最近のいずみ

Last Update:2023/4/30



パートタイムアスリートいずみ 23年目に突入 

■2023年4月30日(日曜日)


横須賀の街と富士山
 3週連続の庭の雑草抜き。2週に渡って芝生の中に生える雑草を抜いてきたが、1週間経つとまた新たな雑草がしっかりと生えてきている。こんなに大きな草を見逃すはずはないというくらい大きくなった草があるのだから、それは1週間でそこまで成長したということになる。彼らにも一つ一つ名前が付けられ、それぞれの生存戦略に沿って生きながらえている。ゴルフ場のグリーンを目指し、芝生作りをしているが、まったくゴールが見えてこない。雑草抜きは4時間くらいかかり、その後は、先週に引き続き芝刈り。1週間で芝生がかなり伸びていることがよくわかった。
 最後は、垣根のウコギの、高く伸びてしまった枝の剪定。そのまま捨ててしまうのはもったいないので、若葉だけを集め、フライパンの上で煎って、いつでもお茶にできるようにした。しばらくウコギ茶が楽しめそうだ。

■2023年4月29日(土曜日)
 学生たちが横須賀か選手権のリレー選手の選考で400mのタイムトライアルをするというので、一緒に走らせてもらった。急な話だったので、ウォーミングアップの時間が少々足りなかったが、結果は56秒4。4人走って、自分は一番外側のレーンだったが、バックストレートで、学生に並ばれて、自分の速度は遅いなぁと思ったが、そこから150mくらいは、粘ることができ、学生からは大きく離されることはなかった。最後の直線は、手脚がバラバラな動きでまともに走れず、転びそうになりながらそれをこらえて走るという感じで、かなり失速した感覚だった。その割には、意外とタイムは速かった。以前であれば軽く流して走れるタイムだったし、800mの1周目のタイムよりも遅いという感じだが、今はこれが自分の実力。この距離のタイムが上がってこないと、800mのタイムも上がらないので、短い距離の速度アップが必要だと実感した。
 その後は、学生2人と200mの上り坂ダッシュを7本。1本目から呼吸が乱れ、呼吸循環系には、かなりの負荷をかける結果となったが、学生が自分の前を走ってくれているので、それに必死についていくだけで自然と一人の練習では出せないタイムで追い込むことができた。学生に感謝。

■2023年4月28日(金曜日)


観音崎ニュータウンと観音崎
 最近、公園を走っていると、ほぼ毎回台湾リスに遭遇する。外来種の台湾リスが増殖しているのではないかと思うくらい遭遇の確率が高く、今朝は、ジョグの最中に3カ所で合計7匹も遭遇した。
 最初は人が持ち込んだことがきっかけだったのだろうが、野生化してしまうと自然そのもの。台湾リスとアライグマは外来種で駆除のための仕掛けを貸し出すような案内を市のポスターで見かけたことがあったが、自然は、人が何をしようが、お構いなしで生き続けて命をつないでいる。植物たちも枝を切られようが、時間が経てば新たな枝や葉を出し、自ら進みたい方向へ伸ばしていく。草はコンクリートの隙間からでも生え出て命をつないでいる。そうやって人が誕生する前から生き続けている。人工的なものは自然にはかなわない。昔の人たちは、それをよく理解できていたから、適度に里山を作って管理し、それを自然との境界線となるグレーゾーンとし自然と共生してきた。しかし、今は、里山を管理する人がいなくなり、山は荒れ放題。さらに山は切り崩され宅地が広がり、野生動物が町に現れる報道も頻繁になった。人間はわがままな生き物だと思うと同時に、自然の強さに圧倒される朝となった。

■2023年4月27日(木曜日)
 新入生が入部届を提出し、その用紙に部長印を押している。今日は23人の入部届けに印を押した。主将によると、まだこれから提出する学生もいるとのことで、今年は、経験者を中心に、久しぶりに20名以上の新入生を迎えることになった。例年、部の学生たちは消極的で、熱心な勧誘ができず、有力な経験者は他の部に取られてしまうということが続いていたが、今年もそういったことがありながらも、部が始まって以来の、凄いメンバーがそろった。跳躍でインターハイ決勝進出者が2名、5000mで14分台、15分前半、1500mで4分01秒など、2年生以上よりも上の記録を持つ学生が集まった。インターハイ決勝を経験している2名は、4年生の時に日本インカレで優勝したいと言い、5000mで14分台の学生は、箱根駅伝本戦出場を目指すと宣言していた。どこかの体育学部なのではないかと思えるほどのメンバーで、その希望に答えるべく、こちらは環境を作っていかなければならない。自分もこの学校で生活しながら全国タイトルを獲得した。その経験が役に立つときがいよいよやってきたということなのかもしれない。

■2023年4月26日(水曜日)


