最近のいずみ

Last Update:2023/9/30



パートタイムアスリートいずみ 23年目に突入 

■2023年9月30日(土曜日)


諏訪神社創建450周年行事
祭り囃子大会





笛を吹く長男
 横須賀市民体育大会の1500mに出場。今日の目標は、決勝に進出し、練習として1500mを2本走ること。
 予選は、着順で5着までと2組のうち6着以降のタイムで5名が決勝に進出できた。ほとんどが高校生で、何人か小学生の時の教え子もいて、彼らとの勝負も楽しみだった。事前に彼らが目指すタイムも聞いていたので、彼らの後ろについていけば、自然と5着以内には入れるだろうとおもってスタートした。
 最初の300mは49秒台。なかなか良いペースだったが、その後は、全体的にペースダウンしているように感じた。その後のラップは全く見ておらず、マークしていた高校生について、できるだけ努力感を下げて走り続けた。残り2周で、教え子がペースダウンしてきたので、わざと彼の前に出て頑張ろうとアピールした。残り300m手前で彼はもう一度ペースを上げ、自分を抜いていってくれた。その他の高校生たちも残り1周からはペースアップし、上位の選手にはついていけず、とにかく5位以内を目指しフィニッシュラインまで全力で走った。結果は4分18秒96で4着。教え子は2着と3着で無事決勝進出。
 決勝は、うちの学生が、3分台を狙うため最初が先頭を引っ張ると話していたので、流れに身を任せるだけだった。しかしスタートしてみると高校生が先頭に出るなど、学生は思ったような走りができず、それほどペースも速くならなかった。自分は、600mくらいまでは先頭集団にいたが、その後は、完全に氣力がなくなり、失速。残りの1周で最下位にまで落ちてしまった。明日は800mがあるので、最後の100mは800mを意識して速度を切り替えスパートし、何とか高校生を1人抜いてフィニッシュ。タイムは4分27秒27の13位だった。
 目標は2本走ることだったので、目標は達成。アキレス腱の痛みなど、いろいろと不都合なことはあるが、明日の800mも予選と決勝の2本を走りたい。

■2023年9月29日(金曜日)


朝の発電所



満月と発電所
 練習は、サーキットトレーニングと4000mペース走。
 サーキットトレーニングは、かなり辛かったが、タイムは1セット4分00秒台から4分01秒台で3セットを安定したタイムでやり切った。サーキットトレーニング終了直後の脈が10秒間で39拍ということで、1分間に換算すると234回。今日はかなり脈が激しく、終了直後は苦しく、吐きそうになった。
 4000mは、1000mあたりのペースを3分40秒くらいで走れればいいなぁと思ったが、昨日の練習の疲労もあるので、走り始めて最初のペースのまま走り切れればタイムは氣にしないつもりでスタート。最初の1000mは3分49秒2。走り始めた直後の感覚は3分50秒くらいだろうというペース感覚だったので、だいたいタイムは感覚通り。しかし、その後、距離が伸びるほど、そのペースを維持するのがきつくなり、3分51秒5、3分54秒0、3分58秒0となり、ペース維持ができずに終了。こちらも走り終わった直後の呼吸は激しく吐きそうになった。
 呼吸器系は、良い状態とは言えないのかもしれない。明日のレースは1500m。5月のレースでは、残り15mくらいで全く走れなくなり転倒している。明日は、5月よりも良いタイムで完走できればと思う。

■2023年9月28日(木曜日)


後輩たちと
 4つ下の後輩が出張で学校へ来て、仕事が終わった後、競技場へ練習をしに来てくれ、一緒に走ることができた。彼は、この春から競技復帰したそうで、80kgあった体重を12kg減らし、見た目もかなり変化していた。周りの人からは、痩せすぎて病氣ではないかと思われたそうだが、競技復帰のために體を整えてきた成果だというのは一緒に走ってみてよくわかった。
 メニューは600mと400m。休息は15分。600mは200mあたり32秒くらいで氣持ち良く走れればいいなぁと思ってスタートしたが、後輩が、予想以上のペースで走るので、それに併走して走り、100m以降は、自分が引っ張ったため、200mは28秒を切るペースに鳴ってしまった。400m通過は58秒6。残り100mは、かなり失速し600mは1分31秒8。最後の200mは33秒2もかかってしまった。久しぶりにハムストリングスが張り、400mを走りきれるだろうかと思ったが、400mをスタートすると、後輩もしっかりと前半は走ってきたので、必死に対抗し、なかなか良いペースで走ることとなった。その結果は59秒4。60秒を切りたいと思っていたので、ほぼ設定通りで走れた。走り終わった後は、さらにハムストリングスの張りが強く動けなかった。久しぶりに追い込んだ練習となった。後輩も、しっかり追い込み臀部の疲労がすごいと話していた。2人で走ったことで相乗効果があったということだろう。週末の試合の刺激としては最適な刺激だった。この調子で試合でも納得のいく結果を出したい。

■2023年9月27日(水曜日)


