最近のいずみ

Last Update:2023/2/28



パートタイムアスリートいずみ 23年目に突入 

■2023年2月28日(火曜日)
 次男の公立高校入試合格発表日。自分が高校入試を受験したときには、合格発表は、受験した学校に張り出される紙に自分の受験番号を探すというシンプルな形で行われていたが、今は、全てウェブ上での確認。まず、指定されたサイトにアクセスするにも、アクセスが集中していて、全くアクセスできないという問題が発生。その後、IDとパスワードの入力画面にたどり着くも、入力後、また同じようにアクセスできない時間が続いた。妻と次男と自分の3人でそれぞれのスマートフォンを使ってアクセスを試みていたが、最初にアクセス成功したのが妻だった。アクセスできたページは、受験生一人専用の発表ページとなっていて「合格」と出ていた。妻は涙ぐみ、次男は、当然とばかりにそれほど大きなアクションはなかった。
 合格がわかったところで、次男は、入学手続きに関係する書類をもらいに合格した学校へ行った。目標を達成し、次男は、もう中学にも高校にも行きたくないと言い出した。本人にとっては大きな壁を一つ越えて、何もやりたくないということなのだろう。今は、ひたすら購入したばかりのゲーミングパソコンでゲーム三昧。入学後のことを考えると、何かしら勉強の準備をして欲しいところだが、しばらくは見守ろうと思う。

■2023年2月27日(月曜日)
 アメリカのエネルギー省とFBIは新型コロナウイルスの起源について中国の研究所から流出した可能性が最も高いと結論づけたとウォールストリート・ジャーナルが報じた。2つの機関がそれぞれ、実験室からの意図せぬ漏洩が起きた可能性が最もたかいとしながらも、その結論に至った根拠はそれぞれ異なるという。一方でアメリカの別の機関は、ウイルスが自然界から広がったとする見解や、別の機関では判断を示していないなど、機関によって説が様々だ。とにかく、アメリカでは、一つの説に偏らず、様々な意見があることが報道されているというのが日本よりは多様性があるように見えてしまった。日本でも独自の意見を持ち公表している人はいるはず。様々な意見があるということをマスメディアは紹介して欲しい。

■2023年2月26日(日曜日)


お気に入りのコアラ
 コロナの流行により、在宅勤務なったことで購入することとなったWindowsのパソコンの起動や起動後の動作があまりにも遅いので、PCデポへ相談に行った。無料で診断をしてもらえるサービスがあったおかげで、今のパソコンの状態を知ることができた。ハードディスク自体は、大半が使っていない状態にもかかわらず、エラーが大量に溜まっていて、それが影響して軌道や起動後の動作が遅いとのことだった。これを解消するには、ハードディスクをSSDに取り替えるなど、パソコンの中身を入れ替える必要があるそうで、それには4万円ほどかかることがわかった。
 すぐに4万円が出てくるほど余裕はなく、パソコンをバージョンアップする金額で新たに安いパソコンを買えてしまうではないかとも思い、結局今日は何の対処をすることもなく帰ってきた。ハードディスクに溜まっているというエラーを取り除く方法はないものか、検索して探してみようと思う。

■2023年2月25日(土曜日)
 練習は、400m×10。設定は68秒、休息は2分。学生2人と一緒に走った。結果は、69秒2、67秒5、68秒4、68秒1、67秒8、67秒7、67秒0、67秒7、67秒3、67秒3だった。
 1本目の300mくらいまでは余力があったが、残り100mからきつくなり、先週までの練習よりもきつかった。今日こそ10本走りきるのは厳しいかもと思いながら、とにかく目の前の1本1本を走った。4本目で先頭を走っていた4年生が途中で止め、さらに7本目でもう一人の4年生が止めてしまい、残ったのは自分一人。残り3本は一人で走ったのだが、400mの前半はペースが上がらず、最後の100mで無理矢理スピードを上げ、設定タイムを守る感じとなり、あまり望ましい走り方にはならなかった。1本目から走りきれないかもと思っていたので、とにかく10本走りきったということだけで今日は満足。

■2023年2月24日(金曜日)
 三男の学校は、参観日だったのだが、三男は、参観日の案内の紙を母親には出さず黙っていたのだが、妻は、三男の机の周りを片づけているときに、参観日の紙を発見し、三男には何も言わずに学校の参観授業へ行った。授業が始まる前に、当然三男と顔を合わせるのだが、三男は、母親を身なり「帰れクソババァ」と怒鳴りつけたという。三男があまりにも不機嫌なので、結局、授業を見ることなくそのまま帰宅となった。
 三男は相変わらずゲームのことで頭がいっぱいのため、ゲームについて自分の思い通りにならないと、暴言や暴力が続く。学校には行ったり行かなかったりだが、まだ行くだけマシか。長男や次男にはなかった激しさで、思春期は子どもにとっても親にとっても大変だ。

