Don't cry any more by 若月 裕 さん
昼下がり 廃屋の空
クラクションと 人のざわめき
この街は何処にあるのだろう
地図も持たずに歩き始める
空っぽになれない 臆病な心にも
貴方の笑顔が揺れてるんだから
誰もいない日々に なくせるものなんか無い
そんな虚しいだけの暮らしに埋もれていた
明日から始まる日々をみんな…
優しく抱いて 君を見てたい
見知らぬ街で一人
古びた店先で 雨宿り
傘の無い国へ行きたい
誰かが僕に 呟いたから
貴方に投げつけた 僕の言葉の
一つ一つが今僕を傷つけている
言葉の無い日々に 笑顔を忘れかけて
誰かの優しい詩に 一人泣いてるなら
「Don't cry any more」
僕の声が
貴方の側に 届きますように…
明日は笑顔で
会えるといいね…
99' spring
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2000.07.10