本日の収穫
 お世話になった先生の通夜に参加してきた。先週亡くなり、葬儀等は親族だけで執り行うという話になっていたが、その後、ご遺族のご厚意により前夜式とお別れ式という形で執り行われることになり、今日を迎えることとなった。
 先生の最後のお顔を拝見し、あらためて先生が亡くなったことを実感することとなった。式場には、先生とご家族との写真がたくさん展示され、ご遺体の近くには、研究室の歴代の集合写真が置かれ、自分たちの時代の懐かしい写真を見ることができた。先生は部活の顧問をされていたので、部活の関係者がたくさん参列され、自分の同期とも会うことになった。
 先生と同じ学科の先生方の話では、学科の中でも先生が最も健康的だったとのこと。そういった意味では、誰もが突然の事態に陥ることがあるということを教えてくれているのかもしれない。日々を大切に生きるということを学んだ氣がした。

■2023年9月26日(火曜日)


新しいコンロ
 13年間使用したシステムキッチンのコンロを交換した。五徳は朽ちて、1回は五徳部分だけ部品交換したが、その部品も朽ち、最近は、火がつかなかったり、時々ガス漏れの臭いがすることもあり、そろそろ換え時だと思っていたが、家計になかなか交換するだけの余裕がなかった。先日テレビショッピングを見かけて、10万円を下回る額で工賃を含め新しいコンロと交換できるという商品があり、それに飛びつき、本日交換となった。我が家はプロパンガスのため、金額は都市ガスを基準で設定されていたため、コンロとプロパンガスをつなぐためのパイプを別に購入する必要があり、更に1万1000円の追加料金が発生した。
 新しいコンロは、サイズは以前使用していたものと全く同じだったが、温度設定や火を消すタイマーのような機能がついていて便利になっていた。魚を焼くコンロは、以前は、上側しかなかったものが、今回は上下から焼くことができるようになり、これがとてもうれしかった。
 持ち家は、10年を越えるとメンテナンスでお金がかかると言われているが、毎年何か壊れ、毎年出費となる。仕方のないことだが、新しくなるというのは氣分も一新されてとても氣持ちが良い。

■2023年9月25日(月曜日)
 昨日、ベルリンマラソンで、女子の世界記録が更新された。新記録を出したのは、エチオピアのティギスト・アセファ選手。記録は2時間11分53秒。それまでの世界記録は2時間14分04秒。フィニッシュ手前の走りの動画を見たが、まったく疲労がないかような速度でフィニッシュまで走っていた。
 2001年のベルリンマラソンで、高橋尚子選手が2時間20分を切る2時間19分46秒の世界記録を出し、驚異的だと思ったことを思い出す。その日は、全日本実業団を走り終えて明日からまた仕事かぁと思いながらバスに乗り、そのバスの中で中継を見た思い出が強烈に残っている。あれから22年。シューズの進化がタイムを向上させるのに役立っているとは思うが、日本人選手は、野口みずき選手が2時間19分12秒の日本記録を2005年に出して以降、新谷仁美選手がその記録には迫ったものの、20年近く記録が向上せず、停滞しているように見えてる。その間にケニアやエチオピアの選手たちは、男子並みのスピードで走れるようになってしまった。2時間10分を突破するのもそれほど時間がかからないのかもしれない。

■2023年9月24日(日曜日)


1500m



棒高跳び



4×800mリレー
 関東学生新人兼関東学生リレー競技会3日目。男子1500m、棒高跳び、4×800mリレーに学生たちが出場した。
 1500mに出場した学生は3分台を目指していたが、予選を走った組は、スタート直後からペースが遅く、最初の100mで先頭に出されてしまい中途半端なペースとなり、遅いペースのまま残り1周となり、一氣に他の選手たちがペースアップし、全くついていけなくなってしまった。走り終わった後に学生に話しを聞くと、格上の選手たちがいる中で先頭を引っ張ることに躊躇してしまったために中途半端な結果となったとのことだった。
 棒高跳びは、4m50から始まったのだが、4m50は3回目に成功し、次の高さは4m70。これを1回で成功し、今日は記録を伸ばせそうだと思ったのだが、次の4m90は最初の2回はまったく跳躍にならず、3回目はしっかりした跳躍となったがバーを越えることができなかった。最終的な順位は6位。本人の自己ベストが5m00なので、まだまだ納得がいかないところだが、久しぶりに、高校時代に日本一を争った選手たちと競技ができ、本人のモチベーションを高めたのではないかと思う。
 リレーは、昨日、箱根駅伝予選会出場のため標準記録を突破すべく10000mを走った学生4人がリレーメンバーということで、どのような結果になるのか想像ができなかった。1から3走は中距離の学生で4走が800mを初めては知るという長距離の学生だった。1走の学生は、先頭からは大きく遅れたが実力に見合ってペースで走ってくれ、2走へ。2走の学生は、順位を1つ上げ、もう一つ順位が上げられる位置で3走へ。3走も粘りの走りで、前の選手と距離は近い位置で渡したが、4走で大きく離されフィニッシュ。タイムは8分16秒05。2008年に、自分と学生3人で走り、8分22秒18で走ったが、自分が走っていることで学内記録にはなっていないため、今回の記録は学内初記録。この記録を上回れるよう来年も挑戦して欲しい。