■2023年2月23日(木曜日)


アレが原因?
 スポーツ指導者資格更新研修会に参加。一般社団法人F・マリノススポーツクラブの宮本功代表理事が講師だった。このクラブでの子どもたちのサッカーチームはおおよその年齢や能力で区分され、常にセレクションがあり、上のチームに昇格できればクラブに残れるが、昇格できなければクラブを辞めるという挫折を経験することになる。その挫折を経験する子どもたちやその親たちが納得をして「ありがとう」と言える環境を作る必要があり、そのためには、チームを辞めていく子には、その子どもが活躍できる移籍先まで世話をしているという。運良くチームに残ってもレギュラーとして活躍できず、別のチームでレギュラーとして活躍した方が良かったという場合もあるため、セレクションで見極める指導者側の仕事も大変なストレスがあることが想像できた。チームを辞めた子どもたちが別のチームで頑張り、また戦力として上位のチームに加入することもあるそうで、クラブでは、辞めていった子の動向まで把握しているという。あの中村俊介選手も一度はチームから去ってまた戻ってきた選手とのこと。試合に出る機会ができるだけ多い方が伸びるチャンスは多くなる。伸びるタイミングは選手によって違うので、各選手に合ったチームが必要であり、クラブはそのサポートも仕事としていることがわかった。サッカーは学校体育から切り離されて、指導者は協会を中心として共通認識を持って指導に当たっていることから、指導の一貫性が途切れることもなく、これが今の日本代表を支えていることがわかった。
 世界のプロサッカーチームでも共通のルールがあり、選手の移籍の際には大きなお金が動くことが紹介された。選手を子どもの時に育ててきたチームに対しては、移籍先となったプロチームはお金を払わなければならないというルールがあり、有力な選手が移籍をすると、その選手が子どもの時に所属していたチームに高額なお金が支払われ、そのチームはいきなり人工芝のグラウンドに改修できてしまうこともあったという。驚くと共に子どもたちの指導をする指導者やその子どもたちにとっても夢のある話だった。
 優秀な選手を育成するには、そもそも優秀な指導者をどう育てるかが最大のポイントだという。「指導のすべては子どもたちが体現する」と述べられていた。選手が表現できることが指導者の評価となる。クラブには、ビジョンがあり、それをベースにしたマネージメント、スカウティングとコーチングのポリシーがあり、クラブの全指導者がそれを共有する。そして、どういう選手が必要なのか?どういう選手が良い選手なのかなど、選手像が言語化・映像化されて子どもたちにも共有される。個別の育成プランもあり、個人評価は選手一人一人細かく評価され保護者にも共有され、選手は、自分は何をすべきかを認識できるように指導されており、あまりの細かさに驚いた
 コーチングのポリシーでは、今も足りていない部分があるそうで、それは「トライアンドエラーを許容すること」と、「全ての選手が喜びを感じること」だった。指導者はよりリアリティーのあるトレーニングを追求し、練習は失敗するためにあると認識し、答えを言わず考えさせ、選択肢を示し選手が選択していくという流れで能力を上げていくことになるのだが、指導者はどれだけ勉強し、これらの情報をうまく提供できるかが問われている。
 競技は違うが自分も指導者ではあり、サッカー界の話を聞き、自分が指導者だと言うのが恥ずかしくなるほど、きめ細かな指導がなされていることを知ることができ、とても勉強になった。まずは自分のビジョンをしっかりすることから始めなければならない。

■2023年2月22日(水曜日)
 一昨日バイデン大統領はポーランドに入り、列車で10時間かけウクライナの首都を電撃訪問し、その後ポーランドへ戻った。バイデン大統領は、ウクライナに対して必要な限り支援を続けると述べたとのこと。元々は2014年のマイダン革命が原因で、バイデン大統領が副大統領の時。勢戦いを終わらせるためには、間接的にウクライナを支援するよりも、両者の間に入り、直接ロシアと交渉し、両者の妥協を引き出すということが重要だと思う。これを実践したのが、トルコのエルドアン大統領とイスラエルのベネット首相。ベネット首相は、プーチン大統領と交渉し、ゼレンスキー大統領との仲介をし、ドイツとフランスは好意的だったが、アメリカとイギリスが反発したとインタビューで述べていた。これまでの流れを見れば、戦争を継続したいのはアメリカとイギリスということは明らかで、NATOは、巻き添えを食らっているようにしか見えない。先頭が続く限りは、ウクライナ市民の犠牲は増えるばかり。市民のことを無視するような政治家たちに腹が立つ。

