17 きょーかん日記

最近のいずみ

Last Update:2024/2/25



パートタイムアスリートいずみ 24年目に突入 

■2024年2月25日(日曜日)
 大阪マラソンをテレビ視聴。次男が定期テストの数学の勉強をしていて、わからないところについて解説をしながらという感じだったので、音声を消した状態での視聴となった。
 前半は、比較的平坦な道を走っているように見え、山場は30km過ぎの上り坂だと思ってみていたのだが、先頭のペースメーカーの設定は、1kmあたり2分58秒となっていたが、あるところでは、3分から急に2分53秒にあがるなど、安定したペースメイクにはなっていなかった。25kmを過ぎたところからのペースメーカーは、日本の実業団に所属するケニア人ランナーに交替したのだが、3分1桁までペースが落ちてしまい、予定の30kmへ行く前に脱落してしまったのが、とても残念だった。彼の代わりに集団を引っ張ったのはパリオリンピック代表に決まっているホンダの小山選手だった。彼のお陰で、なんとかペースが戻り、そのまま彼が先頭を引っ張っていくと思いきや、山場となる上り坂で、國學院大學の平林選手が先頭に出て、そのまま逃げ切り、2時間06分18秒の初マラソン日本最高記録で優勝してしまった。最後までしっかりした足取りで本当に素晴らしい走りだった。
 音を消しての視聴だったので、頼りになるのは画面に出てくる表示のみ。いろいろな選手の情報を知りたかったが、先頭集団にいても、画面に紹介されるのは特定の選手ばかりで、もう少し他の選手も紹介して欲しいと思ってしまった。
 この大会には、中学時代の友人も出場していたが、雨が降り寒い中完走したのだろうか氣になるところだ。

■2024年2月24日(土曜日)


脚に乗るインコ
 先週膝を痛め1週間が経ち、痛みはなくなったので週間ぶりにトラックで走ってみた。とりあえず3000mを3分40秒くらいで走れないかなぁと思いながらスタートしたのだが、1週間全く走っていないので、ペースがよくわからず、無理をせずに走ったので、最初の1000mは3分47秒9だった。そのままのペースを維持したかったが、少しずつ痛みのあった右膝に痛みが復活してきて、このまま続けるかどうかの葛藤が始まり、ペースが維持できなくなった。1000mから2000mは4分00秒0だった。まだ我慢できる痛みだったので残りの1000mも走り、最後の1000mは3分54秒0で少しタイムを戻して終了。この後ダッシュを入れる予定だったが、これ以上続けるのは危険だと思い、練習自体を終了することになった。1週間何もしないと呼吸器系の能力は低下するなぁと改めて実感する練習となった。今後も最優先は膝の回復。再来週はロードレースにエントリーしているが、どうなることやら・・・

■2024年2月23日(金曜日)


三男の走り
 三男が金沢区のロードレースに出場するため、海の公園へ行った。雨予報で、みぞれになるかもという予報もあったが、午前中は、若干雨は降ったものの、それほど強くならずみぞれにもならなかったので、寒さはあったものの想定していたよりましなコンディションだった。
 走る前に第一生命のトレーナーさんによるストレッチ講習を受講することができた。雨のコンディションだったため、動的なストレッチや動き作りが中心となり、とてもよいウォーミングアップになった。
 三男は、スタートから飛び出すと宣言していたが、最近は、あまり運動をしていないので、そんなに上手くは行かないだろうと思っていた。フィニッシュ手前で応援がしたかったためスタート直後を見ることができなかったが、スタートして400mくらいのところでは、先頭からは大きく遅れをとり、20番台くらいの順位で、すでに顔が苦しそうで、それ以上ペースアップが難しい足取りだった。
 ゴール手前100mくらいのところで最後の応援をしたが、順位はそれほど変わらず苦しそうな顔で通過していった。本人によるとそこから5人くらい抜いたとのことで、最後は、自分で納得がいく頑張りができたようだ。1.8kmを7分15秒で走り21位だった。
 その後は、三男の友だちが3チームに分かれ4区間の駅伝を走った。結果は1,3,5位。出場した全員が表彰状をもらうという素晴らしい結果だった。

■2024年2月22日(木曜日)
 テレビのニュース番組の中で、冬の妙高高原は、外国人客でにぎわっているという内容の特集があった。取材は妙高高原の中の赤倉温泉についてだった。妙高高原にある池ノ平温泉はスキーで何度も訪れていて、赤倉温泉は、池ノ平温泉の隣の地域ということで、早朝のランニングで何度が訪れたことがある。自分が妙高高原へ行っていた時期は、もう10年くらい前だろうか。当時の赤倉温泉は、かなり寂れている印象だった。しかしこの10年ほどで、特にオーストラリア人にとっては、とても有名な地となっているようだ。インタビューに応えた外国人は、雪質がとても良く、毎年訪れていると話していた。ホテルに1ヶ月滞在するような長期滞在の外国人客もいるのだという。
 国内のスキー人口は減少している状況なので、外国人観光客が、長期で滞在してくれるというのは、ホテルとしてはとても助かることだろう。中には、この地が氣に入り永住するような人も出てきて、廃業したホテルを購入し、改めて開業するという外国人までいるのだという。お金と時間に余裕があれば、スキーに行きたいところだが、日本人は目の前の生活をするだけで精一杯で、そんな余裕はない。円安の影響もあり、外国人にとってはとてもお買い得な環境なのだということを思い知らされる特集だった。北海道のニセコは、国際的なリゾートの町となり、外資により外国人富裕層向けのホテルやコンドミニアムが増え、日本ではなくなってきていると聞く。赤倉温泉は、日本を日本らしく体験することを楽しむ雰囲氣に見えたので、この雰囲氣が残って欲しいと思うばかりだ。

■2024年2月21日(水曜日)
 NHKアカデミア第3回宇宙物理学者の村上斉さんの話を視聴。「宇宙は数学の言葉で書かれている」というテーマだったのだが、このテーマ自体は、ガリレオ・ガリレイが書いた言葉なのだという。宇宙は数式で表せるということらしく、これは身近な暮らしにも言えることなのだという。例えとして、できあがったお好み焼きの上にかけるおかかがゆらゆらと踊ることや楽器の音色についての数式が示されていた。
 宇宙については、現状でわかっていることとわからないことがあるのだが、宇宙の組成は普通の物質が5%で、26%はダークマター、9%はダークエネルギーとのことで、物質ではない部分が95%をしめているということが示されていた。現在わかっていることだけで宇宙の式を作ることができるが、わかっていない部分を今後追加してより完璧な式にしていくことが研究者の目標となっている。
 人生についても、数式で表すことができ、それは、ランダムウォークと言われ、小さな点が、いろいろなところにぶつかりながら、方向を変え、時には行ったり来たりしたりし、突然大きく動いたりする図が描けるという。本当に取り組むことができるのは、自分が信じていることのみであるため、自分が信じていないものは上手くはいかない。信じるというのは自分の決断であり、決して振り返らずに前に向かって進んでいくことを薦められていた。
 最後は視聴者の質問に答えるという時間になったのだが、その中で戦争の終わらせ方についての言及があり、これも数式で表すことができるが、結局戦争が終わるタイミングとしては、自分が得になるタイミングであり、今、戦争が終わらないのはそのタイミングではないためだと解説された。わかるようでわからないという微妙な回答だが、結局人の判断ということなのだということなのだと思った。

■2024年2月20日(火曜日)
 陸上競技の走り幅跳びや三段跳びのルール変更を世界陸連が検討しているという報道があった。今までは踏切板とその先の粘土板の境目を狙って選手は跳躍をしていたのだが、今後は、その境目から手前に「テイクオフゾーン」というものを設け、そのゾーン内から跳躍すれば、跳躍したつま先から記録を計測するということになるようだ。そのゾーンがどのくらいの範囲で設けられるのかはわからないが、今までであれば、踏切板の手前で跳んでも、粘土板との境目からしか距離は測ってもらえず、選手は跳躍位置から境目までの距離を損をしていたが、その踏切位置を調整する能力までが競技力として評価されていたとも言える。
 検討されているゾーンが設けられれば、踏切位置を調整する部分をあまり氣にする必要がなくなり、自分の跳んだところから測ってもらえるので、今までよりは選手の跳躍をきちんと評価してもらえることになる。選手のパフォーマンスという意味では、とても良い方法ではある。実測というのは、選手が跳んだところをきちんと把握し、つま先の位置にメジャーのゼロを持っていかなければならない。これを目測で行うと正確ではない可能性が出てくるため、この新ルールが適用されると、各競技場に計測機器を導入する必要が出てくるのではないかと思う。それが導入できなければ、公認競技場としては認められないとなると、予算のない競技場が多数出てきて困りはしないかと施設の面からは心配してしまう。

■2024年2月19日(月曜日)
 日ウクライナ経済復興推進会議というものが都内で開催され、56の覚書に首相が署名をしたという。まだ戦いは終了していない状態で、復興について検討できるのかと疑問に思うのだが、昨年6月には、イギリスで60以上の国が参加し、すでに復興会議が開かれている。その時の復興費用の試算は58兆円で、各国の支援ではまかなえず、民間企業の参画を促進するとのことで、結局、大手グローバル企業が復興という名の下で儲ける仕組みを話し合い、新たな利権ができたように見えた。
 今回も首相は、「オールジャパンで」と述べていたが、結局経団連に関連する企業が儲けるための仕組み作りなのではないか疑いたくなる。一般のウクライナ人のための政策ならば良いが、今までに日本が支援したモノに大型重機があったのだが、それは送っただけで、結局扱える人が戦争に行ってしまって誰も扱えず、放置されているという映像を見た。現状では、何の役にも立たず、かえって邪魔なくらいだったりする。現状を把握しないで、ただ押しつけるようなものは支援とは言わない。現地をきちんと調査して、望んでいることとできることをすりあわせるのが大事だと考えると、戦争が終結する必要があるし、日本で会議を開催するのは、ちょっと違うようにも思える。
 今回の会議では具体的な支援額は報道されていない。国内も震災によって大変な時期なので、今、支援額を公表すると批判されるからということなのかもしれない。国内での様々な政策については、いつも財源はどうするのか?と野党は政府に問うが、海外への支援について財源をどうするのかと問うている報道は見たことがない。報道されていないだけなのか?