なんとも氣持ち悪い雲?
 4月上旬に、ばね量りの体重計を1000円台で購入した。以前、デジタルの体重計を購入したが、電池がすぐに消費され、あらたな電池を入れても1日で表示されなくなってしまい、毎日電池が必要な状態だった。そんなもったいないことになるのであれば、体重だけ量れればいいので、電池のいらない体重計ということで、もっとも原始的な体重計の購入となった。
 体重計を購入して、早速体重を量り、思った以上に体重がありショックを受け、その後、毎日ジョグを中心にしっかりと運動をしたのだが、運動して体重が減っても食事をすれば元通りという状態が2週間くらい続いていた。今週は、気温が上がってきたためか、汗の量が多くなり、急に体重の減りが大きくなり、4月上旬と比べると、平均体重が2kgくらい減った。汗をかいた直後であれば、高校や大学時代の体重にまで落ちてきた。4月上旬よりは、からだの動きにキレが出てきてるのは、体重が落ちている影響もあるのだろう。この状態をしっかり維持し、来月の試合できちんと走れるよう準備をしていきたい。

■2023年4月25日(火曜日)
 練習はサーキットトレーニング、4000mペース走、300m。
 サーキットトレーニングは、まだまだキレはないが、先週木曜日よりは3セットともタイムを上げることができた。
 4000mペース走は、1000mあたり3分40秒のペース設定にしていたが、最初の100mは20秒で通過し、余裕があったので、その流れのまま走ることにした。しかし、その後は、それほど勢いは続かず、1000mごとのタイムは、3分32秒3、3分32秒8、3分33秒7、3分26秒1だった。辛くとも、しっかり我慢してリズムを崩すことなく走り切れたことは自信となった。
 最後の300mは42秒7。それなりに頑張って走ったのだが、タイムが感覚とほぼ一致していたので、こちらも自信になった。からだの状態は少しずつ上向いている。試合まで1ヶ月を切ったが、良い流れた。

■2023年4月24日(月曜日)


花の国
 市議会議員選挙の結果が公表された。期日前投票や不在者投票を含めた投票率は40.41%だった。投票結果を見ると、自民党14名、公明党7名、共産党3名、日本維新の会2名、無所属13名だった。落選したのは、無所属11名、立憲民主党、参政党、社民党、政治家女子48党、NHK等が各1名だった。無所属が議員総数の3分の1を占めたのは健闘したようにも見えるが、主要政党の所属の候補者は、全員当選しているというところからすると、投票率の低いお陰で、組織票というものの影響力が相対的に強くなっているということなのではと思ってしまった。
 毎回、我が投票所は、当日の投票率が市でトップだったのだが、今回は、トップではなかった。我が投票所の投票率は、38.89%で、2週間前の選挙とほぼ同じ数値だった。同じ人が投票し、同じ人が投票へ行かなかったということだろう。トップの投票所は40.55%だった。

■2023年4月23日(日曜日)
 今朝は朝練をせず、1時間ほど犬の散歩をした。7時過ぎに町内会館の前を通ったときに、すでに選挙会場では、投票ができるようになっていて、選挙スタッフは朝から大変だと思った。全部で86カ所の投票所があるようだが、我が投票所には10名程度のスタッフがいた。それぞれの投票所に10名配置したとすれば、スタッフは860名必要になる。投票が締め切られた後は、開票作業もあるが、同じ人たちが作業をするのか、さらに別の人たちが作業をするのかわからないが、即日開票なので、直ちに開票作業は始まることになる。選挙をするということは、たくさんの人を動かすことになり、大変な作業だと思う。
 今日は、午前に3時間、午後2時間ほど、庭の芝生の草抜き。先週一通りやってかなりスッキリしたはずだったが、1週間経って再確認したところ、まだまだ生えていたため、再作業となった。芝生の色とほぼ同じツメクサは、芝生との区別がつかず、かなり大きくなっていた。また、コニシキソウは、先週大きいものは除去できたが、小さいものがまた育ってきていた。また一通り除去し終え、芝刈りをやったが、芝の3分の2は、サッチが多く芝がまばらな感じで、芝刈りをしても変化がなかった。

■2023年4月22日(土曜日)
 練習は、学生と600m+200m、500m+300m。休息は、1分と20分。
 600mは学生に引っ張ってもらったが、学生は、肉離れから回復したばかりでスパイクを履いていないということもあり、200mを過ぎると速度が落ちてきてしまったため、自分が先頭に出て走った。自分の中では一定ペースで走りきり、タイムは1分34秒0。カーボン入りのスパイクは、楽に進む。先週は、カーボンなしのスパイクで走ったが、疲労感が違いすぎて、ずるいと思う。今のタイムと過去のタイムはスパイクの違いを考慮すると、全く比較ができないと思った。
 次の200mは29秒3。悪くなかった。学生は、全く走れなかったようで、疲労感も少なく、休息時間を短くしてやりたいとのことで、次のセットは一人で走ることとなった。
 500mは300m〜400mの区間の風が強く、一定ペースでリズム良く走ることはできず、疲労感が大きかった。タイムは1分15秒7ということで、目標とするタイムではあったが、次の300mは、まったく體が動かず、47秒4。試合まであと1ヶ月。少しずつ體を適応させていきたい。