■2023年9月23日(土曜日)
 練習は、雨の中、一人で300m×4。休息は100mジョグ。設定タイムは48〜50秒。
 ウォーミングアップの時には、左アキレス腱の痛みと、右膝の違和感があり、さらに右下腿内側はピリピリとちょっと嫌な痛みもあるという状態で、練習をするかどうか迷った。しかし、来週の試合のことを考えると、できる範囲でやるしかないということで、とりあえずスタート。
 1本目は、できるだけスピードが上がらないよう制御して走り、ちょっと設定より遅かったのではと思ったのだが、タイムは47秒9で設定通り。余裕を持って走ったつもりだったがフィニッシュ後は、かなり辛く、2本目は明らかにペースダウン。感覚としては1本目と同じ感覚で走ったもののタイムは53秒1。ここから、腕時計のストップウォッチが勝手にラップを細かく押し始めて、ずっと腕時計から音が鳴っているという状態になり、タイムがまともに取れなくなってしまった。全て走り終わった後にラップを足し合わせて、3本目は52秒2、4本目は53秒4ということで、2本目以降は、それ以上タイムを大きくは落とさなかった。トータルタイムは4分59秒7。
 つなぎの100mも想定よりはかなり遅く、この1ヶ月間の練習不足の影響は大きいと感じた。しかし、どういう状況でも、試合はやってくる。今のベストを尽くすだけだ。

■2023年9月22日(金曜日)
 今年になってから、ニール・ドナルド・ウォルシュ著「神との対話」シリーズを読んでいる。4月に1巻、9月に入って2巻を読み終わり、今は3巻目に入っている。著者が神と対話している様子がそのまま描かれていて、1巻は個人的な真実、2巻は地球的な真実、3巻は宇宙的な真実について書かれている。今読んでいる部分は、超能力や死者について。
 超能力は誰でも持っている。思考は全てエネルギーであり、超能力は自分のまわりのもっと大きな真実から真実をくみあげる力、異なるエネルギーを感じる力なのだという。超能力者はこのエネルギーをうまく感じとり、そのデータを処理せずに、そのまま表現しようとする。直観も超能力の一つ。直観通りに行動すればするほど直観が役に立つようになるのだが、私たちは、それに注意を払っていないことが多い。  死者については、ほんのわずかでも彼らのことを考えれば、とたんに彼らの意識は私たちの元へ飛んでくると述べられていた。「向こう側」にいる誰かが何かを知らせたいと考えれば、必ず方法を見つける。何らかの徴(しるし)として表現されるので、氣のせいだとか偶然だと言って切り捨てないことが大切なのだという。肉体は亡くなったとしても魂は生き続けるということのようだ。最近、比較的身近な人が亡くなり、悲しくなるのだが、制約ずくめだった身体から抜け出し、自由になれ、いつでもどこにでも飛んでいけるようになったと考えれば、こちらが悲しいと思う必要なないのかもしれない。

■2023年9月21日(木曜日)
 練習は、約2週間ぶりのトラック練習。学生たちは、明日からの関東学生新人のための移動や、週末の記録会の調整等で、あまり競技場に学生の姿はなく、挫けそうな風の中、一人で練習をした。
 メニューは当初1000m、600m、500mを予定していたが、ウォーミングアップをしながら、アキレス腱の痛みが強いのと、あまりの風の強さに1本目から走れる氣がしなくなり、600m、500m、400mに変更した。
 600mは向かい風が1回になるようにスタート位置を変えスタート。前半は追い風で力を使わず200mは通過できたが、次の200mは向かい風に逆らいながらの走りで、フォームを意識するどころではなかった。400m通過は64秒3。600mは1分36秒7で、最後の追い風での200mは32秒4だった。600mを走り終え、次に500mを走るのは厳しいと思い、メニューをさらに変更。あと2本は400mと300mにした。
 400mも前半は追い風で楽に入ったが、後半は向かい風に逆らいながら走り、600mよりは頑張って速度を上げた。タイムは61秒2。800mの1周目より遅いタイムだが、風の影響もあり、現状では全力に近い状態だった。
 300mは、前半を向かい風で走ったが、600mや400mの時よりも風が強く、的間名フォームで走った感じがしなかった。後半の追い風は頑張り、43秒2でフィニッシュ。2週間ほどまともに走っていなかったことを考慮すれば、良く走れた方だろう。
 練習が全て終わったところでスパイクを脱いだのだが、通常のアップシューズに履き替えると、あまりにもシューズの反発がなくて驚いた。それだけスパイクのカーボンの反発があっということになる。道具に頼る走りをしているということなのだろう。使えるものは使って走っていくしかない。