■2024年2月18日(日曜日)
 NHK大河ドラマ「光る君へ」第2回から5回まで一氣見。あまり馴染みのない時代ということもあり、登場人物の把握がしっかりできず、さらに登場人物の多くが藤原性のため、4回分を連続で見たにもかかわらず、誰が誰なのかはっきりとはわからずに終わってしまった。狭い宮中で、限られた人たちのドロドロとした人間関係が描き出されていて、その中で主人公の紫式部と藤原道長が関わっているということだけは理解できた。これ前に学んできた平安時代は、藤原道長と平清盛、清少納言と紫式部くらいしか名前が挙げられないほど知識がなく、自分にとっては未知な時代と言える。どれだけ史実に沿った話が展開していくのかはわからないが、1年間で藤原氏がどのような流れで、国を仕切っていくようになるのか流れを知ることができればと思う。

■2024年2月17日(土曜日)
 練習は、学生と2人で韓国式サーキット。一人でやるにはとても厳しいメニューなので、学生と一緒にやることになったのだが、水曜日から右膝の調子が悪く、痛みが出たり出なかったりしているため、学生が妥協できないようにできる限り学生にへばりつき、膝の状況を見てできるところまでやってみるという感じで始めた。サーキットの種目は10種目あり、3種目ごとに90秒の休息があり、9種目目が終わっところで3分休憩をし10種目目は1000mというのが1セット。これをセット間は10分で3セットを目標にした。
 最初のダッシュだけで、呼吸がつらく、1つ目の種目から今日は辛いと思った。6種目目には10mと20mのシャトルランを3回繰り返すのだが、今日は呼吸がかなり追い込まれ、つなぎの100mダッシュがまったくダッシュにならなかった。そのつらい感じは、自分だけでなく、学生も同じような感じだった。1セット目の中盤から、右膝に若干痛みが出てきて、まずいなぁと思いながら體を動かしていた。1セット目の1000mは、前半は自分が引っ張ったが、後半は学生が前に出てそのまま離されるばかりだった。タイムは3分17秒8。いつも3分15秒くらいを目安にしているので、最初に感じた調子の悪さは、1000mでも感覚通りだった。
 2セット目は、右膝の痛みがだんだん強くなってきて、途中100mダッシュができないところがあり、3セット目をするのは危険だと思い、せめて2セット目の最後だけはしっかり走ろうと思い、1000mの中盤は学生の前に出て学生を引っ張った。2セット目の1000mは3分08秒7。1セット目よりは、歩幅も広がりリズムもよく、しっかり走ることができた。
 膝の痛みが氣になったため、すぐに普段通っている治療院へ行ったのだが、今日はたまたま治療院は休みだった。実は昨日も治療院へ行ったのだが、駐車できるところがなかったため行くのを断念したのだが、昨日はいったん家に帰り自転車で行っておけばよかったと思った。

■2024年2月16日(金曜日)
 及川幸久著『いま世界を動かしている「黒いシナリオ」グローバリストたちとの最終戦争が始まる!』という本を読み終わった。ここに書かれていることが真実なのかどうかはわからないが、ここに書かれていることが真実であれば、今、日本で報道されていることには、いろいろと間違った認識を広めていることになり、人の言うことを鵜呑みにせず、自分で情報を集め、それらを総合して自分で考えだったり答えを見つける必要があることを実感する内容だった。
 特にそうだったのかと思ったことが2つあった。1つは、ウクライナとロシアの戦闘。国連は、一旦はロシアによる「侵略戦争」と言っていたのが、その後「戦争」という表現を控えるようになったという。その裏には、国際的に認めざるを得ないロシアのきちんとした手続きがあった。ドネツク州とルガンスク州は9年ほど前に住民投票によりウクライナからの独立を宣言していたのだが、ロシアはウクライナ侵攻前に、この2つの州を国家承認し、ロシアと安全保障条約を結んでいた。そしてその条約に基づいて行動をしたため、国際法上の「侵略戦争」には該当しないということで、ロシアは「特別軍事作戦」と言っている。これに対して、西側メディアは、「侵略戦争」という言葉を頻繁に使っているように見える。筆者は、「西側メディアは、米国が過去50ヶ国以上に侵略、政権転覆を試みたことは言わない」と述べていた。メディアを使ったプロパガンダが拡散されているのが当たり前なのだと認識しなければならない。ウクライナでの戦闘の目的は、ドイツとロシアの関係を良好にさせないためだということも述べられていた。そのための石油パイプラインの爆破であったことも、バイデン大統領やヌーランド国務次官補の発言からもわかり、ウクライナは、アメリカのネオコンと呼ばれる軍産複合体にただ使われているだけのようで氣の毒に思えた。
 そうだったのかと思ったもう1つの話題は、湾岸戦争。イランが一方的にクウェートへ侵攻したのだと認識していたのだが、その前に、クウェートは、イランとの国境地帯でイラクともつながっている油田から石油を採掘し、イラクにしてみれば石油が盗まれていて、完全に挑発を受けているような状態だったという。そのためイラクはアメリカに制裁の可否を事前に打診していたが、アメリカの代表者は、それについては「関心がない」との反応だったため、侵攻してもアメリカは関わらないと判断し侵攻したようだ。イラン・イラク戦争のときには、アメリカはイラクの味方となってくれていたので、今回も味方になってくれるものと考えていたようだが、イラクにしてみれば裏切られた感じとなった。アメリカの裏切り方も、駐米クウェート大使の娘を現地から逃げてきた少女として議会でうその証言をさせ、戦争に消極的な議会を動かし参戦へこぎつけており、ひどいやり方だと思った。イラクは、中距離弾道ミサイルを全部破壊して、アメリカに恭順の意思を示したにもかかわらず、アメリカは攻めてきたとのことで、イラクの抵抗は難しく、市民は虐殺されることとなり、10万人の市民が犠牲となったという。中距離弾道ミサイルを全部破壊したということについて、いろいろとウェブ検索をしてみたのだが、これについて言及されているサイトを見つけることができなかった。湾岸戦争については、日本は、資金協力として1兆2000億円を拠出したにもかかわらず、戦争終了後、多国籍軍の参加国からは小切手外交と非難されたという話について、直接クウェートに入ったのが6億3000万円に過ぎず、1兆790億円はアメリカに渡っていたということがわかり、日本もアメリカにはめられたのではないかと思えてならなかった。

■2024年2月15日(木曜日)
 荒谷卓・伊藤祐靖著「日本の特殊部隊をつくったふたりの”異端”自衛官―人はなんのために戦うのか!―」を読み終わった。陸上自衛隊と海上自衛隊の特殊部隊の創設経緯や、隊員セレクションの基準、何を守るために任務に就いているのかなど、お二人にしかわからない世界を少しだけ垣間見ることができたのではないかと思った。
 世界各国に特殊部隊は存在するが、組織、武器、戦術など外見は似ているが、その特徴が表れるのは精神的な部分になってくるという。その精神的な部分のバックグラウンドは、その国の文化であり、日本は、氣遣いができる文化であるため、相手が何を考えているかということを氣にするため、敵の心理状態を読み解くという、目に見えない戦力があるとのこと。忖度という言葉は、政治の世界でとてもマイナスなイメージを持ってしまったのだが、特殊戦では、その能力というのはプラスに働くということのようだ。また、日本人の死生観については、独特のものがあり、日本の特殊部隊の隊員たちは、「国のためなら死んでもかまわない」と思える死生観を持っている人たちで構成されており、集団に対する自己犠牲を是とし、それが文化になっているとのことで、それをもたない文化圏の人からすれば、恐怖を感じ、「クレイジー」と言われるという。読んでいてどうしても特攻隊を思い浮かべてしまったのだが、当時の隊員たちも最終的には覚悟を決め同じ思いをもって出撃したのかもしれない。
 本の中で、三島由紀夫が三島事件で読み上げた檄文が掲載されていて、初めて読んだのだが、50年以上経った今でも通用する内容であり、今の日本のありようを見ていると、この文は予言なのかと思うほどで、当時からそのような危機感を持ち、みんなに共有しようとしていた人がいたことに驚いた。
 荒谷さんは、今のままパワーエリートが作る新世界秩序に従っていると、奴隷社会に生きることとなると警鐘を鳴らしていた。伊藤さんは、そうしたパワーエリートとと戦うか戦わないかという選択肢があり、どちらにしても得るものと失うものがあると述べていた。戦わないことは、目に見えるものを守ることで、戦うことは、目に見えないものを守ることではないかと。また、荒谷さんは、文化や伝統の一番大切な部分は感覚的なもので、言葉で表現するのが難しい側面があり、この言語化できないものは、論理的でも合理的でもなく、現代ではその価値が理解されにくいのだが、それが伊藤さんの言う目に見えない何かなのではないかと感じた。

■2024年2月14日(水曜日)


本日の朝日
 大学の同期たちと久しぶりに食事をした。集まったのは7人。みんな様々な経歴を持っていて、今の仕事の話から昔話まで、話が途切れることはなかった。特に面白いと思ったのは、大学時代に学んだことで役に立っていることについて。民間企業で働いている2人が、2人とも死生観を挙げていた。二人ともリーダーシップを発揮しなければならない会社の役員ということもあるのかもしれない。そのうちの一人は、次世代のリーダーを育てるボランティアをしているとのことで、有名企業の30〜40代の若手を集めてゼミをしているそうで、最初に、それぞれの企業の理念と本人の死生観について考えさせることをすると話していた。話を聞いていて、人生を納得して終えることは、人生をよく生きることに通じるということをあらためて感じることとなった。
 何年かに1回誰かが音頭を取って集まるが、多くが転勤族なので、集まる人は毎回違う。そのため話題も毎回変わってくるため、こういった集まりに参加するたびに、いろんな刺激を受ける。また次回の集まりを楽しみにしている。音頭をとってくれた同期に感謝。