■2023年2月21日(火曜日)
 昨夜から三男はまた不機嫌極まりなく、土曜日にまた新たな約束をしたにもかかわらず、その約束を守れなかった。その約束とは、家族に対して暴言を吐かない、宿題や塾などやるべきことをきちんとやって、それを親が確認したら無条件でゲームができるという2つだった。妻は、やるべきことをやったかどうかの確認を促したところ、「うるせー!、くそばばあ」となったらしく、さらに、モノを投げてきて、殺されるのではないかと思ったと話していた。投げたモノの中には、スマートフォンが含まれており、スマートフォンの画面は割れ、スマートフォンはどうやら使えなくなってしまったようだ。自業自得。妻には悪いが、これによってスマートフォンの利用制限のことでケンカをする必要がなくなり、よくぞ破壊してくれたと思った。
 今日の三男は、学校にはいかず、日中は、春休み中の長男が一緒に映画を見たり犬の散歩に行くなど静かに三男に寄り添ってくれた。ゲームもスマホもいじれない環境だったため、母親に暴言や暴力をふるったことを除いては、比較的穏やかに生活したようで、夕食の際には、学校での不満がいろいろと出てきて、ゲームだけが原因ではないということが分かった。だんだん先生のことが嫌になり始め、先生に何かを言われたことが悲しく嫌な思いをしたことも学校に行けなかった原因の一つだった。逃げていたら先生の思うつぼだと妻は激励し、何となく三男はその氣になったようだ。明日は、なんとか学校へ行きそうだ。

■2023年2月20日(月曜日)


お昼寝中
 市が、小児医療の無償化を18歳まで拡大するとの報道があった。現状は、中学3年生までなのだが、今年10月以降は、18歳まで拡大することになるという。我が家は次男が、4月から無償化の対象から外れることになっていたが、半年経てば改めて無償化の対象者となる。体調不良やケガなど、必ず年に何度かは病院にはお世話になるので、経済的な負担が軽減されるこうした事業は大歓迎だ。

■2023年2月19日(日曜日)


JERA発電所と久里浜港
 1日暖かかった。午後、車に乗った際に車の気温計を確認したところ20度となっていた。4月下旬波の気温とのこと。先週は、職場でも雪がちらついていたのを自分の目で見たし、10日くらい前は、県内で大雪の予報が出ていたほど寒かったことを思い出し、その温度差に驚いた。風が強く、春一番が吹き荒れる予報が出ていたが、関東の基準となる都内では強風が吹かなかったため、春一番にはならなかったという。今後も寒くなったり暖かくなったりを繰り返しながら平均気温も上がっていくのだろう。夕方から鼻づまりが始まった。さらにくしゃみと水のような鼻水も始まった。いよいよ花粉症の季節がやってきたと思った。

■2023年2月18日(土曜日)


本日の収穫(白菜、小松菜)
 三男は、朝からスマホゲームをして、「くそっ!」と言いながら、床や段ボールを蹴って腹を立てていた。怒りの原因は、ゲームの時間に制限があること。三男はやっと口を開き、ゲームの制限時間が設定されていることで、友だちとゲームが続けられず、自分だけが相対的に弱くなっていき、友だちからは「雑魚」と言われ、悔しい思いをしているのだと言った。何で我が家だけ制限時間があるのか!という怒りなのだが、今まで、口を開くことがなかったので、理由がわからなかった。今日は感情をあらわにして怒りながら理由を話してくれたのだが、制限時間により、友だちからゲームが下手なやつとバカにされ、友だちがいなくなる不安と、自分も友だちと同じだけゲームができれば、こんな事にはならないのにという怒りが混じったものだった。口を開かなかったのは、怒りが爆発するのを必死にこらえていたからとのことだった。それは辛い思いをさせたと思いつつも、怒りの感情が交じったままではまともな会話にはならないのだが、理由がわかったことで、問題の解決には向かいそうだ。ゲーム仲間は、話の内容から判断すると、友だちとは言い難いのではないかとも思った。
 練習は、1週間ぶりのトラック練習。メニューは400m×10。設定タイムは68秒で休息は2分だった。3名で始めたが、2本目が終わったところで2名となってしまい、自分は、ただ先頭を走る学生に離されないようについていくことだけを考えて走った。
 10本のタイムは、68秒3、67秒6、67秒7、68秒5、68秒6、67秒9、68秒7、68秒9、67秒5、68秒5だった。
 1本目から、先週と同じく、左臀部とハムストリングスに痛みがあり走りづらく、2本目が終わったところで呼吸が苦しくえづいてしまい、10本走りきれるとは思えなかった。その後は、次の1本だけは走りきろうという氣持ちで、1本ずつを目標に走り、10本目までたどり着いた。一人練習だったら3本で終了していたことだろう。練習相手がいるというのは、幸せなことだ。