■2023年9月20日(水曜日)
 学生時代に授業でお世話になった先生の訃報を聞いた。その先生の研究室の学生に先生の情報を確認したところ、先週まではお元気だったが、週末にかけて入院するとの話を聞き、何かの検査入院かと思っていたところ、昨日亡くなったとの情報が入り驚いているとのことだった。
 先生は、学問にはとても厳しい方で、学生時代の演習の授業では、履修した学生たちが、次々と履修を取り消し、最後まで残ったのは数名だった。残った数名の中では、自分は最もできが悪く、授業では、毎回C言語でプログラムを作る宿題が出され、毎回自力では作れず、どうして良いのかわからなかったため頻繁に先生の研究室へ伺い、宿題の半分以上を先生に頼っていたような思い出がよみがえってくる。今思い出すと先生に相当甘えていたなぁと思うし、授業はとても厳しかった割には、質問に来た学生に対しては、比較的先生も甘かったのかなぁと思う。何が原因だっのかは知ることができないが、学生時代は当然お世話になったし、今の職場に入ってからも会えば声をかけてくれるなど、いつも氣にかけていただいたことを感謝したい。

■2023年9月19日(火曜日)


彼岸花
 試験1週間前になり、学生たちの練習は勉強の支障がないよう各自での練習となり、今日は、中長距離でトラック練習をする学生はいなかった。顧問の同期が10000mのペース走をするというので、その後ろにつかせてもらった。ペース設定は1000mを4分。ジョグの延長のようなペースだと思いながらスタートしたのだが、走り始めてみると、意外ときつく、呼吸も若干乱れた。はじめから左アキレス腱の痛みが氣になり、10000mを走り切るとアキレス腱のダメージが大きそうだと思った。4000mを越える頃からいつ止めようかと思い出し、その後右膝の違和感が強くなってきて、半月板が危ないと思い5000mで終了した。走り終わった後も右膝は腫れぼったく、嫌な感じだった。その後いくらかケアをして、膝の違和感はなくなったので、最後に300mを1本走った。氣持ちよく走ることをイメージして走ったが、最後の直線は強い向かい風の影響もあり、全力で走っているような感覚になった。タイムは43秒7。このペースで800mを走りきりたいのだが、今の感覚では、400mくらいまでしか保てなそうだ。

■2023年9月18日(月曜日)
 久しぶりに庭いじり。今日の目標は、落ち葉堆肥の空気の入れ換えと芝刈り。芝刈りをする前に、芝に生えまくっている目立つほど大きくなったコニシキソウをしばらく取っていたのだが、甘利にも多くて諦めた。その後は、落ち葉堆肥の空気の入れ換え。3ヶ月以上放置してあったはずなので、水分がかなり少なくなっているように見えた。前回掘り返したときには、大量の太いミミズたちが出てきたのだが、今日は1匹も見ることがなかった。どこへいってしまったのだろうか?ミミズの代わりに、笹が根を伸ばして生えてきていたり、そのほかたくさんの別の植物の根が張りまくっていて、根っこを取り除くのがとても辛かった。落ち葉堆肥は1時間半ほどで終了し、最後は、芝刈り。芝があまりにも伸びすぎて芝刈り機では刈ることが難しいのではないかと思ったのだが、強引にやれば、なんとか少しずつ刈ることができ、普段とは力の入れ方が違うので、姿勢も悪く、かなり腰に負担がかかった。あまりにも伸びてしまった部分は、いわゆる軸刈りとなってしまい、枯れたような茶色の芝生になってしまった。それだけ手入れを放置していたということなので、自分の責任であり仕方がない。壁際は、まだ芝生が伸び放題なので、また時間を見つけて刈らなければならない。

■2023年9月17日(日曜日)
 朝、NHKで「Dearにっぽん」という番組が放送されていた。今回のテーマは「自由を創る学び舎で〜徳島・起業家を育てる高専〜」。この春、徳島県に山間部に開講したばかりの神山まるごと高等専門学校の4ヶ月間を追った映像だった。
 全寮制で、全国から生徒が集まり、1期生は44人。先生たちも若く、先生と生徒の関係には、上下関係がなく、大人と大人のような横の関係が他校とは違う。服装や髪型も自由。自分でやりたいことを見つけ、自分のやりたいことを周りの同期にプレゼンし、仲間を集め目標に向かっていく。それが理想なのだが、なかなかそうはいかず、生徒同士の衝突が起き、自由とは何か?この学校をどうしたいのか?など、根本的な問いに直面せざるを得なくなり、教員と共に議論し、教員は教員でどのように生徒と関わっていけばいいか葛藤があり、新設校を運営していくことの大変さというのがにじみ出る番組だった。
 番組の終わりの方で、「自由にやりたいことのできる裏には嫌なこともある」「多少失敗しても大丈夫だ寄って言ってもらえるような人になりたい」など生徒たちの言葉が印象に残った。

■2023年9月16日(土曜日)