■2024年2月13日(火曜日)
 練習は、学生たちのペース走について行って目標は4000m。ペース設定は1000mあたり3分20秒。
 スタート直後は、意外といけるのではないかと思ったのだが、1000mを過ぎるころには、4000mまで行けるのかと思うようになり、2000mに到達する前にえづいてしまい、結局2000mで終了。1000mごとのラップは、3分15秒5、3分20秒8。呼吸が苦しく、1本で終わってしまおうかと思ったが、少なくとも合計4000mは走ろうと思い、5分後に、あらためて集団について2000mを目標に走った。2本目の方が、1本目よりは余裕があったが、2000mに近づくにつれ、それ以上は走れないくらい呼吸が追い込まれた。1000mごとのラップは、3分21秒2、3分22秒3だった。今日は、とにかく呼吸が辛く、長い距離は走り切れなかった。まあ、そういう日もある。

■2024年2月12日(月曜日)
 TBS日曜日の初耳学の録画を視聴。内容は青山学院大学原監督の熱血授業。ゲストの様々な悩みに原監督は明解に応えてくれるので、聞いていてとても氣持ちの良いものだった。
 後輩の育て方については、心理学の知識から、初頭効果と親近効果というキーワードが出てきた。初頭効果とは、最初のイメージが印象に残るということで、親近効果は、最後の言葉が判断に強く影響するということ。最初の言葉と最後の言葉が重要で、中間の言葉はあまり覚えていないというのが一般的。原監督は、悪いことを最初に具体的に3つ伝え、最後には良いことを1つ伝えるようにしており、その話し方の順番だと、叱られるよりもアドバイスをいただいたと考えるようになり、その後も話を聞いてもらいやすい関係になるのだという。  子どもが失敗したときに親はどう接したらよいかという質問には、失敗には、3つの種類があるということを教えてくれた。1つ目はシンプルミス。防ぐことが可能な失敗。横着、準備不足、確信犯など道徳観のなさで起こる失敗は、厳しく指導する。2つ目はシステムミス。メカニズムの影響による失敗。目標設定の誤りであり、仕組みや外的要因を話し合う。3つ目はチャレンジミス。チャレンジするということは一定の失敗が伴う。真剣に向き合った失敗は、原因をはっきりさせて褒めるべき。しっかり種類を見極めて対応を決めることが重要だ。
 批判の声にどう対処するかという質問には、やるべき事をやっている自負があるので、自分と同じことをあなたもできるのか?と思っているという。何か新しいことをすれば3割は応援、3割は批判、3割どうでもいいと思い、残りの1割は何も思わないという分布だと考えているので、応援してくれる3割の人に指示されれば良いと割り切っており、自分が思っている以上に、人は自分のことは氣にしていないとも語っていた。今日の事は今日やり、明日やるべき事は明日あるので、そういったことを引きずらないというのが行動指針になっているとのことだった。
 短い時間だったが、学ぶことがたくさんある素晴らしい番組だった。

■2024年2月11日(日曜日)
 朝日新聞デジタルで『就活は「オヤオリ」「オヤカク」の時代 同伴説明会、企業も親も安心』という記事があった。「オヤオリ」とは、保護者向けの説明会(オリエンテーション)で、「オヤカク」は、企業が保護者に内定の確認をすることなのだという。メジャーな企業でない場合、親の価値判断で内定辞退者が出てしまうため、親に自社の説明をして、どういう企業が理解してもらい、入社してもらうための確約を取って入社を確実にするための企業の生き残りをかけた行動とも言える。
 良い学校へ入って、良い会社へ入れば、将来は安泰と考える昭和の時代とは違い、終身雇用が崩れ、就職活動のあり方も多様化しているのだとは思うが、そういう不確定要素が以前よりも増加している時代だからこそ、親も子どもの就職に口を出すということなのだろうか。自分の事は自分で決めるのが基本だろと思っているので、親が過保護なのではと思えてしまうが、実際に子どもが、この企業に就職したいと話をしてきたら、自分の価値観と照らし合わせることになるのかもしれない。何が正しくて、何が間違っているかは、後になってみないとわからないし、同じ事象でも解釈が違えば、正しいと間違いは逆になることもある。自分の子どもには中立的な立場で対応したい。

■2024年2月10日(土曜日)
 車の車検。平成18年度の車なので、いくらか問題は発生することは予想していた。
 パワーステアリングのベルトにベルトの軸からオイルが漏れて濡れているような状態になっていた。オイル自体は減っていないため、本当にちょっとずつ漏れているということらしい。今回は、車検は通りそうだが、次回の車検の時には、オイルタンクを含めて交換する必要があることを指摘された。
 最近は、エンジンをかけた直後に異音が時々発生し、しばらくすると通常の音に戻ることがあるので、それについて確認すると、雨の時期にしけるとエンジンをかけたときに特に音が鳴りやすいので、梅雨の時期に音が続くようであればベルトの交換が必要になるとのことだった。
 バッテリーについても若干低いので、次回の車検では交換の可能性が高いとのこと。
 ブレーキパッドはかなり減ってきていて、スジがはっきりと出ていた。かみ合うローターもそれに合わせてスジが入り、ちょっとしたブレーキが急ブレーキになりやすい傾向だという。こちらも今回は交換しないが、近いうちに交換が必要とのことだった。
 総合的に見ると、次回の車検では、かなりの部品交換が発生することがわかった。そろそろ買い換え時期というサインなのかもしれない。

■2024年2月9日(金曜日)
 朝、長男が友達の家から自転車で帰ってきた。家の前で、自転車の前輪が外れ、コンクリートの地面に顎を打ち、口の周りが血だらけで家に入ってきた。下の歯が上唇を貫通し、貫通した歯は差し歯だったこともあり、差し歯がとれ、上唇がはれ上がり、顎は大きな擦り傷となっていた。病院へ連れていくにも、どこへいったらよいかわからず、とりあえず近所の総合病院でできるだけ早い時間から開いているところへ連れて行った。
 病院では、うちでは対応できないので、歯医者や口腔外科の入っている総合病院へ行く必要があると言われ、もっと大きな総合病院へ電話したのだが、総合病院は、紹介状がないと受け付けられないとのことで、最終的に近所にある口腔外科を探し手連絡し、緊急で対応してくれるということで、その口腔外科へ行った。
 最終的に歯科医に診てもらえたのはケガをしてから3時間半ほど経ってからだった。歯が上唇を貫通したため、その部分を縫うことが最優先で、欠けてしまった差し歯の部分は唇が回復してから対処するとのことだった。どのくらい縫ったのかはわからないが、長男が言うには、かなりの数縫ったという。明日は、消毒、木曜には抜糸とのこと。不規則な生活をした代償なのか、自転車の前輪が外れるというのがなかなかないことなのだが、日ごろの整備は、自転車だけではなく車も注意してやらないといけないということを学ぶ機会となった。

■2024年2月8日(木曜日)
 NHKEテレ100分で名著の録画でリチャード・ローティ著「偶然性・アイロニー・連帯」の第1回を視聴。ローティは哲学者として、現代アメリカを代表する哲学者なのだが、彼は古代から連綿と続いてきた哲学について否定をし、論争を巻き起こした人物として評されているという。
 今まで積み上げられてきた哲学とは、真理や本質があるということが前提で、様々な思考が成されていたが、その前提は本当にそうなのか?ということを問い、この前提によって権威づけ特権的な知を創り出し、一般の人を下に見て、それが社会的な分断につながっているのではないかと考え、価値観が多様化した現代にあっては、百害あって一利なしと批判した。そして、全ては偶然的なものと考え、そこから新たな哲学の役割を創り出すことを主張している。
 今までの価値観がひっくり返るような議論で衝撃を受けた。視点を変えると別の考え方ができるということを改めて学んだような氣がした。現代は、数字でものを言われるとそれ以上何も言えないという時代なのだが、それは、数字に見ているモノが全てと考えるから、それ以上何も言えないということになる。しかし、数字に見えているものが全てなのかと問わなければならない。さらに発展させれば、目に見えているものが全てなのかという問いも必要ではないかと思う。正しいかどうかということは、個人によっても時代によっても違うと言え、本当に正しいというものはあるのかどうかわからないというスタンスで日々生活することで新たな視点や発見ができ、人生を豊かにしていくことができるのではないかと思った。

■2024年2月7日(水曜日)
 漫画研究者の東北芸術工科大学准教授トミヤマユキコさんが、ジブリの宮崎駿監督の話をしているのを映像で見た。宮崎監督がしきりに「めんどくさい」という言葉を口にしていた。そして「めんどくさい」と口に出しながらも作業を続けている姿に驚いたという。普通、めんどくさければやらないとか後回しにするということになりがちだが、監督は、口に出すだけで黙々と作業はする。この「めんどくさいと共にある」ことに感動したというのだ。司会の方は、「めんどくさい」という言葉は、ゴールが見えていないと出てこない言葉ではないかと考察されていて、確かにと思った。自分にしか見えていない良いゴールは頭の中にあるから、「めんどくさい」と連呼しながらもゴールに向かうことができるのだろう。もやもやを頭の中で飼い慣らしながら事を進める場面というのが自分にも頻繁に起こるのだが、天才と呼ばれる人も同じようにモヤモヤしながら映画作りをしているという話を聞き、ちょっと勇氣づけられた。

■2024年2月6日(火曜日)
 練習は2週間ぶりにロードでの10kmペース走。設定は1kmあたり3分40秒。自分は昔ながらの腕時計のためペースは把握できないので、とにかく集団についていくしかなかった。今日は、あまり調子は良くないので、少し弾んでくれて、脚への負担も軽減してくれる厚底のシューズを履いて走った。
 コースは約3kmの周回コース。1周目の1kmくらいまでは調子よく走れていたが、その後はちょっと辛くなり、とにかく今自分が最も良い走りができると考えている體の中のイメージを持ち続けながら、リズムを崩さぬよう走り続けた。3周目は途中で止めたくなったりしたが、なんとか我慢して目標の10kmまで走りきった。タイムは36分59秒台。1kmあたり平均3分42秒程度で走れたことになる。坂もありペースは安定しづらいので、2週間ぶりの割には、まずまずの結果だったと思う。

■2024年2月5日(月曜日)