■2023年4月21日(金曜日)
 部活の時間に、3年生が借入部で部活の見学に来ている新入生に対して、骨ストレッチを指導していて驚くとともにとてもうれしかった。3年生は昨年授業を通してやってきた内容を思い出しながら指導していたのだが、授業でやったこととは時々違っていたりして、授業でしつこくやった割には、うろ覚えなのだということがわかった。学生は、指導しながらも自分がやっていることが正しいかどうか不安なため、何度も新入生に動作をやった後の體の動きの変化を確認していた。
 3年生は、新入生が帰った後に、やったことが間違っていなかったかこちらへ確認に来たので、修正した方が良いことや追加した方がよいことについて教えることができた。彼は、これで、今日やったことが身に付いた。人へ教えることで初めて自分に身に付くのだということをあらためて実感した。
 今年は、棒高跳びでインターハイ入賞者が既に入部届を出しているのだが、彼にも骨ストレッチを教えたところ、體の反応が良く、自分の體の中の変化を強く感じてくれた。彼は、骨ストレッチは学生全員が習得すべきものだと絶賛してくれた。学生から、ここまで賞賛してもらったことはなく、このこともまたうれしかた。

■2023年4月20日(木曜日)
 練習は、昼休みにサーキット・トレーニング、4000mペース走、300mをやった。
 サーキット・トレーニングは、月曜にものすごく動きが良く、久しぶりに好タイムでできたのだが、今日は、元通りで月曜のようなキレがなかった。
 4000mは、1000mを3分40秒のペースで走るつもりでスタートしたが、最初の100mが20秒ということで、設定以上のペースで走れるかもしれないと思った。しかし、その後は、スタート時の氣持ち良い走りではなくなり、最初の1000mは3分37秒4だった。その後もペースは上がらず、3分42秒0、3分42秒4となり、最後は3分37秒9でペースアップしたが、不完全燃焼な走りだった。最後に300mを走り43秒6。こちらも、かなり頑張った走りで、體がとても重かった。

■2023年4月19日(水曜日)
 都内の公立小学校では、教員の欠員が約80人となり、前年同期よりも約30人も増えているという。病気などで定年前に退職する教員が増えたことが原因とのこと。先生の定員が満たせないということは、現職の先生たちの負担が大きくなることを意味し、それにより、さらに退職者が増えるという悪循環になっている可能性もある。
 子どもから学校の先生の話題が出ることがあるが、ポジティブな話は少なく、先生たちには余裕がないのだろうと想像できる話が多い。子どもたちにとっては担任の先生が全てなので、担任の先生がハズレの場合、1年間ストレスを貯めることになる。うちの子どもは、先生が自分の言い分を聞いてくれず、一方的に叱るので、学校には行きたくないと言い出し、親としては「何を甘えているんだ!!」と言いたいところなのだが、なかなかそうも言えず、仕方なく休みの連絡をすることもある。担任の先生は、一人一人に向き合って、生徒それぞれに合わせたコミュニケーションを取らなければならない。思春期の子どもたちはとても敏感で、学校での生活が、その後の人生に大きく影響を与える可能性もある。そういう生徒を預かる先生の仕事というのは、本当に重要であり大変だと思う。昔ほど、先生という立場が、子どもたちに尊敬されなくなっているようにも感じ、先生の地位向上がなければ、将来先生になりたいという子どもたちが出てこなくなってしまうのではないかと思う。教育は、将来への投資なので、きちんと先生が補充され、子どもたちの教育が充実したものとなるよう、子育て支援の一環として、政府には力を入れて欲しい。

■2023年4月18日(火曜日)
 練習は、一人で300m×4。休息は100mジョグ。目標は300mが48秒で走り、ジョグはできるだけ速く走ること。
 先週は、ノーマルスパイクを履いたが、今日は、長距離用のカーボン入りのスパイクを履いた。ノーマルスパイクと比べて、反発力があり、2本目くらいまでは、目標タイムで走れればと思ってスタートした。結果は47秒0、52秒5、52秒2、49秒8だった。
 1本目は、比較的楽に走れ、2本目も同じ感覚で走ったにもかかわらず、タイムが大きく落ちてしまった。3本目からは、脚に力が入らず、まともに走れなかった。4本目は最後の1本というところで、3本目よりは速度を上げることができた。ジョグは3本とも27秒台。24秒台で行きたかったが、最初から余裕がなかった。トータル1500mのタイムは4分43秒3。1500mを走れば4分20秒は切れるくらいでは走れそうだ。

■2023年4月17日(月曜日)


房総半島方面
 週末は横須賀市議会議員の選挙が予定されているが、やっと知事選と県議会議員選挙のポスターが撤去され、市議会議員選挙のポスターが並んだ。全部で53枚ポスターがあるのだが、立候補者は55名で定数は39とのこと。定数は前回は40だったが、今回は1減の39。立候補者は前回より5名多いとのこと。自民党が14人で、政党の中でも最も多いが、無所属は24人ということで、無所属がどう戦っていくのかが見所ではある。この中から1人を選んで投票しなければならない。選択肢があまりにも多くて困る。それぞれの政策の概要は選挙公報で見ることはできるが、本当に概要でしかなく、深く知ることは難しく、55名分を読んで、1人を決めることは、大変な作業だ。投票に行かない若者たちは、結局よくわからないから行かないということになってしまうのだろう。若者たちが行きたくなるような選挙をする必要があるが、どんなことをすれば、投票しようという行動を促せるのか。大人は真剣に考えるべき時期なのではと思った。