駐屯地試走中
 箱根駅伝予選会の合同試走会が開催され、我がチームも、まだスタートラインに立てる条件はそろってはいなかったが、7名の学生を連れて行ってきた。
 午前は立川駐屯地の滑走路。春までチームの顧問をしてくれていたOBがこの駐屯地に転属となり、歓迎してくれ、もう一人のOBとともに激励してくれた。今年のコースは以前までのコースと若干変わり、駐屯地の滑走路の周回が多かった。滑走路は、かなり雑草が生えていて走りづらかった。ジョグをしている途中で、コースを自転車で見回っていた同期にすることができ、彼の話では、コース状の雑草は、本番当日までには人力で刈るとのことだった。午前の駐屯地を走り終わった後は、ちょっとだけ市街地のコースを見た。駐屯地は、景色が変わらず走るのは辛いが、市街地の方が景色が変わるので、氣分が紛れそうだった。
 午後は、昭和記念公園だったが、走って良いところと歩かなければならないところがあり、午前中に十分走り、疲れてしまったこともあり、午後は、コースの半分くらいは歩いて回った。こちらも景色の変化が少ないところや小さなアップダウンもあり、レース後半のばしょということもあり、かなりきついだろうなぁと想像した。まずは、来週以降の記録会で標準記録を突破し、なんとかスタートラインに立って欲しい。

■2023年9月15日(金曜日)
 「戦前日本陸軍の将校養成」というテーマの講演に参加。陸軍士官学校が始まってから野歴史や教育内容、問題点などが語られた。
 陸軍士官学校は1874年(明治7年)に市ヶ谷に開講した。1920年(大正9年)には、陸軍士官学校予科と陸軍士官学校本科となり、予科(2年)を終了後、半年間士官候補生として各地の連帯に勤務後本科に入学し、1年10ヶ月修学するようになった。
 教育は、多岐にわたっていたが、講師が問題点として指摘したのは、普通選挙が始まったばかりの時期で、教育の中に政治がなかったこと。また、修身という教育はあるが、哲学、文学、芸術といった人間の深く学ぶような教育内容がなかったとのこと。日清日露戦争の時代の高級将校は、江戸時代の武士階級の人が多く、小さい頃からいつでも切腹できる教育がなされていたが、昭和に入ると、将校も職業の一つであり、人数が増え全体として明治のレベルよりも低くなり、人文的な教養も欠け、政治を学ぶ機会がなかったことが、二・二六事件等のクーデター計画の要因の一つになるのではないかと考察されていた。
 現代でも、実学が重視され、哲学、文学、芸術の分野は一部の人たちだけという感じが、所話の頃よりも顕著になっているように思う。自分自身もこの分野からは距離を置いていることを少々反省する講演会だった。

■2023年9月14日(木曜日)
 朝日新聞デジタルに『コロナで始まった補正予算「数十兆円」の出口は 震災でも10兆円台』というタイトルの記事があった。
 記事では、「コロナ前の2019年度までの5年間は、補正予算の規模は1.7兆から3.6兆円だったが、感染が拡大した20年度は3回の補正の合計が73兆円と一気に増え、その後も36兆円(21年度、1回)、31兆円(22年度、2回)と巨額の補正を組んできた。リーマン・ショックや東日本大震災に対応した年度でも10兆円程度だった。」と述べられていた。
 役に立っているのかどうかわからないワクチンにどれだけ使ったのだろうかが氣になる。製薬会社の利益のために国の予算を割くのではなく、国民にとってプラスになる使い方をしてもらうだけで、金額は低くなるのではないかと思う。

■2023年9月13日(水曜日)


本日の収穫
 レギュラーガソリン1リットル当たりの価格が値下がりに転じたとの報道が流れた。今のところ、自分が普段利用しているガソリンスタンドには、値下がりの雰囲氣がない。税金を使って補助金を出すのでは、地域や店によって価格変動に時間差があり、なかなか政府の政策が自分たちの生活にも浸透しているとはなかなか感じられない。ついでに都市ガスについても補助金が出て値下げをしているようだが、我が家はプロパンガスなので、まったく恩恵にあずかることができないらしい。どうせやるなら減税や二重課税を止めるという政策にしないものかと思ってしまう。

■2023年9月12日(火曜日)


本日の収穫
 第2次世界大戦中にアメリカとソ連が協力してプロジェクトフラというプロジェクトを実施していたことを知った。これは、ソ連が千島列島から北海道に侵攻するためにアメリカが全面協力したもの。ソ連が日ソ不可侵条約を破棄して単独で北海道へ向かって侵攻してきたと学んできたが、実際は、侵攻前に、アメリカ軍がアラスカの基地でアメリカ軍の装備をしっかりと使えるようソ連軍を訓練し、その後、アメリカ軍の艦船を提供して、千島列島へ向かわせていたというのが事実だった。訓練が終了したのは8月25日。日本は10日も前に降伏の以降を示している。9月2日には、降伏文書に日本がサインしているのだが、その間もアメリカの艦船をソ連に移管し続け、9月4日まで移管が続き、ソ連は9月5日に北方領土の占拠を完了した。アメリカがきちんとルールの守れる国であったらこうしたことは起こらなかったはずだが、二枚舌を使う国だったということ。その後もダレスの恫喝など、日ソが近づくと邪魔をした経緯があり、今もその流れが途切れていないし、そういったアメリカの態度にNOと言える日本政府は存在しなかった。ハンガリーは、同盟国でありながら、国益とならないことについてはアメリカであってもNOという。それが、本来の政府のあるべき姿ではないかと思う。

