ヤツは風に似ている
気紛れに振るまい 決して一つの場所には留まらない
時に優しく頬を撫で 時に傍若無人に暴れまわり
熱気で人を焼き 冷気で人を凍らせる
嵐を呼ぶのも風 波を粟立たせるのも風 木々を手折るのも風なら
種を運び命を伝えるのも風
この地球を包む 大気というもの
俺は風なんか大嫌いだ
あいつのイメージは水
透き通っていて 決して誰にも汚されたりない
時には柔らかく人を包み 時には暴走して人を飲み込み
熱気で湯になり人を暖め 冷気で氷になり人を冷やす
大地を流すのも水 木々を倒すのも水 渦を巻いて全てを呑み込むのも水なら
種を潤し命を育むのも水
この地球にある 蒸気というもの
俺は水なんか大嫌いだ
END
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<めそさんのコメント>
なんで二人の口調なんだ…。
二人とも「大嫌い」とか言ってますが、「(自分のものでない)〜なんて大嫌いだ」
と言ってるんです。
どちらも自然にあって、生きていくために欠かすことのできないもので、全ての人に
与えられなければならない。
自分以外に与えて欲しくないけれど、でも、仕方がないことだから。
「(自分のものでない)〜なんて大嫌いだ」と言ってるんですよ。
ら…ラブラブ…(死)。
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しらす:めそポエム!!!ポエム好きにはたまらんですvイイですよね〜〜v
やっぱ、字書きさんって頭良くないと絶対出来ないと再確認しました。
上手い字書きさんが羨ましいです。頭悪いからさ、私。
風と水、こうしてみると本質は似てるんですよね、結構。
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