最近のいずみ

Last Update:2022/11/30



パートタイムアスリートいずみ 23年目に突入 

■2022年11月30日(水曜日)
 6日前に新彊ウイグル自治区で起きた高層住宅火災は、ゼロコロナ政策のため住民は建物の外に逃げることができなかった。さらにマンションの周辺に駐車されていた車が長期間動かしていなかったためバッテリーがあがり移動できず、消防車は遠くから消火活動をすることになり、水が火災に届かなかった。そして、そもそも消火が始まったのが火災が起こってから3時間以上経ってからということで、抗議デモが起こっている。これに対し、共産党の幹部が「敵対勢力を断固取り締まるべき」と発言し、火に油を注いでいる。上海では習主席の批判も起こっており、警察がスマートフォンの中身まで確認したり、自宅まで押しかけたりして党批判をする住民を検挙しようとしている。元々わかっていたことだが、この国には人権はない。
 今回、この火災やデモの状況が動画としてかなり拡散している。共産党は拡散しないよう動画を削除するなどの処置をしている中でも広がっている原因に、AppleのiPhoneの機能であるAirDropが関係しているようだ。この機能は、iPhoneであれば、ネットを介さずに、iPhone同士でデータを送受信できる。これを使えば共産党がネットを監視していても、それに関係なくデモの情報が拡散できることになる。しかし、Appleは、11月初旬に中国でのAirDropの使用を最大10分に制限していたようだ。自由や人権を重んじることを主張するアメリカを代表する企業が、中国共産党の人権を踏みにじる政策に同調するというのが、なんだか矛盾をしているのだが、Appleは、中国にiPhoneの工場があるので、共産党の言うことを聞かないと工場が稼働できないという弱みを握られているのかもしれない。なんだかスッキリしない。

■2022年11月29日(火曜日)
 お昼休みに一人で4000mペース走と300m。ペース走は、設定を3分40秒としていたが、風が強く、常に風が前か横から吹いてくるような感じで、最初の3000mまではすべて3分40秒以上かかり、調子悪いと思いながらの走りだった。しかし残り1000mで、突然学生たちが体力錬成のためにトラックをだらだらと走り出し、3レーン近くまでふくれあがって走るため、こちらは真っ直ぐ走れなくなってしまった。学生を縫って走らざるを得ず、我が物顔でダラダラ走る学生たちにムカッとしたこともあり、自然とペースアップし、蛇行したので1000m以上走ったにもかかわらず最後の1000mは3分28秒8。ペースアップは可能だったのに調子悪いと思いこんで、ペースアップすることを放棄していた自分に反省。300mは43秒5。感覚はもっと速いタイムで走っている感覚だったが、風の影響もあるので仕方がないと納得した。

■2022年11月28日(月曜日)
 サッカーワールドカップでは、モロッコとベルギーの対戦でモロッコが勝利したことで、ベルギーで暴動が起こってしまい死傷者が出たという。サッカーの勝敗が暴動に発展するというのは、今までも聞いたことのある話で、以前フーリガンが問題になっていたことを思い出す。フーリガンが話題になっていた頃は、サッカーに熱狂するということは、ちょっと危険だなぁと思っていたのだが、今回、暴動を起こしているのは、負けたベルギーのサポーターではなく、どうやらモロッコのサポーターのようだ。お祝いで騒いでいる間に、移民としての立場など、いろいろと思うところがあって結果的に暴徒化してしまったのだろうか。サッカーの結果とは関係ない、支配する側とされる側という植民地時代から続く目に見えない何か火種がヨーロッパではどこの国にでもあるのかもしれない。暴動で死傷者がでるというのは完全に人災。そういったことがないよう警察は警戒してはいるのだろうが、あらためて警察の仕事は大変だと思った。

■2022年11月27日(日曜日)


富士山
 今年前半に話題となり大ヒットした映画「シン・ウルトラマン」を見た。自衛隊の存在がきちんと表現され、さらに米軍にも支援を要請するなど現実を意識した場面もあり、ストーリーとしても昔のウルトラマンと重なるところもありながら、新たなストーリーも入れ込まれ、昔のウルトラマンの音楽が使用されており、新しくもあり懐かしさも感じる作品だった。出演している俳優がとにかく豪華で驚いた。この作品では、怪獣は禍威獣(カイジュウ)と表現され、科学特捜隊は防災庁禍威獣特設対策室専従班(通称「禍特隊」)となり、昔の特撮映画とは違い、CGで表現されているので、特撮では限界を超えた表現ができるようになり技術の進歩を実感した。しかしながら、昔の特撮は、実際にぬいぐるみの中に人が入り、様々な工夫によりリアルさを追求し、相当な苦労があったことが想像でき、改めて昔の特撮の凄さも実感することとなった。監督が「新世紀エバンゲリオン」の監督だった庵野秀明ということで、ウルトラマンのシルエットが、どことなくエバンゲリオンぽかった。ゴジラも「シン・ゴジラ」として映画となっていたことを思い出し、次は「シン・ゴジラ」を見てみようと思った。

