Swimming (2001.2.15)


 

 眠ぅぅい。眠い。今、私は猛烈に眠いのであります。春眠暁を覚えずなどと申しますが、私の場合、暁どころでは無くって、赤土の塊をチョコだと言われれば、間違って頬張ってしまうほど眠く、また赤塚不二夫の描く、おでんは一度食べてみたいと思うほど眠いのです。え?切れがない?だって眠いんだもの。

 まだまだ寒い日が続くとは言え、暦の上では、もう立派な春で御座います。例によって私も、土手から這い出た蛙の如く、え?まだ春じゃねえよう、もうちょっと寝かえてくれよう。とでも言いたげな素振りでもってヨタヨタとベッドに這い戻りたい衝動に駆られるのであります。こんな日は勉強なんて、はかどるもんじゃありません。だいたい、キータッチだってままならず、寝かせてくれよう、を、寝かえてくれよう、とか打ってしまったりするくらいだから、論文なんて書けるもんじゃないっすね。だって、3行も戻るの面倒なんだもん。

 こんな時には、とっとと眠ってしまうのがベストなんですが、それもまた困りもので、こんな時間、えっと、現在、夕方の4時半、なんかに眠った日には、8時とか、9時にごそごぞと起きだして、10時くらいには、やたらと元気になってしまう。それで、どうするかっていうと、どうもしないんで、だらだらと飲酒、そして、思いつき大掃除が始まったりするのです。気がつけば午前3時とかになってたりして、あ、やば、早く寝なきゃ、と言いながらも頭が冴えて眠れず、悶々と午前7時くらいに就寝、起きると夕方。そして、8時とか、9時にごそごぞと起きだして、10時くらいには、やたらと元気になってしまう。それで、どうするかっていうと、どうもしないんで、だらだらと飲酒、そして、思いつき大掃除が始まったりするのです。気がつけば午前3時とかになってたりして、あ、やば、早く寝なきゃ、と言いながらも頭が冴えて眠れず、悶々と午前7時くらいに就寝、起きると夕方。と、コピーアンドペーストで行数を稼いでいる訳では断じて無い。

 斯様な理由故、昼寝等と謂ふ物を行ふれば、翌日、否、翌々日に迄、其の影響が及ぶのわ必至で有り、をっと、文学さんが登場です。いけません。とまあ、次の日の事を考えて昼寝なんて、そうそう出来ないのです、私は。んじゃあ、Textでも更新しようかなあなどと思いガチャガチャとキーを打っているのですが、どうにも巧くいきません。人間の三大欲ってのは偉大で、人は日光浴を禁ずるとビーチで女の子にもてなくなり、入浴を禁ずると臭くなり、睡眠欲を禁ずるとコピーアンドペーストを多用するのであります。

 あまり面白くないので、それは置いておくとしても、睡眠欲を何とかする方法ってのは、何か無いものだろうか。よく、眠くならないドリンク剤ってのはあるけれども、あれはカフェインかなんかで、眠気を紛らわすだけで、あ、そう言えばあれ、例の時には小林に大量に飲ませました。眠るなあ、とか宣いながら。今考えれば、雪山でもあるまいし、眠るなあ、はないだろうと思うのですが、とにかく睡眠欲を紛らわすのではなく、睡眠欲を満足させるドリンク剤みたいなのは無いのだろうか、いや、それは睡眠薬だろう、という声が聞こえてきそうだが、そうではない。私は眠いのである。睡眠薬なんぞ飲まなくても眠れるのである。問題は如何にして睡眠をとらず、睡眠したかのような気分になるかである。しかも、即効性のやつがいい。出来たら売れると思うんだけどなあ、大正製薬あたりで出してくれれば買うんだけどなあ。辛いお眠に、強力8時間寝たつもり薬、10分後には8時間、寝た気になります。とか、小児用寝たつもり薬、シロップ状なので小さいお子さまにも安心。って、小さいお子さまは普通に寝ればいいか。あと、ちょい眠用寝たつもり薬、2〜3時間用、高速道路の路肩で眠るときのような心地よさを再現。とか、そうなると小林製薬あたりが、授業中、電車の中でのうたた寝を忠実に再現、終点で車掌に起こされる夢を見ますとかいうキャッチフレーズで新商品を開発するんだろうなあ。

 そんなわけで、これを書き終えた時点で5時ちょっと前、なんとか、睡魔のピークは通り過ぎたらしい。私は少し安堵して、赤土を頬張りながら、このTextをアップすることにする。ふぁあ。


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