■2023年9月11日(月曜日)
 ブリュッセルで行われたダイヤモンドリーグで、女子やり投げの北口選手と女子5000mの田中選手がそれぞれ日本記録を更新した。田中選手はさらにアメリカへ移動し、中1日で1マイルの日本記録を更新した。
 田中選手の5000mの映像を見たのだが、残り2周で、先頭集団から離れそうになりながらも、あまり離されず我慢の走りが素晴らしかった。さらに残り1周で、離されていた距離を詰めて、バックストレートでは、先頭集団の先頭に立つのではないかと思えるほどの勢いを見せてくれ、録画映像なので結果はわかっているのに、なぜか大興奮してしまった。結果的には、先頭に出ようと集団に並びかけたところで、先頭の選手が一氣にスパートし離されてしまったが、それでも2位の選手からは大きく離されず最後まで粘りの走りが感動的だった。日本人でもアフリカの選手と戦うことができるのだと示してくれて、とても清々しい氣分になった。

■2023年9月10日(日曜日)
 昨日は、歩き回ったこともあり、電車の移動も長かったためかなり疲れた。今朝は9時過ぎまで寝ていて、次男にいたっては12時半ごろまで寝ていた。
 今日は、録画してあったNHKの大河ドラマを6話分も見続けてしまった。徳川家康と織田信長の関係が中心に描かれ、徳川家が織田家の家臣になるかどうかという場面が印象に残った。信長が、設楽原の戦いで武田軍を火縄銃で殲滅した場面で、家康の息子信康が「これは戦ですか?これはなぶり殺しじゃ」という台詞があった。弱い者いじめをするかのような圧倒的な戦力で、徳川家はこの軍事力を見せつけられることで家臣にならざるを得ず、家康は信長を忖度せざるを得なくなる。これが今の日本とアメリカの関係のようにも見えてしまった。その後、信長に秘密で、徳川家と武田家が密約をかわすという場面になった。なぜ戦争がなくならないかという問いに対して、それは奪い合うからだという回答があった。「奪い合う」ことの逆をすれば戦争はなくなるということで、「与え合う」ことを諸国に浸透させれば自然と戦争はなくなるということを目指し、密約をかわしたのだが、最終的には武田家に裏切られ、この密約を始めた家康の妻と息子は自害することとなってしまった。今の世の中も、奪い合うことで戦争が続いており、当時と何も変わっていないと思った。特定の人たちだけがビジネスで儲け、その他の人たちから搾取する(奪う)ということが続いている。世界各国が「与え合う」精神を第一に掲げない限り、問題は解決することは難しいということを実感した。

■2023年9月9日(土曜日)


浅草寺



神戸牛の大トロ握り
 練習は300×4(レスト100mウォーク)と4000mペース走。
 300mは45秒3、44秒3、43秒9、44秒1で、45秒の設定タイム付近で走ることができた。1週間ぶりのトラック練習だったが、思った以上に走れた。その後の4000mは、設定が1000mあたり4分。3分59秒8、4分02秒0、3分59秒9、3分58秒1でこちらも設定通り。リハビリ的な練習だった。
 午後は、次男と浅草まで遠出した。目的は骨ストレッチのシューズ試着会への参加。ミニ講習会、WTラインシューズ、スリッポンの試着、シューズの履き方講習、アロマと手のマッサージ、コーヒーの試飲など、いろいろと催し物があった。ミニ講習会では、先生から直接次男へいくつもアドバイスをして頂き、良いままで経験してきた基本的な骨ストレッチをおさらいしつつ、新たな効果の発見などもあった。
 試着会後は、浅草の商店街をブラブラし、せっかくここへ来たのだから、何か食べていこうと言うことになり、入ったお店は神戸牛のお店。神戸牛の大トロ握り寿司1つ1300円。サシがしっかりと入り、外側があぶってあり、口に入れると溶け脂の甘さもふわっと口から鼻へ抜けていく感じで、あっという間に一口が終わってしまった。高いけど経験。今日の一口で、世の中には、自分たちでは手を出せないおいしい食べ物がたくさんあることが想像できた。

■2023年9月8日(金曜日)
 台風13号が東海から関東地方に上陸するという予報があり、三男の学校は休校。次男の学校は、7時半になっても連絡がなく、休校の条件が警報が2つ以上ということで、ネットで調べる限りでは、横浜は大雨警報のみということで、電車は遅延しているが行くしかないのかと諦め、車で駅まで送っていってあげた。その直後、学校から連絡が入り、7時30分の時点で神奈川県東部で警報が2つという条件を満たしたので、自宅待機とし、登校中の生徒は、登校か帰宅のうち危険の少ない方を選択してほしいとのことだった。学校から連絡が入ったのは7時52分。連絡が遅すぎて、多くの生徒が登校途中なのではないかと思った。連絡が入った時点であわてて次男に連絡し、次男もその連絡を確認していたようで、また駅まで車で迎えに行き、自宅まで送った後出勤となった。学校の規則は、学校のある横浜で警報が2つなのかと思ったら神奈川県東部ということで、三浦半島で警報が2つあれば、休校ということなのか?今後のこともあるので、そこははっきりさせておく必要がありそうだ。
 昨日までは蒸し暑さを感じる氣候だったのに、今日は、台風のお陰で半袖で過ごすには寒いくらいだった。台風の北東側に雨雲が集中した影響で、横須賀も午前中は激しい雨が降ったが、昼過ぎからは小雨になり午後はやんでしまった。台風からはかなり離れている千葉では災害級の雨が降り、台風の周りにはあまり雨雲がないという変わった感じになっている。台風の速度は予測よりもものすごく遅く、今日中に上陸する感じではなくなり、上陸する前に熱帯低気圧になるという予測に変わった。