■2023年2月17日(金曜日)


カワヅザクラ
 2月3日にオハイオ州イーストパレスチナという町で、貨物列車脱線事故があった。トータルワールドニュースというウェブサイトによると、150両のうち50両が脱線、そのうち20両に大量の塩化ビニルなどが搭載されていたとのこと。それらの車両爆発の危険があったとのことで、特殊な爆薬を使って車両に小さな穴を開け、抜けたガスを燃やすという制御燃焼という処置をしたという。しかし、ホスゲンや塩化水素などを含むガスが空中に放出され、現場周辺の川では、死んだ川魚が大量に見つかり、オハイオ州の隣のインディアナ州では大量の鳥が電線の上に乗ったまま死んでいるのが見つかった。ホスゲンは第一次大戦中には、毒ガスとして使用され、吸入すると嘔吐、目の炎症、呼吸困難などの症状を引き起こすという。
 自然の生き物たちの状況からすれば、その周辺がいかに危険なガスに汚染されていることが想像できる。事故から2週間が経って、少しずつ情報がウェブ上に載るようになったが、アメリカ政府は、全く言及せず、グーグルニュースを見ても、この話題は主要ニュースには載っておらず、UFOや中国の気球の話題か、トルコとシリアの地震の話題ばかりだった。当然、日本の主要メディアも、右にならえ状態で、この大事故の話題は上ってこない。地域住民はかなり危険な状態で、支援が必要に思えるが、政府が無視しているというのは何を意味しているのか?この事故の話題を取材した記者は、逮捕されたという報道もあった。地域住民の命の安全よりも、この事故を隠すことに情熱をそそぐ人たちの存在があることが、とても悲しく思う。

■2023年2月16日(木曜日)
 今朝も脅しは続いているのか、朝、何度起こしても起きることなく、学校の登校時間になっても起きなかったため、抵抗されたが無理矢理起こした。自分の脚の上に三男を乗せ、赤ん坊を抱っこするような状態になり、ゲームによって引き起こされた様々なことについて話し合いをすべく、いろいろと話をしたものの三男は口を閉ざしたまま。手は思いっきりグーにして力を入れたままだった。力を入れ続けるのは相当辛いはずなのだが、それでも力を入れ続けているので、それを指摘し、力を抜いてみたらどうかというような話をしたら、三男が突然、泣きながら、こちらの顔に向かって殴りかかってきた。しばらくは、殴らせないようにしていたが、これがきっかけで、思っていることをはき出せるのであれば、爆発させるのも良いと思って、顔を殴らせたところ、膝も入ってきて、かなりの打撃を受けた。やはり腕よりは脚の方が強かった。その後しばらく頭を殴ってきたのだが、長男が間に入ってきた。長男も似たような時期があったので、三男の氣持ちはわかるとのことで、あとは三男に任せて出勤した。
 帰宅後、なぜか三男はご機嫌で、何が起こったのかは全くわからず、浦島太郎状態だった。三男が寝た後、長男から今日の出来事について話しを聞いた。結局、今日は、学校を休み、長男の助言により、今日は、何も言わず三男の要求を聞いて欲しいと言われたため、3時間だったゲームの時間をさらに1時間延長させ、ある程度満足しただけだった。ゲームによって機嫌が変わるというのでは、何の解決にもなっていなかった。明日は学校に行けるのだろうか・・・
 今日は、次男が受験した3日連続の公立高校入試が終わった。初日の5教科は、ちょっとできの悪かった科目はあったようだが、合格ラインは超えているだろうという合計点数だったようで、2日目の特色検査は、思ったよりも点数が稼げ、3日目の面接も、アドリブもいくつかありながらも、自分の話したいことは全て話せたとのことで、自分の中では合格を確信し安心しているようだった。昨日の時点で、自分で購入した中古のゲーミングパソコンを組み立て、今日は早速ゲームを始めていた。全てが終わったという開放感なのだろうが、本当はここからがスタートなはずだ・・・

■2023年2月15日(水曜日)