■2023年4月16日(日曜日)


稼働を始めた火力発電所
 1日庭仕事。
 白菜、カブ、小松菜が育ちに育って、菜の花もかなり散り始め、種の入ったさやが大きくなってきた。早く種を取ってしまいたいと思うのだが、枯れることなくまだまだあおい状態。枯れて種を取るまでは、これらの育っているうねを作り替えることができないため、新しい野菜を植えることができない。これらがかなりの場所を取っているため、早く枯れてくれないだろうかと思ってしまった。  今日の作業は、新芽が出てかなり育ってきたジャガイモの不要な芽を取り除き、黒マルチをかけることと、芝生の雑草除去だった。今年の雑草は、ツメクサもコニシキソウも数が多く、ツメクサは、かなり大きくなっていて、コニシキソウは、これから育つという感じでまだ小さかった。芝生はアリの巣が無数にあり、アリの巣が集団でかたまっているあたりは、土が盛り上げられているので芝生が盛り上がっているように見える。頻繁につぶして平らにするのだが、翌朝には元通りという感じで、頑張ったかいがなかったりする。野菜の受粉等に役立ってくれており、殺すのもかわいそうなので、適度に付き合うしかない。
 時間に余裕があれば落ち葉堆肥の空気入れ替えをしたかったが、雑草を抜くだけで半日以上かかり、時間もなく腰が痛くなってしまったこともあり、やるきにはならなかった。

■2023年4月15日(土曜日)
 雨の中一人で練習。メニューは1000m、600m、400m。休息は10分。タイムは決めず、氣持ちの良いペースで走ることとした。
 1000mは、軽快に走り始めたが、250mを過ぎると、呼吸が急激に激しくなってきて、體には余裕がありながら、呼吸が苦しくてペースが上がらないという感じになった。タイムは2分54秒4。呼吸だけは苦しいが、筋肉への負担は少なく、悪くはないタイムだった。
 600mは1000mのタイムから、欲を言えば1分36秒くらい、最低ラインは1分40秒を切ることとしてスタートした。呼吸は1000mよりは落ち着いていたが、残り300mくらいから、脚に力が入りづらく、身體全体が沈んでいくような感覚だった。最後はハムストリングスが張ってきて、なんとかフィニッシュできたという感じだった。1分40秒切りくらいのタイムかと思ったのだが、実際のタイムは1分36秒0。タイムとしては思ったよりも良かった。
 400mは60秒くらいで走りたいと思ったが、600mの疲労が大きく、残り200mくらいからは、600mと同じく、體が沈んで、脚に力が入らず、動かない脚を意識的に動かしてフィニッシュ。タイムは62秒1。だいたい感覚通りだった。
 天候が雨というところで、そもそも練習をするかどうかというところから迷ったが、走ってみると、晴れの日以上に自分はやり切ったんだという達成感があった。今日は自分に勝つことができた。

■2023年4月14日(金曜日)


氣持ち良さそうに寝てます
 アメリカのジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏がSubstackに衝撃的なレポートを掲載した。
 ウクライナ政府は、アメリカの税金で戦争を支援してもらっているが、そのお金で、ロシアからディーゼル燃料を購入し、その燃料を軍に供給しているとのこと。そして、ロシア企業へ支払う燃料代は格安のため、余ったお金は横領され、昨年は、少なくとも4億ドルが横領されたのではないかとのCIAアナリストの推定が示されていた。
 また、ウクライナ政府は、各省庁が、フロント企業を作り、海外の武器商人との取引を行い、キックバックを受け取っているということで、汚職が蔓延しているようだ。
 さらにアメリカの空挺師団がポーランドとルーマニアのウクライナ国境に集結しているという情報もあった。
 これらの記事が真実であれば、ウクライナの高官が私腹を肥やすために戦争をしているのではないかと思えてきて、犠牲となるウクライナ国民が氣の毒でならない。

■2023年4月13日(木曜日)
 お昼休みに練習。メニューはサーキットトレーニング、4000m、300m。
 3月後半は微熱と頭痛で運動ができず、4月初めのサーキットトレーニングは辛かったが、サーキットトレーニングを再開して2週間となり、トレーニング自体は辛いことには変わりはないが、3セットのタイムが安定してきた。綱のぼりがまともにのぼれないときには、両手でしっかりと綱を握ってからだを引き上げるのだが、タイムが安定してくるときには、綱のぼりを両手ではなく片手ずつでからだを引き上げることができる。両手でやっているときと比べると、なんだか氣持ちがいい。
 4000mは、土曜日にやったばかりだが、あまりにもペースが安定していなかった。今日こそ一定ペースで走ろうと思ってスタートした。1000mあたり3分40秒のペースを目指していたが、最初の1000mは3分30秒5。感覚としてはそれほど速くはなかったので、このリズムとペースを維持するつもりで走った。しかし1000m〜2000mは3分36秒4。設定よりは速かったが、先週と同じパターンになってしまうのではないかと不安になったが、とにかく設定ペース以内で走ろうと思った。2000〜3000mは3分36秒5。なんとかペースダウンせず走れて、少し氣持ちが楽になった。最後の1000mはそれほどペースアップした感覚はなかったが3分30秒7で結果的にはペースアップしていた。今日も全くペース走にはなっていなかったが、前回のようなペースダウンはなかったので、自分の中では合格としたい。
 最後の300mは43秒3。自分の中ではもう少し速いタイムを想定していたので、ちょっとがっかりした。