■2023年9月7日(木曜日)


本日の収穫(トマト、銀杏)
 練習は、久しぶりに200mの坂ダッシュ7本。今日は、アメリカからの留学生2名も参加し、小雨の中でモチベーションが上がりづらかったが、とてもにぎやかな練習となった。
 走る前から、右大腿骨と脛骨の噛み合わせが悪く、膝を曲げるたびに音が鳴る感じで、走ると危険な感じがあった。走り始めて少しでも違和感があれば、中止すると決めて1本目を走った。
 1本目から全力で走りたかったが、様子見で走り、先頭にはつていけなかったが、32秒4の好タイムで走れ、膝の違和感もなく一安心。その後は、腕時計の調子が悪く、上手くラップが取れずタイムがわからないまま走るしかなかった。感覚的には、ペースは変わらなかったのでずっと32秒台だろう想像していた。きつくなったのは4本目が終わったくらいから。ハムストリングスが張り出しスタートダッシュがきつくなり、スタートで学生たちに遅れるようになり、なんとか後半盛り返し、さらにきつくなるという繰り返しになった。6本目は特にきつく明らかにスピードが落ちた。最後は、全員が全力で走ったので全くついていけなかった。練習後に腕時計のメモリーを確認したところ、なんとか2本目を除いてタイムは取れていた。3本目以降は、32秒3、32秒8、32秒6、33秒6、32秒9ということで、ほぼ感覚通りだった。
 腕時計のストップウォッチのボタンが昨日は押せなかったり、今日は、0秒台のラップが大量に発生したり、腕時計が限界に近づいている。ボタンはプラスチックなので、劣化していることは間違いない。この腕時計は、6年ほど前に卒業生からプレゼントされたもの。大事に使わせてもらっていたが、そろそろ交換時なのかもしれない。

■2023年9月6日(水曜日)
 テレビの報道番組を見ていたら、年金手帳が廃止されていることを知っていますか?視聴者に問いかける場面に遭遇した。年金手帳が廃止されたなんて全く知らなかった。年金手帳は、将来年金を受け取るために絶対になくしてはいけないものという認識だった人が多いと思う。廃止の理由は、マイナンバーと基礎年金番号を紐付けしたためとのことで、住所・氏名の変更は原則必要なくなったそうだ。新たに20歳となり、加入した場合は、年金手帳ではなく、基礎年金番号通知書が送られてきて、紐付け確認はマイナポータルでできるという。マイナカードを持っていない人は、ねんきんネットか年金事務所で確認可能らしい。
 年金情報も知らない間にマイナカードと統合されてしまい、マイナカードを持っていないといろいろと不便になってくるような仕組みが作られ、結局マイナカードを持たなければならなくなるのだろうか。廃止ということなので、もう捨ててもよいものなのかと思っていたら、テレビの解説では、厚労省に確認したところ、実は、マイナンバーの紐付けが完全には終わっていないため、受給時に必要になる可能性があるため、捨てないで持っていて欲しいとのことだった。それって廃止って言わないのではないかと突っ込みたくなった。

■2023年9月5日(火曜日)
 約3週間ぶりにサーキットトレーニングを再開。出だしは調子よく、ラップも速かったが、後半は、疲労により動きが悪くなり、2セット目、3セット目に進むに連れてラップは落ちていった。右膝の痛みを感じることなくやりきったということだけで今日は満足だった。
 メインの練習は、4000mペース走。学生たちは1000mあたり3分40秒のペースで10000m以上のペース走をするとのことだったので、4000mまでついていくつもりでスタートした。しかし、スタート直後から、右膝の動きがおかしく、上手く骨がかみ合わず、走り始めて100mで立ち止まった。その後膝屈伸等をして、膝の動きを確認し、骨がきちんとかみ合ったので、改めて学生の集団に入り4000mをスタートさせた。ラップは3分39秒7、3分41秒3、3分41秒7、3分39秒8でほぼ設定通りで走り切れた。一人で走ろうと思ったらこのタイムでは走りきれないが、集団で走れば何とかなる。学生たちに感謝。

■2023年9月4日(月曜日)
 学生が、ケガで走ることができないというので、久しぶりにアウフバウトレーニングを指導した。アウフバウトレーニングは、、股関節周辺を刺激するドイツのリハビリのトレーニング。一人でやるときには、約30分で終わるトレーニングなのだが、今日は指導しながらのトレーニングなので50分近くかかった。
 このトレーニングをやってみると、学生には、全くできない運動が発生する。やったことがないのだから仕方のないことなのだが、その部位は、当然弱いということになる。自分のどこが弱いかを體感できるという意味で、改めてこのトレーニングの良さを感じることができた。学生は、走れない間は定期的にこのトレーニングを取り入れ、できなかった運動については、できるようにすると目標を語ってくれた。少しでもリハビリで強化され、競技復帰の際には、更に強くなった状態で復帰して欲しい。