■2022年11月26日(土曜日)
 次男が受験を考えている高校の説明会へ出かけた。自分の基準では、高校は自宅から自転車で通える範囲という感じなのだが、それは田舎の感覚のようで、今日行った高校は電車に乗る必要があり、それだけでかなり遠いと思った。自宅から駅までの時間、電車に乗っている時間、駅から学校までの時間を考えると、移動に1時間以上かかることになる。朝早く出発する必要があるし、往復2時間以上とすると、それだけで部活ができたり、勉強ができてしまいそうな時間になってしまう。自分が筑波に通っていたときには、片道3時間で往復6時間だったこともあり、電車通学についてあまり良い印象がない。
 説明会では、学校のカリキュラムで他校にはない特色が説明され、生徒がそれぞれ個別に課題を設定し様々な研究を行ったり、第2外国語が履修できたり、英語でのプレゼンテーションやディスカッションが重視されるなど、その辺の大学よりもレベルの高いことをしているように見え、生徒たちによるプレゼンテーションにも圧倒されるばかりだった。説明会を通して次男は、さらに受験の意志が強くなったようで、説明会に行った甲斐があったのではないかと思う。

■2022年11月25日(金曜日)


東京湾
 「少子化は急速に進むのに・・・停滞する子ども関連予算の財源議論」という毎日新聞の記事を読んだ。
 岸田首相は子ども関連予算を将来的には倍増すると表明しながら、肝心の財源については、物価高騰や防衛費増額が優先で先送りすることになり、具体的な議論が始まらないというのが現状のようだ。
 長期的な視野に立つと、人口が先細りしていくことは、国の衰退を意味することは明らか。こんなことは、30年以上前の平成に入った頃からわかっていたことなのに、政府は何をしてきたのか?と言いたくなるくらい、目に見える改善は確認ができない。海外では少子化問題が解決に向かっている国もあると聞く。国際関係アナリストとの北野幸伯さんは、ロシアでは子どもを2人産むと田舎だったら家が建つくらいの大金がもらえる制度により、出生率が下降から上昇に転じたという話を以前されていた。これも結局まねをしようとすれば財源は?ということになる。人が減って国がなくなるのが先か、財源が見つかるのが先か・・・
 新型コロナ関連のお金はいくらでも出てくるのに、またウクライナ関連にも次々と言われるがまま出しているように見えるのに、なぜ子育て関連にお金が回っていかないのか?製薬ビジネスや広告代理店等を通じたさまざまな中抜きビジネスに国のお金を使うのではなく、必要なところに必要なお金が届くような使い方がなぜできないのか。現状は、そもそも出す氣がないのだと思えるような材料ばかりが目についてしまう。

■2022年11月24日(木曜日)


日の出直前



久里浜海岸
 終了したばかりのG20の会議で、首脳たちは「グローバル・ワクチン・パスポート」に関する宣言に署名したという。
 日本は、8割以上の人が新型コロナワクチンの2回目接種を終え、接種は任意にもかかわらず、3回目、4回目とまじめに接種する人が多い。海外では、もう新型コロナのワクチンを接種する人はあまりいないと聞くし、これに関連してデモが起こったりもしている。海外ではワクチンを求めていない人も多いと聞く。なぜ今更「グローバル・ワクチン・パスポート」なのか?
 「グローバル・ワクチン・パスポート」はスマートフォンのアプリですでに実証実験がなされているらしく、「WHOが認定するデジタルパスポートで予防接種済みであることを証明し、これを持つことで世界中移動可能になる」と主催国のインドネシア保険大臣が提案した。ワクチン接種は多くの国では任意となっているはずなのに、これは事実上強制ではないか。各国首脳たちは、強制ではなく任意だと言って反対をしてもいいはずなのだが、だれも反対しなかったようだ。ここまで来ると各国首脳は、全員がグローバリズムを推進する、今だけ、金だけ、自分だけの人たちだったということがはっきりしてくる。世界中がきちんとした選挙できちんとした人を選び直す必要がある。

■2022年11月23日(水曜日)


バトンを渡しています




神奈川県チーム




参加者みんなで
 国立競技場で開催された日本マスターズ陸上リレーフェスティバルに参加。今年突然発生した大会なのだが、なぜか大会記録があり、その大会記録は全日本マスターズの記録となっていたことから、今年も中止となった全日本マスターズの代わりとしての位置づけで開催された大会らしいということがわかった。
 今日は、男性45〜49歳のM45のカテゴリーの4×400mリレー神奈川県チームの一員として2走を走った。もともと1走を走る予定だった方が、昨日コロナ陽性となり、急遽ケガで補欠となっていた方が走ることとなり、とにかく全員がケガなく走りきることを目標にスタートラインに立った。レースは、M45とM50のカテゴリーが同じレースを走った。M45は千葉、大阪、愛知、神奈川の4チームの出場。そもそもこの世代で400mを走る選手を4人そろえるということ自体が大変だということで、4チームのみの参加だったのだろう。
 1走は大阪がリードし、愛知、千葉、M50の東京がリードし、かなり離れて自分の神奈川チームが続いた。リレーでも自分の走りをすることがチームの結果につながると思ってバトンを受け取ったものの、走り始めると、少しでも速く前のチームを追い抜きたいという氣持ちが先行してしまい、全く自分の走りができず、M50の東京を抜いた後、上位3チームには近づいたようで、最後まで全く距離を詰めることはできなかった。後から動画で自分のタイムを確認してみると56秒1だった。55秒前半では走れると思っていたので、改めて他人のことを氣にして全く自分の走りができなかったことを反省した。その後も、上位3チームとは大きな差があったため、最後まで順位は変わらず、チームは3分53秒92で4位となった。神奈川県チームが保持していた大会記録は、優勝の千葉と2位の大阪に抜かれしまい、来年は大会記録を奪還することを目標にチームは解散となった。
 朝から雨だったので、雨の中走るのは嫌だなぁと思っていたが、トラックのレーンの外は、屋根のお陰で全く雨は降り込まず、雨に降られたのは走っていたときだけで、新国立競技場は良くできた競技場だと改めて実感した。先週土曜と今回と、続けて国立競技場で走ることができたが、機会があれば何度でも走りたい競技場だった。