本日の収穫
 1階の天井が乾いてきて、水の後が茶色い染みになった。やっと近所の工務店の方が我が家へ確認に来てくれた。現場を見て、こちらの話を聞いてみて、2階の床から1階の天井にかけて水は浸みてしまったかもしれないが、水の浸みた石膏ボードは硬くなるものの、1回水を吸った程度では、それほど大きく強度を損なうことはなく、リフォームをするという状況にはないとのことだった。天井のシミは、あまりにも氣になるのであれば、壁紙の交換ということになるかもしれないが、出費を考えれば、我慢していただいた方が良いのではとのことで、このまま何事もなく通常の生活に戻るということで方向性が決まった。
 今日も、本棚から浸みてしまった本の乾燥が続いている。1度ふやけてしまった本は、紙が波打って元には戻らない。本については、必要か不必要かの断捨離のタイミングが来たということで、しっかりと断捨離をしたいと思う。

■2024年2月4日(日曜日)
 昨日の出来事は、水害とも言える。昨日は、水道屋さんに対処してもらいいくらか出費があった。これは火災保険で支払いができないものかと思い、保険の書類を確認したのだが、免責3万円となっていた。現状では免責額よりも引くので、請求ができない。あとは、1階の天井の処置がどうなるかで、請求できるかどうかが決まりそうだ。
 昨日は、良く晴れていて、気温もある程度あったので、水に濡れた本や畳などを一部外に干したりもできたのだが、今日は、朝から曇って気温が低く、午後からは大雪警報が発令されるなど、水害の家の復旧には条件が悪かった。
 午前は、本棚の掃除。あらたにたくさんの本が水を吸っていて、とりあえずホットカーペットの上に広げたが、数が多すぎて、干すための面積が足りなかった。引っ越してきて13年以上が経ち、その間全く掃除していなかったので、棚にはそれだけの埃が積もり積もっていた。
 午後は、布団を洗濯すべくコインランドリーへ。敷き布団も洗濯したかったので、持っていったが、対応できる機器はなく、布団だけの洗濯となった。敷き布団の洗濯は専門の業者さんということになるのだろう。出費に余裕がない現状では直接敷き布団には被害はなかったので、洗濯は我慢するしかない。

■2024年2月3日(土曜日)
 朝、次男が「父さん、床が水浸し」と叫ぶ声で目が覚めた。起きあがり、床に足をつこうとしたら、床は水に浸かっていた。寝室は2階にあるのに、2階が水浸しというのはどういうことなのか?この地域が全て水没でもしたのだろうか?と混乱した。1階は1階で、天井から雨漏りのような状態で水が漏れ、こちらも床が水に浸されている部分が大半だった。原因は、寝ている間に洗濯機を稼働させた際、排水がうまくいかなかったのか洗濯機が故障してしまったことだと断定し、とりあえず洗濯機の蛇口を締め、長男と共に2階の水の除去に努め、1階の処置は妻に任せた。次男は、少しだけ手伝ったが、その後は部活へ行くといって、さっさと朝食を済ませ家を出て行ってしまった。三男は、ベッドの上から様子をうかがっているだけで、手伝いを頼んでも無視された。次男と三男は自分のことしか考えられず、普段子どもだと思っている長男だけが結果的には大人として振る舞ってくれたように見えた。
 水は何とか1時間半ほどの作業でほぼ除去できた。1階の雨漏りは主に3カ所。一つは1階にある本棚。本棚の壁を伝って水が広がっていることがわかり、本棚の本を水が使っているものと問題のないものに分け、水が使っている本については、ホットカーペットの上に置いて乾かすことになた。残りの2カ所は、和室とリビングの間の継ぎ目部分とシーリングファン。2階の水は除去したので、どちらも止まるまでは床に雑巾やバケツを置いて対処するしかなかった。シーリングファンは動いたままだったので、ショートしてはまずいと思い、シーリングファンを撤去して、天井の状態を確認した。シーリングファンのとりつけのためのネジの部分から水が漏れており、2カ所から漏れているのが確認できた。
 午前中の内に近所の工務店に電話したところ、市水道局の緊急対応の電話番号を教えてくれたので、すぐに電話し水道屋さんに来てもらった。原因は、洗濯機の排水パイプの詰まりだった。ここ最近、洗濯の脱水に時間がかかり、残り1分と出ているのに、その1分が10分くらいかかる場合もあった。そして、脱水終了後、排水が上手くできていないというエラー表示が出ることが多かった。排水フィルター自体は、きれいにしていて、どうしたらいいのかわからなかったのだが、やっと原因が理解できた。洗濯機と排水溝の間に隙間がほとんどなく、なんとか排水パイプがつながれている状況だったため、パイプが破損して水漏れがあったときにも、無理矢理防水テープで巻いて復旧させていたため、限界が来たということなのだ。とりあえず、排水パイプのヘドロを掃除してもらい、原因は取り除くことができた。
 午後には、1階の天井からの水漏れは止まってくれた。今後は、子どもたちのベッドの下の掃除、1階の本棚の整理、水に浸かった布団の洗濯や、1階の天井をどうするか。工務店さんは月曜以降でしか対応してもらえないので、そこまではやれることを粛々とやるのみ。洗濯機が再三警告をしていたのにそれに対処しなかったことがこのような事態を招いた。氣づいたらすぐに行動することが大事で、水に浸かった後の水の除去をしていて、普段どれだけ掃除をしていなかったかが実感でき、様々な学びがある出来事だった。

■2024年2月2日(金曜日)
 久しぶりに学生と練習。メニューは3000m×2〜3。休息は12分。1本目は1000mあたり3分15秒でのイーブンペース。2本目は、3分05秒、3分35秒、3分05秒の変化走。3本目は、1本目と同じイーブンペースという設定だった。これは、強度が高すぎ、1年生は全員脱落する可能性があるので、ペース設定を変えた方が良いのではないかとパート長には提案したのだが、1度できるところまでチャレンジさせたいとのことで、当初の予定通りの設定で練習を開始した。
 1本目は設定に近いペースで、3分16秒9、3分16秒8で通過した。このペースは自分にとっては3000mのシーズンベストとなるペース。強度が高すぎなため最初から2000mで終了するつもりで走ってのタイムだったのだが、終わってみれば全員にとって強度が高すぎ、全員が2000mで終了となってしまった。
 自分は2本目まで走る氣力はなく、学生たちの練習メニューは2000m×2に変更となり、パート長だけは3本目まで走ったが、その他の学生は2本で精一杯だった。練習前の自分の感覚に間違いはなく、学生たちはチャレンジして失敗となったが、学びはあったのではないかと思う。

■2024年2月1日(木曜日)
 あるテレビ番組で、桐製品を扱う会社を取り上げていて、桐について初めて知ることがたくさんあった。桐は、木に同じと書くが、その文字が示す通り、木ではなく草なのだという。桐の板は1枚で材料が取れることはなく、ほとんどが接着剤でくっつけて板にするということで、接着剤には氣を使う必要があるとのこと。原木を仕入れて、2〜3年はあく抜きを屋外で行うのだが、雨ざらしにして雨や風に去らしておくとあくが抜けるのだという。
 桐は、日本では昔から良質な木材として重宝されてきた。素材が軽く、手に取ったときのぬくもりがあり、調湿性、断熱性、防虫・抗菌作用がり、強度も十分ということで、メリットがたくさんあるのが特徴。一般の木材は弱酸性なのだが、桐は弱アルカリ性らしく、酸化が進みにくいということで、調湿性もあるので食品の保存にも適している。
 我が家にも桐箪笥が一つあるが、それを除けば桐製品は見あたらない。テレビで紹介されていたのは、まな板、コーヒーの豆を保存するキャニスターやお皿を載せるようなトレーだった。桐のメリットを知り、これらの製品が欲しくなったが、お値段はやっぱりそれなりにするので、なかなか手の届かないものだと思った。

■2024年1月31日(水曜日)
 土曜日以来の練習。メニューはお昼休みに2分ダッシュ+2分ジョグを10セット。最近は、外から見た自分の動きと、自分の體の中の動きを真逆にするということを考えながら走っている。接地をするために半身が伸びる時に、體の中はその半身を縮めるというイメージをすることで、接地が強くなる感じが心地良く、脚の回転も速まっているように感じていた。しかし、今日はそういうイメージをしても、反発がなくあまり心地よくなかったため、逆のことをイメージしてみた。脚が上がるのと同時に體の中はその半身を伸ばすイメージ。これをすると體幹バランスが一瞬崩れそうになる感覚があるのだが、思っている以上に膝が前に出て歩幅が広がる感覚があった。この感覚が面白いので、今までの感覚と今日の感覚を比べながら走った。すると今日の感覚の方が、同じ2分間でも進む距離が長かった。縦巻き横巻きの理論を学んだときに、伸び族と縮み族という分類も学び、自分は縮むのが好きな縮み族だということがわかっていたので、縮みの動作をしたほうが力を発揮しやすい傾向にある。今日は、結果的には見た目が縮む動作を意識した動きをしていたのが良い感覚を得られた要因なのかもしれない。 

■2024年1月30日(火曜日)
 イーロン・マスク氏が、創業したニューラリンクが、人間の脳に小型のチップを埋め込む手術を初めて行ったことを明らかにした。これまではサルの脳にチップを埋め込み、サルが考えるだけでテレビゲームを操作するデモを公開していたという。昨年5月にアメリカ食品医薬品局から治験承認を得て、参加希望者を募集していた。人間に応用していくと、利用者が考えるだけで、電話やコンピュータを操作できるようになり、ALSの患者さんの生活に寄与することができるようになるとのこと。
 いよいよ人間と機械の融合が始まるということなのか。ALSの患者さんなど、必要としている方々にこれらの技術が応用されていくのは、素晴らしいことだが、その先は、健常者にも埋め込む方向へ行くのだろう。そうなってくると、そのチップで人が管理される可能性も出てくるので、手放しで喜ぶわけにはいかない。

■2024年1月29日(月曜日)