■2023年9月3日(日曜日)


ペリー公園




久里浜海岸
 三男は夕食の時間になって、急に宿題をやると言い出した。土日の間、十分に時間があったというのに、なぜ今頃になってそんなことを言い出すのかと思ったが、7月までだったら宿題をすることすらしなかったので、かなりの進歩だと逆に喜ばしいことだと思った。しかし、宿題のプリントは分度器がないと回答できない問題だったらしく、プリントを広げた途端、分度器がないからできないと言いだした。分度器は今までに3つも買って渡してあるのに、なぜか3つとも学校に置いてあるのだという。仕方なく、妻がネットで分度器を探しそれを印刷して渡したのだが、当然紙に印刷された分度器では、問題用紙の上に分度器を置いても透けて見えることがないので、工夫しないといけないのだが、三男は工夫できず、これじゃー問題ができないと言って、もういいやという感じになり、スマートフォンをいじりだしてしまった。もうちょっとで宿題をやるところだったのに、諦めるのがあまりにも早くて驚いた。仕方なく工夫の仕方を教えてあげたが、ウジウジしてなかなか始められず、やっぱり7月までと同じかとこちらが諦めかけた。しばらくしてから、彼はこちらの助言にムカムカしながらも、助言通り分度器の書かれた紙をハサミで切って、宿題を始めた。心の中でよくやった!と叫びたいほど一歩前進だと思った。
 宿題の後は、明日は水泳があるけど、水着がないと言い出した。水着は買ったばかりなのに、7月になくしたらしい。後始末がきちんとできていないからそういうことになるのだが、明日の学校の準備について言及するなんて、7月までにはなかったので、これも凄い進歩だと思った。早く言ってくれれば買いに行けたものの、店が閉まった後ではどうすることもできない。また三男のやる氣が急降下かと思ったのだが、妻が長男の使っていた水着を探し出しなんとかなった。このまま明日は素直に学校へ行ってくれればと思う。

■2023年9月2日(土曜日)


朝の久里浜港
 8月18日に右膝に痛みを感じて以来中止していたトラック練習を再開。3日前からはジョグを再開し、それど患部の痛みは氣にならなくなり、少し加減をしてみながらトラックを走ってみることにした。
 学生は、800mの変化走を3セット行うとのことだったので、自分はその1周目を引っ張って走った。右膝よりもアキレス腱の痛みの方が氣になる感じだが、400mは3本とも余裕を持って走ることができた。タイムは63秒2、62秒4、63秒9だった。3本目は、学生が1周目から離れそうになったので、少し速度を加減する余裕もあった。このまま何事もなく、練習が続けられればと思っている。

■2023年9月1日(金曜日)


二条城入口



応仁の乱勃発地(御霊神社)



鴨川河川敷をあるく私
 学会最終日。今日は、自分の知識のない分野の発表を聞きに行った。内容は「ジェンダー平等な体育か?男女平等な体育か?」。男女共習体育では、男子の方が女子よりも評価が厳しいとのことで、生徒が自分らしさを追求できる体育、多様なジェンダーの在り方が保証されるのが、ジェンダー平等であり、これは男女平等ではないのだが、男女平等と誤認されてしまっているのが現状のようだ。男女共習体育では、問題があるので、結局男女別習教育となっている。しかし、ジェンダー平等は、あえて別習もあり得るとのこと。しかし男女に二分すると、セクシャルマイノリティが排除されるという問題が発生してしまう。結局どうすれば良いのかという結論にはとうたつできないのだが、まずは、何が問題なのか、関係者が認識を深めていくことから始めていくことが必要だということがわかった。
 スポーツ推薦と就職の関係について調査している発表も面白かった。競技への取り組み方は、人気企業への就職に影響を及ぼすのだが、有名な学校ほど威信があるという大学威信ランキングと学生の行動の傾向を調べ、威信ランキングの高い大学ほど、計画実行重視型の学生が多いことがわかった。当たり前といえば当たり前なのだが、スポーツ部に所属することが重要ではなく、その活動にどう取り組むのかが重要だという結論になった。スポーツ推薦では、あまりにも多くの学生を合格させると、試合に出られない学生が多くなり、彼らの学びの機会が得られないということになってしまう。これば大学側の問題であり、学生の学びということを考えると、適正な人数を合格させるということになるが、大学もビジネスなので、そうはいかない事情もあったりする。教育理念とビジネスの狭間で葛藤する大学という側面も見えてくる面白い研究だった。
 今日も昼休みに鴨川方面を散歩。6月に一緒に東北旅行をした骨ストレッチ仲間のお宅を突然訪問した。突然の訪問にもかかわらず、快く受け入れていただけ、こちらでも近況等の話をすることができ、お昼休みはあっという間に終わってしまった。この3日間は、様々な人に会い、数多くの刺激を受け充実した3日間だった。



[昔のいずみ]