■2023年4月12日(水曜日)


ネギ坊主





キタアカリの新芽
 高野秀行著「語学の天才まで1億光年」という本を読み終わった。著者が大学生の探検部に入部したところから、辺境な地を探検をするのに現地の言葉を学ぶことになり、学んだ言語は25以上。それぞれの言語に取り組んだエピソードが詰まった内容となっていた。現在では自動翻訳というものがあり、言語を学ぶ価値は低下しているのかもしれない。しかし、言語には「情報を得るための言語」と「親しくなるための言語」という二つが存在する。自動翻訳などは「情報を得るための言語」であり、人と人との「共感」を得ることについては、直接同じ言語で会話するほうが、自動翻訳よりは「共感」を得やすい。著者は、「翻訳や通訳は、ガラス越しでの会話みたいなものだ」と述べていた。直接触れ合いたいと思うなら、やぱり同じ言語で会話する必要が出てくる。そうしたことから、自分で言語を学ぶ語学は生き続けると著者は確信していると述べていた。
 本は比較的厚く、文字も小さめなので、読み終わるのにかなりの時間を要すると思ったのだが、内容が、小説のように流れていき、その面白さにはまってしまい、一氣に読んでしまった。著者の学んだ言語の中で、最も学びやすかったのはスペイン語だったようだ。スペイン語は、発音と文字のずれが小さく母音が日本語の母音に近く別の読み方がない。また、名詞に男性・女性の区別があるが、単語を見ただけでほぼ男性か女性か区別ができ、驚くほど規則的で、イレギュラーなアクセントを持つ単語はアクセント記号がつけられるという親切設計。これらの文章を読んでいるうちに、実際に学んでみようかという氣になり、NHKのラジオ講座であれば、スマホのアプリで4月の最初のレッスンがさかのぼって聴けるので、昨日から聞いてみている。アルファベットの数が一つ多いが、アルファベットの読みは母音で終わり、単語の読みもほぼローマ字読みだった。これを機会にしばらく続けてみようと思う。

■2023年4月11日(火曜日)
 練習は一人で500m、400m、300m。とにかくあ南からの風が強く、バックストレートは、風に押されて脚がついていかない感じで、ホームストレートは激しい向かい風で全く進まないという感じだった。
 3本とも、8割くらいの中間疾走という感覚で走りたかったが、風の影響で、一定ペースでは当然走れなかった。500mは、400mのスタート地点からスタートし、前半に追い風を受け、200m以降は向かい風となり、残り100mは向かい風がなくなり若干ペースを上げることができた。タイムは、812秒0。結果的には1500mのペースかと言いたくなるようなタイムだった。向かい風に向かって頑張ったので疲労もあるかと思ったが、終わってみると全く疲労はなく、休息は20分を予定していたが、10分に変更した。
 400mは、前半が追い風で、後半は向かい風。最後はとにかくきつかった。タイムは62秒2。今日の状態では悪くはなかった。
 最後の300mは、前半向かい風、後半追い風で走った。最後の100mは、風の勢いに対して脚がついていかず転びそうな感覚だったが、何とか転ばずに走りきった。タイムは44秒1。相当頑張った割には、タイムは遅く驚いた。
 今日は、左臀部とハムストリングスの痛みがほとんどない状態で走れた。意識が風に向かっていた影響もあるだろうが、以前よりは改善しているように思えた。

■2023年4月10日(月曜日)


もう2〜3日早ければ
ダイアモンド富士
 昨日の選挙結果、知事は現職が再選した。知事になる前の不倫についての週刊誌記事の件もあり、無効票が21万票もあったらしい。県議会議員は、自分の選挙区では立候補者7名の内、新人2人と現職2人が当選し、現職1人が落選した。新人は、2人とも市議会議員だった。県議会議員選挙において県の投票率は41.37%で、前回よりも0.21%上がった。横須賀市は38.51%で、前回よりも1.12%下がった。
 市内の県議会議員選挙の投票率は、自分の投票所が38.88%。いつも通り、市内の投票所では最も高い投票率だった。もっとも低い投票所は13.09%。自分の投票所で6割以上が、最も低いところでは8割以上が投票していない。投票していない人数の方が圧倒的に多いということで、そもそもこの選挙は、民意が反映されたものと言えるのだろうかと思ってしまった。既存の政党に所属する人にとっては、低投票率のおかげで現状が維持できているということなので、投票率を上げる政策をすることは、自分たちを追い込むことになってしまうのだろうと思った。投票をしていない無関心な人たちが、きちんと関心を持ち投票するようになれば、世の中を変えることが可能だが、そもそも投票したいと思える人がいない。それなら自分で立候補しろよと言われそうだが、そこまではしたくないし、立候補したとしても知名度がなく票が集まらないと考えると、現状に落ち着いてしまうということなのだろう。アメリカの大統領選挙のような熱氣がちょっとうらやましく思う。