観音崎たたら浜
 昨日は長距離で2種目の日本新記録が出た。一つは女子マラソン、もう一つは男子5000mの室内記録。
 女子マラソンは、天満屋の前田穂南選手。日本人女子で初めて2時間19分を突破する2時間18分59秒だった。中間点に行かないうちにペースメーカーの前に出て、その後はペースの変化はあったものの、最後は、先頭のエチオピアの選手との距離を少しずつ詰めるなど、後半もしっかりとした走りをし2位となった。従来の記録は2005年に野口みずき選手が出した2時間19分12秒。野口選手の記録を上回るのに19年かかった。野口選手や高橋尚子選手が走っていた時代と比較すると、シューズの機能が格段に上がっていて、世界は2時間11分台までレベルアップしていることを考慮すると、もっと日本記録のレベルは上がっても良いのではないかと思う。前田選手は今日の会見で、「記録はまだまだ出る」とコメントされているので、今後の記録更新を楽しみにしたい。
 5000mの室内新記録を出したのは、駒澤大学の佐藤圭太選手。1月2日に箱根駅伝を走ったばかりなのに、1ヶ月以内で、ここまでの走りができてしまうなんて凄すぎる。タイムは13分09秒45で、屋外での日本記録13分08秒40(大迫傑選手)とほとんど変わらないのがさらに凄い。室内競技は、コーナーに傾斜のついた200mトラックで、カーブがきつく、屋外よりもタイムは落ちる傾向にある。自分も室内競技に出て800mを2回走ったことがあるが、たった4周なのに自分の周回がわからなくなり満足な走りができなかった思い出がある。400mトラックでの走りと違い、ずっとダッシュしている感覚で、最後まで持つのだろうかと思ったりもした。室内でこれだけのタイムが出せれば、屋外では12分台も見えてくるのではないかと思う。楽しみな選手だ。

■2024年1月28日(日曜日)
 毎日犬を散歩しながら、犬の歩きを見ている。特に骨がどのように動いているのかを想像しているのだが、移動の速さによって、歩き方や走り方が違っていて、見た感じは大きく分けて3種類くらいに別れていて、どういうタイミングで動きの変化が起こるのだろうといつも注目しているのだが、なかなかその変化の境目がわからない。
 その違いについて、ウェブ検索してみると、犬の歩き方または走り方については、4種類か5種類に分類されるようで、常足(なみあし、Walk)、側対歩(常足に含められる場合もあるようだ、 Pace)、速足(はやあし、Trot)、駈足(かけあし、Canter)、襲歩(しゅうほ、Gallop)と書かれていた。自分の目では3種類くらいにしか見えず、区別がつかなかったのは、常足と側対歩、駈足と襲歩だったのだろう。
 四足動物の移動の動きにこれだけの分類があるのであれば、2足歩行の人間にも何かありそうな氣がするのだが、それが思いつかない。『日本人の「歩行形態」に関する研究』で木寺先生が、現代人の歩きは画一的になっているが、昔の日本人は職業や身分などによって異なる歩き方をしていたのではないかと考察されている。それがヒントなのかもしれない。
 四足動物の走りは、あばら骨が伸び縮みするような動きがあり、人間にもまねできることがあるのではないかと考えている。アフリカ系の選手たちが力みのないとても美しい走りをしているが、そこにもヒントがあるのだろう。
 自分の疑問を解決するためには、自分の體の中の骨の状態だったり、他人だったり動物の體の中の骨の状態を想像して感じることのできる内観力が必要になってくる。どうすれば内観力が高まるのかはわからないが、向上につながると感じることをどんどんやっていきたい。

■2024年1月27日(土曜日)
 練習は韓国式サーキット。一緒に練習をしたのは、10代と20代の社会人の方。初めての韓国式サーキットなので、無理をしないように忠告はしたものの、種目間はすべて100mの全力ダッシュなので、無理をするなと言っても無理な話ともいえる。それぞれ自分やれる範囲でやってもらうしかない。
 自分は、ある程度慣れているので、つなぎを全力で走ると言っても、その時のベストは尽くしているつもりで、ある程度セーブしている感じもあり、呼吸は激しく、倒れ込みながらサーキットを続けているが、初めて経験する人と比べるとどこか余裕がある。1セットが終わったところで、お二人ともかなりの疲労で動けなさそうだったため、セット間を3分としていたところを15分に変更した。
 運動種目は10種目あり、10種目目は1000mなのだが、2セット目までは、結果的には独走となってしまった。しかし、3セット目の1000mはスタート直後から右下腿が攣り始め、ごまかしながら走ったが、速度が落ちてしまい、先頭を譲らざるを得なくなった。なんとか中止することなく粘り、最後はペースアップし、先頭に並ぶことができた。3セットの1000mのタイムは、3分15秒2、3分11秒8、3分14秒7。
 なかなか一人ではやりきれない運動なので、一緒にやってくれる人たちがいて本当に助かった。

■2024年1月26日(金曜日)
 元気の学校という動画を見ているのだが、今見ている動画は、「健康診断の不都合な真実」。健康診断というものは、世界的に見ても珍しいもののようで、海外からは中止した方がいいと言われているという。それは、健康診断をすると死亡率が低下したり、健康度が向上したり、費用対効果があるというエビデンスがなく偽陽性が多くなるためだという。健康診断の判断基準は、統計的なデータによるものだが、一つの検査項目について、正常者の95%が正常とするため、必ず5%の人が異常とされてしまう。2項目すると、0.95×0.95となりだいたい0.90となり、10%の人が異常とされてしまう。項目が20項目となれば、正常な人がおよそ36%になり、64%の人が何らかの異常とされてしまう。日本の人間ドッグでは正常な人はたった6%しかいないとう。
 科学的な根拠としてデータを扱うのに、統計的にどうしても95%を正常とするしかないので仕方のないことなのかもしれないが、5%にはいってしまう外れ値の人でも健康に問題のない人は間違いなく存在する。そういった人たちが健康だと診断するには、細分化して部分的に何か数値を見るよりも、一人一人個別に、総合的に診断する必要が出てきてしまう。理想は、そういう診断なのだろうが、現実的には難しい。
 自分も統計を使うときに同じように95%というものを判断基準にしているが、本当にそれで良いのか?、科学的とは何なのか?と考えてしまい、とてももどかしい氣分になった。

■2024年1月25日(木曜日)
 練習は、(2000m+1000m)×2+6000m。休息は、2000mと1000mの間は200mウォーク、セット間は8分、その後は5分。設定は2000mと1000mは1000m当たり3分15秒のペース。6000mは3分40秒。
 3分15秒のペースは、今シーズン3000mベストのペースより速いので、1本目から厳しい練習だった。最初の2000mは最初の1周目から、今日は完走できるのだろうかと不安に思うペースだった。残り1周で、これ以上走れないと思うほどきつかったが、何とか走りきった。タイムは6分26秒8(3分15秒3、3分11秒5)。1本目で力尽きた感じで、次の1000mは集団についていけず、3分36秒9。膝が潰れて地を這って走っているような感覚だった。2セット目は、最初の1000mまでは集団についていき3分16秒3だったが、その後は離れしまい3分32秒1(トータル6分48秒3)だった。次の1000mは最初から集団についていけず、3分21秒9。1セット目よりはかなりペースダウンは抑えられた。
 最後の6000mは、3分40秒のペースでは走りきれないので、4分のペースで一人で走り始めたが、1000m手前で、両内側広筋と左下腿が攣り始め、1000mを越えたところで終了。
 このメニューは先月から3回目なのだが、いつも6000mの1000m付近で脚が攣って走りきれない。1年生たちは、まとまってしっかりとメニューをこなし、自分だけがおいて行かれて閉まった感が強く、彼らにかなり差をつけられてしまった。

■2024年1月24日(水曜日)
 新型コロナが第10波に入ったのではないかとの報道があった。2022年に第8波、2023年は5類になって以降に第9波がとなり、現在直近8週間連続で新型コロナ患者が増えているとのことで、すでに第10波の宣言をしている自治体も存在するという。今は「JN.1」というオミクロン株の変異種が流行り始め、陽性とされる人の「JN.1」の割合は、推定で57%で、免疫をかいくぐる能力が高く、伝搬力も強く、WHOでも注目すべき変異株に指定するなど、今後流行株になる可能性が指摘されている。
 日本人は、最初は感染予防のため、その後は、人にうつさないためという理由で、さんざんワクチンを接種してきたのに、どうして定期的に新たな波が来てしまうのか。ワクチンって何だったのか?テレビで解説をする専門家は、ワクチンを接種してから時間が経っているので、免疫力は低下していると話していた。専門家の話も推測だけな感じで、2年以上も接種が続いているのに、そのデータから実際の接種効果の検証はどうなっているのか。
 コロナワクチン接種は3月31日まで無料だが、4月以降は有料となるという。その後は、高齢者の方だけは定期接種は7000円と決まっていて、それを除いて何も決まっていないようだ。今までは無料なので、思考停止して無条件に受けて入れていた人たちも、有料となることでちょっとは考えるようになるのだろうか。厚生労働省はQAリストの改訂版を出し、コロナワクチンの危険性を一部認めるような表現に書き換えた。これに関して厚生労働大臣の記者とのやりとりを動画で見たが、大臣は何も悪くないという態度で、表現の修正について特に謝罪はなかった。「ワクチンは危険ではない」から「危険なこともある」というような言い方に変わると、危険ではないことを信じて接種し、結果的に何らかの副反応で苦しむことになった人にとっては、取り返しのつかないことで、ものすごく裏切られたという感情がわき上がってくるのではないかと思う。
 第●波はいつまで続くのか。今のままではいつまでも続くことになりそうだ。

■2024年1月23日(火曜日)


