はじまり by Junk さん
どんなことが起ころうとも
いまからが始まりなんだ
気持ちと夢だけをポケットに
つめこんでゆっくりと歩き出そう
たりないものは途中でつけ足して
いらないものは置いていけばいい
たびは果てしなく長いんだから
あせって走ってく必要はないよ
あとでちょっと寄り道したって
どんな邪魔が道をふさいでも
無理をして越えていくよりも
まわりみちをしたっていいのさ
どんなにきれいで新しくても
まっすぐな道なんてない
かならずどこかでまがっていて
どこかで山になっている
つめこみすぎてポケットが
あふれだしてこぼれていたら
隠しポケットなんてものも
そういえばあったって思い出す
ぼくたちのまえに道はなくて
後ろには道があるといって
どこのだれかがひきとめたけど
聞いていくほど暇じゃないんだ
後ろの先には思い出だけが
ひたっているわけにはいかない
これから先にはきっと夢が
ゴールがきみを待っている
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