■2023年4月9日(日曜日)
 三ツ沢競技場で神奈川県記録会が行われ、1500mに出場予定だったが、全く走れる状態ではないため、棄権届を提出しに競技場へ行った。
 その後は、競技場付近に住んでいる友人と待ち合わせ、11月以来の再会。駅地下で食べるものと飲むものを調達し、いつも通り、公園でのんびりと話し続けた。
 友人は、今月新潟へ移住することが決まっていて、移住先は、世帯数が15くらいしかない集落なのだという。仕事は、現在の仕事をリモートで行うらしいが、収入は減ってしまうとのことだった。移住先では山や畑があるので、在来種での農業を兼業で行う予定だという。しかし移住先の方と話をしてみると、米だけはやめた方がいいと言われたという。世の中の流れは減反ということで、米を作っても収入にならないらしい。しかし、自分たちで食べる分は作っていきたいとのことだった。さらに、小麦も原種に近いスペルト小麦の栽培に挑戦するとのことだった。農地があると、いろいろと夢が広がる。我が家も畑はあるが面積が狭い。自分たちが食べる分が栽培できるほどの農地が欲しいと思った。
 友人は、添加物についてかなり詳しく、日本人が1年間に摂取する添加物の量は8kgと話していた。スーパーで販売されている袋に入った食品の大半は、間違いなく添加物が含まれているので、その1年分を蓄積するとそこまでの重さになるのかと思うと、日本人は不自然な生活を強いられているのだなぁと思った。これから、食糧危機になると叫ばれ、なぜかデジタル担当の大臣は、コオロギを推進しようとしているが、一般庶民の対策として干し飯が良いのではないかとすすめられた。一度焚いた米を水にさらし、パラパラの状態で干して水分が抜けたら完成。これは保存が20年くらいはできるという。友人は、実際に作って食べたそうで、カレーにはよく合うと話していた。やってみる価値はあるかもしれない。
 友人は、キセルを使って喫煙をするのだが、市販のたばこは買わないという。市販のたばこは、中身に農薬が使われるなど、いろいろとからだに害を及ぼす物質が入っているから、吸ったら具合が悪くなるそうだ。そもそも喫煙がからだに悪いのではないかと思ったのだが、それが正しいかどうか怪しいらしい。自分たちが子どものころの大人の喫煙率は相当なものだったが、最近の喫煙率は、急激に低下している。しかし、肺がんの罹患数は、年々増加し、自分たちが子どもの頃と比べると、倍以上になっているという事実がある。喫煙が肺がんを誘発するというのであれば、喫煙率が減っているのに、なぜ肺がんの罹患数は増えるのか?確かに説明ができない。友人は、たばこよりも別な原因があるのではないかと話していた。
 午前10時過ぎから午後7時近くまで話し込んでしまったが、それでも話したりない感じだった、しかし、自分が選挙に行っていなかったため、投票所になんとか8時までにたどり着く必要があったため、7時過ぎには駅で友人と分かれた。自宅の最寄り駅に着いたのは7時50分くらいだった。急いで投票所へ行き、なんとか8時前に到着。投票所は、パソコンが片づけられるなど、ある程度片づけに入っているように見えた。自分が投票用紙をもらって、鉛筆で記入している際に、「あと1分です」というアナウンスがあった。急かされているようにも感じたが、落ち着いて鉛筆を走らせ、8時前には投票し終えた。ものずごく詰まった1日だった。

■2023年4月8日(土曜日)


花の国のチューリップ



野比の海岸
 次男と次男の友だちを連れて競技場へ行き練習。次男は、三段跳びの練習をするため、練習としては別だったが、次男の友だちはこれまでバスケットボールをしていたが進学を機に長距離を始めるということで、一緒に練習をすることにした。先月の地元のマラソン大会では、一緒に5kmを走っていて、2kmくらいまで、こちらのペースになんとかついていったが、その後はペースダウンしたということだった。練習は4000mのペース走とし、設定タイムは1000mあたり3分40〜45秒としたので、彼にとっては先日のマラソン大会の平均ペースと同じくらいのタイムとなった。
 最初の1000mは3分39秒8で設定より少し速かった。しかし、次男の友だちもしっかりと後ろについてきたので、感覚としてはそのリズムをキープするように努めた。1000m〜2000mは、3分46秒2とペースダウン。次男の友だちが離れないように氣にしながら走っていたためかもしれないと思ったが、設定としてはこれ以上は落とせないと思った。しかし、2000m〜3000mは3分52秒0とさらにペースダウンとなった。頭痛と微熱が続いて、2週間ほど練習ができていなかった影響で、ペース感覚が全くないと思った。ペースダウンしているため次男の友だちもきちんとついてきてくれていた。最後の1000mは、絶対にペースダウンは避けたいという氣持で、リズムよく走ることを意識したのだが、少しずつ次男の友だちは離れて行ってしまった。最後の1000mは3分42秒1。結果的には設定ペースに戻すことができたが、全くペース走にはならなかった。
 10分ほど歩くなどして休憩し、最後に300m。タイムは43秒8。8割くらいのペースで氣持ち良く走るつもりだったが、終わってみると想像以上に呼吸が激しく、結果的には全力のような感じになってしまった。