■2022年11月22日(火曜日)


本日の収穫
 サッカーのワールドカップカタール大会が始まった。開幕戦のエクアドル対カタール戦の前半2分38秒で、エクアドルが先制ゴールを決めた直後に、人工知能がオフサイドと判定し得点とならなかった。「セミ・オートメイティッド・オフサイド・テクノロジー」と呼ばれるシステムなのだとか。公式球(アルリフラ)の中心にチップが埋め込まれ、競技場には12台の高性能カメラが設置され、選手一人一人を正確に追尾し、人工知能がオフサイドを判定するという。人では判断しきれない場面もあるので、より正確な判定をするために導入したということなのだろう。最近では、オリンピックの柔道やレスリングでビデオ判定があったり、プロテニスやプロ野球でも選手が希望すればビデオ確認ができるようになった。体操では、人間の目では確認できないような難度の高い技があり、オンドンオリンピックでは、内村航平選手の点数が修正されたこともあった。そのうち審判は人ではなくAIが全てを担うことになってしまうのかもしれないと思った。
 今大会は、会場がカタールということで、砂漠の国というイメージがあり暑い場所という認識なのだが、競技場内は、空調が効いてピッチは寒いくらいの絶好のコンディションなのだという。暑さがないだけで選手の体力の消耗は少なくなる。選手にとってはありがたい環境だろう。しかし、世の中のエネルギー事情は、ウクライナの件で節約思考になっており、空調の効く競技場で大会を開催しているというのが、とても贅沢な感じがしてしまった。

■2022年11月21日(月曜日)
 日本のバブル崩壊は意図的に貶められた結果だということを知り、やっとバブル崩壊の理由が理解できた。直接の原因は、銀行の自己資本比率を規定したBIS規制だった。
 1985年のプラザ合意により、強制的に1ドル240円の円安から160円の円高にされ、日本の輸出産業は大打撃を受けたため、それ以上の円高を抑えるために、日本は金利を引き下げていった。金利が下がると融資を受けて積極的に投資を行う企業が増え、物価は上昇、不動産価格も上昇し、いわゆる不動産神話が発生した。そういった中で、日本企業がアメリカの象徴であるロックフィラーセンターを買収するなど、バブルの最盛期を迎え、逆にアメリカでは日本への反感が高まり、日本車を破壊するパフォーマンスがあるなど、日本への風当たりがかなり強くなり、日本を貶めるべく、BIS規制が決定され、かなりの融資をしていた日本の銀行は、融資した資金を融資先から回収しないとBIS規制により銀行として認められなくなるため、あわてて資金回収をすることとなってしまった。当然借りていた企業は直ちに返済ができず、次々と倒産となり、バブル崩壊となった。
 1985年のプラザ合意からすでに日本を貶めることは決まっていたようで、全ては支配する側の意図のままに進んでいるだけで、日本の政府はいつでもNOと言えない。これは、今も全く変わらない構図だということが、今の政府の動向を見ていれば明らかで、悲しくなってくる。

■2022年11月20日(日曜日)


本日の収穫
 午後から、三男の友だちが3人遊びに来て、リビングは犬の吠える声だったり、子どもの叫ぶ声だったり、さらにインコが飛びまわっていたので、インコが怖くて逃げ回る子どもがいたり、大騒ぎだった。我が家の三男を含め、全員が電子デバイスをWi-Fiに接続し画面とにらめっこ。任天堂スイッチで対戦ゲームをしたり、スマートフォンでTikTokを見たり、それぞれのデバイスから大きな音が出ているので、部屋の中は本当に騒がしく、ゆったりとくつろぐことができなかった。
 子どもたちの会話は、短いフレーズが多く、「ヤバ」「クソ」「エグ」「殺す」「バカくね?」など、あまりに会話の内容が貧相で、聞いていてとても嘆かわしかった。自分たちが子どものころも同じような感じだったのだろうか。彼らが大人になったとき、日本語はどうなってしまうのだろうかと不安に思う午後だった。

■2022年11月19日(土曜日)