寒いようです
  市内の学校は、市制施行記念日で休みだった。家は、三男が留守番していたようだが、母親が仕事に出ているのに、ゲームのロックを解除して欲しいと何度もラインに書き込みをし、返信がなかったため、腹を立て、「クソ」や「死ね」など、連続で大量の投稿。仕事中に対応できないことは全く想像できず、自分の事ばかりを考える自己中心的な行動が目立った。母親が帰宅したら、また相当な暴言を吐いたようだ。そして、自分の要求が通らなければ塾にも行かないしやるべき事もやらないなどと親を脅迫し、今日は塾に行かなかったという。親としては、宿題や塾など、やるべき事をやっていれば制限は解除するという約束をしたので、それに沿ったことをしているだけだが、ルールが守れず、怒り出すという症状は、まさにゲーム中毒だと思った。試しに久里浜医療センターのウェブサイトで診断をしてみたところ、10点中7点で中毒の可能性が高いということがわかった。今後どうするか。親も子どもも大変だ。

■2023年2月14日(火曜日)
 日本の酪農家が次々と倒産・廃業に追い込まれていて、このままでは、日本の酪農はなくなってしまう危機にあるという。今日は、酪農家らが永田町に集まり、政府に対策を求めていた。
 ある酪農家は、牛を30頭売却し、1日に絞った生乳の内1.75トンもを廃棄し、金額にして17万円を捨てていることになるという。別の酪農家は、子牛が生まれると、薬で命を奪い、生産量が増えないように調整しているとのことだった。来月からは、牛を処分すれば1頭につき15万円が支給されるというが、減反政策と同じく、わざわざ食糧自給率を落とすような政策が正しいとはどうしても思えない。
 牛乳の消費量が減っている一方、生乳は絶えず作り続けられ、搾らなければ病気になるため、生産量は減らすことができない。えさ代や暖房費は値上がりしているにも関わらず、牛乳の価格に転嫁できていないのが現状であり、これでは、酪農家は借金が増えるばかりで経営にならない。結果的に倒産・廃業が相次ぐことになる。食糧危機が叫ばれているのに、なぜ真逆な方向へ向かってしまっているのか?食料安全保障を考えた場合、酪農家を保護する政策が必要なのは間違いない。

■2023年2月13日(月曜日)
 NHK「フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿」でナパーム弾に関する内容の放送を見た。開発者は、ハーバード大学のルイス・フィーザー。ベトナム戦争で使われたという印象が強かったのだが、元々は、日本の家屋を簡単に燃やすために開発されたものだったということに驚いた。爆発させた後にゲル状のものに引火させ、水でも消火できないというのが、それまでの爆弾とは違うということで、目標物に当たらなくても、目標物を破壊できるメリットがあった。原爆よりも低価格で多くの人を殺した爆弾であり、この爆弾により東京大空襲では約10万人、日本全国で30万人以上が亡くなった。爆弾の開発経緯から、どう考えても、最初から、爆弾の目標は軍事施設ではなく、一般市民だったということがわかる。これが非難されないというのは納得がいかない。
 この爆弾は、その後、さらに威力の強くなるようバージョンアップされ、朝鮮戦争やベトナム戦争で使われ、ベトナム戦争の犠牲者が最も多かったという。皮膚につけば、それを払うことができず、人を燃やし、命が助かってもひどい火傷が残ることになる。これに関連して、ベトナム戦争では、子どもが火傷を負った写真がきっかけとなり、アメリカでは反戦運動に火がついたという。あまりにも非人道的ということで、国際的に使用が禁じられたにもかかわらず、アメリカ軍はイラク戦争で、ガソリンではないジェットエンジンのオイルを使用して、ナパームではないと言い切って類似の爆弾を使っているなど、国際的なルールはあっても亡いような状態が続いているようだ。開発したフィーザーは、晩年、もう一度国から頼まれれば開発する旨の話をしていたという。彼にとっての優先順位は、人々の命よりは、国から認めてもらうことだっただろう。天才かもしれないが、非人間的な悲しい人だったのだと思った。

■2023年2月12日(日曜日)


日の出後
 月曜以降、三男が親に対して口をきかなくなった。こちらから何を話してもほぼ無視。腹が立つとモノに当たる感じもあり、家の中のモノがいろいろと壊されそうで、面倒な時期になってきたと思う。思春期とは、中学校の後半くらいから始まるという認識だったので、ちょっと早過ぎやしないかと思ったのだが、男の子だと小学校高学年頃(11歳)とのことなので、妥当な時期ではある。ホルモンの関係とか、本人でもどうすることもできない何かがそうされているのかもしれないが、わかっていても彼の態度にはどうしてもイライラしてしまう。
 今日の三男は、朝は起きるのが遅く、昼になっても朝ご飯を食べず、昼が過ぎてからキッチンへやってきて、自分の食べたかったパンがなかったことでキレて、別の食べ物を薦めたところ、「なら、いらない」と言ってキレて、それ以上の会話ができなくなった。
 その後友だちが遊びに来るとのことで、ゲームの時間を伸ばして欲しいと自分の言いたいことだけは言ってくる。机の上が山になっているのを片づけたり、上履きを洗ったりする約束だったのに 、それをやらずに時間を伸ばすのは、約束とは違うと妻が話したところ、彼は、「うるさい、やれ」とまた暴言を吐いた。あまりにひどく、思わずこちらも「お前がやることをやれ!」と言ってしまった。友だちが遊びに来て、友だちと話しているときは、今まで通りの普通の子どもなのに、家族のみの時には、わざと黙って、ある意味無理して演技をしているようにも見えてしまう。ご苦労なことだ。