不思議な形の雲
 今週も10kmロード走。最近はペース走がトラックではなくロードで行うため、普通のデジタルウォッチしか身につけていない自分は1kmごとのタイムが全くわかならい。学生たちの多くはGPSウォッチを身につけているため、画面に距離表示が出て、ペースもわかるようで、自分のペースを把握しながら走ることができる。スタート前に、そんな話を学生としていたら、今日はジョグだけにするという学生が、GPSウォッチを今日使ってみますか?と言ってくれ、試しに使わせてもらうことにした。
 1kmごとにアラームが鳴る設定ではなかったので、自分で距離を確認して、タイムを把握する必要があり、時計を見ることをちょっと忘れると、1kmのラップ表示が終わってしまっているということが多々あり、暗い環境で表示の文字が小さいので老眼の影響もありはっきり見えなかったりして、はっきりとラップを確認することが時々しかできなかったが、なんとなく自分のペースを把握することができた。コースは上りと下りがあるため、一定ペースにはならなかったが、だいたい設定ペースの3分40秒くらいでは走っていた。
 1kmごとのラップは、3分40秒40、3分48秒90、3分42秒61、3分40秒24、3分44秒17、3分38秒76、3分42秒16、3分39秒86、3分36秒12、3分41秒45だった。GPSウォッチを初めて身につけてみて、その良さを体験し欲しくなった。
 先週よりもペースが速く、最初からきつかったが、普段自分より走れない学生が、きちんと集団についてきていたので、自分が最初に離れるわけにはいかないという意地で何とか10kmまでは頑張った。しかし、終わってみると、自分が意識した学生は、約2.6kmの周回コースを1周おきに走っていたことがわかった。自分の勝手な勘違いだったが、上手くだまされたことで、なんとか目標の10kmを完走できた。集団で走ることのメリットを実感した。

■2024年1月22日(月曜日)
 日本の政治の世界は自民党の派閥によるキャッシュバック問題に関連して、派閥を解体するかどうかというような話題で盛り上がっている。派閥の解体が話の中心で、キャッシュバックのことが忘れ去られてしまっている。資金集めのパーティーによって、企業等にパーティー券を購入してもらい、それが派閥の資金になっているということで、パーティー券を購入した企業や個人の意向が日本の政治を動かしている可能性があるのではないかというのがそもそもの問題なはずなのに、その部分の議論から目を背けるように話がすり替えられてしまっている。法人税や消費税については、大企業が儲かるように制度が整えられるなど、密かに献金している側の思惑通りに動いているようにしか見えず、それでいいのかということをマスメディアに問い正して欲しいところなのだが、全くそういう雰囲氣はない。ボールが転がったら、全員でそのボール目指して走っていく、小さい子どもたちのサッカーのようで、全体を俯瞰してみるような目線が全くない。どうなっているのか。報道を見聞きするたびに疑問に思う。

■2024年1月21日(日曜日)
 欧米人とアジア人では目に違いがあることを知った。瞳孔の周りにある色の付いた部分(虹彩)の色が違うことだけは知っていたが、これはメラニン色素が多いか少ないかで色が違い、多い人種は黒や茶など色が濃く、少ない人種は青や緑など明るい色をしているからなのだという。濃い色の虹彩は目に入る光量が少なく、明るい色の虹彩は目に入る光量が多いということで、同じ光でもアジア人は暗く感じ、欧米人は明るく感じることになる。
 ヨーロッパへ遠征に行ったときに、ホテルやレストランの照明を暗く感じたことがあったのだが、なぜそう感じたのかがやっと理解できた。欧米人にとってはちょうど良い明るさは、アジア人の自分たちにとっては暗く感じる照明になってしまっていたのだ。欧米人がサングラスをするのは、日光があまりにも明るすぎるから。決して格好着けるためではないということ。日本では蛍光灯やLEDの照明が多用されているが、欧米人にとっては明るすぎるということになる。
 ヨーロッパでは車を運転する際には、昼間でもヘッドライトの点灯が義務づけられているという。各国で金額は違ってくるが、このルールを破ると罰金まで取られてしまう。これも目の虹彩が関係していて、彼らは暗くなってもそれほど暗くなっているとは感じないためライトをつけないことが多く、車が近づいていることを他人に氣づいてもらえないため、義務化したというのがその経緯。自分中心ではなく、他人の視点も考えた結果のルールなのだ。
 室内スポーツでは、競技中の照明の明るさがルールになっている。競技によって、○○ルクス〜△△ルクスという範囲だったり、●●ルクス以上となっていたりし、それぞれ違う。人種によって明るさの感じ方が違うとなると、人種によって照明が有利や不利になる場合もありそうだ。

■2024年1月20日(土曜日)
 南海トラフ地震の発生確率は、10年以内で30%程度、30年以内で70〜80%程度、40年以内で90%程度と土木学会で試算されているという。自分が生きている間にほぼ確実にやってくると考えておいた方がよいということになる。人的被害は32万3000人、金額にして1,410兆円。人的被害で言えば東日本大震災が14回起こるほどの被害となる。この地震で想定される最も大きな被害は、高さ10mにもなる津波によるもので、九州から関東に至るまでの広い範囲で起こり、名古屋であれば、名古屋駅南くらいまでは飲み込まれてしまうとのこと。東日本大震災から12年は経過しているものの、国はそれほど熱心に防災のためのインフラ整備を行っていない。官僚にも政治家にも国民にも危機感がないと三橋貴明氏が警鐘を鳴らしている。
 予想される国難に備えることを国がしなくなったきっかけは、1995〜96年ごろにさかのぼるという。この時期に公共事業は悪だ、ダメだという論調が急に新聞などに載せられるようになり、どうして急にそのような論調がでてきたのだろうと思い、経済学者の紺谷典子氏が財務省に「あなた方がやっているの?」と電話で確認したところ、財務省の官僚は悪びれることなく「そうですよ」と答え、「マスコミが公共事業や公共投資を否定するための資料を用意してちゃんと配布しましたから」とまで話したという。確かに昭和の時代は、年度末になると急に道路工事など公共事業が多かった印象があったが、いつからかインフラ整備などの公共事業は税金の無駄遣いと言われるようになり、あまりインフラ整備が行われなくなってしまった。これは国家がインフラ整備をしないことが善だというプロパガンダを広めたものであり、いまだにそれが継続しているというのが実情だと三橋氏は述べていた。災害対策として38兆円ほどの投資を行えば、南海トラフ地震の経済被害を41%縮小できるという試算が出ており、コロナ禍で12兆円を給付したときのように政府が支出を決めれば、すぐに支出できるはず。三橋氏は、地震が起こる前に、日本海側に大規模なインフラ整備をして人口を太平洋側から移動させることが被害を縮小させる解決策だと述べている。多くの国民を巻き込んでのなかなか壮大な計画だ。被害が想定される地域に人がいなければ人的被害が小さくなることは間違いない。

■2024年1月19日(金曜日)


本日の収穫
 ニュース番組で、シチューについての話題があった。クリームシチューと一緒に食べるのは、ごはんかパンか?というハウス食品が行った調査があるらしく、結果は、ごはんが66.4%、パンが21.5%、シチューだけが10.7%だった。7割近くがごはんと答えたということは、クリームシチューはカレーと同じような感覚で食べられているということなのだろう。自分はパン派なのだが、小さい頃から実家ではパンと一緒に食べていて、シチューは洋食というイメージがあり、ごはんとは合わないという感覚があった。学校の給食でも、コッペパンか食パンと一緒に出されていたような氣がする。パンが当たり前だと思っていたので、7割近くがごはん派という結果に驚いた。
 ごはん派かパン派かということには地域性もあるとのこと。調査の中でもパン派の率が高かったのは、東京、神奈川、大阪など、大都市圏だったのだが、それでも30%を越えるくらいの値でしかなかった。逆にごはん派の値が高かったのは、新潟の80%、続く富山、岩手、山形は70%台後半で、すべてが米所という結果だった。
 自分の感覚が正しいと思いがちだが、これに関しては、自分の感覚は、一般的ではないマイノリティーであることがわかった。

■2024年1月18日(木曜日)
 練習は400m×10。設定は70秒、休息は90秒。先週は休息が200mジョグで、休息時間が短く走りきれなかったが、今日は、休息は歩いたので、先週と比べれば余裕はあった。
 10本のタイムは、70秒6、70秒0、69秒0、70秒4、67秒7、71秒9、69秒3、69秒9、69秒3、65秒0だった。5本目が終わったところで、呼吸がかなりきつく、氣持ち悪くなり吐きそうになったが、何とかこらえ、残り5本を走りきることができた。先頭が1本ごとに交替したこともあり、ペースは不安定なところがあったが、4年生がしっかりと1年生に越えかけをしながら走ってくれ、ほぼ全員がまとまって10本目まで走れ、全体としてはとても良い練習になった。昨年は、67〜68秒でやっていたので、昨年のレベルに戻せるよう練習を継続していきたい。

■2024年1月17日(水曜日)


マグロのかぶと焼き
 テレビでは、能登半島の被害の状況は頻繁に報道されているが、県内では、甚大な被害が発生しているのに、まったく報道されていない地域があるとの話を石川県出身の方から聞いた。その地域とは、金沢市の北隣にある内灘町というところ。この町は、砂丘や干拓でできているそうで、地震の震度は5弱だったが、液状化が激しく、町内はぐちゃぐちゃになってとても困っているという。 地面が1m以上隆起したり、水平方向に2〜3mずれ動いたりし、住居は、倒壊危険度の調査により、危険な状態で今後は住むことができない家屋が多数あるようだ。
 日本海側は砂丘が多く、もともと地盤が緩い場所は、今後も地震が起きれば今回と同じように地面が動き家屋は危険な状態になってしまう。富山や新潟でもそういった場所の被害は甚大だったことだろう。こういった地域へも支援が届くことを願う。

■2024年1月16日(火曜日)
 練習は10kmロードでのペース走。今日は、かなり寒く、風も強くペース走をするにはあまり向いていないコンディションだった。長距離の学生がペースメーカーになってくれ、1kmあたり3分45秒から50秒くらいのペース設定で走り始めた。1kmごとのラップは、3分48秒、4分01秒、3分53秒、3分49秒、3分51秒、3分49秒、3分41秒、3分49秒、3分43秒、3分43秒だった。風があったり、上りや下りがあるため、なかなか一定ぺーでは走れなかった。6km過ぎに、急に右膝周辺に違和感が出てきて、止めようか続けようかかなり葛藤があった。何とかそれを乗り越え、3分41秒までペースアップしたときにも必死についていって目標としていた10kmまで走りきることができ、今日は完走だけで満足。久しぶりに長い距離を走ることができた。ペースメーカーに感謝。