■2023年4月7日(金曜日)


入学式会場
 次男の高校入学式のため妻と高校へ。入学式といえば、最初に受付で自分のクラスがわかり、それぞれのクラスへ移動し、荷物を置いた後、入学式の会場で保護者が見守る前で、新入生が入場してくるというイメージだった。しかし、実際は、受付が入学式の行われる体育館で行われ、荷物を持ったまま指定された席に座り、そのまま入学式が始まった。国歌斉唱は、歌を歌う人は少なく、ちょっと残念な氣分になった。その後、生徒一人一人の名前が呼ばれ、入学許可となり、新入生は起立して、校長の挨拶の際に礼をしたが、その後は着席となり、話が終わった後も着席のまま礼。その後の礼もすべて座ったままでなんだか中途半端な感じに見えた。しかし、校歌斉唱では、2年生のあるクラスが歌ってくれ、歌詞も歌自体もすばらしく、感動して泣きそうになった。作詞作曲が、有名な詩人と音楽家の息子さんということらしいのだが、全く校歌には聞こえず、合唱の課題曲のような素晴らしい歌だった。
 入学式が終わった後、学年の代表の先生から、生徒に対して3年間を通して1つのお願いがあった。それは、この3年間で、人生をかけて探求したいことを見つけるということだった。新しいアイデアや発想は一人では出てこないので、多くの人と関わり、コミュニケーションを通してヒントを見つけて欲しいとのこと。自分の経験からすれば、40代になってやっとおぼろげながら見えてきたくらいの状態なのに、高校生で、人生をかけて探求することを見つけるなんて想像もできない。今の子どもたちは、要求されるレベルが高く大変だが、親としては協力できることは協力し、あとは見守るしかない。

■2023年4月6日(木曜日)
 ChatGPTが話題になっているが、今年度中に、文部科学省は、学校現場での取り扱いについての方向性を示す方針であるとの報道があった。キーワードを入れるだけで、違和感のない文章ができあがってしまうため、レポート課題では、本人が作成したのか、AIが作成したのか、受け取った側では判断できない可能性がある。AIが作成してしまうと、何のための課題なのかわからなくなる。人は、ますます考えなくなってしまう。これらの技術は、特定の企業が独占しているような状態で、中立的ではなく、民主的でもないという問題があり、イタリアでは、個人情報を違法に収拾しているとの疑いにより、一時的に使用禁止にするというくらい、各国で警戒感が高まっているという。様々な問題が上げられており、その解決策はない状態で、文科省が、どのような方針を示すのか注目したい。

■2023年4月5日(水曜日)


畑の菜の花
 昨日の300mの強度が高かったためか、昨夜は、あっという間に眠りについてしまい、目覚ましを設定することができなかった。最近は日の出が早くなってきたので、明るさで目覚めたが、目覚めたのは5時40分くらい。朝練をするための起床時刻としてはちょうど良いタイミングで目覚めることができた。
 朝目覚めたときから、左のハムストリングスが激痛。もともと左は臀部とハムストリングスは痛みがあったのだが、それ以上に張りが強くなっていた。右側は何ともないので、左右差があまりにも大きく、朝のジョギングから、左右の違いにより動きづらかった。
 昼休みには、2週間ぶりにサーキットトレーニング。20kgのシャフトが重く、特にクリーンアンドジャークがきつかった。しかし、綱上りは、2週間前の感覚が残っており、一握りずつ自分の體を引き揚げることができ、想像していたよりもタイムは落ちていなかった。またこの練習は習慣化していきたい。

■2023年4月4日(火曜日)
 この2週間、夜は、頻繁にトイレへ行っていた。最もひどいときには、一晩に5〜6回。そのまま寝ていると漏れそうなほどなので、仕方なく起きてトイレへ行くしかなかった。ちょうど微熱と頭痛がひどい時期だった。體が熱を下げるために起こしていたのかもしれない。とにかく継続して眠ることができず、常に頭がボーッとしつつ頭痛が続いていた。一昨日、昨夜と、トイレへ行きたいと起きるタイミングがちょうど起床時刻のみとなり、やっと一晩眠り続けることができるようになった。目覚めはいい。
 久しぶりに朝からジョグをした。日曜の講習会でイメージしたように、骨が自由に動く感じがフィットし、以前より遠くまで走ることができた。その後の犬の散歩にも時間的余裕がある。犬がいつも尿をかける木の周りの草が、急激に茂っていて、その成長の速さに驚かされた。植物の緑や朝の空気や桜の花びらが散っていくのを見て、春だなぁと改めて感じた。
 夕方もジョッグをしたが、学生たちが300m×5を行っていたので、ジョッグ後、最後の1本に便乗した。2週間ぶりに速度を上げたが、最後は、先頭についていけずジリジリと離されてフィニッシュ。タイムは41秒9。思っていたよりも良いタイムだった。

