。しかし、2本目で吐きそうになり、3本目は全学生についていけず、48秒3。完全な失速だった。
 2セット目は、1本目から学生たちにはついていけなかったが、タイムは思ったほど悪くなく44秒2。先頭の学生のペースが速すぎて、全員がそれにつられてしまったようだ。そのため、2本目以降は、先頭の学生を除き、全員が失速し、2本目は2番手で走ることとなり、44秒6。1本目のタイムに近いところで走れた。3本目も、同様に、2番手で走り44秒7。なんとか3本とも同じくらいのタイムでそろえることができ、自信になった。
 午後は小学生の陸上競技交流大会の応援で平塚へ。三男が800mに出場。1周目を90秒くらいで通過し、後半ペースアップすると話していたが、思ったほどペースが上がらず、このまま終わってしまうのかと思っていたら、最後の80mくらいで、次々と前の子どもたちを追い抜いてフィニッシュ。しかしスパートのタイミングが遅く、目標としていた自己ベストには及ばなかった。
 走り終わった後観客席に戻ってきたときには、三男は珍しく泣いていた。三男が悔しさで泣くことがあるのかと驚くとともに、次は自己ベストが出るように工夫をするのではないかという期待が持てた。次回に期待したい。



[昔のいずみ]