4番手で疾走中



フィニッシュで転倒中



国立競技場



神宮外苑イチョウ並木
 あこがれの聖地、新国立競技場で開催された東京スポーツ祭典800mに出場。800mは3組タイムレース決勝で行われた。
 自分は1組。最近はなかなか経験することがないオープンスタート。一斉に10名以上が横一線でスタートするため、組によっては転倒者が出たりしていた。
 自分は、一番内からスタートしたのだが、スタート位置が2レーンより外側からだったため、スタート直後に、すぐに1レーンに入って行くことができ、接触はなかったが、やはり人が多くて、少し速度をセーブしながら走らざるを得なかった。最初のバックストレートに入る頃には、位置取りが安定し4番手となり、2番手を走るうちの学生から離れないように走った。1周の長さがいつもより短く感じ、通過タイムは59秒台。目標は今年の神奈川県選手権標準の2分03秒だったので、今日はいけるかもしれないとうれしくなりながら1周目を通過した。
 600mまでは順位変動はなく、自分も機械のように淡々とリズム良くピッチを刻むことができ1分30秒前後で通過した。残り150mから上位3人の順位は目まぐるしく変化したが、自分は4番手のまま先頭から離れ始めてしまった。最後の直線で3番手を抜き、その後は失速。しかし、カーボン入りのスパイクのお陰で、意外と進んでくれたため後ろの選手に抜かれずに走りきった。先頭の学生がフィニッシュするところでタイマーは止まってしまったが、自分の中でカウントしながら、2分03秒より手前で入ることだけを考え、最後は、脚がもつれて胴体からフィニッシュラインへ入るべく意図的に転倒して膝に擦り傷を作りながら3位でフィニッシュ。タイムは2分02秒62で目標達成。8月16日から氣持ちを入れ替え頑張ってきた成果を出すことができ、同じ組で1位となったうちの学生が優勝してくれてシーズン最後のレースとしてはとても満足な結果だった。
 そのほかの競技では、次男が走り幅跳びに出場し、自己ベストは出なかったものの、最後の3回の跳躍は自己ベストに近い記録を連発し、3位入賞。3組タイムレース決勝の4×400mリレーは中距離の学生たちだけで組んだチームだったが、組でトップとなり3位入賞してくれた。母校がマイルリレーで先頭を走っている姿はとにかく氣持ちが良かった。
 4年生は、今日が4年間最後の専門種目やリレーとなった。4年間の内3年間は新型コロナに左右され、思い描いていた競技生活とはならなかったが、最後まで切磋琢磨して頑張り抜いた素晴らしい学生たちだった。

■2022年11月18日(金曜日)


イチョウ並木
 バイデン大統領が就任して以来、トランプ前大統領が不法移民の侵入を防ぐために国境を厳重に管理していた政策を止めて国境を開放し、次々と不法移民が入国しているという報道を耳にしていたが、その数がとんでもない多さで驚いた。1日平均1万8000人が入国してくるとのこと。この2年弱で400万人以上の不法入国があったという。不法入国ということは、当然、犯罪者も入国してくるわけで、国境の州であるテキサス州は、これに困ってしまい、不法入国を認め歓迎をするニューヨークやワシントンにバスで不法移民を送りつけ、今やニューヨークは犯罪都市となり、非常事態宣言が出されているという。また、副大統領の家の前にバスで不法入国者を送りつけたほど怒っているようだ。しかし、民主党上院のリーダーであるチャック・シューマー氏が今までに入国した1100万人以上の不法移民に恩赦(市民権)を与えるとの発言をしたとのこと。もともと移民によりできた国かもしれないが、不法入国者を認めて良いのかどうか、これが今回の中間選挙の争点だったはず。常識的に考えれば、この政策にはNoと言うのが当然だと思うのだが、選挙の結果を見ると、下院では共和党が勝ったが、上院では民主党が勝ち、アメリカ国民の意思はNoとは言い切れない結果となった。この国は、崩壊を目指しているようにしか見えない。

■2022年11月17日(木曜日)


日の出
 練習は一人で400m+300m+200m。つなぎは、次の距離をジョグ。全力ではなく8割くらいの力で走ることを意識して走った。
 400mは、前半思っていたよりもピッチが高く歩幅も広く、進んでいたが、後半若干失速気味となり、800mを前提とした1周目の400mという意味では、800mは走りきれないかもしれないペース配分となってしまった。タイムは58秒0。
 300mは、最初からピッチが低く、歩幅も狭く、長距離をゆったりと走っているような感じで、全くキレがなかった。感覚通りタイムは遅く、44秒2。
 200mは、300mよりもピッチを上げ、歩幅も広がった感じはあったが、脚がかたまりかけ、思うようには進まず29秒0。
 全体としてはタイム自体はそれほど悪くはないが、内容はあまり納得のいくものではなかった。人の後ろを走ることができれば、もう少し余裕をもってこのタイムで走れるのではないかと想像し、週末は、2分03秒0の県選手権標準を狙う位置までは状態は良くなっているのではないかと思った。

■2022年11月16日(水曜日)
 ウクライナに近いポーランド国内にロシア製のミサイルが撃ち込まれたというニュースがあり、各国から様々なコメントが出されている。最初にこの情報を聞いたとき、戦略核が撃ち込まれたのであれば、第三次世界大戦のきっかけになってしまうと焦ったが、戦略核ではなくミサイルとのことだった。戦略核でないのであれば、ロシアが撃ったのではなく、ロシアに責任をなすりつけ、戦争を激化させたい勢力が攻撃したのかもしれないと思った。
 ウクライナ大統領は、ロシアが撃ち込んだと言い、アメリカ大統領は、ミサイルの軌道から推測するとロシアからではないと発言した。その後、ロシアからウクライナへのミサイル攻撃に対して、ウクライナが迎撃するために撃ったミサイルがポーランドへ落ちた可能性が高いとの報道があった。ウクライナ大統領は、そもそもロシアが侵攻したからこういうことになったと怒っているが、そもそも2014年以降のウクライナ東部地域での大虐殺が発端だとロシアは反論することだろう。お互いが非難している間は、何の解決にも向かわない。一般国民の犠牲をこれ以上出さないためにも、過去のことをののしり合うのではなく、戦闘ではない代表者による話し合いによる解決を望む。