■2023年2月11日(土曜日)
 練習は、学生と400m×5。設定は60秒、休息は5分。3本目が終わったところで、同じペースで300mに変更するということになり、結果的には400m×3、300m×2となった。 自分のタイムは、59秒7、62秒0、68秒5、45秒8、46秒3だった。
 若干ウォーミングアップの時間が少なかったため、不安な状態でスタートし、1本目は、なんとか設定通りに走れたが、走り始めから、左の梨状筋や大腿二頭筋に強い痛みがあり、走りづらかった。2本目以降も痛みは続き、走り終わった後はえづくようになった。3本目は、最初からついていけず、何度もえづき呼吸が回復しそうになかったため、ここで終了しようかと思ったのだが、距離の変更により、もう少しチャレンジすることにした。4本目は、学生からは少し離れたが、設定範囲内で走りきれ、5本目も頑張ったてみたが、まったくからだが動かなかった。
 久しぶりに、ハムストリングスと臀部が張って、いわゆるケツ割れに近い状態になった。ペースとしては全然速くないのに、ケツ割れ寸前まで追い込まれるということで、残念な氣分が半分、ここ何年かケツ割れになっていないのに、今日はケツ割れ寸前まで追い込めたという満足な氣分が半分という複雑な氣分だった。しかし、左の梨状筋とハムストリングスの痛みがとにかく強く、右とのバランスが悪いというのが、最も氣になることだった。

■2023年2月10日(金曜日)


夜明け前の久里浜港
 最近のニュースは、ポリコレばかりで、氣持ち悪い。ポリコレとは、ポリティカル・コレクトネス。元防大教授の馬渕睦夫先生によるとポリティカル・コネクトネスとは、性・民族・宗教などによる差別や偏見、またそれに基づく社会制度や言語表現は是正すべきとする考え方だという。
 ポリコレの一つとして多様性があるが、多様性と言っておきながら、ポリコレに反することを発言すると、なぜか断罪され、表舞台で活躍されている人は、表舞台から引きずり下ろされてしまう。意見の違うことを罪のように扱う状態は、ある意味、共産主義や全体主義と変わらない。
 YouTube上では、発言してはいけない言葉が存在し、そういった言葉を発言すると、その動画は見られないようになってしまう。GoogleでもNGワードは検索しづらいようになっていると聞く。サービスを提供する側にとって都合の悪いことには蓋をするというのが当たり前になり、サービスを受ける人たちは、違和感を感じることなく自然に受け入れて、それがポリコレとなっていってしまっているようにも見える。欧米人は、意外とこの違和感には敏感に反応し、デモを行っている報道を目にするが、日本人は行動を起こすことはなく、何もなかったかのように静かなので、年々、違和感を感じる感覚が鈍感になっているのではないかと思える。日本人は、支配する側にとって、協力的でとても都合の良い人たちだ。

■2023年2月9日(木曜日)
 練習は、6000mペース走。設定は1000mあたり3分40秒。学生たちが8000m〜10000mを走るペース走に便乗した。1000mごとのタイムは、3分34秒2、3分39秒7、3分38秒1、3分38秒9、3分38秒7、3分38秒5だった。
 ウォーミングアップがほとんどできていない状態でスタートしたが、最初の1000mは意外と走れ、2000m〜4000mあたりできつくなり途中で止めたいと思いながら、なんとか我慢して走っていたら、4000m以降は、またリズムが安定して楽になった。このままであれば、8000mまで走れると思ったのだが、6000m手前で、何度もえづき、結局6000mで終了。月曜以降左の頸椎5番から6番辺りを先頭に、肩甲骨周りに神経的な痛みがあり、走っている最中は、接地の度に痛みが走った。なんだかバランスが悪い。