■2024年1月15日(月曜日)
 今、孫泰蔵著「冒険の書」を読んでいる。「なんで学校へ行かなければならないのか」という問いから、今の学校がどのようにしてできあがってきたかという歴史をひもときながら、様々なことを考察していく物語で、1ページ1ページが、とても大事なことが書いてあって、大事に大事に読み進めている。今のところ「メリトクラシー」「無用之用」というキーワードが印象に残っている。
 「社会における人間の地位は、生まれなどによって決まるのではなく、その人の持つ能力によって決まるべきである」という考えに基づいた社会を「メリトクラシー」という。この考え方によると、努力をすれば能力は高まり、誰もが高い地位や報酬を得られ幸せになれると信じられるようになってしまい、それに失敗してしまった人は、すべて自己責任と言われるような世の中になってしまい、不幸な人が逆に増えてしまったのではないかと考察されていた。日本では、特に平成の30年間で醸成された考え方のように思え、様々なことが自己責任として片づけられるようになったのではないかと思った。今もその考え方がベースで世の中は動いているが、それに対して「NO」を突きつける考え方が、この本の続きを読み進めると学べるのではないかとワクワクしている。
 「無用之用」は中国の思想家壮子の言葉。一見役に立たないと思われている者が、実は大きな役割を果たしているということを4文字で示している。例えとして、空の器があり、器の中が空っぽなので器として役に立つ。家の中の部屋も同じく、何もない空間なので部屋として役に立つことになる。ものの見方次第で役に立たなかったり役に立ったりするのであり、世の中に役に立たない者はないとも言える。不便益の考え方に共通するものがあり、なるほどと思った。骨ストレッチを教えていると、効果がない、意味がない、科学的根拠がないと批判をする人がいるのだが、効果が高く、再現性も高いという人も存在する。それぞれが自分の體を通して感じ取った結果なので、良い悪いはないとは思うが、「無用之用」という考え方をすれば、批判するというのはちょっと乱暴な表現なのかもしれない。批判を受けたときには、「無用之用」と唱え受け流したほうが良さそうだ。

■2024年1月14日(日曜日)


バックは富士山




チームメンバーと
 昨日の右膝の違和感を抱えながら市民駅伝に参加。自分は1区を担当。スタート地点が狭く、スタート位置が後ろの方だったので、前の人を押すわけにもいかず、とても危ないスタートになるのではないかと思った。他の有力選手たちもスタート位置が後ろの方だったので、彼らも注意しながら、少しずつ前に出て行ったので、自分も彼らの後ろについていきながら前の方へ出て行くことができた。
 走った距離は2.9kmなのだが、前半の1kmはある程度上位集団に近づいて走れていたが、その後は、全くついていけなくなり、単独走になった。単独走だと、ちょっと妥協が入り、ラストスパートもあまり上がらず、自分の中では中途半端な走りとなってしまった。ウォーミングアップ時は、右膝の違和感を氣になったが、走り始めたら特に氣にはならず、無事走りきることができた。タイムは9分10秒。区間順位は12位。中学生2人とカテゴリーの違う30歳未満の部の選手9名が前にいて、自分は30歳以上の部では区間1位だった。
 自分の走ったチームは、30歳以上の部で、2区で武山自衛隊に抜かれ2番手となり、4区で3番手に落ち、最終5区で順位を上げ、2位となった。チーム内では区間賞が自分を含めて2人。チームの年齢は40代ばかりで、30歳以上の部でも年をとっているとは思うが、そういった中では健闘したのではないかと思う。
 自分が監督となった学生たちは、ベストメンバーでチームを組んでおらず、力を分散させて4チームで出場したため、高校生に優勝を奪われてしまった。区間賞は、高校生が2区間、うちの学生が3区間で獲得したが、全て違うチームから1人ずつの区間賞だった。学生たちも、今回は、身内の戦いを楽しむことに興味が向きすぎ、高校生に負けたことについては反省しており、来年は、きちんとベストメンバーを組むと宣言してくれた。来年は安心してレースを見られそうだ。

■2024年1月13日(土曜日)
 久しぶりに学生とトラック練習。メニューは400m×10。設定タイムは72秒、休息は200mジョグ。
 1本目はスタートから体感としては70秒よりも速いペースではしっているのではないかと感じ、このペースで10本となると、最後まで走るのは厳しいと思った。タイムは70秒6。先頭は70秒を切っていて、自分の感覚は間違ってはいなかった。
 2本目以降は、設定タイムに落ち着くことを期待したが、あまり速度に変化はなく、練習を終わってから先頭を引っ張った学生に話を聞いたところ、最近調子が良いとのことで、彼の感覚としては、無理せず楽に走れたペースだったようだ。長距離の学生たちの練習に混じっているので、つなぎの200mジョグが早く、63秒前後で走っているときよりもジョグでダメージが積み重なる感じもあった。2本目から4本目は71秒3、70秒8、72秒3だった。4本目のフィニッシュ手前で呼吸が苦しくなりえづき、フィニッシュ後は、何度もえづいた。  完全に立ち止まってしまい、5本目につて行くことはできないことが確実なので、ここでいったん体勢を立て直すべく1本走るのをやめ6本目から再スタート。このときには先頭を走る学生が変わっていて、4本目までよりもかなりペースが遅く感じられた。この感覚も間違っておらず、73秒6だった。つなぎのジョグも遅くなり、みんな苦しくなっていることがわかった。7本目と8本目は73秒6と71秒5で、何とか設定ペース前後で走ることができたが、8本目が終わったところでまたえづき、また立ち止まってしまった。6本目から右膝蓋骨下付近にちょっと痛みも発生し、明日の駅伝のことを考え、ここで終了することにした。結局400m×7の練習となった。

■2024年1月12日(金曜日)


間引きしたミニダイコン
 新型コロナの医療機関当たりの平均患者数が7週続けて前週より増加という報道があった。厚労省によると全国的に緩やかな増加傾向が続いているという。国民の8割がワクチンを打ったのに、なんで増加するのだろうか。あれだけ周りの人に迷惑をかけないためにワクチン接種を推進していたが、効果があったのかどうか国からは説明がないのが残念だ。
 県別では岐阜県が1つの医療機関当たりの平均患者数が15.23人なのだという。神奈川県は3.34人。全国でもかなり数値の低い地域ではあるが、次男は昨日コロナと診断された。いまだに新型コロナと報道されているが、いつになったら「新型」ではなくなるのか。次々と変異をしていて、常に新型という意味なのか?5類にカテゴリーが変わった時点で呼び名をかえればよかったのに、タイミングを逸してしまったようにも見える。

■2024年1月11日(木曜日)
 次男が朝から体調がすぐれず体温を計ったところ38.5度だったため学校を休んだ。1日寝ていたようだが、午後には39度台に上がり、夕方病院へ連れて行った。病院では発熱外来が接地されていて、患者は一般の患者からはカーテンで仕切を作られ分けられていた。病院は込んでいたのでかなり待たされたが、まずは問診があり、体温を計ると39.2度だった。その後待機場所へまた戻り、しばらく待った後、診察があり、喉はそれほど荒れていないとのことだった。コロナやインフルエンザの疑いはあるので、その後検査を行った。一昨年コロナの検査をしたときには、結果が出るまである程度待った印象があったのだが、インフルエンザとコロナを同時に検査するのでもっと時間がかかるのかと思ったら、あっという間に結果が出た。結果はインフルエンザは陰性で、コロナが陽性だった。今日を0日として、明日から5日間は外に出ないことを医師から説明され、4日目以降、発熱もなく體の状態も問題なければ、6日目からは学校へ通ってもいいとのことだった。
 帰宅後、次男はちょっとだけ食事を薬を飲み就寝。しかし3時間ほどで起きてきて、熱を測ると37.9度まで下がったようで、かなり體は楽になったようだ。
 次男の影響で、三男は同じ部屋で寝られなくなったのだが、三男は、妻から「パパと同じ部屋で寝てね」と言われ猛反発した。こちらも、どうせ「いびきがうるさいから嫌だ」という発言をするのだろうと思っていたのだが、そんなに嫌がらなくてもいいではないかと思えるほど怒っていて、とても悲しくなった。結局、三男は、リビングのある和室で寝ることになった。

■2024年1月10日(水曜日)
 久しぶりにワットバイクで30秒全力こぎを3セット。以前使っていたワットバイクでは、ハンドルの部分に肘を置く場所があったのだが、今日使ったワットバイクは、以前使っていた機種よりも上位機種のようで、肘を置く場所がなく、前腕に体重を乗せながらこぐことになり、ちょっと前腕が痛かった。
 ワットバイクのコンピューターはきちんと作動しているのだが、充電が不十分で、3セット終わった後に、結果のデータを画像で残しておこうとスマートフォンを探している内に電源がOFFとなり、データが全て消えてしまったのは、残念だった。
 全力こぎは、1セット目はある程度しっかりこげたのだが、2セット目以降は、後半になると力がペダルに伝えられなくなってきて苦しかった。もっとハムストリングスに負荷が来て欲しいと思いながらの全力こぎで、結局3セット終わった後もまだハムストリングスには余裕があり、あまり追い込めていなかった。ハンドルの形状が以前とは違って、以前と姿勢が若干違うので、徐々に慣れていくしかない。

■2024年1月9日(火曜日)
 朝から次男がインコに向かって「いいよなぁ、学校にいかなくていいから」と話していた。今日から学校が始まるということで、ちょっと憂鬱なのはわかるが、インコに「いいなぁ」と言うのがちょっとおかしかった。彼がなぜ憂鬱かと言えば、早速今日から小テストがあり、そのための勉強を休み中にしていなかったから。朝食時に少しだけでもテスト範囲を見ていきなさいと妻にせかされ、一応食事をしながらテスト範囲のテキストを見ていた。結果はどうだったのかはわからない。
 昨夜は、三男も宿題をやっていないということで、書き初めを行い、2枚の内の1枚目をしっぱし、その紙で練習をすればいいのに、直ちに丸めてしまい、残りの1枚でなんとか書ききった。結局練習なしの本番のみ。宿題の中には、自主学習を求められていたようなのだが、今月行われる英検のための勉強を休み中に少しはしていたのだから、妻からは英語の勉強を提出すればいいのではないかと言われたのだが、頑なにそれを拒否し、絵を描くと言って絵を描いたようだ。
 長期の休みの終わりは、親にとっては、いつも心穏やかにできない時間になる。