■2022年11月15日(火曜日)
 練習は、600m×2。タイム設定はなく8割程度の感覚で氣持ち良く走ること。休息は10分。
 格上の学生たちの後ろについて走ったので、学生の8割と自分の8割では、速度が違うはずなのだが、学生から離れることなく、2本とも走り切れた。最近購入した2種類のスパイクを1本ずつ履いて、それぞれのスパイクの感覚の違いを感じながら走ることができた。
 1本目は、踵から着地しても良いようになっている中長距離用スパイクを履いて走り、1分33秒9。2本目は、踵を着地させずつま先で走るような短距離系スパイク。こちらの方が、反発が大きく、歩幅が広がり、ゆったりと走ることができた。タイムは1分33秒9。どちらも同じタイムだが、余裕があったのは2本目。週末のレースでは、中長距離用スパイクを履こうと思っていたが、短距離系のスパイクの方が感触が良かったので、こちらを選択しようと思う。今日は2本とも自分のレースペースだったが、目標通り氣持ち良く走ることができ、週末はシーズンベストを狙っていける状態であることが確認できて良かった。

■2022年11月14日(月曜日)


久里浜海岸
 週末の代休で1日庭仕事。まずは、畑を耕し石灰をまいてかき混ぜた。その後、あらたな落ち葉堆肥を作るべく、近所の公園へ行き落ち葉集め。ケヤキの落ち葉を大量にかき集め、我が家にある最も大きなビニール袋を2袋満杯にして持ち帰り、堆肥作りが始まった。落ち葉をいれ、油かすと米ぬかと水をふりかけ土を入れ、またその上に落ち葉を入れ、油かすと米ぬかと水というように何度も繰り返した。今日集めてきた落ち葉では、2年前の3分の2くらいの量しか作ることができなかったが、2年分の使用量は作れたのではないかと思う。あとは、2週間から1ヶ月おきに、ひっくり返す作業を繰り返す必要がある。これがまた重労働。ぼちぼちやっていきたい。

■2022年11月13日(日曜日)
 アメリカ中間選挙は、上院で民主党が50議席を獲得し、民主党が多数派となることが確定した。下院は、共和党が議席数はリードしているものの、いまだに確定せず、民主党も共和党も過半数の議席を獲得できていない。共和党はトランプ前大統領に推薦されて選挙へ出馬した人たちは、今のところ、219人が当選し、16人が当選できなかったとのこと。テレビ等の報道では、トランプ氏の影響力は想定されていた以上に低下しているような感じで伝えているが、数字を見る限りは、かなりの影響力があったように見えてしまう。
 どの歴代大統領も、中間選挙では、大統領の所属する党の議席を減らすことが大半のようだ。バイデン大統領の2年間は、失政と言われるほど、国民からは評価されず、選挙前は、共和党が圧倒的な勝利をすると言われていたが、終わってみると、上院は多数派を維持するなど、歴代大統領の中でも最も良い結果だったという。人氣もあまりない大統領なのに、大統領選挙の時もなぜか過去最多得票数を獲得したり、中間選挙も最も良い結果になったり、なんでそうなってしまうのか、不自然というか、どうしても人氣のない大統領と、最高の結果が結びつかない。
 州によっては、翌日にはきちんと投票結果が出ているのに、別の州では1週間経っても結果が判明しないなど、アメリカほどの国で、なぜこれほどの差が出るのか?日本であれば、翌日には結果が判明するのが当たり前なので、アメリカの状況が理解できない。また、前回は郵便投票と投票機器が不正の温床のようになり問題視されたが、この問題について改善されたのだろうか?これについての報道が全くない。報道しない自由ということなのだろうか?いろいろと氣になる。

■2022年11月12日(土曜日)


煙突と朝日
 10月28日に開催された新潟県の男子高校駅伝で、3区を先頭で走っていた中越高校の選手が、先導をしていた自転車についていったことで、200m程余分に走ることとなり、20秒差あったリードを逆転され、結果的に12秒差で2位となり、全国高校駅伝の出場権を得られなかったとのことで、高校を抗議文を出し、高体連に救済を求める嘆願書を提出したということがニュースになっていた。
 3区で先頭を走っていた選手は、先導自転車についていって誤ったコースを走ったが、2位以下のチームは、同じようにコースミスをしかけながらも走路員の誘導によりコースミスをせずに走れたとのこと。高体連は、ルールでは、競技終了30分以内に抗議がなかったとのことで、「結果は確定している」との見解を示した。先頭だけが走路員の誘導がないとなると公平ではない。しかし、競技終了30分以内というルールに則れば、高体連の判断通りになってしまうのだろう。中越高校は、公平ではないというところで、納得がいかないし、優勝した学校にしても後味が悪い。

■2022年11月11日(金曜日)


本日の収穫
 2年くらい前から、起動ボタンをオンにしても、全く反応がなかったWindows10のパソコンをひさいぶりに目にして、なんとなくアダプターをつないで起動ボタンをオンにしたところ、起動し始め驚いた。最初は起動している途中で、突然終了となり、やっぱりダメかと思いながらも、途中まで起動しただけで、希望があると思い、もう一度起動したところ、今度は、きちんと立ち上がった。2年も動かしていないため、いくらかアップデートが必要で、さらにバッテリーの補正も必要とのことで、結局何時間もこれらに時間を取られてしまった。
 この日記を書くのに使用しているWindowsXPは、他のOSよりも安定し、起動も速く、ネットにつなぐことはできないが、最も快適に動いてくれている。あとはネットにつなぐことができれば最高だ。

■2022年11月10日(木曜日)