■2023年2月8日(水曜日)
 東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で大会組織委員会元次長、広告大手電通のスポーツ局長補、イベント製作会社セレスポの専務、番組製作会社フジクリエイティブコーポレーションの専務の4人が逮捕され、東京地検特捜部が、家宅捜索したとの報道があった。テスト大会関連の業務を落札した企業は、そのまま本大会の業務を随意契約の形で受注しているということで、テスト大会の入札に不正があったのではないかとの容疑のようだ。
 オリンピック・パラリンピック規模の大会で、利益を見込んでどのくらいの数の企業が入札に参加するのかはわからないが、相当な大手企業でなければ、手を挙げられないのではないかと思う。そう考えると、業務を請け負うことのできる企業数は必然的に限定的になり、入札で、最も金額の低かった企業にお願いすることになった場合、安かろう悪かろうという結果になりかねないと考えると、ある程度実績のある企業にお願いしたいという心情が働くことになる。元次長は「大会を成功させるためだった」と話しているということで、最初から不正をするつもりで不正をしたのではなく、きちんとした大会にするために必死にやってきたことが、結果として談合という形になってしまったのではないかと想像してしまう。
 ニュースに名前が出ると、直ちにその人の素性が調査され、ウェブ上に次々と掲載されていく。個人情報というのは、今の世の中では守られることはないのかもしれないと思った。今やAIにより、その人が書き込んだ文章などから、人となりが推測され、個人情報も高確率で調べ上げられてしまう。毎日日記を書いているが、日記を公開するのが怖くなってきた。

■2023年2月7日(火曜日)
 【越境3.0チャンネル】石田和靖というYouTubeチャンネルで中東の政府系ファンドについての動画を見た。サウジアラビアやUAEをはじめとする中東諸国は、将来ロンドンやニューヨークに並ぶ、世界の中心になるのではないかとのことだった。コロナ後の経済回復、ウクライナ戦争の影響でエネルギー価格が高騰したことで、中東諸国の運用資産額がものすごく膨れあがっているという。
 政府系ファンドというのは、国家が運用し、国家の利益に還元するというファンド。中国、ノルウェー、シンガポール、中東諸国が世界のトップクラスの資産額を誇っている。中東諸国では、100年後をにらみながら、化石燃料に頼らずに国民生活を豊かにしていくために運用しているのだという。日本では、年金運用ぐらいだが、これは、国民が払ったお金を運用しているというもの。それに対して、政府系ファンドというのは、国民からお金を集めるのではなく、政府が余っているお金を運用し、その運用による利益を国民の生活に還元するようなことをしているのだという。運用利益があれば、税金を下げることができる。日本は、財源を考えるときに、いつも国債か、増税という選択肢しか出てこないが、政府系ファンドを立ち上げればいいのではないかと思った。

■2023年2月6日(月曜日)
 三男の親に対する態度がひどい。今日の原因もゲームがらみ。やることをやってゲームができるようになり、ゲームをやっている最中に、インコが飛んできて、ゲーム機の上に乗ったために、ゲームが自分の思い通りにいかなくなり、切れたという。最初は、インコに文句を言い、次に、インコを放した母親に文句を言い、さらに、自分はなんでこんな母親から生まれてきたのかと嘆いたという。冷静に考えると、誰も悪くないと思うのだが、三男は母親を「あんた」や「お前」と言うようになり、「こんな家に生まれて何のメリットもない」と言い放ったという。言われた側は、当然腹が立つ。昨日は、父親の僕に向かって、「お前がうるさい!」と言い放って、こちらも切れかかった。親にとっては面倒に思える思春期というやつが来たということなのだ。
 長男の思春期は比較的おとなしかった印象だが、次男の時は、三男と同じように悪態をつき、戸を蹴り穴を開けられた。穴は、一応紙のようなもので塞いで、見た目はそれほど目立たないが、その紙を剥いでしまえば、当時のまま。みんなが通る道なのだとおおらかに見守るしかない。

■2023年2月5日(日曜日)


野比海岸



大工事中の高輪ゲートウエイ
 骨ストレッチ講習会に参加。最初のテーマは「構え方」。普段の立ち方でどのくらい安定性があるかを確認した後、様々な意識により安定性が格段に向上していった。安定性を高める最終的なカギは、自分自身の感覚だった。立っていても、自分の筋肉が最も力の必要のないポジションを探すことが重要で、自分自身を感じられるようにならなければ、変化は感じられないだろうと思った。
 次のテーマは、新しい骨ストレッチ。初級者ではうまくいかないが、上級者は格段に変化を感じられるというものだった。今までのテレビや書籍で説明されているものとは全く違うのだが、先月に引き続き、親指を使わせないようにすると體がよく動くようになるということが実感できた。やった後は、腕の重さをほとんど感じないといいたくなるほど、腕が軽く存在感がなくなってしまった。
 今日も、最初は、疲れた状態で講習会の会場へ入ったが、講習会が終わる頃には、見事に元氣になった。いつも思うことだが、オンラインではなくリアルの講習会は素晴らしい!!