■2023年4月3日(月曜日)
 日本は、米国債を約200兆円保有しており、世界でもトップの保有数のようだ。FRBの利上げにより、現在保有している米国債の価値は、どんどん下落している。他国は、それを売り払って少しでも損失を減らそうとしているらしいが、日本は、売り払うことができないという。その理由に驚いた。日本は、米国債を買うことで、米国政府にお金を貸し付けているのだが、これは義務であり、保有しているはずの米国債の証券自体はなぜかFRBが保有し、日本にはない。お金を貸したのに、貸した相手からは、その証明書を持っていないから、お金は返せないという異常な状態。 証券があれば、こそっと売却できるが、証券がないので売りたくても売ることができない。一般会計の2年分相当の額を保有しているにもかかわらず、動かすことができないので、それだけでも金融政策が不自由になってくる。日本は独立国だと言えるのか、疑問が湧いてきた。

■2023年4月2日(日曜日)
 妻が三男に対して、新年度に向けて身の回りの片づけについて話をすると、「全部捨てればいいんでしょ」と吐き捨てるように言い、最後まで話を聞かず、会話にならなかった。
 三男は、親の話は途中で遮り、聞かないにもかかわらず、自分の話したいときには一方的に話し出す。内容は、自分の見た動画やゲームの話なのだが、その背景などの前提情報は出さず、聞く側のこちらがそれを当然知っているという認識で突然話をしてくるため、聞く側としては、何の話をしているのか全く理解できないため困る。
 三男の自転車の前輪の空気が頻繁に抜けるというので、パンクの修理を見てもらって、自分が親になったときに役立てて欲しいと思って、パンクの修理をするから一緒に作業に参加するよう促したところ、「そんなの動画見ればわかるじゃん」と三男は切り捨てた。動画で作業の内容はわかるかもしれないが、実際に体験したかしていないかの差は大きい。何でも動画を見ればわかると思っているところが子どもなのだろうが、成人になった長男も以前「旅行なんて、動画見ればいいじゃん」と言っていたので、三男とあまり変わらず、今の子どもたちは体験が少なく自分の體を自分の思い通りに動かせないのも仕方のないことなのかと思えてきた。だからこそ、親としては実際に体験をして欲しい。
 午後は、2ヶ月ぶりに骨ストレッチの講習会。最初の講習のテーマは「あばら骨」。その前半は、ひたすらほぐしだったため、自分の手の届かない背中側は痛かった。あばら骨周辺の筋肉が緩むと、あばら骨を動かすというイメージがしやすくなり、腕を動かすにもあばら骨の動きを入れた動きができるような感覚が出てきて面白かった。
 2つ目の講習は鎖骨と距骨をつなげることがテーマだった。鎖骨は普段から比較的イメージはできていたが、距骨の存在は、あまり感じたことがなかった。距骨周辺を触っていくことで、立つのが楽になり、存在感が出てきた。全てはイメージの世界かもしれないが、それができるのとできないのとでは、體の動きは全く違うということを改めて感じることができた。

■2023年4月1日(土曜日)
 日本の明治時代は、江戸時代が終わってから約30年で近代化に成功した。これは海外からは奇跡だと言われているという。その理由の一つは言葉なのだという。他国では、様々な民族があり、言葉が違うため、近代化を行っていくにも通訳を通じたコミュニケーションが必要なため、近代化に時間がかかったという。日本は島国で、日本語しかつかわれていなかったので、当たり前ではないかと思ったのだが、実は当たり前ではなかったということを知り、当たり前になる経緯を知ってなるほどと思った。きっかけは、徳川家光により制度化された参勤交代にあったということ。参勤交代が始まった頃は、江戸と地方では、日本語とはいえ、方言の違いにより言葉は通じづらかった。参勤交代により、藩主の妻と子どもは江戸住まいとなり、藩主が2代、3代と代替わりをしていくと、全ての藩主が江戸生まれ、江戸育ちのため、地元へ戻った際に、領民たちは、藩主とコミュニケーションをとるには、藩主の話す江戸の言葉を使わざるを得なくなり、必然的に地方でも江戸の言葉を使うようになっていったようだ。その結果、江戸で話されている言葉が、日本語の共通語となり、幕末には、国内であれば通訳がいなくても当たり前にコミュニケーションが取れる国となり、明治維新後の様々な施策が共通語により浸透が速く、他国と比べ近代化が進んだとのことだった。地元に根ざした言葉がどんどんなくなっていったという負の側面もあるかもしれないが、200年以上前に始めた制度が、200年後に活きてくるなんて、徳川家光には想像もできなかったことだろう。



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