朝の月
 練習は400m+400mを3セット。休息は400mと400mの間は1分。セット間は10分。
 どのくらいのタイムで走れるかは想像できず、とにかく格上の学生の後ろをついていくしかなかった。最初の400mが、思ったよりも辛く、800mを前提としたときに、残り1周を走りきれるとは思えない状態で走り終わったのだが、タイムは59秒4。1分後の400mは、思ったよりも学生からは離れずに走れたので、学生たちもきついのだろうと思ったが、学生たちの自力は違い、残り100mで大きく離されてしまったので、かなりタイムを落としただろうと想像してフィニッシュ。しかし、タイムは60秒6ということで、思ったほどタイムを落とさずに走れ、自信になった。
 2セット目は、1セット目よりもきつく、とにかく前を走っている学生を必死に追うだけだった。最初の400mは59秒7。1セット目とそれほど変わらないタイムで走れたが、この時点でえづき、呼吸は整わずに次の400mがスタート。急に、腰が引けたような状態になり、全く地面からの反発が得られず、全く学生にはついていくことができず、単独走でフィニッシュ。タイムは64秒3。ケツ割れにはならなかったが、ハムストリングスと臀部の張りはかなりのもので、3セット目を走る氣力はなく、自分は2セットで終了した。
 学生たちも相当きつかったらしく、3セット目は300m+300mに変更し、なんとか走ったという感じだった。中距離パートは、4年生が大勢いるが、3年生以下が少なく、1年生はゼロという状況。先々のことを考えると、1年生に入ってきて欲しいが、この練習に耐えられる人はなかなかいない。こういった厳しい練習のことを考えると勧誘も氣が引けてしまう。

■2022年11月9日(水曜日)


久里浜海岸の朝



 昨夜からアメリカの中間選挙が始まり報道が続いている。今まで中間選挙について興味を持ったことがなく、報道もそれほどあった印象がないのだが、今回は、日本のメディアでもこれに関する露出時間が多いように見える。それだけこの選挙結果が日本や世界中に及ぼす影響が大きいということなのだろう。
 アメリカの選挙を見ていて最も疑問に思うのは、いくつか政党はあるようだが、基本的には共和党と民主党の2大政党の選択でしかなく、アメリカ国民は、本当にこの単純な二択で納得して投票しているのだろうかということ。同じ党の中でも候補者によって考えは違うはずなのに、それが反映された選挙をやっているようには見えない。特に今は多様性の時代と言われるようになっているのだから、どちらでもなかったり、両方合わせた考えの第三の政党が票を伸ばしても良いのではと思ってしまう。中絶の問題については、完全に両党で意見が分かれているが、犯罪により妊娠させられてしまった女性は、やっぱり中絶したいし、それでも自分の中に宿った命だから大切にしたいと思う女性もゼロではないのかもしれない。またその人の経済状況にもよるだろう。人の数だけ考えがあり、それをYesかNoかで単純に分けることはできないはずだが、この選挙では単純に分けている。
 日頃多様性を唱えている人たちが、選挙の時だけは二択になってしまうのが不思議であり、二択しかない不自由さに疑問を抱かないのも不思議でならない。

■2022年11月8日(火曜日)


皆既月食
 練習は1000m×5。設定は3分05秒〜10秒、休息は3分かけて200mウォーク。
 先週までは設定が3分10秒だったが、学生たちは、余裕をもって走れていた関係で、今日からペース設定が速まった。自分は先月に1回この練習をやっただけだが、2本目までしか設定通りに走れなかった。今日は、氣持ちを入れ直し、5本やり切るつもりで、誕生日プレゼントとしてもらったスパイクを初めて履いて臨んだ。
 1本目は新しい走りのイメージと新しいスパイクのお陰で、とても楽に脚が進んでくれ、学生の集団から離れることなく走り切れ、タイムは3分06秒4。2セット目も同様3分06秒5だったが、呼吸が乱れ始めた。
 3本目は頑張らないと集団についていけなくなる感じでフィニッシュ直前にえづくくらい體への負担が大きくなった。しかしタイムは3分05秒0できちんと集団の中で走りきることができ、先月よりも格段にレベルが上がっていることを実感できた。
 4本目は、1周目はなんとか集団について行けたが、その後は、走りのイメージが大きく崩れ、腰が引けたような状態となり失速し、集団からは離され、後ろを走っている学生に迷惑をかけた。残り1周で20m近く集団から離れ何度かえづき、5本目は走れないことは悟ったので、なんとか4本目まではタイムをそろえようと思いペースアップし、残り200mで集団の中に戻ることができ、そのままフィニッシュ。走り終わった後は、何度もえづき、しばらく動けなかった。集団に戻ることができたためタイムは3分05秒0。走りの内容は微妙だがタイムだけは保つことができた。
 学生の練習にフルで混じることはできないが、先月よりは確実に走れるようになっていることが確認でき、今日も自信になる練習となった。
 今日は、皆既月食と月の裏に天王星が隠れるという天王星食が同時に起こるという珍しい日だった。皆既月食と惑星が隠れる惑星食が重なるのは442年ぶりとのことだが、天王星が隠れるのは過去5000年で1度もないことらしい。次回この現象が見られるのは322年後。その時には土星食が起こるのだという。我が家では、三男が、祖母からもらった望遠鏡を出して月を見たのだが、小さな望遠鏡だったため、肉眼で見た方がよく見えるくらいの感じで、天王星を観察することはできなかった。

■2022年11月7日(月曜日)