■2023年2月4日(土曜日)
 学生2人と400m×10。設定は68〜69秒。休息は2分。学生たちは、スパイクや厚底シューズだったが、今日の自分は、アップシューズ。先月は、同じメニューで休息が90秒だったが、68秒の設定で10本走りきった。しかし、その時はスパイクを履いて、最後に脚が動かなくなってきたところで、スパイクのカーボンに助けられた。今日は、そういったごまかしができず、自分の力でどこまでこなせるかというところに挑戦した。
 10本の結果は、69秒4、67秒9、68秒7、67秒5、69秒3、68秒5、68秒4、68秒9、68秒2、68秒0ということで、なんとか設定通りにこなすことができた。
 1〜3本目は楽だったが、4本目に吐きそうになり、この時点では、10本走りきるのは困難だと思った。とにかく目の前の1本1本を走りきることだけを考えて走ったが、7、8本目は走り終わった後に何度もえづき、呼吸が整わなくなった。残り2本は、学生たちも呼吸が苦しそうだったが、だれも脱落することなく、なんとか全員がまとまって最後まで走ることができた。
 一人では絶対に走りきれない練習だったが、学生たちのお陰で良い練習になった。

■2023年2月3日(金曜日)
 イギリスで公務員が賃上げを求めて大規模なストライキを行っているというニュースがあった。この影響で大英博物館も臨時休館なのだという。省庁も鉄道もストライキしているらしく、さらに大学職員、小中学校の教師も参加したため、半数の学校が休校などの影響があり、このストライキには最大50万人が参加し、この10年で最大規模とのこと。
 日本では公務員のストライキは法律で禁止されており、給与は、法律に則って支給されるのが当たり前なので、ニュースを見て、海外では公務員が賃上げ要求でストライキを行えるという事実に驚いた。ストライキにより、社会機能が停止してしまっても、もともと禁止されていなければ、国民も、たまにはそういうこともあるようねとおおらかに見守っているということなのだろうか。
 公務員のストライキが認められている国はあるのだろうかと思い、ちょっと検索してみたところ、欧米の国々では、意外と認められていることがわかった。消防士や警察官がストライキを起こしたら、軍が公共サービスを代行するのだという。軍はストライキを禁止されているということなのだろうか。いろいろと氣になってきた。

■2023年2月2日(木曜日)
 練習は、一人で4000mペース走。日曜日の講習会で教えてもらった靴ひもの結び方に変えて、靴と足のフィット感はかなり高まり、自分の體から地面に伝わる力がいつもよりも強くなっている感覚があった。
 設定は1000mを3分40秒というつもりで走り始めたが、靴のフィット感のお陰で、予定よりも快調に走れ、最初の1000mは3分34秒0。その後も、特にリズムは変わらず、3分34秒5、3分33秒4とほぼイーブンペースで走れた。最後は、氣持ちペースアップし、3分26秒1。だいたい感覚通りに走ることができた。しかし、久しぶりのトラック練習で、走り終わった後の呼吸は、なかなか落ち着くことはなかった。
 最後に300mを1本。45秒くらいで走れればと思ってスタートし、タイムは44秒1。設定タイム付近で走ることはできたが、予定していた感覚よりは、頑張った感が強く、この努力感だったら、もっと速いタイムでないとちょっと納得がいかないと思った。最近は、ハムストリングスの疲労がなかなか抜けず、しばらくトラックを走っていなかったので、仕方のないことなのかもしれない。

■2023年2月1日(水曜日)
 永松茂久著「喜ばれる人になりなさい」を呼んだ。著者は、小さい頃にたこ焼き屋を手伝ったことから、将来は、たこ焼き屋になりたいという思いを抱きながら、社会人の始まりは出版社に勤め、仕事の関係で、たこ焼き関係者にコンタクトできるようになり、たこ焼き屋の経営につながり、その後は、飲食店や出版会社を経営するまでに至ったという。著者に大きな影響を与えたのは、著者の母であり、その教えは、タイトルの通り「喜ばれる人になりなさい」ということだった。ことあるごとに、母は、この教えをいろいろな言葉でもって伝えてくるので、面倒だと思った時期もあったようだが、経営範囲が大きくなるに連れ、自分の方向性がわからなくなってきたようだが、最終的には、母の教えが原点であると自覚し、方向性が定まったとのことだった。人に喜んでもらえれば、自分もうれしくなる。喜んでもらうために人には親切に丁寧に接することになる。世の中の人が、全員この氣持ちを持って生活するようになれば、世の中は、イライラすることなく、とても氣持ちの良い世界になるだろう。まずは、自分の周りの人に喜んでもらえるような言動をしようと思う。



[昔のいずみ]