■2024年1月8日(月曜日)
 昨日学んだイメージを今日は、サーキットトレーニングとペース走で実践。サーキットトレーニングでは、特に、バーピーと腹筋で成果があり、普段よりも疲れが少なく速い動きができたように感じた。伸びているときには縮み、屈曲しているときには伸びるイメージなのだが、とても面白い。
 ペース走は4000mで実施。最近は、1000mあたり3分50秒から4分くらいのペースでしか走れず、ジョグのような感覚でしか走れなかったのだが、今日は、いつもより軽快で、最初の1000mは3分32秒7だった。このまま同じペースで走りたかったが、普段走れないようなペースだった影響もあり、少しずつ呼吸が苦しくなってきて、軽快さが損なわれていって、その後のラップは、3分36秒8、3分44秒2とペースダウンし、最後は何とか盛り返して3分36秒2ということで、ペース走にはならなかった。しかし、イメージを変えることで、動きが変わるということを、自分の走りの中で確認することができ、成果はあった。

■2024年1月7日(日曜日)
 骨ストレッチ講習会に参加。蝶形骨と仙骨をつなげるというのがテーマだった。蝶形骨と仙骨をつなぐ背骨をどう使うかということを様々な例えを示してもらいながらイメージしていった。最初は、蝶形骨付近やあばら骨などを直接触って確認しながら様々な動作をし、ただ触るだけで動きが良くなるのだが、最終的には、イメージだけで動きを変えるというレベルにまで到達し、見た目は何も変わらないのに、ちょっとしたイメージの違いでこれほどまでに動きが変わってしまうのかとただただ驚くばかりだった。簡単に言えば、からだが見た目が伸びているときには、からだのなかの骨は縮ませるイメージ。からだが見た目が縮んでいるときには、体の中は伸びているイメージ。これを人に伝えようと思っても、なかなか言葉にすることが難しく、説明をしたとしても、同じ経験を積んできた人でなければ、何を言っているのかわからない用に思う。まずは、自分の中で、しっかりとイメージして動けるようにし、最終的には無意識でもできるレベルにするところを目指し日常生活をしていこうと思う。

■2024年1月6日(土曜日)


どんど焼き準備完了の海岸
 午前中に韓国式サーキットををしようと思っていたのだが、競技場に立ったのだが、ウォーミングアップの時点で、右膝に違和感があり、全力ダッシュが難しいと思い3000m、300m、200m×2、100m×3に変更したのだが、その後のウォーミングアップで、今日は走ること自体が危険な感じがしたため、結局練習は中止。
 その代わり、骨ストレッチの動画を見て、新メソッドを学び、胸骨を意識した新たな方法に感動。新メソッドにより普段大腿部の前面の力がきちんと抜けていないことを実感した。今年から骨ストレッチは、芯動骨整体と名前が変わるという。芯動骨整体を通して、ますます自分の體と対話していきたい。

■2024年1月5日(金曜日)
 午前中にサーキットトレーニング。年末からタイムは安定してなかなか良いタイムでやりきれている。その後2分ダッシュ+2分ジョグ。サーキットトレーニングのように氣持ちよく走れればいいのだが、ダッシュの走りが、ダッシュになっているかと言えば、ジョグよりいくらか速い程度ではないかと思いながら、なんとか今出せる全力では走った。いつもであれば、1本目は特に呼吸が苦しくなるところなのだが、今日は、全く追い込めず、本数を追うごとに少しずつペースアップができるようになり、中盤でやっとこの練習らしいペースになった。来週は、駅伝に出場予定だが、今の状況では、まともに走れるとは思えない。ちょっと氣持ちを入れ替えて練習をしていかなければと思う練習となった。 

■2024年1月4日(木曜日)
 一昨日の海保機と日航機の衝突事故について、海保機の機長は事故について「わからない」と話し、「いきなり(海保機の)後ろが燃えた」と説明したとの報道があった。事故直後に、持っていた携帯電話から羽田航空基地に「滑走路上で機体が爆発した。自分は脱出した。他の乗員については不明」という主旨の通報をしていて、日航機が衝突したことに氣付いていなかったようだ。
 ジャンボ機に後ろから衝突されたとすれば、車での衝突よりも激しい衝突になるはずで、そんな状態で、しかも映像で見る限り、相当な炎が立ち上がっていて、飛行機から脱出ができるのだろうかと思ってしまった。機長の証言通り、爆発だけであれば、脱出の機会もあるように思えるが、追突だったら脱出の余裕などないのではないかと思えてくる。機長が追突を実感せず爆発だと思って行動したことが命を救う結果となったのかもしれない。人の思い込みというものは、凄い力を持っているのかもしれない。

■2024年1月3日(水曜日)
 朝の練習は、本年最初のサーキットトレーニング。年末と同じく、體は比較的良く動いてくれた。その後4000mペース走。年末は動きが悪くジョグのようだったが、その時よりは體は動き、年末よりは1分以上タイムは良かった。1000mごとのラップは、3分47秒3、3分54秒6、3分48秒7、3分41秒2。最後に300mを走り、43秒4。久しぶりの速い速度で、実際のタイムよりもかなりの努力感があった。
 午前中は、石川県の状況、日航機と海保機の事故の状況、そして箱根駅伝の状況が氣になりながら、家族で東京へ。東京へ着く頃には、箱根駅伝の勝負はついて青山学院大学が復路は圧倒的な力の差を見せつけて優勝していた。
 東京では、妻の家族とその孫たち7人が集まり、新年の会食となった。妻の妹の息子さんは、今年は小学生の年になるそうで、一度も直接会ったことがなかったのだが、やっと会うことができた。その後は、妻の実家で団らん。家族みんなが元気に顔を合わせることができるというのは幸せなことだと改めて感じる時間だった。

■2024年1月2日(火曜日)


誓いの丘公園




記念撮影
 横須賀へ戻る日。朝は、次男とジョグで10分ほど行ったたんぼ道でダッシュ。150mくらいはあったと思うが、直線で緩やかな上り坂となっており、ダッシュをするには最適な場所だった。しかし、3本終わったところで、次男は、お腹がすきすぎてお腹が痛く、これ以上走れないと言い出し、結局3本で終了となった。
 実家を出発する前に、高校時代の友だちが、我が家も犬を飼っていることを知っていたので、犬を連れて顔を出してくれた。我が家の犬は、近所のペットショップに預けてあったので、一緒に引き取りに行き、いくらか話をすることができた。年末年始は、ゆっくりと会うタイミングがなかったので、夏には改めてゆっくり会えればと思う。
 帰りの高速道路は、高速道路に入った直後から渋滞だった。その後は、御殿場から大渋滞。足柄サービスエリアで休憩したのだが、サービスエリア内で車が進まないほど大渋滞となってしまい、我慢できず、足柄サービスエリアからETC出口があったのでいったん一般道へ出た。グーグルのナビに頼って山道を登っていくと、誓いの丘公園という開けた場所に出た。富士山の眺めがとても素晴らしく、雲は龍のような形をしていて、今年が辰年ということもあり、とても氣分が良かった。その後、改めて高速道路に戻り、自宅へ着いたのは、実家を出て8時間後くらいだった。
 夜、テレビをつけると、日航機と海保機が羽田空港で衝突し炎上したというニュースがあり驚いた。海保機は、昨日の被災地の支援に行くところだったようだ。映像で見る限り、両飛行機とも炎上していた。海保は5名の隊員が亡くなり、1名だけが助かったという。日航機は、なんと全員無事だった。日頃の備えがしっかりしていたということなのだろう。完璧な仕事をした客室乗務員を称えたい。

■2024年1月1日(月曜日)


猿田彦三河神社




背の順に並ぶ子どもたち




全員集合
 朝は、100分のロングジョグ。山の方向に走っていったので、信号はほとんどなく、最初の信号に出会うまでに20分、コンビニに出会うまでには30分くらいかかり、改めて田舎だなぁと時間下。コンビニのある交差点を左折すると、山道を登っていくことになるのだが、その道には、頻繁に猿田彦三河神社の看板が目に付いたので、その矢印に従って、神社へ行ってみることにした。猿田三河彦神社は、山の中にあり、第一鳥居は神社前の大きな池の前に立っていた。山道を登ってたどり着いた本殿は、意外と新しく、室内照明の影響か本殿の中はとてもキラキラしてまぶしかった。
 参拝後、神社の横に高さ4mの五重塔がガラス張りの建物の中に立っているのに氣がつき近づいてみた。その塔は、徳川家康から家光までの三代の将軍に仕えたの大久保彦左衛門の末裔の大久保新太郎氏が作成し奉献したものだった。大久保彦左衛門の名前は、小学生の頃から知っていて、何度かハイキングで大久保彦左衛門にゆかりのある彦左公園に遊びに行った記憶があり、小学生の頃の思い出がよみがえってきた。
 神社参拝後は、また山しばらくを登り、あとはひたすら下った。昔の思い出がいろいろと頭の中に浮かび、その思い出に浸りながら無事帰宅した。
 今日は、妹の家族も帰省し、家族全員が集まっての食事となった。子どもたちも大きくなり、それに比例し、部屋は人が入りきらずとても狭く感じられるようになってしまった。父母からすれば子どもが3人、その配偶者が2人、そして孫が8人。大所帯になった。年に1度か2度しか集まれないが、孫たちはすぐにうち解けて、仲良く遊ぶことができる。家族っていいなぁと思った。
 そんな子どもたちの遊ぶ姿を眺めている最中に、全員のスマートフォンに緊急地震速報のアラームがなり、あわてて窓を開け出口を作った。震度は3とのことだったが、石川県では震度7を記録し、大津波警報が発令された。NHKのアナウンサーが「今すぐ逃げること!」と、今まで聞いたことのない様な強い口調で避難を呼びかけていて、大変なことが起きているということが伝わってきた。昨年横浜市から新潟県長岡市へ引っ越しをした知人に連絡をしたのだが、地震によりパソコンのディスプレー机から落ちるほどの衝撃で震度6だったとのことだった。ご家族は無事とのことでホッとした。本当に正月初日から大変なことになってしまった。



[昔のいずみ]