家族からの誕生日プレゼント
 朝のジョグで、昨日のイメージをして走ったところ、いつもはちょっとつらいジョグがとても氣持ち良く、歩幅が大きく広がった。自分で脚を動かそうとしていないのに勝手に動き、今まで習ってきたことを1つ1つ確認しないと意識できなかったことが、新しいイメージでは、一瞬でまとまってできるようになり驚いた。全てがまとまって1つになる感覚がゾーンに近かった。片道20分かかる道のりを16分で通過してしまい、片道20分で、今までのジョグでは走ったことのない距離まで走れたのに全く疲れなかった。普段の40分ジョグは、歩数が7500歩くらいなのだが、今日は6800歩くらいで、格段に歩数が少なくなった。走った距離がかなり伸びているにも関わらず、歩数が少ないということは、歩幅がとんでもなく伸びていたことになる。
 最後に200mを流し。こちらも勝手に脚が動き、ピッチも軽快で自分ではないような感覚だった。タイムは27秒8で、金曜日と同じタイムだが、金曜日は、走り終わった後にかなり呼吸が乱れていたのに対し、今日は余裕がある走りで、ほとんど呼吸が乱れなかった。體への負担の違いにも驚いた。48歳最初の朝から大興奮で、最高の氣分で1日を始められることができた。骨ストレッチに、そして先生に感謝です。

■2022年11月6日(日曜日)


観音崎から千葉方面の眺め



朝からたくさんのカメラマン



寒川神社
 骨ストレッチ骨格トレーニングの講習会に参加。昨年の11月7日は日曜日でこの日も骨ストレッチの講習会に参加したのだが、その日の午前は寒川神社へ参拝している。昨年は、耳が聞こえなくなったり、體調不良だったりということがあったが、参拝後からは、體調不良が改善し、今では、體の調子はとても良い状態になっていることもあり、今日は午前中、お礼参りというつもりで、また寒川神社へ参拝した。
 講習会は、「股関節と足関節」がテーマだったが、最初に、初心者の講習で最初に習う最も基本となる立ち方のイメージの話があった。今まで通りのイメージでも初心者には大きな変化があるが、今回教えてもらったイメージは、基本のイメージからほんの数ミリ意識する位置を変えるだけなのに、劇的に體の動きが変化するので驚いた。今までの講習会の中でも最も驚いた変化だった。見た目は同じなのに、ほんの数ミリ意識を変えるだけで大腿四頭筋の力がスッと抜けて、腕相撲をすると、予備動作なく、力を入れようとせずとも勝手に力が出ているというような感じになり、相手が対応できない感じになる。全ての動作が、自分でやろうとしなくても勝手に動く感じで、今までとは次元の違う自分になれた感じがした。どんな動作をしても氣持ちが良かった。
 帰りも、駅から自宅まで歩いて帰ったのだが、新しいイメージで歩くと、ブレーキをかけることなく脚が勝手に出てくれるので、自分の體がどんどん進んで氣持ち良く楽しかった。いつもなら20分かかる距離なのに、今日は15分で歩けてしまった。47歳最後の日。とても充実した1日になった。

■2022年11月5日(土曜日)


1周目で応援に応える三男





フィニッシュ
 神奈川県の小学生秋季記録会のサポートで小田原へ。今日はチームの5,6年生男女の800m参加者のウォーミングアップを担当し、自分の入手した最新の骨ストレッチでウォーミングアップを実施。ほぼ全員が體の変化を感じてくれたが、5年生の女の子たちが、何でこういう変化があるのか?としきりに聞いてきた。なぜかは答えようがなく、なぜかはわからないが、その変化は、自分の體が感じたままであり、それを信じるしかないのではと答えるしかなかった。なぜかに答えるために、きちんと研究をしていかなければならないとあたらめて実感もした。多くの子が、全然違う!と言って、自分の體の変化を感じつつ喜んでくれたが、何で?と考えてしまう子は、自分の體の変化を感じつつも、その変化を信じられない、納得できないから信じたくないように見えた。これは、普段の授業での学生たちの態度と同じだった。
 レースでは、自分の體の変化を楽しんでくれた子の多くが自己ベストを出し、考え込んだ子の方が自己ベストを出す率は少ないように見えた。考え込んだ子の中には、そもそも他の種目の選手だったのに、今日はその種目が実施されないために仕方なく走っているなど、あまり競技を楽しもうとする姿勢がなかりしたので、競技に臨む姿勢は大事だと思った。
 三男も800mに出場し、自己ベストを目指し、1周目から今までには見たことがないくらいペースが速かった。上位3人は、圧倒的な速さだったため、三男は大きく離れた4位集団のトップを走っていたのだが、350m付近で観客席の友だちの声援に応えるように手を振り、1周目を通過していった。自分は動画を録画しながらレースを見ていたので、レース中に三男が手を振ったところで、自分は、えっ?、と驚き、その後2,3秒は、自分の腕の動きが止まってしまいカメラがレースを追えなくなっていた。その後は、前半のハイペースがたたり失速。少しずつ順位を落とし7位でフィニッシュ。しかし前半のハイペースのお陰で自己ベスト。フィニッシュした直後はかなりきつそうだったが、自己ベストだと確信すると、すぐに万歳とガッツポーズで喜びを表現していた。タイムを出したいのであれば、手を振る必要はなかっただろうにと思ってしまうのだが、本人は、1周目のタイムが速いことで、その喜びを表現したかったようだ。子どもの発想は自由で、型にはまっていないところが良い。自分の感じたままを、感じたときに表現しているだけなのだ。
 子どもたちを見ていて、あらためて「考えるな、感じろ!」というブルース・リーの言葉を実感するイベントだった。

■2022年11月4日(金曜日)


日の出
 昨日、300mで久しぶりに40秒を切ったことで氣分が良かったためか、今朝のジョグは、途中から勝手に脚が前に進んでいくような感覚で走れた。追い風があったわけではないのに、平地は、後ろから押されているように前に進んでいくので、転ばないように氣をつけなければならないほ で、上り坂も上っている感覚がなく、上り坂でも勝手に進んでいく感じで、とにかく氣持ちの良いジョグだった。
 最後に200mの流しをやったのだが、いつもと比べると、股関節の動きが良く可動域が広いので、歩幅がかなり広がり、脚も軽くピッチも高くできたため、とにかく良く進み、タイムは27秒8。スパイクを履いてこの流れのまま走れれば400mは確実に56秒を切れるだろうという感覚だった。このままあと2週間調子を上げて久しぶりの1600mリレーにつなげたい。

■2022年11月3日(木曜日)


富士山





東京電力
 練習は300m×5。休息は10分。昨日から部活動が再開となりつつも原則外出は禁止ということで、今日は学生たちは学内に残っているので、陸上競技場には部員がたくさん戻ってくると思っていたのだが、実際は、数えるほどしかおらず。練習は自分を含めて3人で走ることとなった。
 先週は300m×3で、シーズンベストを出しつつも40秒を切ることができなかったが、良い流れではあるので、先週の勢いで走りたいと思いながらスタートした。1本目は学生のペースが比較的ゆったりとしていて、あまり離されずに走り切れた。タイムは41秒9。42秒に近いこともあり、タイムは感覚と一致していた。
 2本目は、学生が1本目のペースが遅かったことから、ペースアップし、ピッチが速く、最後の直線で、少しずつ距離が離れていってフィニッシュ。自分の腕時計では39秒94というタイム。手動なので40秒0ということになるが、久しぶりに39という数字を見ることができた。シーズンベストであり、比較的余裕があっての走りであり、念願の40秒切りが現実になりつつあることで、かなりうれしかった。
 3本目は、最初の直線から学生に離されたのだが、コーナーからは、なぜか上手く重心が移動できるようになり、スパイクのカーボンの力で、あまり力を使わずに歩幅が広がり、結果的に速度も上がった。その結果2度も自分の足と前の学生の足が当たって、学生の走りを見だしてしまった。学生は、後ろと詰まっているということを実感してか、最後の直線でペースアップをしたのだが、こちらは、脚が疲労して走れないはずなのに、上手く重心が移動できスパイクのカーボンを上手く使えているようで、あまり離れずにフィニッシュまでいけてしまった。タイムは39秒9。念願の40秒切りに到達できた。
 4本目は、学生も疲れてきたためか、ペースが遅くなり最後までついていくことができた。タイムは41秒2。5本目も速度は出ず、最後の直線は失速氣味となった。タイムは42秒4だった。
 3本目でスパイクを上手く使うとどのようになるかということを体感でき、40秒を切ることができ、シーズン最後のレースへ向けモチベーションが上がってきた。

■2022年11月2日(水曜日)


東電方面
 大阪市住吉区の総合病院で一昨日サイバー攻撃を受けてシステムの一部がダウンし混乱が続いている。病院のサーバーが身代金要求型のウイルスに感染し、電子カルテのシステムに障害が発生し、緊急性のある手術などは紙のカルテで代用しているという。
 Facebookで、知り合いが、NHKニュースに出てきた「医療情報の活用 拡大する世界市場”遅れる日本”」というタイトルで、医療ITに関するOECDの報告書(2017年)の図の画像を投稿していた。横軸が「電子カルテの普及率など」、縦軸が「医療情報の研究開発への活用状況など」というそれぞれ数値になるのかよくわからない曖昧な感じで示され、日本は、縦軸も横軸も低く、フィンランドやシンガポールがとても高いことが示されていた。日本は電子カルテの普及率などがかなり低いらしい。この投稿にフォローしていた人たちの実感では、ほぼ電子カルテに変わっていて、それほど低いのだろうかと疑問を呈していた。また、日本は個人病院が多く、高齢の医師がやっている病院では、これからシステムに投資しても、その投資額を回収できるほど病院が続けられない可能性もあるので、紙のカルテのままではないかという書き込みもあった。普及率の高い国々では、サイバーセキュリティーについてどういったことをやっているのか氣になった。
 今回のようなサイバー攻撃のことを考えると、最終的には紙のカルテが最も安全なのではないかと思えてきてしまう。デジタル庁の進める様々な政策においても、全てが国産のシステムを使用している訳ではなさそうで、安全保障上問題があるように見えてしまう。結局デジタルはバックアップ体制があったとしても、すべての電源が切れれば終わりという問題がある。あらためて手書きは大事だと思った。

■2022年11月1日(火曜日)
 お昼休みに一人で200mの上り坂ダッシュ。当初は10本を設定し、休息は下り坂200mジョグでダッシュを始めてから次のダッシュまでのサイクルを2分にした。
 1本目が33秒4。比較的余裕を持って走って33秒台だったので、ちょっと前までは35秒以上かかっていたことと比べると、以前よりも走れているということを実感した。2本目から6本目は34秒9、34秒0、33秒6、33秒9、33秒4と安定したタイムで走れていた。しかし、5本目が終わったところからは、えづくようになり、7本目で速度が低下し34秒2。さらに8本目は、スタートで呼吸が整いきらず35秒5。8本目が終わったところで、動けなくなり9本目以降は中止し、練習終了。以前より走れている実感があり調子よく走れていたが、無理して走っているところがあったということなのだろう。7本目までのアベレージは以前よりもかなり高くなっていて、良い傾向にあることが確認できた練習だった。



[昔のいずみ]